祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ チェルノブイリ事故後の住宅状況

2014-06-28 00:25:57 | 原発事故
2011年3月11日に福島原発が事故を起こしています。3年を経過した現在でも避難生活をしている人が13万人以上います。自民党の安倍政権が最善を尽くしていると言っていますが、ここにあるチェルノブイリ事故での報告を見ると、日本政府がいかに無責任であるかがよく分かります。ソビエトは共産圏でひどい国だと教えられてきていますが、現実は日本よりははるかに人道的ですね。そのあまりにも大きな違いがあるので驚いています。「NPO法人食品と暮らしの安全基金」がチェルノブイリに行って得た情報を転記します。


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●チェルノブイリ避難者・1年後には同等の住まいに入居(第5回ウクライナ報告)

3.11からすでに3年が過ぎているのに、原発避難者は未だに仮設住宅。
「福島から避難された人たちの住宅問題がまだ解決されていないことに私たちも心を痛めています」と話すのは、チェルノブイリ連盟・副代表のマカレンコ氏。

チェルノブイリ原発事故後、原発周辺から避難したのは10万2千人。その半数の人には、事故の起きた1986 年の秋から冬までに住宅が与えられ、 翌1987年6月までには、移住者全員に新しい住宅に入居していたのです

手荷物1つで避難させられた悲惨な映像は見ていても、今まで住んでいたのと同等の住宅や、同等の車まで支給されていたことは、まったく伝えられていません。

マカレンコ氏は、当時・ウクライナテレビの報道部長。
知恵をふりしぼり、報道規制をしくチェルノブイリ原発に入りこみ、厳しい報道規制を制して、事故の映像を世界中に初配信しました。

「原発などがどのように建設され、どのように動いているか、市民による監視・規制が必要。その監視・規制が機能するのは、真実を伝える優秀なジャーナリストが働いて、事実が伝えられているとき」とマカレンコ氏。

チェルノブイリ原発を石棺完成まで取材し続け、私たちが知らなかった収束作業に向けた事実を語ってくれました。

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