ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

砂漠楼で満腹

2008-05-10 22:49:51 | 
本日は、会社の帰りに誕生日をかねて仲良し4人組が集まりました。

恵比寿の東口から歩いて3分の、 「砂漠楼」 という不思議なお店。
グルメの女の子の一人が選んでくれました。

「 神秘的なムードが漂う 砂漠に現れた蜃気楼 」

こういうだけあって、神秘的な空間の中で、創作料理が次々と、
食べきれないほどのコースセットが運ばれてきました。
仕事の帰りだった僕にとっては、まさにオアシス。
朝にご飯を食べたっきり、この時間まで何も食べていなかったのでなお更に。

まずは、湯葉とうにのハーモニーがうれしい、前菜です。



かき回して食べてくださいと言うことで、スープに絡んだ湯葉とうに。
中には、煮なすが入っており、絶妙の食感です。

次に、サラダステック。



実は、これを6つのたれ(アンチョビ・ニンニクの煮だれ、
大根下ろし・しょうが醤油ソース、ゴマだれ、クリームチーズ、旨味噌、赤穂塩)
につけていただく。ぜん3つのソースは、ろうそくの火で温度をキープ。
新鮮な食材を、美味しいソースにつけて。美味い!!

更に更に、これが最高の逸品。
「湯葉の玉手箱~豚角煮・餅・湯葉包み」
とろけるような豚肉とお持ちを湯葉でまろやかに包み込み。



これだけ食べに、このお店に来ても全然おかしくないくらい、凄い美味さでした。

他にもこんな料理が出ました。








4人でお酒も十分飲んで3時間、2万5000円也の一本勝負でした。
次にハシゴしなくても、ここで十分です。

機会があれば是非一度は行って見て下さい。
気晴らしにいいです。


砂漠楼 恵比寿本店
~東京/恵比寿~
住所:〒150-001 東京都渋谷区恵比寿1-15-4 メゾン115 B1
アクセス:JR恵比寿駅東口 徒歩3分
地下鉄日比谷線恵比寿駅 徒歩4分
TEL:03-3441-5877


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冷たくてドライなマスク

2008-05-10 08:13:16 | 
僕は、他人からどう見られているのだろう。
ふと考える時があります。
他人からどう思われようが、あまり気にしないようにしています。
けれど、とは言っても、気にならないと言ったら嘘になります。

多分、そっけなく、ドライで、ことによったら冷たい人だと、
思われているかもしれません。
本当は、そんなことはありません。
自分で言うのもなんですが、結構、情に厚くいい奴なんです。
ただ、そう見られるのは、いつからかそのように「ふるまう」ことを、
決めてしまったからからかも知れません。



私利私欲や裏切り、悪意などを見て、ほとほと疲れた時期がありました。
なら、もう“人”というものに踏み込まない、周囲1メートル以内に、
決して踏み込まない。だから、自分の周囲1メートル以内にも、
誰も踏み込ませない。そんな悲しいふるまいを続けてきました。
本当に心を許せる人にしか、本当の自分を見せない。
あんなに一杯いた友人や知り合いも、いまではごく限られた人としか、
付き合うことをしなくなっています。

それでも最近は、だいぶ“大人”になり、いろんなことを呑みこめるようには
なっていますが、基本的なスタンスに大きな変わりはないようです。

僕は昔から、後輩や部下というものに、ついつい思い入れを濃くして、
後戻りできないところまで行ってしまう“クセ”がありました。
それが男性でなく女性だとなおさらに。
なぜなら女性はか弱く、慈しむべくものとの古風な観念が僕にあったからかもしれません。
H子などはその典型でした(実際は、女性の方がずっと強いことを後々に知ることになるのですが・・・)。
その人の抱える悩みや苦しみ、様々な事情を知り放って置けなくなるのです。
外側から何をしたとてなかなか救ってあげられないことが多く、
また経済的な問題でもしてあげられることに限界があります。
そうすると、どうしても内面に入っていかざるを得なくなります。
立ち入れば立ち入るほど、心は友情や同情から、愛情や恋愛へと変化します。
心の病や問題を救えるのは、深い愛であると思います。
そこまで行き着かないと、どうにもならない感じがしました。
そして、そこに至ってしまって、もう後戻りできなくなって、
閉塞的な状況に陥る愚を何度も繰り返してきました。

だから、そういうことを止めようと思いました。
「ほどほどに」と言うことを知らない僕であるならば、そんな“クセ”は誰のためにもならない。
寧ろ害悪であると、深く自省しました。



本当は、どんな人にも手を差し伸べて、できるなら救ってあげたいと心のどこかで思っています。
いまもそういう人は回りに一杯います。
けれどこんな考え方自体が不遜なのかも知れません。
人のことを考える前に、まず自分がしっかりしろ。ですよね。

しかし、「冷たくてドライなマスク」(決して僕が二枚目でハンサムとかではないです)にも、
多少疲労感がでてきちゃって、少しは「解禁」しようかと思う今日この頃です。
C子のことも、H子のことも、Iちゃんのことも、今となってはいい思い出ですし。
今ではさすがに、程度と言うものもわきまえられるようになっていると思います。
「ありがためいわく」なんて言われそうですね。その時はその時でしょうか。

苦しみから解放された人の笑顔はとても気持ちがいいです。

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