宗教勧誘

「家に宗教の勧誘が来てさ。あの人たちって、本気で神様いるとか信じちゃってるのかねえ」
ちょっと怖いよねとお客様。

前にも触れましたが、７万年前に起ったと言われる前頭前皮質の遅延という脳の突然変異により、
ヒトは、論理的思考や理性と同時に、過去の後悔、未来の不安等も手に入れたのではないかと。

これに対し、ヒトが身に着けたのが「無い物（有るか無いか解らない、虚構も含む）を有ると信じる」能力かと。
現在、地球上の他の生物やAIが、持ち合わせていないモノではないでしょうか。

神様、宗教も、愛、友情、夢や希望、信用信頼、また国家や道徳、地位、名誉等々、
一番わかりやすいのが「お金」でしょうか。

信ずる人が多ければ多い程、「虚構」にも拘らず「実態視」化が一般化される訳で。

勿論、少数派であっても同信仰の仲間内では「現実」のハズですから、
彼らの中では、神様の存在は当たり前なのでしょう。

僕が「この世は物語である」と思う所以でもあります。