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スパニッシュ・オデッセイ

スペイン語のトリビア
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成田から香港へ

2017-04-04 21:22:15 | 香港・マカオ・広東
2017年3月20日(月)
 成田発の香港便は午前10時なので、5時起床。ホテルの前からバスが出ているので、それに乗ると7時過ぎに空港に着いた。
 早速チェックイン手続きにかかるのだが、1年半前にコスタリカに行ったときとは様子が違っている。窓口もあるが、機械がずらっと並んでいるのである。5種類の書類のうち、一つを選んで手続きをするのである。パスポートが一番簡単そうなので、それにした。
 画面の指示通り、パスポートの写真があるページを機械で読み取らせる。そうすると、搭乗予定の香港便の情報が示され、座席を選ぶことができる。スーツケース等の大きな荷物を預ける場合は、座席指定に続いてその手続きをする。タグが発券されるが、それをカウンターに持って行って預けるわけである。
 というわけで、手続きは簡単に済んでしまった。この機械のために失業した人がたくさんいるかもしれない。
 チェックイン手続きを終えた後、すぐにセキュリティーゲートを通る。ペットボトル持ち込み禁止なので、チェックポイントでお茶の残りを飲み干す。
 無事搭乗。全日空便で、飛行機はボーイング767-300である。ジャンボではなく、左右2席、中央3席のやや小ぶりである。
 1年半前のコスタリカ旅行のときも全日空便だったが、それよりは小さく、機体もやや旧式だろうか。それでも機内サービスは充実している。アニメ映画「この世界の片隅に」を見て涙ぐむ。
 タイトルの英訳は“IN THIS CORNER OF THE WORLD”となっていたが、原題の「この」はてっきり「世界」にかかるものと思っていた。曖昧さを避けるためには「世界のこの片隅で」にすべきであろう。
  飛行機はほどなく香港空港上空までやってきたが、着陸する飛行機が多いため、しばらく上空を旋回して待機。10分ぐらいぐるぐる回ってからやっと着陸できた。
 4時間のフライトであった。
 ところで、1983年にパプア・ニューギニアに赴任するとき、香港で乗り継ぎだったので、香港は2回目ということになる。ただし、前回は8時間のストップオーバーだった。せっかくなので、空港を出て近くのホテルに行き、そのあたりを見物してから、ホテルで休憩しただけ。空港も昔の啓徳国際空港だった。市街地の近くにあったような記憶がある。東宝の社長シリーズや若大将シリーズに出てくる懐かしの空港である。その空港も1998年に閉鎖されたとか。
 
 【閉港を間近にひかえた啓徳空港(1998年)。ウィキペディアより】
 今回着陸したのは香港の西のはずれの立派な新空港であった。
 

 
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出発前日、成田へ向かう

2017-04-03 22:32:51 | 香港・マカオ・広東
2017年3月19日(日)
 女房殿の父方の祖父 Rafael Con じいさんの親族探し(もちろん観光も)の旅に出る。
 20日(月)成田発の香港便に乗る予定だが、出発は午前10時ごろである。地方から当日出かけるわけには行かない。前日成田駅まで行く。
 成田空港まで行ってしまうと、ホテルの近くにリーズナブルの料金の飲食店があまりなさそうである。
 というわけで、成田駅近辺に宿泊することにした。
 JRを乗り継いでいく。居住地近辺のJR在来線には見当たらなかったが、首都圏では駅名や出入り口の表記が日本語と英語のほかに中国語(簡体字)と韓国語(ハングル)のもある。ハングルはまだしも、日本語と中国語の漢字表記が同じ場合でも、ご丁寧に両方書かれているのである。
 例えば、駅名では「上野」。その他の案内、「出口」も表記は日中共通である(「出口」や「取消」などの中国語は日本語由来)。共通のものはわざわざ中国語表記しなくてもいいと思うのだが。
 さて、東京駅から在来線のグリーン車に乗った。ただ、グリーン券を前もって購入しなかったので、車内でグリーン券を購入することにした。乗車後、しばらくすると車内販売風の男性がやってきた。ただ、車掌のような服を着ているのである。
 この男性にグリーン券の提示を求められたので、やっと彼が車掌であることが判明したのであるが、最近は経費節減のためか、車掌に車内販売もやらせているということだろうか。
 グリーン券を購入したが、グリーン車のドアの表示によると、社内で購入すると割高になっているのである。以前はそんなことはなかったような気がするのだが。
 そんなことを思っているうちに、成田駅に着いた。これまで、成田山新勝寺は遠くから見るだけだったが、今回は時間があるので、行ってみることにした。駅から徒歩10分ぐらいである。休日なので、人が多かった。もちろん、外国人の姿も多数見かけた。広い敷地に日本庭園もある立派なお寺である。
 一通り観光した後、宿泊先の APAホテルに向かう。何かと話題のホテルなので、早速、部屋に入って、話題になっている書籍を探してみた。ありました。
 ぱらぱらとめくっただけで、ゆっくり読んでいる暇はない。
 中国人観光客があまりいないかと思いきや、廊下から中国語らしき言語が聞こえてくる。ただ、耳をそばだてて聞いたわけではないので、中国語だか、広東語だか、はたまたその他の言語かははっきりしない。
 ところで、ホテルの名称「APA」の意味についてはそれらしい英語の頭文字とのことだったが、いかにも取ってつけたようである。
 それはともかく、「APA」はマレー語、インドネシア語で「何」という意味なのである。
 ということで、中国や韓国に書籍のことで、文句を言われても、“So apa?”と言っておけばいいのでは。

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女房殿のルーツ探しの旅(1) ー Con 爺さん

2017-03-28 18:54:04 | 香港・マカオ・広東
  女房殿には香港在住の香港人の友人がいる。彼女は日本人と結婚して長い間、日本に住んでいたが、病気療養のため、実家のある香港に戻った。その彼女から、遊びに来いと何度も言われていたが、やっと行くことになった。
 このブログはスペイン語関係なので、香港とは何の関係もなさそうであるが、実は少々あるのである。
 香港に行けば、カジノのあるマカオも近い。筆者はカジノには興味はないが、女房殿の親族がマカオにもいるという情報も得た。
 女房殿の親族は複雑である。特に中国系の祖父に関する家系図は大変である。正式な妻は中国人だが、コスタリカに渡って、黒人女性と白人女性との間にも子供をもうけているのである(詳しくは「“Con”じいさん」参照)。
 祖父が広東出身ということはわかっていたが、どのあたりかは知らなかった。
 詳しい経緯は後日述べるが、香港とマカオに親族が住んでいるという情報を得て、現地に向かうことにしたわけである。
 
 【若かりしころの Con 爺さん。もはや故人なので女房殿の許可を得て掲載】
 
 【壮年期の Con 爺さん】
 今回の親族訪問の旅は女房殿の、香港在住の友人の尽力によるところ大である。改めて謝意を表したい。
 
 

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