●5月10日(金)
*朝、軽く食事して病院へ。甲状腺機能低下症(橋本病)治療の定期診断。8時30分の受付開始の時にはもう既に100人くらい並んでしまうので、今日はチャリで行ったら整理番号は66番だった。受付を済ませ先ずは採血室へ。さほど待たされず。担当科の待合室でも1時間ちょっとで呼ばれた。採血の結果が出るのに1時間はかかるので待ち時間1時間は早い方だ。会計を済ませ、病院の向かいの薬局で薬をもらい、10時10分。予定より2時間くらい早かった。
*エンジェルズの大谷翔平選手、第3戦でようやく今季初ヒット。この日は2安打。
*昨日朝鮮が打ち上げた飛翔体について、韓国軍は短距離ミサル(ミサイル)じゃないかとの分析を示した。
が、しばらくして「ロシアのミサルにそっくりだけど、飛行距離は200㎞以下であり、大した問題ではない」と判断。ミサルかどうかは確認できないとして、飛翔体と呼んだ。
朝鮮が4日に打ち上げた飛翔体についても、最初はミサルだと言っておきながら、直ぐに飛翔体に言い換えた。
もしミサルと認めれば、朝鮮は国連安保理の決議に違反したことになり、ムンは朝鮮に甘い顔を見せづらくなる。南北対話路線を破綻させずに融和を推し進めたいムンとしては、多少のことには目をつむらざるを得ないのであろう。
アメリカとしては、自分のところにまで飛んでくることが出来るICBM(長距離大陸間弾道ミサル)には関心があるけど、その他の短距離ミサルや中距離ミサルを打ち上げている分には、例え日本や韓国の脅威になったとしても、例え国連の制裁決議違反であったとしても、問題にしないという立場を鮮明にしている。
ミサル?発射に対してトランプ、「キム委員長は私との、核実験やミサル発射実験は行わないという約束を破りたいとは思ってない」
ポンペイオ、「(今回の二度の発射は)短い射程であって、ICBM(長距離ミサル)ではなかった。アメリカ、韓国、日本の脅威とはならない」
まあ、二人とも何を考えているのかまるで理解できない。
キムは立派に約束を破っているし、韓国、日本への脅威がないとどうして言えようか。
打ち上げられた飛翔体がミサルだからこそ、二人のようなへんてこな発言になるわけで、もし飛翔体がミサルでないならミサルではないという言い方になるはず。ポンペイオの発言は「長距離ではないが短距離のミサルだった」とハッキリと認めているようなもんだ。
もしここでアメリカが朝鮮を強く非難でもしようものなら、これからあるかもしれない三回目の米朝首脳会談の開催がより遠のいてしまう。
だから、例え国連決議違反のミサル発射でも、多少のことは多目に見るしかないのである。
そして、朝鮮がミサルの発射実験や核兵器実験を行う度に強く非難していた日本ではあるが、今回の発射に関しては、日本には影響がないとして静観する構えである。
随分適当だな。影響がないと言えるのか? アメリカが言っていることにそのまま同調している。なぜ微妙に立場を変えるんだ。もしかして拉致問題に関する水面下での交渉に悪い影響があると考えているのか? 勿論、拉致問題の解決は何よりも必要だが、筋の通らないことはすべきではない。国連安保理決議を無視して良いわけがない。
ということで、今月に入ってから矢継ぎ早に二度も行われた朝鮮の「ミサル発射」について、アメリカも韓国も日本も“足並みを揃えて”朝鮮には甘い曖昧な態度を取っている。
これはキムの勝利である。
キムは実に上手くやった。
どこまでやればアメリカを刺激することがないか、例え安保理決議違反でもどこまでならアメリカが目をつむってくれるかを実に計算高く探ってきたのである。
トランプが米朝関係を壊したくないと強く思っていることを逆手にとり、違反を承知でミサルを飛ばした。破談にならない範囲で挑発を繰り返す。
それがキムのやり方。
人の足元を見るというか、弱味につけ込むというか、なめているというか、コケにしているというか、ずる賢いというか、悪知恵が発達しているというか・・・
キムは権謀術策の天才である。
ムンは言うに及ばず、トランプも相手ではない。
その後、アメリカの国防長官代行は、「朝鮮が5月4日に日本海に発射した飛翔体は、ロケットとミサルだった」と断定した。
一方、韓国は、いまだに分析中であるとして結論を先送りしている。
ミサルだと認めた上で朝鮮と向き合うアメリカ。ミサルかどうか曖昧にしたまま朝鮮と向き合う韓国。いかにも無能なムンらしい。そしてアベもアメリカに無条件追随で、事態を曖昧にしている。
これからキムはおおっぴらにミサルを打ち上げられるというものだ。
そして今でも影に隠れてコッソリと核開発を進めているんだろうな。
キムのペース。
*夕方になると大抵は売り切れちゃうパンを、今日は先に確保してから麻雀会へ。ちょっとの距離でも逆の方向に行くのってあまりしたくない、ってアルアル?
今日はまあまあだったかな。それにしても、皆バラバラで来るからメンバーが4の倍数になるとは限らない。それは皆十分に分かっているはずなのに、いざ自分が待機することになると、そんな長い時間待っているのは嫌だとか何とか言って文句タラタラ。一番気を遣って誰よりも最も抜け役になっているのは自分だ。
いい年して自分のことしか考えない我ままな人間がいる。
買い物せず帰宅。
階段。ジャンプ300回。
*米中貿易交渉は折り合いがつかなかったようだ。
アメリカは中国からの輸入品にかけていた10%の上乗せ関税を、25%に引き上げる措置を発動した。
一方の中国も折れるつもりはないようだ。
まだまだ続く。
●5月11日(土)
*シリアの内戦は8年前、アサド政権に対して民主化を要求する運動をアサドが弾圧したことで始まった。8年間の内戦で亡くなった人は少なくみても37万人(新宿区の人口もそのくらいあるのでは。想像を越える)、そして国民の半数が家を追われたが、最近ようやくアサド側が国土をほぼ奪還し、内戦もほぼ収まりつつあるとか。これを受けて避難していた人たちも少しずつ元の家に戻ってきているとか。
そんな中で日本は国連の機関に資金を提供することによって、教育や雇用などの分野において人道的な支援を行っているとか。学校を修復したり、瓦礫を片付ける労働者を雇ったり。あと破壊された病院の修復も目指しているそうだ。
しかし、欧米各国は、アサドが民主化運動を弾圧したことを理由に、シリアの復興支援には今一消極的。
日本が行っているような教育・雇用・医療などの人道支援であっても「民主化運動を弾圧したアサド政権を支援することになる」との批判もあるようで、イスラム過激派系のメディアからも「犯罪者アサドに褒美を与えるものだ」と非難されている。
う~ん、難しいな。
確かに非民主的なアサドには失脚してほしいと“アラブの春”以降ずっと思っていたけど、内戦の間(はざま)で想像を絶するであろう悲惨な思いを強いられているのは何の罪もない市民である。
欧米諸国の批判はもっともであり、例え人道支援であってもアサドを助ける結果になってしまうのは事実であって、それは非常に悔しいことだけど、やはりここは絶望の淵で暮らすシリアの市民を助けるべきであると思う。
自分は去年の正月からユニセフ(国連児童基金)のシリアやロヒンギャ(そして最近ではイエメンも)への緊急支援にほんの雀の涙ではあるが、とにかく何かの役に立てばと思い自分の出来る範囲で毎月支援金を送っている。
より良い政治は必要だが、同時に過酷な状況で生きている人のことを忘れないことも大切だ。
*食事して、掃除機で掃除して、片付けをして、一昨日かったテレビが早く届かないかなと思っていたら、11時40分に届いた。これでトイレに入れる。
トイレもさっと掃除して、近所のスーパーにお客さん用のサラダせんべいを買いに行ったり(何故“サラダ”なんだろう)、ごみを捨てに行ったり。
準備が整った。
1時、3人がやって来た。麻雀、7時までやったが半荘(はんちゃん)3回しか出来なかった。でも楽しかった。
*朝鮮が今月2回“飛翔体”を発射し、ミサル(ミサイル)も含まれると断定もされたが、これについてトランプは最初は、
「とても深刻に捉えている。誰も喜んではいない」
と不快感を露(あらわ)にしたものの、翌日には、
「これらは短距離ミサルであり、極めて通常なものだった」
「現時点では信頼を裏切るものだとは考えていない」
1日で前言を翻し、180度逆のことを言っている。
ポンペイオも「ICBM(長距離大陸間弾道ミサル)でなければ、短距離でも中距離でも、信頼関係を裏切ったことにはならない」と考えているようだけど、2人とも何を暢気な、何をお人好しなことを言ってんだろう。
キムとの関係を断ち切ることだけは避けたい、そんな気持ちがプンプン臭ってくる。
こういう節操のない態度はキムを喜ばすだけ。益々つけ上がらせるだけ。キムの術中にはまるだけ。キムの横暴を拡大させるだけ。
少なくともキムがいる限り朝鮮の非核化はない。
キムの退陣こそが、非核化への一番の近道だ。
キムの機嫌を取っていてはダメだ。
何とかキムの失脚を考えた方が良い。
*アメリカは、中国から輸入する2000億ドル相当分の製品について課されていた10%の追加課税を25%に引き上げる措置を発動したが、そんな中で行われていた米中貿易協議は結局は物別れに終わったとか。
まあ、当然そうなるだろう。
中国はアメリカから輸入される製品に報復の関税をかけることを検討すると言っているし、アメリカは更に3000億ドル相当分に上乗せ関税を課すことを指示するとかしたとか言っているし、もう、“戦争”は拡大する一方だ。
米中貿易摩擦の影響を最も受けるのは中国かもしれないが、アメリカだって影響がないわけじゃないと思う。
更に、中国製品に使われる部品の多くの部分には日本の部品が使われている。だから、中国の輸出が減れば当然日本の企業にも影響は及ぶことになる。
懸念は当分収まりそうもない。
*スマホに「友がいつの間にか離れていく人の3大特徴 大きなトラブルがあったわけでもないのに・・・」という記事があった。
特徴1) ダメだから
「デートで観覧車に乗ったの」
「私、高いところダメだから」
相手の話をいきなりシャットアウトする。
特徴2) 私はね
「新しいバッグを買ったのよちょっと高かったけど」
「私なんか、この間◯◯の新作バッグを買ったわ」
自分の方が凄い、をアピールする。
特徴3) 値踏みをする
「ねえ、知っていた? あの人◯◯なんだって」
頻繁に人のことを話題にする人は、きっと自分のことも人に喋っているに違いない。
無意識の内に相手を不快な思いにさせているのに、自分の対応は悪くないと思っている人が多い。
自分の話を少し控えて人の話をよく聞くようにすると良い。
言葉のキャッチボールが気持ちのキャッチボールになる。
いくつかのコミュニティに参加すると良い。
スマホはこんな感じだったかな。
自分はというと、1)と2)は当たっていると思う。
ただ、自分から人が離れていくのは、それ以外のことが原因。
自分には愛がなくて、思い遣(や)りがない。自己中心的で自分のことしか考えない。
だから人に好かれないし、人が離れていく。
実に哀れな人間だ。
*国連本部で行われていたNPT(核拡散防止条約)会合は、アメリカとロシアの対立、核兵器保有国と非保有国の対立で、合意文書の採択なしで閉会。
日本は、核兵器保有国と非保有国とは水と油、決して意見が一致することがないと分かっているにも拘(かか)わらず、核軍縮は、日本も加盟しているNPTの枠組みの中で核兵器保有国と非保有国が手を携(たずさ)えて実現するもの、との立場をとっている。
また、核兵器禁止条約の交渉については、核兵器保有国と非保有国の対立を煽(あお)るだけなので、交渉に参加もしないし賛成も出来ないという態度であった。
日本は世界で唯一の戦争核被爆国であり、世界の先頭に立って核軍縮・核兵器廃絶に向けた取り組みを進めていくと、アベは常々言っているが、核兵器禁止条約に反対であるばかりか、アメリカの傘の下に居続けるため、NPTにおいても核兵器保有国と非保有国との間にある溝をいいことに、核廃絶には全く消極的、もしくは全く無関心である。
アベが広島・長崎で演説する度に怒りを禁じ得ない。
核軍縮は夢のまた夢。
*一昨日買って今日届いたテレビ、今日は箱から出さず。