80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

三越の凋落に百貨店の盛衰を見る

2008年10月07日 | 時事問題
三越が伊勢丹と統合して、三越伊勢丹ホールディングスになり、
更に最近、三越池袋店など6店舗を閉鎖売却する事となりました、

かって三越の包装紙は高級品の贈り物に使われ、
持ち歩く事それ自体が、セレブ、High Society(富裕階級)の
ステータスシンボルみたいな役割
を果たしていましたね。

それが今や、どうですか・・。
高級ブランド品も消費の停滞を受け、売上高が次第に低下しています。

消費の中心である若者層は、
低価格専門店やアウトレットモールに蝟集して、
百貨店は忘れられた形になりつつあります。


売上の大きな部分であった、中元歳暮の贈答品は、
地方からのお取り寄せ品が増え、
又、贈答の習慣すら次第に減っています。

百貨店側としても、営業時間の延長やら、
地方特産品の特設催し展示会などして、挽回を図っているのでしょうが、
「焼け石に水」の感じがします。

百貨店華やかなりし時代に育った、
我等中高年層としては一抹の寂しさを感じる次第。