ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

お酒(禍福は糾える縄の如し)

2008-05-03 22:39:00 | 
新玉葱と鰹のたたきサラダ風をツマミにバランタイン21年の水割りを呑む。
なぁ~んてことはめったに無いのです。

何しろ学生時代からこの方十数年、お酒が好きで好きで欠かせません。
焼酎、日本酒、ウイスキーなんでもござれ。

酒が強いこともあり、妙に誘われる機会も多く、酒量が増えて、
そして、呑めば呑むほど、また酒が強くなり好きになるという悪循環。

基本的に安くて美味しいお酒が基本です。

ビールはアサヒスーパードライ。
ウイスキーはサントリーホワイトか角瓶。



あれれ、縮尺が変ですね。これはこれでほっときます。

日本酒は「浦霞」です。

   

そして最近は沖縄の泡盛にこっています。
この「残波」は美味い。
結構呑みやすいです。

  

でもあまり呑みすぎると、健康を害するので気をつけないといけませんね。
ここんところお家に帰ってきても欠かさず一杯やるクセがついてしまって・・・
今年こそ、人間ドックに行かねば。

しかしこのお酒のおかげでいろいろ失敗を重ねてきたが、この上ない友情も育んでこれた。
禍福は糾える縄の如し。お酒についてもそうですね。
ということで、本日もまた一杯やりたくなっている自分がこわい


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C子が夢枕に立ったのか?

2008-05-03 11:23:41 | 
C子が読んでいた本。

「ライ麦畑でつかまえて」(JDサリンジャー)
「ノルウェイの森」(村上春樹)
「果てしない物語」(ミヒャエルエンデ)
「白バラは散らず」(インゲショル)
「宇宙物理学入門」(ブルーバックス)



その頃の僕は、いわば“ぷ~太郎”で、彼女が持ち帰ったアルバイトの添削に、
代理でシコシコと赤ペンを入れていた。
大学受験の数学の添削。まだ当時は数学が使える頭だったので、すらすらとこなしていた。
1週間に、100セットほどこなした。1枚500円だったか。週に5万円のアルバイト(代理)。

で、暇をもてあます僕は、彼女のそんな愛読書をつらつらと読むこともあった。

何でまた突然C子か、というとさっき朝飯食べて、少し横になった(二度寝かよ)。
そうしたら、いろんな夢をみて、その中にC子がちらりと出てきた。
脈絡も無く、本当に突然に。

実は、このブログ、もともとと言えば、彼女との若かりし頃の出来事を中心に綴っていくはずであった。
もう最近は、その本筋を外れて、何でも雑記帳と化しているが、1枚の写真をきっかけに始まる、『青春の蹉跌』をテーマにしたかったのだ。

「●●ちゃん。テーマずれてるよ」

そんなことを言いにきたのか。ま、そんなはずもあるまい。
夢枕に立ったわけでもあるまいし、きっとC子は東京のどこかで元気に暮らしているさ。



当時、実家で乗らずに投げてあった自家用車(三菱のミラージュだったか)を勝手に乗り回していた。
休日にはC子を連れて、あちこちドライブした。
そのたび助手席の彼女は、子供のようにシートの上をポンポン跳ねて喜んだ。


(「金華山」へは途中から船旅です。人懐っこいウミネコ)


「ねえねえ、今日はどこ行くの」

「どこ行くかな。海いくか。それとも温泉行く?」

「●●ちゃんとならどこでもいいよ」

「よし、そんじゃあ少し遠出して金華山に行くぞ」

「わ~ぃ、1泊だね」

そんなのりで、どこへでも行ったっけ・・・
そんなワンシーンが夢の中で飛び込んできた。

因みに当時僕が読んでいた本と言えば、山田風太郎の「魔界転生」「九の一忍法帳」とか、半村良「妖星伝」など、そんな本ばかりだった。
失うものは何も無く、ただただ自由を謳歌できた、人生のほんの刹那の時間であった。

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マーケットはどれだけ信用できるだろう・・

2008-05-03 07:39:45 | 
昨日2日のニューヨークマーケットです。

ニューヨーク外国為替市場で、ドル円相場は続伸し、1ドル=105円35―45銭で取引を終えた。米雇用統計が雇用情勢の底堅さを示したことから、円売り・ドル買いが優勢となった。
市場では「信用不安は最悪期を脱したようだ。FRBの利下げ休止観測に加え、ユーロ圏の経済指標に弱い内容も出始めており、ドルは底を打ったといえる」との声が聞かれた。
内外金利差に着目したドル買いが入り、早朝にドル円は105円70銭と、2月28日以来の高値を付けた

また、米株式市場でダウ工業株30種平均が続伸。前日比48ドル20セント高の1万3058ドル20セントで終えた。
昨年12月31日以来約4カ月ぶりの高値で、今年の最高値を更新した。4月の雇用統計が米労働需要の底堅さを示す内容と受け止められ、買いが優勢だった。

ニューヨーク原油は急反発。トルコ軍がイラクのクルド人武装組織の拠点を空爆したことや、4月の米雇用統計の内容の良さなどが好感され、前日までの下落に対する修正が急速に進んだ。

早朝に発表された4月の雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比2万人減と、市場予想(8万5000人減)ほど悪化しなかった。失業率は5.0%と、市場予想(5.2%)に反して前月から0.1ポイント低下。米労働市場に対する過度の懸念が和らぎ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ休止観測が一段と強まった。

ということです。

つい最近、1ドル=95円までドル安・円高が進んだドル円は、いつのまにか10円もの円安になっている。昨年は1ドル=124円なんていっていた相場ですが、米国のサブプライム問題をきっかけに凄まじい乱高下となっている。
米国株も年初来高値らしい。けれども冴えない日本の株式市場・・・
また、朝からテレビのニュースはガソリン値上げの話ばかりだが、トルコ軍がどうしたこうしたで原油相場はまたえらいことになっている。


毎日刻一刻と変わるマネー、エクイティ、コモディティの価格。
不特定多数の者が参加し、大量の売買によって成立する価格は正しい。
この前提にたって、市場は成立し、資本主義経済の根幹が形成されている。
需要と供給によって価格が定まるという原理。
が、本当に僕たちはこのシステムを信用していいんだろうかと常々思う。
毎日こんなに行ったりきたりする価格に、世界中の人々の生活が左右され、
翻弄されている。
ヘッジファンドや機関投資家の投機マネーが、実はこうした市場の陰の立役者。
必ずしも、実際にそれらを必要とする需要家、企業が売り買いして相場が形成されているわけではない。
売ったり、買ったりして“儲けたい”とする動機、欲望がマーケットを作っている。
それに、最近は国家資金まで登場している始末。
「SWF」(ソブリン・ウエルス・フアンド)などといわれる。
アラブの「アブダビ投資庁」など中東の国家のオイルマネー、投機好きのシンガポール、ノルウェーの国家の資金が市場を席巻している。

ま、我々には無縁な投機の世界であるが、生活への影響はままならない。
社会主義や共産主義の失敗が、こうした投機的な資本主義経済をいっそう加速させているようだ。
そういえば、中国、ロシアのマネーまで世界マーケットに影響を与えているとか。
時代も変わったものだ・・・(「遠い目」)

人間の欲望の権化=マーケット

要するに、人間は「神」や「仏様」にはなれない。
だからマーケットは永遠に続くのだろう。自らの鏡としてね。
あ~ぁ、またニヒルになってしまったな

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