スパニッシュ・オデッセイ

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コスタリカの田舎のパン屋(2)

2014-07-28 07:09:46 | トリビア
  日本の市販のパンは大体、ふわふわしている。押せばかなり圧縮できる。これは脂肪分が多いせいだ。一方、コスタリカの義父(今は息子の一人が継いでいる)のパン屋で作られるパンは、日本のパンと比べると硬いが、それは中身が詰まっているからだ。硬くて噛めないという意味ではない。
 甘いパンもあるし、甘くないのもある。日本の食パンのようなパンは作っていないし、フランスパンのようなものも作っていない。ジャムパンやクリームパン、あんパンのような詰め物があるパンも作っていない。この手のパンは作るのに手間がかかる。ましてや、餡のようなものはコスタリカでは甘くないのが常識である。むしろ塩味である。
 パンのサイズだが、菓子パンは割りと小さめのものもあるが、日本のものと比べて、概してサイズは大きい。食事時に食べるパンは大きい。昔は長さが1メートルもあるパンを焼いていたようだ。今ではさすがにこんなに大きいパンは作っていないが、それでも日本のパンよりずっと大きい。
 日本のスーパーのような大規模店ではパンは袋に入れて売っているが、専門店では、袋に入れ図に、店頭に並べられているのが普通のようだ。昔は、食パンは1斤、2斤といって、店頭で切って売っていたものだが。
 義父のパン屋はもちろん、専門店なので、袋づめはしていない。
 食パンは中華料理屋以外では、お目にかかった記憶がない。いったいどこで作っていたのだろうか。また、スーパーでもパンを買った記憶がないが、パンは扱っていたのだろうか。今では mini super と呼ばれる pulpería (昔の日本の「よろず屋」のようなもの)では、買った覚えがあるが。 

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