ドンドンこにしの備忘録

個人的な備忘録です。他意はありません。

「愚者の毒」 宇佐美まこと

2022年05月16日 19時42分51秒 | 作家 あ行
愚者の毒 (祥伝社文庫) 2022.5.13読了。
宇佐美 まこと (著)

一九八五年、上野の職安で出会った葉子と希美。互いに後ろ暗い過去を秘めながら、友情を深めてゆく。しかし、希美の紹介で葉子が家政婦として働き出した旧家の主の不審死をきっかけに、過去の因縁が二人に襲いかかる。全ての始まりは一九六五年、筑豊の廃坑集落で仕組まれた、陰惨な殺しだった…。絶望が招いた罪と転落。そして、裁きの形とは?衝撃の傑作!



序盤から面白く読んだ。でも、最後の最後が気に入らない。不自然な執念とその仕掛け。どちらも首を傾げた。でもそこ以外は本当に面白かった。8点。


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