宝塚暗転、競馬の縮図だが…。

宝塚はまさかの結末だった。　なんとなくドゥラメンテの周辺から、かつて程のエネルギーの強さを感じない気はしていたが、離脱という最悪の展開だ。　折しも、サトノダイヤモンド凱旋門回避、マカヒキにルメール決定という流れの中でだ。　ミルコの憔悴ぶりもかなりだったが、戸崎、ルメールとの思わぬ大差も拍車をかけている。　思えば皐月賞の降着から、一気に薄暗い空間へ投げ出された感じ。　正直に云って、ドゥラメンテを欠いた凱旋門は寂しいね。　マカヒキはダービー後すぐに、外人ジョッキーを配置という雰囲気だった。　川田にしてみれば、ハープスターでの凱旋門史上に残る「勝たない騎乗」は、やはり印象強いのかな。　こうなれば、日本のファンとして、マカヒキ・ルメールに最大限の応援を、ということになる。
　それにしてもマリアライトは見事だった。　有馬の時も一介の牝馬じゃないな、とは思ったけど、内容がいいよね。　後方にいた組としては早目に動いている。　様子を見つつ外目から脚を使う。　普通の牝馬なら音を上げてもいいところだが、そこから剛健に伸びてくる。　皐月賞のディーマジェスティもそうだが、こういう形になると蛯名はしっかり勝ち切るね。　ドゥラ、キタサンとの差は少なくても、まずは完勝だろう。　大一番でさすがの匠を見せる正義。　あとはダービー制覇だ。　来年のダービーでも有力馬に乗ってほしい。　国枝のモクレレ、サトノルーラーもいるが、ここは是非ディーマジェスティの全弟、ディーグランデに期待だ。　兄の獲った皐月賞はいいから、ダービー狙いでお願いしたい。　私、今回の仲間内POGでは、牝馬は結構強力なのだが、牡馬はサトノヴィクトリーがエースで、あとはディーグランデと穴で獲ったサングレーザーだけなのだ。　例年に比すと、チョイ手薄感(笑)。　ま、頑張ってや。と繰り言でお茶を濁したところ、サングレーザーが昨日の日曜追いで、栗東坂路51.9という快時計を出した模様。　これはひょっとするかも。　最後の7位指名は、迷いに迷った末、サングレーザーに決めたのだが、何やらまたしても当たりの匂いが…。　やっぱりオレって凄い(笑)。　まだ勝ってないけどね。　来月の中京デビューだろうな。　ひとつ楽しみができた。　
　福島、中京、函館。夏のローカル競馬。　肩の荷を下ろして、少しは気楽に行きたい。　でないと体がもたん(笑)。