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迷える古羊、どこへ行く/アベ暗殺(2)

2023-08-09 15:40:15 | 日記
●2022年7月3日(日)
★昨日まで8日連続で猛暑日だったそうで、これは最長タイ記録なんだそう。で、予報では今日の最高気温は31度だったので記録更新はないだろうと思っていたけれど、何と予想を大幅に上回って今日も35度を超えたとか。連続記録を更新。

★岸田は参議院選挙の応援演説で、
「新型コロナ対応、医療提供体制の充実、病床の確保、ワクチン、検査、治療薬、様々な取り組みを進め、3回目のワクチン接種も全国で60%を超え、そして高齢者は90%の方々が3回目の接種を済ませた。これはG7の国々の中でもトップクラスの接種率を示す」

確かに政府は色々やっていたけども、どれもこれも、アタフタ・ドタバタ・後手後手の連続だったではないか。いかにも「ちゃんとやりました」みたいな言い方はやめてほしい。

それに「G7でトップクラス」だなんて、チャンチャラ可笑しい。日本は何もかも、多くの事柄でG7の中で最低ばかり。
女性がいかに活躍しているかを示す代表的な指標の一つであるIPU調査の「国会議員の中で女性議員が占める割合」では、世界190ヶ国中で162位だ。G7で最低であるばかりでなく、世界でも最低クラス。
何もかもがG7で最低。G20でも軒並み最低クラス。

岸田がG7を持ち出して日本の新型コロナ対策の自慢をするだなんて、まさに笑止千万。

●2022年7月5日(火)
★NHKのニュースによると、5月10日に自分が住む団地でバイクやチャリ30台ほどが放火されて延焼した事件で、警視庁は団地の小学生3人を児童相談所に送致したとのこと。
誰から聞いたか忘れたけど、この30台のバイク・チャリを法律的に弁償する義務はないとか。刑事・民事があるから、本当にそうなのかどうなのか自分にはよく分からない。でも、自分のチャリはその時、火元の端っこからは5メートルくらいのところにあったので、とにかく燃えないで良かった。オーバーホールだけでも5万円以上かけ、10年近く乗っている愛車だ。

●7月8日(アベ暗殺関連)は済。(前回)

●2022年7月9日(土)
★アベ元首相暗殺に関して警察当局は昨日、「政治信条の恨みではなく、特定の団体に恨みがあり、アベ元首相がこれと繋がりがあると思い込んで犯行に及んだ」というように犯人が供述している、と会見で述べている。

何でも、犯人はある宗教団体を恨んでいて、最初はその幹部を殺そうと思っていたけど難しかったので、その宗教団体と近しいと思われるアベを殺そうとしたとのこと。宗教団体とアベが本当に近しいのかどうかなど真偽のほどは今の時点では不明ではあるが、何でも、なぜ犯人が宗教団体に恨みを持つようになったかというと、母親がこの団体と関わり多額の寄付を行ったことにより家庭が滅茶苦茶になってしまったからだという。

多くの政治家や国民が言っているような政治テロではなく、むしろ個人的な恨みだったということになる。
捜査はこれからだ。

ただ、政治家や国民が政治テロであるとして、「民主主義の根幹を揺るがした」と犯人を非難していることについては、自分は何も殺人だけが民主主義の根幹を揺るがすことになるとは限らない、殺人でなくても民主主義の根幹を揺るがすことはある、と思う。

集団的自衛権に関連する法案が成立するまでの過程、特に閣議決定直前の経緯はとても民主主義国家とは思えない、実に“エグい”やり方が行われた。
森友・加計で政府が平気で文書を改竄したことなどは、どこが民主主義と言えるの。そもそも、森友はアベの女房が名誉校長だったから国有地を破格の安値で購入できたのでは? 加計とアベが友達だったから、本来はあり得ない獣医学部の新設が出来たのでは?
総務省の統計調査不正なんか、これも民主主義の国では絶対にあり得ない。遺骨収集での隠蔽も然り。
マスコミに対しては、あんた達の使っている電波は国が許可しているのよ、と脅しをかける。
検事総長の定年延長問題についても、日本が民主主義の国とはとても思えないくらい実に“エグ”いやり方だった。
“桜”だって公私混同の最たる事例。

み~んなアベ時代の出来事。
自分に言わせればアベは自民一強を良いことにやりたい放題。以前は自民党内でも多少は歯止めがあったようにも思うが、アベ(第2次)になってからの自民はもう“危険団体”だ。

スガだって、日本学術会議からの会員推薦を一部拒否した。国が給料を払うんだから任命拒否は当然だと、とんでもないことを言っていた。

殺人だけが民主主義の根幹を揺るがし、言論を封殺する方法ではない。

自民党政権によって、真綿で首を絞めるように少しずつかつ陰険に、反対派の意見を排除することが行われている。

実に恐ろしいことだ。

迷える古羊、どこへ行く/アベ暗殺

2023-08-07 13:40:06 | 日記
●2022年7月8日(金)
★チャリでNさん宅へ。
今日は半荘(ハンチャン)7回。

6回目、配牌が、
東東 南南 北 白 發 9索 他。

国士無双にはちょっときついかなと思ったが、1萬、9萬、9筒を持ってきて、少し目がなくもない。また1萬を持ってきた。
そのあと更に發を持ってきて、白も持ってきた。
混老七対(ホンロウチートイ)を聴牌(テンパイ)するまで1向聴(イーシャンテン)だが、それでも6400点だ。
たぶん普通ならば七対狙いだろう。でもきついけど初志貫徹で国士狙いということで先ずは1萬切り。ここが運命の分かれ道だった。

そしたら發を暗刻(アンコ)った。もしかして国士じゃなくて字一色(ツーイーソー)? 9索切り。なんて思っていたら、何と南を持ってきた。しかも鳴かないで見逃した南だ。この南を鳴かなかったのも大きな分岐点だ。更に何と何と東を持ってきた。
心臓がドキドキしてきた。發・東・南が暗刻で、あとは北・白白+1枚。

ワッ! 北を持ってきた。北は場に2枚切れているので、形の上では北と白のシャボ待ちの聴牌(テンパイ)だが実質は白待ち。白は場に1枚も出ていない。誰かが2枚持っていたら、折角の大きな手が上がれない。あと2回のツモとなった時の盲牌(モーパイ)の指先のヌルッとした感触は一生忘れられないくらいの感動であった。

字一色・四暗刻(スーアンコー)だ。
ダブル役満は大昔に小四喜(ショースーシー)・字一色をアガったことがあったけど、実に45年ぶり。
もし国士無双を狙っていたら、1索も1筒も来なかったし、その前に西が4枚切れていたので出来なかった。

久し振りに目の覚める役をアガった。

7回目のオーラス、自分は2万8000点で、トップの下家(シモチャ)とは8000点余りの差。
自分はラッキーにも5巡目でタンヤオ・チートイを8萬単騎で聴牌(テンパイ)した。トップの下家が早くも6萬を2枚切っているので、下家から8萬は出やすいかもしれないけど、ダマ(黙)ではたとえ直でも3200点X2倍=6400点しかないので逆転はできない。ダマでツモっても6400点+1600点=8000点で下家には数100点追いつかない。もちろん他の人の振り込みでは逆転はできない。

逆転するには、ダマ(黙)ではどうやっても出来ないし、リーチをかけてツモるか下家から直で当たるか、あとは裏ドラを期待するか、とにかくイチかバチかでリーチをかけるしかないと考えていたら、2~3巡して対面(トイメン)が6萬を切った。これで8萬はかなり出やすくなったはずだ。

リーチ!
リーチ直後、下家が牌をツモってきて長考している。そして出てきたのはツモ切りで8萬。リーチが偶然に3枚目の6萬が出た後になって良かった。狙いが面白いくらいズバリ当たった。一発がついて満貫を下家から直でアガり、逆転でトップ。

いつもこう上手く行くとは限らない。むしろ逆に上手くやられることの方が多い。麻雀は4人でやっているのだから。

帰り、玄関を出ると、門の新聞受けから夕刊を取り出して見出しを見た奥さんが、「アベ元総理が撃たれたみたい」

自分のイエとはちょっと逆方向だが、Nさん宅の近くのスーパーに寄って買い物。

★帰宅したのは7時半を過ぎていた。

アベ、5時03分に亡くなったとか。ニュースからはアベが撃たれた時、誰かが「AEDを持ってきて!」と叫ぶ声が聞こえてきた。
何でAED? よく知らないけど、AEDって心臓(の変な動き)を止める装置じゃないの? 病気で使うものだと思っていたけど、怪我でも使えるの?

大昔、自分が子供の頃(小2?)、社会党の委員長が演壇で演説中、突っ込んできた右翼の若者に刺されて死亡した事件を思い出した。

自民党幹事長の茂木、「我が国の総理、わが党の総裁として強いリーダーシップを発揮され、内政・外交に大きな成果を残されました。
民主主義の根幹たる選挙が行われている最中に、今回のテロ行為は民主主義に対する挑戦であり、断固強く抗議いたします」

公明の山口、「激しい憤りを感じております。このような暴挙を断じて許してはならない。こうした言論封殺をはね返し、民主主義の本来あるべき姿を示していきたい」

立憲の泉、「心からご冥福をお祈り申し上げるとともに、このようなテロ行為が我が国で発生したこと、許されないことであり、断固として非難したいと思います」

国民の玉木、「民主主義に対する重大な挑戦であり、脅威だと思います。我が党としても強い怒りと悲しみをもって非難します」

れいわ山本、「もうショックしかないですよ。自分の中で整理つかないですよね。言論というものに対して暴力で封じようとする、そういうものに対しては徹底的に私達は抗(あらが)っていかなければならない」

他にも経済人など何人かコメントを述べていたが、ほとんどみな誰もが異口同音に「暴力で民主主義・言論の自由を圧殺するのは許せない」という主張である。

ところが、奈良県警の会見によると、
「特定の団体に恨みがあり、アベ元首相がこれと繋がりがあると思い込んで犯行に及んだ旨、本人が供述しております」
「アベ元首相に不満があり、殺そうと思って狙った。元首相の政治信条への恨みではない、と供述しています」

つまり、警察によれば犯人がアベを襲ったのは、保守的な政策が気に入らないとか、集団的自衛権に反対とか、そういう政治信条的なものからではなく、私怨、個人的な恨みであるということになる。

にも拘(かかわ)らず誰もがみな判で押したように「暴力で言論封殺はけしからん」という意見だ。もちろんその事はその通りなのだが、警察当局の発表を踏まえてはいない。誰もがみな、「民主主義への挑戦だ」と声高に叫んでいるのは、もしこの犯行が警察の言うような類いのものであるならば、筋違いになるのでは。

これでは、「特定の団体」問題の解明に捜査の手が及ぶのかどうか。殺人は良くないが、犯人の気持ちが正しく捜査に反映されるのか、世論に押されて捜査に影響が出るのではないか、ちょっと不安である。
無理矢理政治犯にさせられてしまう・・・?

警察は政治テロではないかもしれないと説明しているのに、政治家(やその他の人たち)がほぼ異口同音に政治テロを前提にして発言していること自体、世の中、何だか逆にそら恐ろしい。
世論を操作しやすいというか、容易に操作されてしまうというか。

それに、自民党の政治を批判することがしづらくなるようなことにならないだろうか。

そもそも、皆「民主主義」「民主主義」と言うけれど、アベが本当に民主主義を尊重した政治を行っていたかどうか、自分は非常に懐疑的に思っている。

まさか、今日のことでアベは神に祭り上げられるようなことにはならないだろうな。何故か“アベ信者”は多いからな。

★アベ死亡で、「チコちゃん」の放送がなくなった。

アベどうのこうのより、「チコちゃん」がなくなったことの方が恨めしい。