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迷える古羊、どこに行く/入院

2012-04-08 15:36:20 | お店の話

(今日は16日分です)

2月24日(金)
朝、あまり寒くない。また寒くならずにこのまま少しずつ暖かくなってくれれば良いのだが・・・

昨日、家の近所の医者から大学病院への紹介状をもらった。黄疸症状が大分良くないようだ。早めに起きて池尻大橋駅近くの東邦大学の医療センターに。

検査に入る前に早くも入院の話。月曜日(27日)に決まった・・・ そんなに悪いのか・・・ 2~4週間は覚悟して欲しいとのこと・・・ ・・・ ・・・
色々と検査。明日も検査だそう・・・

夕方からスーパーのバイト。1時間早く上がらせてもらった。
帰りポツポツ雨が降ってきた。
家では何となく落ち着かない・・・

2月25日(土)
今日は本来は新宿のバイトの日であるが、病院に行く行かないとは関係なく、前から休みをもらっていた。
朝、昨日よりも早く起きて大学病院へ。昨日の夜から降り出した雨だが、それに加えて寒いし風もあるし・・・ チャリはダメだ。かといって電車で行く時間がなくなってしまった。自分で金を出してタクシーに乗るなんてここ10年はなかったなあ・・・ 梅ケ丘駅前ですぐにつかまったし、道路も空いていたし、間に合った。

MRIの検査。本当は2ヶ月先まで検査の順番待ちの予約で一杯らしいが、緊急ということで早朝に入れてもらった。 ところでMRIってCTスキャンと同じ?
一昨日、昨日、今日の3日間で病院関係費用2万円・・・

昨日一部の人には話をしたが、病院からの帰りスーパーに寄って改めて入院の通知。
外の雨はほぼ止んだ。

家では来月の音楽番組録画予定表を作りあげちゃおうと思ったが、なんせ眠くて全然捗(はかど)らない。

夕方実家へ。明日は母の誕生日。だから今日のバイトは予め休みをもらっていた。実家に行く前に下高井戸の日大通りあたりに電気屋はないかな・・・ 3000円くらいのDVDプレイヤーがあれば・・・ TSUTAYAでサンキュッパのがあったので購入。病院で、まだチェックしてないDVDを観るつもり。

実家では、九州の指宿から送ってもらった「南国情話」のCDを掛けた。懐かしく思ってもらえたようだ。入院の話はお赤飯を食べ終わるまではしなかった。

2月26日(日)
バイト先関係の調べ物。
明日の入院の準備。昨日実家の近くで買ったDVDプレイヤーをよく見たら、画面がついてなかった・・・ 急いで買ったのでよく確認しないで買ってしまった・・・ 家の中に何かモニターはなかったかな~ なかなか見つからない・・・

靴下が丁度なくなったので3足分ほど洗濯したが、厚手の綿ソックス、明日までに乾きそうもない。Tバックやほかの靴下を全部手で洗って洗濯し、乾燥機で乾かすため袋に入れて近所のコインランドリーへ。DOKKENを閉めたあと生活費節約のため近所のコインランドリーを利用したのは初めてだ。
スリッパなど入院用の小物を購入。

夕方からスーパ-のバイト。明日から入院とはいえ、バイトを休んだらその分あとが大変・・・
本当は1時間でも良いから早く帰りたかったが、最近スーパーは人員不足で、特に今日はローテーションがギリギリ、早退は無理だった。まあ、しょうがない。

帰り道、結構寒い。
家、20年以上愛用している蜥蜴の指輪が見当たらない・・・
入院の準備、終わらない・・・ DVDプレイヤー用のモニターは見つかってもアダプターがなかったりコードがなかったり・・・ 普段使っているワンセグテレビに入力端子が付いてないのが恨めしい・・・

2月27日(月)
今日も10度以下のようだ。風も冷たい。
朝7時に目覚ましが鳴るも、ハッと気が付いたら8時。MANBOO!(シャワー)に寄るのを止めれば何とかなる。
いや~、それにしてもDVDプレーヤーにモニターが付いているかどうかを確認しないで買ってしまったのは、我ながらまずかった。家の中をあっちこっちひっくり返してやっとモニターが見付かった。何かあまり記憶のないモニターだが(こんなのあったっけ・・・)、アダプター、コードも付いたままだったので、これでモニター関係は一気に解決(したと思う)。

荷物、結構重たくなってしまった。ワンセグテレビ(病院ではテレビは有料なので)、DVDプレーヤーにモニター・・・ DVDディスクの枚数も半端じゃない。
今日は勿論チャリじゃない。交通費が勿体ないけど笹塚で途中下車して、いつもの銀行、郵便局で月末の支払いを済ます。T美さん宛の来月の録画予定表も郵送。
新宿のバイト先に寄って店長、副店長に挨拶。さあ、これで全ての準備が完了。

重い・・・ 早起きしたし、ヘトヘトになって池尻大橋に着いた。今日は何か気の利いたものでも食べようと思っていたけど・・・ 結局入ったところは・・・ 立ち食いそば・・・ 何だかな・・・ (しかもここは文字通り立ち食い、椅子もテーブルもなかった)

1時半入院。まあ、手続きやら何やら色々。一段落したあとシャワーを浴びてサッパリ。

6時、夕食。エーッ! これだけ? 見た目は非常に質素。ご飯、味噌汁、魚の照焼、煮物、沢庵、入院料・・・(何だこりゃ、いくら入院したからといってPC君も気を利かせすぎ・・・) 乳飲料。 ざっと見た感じ、600キロカロリーあるかないかくらいかな・・・
栄養管理師さんや調理師さんたちが十分に考えた上での食事であることは分かるけど、普段の自分の食事とは大分雰囲気が違う。

食後、いろいろやらなきゃと思ったが、やっぱり来ました、睡魔が。ウトウトしたあとDVDを観始めたと思ったら、9時でもう消灯・・・ 暗い中でDVD1枚だけチェックして、今夜は寝るこことした。

ところが、ここは呼吸器疾患の人が何人かいる病室で、夜中も苦しそうにゴホンゴホンやっている人が3人ほどいる・・・ 安眠できなかった・・・ 皆さん病気だからしょうがない。我慢するしかない・・・

2月28日(火)
朝6時起床。何となく寝不足。今日は8時の朝食は抜き。というか後回しにして、点滴を打ちながら胃カメラ検査。点滴も胃カメラも生まれて初めての体験だ。胃カメラは話には聞いていたが、喉はゴリゴリするしオエーッと吐き気はするし、まあ、噂通りあまり気分の良いものではなかった。
検査が終わったら点滴は外すのかと思ったらそのまま。11時に遅い朝食。

消化器内科病棟のベッドが空いたということで、急遽引越しすることになった。別にこちらから何も頼んだわけではなかったが、有り難い。これで夜中じっくり寝られる(と思う)。
ただ窓際ではなくなって、ワンセグテレビの受信状態がやや不安定になった。

引越しの最中に点滴が終わった。ただ、左腕には点滴の取り入れ口は挿したままでいつでも点滴が出来る状態。また点滴するのかな・・・ 点滴中はあまり気分は良くない・・・

2時、遅目の昼食。
6時、夕食。

暇なときはまだ観てないDVDのチェック。左耳にDVDのイヤフォン。右耳にテレビのイヤフォン・・・ テレビは家と同じ、聞く聞かない、見る見ないに拘わらず点けたままで、時折ニュースをチェック。
9時の消灯後もしばらくはDVDチェック。

2月29日(水)
何やら未明の4時くらいから雪が降り出したらしいですね。今日はこのまま雪で、気温もほとんど上がらないとかで、この冬一番の寒さでしょうとまで言っている。

今日は朝ごパン。
点滴開始。昼食お預けでCTスキャンの検査。戻ってきてかなり遅い昼食。
ベッドヘッドに寄り掛かってウトウトしていたら、誰かが体をトントン叩くのでハッとして見てみるとスーパーで一緒に働く同僚。まさか誰も来てくれるとは思っていなかったので、嬉しいというよりビックリした。(勿論嬉しかったが)

何だか周囲の人につられて自分もタラタラ歩いていることに気が付いた。今は検査のために入院しているが、一昨日入院するまでは年齢なりに‘普通’に行動していたはずだ。別に病院の中を走るわけではないが、何もモタモタ歩くことはない。普通に歩けば良い。

明日はまた胃カメラ?
夕食。
9時の消灯後もしばらく寝ないで、さっき録画した「ためしてガッテン」を見たりしていた。

3月1日(木)
病院で月が明けた。

昨夜遅く明らかになったところによると、先日行われた米朝直接協議で、当初は何の合意もなかったと言われていたが、実は重要な合意がなされたとのこと。

① 朝鮮は核実験を一時凍結する。
② 朝鮮はニョンビョンの核施設におけるウラン濃縮活動を含む核活動を一時凍結する。またウラン濃縮凍結に対するIAEAの監視を受け入れる。
③ 朝鮮は長距離弾道ミサイルの発射を一時凍結する。
④ アメリカはこれらの見返りに24万トンの栄養補助食品を提供する。

自分は国際問題にはド素人だが、一聴しただけで、朝鮮がハナっからこんな約束を守るつもりが全くないのは分かる。事実朝鮮側は、今回の協議の合意期間は、アメリカとの実りある話し合いが続く間、とわざわざ付け加えている。
いずれ朝鮮は詰まらんことにイチャモンを付けて合意を破棄すると言うに決まっている。またアメリカは騙されるに決まっている。
そもそも一時凍結なんていう言葉ほどいい加減な言葉はない。

朝鮮は今まで何度も何度も、何の躊躇もなく当り前のように各国との約束を反故(ほご)にしてきた。世界は今まで何度も、朝鮮に煮え湯を飲まされてきた。そのたんびに食料などをかすめ取られてきた。朝鮮は世界200ヶ国の中で最も醜くて意地汚い国である。
そもそも、見返りが栄養補助食品だなんて・・・ 恥ずかしくないのかね~。莫大な費用をかけて核開発をしておきながら、国民はろくに米さえ食えない。情けないの一言。

もっとも、アメリカもアメリカだ。このド素人がどうのこうの言う前に、アメリカだって朝鮮が約束をいずれ反故にするのは百も承知。じゃあ何故・・・ どうせ11月の第1月曜日の次の日に行われる大統領選挙に向けてオバマが外交得点を稼いでおきたかったからであろう・・・ 政治なんて所詮そんなもの。

今日は昨日の雪から一転、結構暖かいんですってね。病院の中だと分かんない・・・
今まで結構休みなしで働いてきたから、今回の入院はどこかちょっと物見遊山的な気分がなかったわけではないのだが、入院も4日目になるとちょっと飽きてきた。飽きたというよりかは、検査はあまり気分が良いものではないし、点滴も鬱陶(うっとう)しいし・・・ 微妙に我がまま心が生じてきた・・・

その検査、今日はまた胃カメラと同じような管を喉から突っ込むらしい。しかも胃カメラよりは太いらしい・・・ 嫌だな・・・ 一昨日胃カメラ検査が終わったときかなりホッとしたのだが・・・ 今日は管の先から超音波で胆管、膵菅周辺を調べるらしい。
しかも点滴、今日は2本らしい・・・
更に食事、朝は抜き、昼はお預け・・・ ・・・

昼前、検査室、薬をうつと眠くなるという。「眠くないですか?」 「いえ、まだ」  そこから先は全く何も覚えてない。ああ、何となく眠くなってきたなあという感覚もなかったし、いつ管を入れたのか、どのくらい時間が経過したのか、検査中のことは全く何の記憶もない。検査終了後、声を掛けられて目を覚ました。不思議な気分だが、辛い思いは何もせずに済んだ。

病室に戻るとき、車椅子に乗るように言われたが、検査後、立ち上がって別に気分が悪いわけではないし、大丈夫だと一旦は断った。昨日も同じように言われて、大丈夫だからと断り点滴をつないだまま歩いて帰ったのだが、今日は決まりだから車椅子に乗らなくてはダメだと言われ、渋々というほどではないが、まあ、車椅子で部屋に戻った。車椅子、生まれて初めての経験だ。特に病人というわけではないんだけど・・・

4時ちょっと過ぎ、両親がやって来た。母が来るとは話していたが、父も一緒に来るとは思っていなかった。

検査のため朝食は抜きだったし、腹が減った。待ちに待った夕食だったのだが・・・
エーッ! これだけっ! うどんが少々。本当に少しだけ。オカズなし。本当に何もなし。あとはコンソメスープ、ジュース、紅茶。それだけ。本当にそれだけ。

まあ、贅沢は言えない。自分は検査のために病院にいるが、検査はおろか、命の危険があっても病院にも行けず、薬もない、飢餓に瀕していても口にするものは何もない、そんなことで命を落としていく人達が5歳以下の子供に限っただけでも全世界で2万人もいる。2万人といっても1年間にじゃない。1日に2万人だ。

それを考えれば自分は日本では下の方の生活をしているが、よその国から見れば王様のように思えるかもしれない・・・

少しのうどん、一口で食べ終わってしまうくらいの量のうどんを、それこそ1本1本感謝をしながらよ~く噛んで食べた。 そういえば、むか~し1杯の掛けうどんとかいう話があったなあ・・・

ちなみに、あすの朝は食事抜き、昼もお預けだそう・・・

今日は珍しくお通じなし。考えてみたら、ここのところ出るほど入れてない。ただ明日の大腸の内視鏡検査のために既に今日の午後から錠剤の下剤をのみ始めている。明日は嫌でも腸の中がすっ空かんになる。

寝る前にやっと点滴終了。ヤレヤレ。9時消灯。今日も多少‘残業’。

3月2日(金)
朝食抜き。その代わり下剤(2リットルの液体)を2時間かけて飲む。6年くらい前だったか、一度大腸の内視鏡検査をしたことがあるのだが、その時は下剤を全部飲み終わって、しかもそれから2時間経っても‘来ない’なんてことがあった。今回は2リットルを飲み終える頃には既に3回トイレへ。検査までにはもうあと2回くらい‘来る’かな。

ということでこちらの方は準備ができたのだが、なかなか検査が始まらない。検査が始まったのは3時を大分過ぎてからになってしまった。ところがやっと始まった検査だが、今度は内視鏡が途中までしか入らなくてなかなか奥の方に入っていかないとか。右を向いても、左を向いても、上を向いても、どうやってもなかなか奥の方に入っていかない。腸が長いとかいう会話が聞こえてきた・・・ そんなことってあるんですかね~。

その後何とかなって、自分もモニターで腸の内部を見ていたのだが、ポリープがあるという。切除してもらった。痛くも痒くも何ともない。傷口をクリップで挟んで止める時間を含めても1~2分であっという間に終わった。

いや~、それにしても検査が終わったらもう5時過ぎてるじゃんか・・・ 結局朝も昼も食事なし。カロリーメイトとフルーツゼリーをもらった。これで予定していた検査は全部終わったようなので点滴を外してもらいたいと思ったが、今のが無くなるまで付けたままだそうだ。 6時に夕食も、まだ全然物足りない。売店は既に閉まっている時間だし・・・ まあ、我慢・・・

9時消灯。2時間くらいDVD。

3月3日(土)
点滴がない夜中でもずっと付けっ放しだった点滴用の差し込み口がやっと腕から外れた。 ホッ。
寝覚めが悪かったのでしばらく横になっていたら、いつの間にか8時、待ちに待った朝食だ!

午後1時過ぎ、大体の検査結果が出たので、主治医から説明。
黄疸症状の具体的な原因は無かった。肝臓が悪いとか、どこかに結石があるとか、できものがあるとか、ガンだとか、血液に異常があるとか、そういうことは一切なし。
柑橘類とか緑黄色野菜とかを摂取すると体力との関わりで黄疸症状が出やすい体質ということで、食事によって黄疸症状が出ること自体は特に問題はないそうだ。少しの割合ではあるが、生まれつき黄疸症状が出やすい人がいるらしい。

まあ、一安心と言って良いのかな。

明日退院。 何人かに連絡し、シャワー浴びて、DVDチェックして、アッ、忘れちゃいけない、ウトウトして・・・

さっき連絡した元カミさんが仕事帰りに突然やって来たのでビックリ。 彼女は某生命保険会社で働いているので、保険関係で顔を出したというわけだ。

夕食。DVDチェック。

3月4日(日)
いよいよ退院。 朝食後、退院支度。

何だか怠け心が付いて、帰りたくない気分。まさに3食昼寝付きってやつだったからな。横になって寝るスペースもろくにないようなゴミ捨て場のような部屋に戻るより、このままここにいた方がずっと快適なのは間違いない。

ただ生活費の心配もしなきゃ・・・ アルバイトだし・・・ 特に貯金があるわけでもないし・・・ 現実は厳しいな~
まあ、自分は人生を我がままに過ごしてきたから自業自得だろうけど、でも一所懸命にやっている人にとっても今の世の中は厳しいと思う。(余談だが、一所懸命という言葉、一生懸命ともいうらしいが、テレビで最近一緒懸命と書いてあるのを見た。みんな一緒になって頑張ろうということか・・・)

退院して一週間くらいは安静にということだが、8日(木)から仕事に復帰しようと思う。

次回は13日(火)にもう一度通院で来る予定。(少しだがまだ検査中のものがあるので。 随分先だな・・・)

重い荷物を持ってバスと電車に乗ってヒーコラ言いながら帰宅。全然安静になってない・・・ 途中スーパーに寄り挨拶。

いや~、一週間振りにゴミ捨て場だ。入院中の荷物の片付けとか書類の整理とか、明日から三日間をどう過ごすとか・・・

そのあと早速だが確定申告書の作成。今まで20年近く毎年毎年3月15日の期限ギリギリだったが、今年は明日には提出したい。毎年やっていることなので特に分からないことは無いが、相変わらず面倒くさい。
それと去年までは何か質問があるときは各税務署で訊けばよかったが、今回からは何ヶ所かの税務署をまとめて渋谷のどことかに行くようにとのこと。役所にとっては効率化ということなんだろうが、質問のある人にとっては不便この上ないということもあるだろう。

テレビで「春一番」を分かりやすく説明。イラストの‘冬将軍’は日本の鎧兜(よろいかぶと)をまとっていました。別にそれで良いけど、もともと冬将軍って、ナポレオンがロシアを攻めたときに厳しい寒さにより敗退、「冬将軍に負けた」と言ったことに因む。多分、ナポレオンが‘出会った’冬将軍は日本の鎧兜はまとっていなかったと思う。

指輪、有った~! 入院の当日あちこち探して見付からなかった指輪、入院中もずっと気になっていた指輪が、いつも絶対に置いたことのないところからヒョコっと出てきた。 サラリーマン時代のバブルの頃(20年以上前)にジャラジャラと買った貴金属類の内で、2つだけ残った内の1つである。失くさないで本当に良かった。

12時消灯。入院前にはなかったことだ。

3月5日(月)
朝8時起床。入院前にはなかったことだ。
外は生憎の雨。チャリでアパート探しにでも出ようと思っていたが・・・ ネットで物件探し。予算が予算だしなあ・・・
買い物何もしていないので、昨日も今日も入院前から家に残っているもので食事を間に合わす。

午後大分時間が経ってから雨が止んだ。運動を兼ねてチャリで出かける。久し振りのチャリだ。
梅ケ丘駅前の不動産屋。予算が予算だしなあ・・・
区役所の前を通る。もう区役所は閉まっているが、何か訊きたいことがあったはずだ。何だったっけなあ・・・
年金事務所の場所の確認だけしようと思ったら、今日は相談時間延長日ということで開いていた。折角目の前まで来たので質問したかったことを何とか思い出して中に入っていった。
外に出るともう真っ暗。
地元で買い物。
今のアパートを借りるときに世話になった不動産屋、馴染みの担当者は不在。
家でまたアパート探し。予算が予算だしなあ・・・
12時過ぎ消灯。

3月6日(火)
9時起床。今日は15度くらいらしい。暖か。
1軒気になるアパート物件があったので不動産屋に連絡しアポ。
税務署で申告書を清書して提出。
チャリで新宿の不動産屋。バイト先の店舗とは隣ブロック。ビルの7階にあったのだが、時期が時期であるからか、結構混んでいる。店員と一緒に下馬の物件を見に行くつもりでいたが、年齢が引っかかってボツ。歳をとるとアパートも借りづらくなる。
原宿の100万円均一ショップ。折りたたみ傘、なし。今のは壊れたまま。なるべく早く買ってリュックの中に入れておきたいが・・・ 前から欲しかったキッチンスケール(はかり)が今日はあった。。1目盛りが20グラムでちょっと粗いが、まあ、105円、購入。
渋谷の酒屋。気に入っているイワシの缶詰、今日もなし。ここの店は一度売り切れるとなかなか補充されない。
渋谷DOKKEN時代に何かと世話になった不動産屋へ。三宿のマンションや六本木DOKKENもそこで世話になった。元カミさんもそこで2~3、世話になったようだ。ここの社長なら何か良い物件を持っているかも。今日は特になかったが「宜しく」と頼んできた。
渋谷時代によく行ったトンカツ定食屋さんに寄ったが、‘社長’はいなかったので、またいつか。
梅丘、東松原で買い物。ちょっとだけ家に戻る。
夜、実家に。入院に絡んで色々将来のこととかをきつく言われた。
10時半、帰宅。

いや~、今日は一日中チャリで疲れた。そういえば一週間は安静にしていろと医者に言われたっけな・・・

3月7日(水)
8時起床。‘長期休暇’も今日が最後。(10日間)
水曜日は不動産屋は休みなので、自分の部屋探しも無し。
昼過ぎ出掛けようとしてドアを開けたら、よく見えないが2~3メートル先の地面に普段見たことのない何か異様な物体が・・・ ガマ蛙だ・・・ 昨日だか一昨日は二十四節気(大寒とか立春とか春分とか夏至とか・・・)の内の一つ、啓蟄(けいちつ)。冬の間土の中にこもっていた虫たちが地表に出てくる頃。まさにドンピシャ。生き物は自然に対して忠実だ。

高額医療費補助のことを訊いてみようと思い区役所へ。入院期間が2月、3月にまたがり、入院費用が2月分と3月分に分散されたので、医療費補助の対象金額に達するかどうかを知りたくて区役所にやって来た。2月分、3月分に分散されてそれぞれの合計額が低くなってしまい、医療費の戻りはあまり期待できないかなとも思ったが、それ以上に自分の年収が低かったので(最低レベル)、それぞれの月で少しずつ戻ってくるようだ。

そして2月分は放っておけば自然に手続きがされて数ヶ月先には基準を超えた部分が戻るそうだが、3月分は今手続きをして証明書をもらいそれを持って病院に行けば(まだ3月中なので)請求書を安い金額で作り直してくれるかもしれないという。 (もし請求書を書き直してもらえなくても、基準を超えた分は2月分同様あとから戻ってくるとのこと。要するに戻りが後か先かの問題だ)

来週の火曜日に病院に行くときに支払いをする予定にしていたが、そういうことであれば、今日その証明書を持っていって(出来るなら)請求書を書き直してもらって、支払いも全部済ませちゃえば、戻りを待っている必要はなくなる。
時間はあるし、区役所から池尻大橋の東邦病院まで大した距離でもないしチャリでの運動を兼ねて急遽病院に行くことにした。
病院ではすべてこちらの思惑通りで、支払いも全部済ませた。あとは2月分が(少しだが)戻ってくるのを待つだけ。

3時半、‘散歩’から帰ってきてやれやれと一息つこうと思ったら、元カミさんから電話。
「保険金の手続き書類が出来たけど、どうする?」
「じゃあ、新宿に行くよ」
食事もそこそこに、再びチャリに乗って新宿。彼女のケータイの待受画面で孫の姿を見せてもらった。可愛い女の子だ。孫の横には娘手作りの雛人形も映っている。娘は映画制作会社で小道具の仕事をしていたから手作りはお手の物というところか。

家に戻り再びやれやれ。やや疲れた。
そういえば・・・
大腸の内視鏡検査の時に小さなポリープを切除して、傷口をクリップで挟んで止めたことは前にもお話した。無理をすると出血の可能性があるので一応手術後しばらくは安静にということだったが、そんことはなんのその、退院の次の日からチャリにはバンバン・・・ 別にほとんど気にしていない。医者の言うこと何も聞いていない・・・
ただ心配というか、最初気になったのは、クリップ。腸の中に置き去りにしたクリップがどうなるのか退院前に医者に訊いてみた。
「モニターで見ていたので大きく見えたかもしれませんが、クリップといっても2ミリくらいの大きさなんですよ。その内自然に排出されますよ。ほとんど気付かないでしょうけど」

もう出たかな・・・

何となくウトウトしてきた。あとは食事以外あまりまとまったこともせずに終わった。

3月8日(木)
朝9時前には起きる。今日から仕事再開だ! ただ食事をするにはしたが、何だがダルくて午前中からウトウト・・・ ダラダラ・・・ こんな状態で仕事大丈夫かな・・・
全然ピリッとしないままスーパーのバイト。久し振りの仕事、ややペースを落とし気味で。まあ、復帰第1日目は特に大きなミスもなく無事終了・・・

3月9日(金)
朝、起きるには起きたけど、今日も何かやろうと思うとウトウト・・・
日曜に退院して水曜までの間、ウトウトしていた部分も多少(?)はあったけど、もっと色々と行動的であったと思う。仕事再開=ダラダラ

夕方からスーパーのバイト。
仕事は特に何も無く終了。(ミスもなく)
家でも特に何も無く終了。 (何もしないで)

3月10日(土)
随分久し振りにPCに向かってブログに手をつけた。最後の日付は2月9日。1ヶ月分溜まった。追いつくかな・・・スーパーのバイトは一昨日から再開したが、新宿の方は今日が初日。ちょっと緊張するというか不安というか・・・

今日の最高気温の予想は6度とか。外は真冬に逆戻りしたような寒さ。チャリで出掛けるのが超億劫・・・
バイト(新宿)、4時間。バタバタしながらアッという間に時間が過ぎた。

買い物して帰宅。数日前、大家さんの代理人さんから土曜日には郵便受けに部屋の物件情報を突っ込んでおくと言われていたが、きっとお忙しかったんだろう、今日は郵便受けには何も入っていなかった。 入院で一旦お休みとなっていた部屋探し、バイトが再開して本腰を入れてとはならないかもしれないが、これからしばらくは引越しが最大の課題となるだろう。 もっともこちらの条件がかなり我がままなので、まあ、焦らずじっくりと探そうとは思っている。

明日はあれから1年。