炎天下、歩道のマテバシイの葉影が、数秒揺らぎます。
と、遥か数十キロ離れた法多山境内に吊るしてある、風鈴の音が聞こえました。
耳が聞こえなくなったベートーベンが叩く鍵盤が奏でるメロディは、確かに彼には聞こえていたし、臨終間際の床から動くことのできない、夜明け間近の与謝蕪村の目は、きっと白梅を捕らえていた・・・そう思えます。
ボクも空蝉・・・男ですし、光源氏に内心憧れているわけでも、もちろんありませんが。
と、遥か数十キロ離れた法多山境内に吊るしてある、風鈴の音が聞こえました。
耳が聞こえなくなったベートーベンが叩く鍵盤が奏でるメロディは、確かに彼には聞こえていたし、臨終間際の床から動くことのできない、夜明け間近の与謝蕪村の目は、きっと白梅を捕らえていた・・・そう思えます。
ボクも空蝉・・・男ですし、光源氏に内心憧れているわけでも、もちろんありませんが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます