阪神ＪＦのアパパネは、歴代の女王と比べて、特に見劣りするということはないと思うけど、予想の稿でふれたように、ＪＦに出てない中に、素質抜群の馬が多い。
今週のひいらぎへ出走の構えのディオーサ、急転12/27の平場戦へ出るかものテイラーバートン、年明けのフェアリーＳを予定しているアプリコットフィズ、メジロオードリー、そして次走未定ながら坂路へ入っている様子の超大物ディープデザイア。 ウ～ン、この中からクラシック制覇が出ても不思議でないね。 また今週の牝馬限定戦でデビュー予定のレッドステラーノとルアーズストリートも、レース内容次第では食い込んできそう。
アパパネ、アニメイトバイオが頑張ったように、今世代の牝馬は関東勢が健闘しているのがいいね。 結局は関西馬が大きいところは勝ちそうだけど、図式としてはいい感じで進行している気がする。
なんで牝馬の話に戻ったかというと、ルアーズのデビューに心が躍っているからに他ならない。 あんまり吹いてると、どっかの馬のようになると困るけど、まあ多分大丈夫じゃないかな。 武チャン鞍上でずっと順調に行ってほしいね。
今さら云うことでもないけど、朝日杯とラジオＮＩＫＫＥＩ杯の使い分けが、最初の分岐点という感じ。 今週本命になるローズキングダムも、本来ならラジニケへ行く筈だったと思う。 まあリディルの離脱が大きく作用したわけだ。
そこでまたもトーセンファントムとの戦いだね。 トーセンは２走前の府中で、あと１ハロン地点、私の目の前で凄い勝負根性を発揮した。 その時は私が買っていた馬を交わして行った「タンコブ」だったが、東スポ杯でも同じように性能の高さを見せつけてくれた。
とはいえ前走のローズキングダムには、何やら余裕のようなものも感じた。 キャリア１戦にしては完成度が高い、という印象だった。 ローキンの姉ローザブランカを仲間内ＰＯＧで持っていたので、正直云えばちょっと後悔。 ブランカは父クロフネだったけど、こちらはキンカメ。 今年キンカメのブレイクを予想していただけに、尚更なんで獲らなかったか、という思いも…グダグダ…。
バラ族というと、基本は追い込みというイメージ。 ローキンはスッと動ける器用さもある。 それこそがモノの違いというか、精度の高さの証明ともなろう。
ロゼカラー・秋華賞３着。 ローズバド・オークス、秋華賞、エリ女２着。 ローゼンクロイツ・菊花賞３着。 一族の悲願や如何に。
