朝日杯の向うに年末商戦?

先週に比べたら今週はまだ落ち着いて競馬ができるか。　朝日杯は16頭立てになるのかな。藤沢和と中内田、清水久が2頭出しなので、結構内々感はあるね。なんといってもダノンプレミアム。先週は同出走のフロンティアと併走したが、最終追いは半マイルから単走とやや軽目。まあ出来ているという判断なんだろう。動き自体は問題ないし、ここを勝って来年へ大きく踏み出すか。全兄のロードプレミアムは千八を主戦場としているが、この馬も新馬は千八で楽勝。上のロードは二千と二四を使って、人気で負けているが、ダメというほどのレースでもない。とりあえず12月の決戦は1600か2000という選択なので、よほどのバイアスが掛かった血統でなければ、来年は選択肢が広がるのが普通。性能の良さは間違いなさそうなので、川田がヒビらなければ期待は大きい。　先週の阪神JFはDI産駒が4頭だったが、こちらは2頭だけ。ケイアイノーテックはデイリー杯からの一応は王道。同じ組はフロンティアとヒシコスマーだが、ヒシは10月末デビューで4戦目とかなりの強行軍。清水久勢はカシアスと共に距離克服がポイントか。やはりメンバーを見ても、千四に傾く馬と、マイル以上もという馬のせめぎ合いだね。視点を変えれば、ロードカナロア産駒のステルヴィオとダノンスマッシュ。オルフェーヴル産駒が2才女王になったことで、こちらも期待がかかる。もし勝てば2才女王と２才王者が共に新種牡馬(別の)という画期的な展開になる。ヘニーヒューズのムスコローソも含め注目ではある。　
　有馬記念はメンバー的にどうかと思っていたが、少なくとも頭数はソコソコ集まりそうだね。1週前、キタサンブラックの最後に賭ける雰囲気は伝わってくるが、シャケトラも穴っぽい動きで、ちょっと楽しみが出てきたか。ルメール予定のクイーンズリングも動きはいい。　今年は有馬の後も競馬があるので、なんとなく座りは微妙。大井を始めとする地方との共存共栄を図る打ち合わせ、根回しもこなし、怒涛の年末商戦?が成立したわけだ。我々もついて行くことになる。あーしんど(笑)。