80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

啓蟄となりました

2009年03月05日 | 季節の情報
二十四節気の一つ。
冬ごもりの虫が春の陽気に誘われて、ぞろぞろと地上に出て来る時と言われます。

どうして「啓蟄」と言われるか?
語源は「蟄虫啓戸=ちっちゅう、とをひらく」の四字熟語から来たらしいです。
「啓」・・閉じているものを手で開ける意
「蟄」・・地中に隠れている、又は冬ごもりの虫の意
(大漢語林より)
いちばん最初に出て来るのは丸虫かナ・・

処がです・・、此処2,3日はとても虫が出て来られる様な気温ではないですね。

今年は記録的暖冬で、正月から梅が咲いたなどの異変があったので、
冬眠中の虫の眷属(けんぞく)達も、そろそろ地上に出て行こうと準備していた事でしょう。

だが、予報では3日、関東地方は今年一番の寒さ。

都心では最高で5度にしかならず、3~5cmの積雪ありとの事で、
これは愈々4日の朝には雪掻きの労働を強いられる事になりそうだ、と
観念して居たのですが、

昨朝、起床してみるとご覧(写真)の通りの狭庭の斑雪(まだらゆき)。
街路には全く積雪無しで、労働は免除となり助かりました。

然し、外出の準備をしていた虫共は寒さに震えて、
じっと身を縮めていたに違いありません。
---未だ春浅し、然れど遠からず---。
冬将軍の最後の悪足掻(わるあが)きだと割り切りましょう。


処で、プロスポーツ界では、一足先に春の幕を開きます。

野球は今日からWBCの試合が始まりますし、
サッカーは7日からJリーグの公式戦が行われます。

テレビ観戦でも楽しいですね。