台湾版の「一杯のかけそば」

2008年08月02日 | Weblog
このあいだ、世界仰天ニュースを見ていたら、台湾バージョンの「一杯のかけそば」をやっていました。
日本で15年くらい前に一世風靡した「一杯のかけそば」はインチキだったようですが、こちらは紛れもない実話、魏さん一家の話。
食べることさえままならない農業従事者のお父さん。
それに、お母さんと五人の子ども。
常に親は、子どもにお互いに食べ物も譲り合い、仲良くすることを教えていたといいます。
そんな家族を不幸が襲いました。腰が痛くて、我慢に我慢を重ねたお母さん。
お医者さんに見てもらうお金の余裕もなく、とうとう激痛に襲われ入院。
ところが、かなりガン(子宮頸がん)も進行していて、緊急手術をしましたが、すでに全身に転移していて元気がありません。ただ、子どもたちに見舞いに来てもらうと、少し元気を取りもどします。
ところが家と病院は離れていてバス代が出ません。
そこでお父さんも子どもたちも食べるのを節約してお金を貯めては、病院へ。
お母さんは、子どもたちがお腹をすかしているのではないかと自分に出された食事を子どもに食べるようにいいますが、子どもたちは「食べている」と遠慮します。
見るに見かねた福祉の関係者が子どもたちにご飯を食べさせ、感心な子どもたちのことを周囲に話します。それがメディアに大きく取りあげられ、台湾重の人からお見舞いのお金が送られました。
ところがお母さんはすでに、ガンも末期的な段階。お母さんは、延命治療をせず、そのお金を子どもたちの招待に役立ててほしいと願います。
そして、とうとう、二年前に息を引き取りました。

今日は「青少年の一座」前夜祭。
遠妙寺から今日、明日で80数名がお参りする予定ですが、実際はどのくらいになるでしょうか。
配布されるリーフレットをみました。

世界がもし100人だったら
100人のうち、30人が子どもで70人が大人です
その70人のうち7人がお年よりです

20人は栄養がじゅうぶんではなく
1人は死にそうなほどです
でも15人は太りすぎです

100人のうち75人は食べ物の蓄えがあり雨露をしのぐところがあります
でも、あとの25人はどうではありません
100人のうち17人はきれいで安全な水を飲めません

銀行に預金があり財布にお金があり
家のどこかに小銭が転がっている人は100人のうち
いちばん豊かな8人のうち1人です

と、書いてあるではありませんか!

これはショッキング、日本人の殆どは100人のうちの1人ですよね

ここに、日本特有の問題がひそんでいるのかなぁ

ともかく、今日の前夜祭と明日の本番で、みなが自分のおかれている状況を見つめ直し、目覚めれば確かになにかがかわってくると思います。
青少年の一座ご案内

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