11月28日、山内日開上人が講有として招集された初の宗会、また、私が宗務総長に就任してからも最初の宗会が開催されました。
第28期宗会議員としても最初の宗会でしたが、宗会の中での各種委員会や委員長の互選による決定、宗制の一部改正案の承認、また、各種補正予算案の承認などが主な懸案事項で、ほとんど承認されました。
まずは、顔見せの宗会みたいな感じでしたが、いやぁ、私はそれなりに神経を使い、疲れました。
宗門もキチンと運営していくのは大変なことだと実感しました。
適当にやっていくのが許されないのが宗教法人ですし、みな、自坊のことで「いっぱいいっぱい」なのを宗務本庁なり、支庁なり、布教区の事務やご奉公をこなしていくのです。
ですから、なかなか忙しくて大変です。
私はどちらかといえば、事務的なことは苦手ですが、そうもいっていられません。
一方、宗門のご弘通をリードしていくのも本庁のご奉公ですから、骨が折れます。
しかし、精一杯のご奉公をさせていただいて、悔いを残さないようにしなければなりません。
宗会が始まる前の日も当日も、本当にお縋りする気持ちで宗会ご奉公の無事成就を祈願しました。
すべて終了した後、参議会が開かれ本庁を後にしたのは日もとっぷり暮れた後でした。
無事終了は有難いとつくづく感じて帰路につきました。