お向かいの庭の垣根に植えられている
郁子(むべ=野木瓜)が赤くなってきました。
今年は例年より遅いのではと思ったのですが、
平成12年の記録では11月5日に赤く成った
写真の記録がありますから、やはり何時も11月初旬なのでしょう。
むべは通草(あけび)とそっくりですが、
あけびのように実が割れて口を開ける事がないのです。
「むべ」と言えば、百人一首で次の歌が、
頭に浮かびます。
「吹くからに 秋の草木のしをるれば
むべ山風を嵐といふらむ」(文屋康秀)
然しこの「むべ」は実の成る植物ではなくて
「宣」と言う字が当て嵌められる様に、
「もっともな、成程」との意味だそうです。
郁子(むべ=野木瓜)が赤くなってきました。
今年は例年より遅いのではと思ったのですが、
平成12年の記録では11月5日に赤く成った
写真の記録がありますから、やはり何時も11月初旬なのでしょう。
むべは通草(あけび)とそっくりですが、
あけびのように実が割れて口を開ける事がないのです。
「むべ」と言えば、百人一首で次の歌が、
頭に浮かびます。
「吹くからに 秋の草木のしをるれば
むべ山風を嵐といふらむ」(文屋康秀)
然しこの「むべ」は実の成る植物ではなくて
「宣」と言う字が当て嵌められる様に、
「もっともな、成程」との意味だそうです。