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迷える古羊、どこへ行く/行動経済学

2017-11-23 20:23:19 | 日記

●11月17日(金)
*今季最低の5.5度だったとか。
ブログ。やや遅れ気味かな。
*麻雀会。まあ、こんなもんかな。
高田馬場で買い物。階段、1段飛ばしで13階。
*実家からもらった賞味期限を既に3日過ぎた牛乳、期限切れ後6日の今日やっと飲み終わった。

*父に電話。明日か明後日、実家に顔を出すことに。

*今年の大卒新入社員の初任給は、平均20万6100円で、去年比+1.3%、2年連続で過去最高を更新したとか。
ただ、
従業員100人未満の企業では
   平均19万9600円(+0.3%)
従業員100~1000人未満の企業では
   平均20万2500円(+0.7%)
従業員1000人以上の企業では
   平均21万1000円(+2.0%)
ということで、大企業の方が上昇率が大きく、格差が広がっている。

自分が初めて会社に勤めたのは今から40年前、その頃の大卒初任給はちょうど10万円で、自分は新卒じゃなかったし、10人ちょっとの零細企業だったが10万円スタートだった。それから10年余り、1990年くらいには大卒初任給は20万円にまでなっていたと思う。
今年は過去最高だということのようだが、長い目で見ると、10数年で2倍になったあとは25年間くらい殆ど変わってないということになる。

*行動経済学という言葉を聞いた。
一般的にはノーベル経済学賞と呼ばれている賞を、今年はこの行動経済学の権威と言われるリチャード・セイラー氏が選ばれたので、今注目を集めているとか。

例えば、ある人がすき焼きの肉を買いに店に来た。予算は100グラム500円以内。店には100グラム300円のオーストラリア産、800円の国産牛、2000円の黒部和牛の3種類が並んでいた。そのような時、人間というのは予算オーバーだがつい800円の肉を買ってしまうことがままあるという。
何となく上の方に引っ張られてしまうという行動心理。
このこと自体は“あるある”で分かるような気もするが、ただ、はっきり言ってテレビの説明だけでは行動経済学というものが何なのか自分には分からなかった。

経済学というより心理学のようだが? よく分からん。

因みに、最近の自分の行動心理というか行動パターンの原則は「安いもの」。

たまにしか買わないが、牛肉なら100グラム300円はおろか200円以下。豚、鶏は100円以下。この間買った鶏は67円だ。
リンゴ・梨・柿は1個100円を超えたら買わない。
割引品に直ぐ目が行く。
同じ商品なら各店を比べて、一番安い店に面倒でもそこまで行って買う。

「何となく上の方の数字に引っ張られてしまう」はご法度。「安いもの」、これが生活保護費より少ない年金で暮らす貧乏人の「行動経済学」だ。

*アベが所信表明演説で、今の日本の安全保障環境は戦後最悪だと言った。
自分は太平洋戦争後に朝鮮で戦争があった頃の記憶はないし、アベもないはずだ。ただ、戦争の記憶があろうとなかろうと、朝鮮戦争が日本の安全保障にとって戦後最大の危機・脅威であったのは誰が考えても容易に判断できることだと思う。

何故アベは今の環境を「戦後最悪」だと必要以上に人心を煽るのだろう。今は「最悪」じゃないと思う。選挙の時は国難、国難と言って煽るし・・・

*給与所得控除や基礎控除などを含む税制改正の論議が来週から始まるらしいが、その中に年金控除額の検討も含まれていると聞いた。
まさか、自分のような貧乏人の年金に関係するようなことはないと思うが・・・

●11月18日(土)
*ネギや大根などの生鮮野菜の値段が上がっているとのこと。
ネギの青い部分には体に良いトロッとした成分が含まれているというので、青ネギをたまに買うのだが、確かに前回はどんと値段が上がっていたので買わなかった。早く安くなってほしい。

*久し振りに音楽関係。もうそろそろ録画可能な時間がなくなる頃だ。今晩の政則さんの番組が録画できない可能性がある。
案の定、残がゼロになっていた。ただ、今回は、今までずっと録画していたメタル番組がどうやら終了してしまい、その代わりかもしれないと思って録画してみた番組が実はメタルとは全く関係のない番組であったので、その番組を消去することによって録画できるスペースが確保出来た。今日はここまで。編集らしきことは怠けてしなかった。

*午後、空は暗くポツポツ雨が降っているのだが、雨が止むのを今か今かと待って、3時半、実家の父に電話してから徒歩で出かける。
先ず参宮橋、母の病院まで徒歩で40分余り、見舞い。水曜の手術後、まだ辛そうで、何かと不便そう。

京王線初台駅から下高井戸駅、スーパーで寿司を買って実家へ。父に母の伝言を伝える。入院していても父のことが気になるようだ。
父のために母が入院前に買った食料が冷蔵庫には色々とあるのだが、何せ父は自分で食事など作ったことがない。
豚肉と大根とネギとエノキを鍋でグツグツ煮ることに。自分はもう20年以上、自炊が多かった。油を使うと洗うのが面倒なので、鍋に肉でも魚でも野菜でも何でも入れてちゃんこ鍋。ただ、イエには醤油も砂糖も塩もない。素材自身に味があるし、薄味にももう慣れちゃったのだが、父に食べてもらうとなるとやはり味付けしないわけにはいかない。父が満足出来る味になるかどうかは別として、醤油などで適当に味付け。

まあ、何とか及第点だったと思う。

父は今まで自分で料理などしたことないから、1食作るのにも時間がかかる。まして3食ともなると感覚的には1日中食事と格闘してるみたいだと言っていた。

手っ取り早い料理は鍋。これが自分からのアドバイス。

母の入院は、もしかしたら今年一杯かかりそうだとか。そうなると父の格闘はまだまだ続くこととなる。

新宿から歩き。階段、1段飛ばしで13階。

*中学のミニ同窓会があるようだが、行くのは止めよう。タバコはダメだ。退職したので初めて行った今年5月のミニ同窓会で懲りた。ミニ同窓会じゃなくて5年おきの本同窓会なら会場が広いから何とかなると思うけど・・・
喫煙者は肩身が狭いと言うけど、嫌煙者である自分からすると、何で同窓会を遠慮しなきゃいけないのか、何で入りたい食べ物屋に入れないのか、何で歩いているだけで不快な思いをさせられた挙げ句に息まで止めなきゃなきゃいけないのか。
何で我慢しなきゃいけないのか。

理由が分からない。

*中国の特使が朝鮮に行ってキムの側近と会ったとか。
情勢に変化はあるのか。
自分は、朝鮮は核・ミサル(ミサイル)開発を止めるとは思わない。
じっと息を殺しているように見えても、開発だけは着々と進めている。

●11月19日(日)
*夜中、目が覚めると何だか寒さを感じたので、今期初、電気毛布のスイッチを入れた。

*脳卒中のために既にメンバーを辞めて療養していた“アカダカ”(AC/DC)のマルコム・ヤングが亡くなったとのこと。64とは自分よりも若いではないか・・・
大昔、自分がDOKKENBARを渋谷でやっていた頃だから2000年代に入ったくらいかな、AC/DCが19年振りの来日コンサートを行うことになって、サイン会のため渋谷のタワレコにマルコムとアンガスの兄弟とヴォーカルがやって来たことがあった。
マルコムとも目の前であったが、一番の印象はアンガスがやたらと小さかったという記憶である。まあ、あの体型だからこそそこを逆手にとって小学生の格好をしたとも言える。

今日の[これ観て聴いて]は、
AC/DCの「レット ゼア ビー ロック」のオフィシャル ビデオ。マルコムは例によって殆ど映ってないのだが・・・
このビデオはどこかの教会を借りて撮影された。
アンガスは頭に“天使”(悪魔と言うべきか)の黒い輪っかを付けているので、首を振りづらそう。
ボンが台から飛び降りたときに横にそれたのは、実は着地に失敗して骨折をしたから。
そして何よりもこのビデオが貴重なのは、アンガスが半ズボンを穿(は)いていないことだ。穿いてないと言っても下着のままという意味じゃない。お馴染み、あのトレードマークの小学生の格好じゃなくて、普通のデニムのパンツを穿いている。
なかなかレアな映像だ。

*毎週日曜の午前中にNHKの番組で「日曜討論」というのがある。実に詰まらない、というかくだらないので基本的にまず見たことはないが、昼のニュースで今日の番組の一部が流れた。
与野党が国会での質問時間の配分について協議しているが、現在「与党2、野党8」のところ、自民党は「与党5、野党5」にすべきと主張している。

萩生田・自民党幹事長代行、「与党といえども政府の下請けじゃございませんから、我々与党もやっぱり法律を国民にお願いする以上は、どういう議論があったかというのは一定程度の時間は確保させていただいて、それをきちんと議事録に残したいというのが、一つ大きな必要性であると思っています。
前例は大事なんですけれど、しかし前例・慣例にとらわれずにですね、やっぱり新しい時代の国会の運営を考える必要があると思います」
斉藤・公明党幹事長代行、「法律を作るということについては、(政府と)与党で事前審査をしているわけですから、その(国会での)審査で野党に十分な配慮をすると、これは当然だと思います。
ただ、行政のチェックについては、その作った法律を政府がどう実行していくかということについて、我々国会としてチェックを入れる、与党も野党もない訳ですね。そういう時には我々についても発言のチャンスを与えてもらいたいと思います」

増子・民進党幹事長、「言語道断です。この質問時間の制限(は)、野党の質問の排除ですよね。これでは国会の議論が十分なされない。
与党はもう既に政調部会でしっかりと議論する形。野党には十分な霞ヶ関の説明もないという部分も含めれば、是非自民党は頭を冷やしていただいて、このことは再考して下さい」
福山・立憲民主党幹事長、「少数意見や多様な意見にしっかりと耳を傾けるのが議会のあり方だと思います。
これがそもそもの問題。国民の疑問や国民の意見を伝える役割が我々には有ります。
自民党が野党時代に、我々に「1対4」で時間をくれと言われたことですから、自分らが与党になった途端にひっくり返すのは、全く持って理屈に合わないと思います」
古川・希望の党幹事長、「従来の自民党の政治はですね全て事前審査制っていうので、国会に出てくるまで全て与党の中で、全部調整してですね、議論・調整してその上で出てきている。ですから国会では、これは野党の話しか聞かないことになっているわけですね。
事前審査制というのをやめて、きちんと国会の中で修正するとしましょうと、そこまで変えないとこの話は理屈がないと思います」

小池・共産党書記局長、「「野党の質問時間削れ」でしょ。よっぽど質問受けたくない、議論したくないということじゃないですか。こんな質問時間にされたら、国会の機能が全く果たせなくなる。
野党に対して十分な時間を配慮するっていうのは議院内閣制の根本ですから、そのルールを壊すということは絶対に許されないと思います」
馬場・日本維新の会幹事長、「国民側から見るとですね、何をやっているんだろうと。前例・慣例・悪例ですね、こういうことに基づいて国会運営がされているのは、もう酷い状態です。
こういう議論が始まるんであれば国会全体のですね、見直しをやる、国会改革をやると、そういう時期に来ているんじゃないかと思います」
玉城・自由党幹事長、「野党の質問時間が、私は今でも十分であるとはとても言えないと思います。政府の答弁を求めると、その答弁が変わっていくんですね。何で変わったのかということの根本的な原因を探っていく、それは正に野党の仕事だと思います」
又市・社民党幹事長、「国会審議で野党に時間を多く配分するのは当たり前のことです。自分たちが政権についたら野党の質問時間を減らすなんていうのは全くご都合主義、言語道断ですよ。今まで通り守るべきということを強く求めたいと思います」

自民の萩生田は、加計で「総理のご意向」とか「官邸が言っていること」等の文書が出てきたときの、正に官房副長官。官邸のど真ん中の人物だ。
「一定程度の時間の確保」というが、それがいきなりの5:5かよ。

そもそも、与党議員の国会での質疑を聞いていると、質疑でも何でもない。単なるパフォーマンス、法案について手前味噌の宣伝でしかない。政府・自民が一緒になって法案の妥当性・正当性を演出するだけ、完全な出来レースである。
それもその筈。国会に法案が提出される前に、政府と与党の間で練りに練った法案であるからだ。
各省が法案を作成しても自民が反対すれば、国会に提出すら出来ない。受動喫煙防止強化を目指した厚労省作成の法案が自民の「前時代的」議員によって潰されたことはまだ記憶に新しい。

ということで、与党の質問時間が増えても全く何の意味もない。国会の形骸化に繋がるだけ。

公明は野党に配慮すべきだと言ってはいるものの、それでも5:5かよ。どこが配慮だ。
維新の会の「国会改革」は分かるが、このニュースからだけでは野党の質問時間削減についてどう思っているのか不明。

自民はメディアに対しては言論規制・統制をしたくてウズウズているし、今度は国会審議で野党の出る幕をなくそうとしているし、アベのせいで世の中とんでもない方にどんどん向かっている。

*日馬富士の暴行問題、関係者の話が食い違っている部分もあるようだし、今のところはまだ様子見というところか。
ただ、何故か分からんが、肝心の貴ノ岩と師匠の貴乃花が全く表に出てこない。相撲協会との接触も殆どしてないんじゃないか? 全くもって不自然だ。何か裏がある?

それと、日馬富士が暴力を振るったことはいけないが、昔こういう経験をしたことがある。
自分がやっていたロックバーのお客さん7~8人とカラオケに行ったが、何人かが歌い出しても、何だか部屋が隙間だらけ。10分、15分経っても女性3人が戻ってこない。トイレにしては長いし、廊下に出てみてびっくり、3人とも携帯電話中。別に電話をするなとは言わないが、ただ、ここに来たのは皆で楽しくやるのが目的。それを部屋の外で長々と電話されたんじゃ、しかも3人もじゃ、もう完全に興醒め。

さっさとその店をあとにした。

手を出すか出さないかは別問題として、日馬富士が貴ノ岩に日頃の行動について注意をしている最中にも貴ノ岩がスマホを弄くっていたというのが本当だとすると、日馬が頭に来た気持ちは理解できる。

*大河。ブログ。
一歩も出ず、一言も喋らず。(久し振り)