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コスタリカとペルーのテレビCM

2013-12-17 11:15:13 | コスタリカ
【中米共和国(República Federal de Centro América、1823年ー1839年)国旗】
 テレビにはCMがつきものであるが、コスタリカの印象に残ったCMを紹介する前に、まず強烈な印象のペルーのCMを紹介しよう。それはトイレットペーパーのコマーシャルであった。いろんなメーカーのトイレットペーパーを転がして、品質を比較するのだが、他社の製品は途中で、破れたり、紙がくっついて転がらなくなったりしていた。ところが、この会社の製品だけは最後まで転がっていくというCMであった。それだけ一般のトイレットペーパーの品質が悪いということだろう。日本ではありえないCMで、機会があれば録画したかったのだが。このほかのCMでもダサいのが多く、あまり洗練されていない印象を持った。
 では、コスタリカのテレビCMで印象に残っているものを紹介しよう。
“Su Ave Suave”(ス・アベ・スアベ)というのがその一つ。単なるダジャレである。直訳は「あなた(たち)のやわらかい鳥」(Su は「あなた(たち)の」、Ave は「鳥」、Suave は「やわらかい」)ということだが、「やわらかい鶏肉」ということである。普通は「鶏肉、チキン」は pollo(ポージョ)というのだが。日本の鶏肉はやわらかすぎるぐらいだが、コスタリカのものはかなり硬い。日本の地鶏がちょうどいいぐらいである。
 ちなみに、コスタリカでは、鶏肉、豚肉、牛肉の中で、鶏肉が一番のご馳走で、次に豚肉、最後に牛肉と続くのである。

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