中山・中京での秋競馬開催へ。

新潟記念。終わってみれば波乱なし、て感じかな。でも馬連1890円が示すように、確信の持てるレースでなかったのも事実か。ブラヴァスは何ていうか、もうひとつ力強さとシャープさが足りない。それでも着実に成績を上げてるわけで、血統の為せる業ということになる。いや馬主の力か(笑)。ジナンボーも頑張ったが、サンレイポケットとサトノガーネットが上昇ぶりを見せつけた。特にガーネットの上り31.9は凄いね。ブラヴァスも後半勝負で勝ったのに、32.6だからね。
小倉2才Sは、私の自信の本命メイケイエールの快勝。とにかく新馬の内容と今回の追い切りから、運動能力の高さは間違いないと思っていた。少しロスがあってのあの脚は、単に小倉チャンピオンと括れないかも。時計は遅いけど、昨日は逐一馬場が悪化している状況だったから、あまり気にしないでいいと思うけどね。ほぼ1点だったモントライゼとの馬連470円もいいが、こんな強いメイケイの単勝630円は美味しすぎる。
あと昨日目立った馬は、新潟新馬戦のレベランス。不利というか前進気勢のない前半から、まさかのゴボウ抜き。ハービンジャーに母方DI。この母方もあのバレークイーンの血筋。精度は高く、母アンレールも千八が強かったが、初仔のパドゥヴァルスは去年デビューして4戦2勝。とにかく走る血が結集している感じで、ややコンパクトな馬体だけど今後も注目したい。
そして札幌では8Rを大差勝ちしたゼノヴァース。父がDIということで芝のレースを6戦して1勝。でも1月の京成杯では3番人気と支持された馬。今回初のD戦で、三分三厘からスパートしての圧勝。1.44.3だったが、最終の釧路湿原が格上なのに1.45.7だからね。これは相当な活躍が期待される。団野が乗ったけど、藤沢和厩舎でどう使って行くか。
話は変わって、昨日の競輪・向日町記念の決勝は山田英明が優勝したが、その前の特選で黄金ルーキー寺崎が平原、村上義というビッグネームを置き去りにする強烈マクリで圧勝した。今後一気に頂上への期待も出てきたな。
さて中山と中京で変則だが秋競馬となる。セントウルはG2なので熱戦を期待したいが、メンバー的にはダノンスマッシュ優勢の感じかな。　京成杯AHは名の通りハンデ戦だから波乱もあるか。5年前には馬連6万、3連単222万という大爆発だった。去年はトロワゼトワルの大逃げ圧勝だったね。またもノリを鞍上にエントリーしてきたぞ。今回はスマイルカナもいて展開も注目されるところ。　土曜の紫苑にはオークス3着馬ウインマイティーが登場。ルメールが乗るシーズンズギフト、ずっとルメだったスカイグルーヴは戸崎になった。この3頭が中心だろうが、他にも素質ある伏兵もいて、見逃せないレースになりそうだ。荒れた天候が続いているが、スケジュールは待ってくれない。行くだけだね。