十三世講有 日如上人

2008年03月11日 | Weblog
一昨日は、佛立第13世講有日如上人の第50回御諱に参詣いたしました。
日如上人は明治26年にご誕生。10歳で仏門に入り、清雄寺におられた関東開発の日教上人のお弟子となられ、麻布の乗泉寺に入寺されました。
乗泉寺、光隆寺で修行、また、尊い上行所伝の御題目のご信心をお弘めするご奉公に明け暮れる毎日でした。
明治45年1月に恩師、日教上人がお亡くなりになりましたが、同じ1月に横浜説教所を開設、開筵式を挙行されました。
以来、40数年にわたり、横浜を拠点としてご奉公されました。その間、大正6年には横浜説教所が佛立講横浜支部となり、その後、寺号公称して今日は本立寺となっています。
日如上人は信心が強く盛ん(強盛)、清廉潔白、なおかつ情熱と慈悲心に満ち溢れた方でした。そのお徳によって宗門の要職を歴任、昭和23年には宗務総長、昭和31年にはついに宗門の最高位、講有(第13世)に推挙され、本山・宥清寺にお入りになり、全国の教務、信者をご教導されました。
現職の講有位にあられた昭和34年2月9日に惜しまれつつ、ご遷化になり、今年、50回御諱をお迎えしたのです。
記念のDVD「日如上人御一代記」を拝見して、そのご遺徳に改めて「すごく立派な方だったんだなぁ」と感銘を覚えました。
今の私たちとは比較にならない厳しい時代を生き抜かれて、このようなご生涯を送られたのだなぁとも、また、もともと私たちとは生まれの違う、素晴らしい教務の中の教務というお方だったんだなぁと思いました。
まぁ、もう、私は日如上人のご遷化になった年になるまで、あと7、8年しかないけど、それって本当かな。しょうがない、できることをコツコツ、やらせてもらっていくより、他にないなぁ。
なるべく、頑張るぞ!

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1 コメント

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ほっ (さかなしゃん)
2008-03-13 03:01:40
久しぶりにブログ拝見させていただきました。なるべく頑張るぞ!っというくくりにとても感動しました。御導師様のようなな方がフランクに言われると、こんな馬鹿な私でさえご信心の意欲みなぎって来ます。純粋に、あは単純ですね。一切衆生どんな人にもご信心はさせていただけるんだなぁ~と言う事を御導師様のブログからは改めて教えていただきます。本当によかったです。なんだか今までお寺は敷居が高いなと思い込んでいましたが、ご弘通のご奉公に励もう!と。またお彼岸も近いのでもっとお寺に近づかないといけませんね。御導師様、重ね重ね本当にご多忙と存じますが、ブログの更新どうぞ宜しくお願い致します。生きていく上で、何だか腹の底、魂から力が沸いて来ます。

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