田口行弘さん、ひさしぶり

2008年04月11日 | Weblog
先ほど、田口行弘氏がお参りされ、話をしました。
彼は、ドイツで東京芸大卒業後、アーティストとしてドイツで活動しています。
昨年、大阪芸術大学グループ主催の「世紀のダ・ヴィンチを探せ! 国際アートトリエンナーレ2007」にドイツから応募して見事「大賞」に輝きました。
そのことは以前、私もこのブログでとりあげました。その折、賞金を大阪芸大から頂き、ご縁のある3か寺に有志としてたくさんの寄付をされました。
今日、よくお話を聞きますと、その賞金のうち、なんと20%もの高額の税金が日本国に納めた後、頂いたそうです。無茶苦茶ですね、日本という国は。考え方が貧しい。国家がアーティストを支援するどころか、税金として多額を強奪するとは。そのあげく、税金を無駄遣いしたり、お金がたくさんある銀行にタダ同然の金利で貸し付けたり。
その話はともかく、きらめく才能をもっている彼のことを日本で理解できる人は、大賞をもらったとはいえ、まだまだ少ないのは嘆かわしい。
このたびは、ドイツ空手協会に同行する形で帰国したそうであるが、一人のすぐれたアーティストがアーティストとしての道を追求するには、日本及び日本人はあまりにも鈍感で冷淡だ。(画像は田口氏のサイトから)
公式サイト http://yukihirotaguchi.com/
ブログ http://spazieren.exblog.jp/
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 入学式 | トップ | 銀座で個展 アーティスト・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事