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迷える古羊、どこへ行く/ワクチン接種開始

2022-01-19 09:40:18 | 日記

●2月14日(日)
★10時半、3人集合。今日もあまり調子は良くなかった。次回の予定は決めなかった。
Uさんから、高田馬場のある雀荘でボランティアスタッフを募集しているよと聞いた。

後で調べてみると、フリーのお客さんの相手をするようで、1日2000円と食事が付いているそう。明日行ってみることにしよう。

★今日から新「大河」。明治以降の大河はあまり好きじゃなくて、いかにも歴史時代劇っていうのが好きなんだけど、今日からの“渋沢栄一”は江戸時代最後期や明治維新も含むので、取りあえず観てみようと思う。
“つかみ”は栄一と慶喜が会う場面。そこから栄一の子供時代に遡(さかのぼ)る。少年時代にどんな出来事があるのだろうか。慶喜と会ってからどんな話が待っているのだろうか。

★政府によりワクチンが特例承認された。日曜なのにご苦労様だ。
海外で承認された薬などを日本で使用するには、通常は国内で改めて臨床実験を一からやり直すなど面倒な承認手続きと時間が必要であったが、特例承認とはその手続きを簡略化して迅速に使用できるようにするもの。

特例承認されたとはいえ、OECD加盟37ヶ国中まだワクチンの接種が始まってないのは日本を含む3つか4つくらいの国しかないんじゃないかな。下手したら日本だけかも? 海外ではもう既に多くの国で始まっている。

特例でも日本は遅い。何をやっても遅い。

●2月15日(月)
★今日は結構強い風と雨だそう。天気が良ければ高田馬場の雀荘に行ってみるつもりだったが止めて、電話してみた。明日行くことになった。

★日経株は3万84円。30年半年振りに3万超え。

★10ー12月期の経済成長率は年率で12%あまり。
2020年の年間ではー4.8%だそう。

●2月16日(火)
★銀行で現金引き出し。
チャリは駐輪場に止めた。

高田馬場の某雀荘。ボランティアスタッフの募集の面接。
何だかいきなりもうスタッフは大勢いるとの話。試験問題が3問あって、2問目は簡単であったが何故か凡ミス。3問目は結構難しかったが、これは正解。
3~4時間、麻雀をやらせてもらったが、まるっきり冴えなかった。

それにしても雀荘で麻雀をやるのは、それこそ25年振りくらいだ。全自動卓は昔よりさらに進化して、山が下から出てくるだけでなく、配牌も自動で出てくるし、ドラマまで自動でめくってくれる。
ルールはアリアリ。65歳の時に麻雀を久しぶりに復活してからはどこでやるにしても全部ナシナシのルールであったので感覚が掴めない。

最新の自動卓で、誰が親かも分からずに無我夢中でやったという感じだ。

ボランティアスタッフが多いのであまり期待しないで待っていてほしいと言われた。

スーパーで買い物。
駐輪代、100円。

★さっき雀荘で出された問題を間違えたのが悔しくて悔しい。単純な問題だったのに。

●2月17日(水)
★12時まで結構時間があったので、新大久保に買い物に行けるなと思っていたけれど、のんびりしすぎて逆に時間がギリギリになってしまった。買い物中止。

12時、3人集合。
今日は事ある毎に、点数表を使ったりして点数の数え方を教えてあげた。点数を数えられるようになると打ち方も変わってくるし、多少は上手くなると思う。
今日は女性3人。麻雀をやりながらでも世間話が出てくる。まあ、この3人の時はそういうものだと納得出来ているから、特にイライラしたりすることはない。終わったら6時だったが、それからまた30分くらい世間話・・・
お1人から手作りのマカロニサラダと肉じゃがを頂いた。

★新型コロナのワクチン接種は、世界では70ヶ国余りで既に開始されているとの事だが、日本でもようやく今日から接種が始まったようだ。
3日前にワクチンの特例承認が決まった時には、もうワクチンは日本に届いていた。というより、その何日か前、政府の専門家部会が承認しても良いとの決定を出す前にワクチンは日本に入っていた。

少しでも早く接種を始めたいという思いなんだろうけど、おかしな話だ。

で、先行接種という形で、対象は医療従事者4万人。今日は夕方までに125人が接種を受けたとのこと。これから少しずつ進んでいくんだろうけど、たとえ125人であっても取りあえず日本もワクチン接種が始まっている70ヶ国あまりの国々の仲間入りをしましたよと胸を張ることができる。

先行接種の後は、医療従事者370万人、4月半ば以降に65歳以上の高齢者、というスケジュールのようだ。

アンケートによると、接種をしたくないという人が2~3割ほどいるそうだ。更に、様子見の人も多い。
まあ、人それぞれだが、思ったより心配性の人が多いんですね。自分なんか全然気にならない。ここ数百年の間、世界中の人が何らかの形でジェンナーのお世話になっているはずだ。

今、自分は人を呼んでイエで麻雀をやっているけど、一応換気にはかなり気を遣っているし、したくないマスクもちゃんとしている。皆がワクチン接種をして、早くマスクの必要がない世の中に戻れば良いと思う。

●2月18日(木)
★昼過ぎ、ピンポーン。
真下の部屋の人、「消防署に電話しましたか」
「いえ、してませんけど」
「主人がベランダでちょっとビニールなんかを燃やしたらしいんですけど、そしたら消防車が来ちゃって、署員さんが『上の人から電話をもらったんで』って・・・」
「いや、消防車のサイレンは聞こえましたけど、電話はしていないです」

★総務省の秋本局長が、スガの息子が勤める東北新社の会長と会って接待を受けたとか。
東北新社は衛星放送事業を行っており、一方の総務省の局長は放送事業の許認可権を持つ。

秋本局長は国会で「接待を受けたときに衛星放送の話はしていない」と答弁したが、会話録音を公開されると今度は「放送事業の話をしたかどうか記憶にない」と逃げた。

証拠を突きつけられてもまだシラを切る。往生際の悪い実に卑怯な男だ。政治家や官僚の典型。虫酸(むしず)が走る。
「記憶にございません」、小佐野や角栄時代からの実に古典的な逃げの手法はいまだに健在だ。

★麻雀の点数の数え方は表を覚えちゃうのも大切だが、符の計算が出来るようになると完璧となる。符の計算の仕方をまとめてみた。コピーして来週来る女性メンバーに渡すつもり。

★4時、チャリで新大久保へ買い物。非常に寒い。
スーパーや100均。
あと、ウィークリー店舗のようなところで、かなり派手目のジッパーのパーカーが1000円だったので買い。

★桜の開花予想、3月の17日だとか。かなり早そう。
確か去年もかなり早かったと思う。お彼岸に墓参りに行ったらもう既に開花していたと思う。お彼岸にはほぼ毎年必ず墓参りをするが、こんなことは初めてだと思った記憶がある。

やはり気候変動か?

★橋本聖子が東京オリパラ組織委員会の新しい会長になることが決まったそうだ。まあ、それはそれで良いのかもしれないが、ただ、前の森が会長辞任を決意した時に自分の後継者を自らが指名していたことがバレて、森の思惑は全てご破(わ)算となる。その代わり人選の透明性を確保するという理由で「候補者検討委員会」なるものが作られた。

しかし、そのメンバーはオリパラ組織委員会の理事や評議員にさえにも非公開とのことで、これでは人選の透明性確保という点ではやはり不透明なことには変わりがない。
どういう過程を経て橋本が選ばれたのかは謎のままだ。透明性の欠片もない。

それにしても橋本聖子の名が出てくる度に、自分が30数年前に買ったドロップハンドルのチャリが、彼女がオリンピックで使っていたP社製のチャリと同じ型(橋本聖子モデル)であった事を思い出す。

★で、大坂府知事・大阪市長だった橋下が、森が会長辞任に際し後継者を指名した事について、「そんなの当たり前だ」みたいな発言をしたらしい。
事前に内諾を得ておいた方が話がスムーズに進むという事を言いたかったみたいだ。

とんでもない話だ。
政治の世界では当たり前で常識なのかもしれないが、そういう密室で何もかもが決まるような不透明な政治が良いわけがない。

なのに橋下、「当たり前」ときた。

いつも偉そうなことを言っているが、「当たり前」はないだろう。

タトゥー問題でも、タトゥーを入れている自分としては、そのやり方も含めてとにかく橋下は気に入らない。

★厚労省の新型コロナの接触確認アプリ「COCOA」だが、通知が届かない不具合が修正されたと言っていたのに、その修正アプリでもまだ一部で通知されないことがあるという。

何だかなあ。
どうしてこうもガタガタ・モタモタ・バタバタするんだろう。COCOAだけじゃない。何をやってもだ。

COCOAは80%の人がログインすれば、300日以上のロックダウンに匹敵する効果があると言われている。だから、マスク、マスクと騒ぐのも良いけど、騒ぐのであればそういう人こそ当然アプリをインストールするべきである。
しかし、それに水を差すのが今日も明らかになった度重なるアプリの不具合である。これじゃあCOCOAを利用してみようと思う人は増えない。今はまだ2300万人くらいらしい。2割弱だ。
しかも、陽性者がCOCOAに正直に感染を申告するとは限らない。感染しても申告する人はかなり少ないと聞く。申告しなきゃアプリの意味が全くない。

海外の例では感染者が立ち寄った場所が表示されるなど、もっともっときめ細かいそうだ。

日本でも何かもう少し良い方法はないものか。

★政府は2026年を目処(めど)に約束手形の利用を止めるよう企業に要請するとか。
自分は約手を毎月2回、15年に渡ってチェックライターを使って振り出していた。
約手がなくなるのかぁ。デジタル化だかなんだか知らないけど、世の中、どんどん変わなあ。

昭和は遠くなりにけり。

★昼間の12時20分頃だったかな、録画か生中継か(たぶん生)、点けっぱなしのテレビからAO(全豪オープンテニス)の大坂なおみvs.セリーナ・ウィリアムズの対戦が流れ始めた。ちょうど第1ゲームが終わったところで、大坂がいきなりサービスゲームをブレークされたところだった。
39歳のセリーナが前の試合では、まるでブルドーザーのような物凄い力強さだったので、今日は大坂はかなり不利かなと思い、第2ゲームが始まる前にテレビを消してしまったけど、夜のニュースで大坂が快勝したと聞き、夜中の再放送を録画することにした。安心して観られる。
ニュースではセリーナが記者会見で涙を流していた。

●2月19日(金)
★10時半、3人集合。
1人が来るなりトイレに入ったのはいいが、ソソウをしたとかで、便座カバーを洗面台で水で洗ったと言う。そこで新しいカバーにしようと思ったら、臭くてたまらん。換気扇を回し、カバーを取り換えるのは後回しにしたが、時間が経って他の人がトイレを使いたいというのでカバーをつけに行ったら、床が汚れているし。もう・・・
トイレくらい出掛ける前にちゃんと済ませておけよ、と言いたい。

★接待を受けた総務省の秋本局長が更迭された。

●2月20日(土)
★昼過ぎチャリで、先ずデパートの地下で母から頼まれた物と手土産のどら焼きを買い、下高井戸では自分の分の昼ごはん。

母は体調があまり良くなく、食欲もないとか。今月にはもうすぐ87歳となる。父は特に寝たきりとかそういうことはないが、それでも母にとって毎日父の面倒を看るのは大変なことだ。

父には「相続財産は別に全部もらわなくてもいい、多少あれば何とかなるから、2人で一緒にどこか老人ホームにでも入ってゆっくりしてほしい、そうすれば母も楽になるし」と言っているのだが、父自身は、老人ホームになんか入ったら人生終わりだみたいな考えがあるみたいで、絶対そういうところには入らないと頑固に言い張っている。困ったものだ。

単純に、今ある状態が少しでも変わるのが嫌だと思っているようだ。

確定申告、今までは2人の1年分の医療費の合計を計算していたが、今日は申告書の下書き用紙に鉛筆で数字を埋めていき、大体の還付額が出た。
次回はいよいよ清書だ。

全豪オープンの大坂なおみの決勝戦が始まるところだったが、帰ることにした。

帰り途中、スーパーと100均。

2月だというのに、アンダーシャツとYシャツの2枚だけでも全然寒くなかった。

★帰宅。目の中に花粉が入ってゴロゴロしている。チャリに乗るが花粉症対策は一切しない。昔は鼻水がズルズル止まらず酷いときもあったが、それでも病院に行ったことは一度もない。最近は多少目が痒(かゆ)くなる程度。

★大坂なおみがAO(全豪オープン)で優勝。日本語でのメッセージは相変わらず可愛い。

迷える古羊、どこへ行く/森、性差別発言(2)

2022-01-10 09:59:04 | 日記
●2月6日(土)
★午後、チャリで実家。
母の去年一年間の病院の領収書は、前回かなり探し出したのだが、あるはずの領収書がまだ一部が足りないので更に母と一緒に探した。多分全部揃ったと思う。
病院別、日付順に並び替えてクリップでとめた。今日はそこまで。
あとは少し部屋の掃除。

帰り途中、何ヵ所かのスーパーや100均で買い物。
以前100均で買った針金の自転車、前は黒だったけど、可愛かったので今日は白を買った。

●2月7日(日)
★昨日・今日、割りと暖か。
★12時、3人集合。今日はまあまあかな。

★麻雀が終わったら8時半だった。
もう「大河」(麒麟の最終回)の放送は半分過ぎているが、録画しているので、あえて途中からは観ないで、もう少し経ってから最初から観ることにした。

本能寺の変で信長が、寺を囲んだ兵が光秀の兵だと知った時に「十兵衛(光秀)・・・そなたが・・・そうかぁ。ハッ、ハッ、ハッ、十兵衛かぁ。ハッ、ハッ、ハッ。であれば是非もなし」と言って見せる微妙な表情とか、信長が光秀軍の兵をバッタバッタと倒していくシーンなど前半は見応えがあったけど、変が終わった後半は、その反動で何か物足りないというか印象に残らないというか。

それから、今日は信長と光秀の間の亀裂がさらに深くなる過程や、光秀が信長を討つかどうか思い悩む場面もいくつかあり、また、変の時に生存していたか不明の帰蝶(きちょう・信長の妻)が光秀に「今の信長をつくったのは私の父(斎藤道三)でありそなた(光秀)である。信長様が一人歩きして思わぬ方向へ行くならば、つくった者が始末するしかない。私なら殿に毒を盛る」みたいなことを言う回想シーンもあった。

本能寺の変が終わりにさしかかった場面では、光秀が信長とのシーンを回想する部分があって光秀の複雑な心の内を表す場面もあった。

それと、光秀が何故謀反を起こしたかについては、自分が知っていたいくつかの理由・原因が今までの何回かの放送で一応示されていたけど、光秀の無二の親友・理解者とされていた細川藤孝が羽柴秀吉に光秀が謀反を起こす可能性があると伝えていた(そのために秀吉は素早く中国大返しが出来た)という最近出てきた説もそれとなく取り入れられていた。

変の後のおまけの部分は、まあ、そこがないと話がまとまらないのであろうが、自分には今一退屈だった。

●2月8日(月)
★10時半、実家に着いて、玄関からすぐにまた母と一緒に出掛ける。参宮橋の病院。初台からタクシーに乗ろうとしたら「乗車拒否」された。
「西参道口の交差点は一番左の車線から右折しなきゃならないですよね」
「今まで何回かここから乗っているけど、そんなこと言った人は一人もいないですよ」
そのあとに乗ったタクシーの運転手さん、「タクシー会社を覚えているんだったら、会社に言った方が良いですよ。正当な理由がないのに乗車を拒否されたんですから。そんな運転手、今時考えられませんよ」

そこでは言わなかったが、それは「こく○んタクシー」
いつも乗るタクシーの運転手さんはどなたも、腰や脚の具合が悪い母に対しても非常に親切なのだが、今日の1人目は外れ。

病院の予約は11時30分で、10分前に着いたけど、呼ばれたのは2時。何のための予約だ。

実家に戻り、確定申告は今日はほんの少しだけ。

帰宅途中、4軒で買い物。

★緊急事態宣言は10都府県で今日から1ヶ月の期間延長に入った。
スガは1都3県に「宣言」を発出した時、1ヶ月で解除するため「ありとあらゆる手を打つ」みたいなことを言ったが、そのあと対象地域を増やしたばかりでなく、“約束”を果たすことなく期間延長をした。

★東証は609円ほど値上がりして2万9388円で引けたそう。30年9ヶ月振りの水準だとか。
アメリカの追加経済対策を期待しての値上がりらしいが、日本自体は緊急事態宣言の期間延長でグチャグチャだ。

★ビルマ(ミャンマー)のクー(クーデター)から1週間、アウンサンスーチーの拘束に反対する抗議の声がますます大きく広がっているようだ。

アウンサンスーチーを拘束して、非常事態宣言を出し全権を掌握した軍部には激しい憤りを覚えるが、しかし、アウンサンスーチーが民主主義の神様みたいに祭り上げられるのには違和感を覚える。
ノーベル平和賞だなんてとんでもない。

かといってアウンサンスーチーが拘束されて良いと言っているわけではない。
軍のクーは絶対に許されない。

★オリパラ組織委員会の森会長の女性蔑視発言を受けて、東京オリパラのボランティアを辞退する例が数百に及んでいるという。

二階幹事長はその事について、
「(ボランティア辞退は)瞬間的なこと。落ち着いて静かになったら、その人達の考えもまた変わる」
「(ボランティアを)どうしてもお辞めになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない」
「参画しよう、協力しようと思っておられる人は、そんなに生やさしいことではなく、根っからこの事(ボランティア)に対してずっと思いを込めてここまで来た。そのようなこと(森発言)ですぐ辞めちゃいましょうということは、一時、瞬間には言っても、協力して立派に仕上げましょうということになるんじゃないか」

二階も森同様、女性差別についてあまり真剣に考えていないようだ。

ボランティアを辞退する人が数百人単位で出ているということは、それだけ森発言がまさに女性蔑視であると国民が判断しているということである。
女性蔑視については誰もがもっと正面から向き合うべきであるのに、二階の言っていることはまるで「何でそんなに過剰に反応するんだ。どうせまたやりたいって言ってくるんだろ。辞めたいなら辞めれば良い。人はいくらでもいるんだから」と言っているようにも受け取れなくもない。
気に入らない従業員のクビを切っておいて、従業員を募集すればいくらでも人は集まると言っているようなものだ。(?)
もてる男が、女ならいくらでもいるさと言っているようなものだ。(?)

そもそも本題はボランティアじゃなくて女性蔑視・性差別の発言だ。
オリンピック・パラリンピックの精神を森が蔑(ないがし)ろにしたことについては、森本人が認めている。二階は何か他に言うことはないのか。自民党として女性蔑視のないように政府と一体になって取り組むとでも言えば、ボランティアを辞退した人たちも戻ってくるかもしれないというのに。

森も二階も頭の中はまるで前時代そのもの、旧態依然。いや、政府の中ではスガにしてもアソーにしても、それに女性である橋本五輪相でさえ森の辞任を要求するようなことはない。皆で森を庇(かば)って嵐が通りすぎるのを固唾(かたず)をのんで待っている?

●2月9日(火)
★東京オリパラ組織委員会の森会長がオリンピックの基本的精神に反する女性蔑視の発言をしたことを受けて、昨日まででボランティア390人が辞退を申し出たいう。

これについて二階幹事長が何だかゴチャゴチャ言ったが、組織委員会自体も、
「ボランティアは8万人なので大会運営に支障はない」
と言ったみたい。

ただ問題は、運営に支障があるかないかではなく、森会長が言わなくて良いことを言ったせいで、少なくとも390人ものボランティアに不愉快な思いをさせて辞退に追い込んでしまった事じゃないのかな。もしかしたらボランティアを辞退しないまでも、不愉快な思いを抱いた人がいるかもしれない。

組織委員会として会長の発言をどう思っているのか。

それと橋本聖子五輪相は「二階幹事長の発言は不適切」と言ったらしい。至極当然。

一つ知りたいのは、橋本五輪相は森会長の発言自体をどう思っているのかだ。

☆元柔道の山下JOC会長、
「評議員会議で森会長が女性蔑視の発言をした時、『ん?』と思ったけど、40分くらいの話の真ん中辺で、そのあと話がどんどん変わっていったので、話をしそびれた」というようなことを言った。

何で評議員たちは森会長の発言を聞き流したんだ、誰も何とも思わなかったのか、傍観は肯定と同じ、という声が上がっているので、それに応えた形だ。

まあ、確かにそういう(話をしそびれる)こともあるかもしれないけど、『ん?』と思ったのであるならば、発言内容は良くないと思ったということであり、話をする気が全くなかった訳じゃないということなのだから、これだけ話が大きくなった以上、「話をしそびれた」という言い訳がましいことは言わないで、後からでも、今からでもハッキリと森批判をしても良いんじゃないかな。
『ん?』と思ったことを口に出したのだから、もう森批判をしたも同然。正々堂々と森批判をしてください。

★新型コロナのワクチンは小さなビンに入っているが、政府はその一つのビンから6回分の接種ができると思っていたらしい。ところが注射器の違いから日本では一つのビンから5回分しか接種できないことが分かったとか。

何だかなあって感じ。

政府のやることって何をやっても何かしら味噌がつく。

65歳以上の高齢者への接種開始時期を、最初は3月末って言っていなかったっけ。4月以降に変えるし、アベノマスクだってバタバタ続き、PCR検査だって、医療体制にしても、助成金・給付金にしても、GoToにしても、緊急事態宣言の発出にしても、感染通知アプリCOCOAにしても、みんなバタバタ・アタフタだ。スッとすんなりいったものなんかないんじゃない?

★IOC(国際オリンピック委員会)は森発言については早い段階で、「謝って撤回したのだから、もう終わった」みたいな話をNHKの取材に対してしていたが、一転、まだ終わっていないとの声明を出した。
「(森発言は)IOCの公約や取り組んでいる改革に矛盾するもので、完全に不適切なものだ」

まあこれで、12日に開かれる予定のオリパラ組織委員会の理事会と評議員会の合同会合では、森解任への勢いが強まるのでは。そう期待する。
理事も評議員も躊躇(ためら)うことなく森批判を行って欲しい。

というか、それよりも、もし森に人間らしい心があるのなら無駄な抵抗は止め、おとなしく自ら身を引いても良いんじゃないかな。人間には潔さも必要だ。世界に恥をさらした人間がこの期に及んでもまだ職に固執するなんて、恥の上塗りであり、元首相という地位も名誉もある人間がいい歳して実に醜い。

ついでに二階も一緒に引退することを望む。森を擁護したのだから。

そして、もし仮に森が辞めることになったとしても、組織委員会、JOC、国会、役所、企業、学校、家庭、そして自分、日本のあらゆる場所で性差別がなくならなければ意味がない。

性差別は森一人の問題ではない。

●2月10日(水)
★5時半、目覚ましで起床。
シャワー。ショック! 去年6月に体重計を買って以来、内臓脂肪レベルは30段階でずっと3だったのに、今日初めて4になってしまった。
コロナのせいだ。

★8時40分、チャリで実家へ。10時少し前、母と一緒に下北沢の病院へ。母がタクシーで行きたいと言うので、甲州街道まで歩いてタクシーに乗ったけど、井の頭通りに直接入るか、環七経由で井の頭通りに入るかで迷った末、井の頭通りに直接入る方を選んだら、これが大失敗。右折してすぐの踏み切りが閉まったまま全然開かない。甲州街道から環七に入るには最低2~3信号待ちは覚悟しなきゃならないが、それでもその方が数倍早かった。踏み切り待ちは15分か20分くらいかかったんじゃないかな。
タクシーの中から病院に少し遅れると電話。踏み切りを過ぎるとあとはスムーズだった。タクシー代、大幅にアップ。

病院は、診察までいつもより待ち時間が短かった。
12月に母が入院・手術した時の保険金をもらうため、保険会社から送ってもらった書類を病院に渡した。病院で記入してもらう。手数料は5500円。

電車で実家に戻る。母、「もうタクシーには絶対乗らないわ」

実家では、確定申告の医療費控除のため、母の去年1年間の病院・薬局の領収書の数字を表にまとめて合計金額を出し、前回出してあった父の金額と合計した。今日はここまで。
来週はいよいよ申告書本体に取りかかる。

チャリで帰宅。

●2月11日(木・建国記念の日)
★10時半、3人集合。今日は6回、今一だった。

★東京オリパラ組織委員会の森会長が辞める決心をしたとか。遅きに失したが、辞任は当然。IOCも「不適切」だと発言したことが辞任決断の決め手となったのか。

これを機に性差別がなくなることを願うが、そんなに単純ではない。
森は男尊女卑の代表例だが、自民党の中にも、伝統だ、家族だ、女性の役割だ、何だかんだと硬直的なことを言って性差別撤廃に激しく抵抗する人間は少なくない。
アベの「女性が輝く社会」だなんて、結局は口先だけの大嘘だった。

日本に性差別はまだ根深く残っていると思う。

それと差別は性差別だけではない。
他にもいくつもの差別・ハラスメントが存在する。

●2月12日(金)
★女性蔑視発言をしてIOCを含む海外からも「不適切」の“お墨付き”をもらった森が、東京オリパラ組織委員会の会長を辞めるのは当然であるが、そのような人物が自らの後継者を指名したとかで、もしそれが本当ならもう森はどうしようもないほど常識外れで呆れた人間ということになる。

名を挙げられたK氏は早速インタビューで「選ばれれば受ける」と答えたらしい。組織委員会(と評議員会?)で選ばれれば会長になる気持ちがあるということのようだが、ただ、森は会長ではあるが、自分の後継者を選ぶ権限がないばかりでなく、そもそもまだ理事会も開かれていない段階である。

何で森は勝手に後継者の候補としてK氏の名を挙げたのか。

しかも、あろうことかK氏までもが、「選ばれれば」と但し書きはあるものの、既に会長就任に乗り気になっている。正規の手順を経て名前が上がったわけではないのであるから、K氏はもっと自身の発言には慎重であるべきである。

で、森から後継会長に“指名”されたK氏であるが、昨日時点では就任に前向きな発言をしていたが、一夜開けた今日午前には一転、断ることにしたとか。
森がK氏と直接会って話し合ったことが明かになり、会長決定手順に不透明さを与えたという批判が出たからだとも言われている。批判が出るのは当然である。
自分のようなバカでも、何で森が後継者を指名することが出来るんだと不思議に思う。
それに自分のようなバカでも、昨日のような余計な発言はしない方が良いと思うんだから、K氏の勇み足も明らかである。

また、噂によると、K氏は森を相談役とするつもりだったとも聞いた。もしそれが本当であれば、もうそれは森が自分の影響力を確保・温存するために、K氏に会長になって欲しいと打診した際に自分の相談役も一緒に要請したんじゃないかという疑念すら浮かんでくる。
K氏を影から人形のように操(あやつ)る、そんないかにも政治家に有りがちな「裏の世界」があったと言える。

☆それで、テレビを点けっぱなしにしていたら、3時、森が組織委員会の会長辞任を正式に表明する生中継が流れ始めた。

話が長い! 「女性は話は長い」と言ったために辞めさせられる羽目になった男にしては、やたらと話が長い。オリパラが東京で開催されることが決まり、組織委員会が出来て7年、その間の流れを一々説明するものだから、実に長い。
それに、話しの端々に未練が滲(にじ)み出ていた。

しかもだ、女性蔑視だとされる自らの発言については、「蔑視発言をしたわけでもないし、解釈の仕方の問題であって意図的な報道だ」と抜かしやがった。

何て汚い男なんだろう。
何て醜い男なんだろう。

森は今月4日だったかな、「JOC評議会での発言につきましては、オリンピック、パラリンピックの精神に反する不適切な表現でありました。深く反省しております」
「発言いたしました件につきましては、撤回をしたい」
と言ったはずだ。
それを今日は解釈の仕方の問題だと抜かしやがった。

4日の発言が全く嘘だったことになる。

まるで反省していない。
反省の「は」の字もない。

これだけ国内外から非難されて、一度は謝って、そして辞任させられる羽目になってもまだ往生際悪く開き直って“無罪”を主張する。
一度、「男女平等」がテーマのセミナーにでも参加してじっくり勉強した方が良い。

更に森は「老害だと言われましたが、老人が悪いかのように言われるのは不愉快」とも言った。
しかし、森は何か大きな勘違いをしている。単に老人であるからという理由だけで森が老害だと非難されたわけではない。不適切な発言をした老人だから老害と言われたのである。
老人が悪いかのような印象を若い人に与えてしまったのは森であり、不適切な発言をするから「老人=悪」というイメージを若い人に与えてしまったのである。
老人である自分としては実に迷惑な話である。

会長辞任。これが内閣支持率が9%だった元首相の末路である。
今回の辞任で今後もう森の顔を見ることはなくなるだろう。

☆辞任する森が予めK氏を後継会長に“指名”していたことが判明したことを受け、組織委員会は、会長選出の透明性を確保することが不可欠として、「候補者検討委員会」を設置することにしたそう。
ただ、その委員会のメンバーはオリパラ組織委員会の理事や評議員にさえも非公開だそう。

何で?
何で候補者検討委員会のメンバーが非公開なの?
それって、本当に透明性の確保になるの?
メンバーが非公開だと逆に透明性が完全になくなるってことにはならないの?

よく分からん。

★新型コロナのワクチンについて、今夜、厚労省の専門家部会はワクチンの特例承認を認める、との結論を出した。

一つ納得できないのは、厚労省が新型コロナのワクチンを承認しても良いかどうか専門家の皆さんのご意見をお聞きしたい、ということで今夜OKの結論が出たわけなのだが、専門家部会がOKする前に、もうワクチンは日本に届いているのである。

自分の頭では、国が専門家に承認しても良いかどうかを諮り、専門家がOKを出して、国が承認して、それから初めてワクチンの輸入が出来るのではないのだろうか。
承認されていないワクチンが、もう日本に届いている。

専門家の承認ありきでワクチンが輸入されているのである。

専門家部会の存在意義がない。

ワクチンの特例承認は国・厚労省にとってはもう最初から規定路線であって、専門家部会はそれに沿った結論を出しただけにすぎない。

厚労省の専門家会議もそうだが、オミが会長の政府の分科会も似たようなもんだ。

政府の規定路線ありき。
専門家は後追いで承認。

格好だけ。手順を踏んでいるように見えるのは形式だけ。

●2月13日(土)
★NYダウ、3万1458ドルで最高値。ナスダックも最高値。

★ゴミ捨てついでに近所のスーパーで買い物。
買った荷物をイエの玄関に置いて、今度は高田馬場方面へ。Sさんは留守だった。
スーパーで飲み物4本他。重りが全部で16キロあるので、飲み物が加わり重さ的には20キロ超えか? 限界。
一歩一歩、ゆっくり歩いて帰ってきた。Sさんのアパートには行かなかった。ヒーヒー言いながら行って、留守だったら死ぬ。

帰宅して休憩。
3時、タイヤに空気を入れてチャリで新大久保へ。
スーパーや中国食材店。ココナツミルクっていうのを買ってみたが、何が体に良いんだっけ。買ってみようと思った理由を忘れちゃったけど買った。

また高田馬場へ。お茶を2本。さっきは重量オーバーで買えなかった。
新大久保からさっき通ってきた道を逆戻りして、新宿ペペの100均へ。わざわざ来たがほしい物はなかった。
また高田馬場。同じ道を行ったり来たり。バカか。

昼間行かなかったSさんのアパート。
今日はアメ横にバスで行って鮭カマを買ってきたとのこと。上野にはバス1本で行けるし、シルバーパスでタダで行けるし、たまに行って買い物してくるそうだ。
どうしても新型コロナの話になる。
後は警官の悪口だったかな。

★シャワーを浴びるのは、夜になるとどうしても億劫(おっくう)になって、いつも朝に浴びる。明日はお客さんが来るので、その前に浴びようと早めの朝の6時半に目覚ましをセットした。
いよいよ横になろうと思ったら、大きな地震。揺れ方からすると遠くで起きた地震のようだ。スマホを見ると福島で震度6+。結構大きい。

東北大震災から間もなく10年、被災者の方々にとっては、昔を思い出してきっと身の縮む思いをしたのではないだろうか。

迷える古羊、どこへ行く/森会長、性差別発言

2022-01-05 09:39:30 | 日記

●2月1日(月)
★自分、Tさん、Igさんはある麻雀会のメンバーだったが、Igさんは体調の都合で退会した。Igさんは自分と同じ団地に住んでいる。
1週間ほど前、Tさんが麻雀をするためにウチに来た時に偶然Igさんに会ったそうで、「今、下でIgさんに会ったよ」との話があった。

翌日、今度は自分が偶然にIgさんと会った。
Ig「昨日、Tさんに会いましたよ。麻雀やったんですってね」
自分「ええ、やりましたよ。今度、Igさんも一緒にやりますか」
Ig「やります、やります。是非お願いします」

ということで、午前中、メンバー及び日程を調整。4日で成立。

★ビルマ(ミャンマー)でアウンサンスーチー氏らが軍により拘束されたとか。軍はその後、非常事態宣言を出し、再び国の全権を掌握したとか。

ビルマの隣のタイもよく軍によるクー(クーデター)が起きる。
世界中でも軍が政治に関与して、民主主義を抑圧することはよくあることだ。ピストルを持てば撃ってみたくなるというものだ。

クーじゃないけど戦前の日本でも民主主義とは言い難い状態だった。
自分が高校生の時には某有名作家が自衛隊に押しかけ、決起を促して腹を切ったことがあった。もしかしたら、今の自衛隊員の中にもクーを起こそうと考えている人間がいないという保証はない。

いやいや民主主義の脅威は何も軍がもたらすものとは限らない。
アベ時代には憲法や法律に基づかない解釈の変更がなされ、公文書が改竄(ざん)されて民主主義の根幹が蔑(ないがし)ろにされ、一方、自分たちに票を入れてくれる有権者は厚遇する。
カネに絡んだ不祥事も少なからず起きた。
報道機関に対しては目に見えない「言論統制」が行われ、スガになると日本学術会議の会員任命が拒否された。

そもそも国会での議論って、果たして我々の民意が反映されているのか? 本当に民主的なのか?
説明らしい説明もなく、責任もとらず、嘘がまかり通る。

こんな日本、どこが民主主義なの。

★公明の遠山が議員辞職願いを出したとか。
新型コロナの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発出され、国が国民に対して飲食を控えるよう自粛を呼び掛けている最中に、国会議員である人間が9時まで会食した後、今度は夜11時すぎまで銀座のクラブで過ごしていたことの責任をとった形だ。
「政治への信頼を深く傷つけて、本当に申し訳ございませんでした」
ただし、「仕事の相談を受けただけで、飲食はしていない」と釈明。「飲食はしていない」だなんて誰が信じるか。少なくとも自分はそんなこと絶対に信じない。

加藤官房長官、「出処進退は本人が決めること」

遠山は一昨年の政治資金収支報告書において、キャバクラなどへの支払いを記載していなかったことも判明している。

で、自民の松本もやはり9時までイタリア料理店で飲食した後に、2軒のクラブをハシゴして飲食したとして批判を浴びている。
「私の行動自体が少し甘かったかなと反省している」
「飲食は1人であった。2軒目・3軒目は陳情を受けていた」

バカも大概にしろ。陳情を受けるなら事務所で受ければ良い。何でそんな夜遅くにクラブでなんかで陳情を受けるんだ。大方、酒でもご馳走になっていたんだろう。政治は夜決まる。どこが民主主義だ。

松本は遠山同様に党の役職は既に辞任したが、遠山と違い議員を辞職するつもりは全くないようで、あくまでもバッジに拘(こだわ)っているようだ。

さすが自民党議員。

政府は国民に対して5人以上の会食は控えるようにと言っているが、確か先月、二階幹事長は、杉良太郎・王貞治・みのもんた等と会食、後からはスガも呼び出したんでしたよね。全部で8人とか。

批判された後に二階が言ったことが滅茶苦茶。
「我々は年に1回忘年会を開いておったわけですよ。で、ちょうど良い機会だから、総理もそれぞれの人、各界の代表的な人だし会っておいた方が良いかなと」

「別に8人で会っただけで、会食ってそんなこと特にやった訳じゃない。飯を食うために集まったんじゃないんですよ。ただ、そこでその時間に出会ったということですよ」

「会食を目的に出会っているんではないですからね。そこで出会って意見交換すること、今の事態に対してどう対応するかということを考えてやっているんですから」

皆でステーキかなんかを食っていたというのにこの言い種(ぐさ)だ。滅茶苦茶。こんな子供だましの言い訳がよくも平気で言えたものだ。

「年に1回会っていた」からといっても、コロナ感染が毎日毎日拡大を続ける最中であり、政府も5人以上の飲食は控えろと言っていた。我々だったら「今年は止めておこうか」ということになる。忘年会だって、家族旅行だって、帰省だって、入学式だって、修学旅行だって、オリンピック・パラリンピックだってどれも皆中止・延期になった。

「会食が目的ではない」というが、目的が会食でなければ、天下国家を論じるのが目的であるならば、大勢が集まってステーキを食っても良いということなのか。そもそも、言っては失礼だが、杉さんや王さん等と今の事態にどう対応するか議論する必要性はあるのか?

二階、言い訳が滅茶苦茶、支離滅裂。

遠山も松本も党の役職を辞任し、遠山に至っては議員も辞めるという。
国民が政府の要請で自粛生活を余儀なくされている中、政府の方針に逆らうようなことをやっていながら、こんな滅茶苦茶で詭弁というか、禅問答のような意味不明の言い訳に全くならない言い訳を平然と公言するような常識の欠如した二階には、一刻も早く国民の目の前から消え失せてほしい。

スガの後ろで糸を引く二階。これが日本の“民主主義”の真の姿の一端である。

なんて思っていたら、その問題になった自民議員、「飲食は1人だった」と言っていたが、実は2人の議員と共に3人で行ったことが判明。意識的に嘘をついていたことになる。
で、その3人は自民党を離党することになったそうだ。

公明党は、クリーンな党、清潔な党、正直、健全と言われることがある。今回、公明の遠山はこんな“小事件”を起こしただけでも責任をとって議員辞職願いを出した。まあ、ある意味、潔いと言える。

一方の自民の3人は離党はするものの、議員を辞めるだなんて考えは全く無いようだ。
しかし、自民党を離党することは国民に対して謝罪したことには全くならない。
国民から給料を頂戴(ちょうだい)する公僕の身でありながらながら、カネと権力にしがみつく、クリーンの欠片(かけら)もない破廉恥で不潔な自民党議員。
汚職しようが、嘘をつこうが、政治を私物化しようが、何をしようが、口先だけで謝ることはあっても、本当の責任をとることはない。

公明党についてだが、例えば、ある人が街の良からぬ組織と仲良く付き合えば、その人も世間から良く思われることはないであろう。
だから自分からすれば、“クリーンな党”と言いながら、何故こんなクリーンじゃない党と仲良くするのか、連立を組むのか、全く理解に苦しむ。
見て見ぬふりをするのはクリーンとは言えないのでは。
良くないことを良くないと言えないのは清潔とは言えないのでは。

★新型コロナのワクチン接種が各国で始まっているようだが、イギリスの調査会社が12月から1月にかけて主要15ヶ国を対象に行った調査によると、日本を除く各国ではワクチン接種に対する懐疑論が減少し、接種希望者が急増しているという。特にイタリア、スペイン、イギリスなどは接種希望者が20%以上も上昇したとか。

“是非”接種したいと答えた人は、
 ブラジル    68%
 イギリス    66%
 アメリカ    42%
 日本      17%
だそうで、日本は15ヶ国中で最低だったという。

NHKの先月の世論調査でも、
 接種したい   50%
 接種したくない 38%
となっていた。
接種したくないと答えた人の理由は「副反応が怖い」からだそう。

重い副反応とされるアナフィラキシーが起きた件数は400万人中で10人だったとか。死者はいないとか。

日本の人口はおよそ1.25億人だから、この率でいくと日本人全員がワクチンを接種した場合のアナフィラキシー発生は312人程度だ。もしかしたら1人2回接種するから624人かな。
312人として、毎年の交通事故による死者の10分の1だし、交通事故による重傷者の100分の1程度だ。

何も心配することはない。

もし心配なら車には乗らないこと。外を歩かないこと。

★WHO(世界保健機構)の新型コロナ調査チームが中国を訪れて新型コロナに関する調査を始めたが、中国側はチームが調査したい場所ではない場所に案内して、そこで何時間も不必要に引きずり回して、時間稼ぎをしているという。

中国は、口では情報は全て明らかにしていると言っているが、実際はズルズルと実に幼稚な引き延ばし作戦を行っている。

WHOの調査に対する中国側の対応が非協力的であるのは、この他にも、先遣チームの中国入国を拒否したことでも既に明白である。

朝鮮もかつて調査チームや記者団が朝鮮国内の核や非核化についての調査をする際、妨害と言って良いほどの抵抗をし、その時も核とは関係のない場所をバスで連れ回した。

昔自分がサラリーマンだった時はずっと経理をやっていたのだが、ある時、税務調査が入ることとなった。それ以前の調査の時は、自分はまだ未熟だったので、社長と監査役が対応していたが、その年は自分も初めて立ち会うことになった。
それでもって社長は午前中、税務署員に税務調査とは関係ない話、「ウチの会社は小さな会社だけど、これこれの上場会社と取引している」とか「俺は税務大学の元校長と知り合いで、よく麻雀をやっている」とかそんな話ばかりで、ウチは不正なんか一切しないみたいなことを延々と話していた。
しかし、本当のことを言うと、実は社長の指示で1箇所重大な誤魔化しをしていた。
自分としては一刻も早く話を前に進めたかったのだが、結局昼になったので、調査は午後にすることになった。税務所員が一旦税務署に帰る際、「午後は7月(決算月)のI社(仕入先)とH社(販売先)の取引の帳簿を見せてください」と言う。まさに社長の指示で誤魔化した部分が含まれていた。仕入だけを計上して売上を計上しなかったので、当然利益が低く抑えられるという、非常に幼稚な誤魔化しである。

そして午後、仕入帳と売上帳を付け合わせをする際、「無い」部分(売上を計上しなかった部分)を「ここに有ります」と、帳簿を半分隠すように適当に見せ、奇跡的に危機を乗りきった。何とか申告書の訂正と税金の支払いは避けられた。

何が言いたいかと言うと、何かズルズルと引き延ばしたりする時は、その裏には何か隠したいことがあるということ、何か疚(やま)しいことがあるものだ。

中国がWHOの調査チームに隠したいものとは、中国が新型コロナの発生源であるという証拠である。

この間も言ったけど、別に中国が発生源でも「ご免なさい」って言えばそれで良いんじゃないかな。相手はウイルスなんだし、どこの国から発生するかなんて誰にも責任はない。スペイン風邪だって(発生源不明)、エイズだって、エボラ出血熱だって、SARSだって、MERSだって、新型インフルエンザだって、どこの国から発生したかなんて誰も気にしていない。発生した国だからという理由でその国を責めることはない。責められるとしたら、むしろメンツを保つために発生したことを隠したり、感染拡大防止対策を怠った場合である。

中国が発生源であろうとなかろうと、WTOの調査チームの調査には全面的に協力すべきである。
そうでないとかえって疑念や反発を招くことになるし、自分で自分の首を絞めることになる。

★今日ビルマ軍に拘束されたというアウンサンスーチーについてだが、確かに彼女は国内のミャンマー人や仏教徒にとっては“神様”なのかもしれないけど、少数民族や仏教以外の宗教の人にはそれほどでもないようだ。ビルマの少数民族の人と話をしたことがあったが、必ずしも心からアウンサンスーチーを支持しているようでもなかった。

その最たる例がロヒンギャだ。彼らはビルマでは国民とすら認められていない。軍や治安部隊がロヒンギャに対して行った今世紀最悪の人権侵害に対しても、アウンサンスーチーは特に強く軍を非難することもなく、むしろ軍の行動を支持しているかのようであった。

ロヒンギャ虐待を容認するようなアウンサンスーチーに対しては、ノーベル平和賞を取り消すべきだとの声が少なからずある。

ロヒンギャ問題が大きくなって以降、自分はアウンサンスーチーをあまり評価していない。

☆それと、軍事政権下で国名がビルマからミャンマーに変更された。アウンサンスーチー等民主化勢力を弾圧する軍事政権を批判する欧米各国では、始めの内はミャンマーとは呼ぶことはなかったが、“民主化”が達成されたかに見えてくると、頑(かたく)なにビルマと言い続けてきた欧米の国々も次第にミャンマーと言うようになってきた。

でも、民主化されたと言われてはいたけれど、実際には軍の力は温存されていて、アウンサンスーチーは軍の顔色を窺いながら政治を行っていたというのが現実であった。だから、偏屈ジジイの自分は「ビルマ(ミャンマー)」と表現するようにはなったものの、「ミャンマー」とストレートに言ったことは多分一度もないと思う。
軍に対する自分なりの細(ささ)やかな抗議である。

軍が再びその本性を表した。

★見守りボラの報告書を書いて、投函。今日イエの外に出たのはこの時の約3分だけ。

●2月2日(火)
★毎年2月3日が節分だと思っていたけど、今年は今日が節分なんだそうだ。2月2日が節分なのは124年振りのことらしい。

なんでも、自分が生まれた年(生まれる3ヶ月ほど前)は節分が2月4日だったそうで、その後何回か2月4日の年があったそう。そういえば、3日じゃないことがあったかも・・・

で、1985年から去年までは毎年ずっと2月3日で、今年が2日なのだが、この先2057年までは4年毎に2月2日となるようだ。(4年に3回は2月3日)
ということは「夏も近づく八十八夜」が5月2日であるのは4年に2回ということか?

そして2057年以降、今世紀中は2月2日が節分という年が4年に2回とか4年に3回とか。

★昼間は暖かだったようだが、夕方は北風が吹いて急激に寒くなるとの予報にもかかわらず、何だかんだで3時になってしまった。
慌ててチャリで出掛ける。

新宿のビックカメラでSDカード。タブレット売り場の人にタブレットからワードなどの文章をプリントアウトする方法を聞いてみたら、プリンターを直接つなげられるもの、Wifiを使うプリンター、それに街のキンコースを利用する方法があるとのこと。

新宿ペペの100均。
新大久保のスーパーでは欲しいものがなかったので、榎町店まで行った。
別の100均。

風が冷たい。もっと早く出掛ければ良かった。

高田馬場のスーパー。
ある薬局。前から粉ミルクを買おうかどうか迷うことがあって、今日も思い付いてちょっと見てみたが、結局買う決心はつかなかった。
現金引き出し。

Ibさんと会った。Ibさんとは先月まで毎週木曜日にウチで麻雀をやっていたが、コロナ感染拡大でしばらく休みたいというのでお会いするのは久し振りだ。
「またいつでも連絡してください。お待ちしています」と言われた。
麻雀は麻薬みたいなところがあるそうだ。
面白くて止められない。

★先月8日に発出された緊急事態宣言は、その期間は今月7日までの1ヶ月間の予定であった。

ところが今日の政府の決定によると、この緊急事態宣言について、栃木県は予定通り7日に解除されるものの、10都府県については期間を3月7日まで1ヶ月延長することにしたそうだ。

スガは今回の緊急事態宣言の発出に当たり「1ヶ月後に必ず事態を改善させるため、ありとあらゆる方策を講じる」と言った。これはもはや「宣言」を期限通りの2月7日で解除することを約束したと言っても良いくらいの発言だ。

しかし、政府の分科会のオミ会長ですら最初から「1ヶ月で『宣言』を解除させるのは至難の業だ」みたいなことを言っていたばかりか、先月の9~11日に行われたNHKの世論調査において「2月7日に解除できると思うか」と質問したのに対して、88%の人が「できないと思う」と答えているくらい、一般の国民でさえも2月7日の「宣言」解除にはかなり懐疑的であったと言える。
スガは敢えて大見得を切ったことになる。

案の定、2月7日の解除はできずに、期間延長ということになった。

「宣言」期間を延長したということは、スガは完全にハッタリをかました末に“約束”を違(たが)えたことになる。結果的に嘘をついたことになる。
でなければ、「ありとあらゆる方策を講じる」と“約束”したにもかかわらず、「事態を改善させるための方策」を講じなかったということになる。

元々スガは去年の11月・12月頃は、経済成長率が下がるとか、雇用が減るとか、金がかかる(補助金・助成金・支援金など)とか、税収が減るとか、まあ、色々理由はあるんだろうけど、とにかく「宣言」の発出には消極的であった。

そんなスガの姿を見て地方自治体の中には、緊急事態宣言は国の法律なんだから「宣言」を出すのは国の役目だと言うし、一方の国は国で、「現場」を一番よく知っているのは地方なんだから地方の方から「宣言」を出してほしいと言うのが当然だみたいなことを言って責任を地方に擦(なす)りつけるし。

スガは明らかに緊急事態宣言の発出には乗る気ではなかった。

その結果が、手遅れの「宣言」発出であり、それによってもたらされたのは、感染が手を着けられないほど拡大したこと、そして「宣言」期間の延長である。

この間(かん)、自分にはスガは1ヶ月で「宣言」を解除させるために有効な方策を講じたようには残念ながら思えない。仮に何かやったとしても結果が出なければ、それは有効な方策を講じたとは言うことは出来ない。

それと、よく分からないけど、国は「宣言」を出してほしいなら地方の方から要請すべきだと言っている割には、期間の延長に関してはどうなんだろう、国の方で決めたの?

だとしたら矛盾している。よく分からないけど。

はっきりしているのは、緊急事態宣言の発出があまりにも遅すぎたということ。“約束”した期限に「宣言」を解除できなかったこと。

★ワクチンの接種が始まってないのは、OECDに加盟している37ヶ国中5ヶ国だけで、先進7ヶ国の中では日本だけだそう。

日本も今月中には医療関係者の極一部の人から始まる予定のようだが、いずれにせよ、日本は何をするにしても世界の基準で見ればモタモタ・バタバタしていると言わざるを得ない。
給付金の支給だって、海外じゃ2~3日くらいでアッという間に振り込まれてくる国があるというのに、日本じゃ手続き自体が複雑で実際に振り込まれるまで何週間もかかる・・・

ワクチンだが、そもそも日本の国産ワクチンはどうなっているのよ。
アベはもう今年の始めには国産ワクチンの接種を始める算段を立てていたんじゃなかったの。
それは置いておくとしても、国は基礎研究の重要さを蔑(ないがし)ろにしてそのための予算をどんどん減らしてきた。それ故に研究者は十分な研究開発ができないでいる。ワクチンの開発も無関係ではない。

★河井アンリ、議員を辞める気になったらしい。当然。

●2月3日(水)
★確定申告の提出期限が今年も3月15日から1ヶ月延長されることになったようだ。

★アンリが提出した議員辞職願が認められた。
もう2度と顔を見ることが有りませんように。

●2月4日(木)
★11時、3人集合。その内の1人は初めてウチに来た。ある麻雀会のメンバーだった人で同じアパート(団地)に住んでいる。
今日は5回。まあまあ。

★今日、東京で春一番が吹いたそう。春一番って時期的には立春から春分までの間でしたっけ。一昨日が立春だったけど、今年のは観測史上最も早い春一番だそう。

★昨日、東京オリパラ組織委員会の森会長がまた失言とかで、今度は女性蔑視だと非難されている。
「女性理事を4割というのは文科省がうるさく言うんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。ラグビー協会では倍の時間がかかる。女性は優れており競争意識が強いので、1人が手を挙げると、私も発言しなくてはと思うんでしょうね。女性を増やす場合は発言時間をある程度規制しておかないとなかなか終わらないから困るという人もいる。
私どもの組織委員会の女性は皆さんわきまえています。的を射た発言で役に立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです」

全体的にもそうだが、「わきまえている」というのも随分と女性をバカにした言葉だ。

森はかつて、
「大阪人は金儲けばかりで公共心をなくした。言葉は悪いがたんつぼだ」→言葉が良いも悪いもない。政治家にあってはならない発言。
「初めての選挙(立候補)の時は選挙運動で行くと、皆さん家の中に入っちゃう。なんかエイズが来たように思われて」→エイズ患者を冒涜。

「子供をたくさんつくった女性に対して国が面倒を見るのが本来の福祉。しかし、子供を1人もつくらない女性が好き勝手に生きて年を取って、それで税金で面倒を見ろというのは、本当におかしい」
→「子供を1人もつくらない女性」が「好き勝手に生きている」とイコールなわけではないし、不妊治療を受けている人だって少なくないだろう。産みたくても産めない人への配慮を欠く。結婚・出産・子育て・教育のためのより良い社会環境を作るのが政府の役目なのに、それを怠っていながら、「日本は神の国」発言で示されるような完全に時代遅れの、まるで封建時代の家族制度の価値観を何故押し付けようとするのか。

「(浅田真央選手がソチオリンピックで相次いで転倒したことについて)見事にひっくり返った。あの子、大事な時には必ず転ぶ」→あんたは若い頃、ラグビーでどれだけ活躍したのか知らないけど、スポーツマンであるならば、スポーツ選手が世界の場でプレーすることがどれだけ大変なことかぐらいのことは十分に分かっているはずだ。上手くいかないことだってあるだろう。この思いやりの無さは、とてもスポーツを愛する人間の言葉とは思えない。そもそも、「あの子」とは何だ。立派に成人した女性なのに、まるで子供扱いである。

この他にも問題発言はいくつもあるようだ。
森自身がたんつぼと言われかねない。

で、森会長「昨日のJOC評議会での発言につきましては、オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な表現でありました。深く反省しております」
「発言いたしました件につきましては、撤回をしたい」

スガ「やはり、あってはならない発言だと思っています」
小池都知事「女性の声を活かすのは当然のことであり、話が長いのは人によるんじゃないでしょうか」
橋本聖子五輪相「森会長に電話で、あってはならないことという考えを強く申し上げた。女性の立場にも立ちながら、世界にメッセージを発信する大会(東京オリ・パラ)にしていくことが必要であるということを話した」
橋本大臣はスガに指示されて森に電話したのかな。まあ、セクハラ大臣が大御所に説教した。

で、森の今日の発言の続き。「ガバナンスに対してはあまり筋のところにこだわると、なかなか運営が難しくなることもありますよということで、そういう中で私の知っている理事会の話をちょっと引用して、ああいう発言になったということです」
記者「やはり会長は、女性の話は長いというふうに思っていらっしゃるんでしょうか?」
森「最近は女性の話を聞かないから、あまり分かりません。私も話が長い方なんですよ」

→何で「あまり分からない」で誤魔化すのか。長いと思うのか、思わないのか。それに森自身は自分の話が長いと思っているのかどうかなんていうことは記者は質問していない。
ただ、この「最近は女性の話は聞かない」という言葉からすると、女性の話が長いというのは昔の話ということになる。昨日の森の「女性の多い理事会は時間がかかります」という発言は以前に思ったことをあたかも今でもそうであるかのように言ったことになる。「最近のことはあまり分からない」と弁解している割には、「女性の多い理事会は(今でも)時間がかかる」と言ったように自分には聞こえた。
下手な弁解をすればさらにボロが出てくる。
そもそも、自分も話が長いと思っているのなら女性が多い理事会は時間がかかるだなんて言える権利は最初からない。

森「辞任するという考えはありません。私は一生懸命献身的にお手伝いして7年間やってきたわけですので、自分からどうしようという気持ちはありません」
「大会まであと半年となりまして、関係者一同一生懸命やっておられます。その中でその責任者である私が、皆さんの仕事に支障があるようなことになってはいけない」
「(批判については)謙虚に受け止めております。だから(発言を)撤回させていただきますと言っているわけです。女性を蔑視する意図はなかった」

→本人は女性蔑視のつもりがなかったとしても、だからといって許されるということにはならない。つもりがあろうとなかろうと発言自体は立派な“性差別”だ。森はそれに気付いていないようだ。
実際、AFP通信社(フランス)は「東京2020の会長が会議で性差別発言をした。各国の性差別格差を示す指標で、去年、日本の順位は153ヶ国中121位だった(経済フォーラム ジェンダーギャップ指数)」
ワシントン・ポスト紙やBBCやNYタイムズ紙も森を批判。

海外でも批判されている。オリンピック・パラリンピックというような世界規模の催し事であれば、組織委員会会長である森の発言はさらに「国際的な基準」という制約が加わってくる。だから、日本国内だけでなく海外の基準から見ても不適切な森の発言は今後「皆さんの仕事」の支障になるであろうことは、容易に予測がつく。
となれば、辞めたくない、あと半年このままやらせてくれなどと我がままを言っていられなくなるだろう。

ある女性「性差別が日本のスポーツ界をリードする組織に蔓延していると判断されてもやむを得ない」

〃「(会議の他の出席者から森会長の発言に対して異論が出なかったことについて)傍観というのは加害者と同じ事だと。『会長の発言は女性差別的なので、スポーツ界の今の方向には合っていない』というようなことを、やっぱ誰かが意見を提示する必要があったと思います」

〃「意思決定の多様性という時代の潮流に逆行する発言だ」

森、いい歳して相変わらず懲りない口軽ジジイだ。

●2月5日(金)
★11時前、チャリで高田馬場のキンコースに行き、恥をかくのを覚悟で、持っていったタブレットの中のワードをプリントアウトできるかどうか聞いた。ワードはこの間、タブレットの中にアプリが入っているのにたまたま気が付いて、よく分からないけど、文章を書いてみた。

USBかSDカードかメールアカウントか自宅ならWifiを使ったプリンターかのどれかだと言われた。
SDカードは分かるけど、どうもSDカードは自分のタブレットでは使えそうにないし、あとは全く分からない。多少説明してくれたけど、ほとんど理解できない。
まあ結論的には、今日は出来そうもないようだ。
またいつか、調べ直すことにしよう。(“またいつか”ということは、当分お預けかな)

帰宅。タブレットのワードの文章を見てみようと思ったら、何だか保存されていない・・・ ということは、さっきキンコースでプリントアウトできたとしても“原稿”がなかったことになって、また恥をかくところだった。
ITはダメだ。苦手だ。嫌いだ。

★12時、3人集合。2人は中級にはまだもう一歩というところかな。でも、全然気にしない。気が知れた人たちなので、普段だったら相手がちょっとモタモタするとイライラしてしまうことが多いが、今日は大丈夫。ちょっと烏滸(おこ)がましいが、今日は先生になったつもりで親切に教えてあげるという気持ちになっている。何かあったときは教えてあげながらのんびりやっていた。

で、今日は始める前に、コロナのこともあるから半荘(チャン)2回だけにしようという予定だったけど、2回が終わったら、彼女たちの方からもう1回やることになった。

2回目のことだが、残り1100点、ハコ間近だった人がオーラスの親の時、「八百萬(よろず)の神様、お願いします」と言ってリーチをかけたら、メン・タン・ピン・ツモ・三色・ドラ・ドラで親倍(2万4000点)。そのあと何と8本積んで一気に浮いてしまった。そういうこともある。

★森会長、昨夜の某テレビ番組で、
「女性を蔑視する発言ではないんです。女性蔑視でという切り口でくるとは思っていなかった。大きな話題になって、特に国際問題にもなり撤回した方が早いと思った」
「日本だけコロナ対策を万全にしてもダメなんです。海外から来てもらえる態勢づくりを考えている。その上で今回の発言は撤回した方が早いと思った」
と言ったそう。

何だか「女性蔑視」を本当に反省しているとは全く思えない。
「女性蔑視だと思っていなかった」と言うが、今は、例えば、結婚や彼氏についての話を聞き出そうとすることはダメ、スリーサイズを聞くこともダメ、飲み会で女性にお酌をさせることもダメ、という時代だ。国際感覚が最も必要なオリパラ組織委員会の会長ともあろう日本政界の長老が、そういう時代であることを理解できていないこと自体呆れることだ。時代錯誤の封建的価値観から抜け出せていないから、女性蔑視をしておきながら本人は「そんなつもりはなかった」ということになってしまうのだ。
今の時代では自分の発言したことが十分に女性蔑視になるということに、どうも森は、そこが理解出来ないで、言い訳ばかりしている。
実に醜い限りだ。

それと、弁解の中で「その方が早い」と繰り返し言っている。だから前言を撤回したのだと。
本当だったら、「女性蔑視の発言をしたので、反省し撤回し謝罪します」であろう。
しかし、昨夜の発言からも明らかなように、本人はいまだに女性蔑視だと思っていない。ただ、国内からだけでなく海外からも非難されて、この難局を乗り切るためには取りあえず撤回しておこう、という気持ちであるのが見え見えだ。

7年間もやって来た会長職を辞めるつもりはないし、辞めさせられることも絶対に嫌だ。だから火消しのために取りあえず撤回すると言っておこう、そんな感じ。
心にもないことを保身のため渋々謝ったにすぎない。

最低だ。