今日は、宗務本庁で宗門が推進する東日本大震災後の被災寺院に対する支援、「プロジェクト7」の会議が開催されました。
被害を受けた東北、南関東、北関東諸寺院(第5、6、7支庁)の代表や全国の支庁長と私たち新本庁の役員との打ち合わせ会議です。
じかに話を聞いて、今さらながら被害の甚大さと長引く被害の実態、復興の遅れを実感しました。また、被災寺院の方ではどのように感じ、何を思っておられるのか、「プロジェクト7」という支援のあり方についての意見など、貴重なお話を伺いました。
もう一度、支援させていただこうという側と支援を受け容れる側とのズレを調整して、できるだけ希望に添った支援ができるように態勢を立て直さなくてはならないというのが結論でした。
人間と人間、会ってみて話してみて、初めて通じるところがあるのですね。活字や写真の訴える力も大きいけれど、それだけではなく、心と心がふれ合って初めて話が通じると思いました。
今日は良い勉強をしました。明日からのご奉公に役立てなくてはならないと思った次第です。