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コスタリカ再訪(10)スルキ・トンネル(Túnel Zurquí)

2016-01-24 19:40:35 | コスタリカ
  峠の少し手前の料金所を過ぎると、山道を降りてしまうまでわき道はない。この道は断崖を切り開いてできた道なので、大雨が降ると、ときどき崖崩れがあって、通れなくなってしまうことがある。そんな時は、大回りしていくしかない。グアピレス(Guápiles) から空港に行くときは、念のために前日、空港近くの親戚の家に行く。帰路は当然そうした。
 峠を下り始めてすぐ、スルキ・トンネル(Túnel Zurquí)に差し掛かる。
 全長600メートルのトンネルだが、中はかなり暗い。
 峠を越えたあたりから、天気が変わる。中央高原が乾期で、晴天のときでも、峠から先は雨がよく降る。スルキ・トンネルのあたりは、よく霧が出るが、この夜は幸いなことに出ていなかったが、空は曇り空だった。昔はなかった電光気温表示板は17℃を示していた。窓を開けると、さすがに寒い。ゴルゴ13がコスタリカを舞台にしたエピソードで狙撃したのがこのあたりであるが、濃い霧が出ていたら、さすがのゴルゴもお手上げだっただろう。それとも、何か秘密の道具でも持っているのだろうか。
 ちなみに、ゴルゴの狙撃地点は道路から左の方へ行ったところであるが、左側はすぐ深い谷になっている。マンガでは谷の向こう側から狙撃したように描かれていたと思うが、どうやって向こう側に行ったのだろうか。
    霧の中 ゴルゴ スナイプ する気(スルキ)かな
 
【スルキ・トンネル:リモン(Limón)からサンホセ (San José) 方面へ】
 昔は路面状態が悪く、大きな穴があいていたりしたものだが、現在はそんなことはまずないという。実際、そのとおりだった。 


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