姓の変更(微調整)の例を挙げる。筆者の知人のコスタリカ人にセルビアからの移民の子孫がいる。セルビア人の姓は「誰それの息子」の意味の「何とかビッチ」さんが多い。例えば、テニスのジョコビッチはセルビア語では“Đoković”とつづられるが、英語では“Djokovic”と表記されている。
英語やスペイン語では語尾の“c”は普通名詞であれば、[k] 音を表し、決して「チャ」行の子音を表すことはない。固有名詞であっても、事情を知らなければ、語尾の“c”は [k] 音で読んでしまうだろう。
そういうわけで、筆者の知人の「何とかビッチ」さんは “-vic” ではなく、“-vich”と表記されている。
姓を完全に新しいものに変更している人たちもいる。コスタリカの中国系住民の中には中国人の姓をスペイン語風に変えてしまっている人たちもいる。“Sánchez”と“Sancho”がその典型だが、詳しくは「コスタリカにおける中国系、東欧系の姓」の項を参照されたい。
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