圧巻ルージュ! そして共通へ。

　まあ誰でも思っただろうが、ルージュバックは強いね。　前にふれたようにフットワークの質が他の馬と違う。　可動性が高くて、馬体の迫力はそれほどでなくても、推進力は圧倒的だ。　休み明けで長距離輸送と、一抹の不安もあったが、正に杞憂のひと言。　とりあえず桜花賞は使うと思うが、完勝した場合はダービーへ、の声も出てくるだろう。
　ポルトは武豊らしい騎乗で、4角手前追い上げてきた時は、それなりの迫力。　結果完敗ではあるが、今後に望みを残したレースでもある。
　きさらぎを牝馬が勝ったことで、今週の共同通信杯に目は向く。　アヴニールマルシェ、ドゥラメンテ、リアルスティールが上位人気か。　続いてアンビシャス、ダノンメジャー、ティルナノーグ、ソールインパクト、ミュゼエイリアンと素質馬揃い。
　単勝はやはりドゥラメンテが圧倒かな。　休み明けからの中1週だけに、2走ボケというパターンもあるにはあるが…。　ティルナは5-6番人気ぐらいかなァ。 ま、田辺には気楽に乗ってもらおう。　正直府中の千八で完敗すれば、もう言い訳はできないね。
　京都記念はハープとキズナの駆け引きというか、仕掛けどころが注目される。　緩ペースになると、波乱の余地も当然あるだろう。　意識し合うと尚更だ。　ハープはもうどこからでも仕掛けてほしいけどなァ。　キズナ独特の硬質な追い込み脚も楽しみだ。
　15日は好天を望む。