常住寺

2005年11月03日 | Weblog
今日は王子常住寺に。高祖日蓮大菩薩の御会式に参詣させていただきました。
御導師をつとめられたのは、広島佛立寺の御住職、私たち東京・千葉方面の各寺院(第五支庁管内)の弘通顧問をつとめておられる伊田日雄上人です。
伊田御導師は60年前の広島原爆の被爆者で、全身やけどを負われました。もうほとんど分かりませんが、左耳の耳たぶなどを失っておられます。焼けただれて皮膚の下からウジ虫が湧いてくるほど、悪化したのですが本門八品所顕・上行所伝・本因下種の南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経とお唱えし、来る日も来る日も「おろうさん」(御題目がしみ込んだ和蝋を使用して作る佛立宗秘伝の薬)や御供水(御宝前・仏前にあげた題目水、功徳水)をぬって、さしものやけども全快。その後、原爆症など後遺症もなく、本年、60周年を迎えられました。平和を願うことの重要性を訴えておられました。御教歌は「宝塔の建(ち)たる上はあなない(足代)も取払わ(は)ねばさまたげとなる」で、きっぱり方便の一時的な教えを払うことが大切と教えていただきました。(写真はインド霊鷲山上で真実の仏教興立と平和を願う口唱)
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