スパニッシュ・オデッセイ

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ポルトガル圏のロペスさん

2018-01-15 17:42:31 | トリビア
 ポルトガル語圏にも「ロペス」さんはいる。元サッカー選手で日本国籍も取得した「呂比須ワグナー」(Wagner Lopes)が一番よく知られているだろう。ポルトガル語では語末は z ではなく、s になり、アクセント記号も取れる。
 
 アメリカでは López はちゃんと「ロペス」と読んでくれるようだが、Lopes は「ロープス」になってしまうのではなかろうか。実際、日本でもプレーした元メジャーリーガーの Gomes 選手は「ゴームズ」と呼ばれていた。メジャーリーグの公式サイトで調べてみたら、カリフォルニア州の出身ということがわかった。世代が進んでいくうちに、姓の本来の発音が英語読みになるのはいたし方のないことだろう。筆者の推測では、ゴームス選手のご先祖様はポルトガル語圏で、もとは「ゴメス」と呼ばれていたことだろう。ただ、もしスペイン語のように Gómez とつづられていたら、現在でも「ゴメス」と呼ばれているのではなかろうか。
 ドイツ語の姓には英語にない発音があるので、発音が変わってしまうのは仕方がない。
 例を挙げると、作曲家のバート・バカラック(Burt Bacharach)がいる。ドイツ系ユダヤ人ということだが、「バカラック」は英語読みで、ドイツ語なら、「バッハラッハ」であろう。
 あの「シルベスター・スタローン」は「スタローン」(Stallone)で定着しているが、ご先祖様はイタリア語で「スタッローネ」と発音されていたのである。イタリア語の普通名詞 stallone は「種馬」(stallion)で、映画『ロッキー』の中で、ロッキーは「イタリアの種馬」(Italian stallion) と紹介されていたが、何のことはない、スタローン自身のことを言っていたのである(「シルベスター・スタローン」参照)。 

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