前回、デスパイネ(Despaigne) 姓がスペインでは45788番目に多いことを述べた。父の父姓として使っている人が41人、母の父姓として使っている人が32人、父の父姓も母の父姓も Despaigne という人は一人もいない。
話は全然変わるが、スペインには「ハポン」(Japón、「日本」の意)という姓もあり、日本のテレビでも取り上げられたことがある。支倉常長一行の現地に留まったサムライたちの子孫らしい。
【慶長遣欧使節の支倉常長。初めて西洋人によって肖像画を描かれた日本人】
“Historia Apellido”というサイトで調べてみると、Japón 姓はスペインでは4587番目に多いことがわかる。父の父姓として使っている人は、936人、母の父姓として使っているのは947人。父の父姓も母の父姓も Japón の人は12人もいる。
珍しいと思われる Japón 姓でも、Despaigne より圧倒的に上位にあるのである。
次回からはロペス(López)やラミレス(Ramírez)などの名前も“Historia Apellido”で調べて、ご報告したい。お楽しみに。
ポチッとクリック、お願いします。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ
スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
好評発売中!!こちらは、このブログとは別物です。もちろん、トリビア満載です。