“Corea”に戻るが、この姓はチック・コリア以外には知らない。ただし、“Correa”という姓は比較的、ありふれた姓であろう。普通名詞としては「革紐」という意味である。
発音も近い。“Corea”の方はだいたいだれでも発音できるが、“Correa”の方は“rr”の発音がやや難しい。舌先を上の歯茎につけて、何度も弾くように発音する。「ルルルル」のような感じである。これは、ネイティブ・スピーカーでもできない人がいる。筆者もコスタリカで、この発音ができないというネイティブ・スピーカーに出くわしたことがある。ブラジルのポルトガル語では“rr”(および語頭の“r”)は「ハ」行音を表すようになっている。もともとは、スペイン語同様の発音だったが、ブラジルではうまく発音できない人が多かったのだろう。
そういうことで、ひょっとして、チック・コリアの爺さんの姓は“Correa”だったのだが、うまく発音できないので、移民局で、これ幸いと、発音が易しい“Corea”にしたということもありうる。または、移民局の職員がつづりを書き間違えたということも考えられないでもない。
しかし、普通に考えれば、やっぱり“Corea”は“corear”(合唱する、合唱曲を作曲する)と関連付けるのが自然であろう。
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