自然栽培をしている岡本よりたかさんのフェイスブックから転載します。私も、いろいろな本を購入して勉強をしている中で、自然栽培に取り組んでいる人たちが大勢いることを知りました。流通を優先した農産物は、本来の味や形を変え、土壌を悪くしているようです。それにモンサントの遺伝子組換えなど身体に悪影響の出る種子が増加する中で、自分の身体や家族の健康を考えると、自分で作る以外に無さそうです。あともう一つは日本脱出・・・・
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僕の思いは、自然栽培を知ってもらいたいだけであり、それ以上でもなければ、それ以下でもない。
僕の自然栽培セミナーや遺伝子組み換え食品セミナーでの最初の枕詞は、農業が地球環境を壊しているという話である。農業は僕らの生命の源でもある食べものを作り出す神聖な仕事であると自負している。だが、その仕事が、今や地球環境を壊す最大の仕事になっているという現実がある。
(こんなことを書くと、既存の農家から総攻撃を受けることぐらい理解しているが、僕は黙っていることができない性格だから、やっぱり書いてしまうのだけど…。)
人間の生命の源は、僕は、「太陽」「水」「空気」「土」そして「植物」の5つだと思っている。この大切な5つを農業はことごとく壊して行く。
「太陽」
過剰に散布された化学肥料である窒素は、亜酸化窒素となって大気に蒸発してゆく。その亜酸化窒素は、やがてオゾン層を破壊し、太陽光を殺人光線に変えてゆく。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php…
「水」
過剰に散布された化学肥料である窒素は、硝酸態窒素となって地下水に浸透してゆき、水を汚し続ける。
http://tabemono.info/report/report_7_214_1.html
「空気」
米国やブラジル、アルゼンチンでは空気中からラウンドアップの成分が75%の確率で検出されている。
http://www.cornucopia.org/…/roundup-weedkiller-found-75-air…
「土」
土壌が豊かであれば微生物が多い。だが過剰耕作により、土壌の微生物が減り、砂漠化が進んでいるという現実がある。
http://www.gef.or.jp/desert/takahasi.html
「植物」
言うまでもなく、過剰な開墾と除草剤などの過剰な化学物質の散布により、世界中の植物の生物多様性が破壊されつつある。特に遺伝子組み換え作物などの単一栽培(モノカルチャー)は、その地域の生態系を壊し、生物たちの住処を奪っている。
このような現状を起こしている最大の原因である農業は、僕は収奪型農業と呼んでいる。全ては引き算を中心とする農業である。土壌からあらゆる植物を奪い取るという引き算をし、肥料と言う足し算をして作物を作る。作物を収穫すると言う引き算をした後は、再び除草剤にて引き算してから肥料を足し算する。
今の農業はひたすらそれを繰り返して行き、やがて土壌の再生能力を奪ってゆく。自分たちの生命の源である農作物が作れない土壌を生産し続けている。肥料を与え続けていれば、そのことには気づかないが、確実に砂漠化が進んでいるのだ。
もちろん、現在の日本の最先端農業は変わりつつある。土壌微生物の増加、多量元素や微量元素のバランスを取る農業も行われてはいるが、それはごく一部であり、殆どが言われるままに農薬と肥料を大量散布する農業が行われている。
自然栽培は、その行き過ぎた収奪型農業のオルタナティブとして存在する。世界的にはアグリ・エコロジーとして見直されて来た農業であり、生き方であり、地球再生の最終手段でもある。
自然栽培は足し算しかない。土壌に生物多様性を持たせ、微生物と土壌動物と多量元素や微量元素を増やしてゆく。作物を作れば作るほど、土壌は豊かになってゆく。
僕は、この自然栽培を生活者の人たちに知ってもらいたいだけである。もちろん生産者にも知ってもらわなければならないのだが、刷り込まれて来た意識を変えるためには相当な労力とリスクが伴う。
だからこそ、僕は農業関係者じゃ無い人に知ってもらいたい。彼女たちや彼らが知ることで、選択肢が生まれる。自分たちが食べている作物によって地球環境が壊されているという意識を持ってもらいたい。その人たちが選ぶものを変えれば、意識の変わらなかった農家の意識もやがて氷解してゆく。
これから農業をやろうとしている人たちにも知ってもらいたい。地球の寄生虫となってしまった我々でも、地球と共存できる農業を行えば、寄生虫から共存動物に変われることを知ってもらいたい。
だから、僕は自然栽培を伝えるために全国を行脚する。たとえ批判があったとしても、今やるべきことは、自然栽培を伝えることだと思っている。
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僕の思いは、自然栽培を知ってもらいたいだけであり、それ以上でもなければ、それ以下でもない。
僕の自然栽培セミナーや遺伝子組み換え食品セミナーでの最初の枕詞は、農業が地球環境を壊しているという話である。農業は僕らの生命の源でもある食べものを作り出す神聖な仕事であると自負している。だが、その仕事が、今や地球環境を壊す最大の仕事になっているという現実がある。
(こんなことを書くと、既存の農家から総攻撃を受けることぐらい理解しているが、僕は黙っていることができない性格だから、やっぱり書いてしまうのだけど…。)
人間の生命の源は、僕は、「太陽」「水」「空気」「土」そして「植物」の5つだと思っている。この大切な5つを農業はことごとく壊して行く。
「太陽」
過剰に散布された化学肥料である窒素は、亜酸化窒素となって大気に蒸発してゆく。その亜酸化窒素は、やがてオゾン層を破壊し、太陽光を殺人光線に変えてゆく。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php…
「水」
過剰に散布された化学肥料である窒素は、硝酸態窒素となって地下水に浸透してゆき、水を汚し続ける。
http://tabemono.info/report/report_7_214_1.html
「空気」
米国やブラジル、アルゼンチンでは空気中からラウンドアップの成分が75%の確率で検出されている。
http://www.cornucopia.org/…/roundup-weedkiller-found-75-air…
「土」
土壌が豊かであれば微生物が多い。だが過剰耕作により、土壌の微生物が減り、砂漠化が進んでいるという現実がある。
http://www.gef.or.jp/desert/takahasi.html
「植物」
言うまでもなく、過剰な開墾と除草剤などの過剰な化学物質の散布により、世界中の植物の生物多様性が破壊されつつある。特に遺伝子組み換え作物などの単一栽培(モノカルチャー)は、その地域の生態系を壊し、生物たちの住処を奪っている。
このような現状を起こしている最大の原因である農業は、僕は収奪型農業と呼んでいる。全ては引き算を中心とする農業である。土壌からあらゆる植物を奪い取るという引き算をし、肥料と言う足し算をして作物を作る。作物を収穫すると言う引き算をした後は、再び除草剤にて引き算してから肥料を足し算する。
今の農業はひたすらそれを繰り返して行き、やがて土壌の再生能力を奪ってゆく。自分たちの生命の源である農作物が作れない土壌を生産し続けている。肥料を与え続けていれば、そのことには気づかないが、確実に砂漠化が進んでいるのだ。
もちろん、現在の日本の最先端農業は変わりつつある。土壌微生物の増加、多量元素や微量元素のバランスを取る農業も行われてはいるが、それはごく一部であり、殆どが言われるままに農薬と肥料を大量散布する農業が行われている。
自然栽培は、その行き過ぎた収奪型農業のオルタナティブとして存在する。世界的にはアグリ・エコロジーとして見直されて来た農業であり、生き方であり、地球再生の最終手段でもある。
自然栽培は足し算しかない。土壌に生物多様性を持たせ、微生物と土壌動物と多量元素や微量元素を増やしてゆく。作物を作れば作るほど、土壌は豊かになってゆく。
僕は、この自然栽培を生活者の人たちに知ってもらいたいだけである。もちろん生産者にも知ってもらわなければならないのだが、刷り込まれて来た意識を変えるためには相当な労力とリスクが伴う。
だからこそ、僕は農業関係者じゃ無い人に知ってもらいたい。彼女たちや彼らが知ることで、選択肢が生まれる。自分たちが食べている作物によって地球環境が壊されているという意識を持ってもらいたい。その人たちが選ぶものを変えれば、意識の変わらなかった農家の意識もやがて氷解してゆく。
これから農業をやろうとしている人たちにも知ってもらいたい。地球の寄生虫となってしまった我々でも、地球と共存できる農業を行えば、寄生虫から共存動物に変われることを知ってもらいたい。
だから、僕は自然栽培を伝えるために全国を行脚する。たとえ批判があったとしても、今やるべきことは、自然栽培を伝えることだと思っている。
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