スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
コスタリカ、メキシコ、ペルーのエピソード
パプア・ニューギニア、シンガポールのエピソード等

コスタリカのバス(4)

2014-03-22 10:31:50 | コスタリカ
  コスタリカのバスには、日本のように後乗りはない。必ず前から乗る。そして、乗るときに料金を払う。以前は、日本のように運賃入れがあったが、ごまかす客も多かったようで、運転手に手渡しする。運転手は料金に不足はないか、確認する。運転席に小銭ケースが置いてある。釣銭を渡しやすいように、スポンジに種類ごとにまとめて小銭を入れている。
 80年ごろの市内バスの料金は、今でも忘れない、50 céntimos(センティモ)だ。当時のレートは、1ドル220~240円ぐらい。1ドルは8.6コロンにほぼ固定されていた。とすると、バス料金は15円ぐらいだろうか。
 当時の最低額面のコインは5センティモ硬貨で、サイズは日本の1円玉よりさらに小さいが、感覚としては1円玉である。1センティモ硬貨はすでに流通しておらず、5センティモ刻みであった。この5センティモ硬貨10枚を釣りとして渡されることも一度ならずあった。5センティモ硬貨では電話を掛けることができないので、50センティモ硬貨で釣りが欲しいところなのだが。ババを引かされたような感じだった。
 コスタリカのバスは、すべて均一料金で、距離に応じて運賃が変わるということはないので、整理券などというものもない。
【私の友人の永井鉄郎氏がこのたび以下の著作を出版されました。中国語に興味のある方はご一読ください】。


はじめて学ぶ中国語文法
ポチッとクリックすると、何かが起きる(かも)。
↓↓↓
スペイン語 ブログランキングへ
スペイン語とともに考える英語のラテン語彙の世界 (開拓社言語・文化選書)
 はじめてのスペイン語 (講談社現代新書)

コスタリカの歴史 (世界の教科書シリーズ) 
 人名の世界地図 (文春新書)



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スリ(carterista) | トップ | コスタリカのバス(5) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コスタリカ」カテゴリの最新記事