エイシンデピュティが電撃引退となった。 この馬重賞4勝もして、宝塚記念まで勝っているのに、どこか印象が薄い。 それはやはりクラシックに無縁だったことが大きいね。 戦法も地味っちゃ地味だし。
私はPOGで持っていたので、思い入れは強い。 選んだ当時は「秘密兵器はエイシンデビュティ」って感じだった。 実は7月の小倉で早々にデビューの筈が、脚をぶつけて腫らし、延期となった。 と思ったら何のことはない。 結局ターフに姿を現したのは翌年の4月下旬という有様。
当然ダービーゴールのPOGでは戦力にならなかったが、それでもギリギリの5月下旬に初勝利は挙げてくれた。
その後は私もビックリするほどの活躍。 前述したようにグランプリホースにまで輝いたしまったわけだ。 先日のジャパンCでは、逃げたリーチの後に続き、直線半ばまでオッという感じの大健闘。 これはもうひと花行けるかな、と思わせたばかり。
結局は脚に悩まされながらも、これだけの成績を残したエイシンデピュティ。 まこと立派である。 すっごい地味な宝塚記念馬として、皆さんの頭の片隅にでも置いといて下さいな。 小さくメモしてね。