雪は憎いですか

2006年01月21日 | Weblog
寒さが東京でも今年は厳しく、とうとう今日は雪になりました。私は今日は大田区の宗正さんのお宅で御講(自宅での法会・・ほうえ)がありましたが、その途中から雨が雪に変わりました。雪になるときまって、東京では交通は大渋滞、けが人が続出します。商売は暇になるし、だから雪は東京では厄介なシロモノとされています。東京だけでなく、雪国では今年のような大雪だと敵のように思われています。屋根を押しつぶしたり、死者まで出ていますから、いつもよりずっと嫌がられています。でも雪はあらゆるものにお化粧をほどこし、銀色で厳ってくれ、あたりはロマンティックなムードに包まれます。でも、こんなことを言うと今の時代は不謹慎のような感じになっちゃいますよね。雪を俳句に詠んだり、和歌にしたら殺されそうな感じですね。少し、寂しい気分です。
日蓮聖人も佐渡島では雪に埋もれたお堂で厳寒の中、過ごされたと聞いています。雪や寒さに負けないで、寒修行参詣にあと半月、頑張りましょう。
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