80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

天使と悪魔---原作と映画

2009年05月22日 | 映画の情報
原作(文庫版3冊)を読み切って、昨日映画を鑑賞して来ました。

原作は結構長編でしかも後半は複雑になっており、
終盤近くどんでん返しで二転三転するのですが、
果たして判り易い映画に出来るのかなと思いましたが・・。

あらすじは映画のホームページを見て頂く事として
流石に内容は圧縮カットされたり書換えられたりして単純化され、
原作を読まなくとも、まあ何とか判るかナと言う感じです。
(然しやや無理では・・・との気もします)

然し、ヴァチカンのカトリック教会を中心に、「宗教と科学」をテーマにしているだけに、
日本人にとっては、キリスト教の信者でもない限り、
やや馴染み難い処がある様に思いました。

忙しい筋を追う余り、テーマ「宗教と科学」の突っ込みも中途半端です。

まあ---慌ただしい展開で、ついて行くのがやっとの思い・・。
何しろ1時間毎に来る事件のタイムリミットの中で次々処理して行くのですから・・。

その上、殺伐な画面も結構あって、

単純にエンターテイメントだと割切るのもどうかと言う気がしました。

休日でもないWeekdayの昼間と言う事もあった為でしょうが、
映画の観客はまばらで淋しかったです。