DOKKENBARへようこそ

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迷える古羊、どこへ行く/アベ不起訴問題

2022-06-27 07:44:54 | 日記

●7月24日(土)
★この時期、イエの中では24時間ズッとTバック一丁で過ごしているのだが、今日は共益費1000円を袋に入れて当番の家の新聞受けに入れる日。今月の当番はお隣。ムシムシ暑いし、パンツを穿(は)くにしてもキツキツのスリムなので面倒臭いし、袋を新聞受けに入れて戻ってきたらまたキツキツのパンツを苦労して脱がなきゃならないし、隣の家だったら10秒もあれば十分に戻ってこられるから、よっぽどTバックのままで通路に出ちゃおうかなと思ったけど、思い止まった。

パンツを穿いてシャツを着て玄関を出ると、ちょうど偶然にお隣さんが向こうから歩いてきた。共益費の袋を手渡しした。
一歩間違っていたら、Tバック姿を見られてしまったかも。

★見守りボランティアでSさんのアパート。昨日、2回目のワクチン接種が終わったそうで、今日は腕が少し痛いけど、熱とか吐き気とかそういうのはないそう。
あと話をしたのはオリンピック開会式のこと。

★高田馬場の駅前ビルの中に本屋があるのは49年前から知ってはいたけど、表からは見えないし、そもそも本を読むのが好きじゃなかったので、入ったことはなかった。本屋に行くとしたら、1984年の創刊号から2010年にDOKKENバーを閉めるまで、ヘビーメタル専門誌「BURRN!」を買う時くらいなものだった。

実家でちらっと見た新聞に新型コロナに関する本の広告が出ていて、面白そうだったので駅前の本屋に初めて入ってみた。
3階、目的の本がどこにあるのか、初めての店で本の配置も分からないし、キョロキョロしてしまったが、検索用のディスプレーがあったので、そういうのが大の苦手の自分でもウロウロ探すよりはマシだと思って、検索してみることにした。本のタイトルを正確に覚えていなかったので、「著作者名から探す」を押し、カタ仮名で「○○シュウイチ」と入力。すると「秀一」のはずなのに、「修一」だったかな、別のシュウイチさんの本が何冊か出てきた。本のタイトルはどれも新型コロナとは関係無さそうなものばかり。

やっぱな。やっぱ自分はこういうデジタル系は苦手だと思いつつ、スマホで調べてみると、その人、「シュウイチ」じゃなくて「ヒデカズ」だった・・・
検索し直し。出てきた。「棚番号4101 在庫あり」

さて、棚番号4101を探さなくては。近所を見たけど番号が全然違うし・・・ ここは4階もある。4がつくから、もしかしたら4階かな。たまたまやって来た店員さんに聞いてみたら、やはり4階だそう。4階のレジの横とのこと。
4階のレジ横にあった。

新型コロナに関して世間が誤解していることを、国立何とかセンターのセンター長である呼吸器系ウイルス感染症の専門家が指摘する内容だ。
外を歩くときマスクはいらない。
ウイルスは細菌と違い手指から感染しない。
レジでのお金の受け渡しに感染リスクはない。
など。

ウレタンマスクの効果はほぼゼロだそう。店に入るときマスクをしていないとギャーギャー言ってくるくせに、効果がほぼゼロのウレタンマスクでも店は何も言わない。

まあ、そういう知識は頭に入れておいた方が良いかなと思って買うことにした。
本の代金の支払いの一部はIiさんからもらった図書券を使った。

蛇足だが、本屋って街からどんどん姿を消していってる気がする。

今日も相変わらずの蒸し暑さだ。背中の重りがこたえる。

★ワンセグテレビではよくSDカードで録画をしていた。カードはおよそ100枚。ただ、そのワンセグが画面が曇るなどだいぶガタがきてしまい、本当だったらもう捨てちゃっても良いくらいなのだが、もし万が一にでもSDカードに録画した映像を観たいと思ったときには、このワンセグテレビで再生するしか方法がないというのが、今まで色々調べた結論で、他の機器では観られないらしい。
まあ、捨てないでおこう。

★ウェイトリフティングの三宅選手、お疲れ様でした。

●7月25日(日)
★ニュースもほとんど昨日のオリンピックだ。柔道で金・銀だとか、瀬戸選手とか。余り興味ないけど、ただ、昨日の夜たまたま観たウェイトリフティングの三宅選手には、繰り返しになるが、心から、本当にお疲れ様でしたと言いたい。
最後の最後、3回失敗してメダルに手が届かないことが決まった瞬間に「有り難うございました」と声を出したように思う。完全燃焼。
実に美しい涙だ。

自分はロックバーDOKKENを自分の力で頑張って創めて17年間、頑張ったことは頑張ったけど、最後の最後まで本当に完全燃焼したかどうか。最後は疲れて何となく止めた?

あと、池江選手、ちょっと残念だけど、まだ先は長い。必死に前に進もうと努力する人が好きだ。

★頭が痛い。ブログも進まず、昨日買った本も読まず。
少し横になって休んだのでいくらか良くなった。

★東京は1763人だというので、何かやたら多いなと思ったら、日曜日としては過去最多だそう。

★Tさんから電話。Tさんが1人何とかするから、麻雀やろうと。1人用意してくれるなら、こっちも楽だし「良いですよ。この日とこの日が空いてます」
ただし、前にも同じようなことがあって、その時は、結局1人用意できなかったので、自分が2人揃える羽目になった。
最近は何となくこちらからTさんに連絡することはなくなったので、案の定、Tさんから連絡が来たというわけだ。

自分の都合の良い日に関して追加で伝えたいことがあったので、こちらからTさんに電話すると、メンバー探しに苦労しているようだ。Tさんとはあまり一緒にやりたいと思う人がいないのかな。
まあ、どちらでも良い。成立したらやるし、成立しなければやらないだけの話だ。

別の麻雀。
「火曜日は台風のようだけど中止?」と確認のLINE。
「じゃあ、月曜夜9時に仮決定、火曜日朝9時に最終決定しましょう」

★東京に4度目の緊急事態宣言を発出することが決まった日、
西村、「時短要請に応じた事業者への協力金の支給が遅れていると指摘されているところでもありますので、迅速に支給を行うという観点から、先渡しするという仕組みを導入いたします」
と表明していた。

ところが、実際はこれがとんでもない食わせ物。

7月分を先に受け付けるけど、5月6月分の申請受付は後回しにするというのだ。何だ、それ? 先払いによって時短要請に応じない飲食店をなくすのが目的だと言っているけど。

具体的には7月12日~8月8日分の協力金については、これまでより2ヶ月ほど前倒しして、7月19日から受付を開始したそう。
しかし、5月12日~6月20日分の受付は、当初予定だった7月15日受付を7月26日に延期。6月21日~7月11日分の受付については未定だそうで、思わず笑ってしまうというか呆れてしまうというか。

ある飲食店経営者、「これまでの協力金も出ていないのに、まるで子ども騙(だま)し。酒を出しているのに、協力金をもらっている店もある。矛盾を正してほしい」
と憤(いきどお)っている。

役所の受け付け窓口では、
「ただでさえ遅れぎみで忙しいのに、さらに先出しだとか言われて、それもやらなきゃならないとなると、どこか手を抜くしかない」

結局、政府の行き当たりばったりの政策に誰もが振り回されている。

何よりも一番困っているのは、一番末端の庶民だ。

★何だか、曜日の感覚がなくなってきた。「大河」もないし。オリばっかだし。

●7月26日(月)
★昨日の柔道は阿部兄妹が金。新種目スケボー・ストリート男子で堀米選手が初代チャンピョン、など。
日本選手の活躍は嬉しいけど、まだ4日目かな。まだまだ先が長い。自分はもう麻雀くらいしか楽しみのない暇潰し余生を送っているけど、テレビではオリンピックばかりでレギュラー番組がなくなるし、曜日の感覚がなくなって、リズムが乱れるというか生活しづらい。

★「黒い雨」裁判、国は上告を断念したとか。

★ブログ、11日分更新。

★タイヤに空気を入れたあと、チャリで新宿。
ビックカメラに行きたいので、本当だったらビックカメラの前の駐輪機にチャリを止めたいのだけど、何せ5台分しかなくて、ほとんど空いていることがない。そこで今日はちょっと離れているけど西武新宿駅の方に止めてきた。で、そこから歩いてビックカメラの前に行くと、駐輪機が1つ空いていた・・・

テレビ売り場にあるワンセグテレビでイエから持ってきたSDカードを再生できるかどうか試させてもらったけど、やはり読み取りができない。再生できないと聞いてはいたが、やはりダメであった。
SDカード売り場で聞いてみると、パソコンにつないで使うカードリーダーとかいうのがあるそうなんだけど、これも実際に再生できるかできないか不明とのこと。う~ん。

照明器具売り場。天井にピタリとつけるファンつき照明は、天井にある引っかけシーリングプラグ(コンセント)の形状によって、すぐ取り付けられる場合とそうでない場合があるとのこと。イエに帰って確認してみよう。
ファンつき照明器具自体は3万4000円。

ペペの100均。
ペペの無印良品。
職安通りのドンキで辛ラーミョン5袋入り、298円。ファンつき照明は2万7000円。
新大久保の100均。
高田馬場のスーパー。行く予定はなかったけど、何となく来てみたら結構買うものがあった。
もう一度新大久保に戻り、スーパーで冷凍品他。

桜美林大学の前を通ったら、敷地内のベンチに女の人が2人座っていた。この間自分が座ったら1分かそこらで警備員がやって来て追い出されて、何てケチな大学だろうと嫌な思いをしたが、今日は何だか人がのんびり座っている。

と、思ったら、Tさんから電話があって、7月31日に3人で行くから宜しくとのこと。電話をしながらしばらくそこにいたけど、警備員が来て2人を追い出すようなことはなかった。

★広島に原爆が投下された直後に降った放射性物質を含んだ「黒い雨」を浴びたために健康を害したとして、自分達を被爆者と認めるよう国に訴えていた裁判の2審で、裁判所は1審同様、国が黒い雨が降ったと認定している地域以外でも雨が降ったと認め、原告全員を法律で定める被爆者と認定し、被爆者手帳を交付するよう命じた。

1審の後、国は控訴を渋る広島県と広島市を何とか言いくるめて、国と共に控訴させ、徹底的に闘う姿勢であったが、今回は、県と市が国に上告しないよう強く要請したとかで、そのことが国が上告諦めの決断をする後押しになったようだ。

また、国が上告を諦めた主な背景としては、自民党内からスガ内閣の支持率が下がる中で上告すれば党のイメージが下がり、秋の衆議院選挙を戦えないとの声があったからだという。また、県や市の要請もあったのだろうが、厚労省自身も、2審判決直後には上告すると息巻いていたものの、上告しても最終的には勝ち目がなさそうとの判断に変わったとか。

国というところは「烏(カラス)を鷺(サギ)」と言うようなところだ。自分達が全知全能の神だと思っている。自分達に過ちがあったとしても基本的にはそれを認めないところなので、本来なら裁判で上告しないなんて、そんな自分達の自尊心に傷がつくようなことはどんな手を使ってでも避けるものなのだが、今回はさすがに折れた。

スガ、「私自身、熟慮してきました。上告についてはしないことにしました」

ただ、国が上告しなかったのは、被爆者のことを「熟慮」してではない。
国は、「上告で発生するイメージダウンというデメリット」と「上告を諦めるという屈辱」を天秤にかけて熟慮した。その上でイメージダウンさせない方を選んだのだ。
極めて政治的な判断だ。
熟慮したのは住民の健康と幸せではなく、選挙を意識した自民党である。住民ではなく自分達のことを思ったのである。衆院選のことを考えるとマイナスのイメージはまずいと思ったから上告を不本意ながら断念したのだ。
厚労省もスガも、断念すると言っておきながら、判決には間違いがあるなどといつまでもブチブチ文句を言いたげなのが不本意であった良い証拠だ。

また、スガは県知事や市長と会談して、
「国・県・市が連携して救済に向けて取り組んでいきたい」と言ったそう。

こういうのも気に入らない。

2審判決直後は、国は絶対に上告するんだと徹底抗戦の構えだったのに、上告しないと決めたら今度はいきなり、国は国民の味方ですよ、みたいな変わり様。
だいたい県や市も気に入らない。1審後になぜ、国と袂(たもと)を分かたなかった。なぜ、言いくるめられてしまった。

原告の住民の訴えは勝訴したけれど、原告らと同じような状況で原爆被害を受けた人は他にも大勢いるわけで、その人たちにも原告たちと同じような救済が行われなければならない。
今後、政府が原告以外の被災者の救済にも真剣に取り組んでいかなければ、政府の上告断念は偽物だったことになる。

★東京の感染者数、1429人。月曜としては過去最多だそう。

★ワクチンパスポートとか接種証明とか言っている。
何だか、基本的人権の侵害だとか差別だとか言う人もいるようだが、自分はワクチンパスポートは良いんじゃないかと思う。
接種証明書(か陰性証明書)を持っている人は、飲食店や商店で割引してもらえるとかすれば、接種の促進にも繋がるし、経済にもプラスだし。

ただ、そうすると何かの理由があって接種を受けられない人が、不公平だとか言うことになるわけだ。
でも、公の場所で差別をつけるのはマズいとしても、それぞれの店舗の判断でやるのであれば別に問題はないんじゃないかな。うちの店で接種証明書(か陰性証明書)を見せてくれれば1割引にしますよということすれば、客としては、じゃあ行こうかなということになる。クーポンを配るのと似ている。客引きに利用できるのでは。自分が店のオーナーだったら、悪い考えじゃないと思う。

●7月27日(火)
★日本卓球界、初の金。(混合ダブルス)
柔道の大野、2連覇。
男子体操団体、惜しくも銀。
新種目スケボー・ストリート女子は、西矢椛選手が金。西矢選手は13歳で、岩崎恭子が1992年のバルセロナ五輪の200m平泳ぎで優勝した時の14歳より若い、日本人最年少でのオリンピック優勝者となったとか。
因みに西矢選手は世界では2番目に若い五輪金メダリストとなるそうだ。

★在庫がある自治体にはワクチンの供給を減らすと国が決めた後、自治体からはブーイングが起きていたが、国はこの方針を取りやめることにしたとか。
国のやることなすこと、ドタバタばかり。ドタバタはそれこそもう何10回目?というくらい頻繁に起こる。

★安心・安全なはずのオリンピックのコロナ対策だが、選手や大会関係者の陽性者が毎日報告されている。

★NYダウ、2営業日連続で最高値を更新。3万5144ドル。

★日本がユネスコに申請していた新たな世界自然遺産の登録が採択されたとか。
奄美大島・徳之島・沖縄本島北部・西表島の森林などの地域で、これらの地域にはアマミノクロウサギ・ヤンバルクイナ・イリオモテヤマネコなどの固有かつ希少な生き物が棲息している。自分でも名前だけは聞いたことがある生き物ばかりだ。

今は新型コロナだから急激にそうなることはないかもしれないけど、世界遺産に登録されて皆がドット押し掛けるようなことになると、希少な生物がさらに希少になりかねない。
そうなったら本末転倒だ。

日本の世界遺産というと、富士山のことが思い起こされる。自然遺産で登録してもらおうと思ってユネスコに申請したけど、この時は、もう開発が進んでしまって本来の自然がなくなっているとか、環境保全対策がなってないとか、そういうことが問題となって拒否されてしまった。
そこで諦めきれない日本はない知恵を絞って、山岳信仰がどうのこうのと文化遺産で申請し直し、強引に何とか「世界遺産」の名称を得ることができた。
しかし、かなり無理をしたせいで、下手すると富士山は世界遺産の登録を取り消されてしまう可能性がなくはないという。

せっかく希少な生物が棲息する奄美大島~西表島が世界遺産に登録されたのであるから、彼らの棲息環境がこれ以上悪くならないことを切に望む。

★12時、3人集合。台風が発生したときは東京を直撃するくらいの進路予想だったけど、大きく逸れて影響はほとんどなかったので、予定通り開催。
今日はまあまあ。

★東京の新型コロナ新規感染者数は、昨日の2倍近くで過去最多。全国では7629人で、1月9日以来の7500人超え。

もうスガには一刻も早く消えてほしい。

●7月28日(水)
★昨日のソフトボールは、日本がアメリカを破り優勝。
1回は何とかピンチを切り抜け、6回にはラッキーな奇跡的なプレーがあったようだ。自分は朝のニュースでチョロッと観ただけだが、もしLIVEでずっと見ていたら、1964年の女子バレーで日本が優勝した時に近いくらいの感動があったかもしれない。

新競技サーフィンも男女活躍。
柔道、金。ウエイトリフティング女子、銅。
水泳男子は「ちょっと残念」が多い。
なでしこ、背水の陣で決勝トーナメント進出。

★小滝橋交差点角のATMで現金を引き出してから、郵便局へ行き振り込み。(ユニセフ・あしなが・プラン)

そのままチャリで新宿ビックカメラ。SDカードとタブレットを持っていき、どうにかしてタブレットでSDカードの映像を見られるようにならないか聞きに行った。カードリーダーというのがあるけれども、見られない可能性が高いとのこと。カードリーダーを買うのは止めた。あとは調子の悪いワンセグテレビを修理するくらいしか手がなさそう。

6階の照明器具売り場。ファン付き照明器具を天井につけるには、天井の引っかけシーリングプラグがその照明器具に適合している必要があるということなので、ウチで撮ってきたシーリングプラグの写真を見せると、ファン付き照明器具の取り付けが可能なプラグだそう。
ただ、もう既に扇風機を3台、サーキュレーターを2台、それにエアコンもあるんだったら、換気はそれで十分だから、ファン付き照明器具をわざわざ買う必要はないでしょうと言われた。
3万円、節約するか。

階段13階。

★昨日、
記者、「感染者が増えて、『宣言』を出してもなかなか下げ止まらない中で、このままオリンピックを続けて大丈夫とお考えでしょうか」
スガ、「人流が減少しているので、そうした心配はない」

「人流は減っているので、オリンピック中止の心配(必要)はない」ということであるが・・・

本当? 本当に人流は減っているの?
いつといつを比較して「減っている」と言っているんだ。

どうやら、6月以降、東京の繁華街の昼間の滞留人口は4週連続で減少していて、夜間の滞留人口も3週連続で減少しているらしい。

それと、新型コロナ感染者が日本で初めて確認されたばかりで、感染が拡大する前の2020年1月~2月の4週間の平均と比較すると、一昨日は都内各所、40%ダウン、50%ダウンとのことなので、減っているということができるだろう。
まあ、これはコロナ前とコロナ最中の今とを比べているのであるから、減っていて当然といえば当然である。

一方、東京新宿では、感染拡大第2波真っ最中だった1年前7月の平日の平均人流と比較すると13.9%の増加、今年1月18日~2月14日第3波ピーク時の平日平均の人流と比較すると14.7%のダウン、第3波と第4波の間で比較的人流が多かったと思われる今年4月7日と比較すると25.3%の増加となっている。(内閣府HP)

テレビではそれこそ毎日のように渋谷ハチ公前の交差点の様子が映し出されるけど、自分が感じる限りでは、人の流れはそう大きく減っているようには見えない。むしろ少しずつ増えているのではないかと思うくらいである。

で、スガが言った「人流は減っている」であるが、その減り方が十分でなければ「オリンピックは中止しなくて良い」とはならないのでは。
人流が少しくらい減ろうがどうなろうが、もっと考慮すべきなのは、実際の新型コロナ感染者の増減ではないだろうか。最近ではデルタ株の影響もあるのであろうか、感染者数は急激に増えている。

記者ならずとも心配するのは当たり前だ。

東京では今月12日から4度目の緊急事態宣言が出されたが、その後もどんどん新規感染者数は増え続け、今日は3177人で過去最多。神奈川・埼玉・千葉なども過去最多の感染者数のようで、昨日7600人余りだった全国の感染者数も、今日は9576人で過去最多を更新したとか。
神奈川県・埼玉県・千葉県はもう一杯一杯で、堪(たま)りかねて3軒一緒に「宣言」の発出を国に要請するとのこと。

こんな最悪の状態だからこそ、「こんな状態でオリンピックを続けていても良いの」という疑問が出てくるわけである。

それに対して「人流は減っていますよ」では答えになっていないと思う。

「人流が減る」は「感染者が減る」と同じではない。「人流が減る」から「感染者が減る」という保証は何もない。
実際問題、デルタ株のせいか、今、むしろ感染者数はどんどん増えている。「人流が減る」ことと「オリンピックを中止しなくて良い」とは直接は何の関係もない。であるにもかかわらず、ほんのある瞬間的な部分の人流の減少を取り上げて「オリンピックを中止しない」理由としたのでは、それは苦し紛れで意図的・恣意的であるとしか言いようがない。

非常に欺瞞的である。

ある専門家、
「人流は若干低下傾向といったものは見えていますけど、それがいわゆる今の感染を抑えるまでには至っていない」
「際限なく感染が増加をしていくといったことは、十分に今の日本ではまだあり得る状態であります」

「人流が減る」と「感染が収まる」とはイコールではないという、自分の考えと完全に合致するが、スガにはそれが分からないようで、無理なこじつけをしたことになる。

データとは使いようだ。使いようによっては、それこそ「白を黒」と言うこともできてしまう。「正しくウソをつく」ことに利用することもできてしまう。

それと、スガが言った「人流は減っているので、オリンピック中止の心配はない」という言葉は、本人はその意図がなかったかもしれないけど、これは何だか「新型コロナの感染拡大は心配ない」にも聞こえてしまう。感染状況が良い方向(減少)に向かっているような誤解を与えかねない。

★Tさんから電話。「明日やらないか。もう一人いるけど」 そのもうお一人さん、どうやら麻雀素人らしい。
いくらTさんがやりたくてしょうがないとは言え、何もほとんど麻雀を知らない人を連れてこなくても良いと思うけど。気が乗らないのでお断りした。

●7月29日(木)
★昨日、体操個人総合、金。
柔道女子70キロ級、金。
競泳女子200m個人メドレー、大橋が金で、2冠。
競泳男子200mバタ、銀。
サッカー、準々進出。

日本の金銀銅メダルの獲得個数はいくつだとか、アメリカ・ロシア・中国はどうだとか、そういうのは子供の頃は興味があったけど、さすがにこの年じゃ別にどうとも思わない。
どこの国でも、選手一人一人が頑張ればそれで良い。

★東京の新型コロナ新規感染者数は3865人、全国では1万0699人で、初の1万人超え。
ある専門家によれば「爆発的な感染拡大」だそう。

現在「蔓延防止」が出ている神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府を、「宣言」の適用地域に追加することが決まったそう。期間は8月2日~8月31日。
また、現在、8月22日までの期間で「宣言」が出ている沖縄県・東京都の期間を8月31日まで延長することも決まった。

6月20日で「宣言」を解除することが決まった6月17日に、ある専門家が発表したシミュレーションでは、東京の新型コロナの新規感染者数が1000人を超えるのは、デルタ株の影響が小さいと仮定した場合でも8月12日頃、条件によっては8月2日頃になるだろうとの予測であった。

解除を決めた時にはもう既に感染拡大リバウンドはほとんど確実視されていた。
実際、東京ではその予測よりもはるかに早い7月12日から、また「宣言」が出されてしまった。

そして、その教授の1週間前のシミュレーションでは、1000人じゃなくて3000人を超える時期は8月7日、条件によっては7月31日頃との予測であった。
しかし、昨日の東京の感染者数は3177人で、早ければ7月31日という予測より更に3日早かった。

更に、昨日のシミュレーションでは、今のペースが続けば、東京の感染者数は8月11日には5000人を超え、8月26日には1万人を超えるとの予測。

5000人になるか1万人になるかは分からないが、6月17日の「宣言」解除決定が明らかに間違いであったということ。

スガは責任をとるべき。

★ノーベル物理学賞受賞の益川敏英氏が亡くなった。

益川氏は科学者として戦争や核兵器に反対し続けてきた。
それこそ、60年安保闘争やベトナム反戦運動にも参加したという、言うなれば筋金入りの反戦学者である益川氏の原点は、「幼少の頃、空襲があって家の屋根を突き破って焼夷弾が目の前に転がったけど、不発弾だったので助かった」という自身の体験に加え、大学で物理学を学んでいた時の恩師である教授の影響が大きいようだ。恩師の教授は、広島や長崎に投下された原爆という大量破壊兵器は物理学者が作り出したものであるということに心を痛めており、益川氏には「科学者は学問を愛する前に、人類を愛さなければならない。戦争を目的とする研究には従わない」と語ったそうだ。

益川氏は「九条(憲法9条)科学者の会」の呼び掛け人の一人でもある。
「軍隊保有禁止と交戦権放棄を規定した憲法9条だけに限定して国民投票すれば、(9条変更は)絶対に否定される。日本国民は憲法9条変更に賛成するほどバカではない」

「安全保障関連法案に反対する科学者の会」のメンバーとして、アベの退陣を要求。
「アベ首相は日本は戦争ができると言っているが、憲法は絶対にそう読めない」
「憲法前文は涙が出るほど美しい。それにこそ日本の生きる道が書かれている」
集団的自衛権を認める安保法は違憲であるとして起こした訴訟には原告として加わっている。
また、2020年、スガが日本学術会議の会員候補者6人の任命を拒否した際には、「~科学者の会」の記者会見にメッセージを送り、「戦争の反省の上に作られた学術会議に汚点を残す」とスガを批判。

政治家が靖国神社を参拝することも批判。

核兵器と戦争の廃絶を目指す科学者らの国際組織「パグウォッシュ会議」にも長年関わっていて、被爆地・長崎での世界大会実現に尽力、ノーベル化学賞を受賞した下村脩氏とともに核兵器廃絶を訴えた。

益川氏は、核兵器が使われる危険性について常に懸念を抱き、平和を守るために科学的な知識を持つ人間として何ができるかを常に問い続け、行動してきた。

アベやスガなんかは、ノーベル賞受賞者が亡くなって哀悼するというより、ひょっとして、心の中ではうるさいのが消えてホッとしたくらいの気持ちしかないんじゃないか。

●7月30日(金)
★柔道女子、金。
柔道男子100Kg級、金。名前が片仮名だったけど、柔道着には日の丸がついていた。
卓球女子シングル、銅。中国の壁は厚かった。

★チャリでNさん宅へ。
昨日、Iiさんから「コロナの感染が拡大しているけど、明日は予定通りやるの?」とメールがあったので、すぐにNさんに確認したのだが、その返事が今朝9時15分になって届いた。Iiさんにはすぐにメールで「予定通り」と返事を送っておいたのだが、10時25分、Iiさんと待ち合わせの公園から念のために電話すると、電話に出るではないか。(Iiさんは、携帯電話は持ち歩かず、いつも家に置いてある。電話に出るということは家に居るということ)
メール見てないとのこと。「すぐに来てよ」

何でメールを見てないんだよ。自分から「やるかやらないか」メールしたんだろ。その返事が遅れて今朝になったからとはいえ、どんなに遅くても出かける時間になれば、「有るのか無いのか」、メールに何か返事が来ているんじゃないかと確認するのは当たり前だと思うけど。
Nさんには「Iiさんは今家を出るので、少し遅れる」と連絡。

20分遅れでスタート。6回で2回トップ。

★新型コロナ感染者、東京は3300人で、3日連続で3000人超え。7日間移動平均は2501人で前週の180%。全国では1万743人。
来月2日からは「宣言」に4府県が追加され、5道府県に「蔓延防止」が出される。また、東京・沖縄に出ている「宣言」は8月末まで延長されることが決まった。

スガ、早く姿を消してくれ。

★アベ前首相の政治団体が「桜を見る会」の前夜に都内高級ホテルで開催した懇親会において、参加した地元後援会会員の費用をアベ側が一部負担し、政治資金規正法違反(不記載)や公職選挙法違反(寄付の禁止)などに問われた事件について、東京地検特捜部は去年12月、告発されていたアベらに対して「不起訴」処分としていた。

市民からこの不起訴処分を不服とする申し立てがあり、これを受けた検察審議会はこの東京地検の処分について一部「不起訴不当」と議決したことが今日明らかになった。

自分なりにまとめると、事件に関わった(とされる)のはアベと元公設第一秘書・配川と「晋和会」の会計責任者、政治団体は「安倍晋三後援会」と「晋和会」、問われていたのは公選法違反(寄付の禁止)と政治資金規正法違反(不記載)、で良いのかな。

この内、配川の政治資金規正法違反(不記載)については略式起訴、略式命令(罰金100万円)で終了。

検察審議会はアベ(と配川?)の公選法違反(寄付の禁止)不起訴の判断について、
「一部の参加者に話を聞いただけで、参加者全体が寄付を受けた認識はないと判断したのも不十分と言わざるを得ない。アベ氏に犯意があったかどうかは本人や秘書に話を聞くだけでなく、メールなどの客観的資料も入手・調査してから判断すべきで、十分な捜査を尽くしたとは言えない。不起訴処分の判断は納得できない」として、不起訴処分は不当とした。

東京地検の捜査は手抜きでいい加減であったということだ。

また、参加者が払うべき前夜祭の費用の一部をアベの資金管理団体「晋和会」が負担していたにもかかわらず、政治資金収支報告書に記載されていなかったことに関しても、検察審議会はアベと会計責任者が不起訴処分となったのは不当と議決。
「アベが会計責任者の選任・監督で注意を怠っていた疑いを捜査すべきである」とした。

その一方で、アベの政治資金規正法違反(後援会と晋和会の収支報告書不記載、晋和会代表者(=アベ)の重過失責任)については、東京地検の不起訴処分は相当であるとした。

東京地検の甘さも気になるし、(有権者への)寄付って何なのという疑問も湧く。
利益を受けた有権者が利益を受けたと認識しなければ寄付にはならないということなのか。買収にはならないのか。そもそも参加者の費用の一部を負担・補填したこと自体が違法な買収ではないのか。

政治団体が作成する政治資金収支報告書は、政治家がどれだけ正しく政治活動を行っているかの“証明書”になるものでもある。いやしくも代表者たる者はその報告書に対して非常に重い責任を持つことは言うまでもない。何で意図的に歪められた収支報告書であるのに代表者が罪に問われないのか。
理解できない。

検察審議会は「まとめ」として、
「『桜を見る会』は税金を使用した公的な行事であるにもかかわらず、本来招待されるべきではない後援会の人達が多数参加しているのは事実であって、今後は、候補者(参加者)の選定に当たっては、国民の疑念が持たれないように、選定基準に則って厳格透明性の高いものにしてもらいたい。

また『桜を見る会前夜祭』の費用の不足分を現金で補填(ほてん)しているが、現金の管理が杜撰(ずさん)と言わざるを得ず、そういった経費を政治家の資産から補填するのであれば、その原資についても明確にしておく必要があると思われ、この点についても疑義が生じないように証拠書類を保存し、透明性のある資金管理を行ってもらいたい。

最後に、政治家はもとより総理大臣であった者が、秘書がやったことだと言って関知しないという姿勢は、国民感情として納得できない。国民の代表者である自覚をもち、清廉潔白な政治活動を行い、疑義が生じた際にはきちんと説明責任を果たすべきであると考える」

と結んでいる。

アベは今回の検察審議会の判断について、
「検察当局の捜査には私も事務所も真摯に対応し協力してきた。今後、当局の対応を静かに見守りたい」
と言っているが、相変わらずの鉄面皮である。
「真摯に対応してきた」と言うが、そんなのは当たり前。問題はそこではない。これだけアベの“不正義”が指摘されているのに、「静かに見守りたい」以外に何か言うことはないのかね。

「本来招待されるべきではない後援会の人達が多数参加している」ことについてどう思うのか。
「透明性のある資金管理を行ってもらいたい」と指摘されたことについて、何か反省の言葉はないのか。
「秘書がやったことだと言って関知しないという姿勢は、国民感情として納得できない」と言われて、何か反論はないのか。
「疑義が生じた際にはきちんと説明責任を果たすべきである」と言われて、何か説明することはないのか。

検察審議会の議決書の「まとめ」で述べられたこれらの事柄について、アベは記者の前では何も触れなかった。いや、触れられなかったと言う方が正しいのかもしれない。
さもありなん。
そこにはアベ自身が行った“不正”やウソが見事に言い当てられているからだ。

国会の審議では、アベ側から一部が補填されたため前夜の懇親会参加会費が異常に安かったことについて、「どう考えても説明できない。こんなに安く料理が提供されるわけがない」との質問が出たが、アベは「それ(いくらで料理を提供するか)はそれぞれのホテル(懇親会会場)が判断するわけでございます。事務所側が補填をした事実も全くないということでございます」とウソをついた。
アベが国会でついたウソ(事実と異なる答弁)は・・・記憶が間違っていなければ確か100を超えていたんじゃなかったっけ。100じゃなくても何10だ。

また、アベはこんなことも言っていた。
「政治資金の出入りは透明化しなければならない。その考え方に則って私は政治資金の処理をしているということをハッキリと申し上げておきたい」

もう開いた口が塞がらない。

「政治資金の出入りは透明化しなければならないという考え方に則って私は処理している」ということは、「政治資金収支報告書の作成を秘書や会計責任者に全てを任せきりにはしていない」ということだ。「ちゃんと監督している」ということだ。「間違いがないか、不記載がないか、不正がないか、ちゃんと監督してチェックしている」と言ったことになる。そうでなければちゃんと「私が処理ししている」ことにはならない。

しかし、実際には何年も「不記載」が続いた。
これは、とりもなおさず、アベが何も監督しておらず不記載を見逃してきた(もしかしたら目をつぶった)ことに外ならない。ちゃんと監督しているならミスは起こらないからだ。

ということは、「私は(正しく)処理をしている」はウソ。大ウソ。口から出まかせの大ウソ。

「ハッキリと申し上げなければならない」だなんてよくもそんな大ウソがつけたものだ。ちゃんと監督しているなら不記載はあり得ない。

監督責任を果たさなかった“罪”は十分にある。
それどころか、アベは「不記載」について共犯、いや主犯であるかもしれないという疑念さえ抱いてしまう。

それから、アベは何かにつけて「真摯」「真摯」と言うが、何が「真摯」だ。口先だけの「真摯」だなんてもうウンザリだ。

自分はこのブログで何回も何回も、政治家は「清く、正しく、美しく」なければならないと述べてきた。

今日の議決書でも「(政治家は)清廉潔白な政治活動を行い~」と指摘されているが、これはいかにアベを始めとする政治家たちが「清廉潔白な政治活動」を行っていないかを如実に物語る指摘である。

欺瞞と言い訳・言い逃れに満ちた不誠実な政治(家)がもう何十年も続いている。

そして、あと何十年経っても何も変わらず続いていくだろう。

嘆かわしいことだ。

●7月31日(土)
★昨日、フェンシング男子エペ団体、金。
柔道女子、金。

★お客さんが来る前にゴミ出し。(ビン・缶・ペットボトル他)

Tさん・Uさん、それに初めてのSさん。Sさんは麻雀初心者だと予め聞いてはいたけど、メチャクチャ初心者だ。Tさんが麻雀をやりたくてしょうがないものだから、知り合ったばかりの人を連れてきた。しかもだ、3時までしかできないとのこと。来てから言われてもなあ・・・
でも、丁寧に対応したつもり。

2回と半分(1周)。1回目と2回目の自分は、配牌ではどう見てもアガれそうもないのに、篏張(カンチャン)、辺張を続けてツモったり、割りと早くテンパイして、リーチをかけると、Sさんからはわざと当たらなかったけど、とにかくよくアガった。年に一度有るか無いかのバカづき。
Sさんがテンパイしたのは、結局1度だけだった。

Sさんが帰ったあと、Tさん・Uさんと1時間くらい世間話をしていた。

★新型コロナ感染者数、東京は4058人、全国で1万2341人。
東京の7日間平均は2920人で、1週間前と比べると2.1倍以上。感染拡大のペースが急速に速くなっている。拡大する一方。

政府のコロナ対策については散々批判してきた。

スガには一刻も早く辞めてほしい。

迷える古羊、どこへ行く/復興五輪・レガシー

2022-06-18 08:10:02 | 日記

●7月18日(日)
★ブログをやっていて気付いたら10時。そういえば今日はビックで頼んだノンアルビール4ケースが午前中に届く日だ。いつ来ても良いように、いつもはTバック一丁だけどもパンツを履いておいた。

鍋でいろんな物(30種類はあると思う)をグツグツ煮て、鍋のままゆっくりと食べる。これが普段の自分の朝食スタイルだ。

12時のニュースが終わった。ノンアルが届くのは今日じゃなかったかも。午前中には来なかったけど、もし来るなら1時過ぎだろうから、今の内にトイレに入っちゃおうと思って、まず玄関の扉を半開きにした。こうしておけば、トイレに入っている時に配達に来ても、大声で「今、トイレ中でーす!」と叫ぶことができる。
で、トイレに入り、パンツをおろすと電話が鳴った。配達の人かな。母だった。

何でもスーパーの広告が入っていて、家にある酒を買い取るとか。父はもう酒は飲まないし、その割にはちょっと高級な酒は10本以上あるという。で、買い取りの期間は今日と明日の2日間だけで、父は10本ともなれば、絶対に引き取り手数料がかかるはずだから、手数料を節約するためにスーパーまで持っていって売ってきてほしいと言っているらしい。

まあ、良いけど、ただ、今日は34度くらいになるようだ。スーパーの名前は聞いたことがないので、どこにあるか知らないということは、近くにはないということだから、歩くのも大変だと思う。10本以上となるとリュックには入りきらないだろうし、手にも持つとなるとチャリじゃ走りづらいだろうから、やはり歩きかな。何にしても猛暑の中、楽じゃないと思う。

「引き取りに来てもらったら、手数料がかかるのかどうか聞いた方が良いよ。手数料がかかっても大した金額じゃなければ来てもらえば良いし、もし、うんとかかるようだったら、その時は僕が行って何とかするから、先ずは手数料がかかるかどうか聞いてくれる?」
明日は予定がある。行くなら今日だ。何だかしょうがないなあ、「2時か3時くらいには行くよ」

やれやれ。トイレに入り直し。

トイレが済んで、すぐには出掛けず、ちょっと台所で座っていたら、12時40分、ようやくノンアルビールを持って宅急便がやって来た。待っていて良かった。

もう一度実家に電話。
「引き取り手数料がかかるかどうか聞いてもらえる。今日行くって言ったけど、手数料が安いようなら、今日めちゃくちゃ暑いし、行くのは止めるよ。引き取りに来てもらったら」
30分後、「手数料は要らないみたい」
そりゃそうだろう。普通はそうだと思うよ。
昨日も梅雨明けの猛暑の中、実家に行ったばかり。行かなくて済んで内心ホッとした。

★大相撲、千秋楽。
横綱白鵬と大関照ノ富士が全勝どうしで対決。白鵬が執念の優勝。途中休場も含めて休場が続いたから本人も必死だったのだろう。照ノ富士の横綱昇進も確実だそう。
モンゴル人が頑張るのも良いけど、日本人ももうちょっと頑張ってよ。日本人力士を応援しても、ちょっと良いかなと思っても次の場所は全く元気がなかったりで、ヒーローがコロコロ変わる。日本人力士は応援し甲斐がない。

●7月19日(月)
★チャリで、先ず近所のスーパーでカットフルーツを買ってからNさん宅へ。
Nさん宅までの早稲田通りは長い上り坂が続く。ヒーヒー・ゼーゼー言いながら坂を上り切ると落合交差点が見えてくるので、信号が赤だと「やれやれ、信号待ちの間少し休める」とホッとするのだが、その瞬間に信号がパッと青に変わったりしようものなら、「ワッ、早く交差点を渡らなければ」と、更に懸命にペダルを漕ぐことになって、一息つくどころじゃなくなる。
交差点から1分ほど、Iiさんとの待ち合わせ場所の公園に着くともうフラフラ。100%自分の方が先に着くので、しばらく休んで息を整える。

今日は6回。
1~4回は全部マイナス。ここまででトータルー40。
5回目のある時、リーチをかけた。待ちは六・九索で六索ならドラ。二萬が暗刻(アンコ)だったので、裏ドラだったら良いなと思ったが、リーチ後に一萬を3枚持ってきてツモ切りしたので、二萬がドラになる可能性はほぼなくなったなと思ったところ、最後のツモで六索をツモ。しかも、裏に一萬が寝ていた。リー・ヅモ・ドラ4。こんなこともあるんですね。
プラス40のトップで、5回目までのトータルはプラマイ0。

6回目のオーラスでは2万7800点。接戦で、ピンフ・ドラ1だと浮かないのでトップはとれない。トップをとれるとしたらリーチしかない。アガるしかないラス親が振ってくれたので、僅差のトップ。

帰りは、長い下り坂。楽チンでほとんど体力は使わないけど、団地のところで最後にちょっとだけ上り坂がある。その短い坂だけで汗がジトッと吹き出してきた。

★夜は何だか眠い。珍しく早目の11時半に横になった。

●7月20日(火)
★ブログに集中。
眼がやたら疲れてしょうがない。今日はちょっと無理したからかなり眼にダメージがあったかもしれない。父は昔から加齢黄斑変性で、今は障害者手帳を持っているほど眼は良くない。
自分も病名こそ加齢黄斑変性じゃないけど、症状としては黄斑変性と全く同じような症状が網膜にあって、眼は普通の人よりはかなり悪い。スマホを見るときは虫眼鏡を使うこともしょっちゅうで、もう今から眼では苦労しているけど、10年、20年先にはどうなっているか心配だ。

★ふと気が付くと5インチ?のワンセグテレビの画面が曇った感じになっていた。ワンセグはもう見ることはほぼないが、昼も夜も夜中も、24時間いつも点けっぱなし。もう以前から走査線っていうのかな、画面に緑色の線が3本出てきていてガタがきていた。買ってからちょうど10年、寿命かもしれない。
ワンセグテレビは、アナログ放送が終了した翌日に買ってきたもので、SDカードにニュースを毎日4時間分くらい録画していたけど、基本的にほとんど見直すこともなく、SDカードは100枚くらい溜まっている。
今メインで使っているテレビは2~3年前に買った14インチのテレビで、広くはない台所の端っこに中古屋で1000円かそのくらいで買っきた折り畳み式のボロいデスクがあって、その上に置いてある。こちらの方の録画可能時間は200時間だが、残り50時間ほどに減ってきてもうあまり残ってない。ワンセグもいよいよアウトのようだし、録画場所を何とか確保しなくては。

★新型コロナの新規感染者数は7日間移動平均で1180人だとか。1週間前のほぼ1.5倍だとか。
都の専門家ボードの座長、「3000人を超える可能性がある」

6月20日(緊急事態宣言解除)頃の予測からどんどん悪い話しか出てこない。

★母に電話。「明日、病院だったよね」
「病院に確認してみる」

30分後、電話あり。
「明日、病院だったわ」

病院をすっぽかしてもどうってことないかもしれないけれど、まあ、こちらも多少は気にかけていないと、その内面倒なことが起こらないとも限らない。

明日一緒に病院に行くことに。

●7月21日(水)
★薬は同じ種類だが、100㎍1錠と25㎍1錠、毎日合わせて2錠服(の)んでいる。今日は2錠を指で摘まんで口に入れようとしたら1錠が落ちてどこかに行ってしまった。口に1錠を入れたままそこらじゅうを探したけど、床の上が結構雑になっていていくら探しても見つからない。
口に入れたのが100㎍か25㎍か。薬は予備があるから取りあえず25㎍を追加で服んだ。これならいつも通り125㎍を服んだことになるかもしれないし、いつもの量より足りないけど50㎍は服んだことにはなる。

家に帰ってきてから思い付いたのだが、口に入れた1錠を口から出して、改めて2錠(125㎍)を服めば良かったんだ。そのための予備なんだから。恥ずかしいくらい自分はバカ。

★8時35分、チャリで実家へ。朝から真夏だ。家の中には入らず、母と一緒に下北沢の脚の病院へ。
病院後、下北沢のスーパーで寿司を買って戻る。

父、「もう眼は今年一杯持たないかもしれない。どうしたら良い?」
以前から、2人でどこかに入居したらどうかとずっと言ってはいる。
自分の祖母は生前、息子たち(父たち)の家を数ヵ月ずつ“たらい回し”にされていたが、それだと皆に迷惑をかけるから嫌だと言って、自分で館山の老人施設に入ることをサッサと決めた。

一方、父はというと今の家にこだわり、一歩も出たくないと頑固に言い張る。「老人ホームなんか絶対嫌だ!」

もうちょっと柔軟性があれば良いと思うんだけど、母子(おやこ)でもまるで性格が違う。

家にあった酒の買い取りは12本の内3本を引き取ってくれたそうだ。3本で2000円。2人で寿司をとって食べたとのこと。
父の希望したように12本をどこにあるか分からない(調べれば分かるだろうが)スーパーに猛暑の中を苦労して持っていって、3本しか引き取ってもらえなかったら、それこそ死ぬ。

帰り途中、ビックカメラに寄ってワンセグテレビか普通のテレビかちょっと見てみようかと思ったけど、駐輪場が例によって一杯だったので、やめた。たった5台分じゃ新宿じゃ絶対に足りるわけがない。

イエの前も通り越して、高田馬場の先のスーパーへ。今日も小麦外皮のシリアルがない。もう棚から消えて10日以上は経つと思う。店員に聞いたら、今日は今までなかった小さなお詫びの張り紙があった。メーカーの都合のようだ。入荷は8月下旬の予定。
2~3年くらい前だったかな、同じ商品が以前にもやはり2ヶ月くらい?消えたときがあった。実に迷惑な話だ。

このシリアルの他、やはり小麦外皮入りの食パンとかポテトサラダとかキクラゲ(白・黒)とかイチヂクとかその他、食物繊維にはそれなりに気を遣っている。
鉄分の多い牛乳を飲んでいて、米は発芽玄米を少しだけ、あとは大麦・燕麦・小豆・ひよこ豆・レンズ豆等々、言い出したらまだまだ他にも食事には気を遣っている、というか一人で勝手に拘(こだわ)っている。

●7月22日(木・海の日)
★ブログ、11日分更新。

★明日のオリンピック開会式を前に、昨日から女子ソフトボールやなでしこジャパンなどいくつかの競技がもう始まっているらしい。

と思ったら、今朝、小林賢太郎なる人物がオリンピック開閉会式のディレクターを解任されたとか。小林の解任理由は、過去に発売されたビデオの中に「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」という言葉があったからだそう。いくら冗談のつもりでもなあ・・・

このようなゴタゴタ騒ぎは他にもあった。
・3月には小林の前任者である佐々木宏なる人物が、演出チームに対して、渡辺直美さんの容姿を侮辱するような演出を提案したことがきっかけとなり辞任。
・また、絵本作家・のぶみも昔教師に腐った牛乳を飲ませたことが発覚して、組織委員会主催の文化プログラム出演を辞退した。
・さらに、昨日は音楽担当の作曲家・小山田圭吾(コーネリアス)が昔、障害者を「とび箱に閉じ込める」、「マットレスにグルグル巻きにしてとび蹴りする」「排泄物を食べさせる」「服を脱がせて裸で歩かせる」「自慰行為を強要する」「殴る、蹴る」など、数々の虐待・暴行を行ったことを雑誌の中で得意気に?語っていたことが問題となった。

この小山田については、当初小山田と組織委員会はこの雑誌の記事について話し合いをしたものの、小山田は続投となり、その後批判が沸き起こったため、結局昨日になって本人が音楽担当を辞めると表明した。

つまり、これほどまでにオリンピックに相応しくない人物を大会スタッフとして起用することに、組織委員会自体が一旦は不問に付し問題なしと判断したということである。

これだけの例が出てくると、もう世界中に日本の恥を曝(さら)したというか、日本では他人に思い遣りのない人間だらけというイメージをバラまいてしまったとしか言いようがない。

☆いよいよオリンピックが始まるということで、早くもレガシーがどうのこうのと言う話が出ている。

64年の東京オリンピックでは、東海道新幹線・首都高速道路・環七の多くの部分・武道館・代々木体育館など、施設やインフラがレガシーとして今に残っているし、文化・習慣面では、例えば、当時は大人も子供も街中で立ちションをするのは当たり前だったけど、オリンピックを境にそういうことはピタッとなくなった。

韓国ではオリンピック後、犬を食べなくなったらしい。

今回の東京オリ・パラのレガシーは何だろう。
選手村をタワマンとして活用するんでしたっけ? 他にも新たに建設したオリンピック施設など、正直言って昔に比べたら今一ピンとこないけど、まあ、そういった施設・インフラもレガシーにはなるんだろう。では文化や生活の面でのレガシーは何かあるのだろうか。

その国その国によって独特の文化、良い文化、そうでない文化、残したい文化、変わってほしい文化、色々あるだろう。
施設やインフラのレガシーも大切かもしれないが、今回のオリ・パラをきっかけに変わってほしい文化・習慣・制度というものは有るのだろうか。

先ほども述べたが、オリンピック関連スタッフたちの相次ぐスキャンダルは、日本人の人権意識の低さを露呈した。

アメリカ国務省は報告書の中で、日本の「技能実習生制度」について、「外国人労働者搾取のために悪用し続けている」と分析・批判している。

スリランカ人ウィシュマさんが収容所で亡くなった事件だって、日本がいかに国際基準を無視して外国人の受け入れを極端に制限しているかということであり、しかも収容所内での人権無視だ。

学校でのいじめや会社でのハラスメント、日本のあらゆるところで人権無視が横行している。

オリ・パラをきっかけに何とか人権侵害がなくなってもらえないものだろうか。

考えてみれば、前の組織委員会会長・森も“女性軽視”もしくは“女性蔑視”(これも人権無視なのでは)の発言で、最終的にはIOC(国際オリンピック委員会)から見放されて会長を辞任した。

ある国際機関の発表によれば、日本の男女格差ランキングは156ヶ国中で120位と最低水準である。
また、全議員に占める女性の割合を調べたIPC(列国議会同盟)は、2020年時点において日本は調査190ヶ国ほどの中で166位の低さと発表。これも最低レベルだ。

アベなんかことあるごとに「女性活躍」などと綺麗事を言って女性の人気取りをしていたが、「指導的女性3割」も引っ込めちゃうし、さらには、男女候補者均等法を作っておきながら、一昨年の参院選では自民党は男女半々はおろか、女性の立候補者は1割あったっけなあ、というくらいほんのわずかであった。
実際の日本は男女格差の塊だ。

オリ・パラをきっかけに何とか男女格差がなくなってもらえないものだろうか。

日本では法律で定められた障害者雇用率というのがあるのだが、省庁においては役所自体が雇用率未達成であったばかりでなく、あろうことか雇用者の数を水増ししていたという、まことにお役所らしい捏(ねつ)造まで行われていたというのだから、呆れる外ない。

正確な数字は分からないけど、GDPに対する障害者のための予算は、OECDの中で日本は多い方ではなく、むしろ下から数えた方が早かったと記憶している。

オリ・パラをきっかけに何とか障害者の地位向上への取り組みが進んでもらえないものだろうか。それがパラリンピックを開く意義でもある。

LGBTQについても、今年はオリパラ開催年ということもあり、いわゆる「LGBT理解促進法案」が与野党間で話し合いが行われた結果、何とか修正合意までたどり着き法案が出来上がった。
しかし、それにもかかわらず、自民党の頭の固いゴリゴリの保守勢力が法案に反対。結局、6月までの通常国会に法案は提出すらされず、消え去った。

法案の中の「差別は許されない」という表現に対して、自民党保守勢力は「そんなきつい文言では行きすぎだ。差別禁止運動に繋がりかねないし、訴訟が増える」とか、訳の分からぬこじつけの理屈をつけて反対したのだ。
国際感覚ゼロ、時代遅れで旧態依然とした保守勢力は、「差別は許されない」ことに反対したのだ。

世界では、LGBT法は80ヶ国以上で成立しており、勿論日本以外のG7ではどの国も法律によりLGBTへの差別は禁止されている。
オリパラを機に時代遅れの日本もようやく先進国の仲間入りをするのではという内外からの期待もあったが、自民党は見事にこれを粉砕した。

オリ・パラをきっかけに何とかLGBT差別がなくなってもらえないものだろうか。

「オリパラの基本精神である『差別や偏見のない世界』を実践する」などと政治家どもは口では綺麗なことを言っているが、実際はいじめ・弱者虐待・男女差別・障害者差別・性的マイノリティ差別・多様性無視・外国人差別など、差別と偏見がそこかしこに渦巻いている。

アフリカの血を引く八村塁選手を開会式の旗手に起用したからといって(それはそれで良いことだが)、それでもって日本が人種差別のない多様性を重んじる国であることの証明にはならない。国は八村選手を出すことでそれをアピールしたかったんだろうけども、本質的なことはもっと別のところにあるはずだ。
オリ・パラが日本で開催されるのを機に何とかオリンピック・レガシーの一つになるはずであった「LGBT理解促進法」の制定が自民党によってぶっ潰された。これが現実。

オリンピック憲章の理念は一体どこへ行ったのやら。

全部何もかも変えろとは言わないまでも、日本も世界基準にある程度は近づかないと、今の低レベル状態のままではそれこそどこの国からも相手にされなくなって、後進国・劣等国のレッテルを張られかねない。

このままじゃ物理的なもの以外は何もレガシーなど残りそうもない。

★夜9時、ニュースを見ようと思ったら、日本男子サッカーの南アフリカ戦の後半が始まるところだった。前半は0∶0だったようだ。野球にしろサッカーにしろテニスにしろ、自分は長い時間の試合をハラハラ・ドキドキしながらずっと観ているのは、日本が負けるのではと心配するのが嫌なのであまり好きではない。
後で結果だけ見ればそれで十分。「あー、勝ったんだ。良かった良かった」「あー、負けたんだ。残念」

●7月23日(金・体育の日?スポーツの日?)
★本来なら海の日は8月で体育の日は10月だが、オリパラのため今年も昨日と今日は変則的な祝日となった。
★昨日夜のサッカーはどうやら勝ったようですね。良かった、良かった。
★12時、3人集合。4回終わったら6時半。もう1回が終わったら、8時を軽く過ぎていた。

★一部の競技は既に始まっているようだが、今夜はオリンピックの開会式。興味ないのでテレビは全然観ていない。
何でも演出などあまり面白くなかったという感想は聞いた。

自分はオリパラの開催自体に100%反対しているわけではない。日本人であれ外国の人であれ、選手が一生懸命頑張るというのは素晴らしいことだと思う。ただ、こんな不安定な状況の中で選手たちが競技をしなきゃならないというのは可哀想だとも思うけど、開催される以上はどこの国の選手も精一杯頑張ってほしい。

これからしばらくの間は、テレビでは朝から晩までオリンピックだらけであろう。「大河」もなくなるし、自分がよく観るレギュラー番組もなくなるようだ。何とも恨めしい限りだ。
選手には頑張ってほしいけど、内心では早く終わってほしい気持ちの方が大きいかな。

☆まあ、自分のことはどうでも良い。
今度のオリンピックは「復興五輪」だとか「新型コロナに打ち克った証として開催する」だとか盛んに言われている。
果たしてどうなんだ。

東京オリパラの基本方針では、「東日本大震災からの復興の後押しとなるよう、被災地と連携した取り組みを進めるとともに、被災地が復興を遂げつつある姿を世界に発信する」としている。
そのために、野球とかサッカー?やラグビー?の試合の一部を東北地方で開催したり、東北地方の食材を選手らの食事のメニューに加えたり、競技場の建材に東北地方の木材を使ったりと、色々やったようだ。

ただ、それで東北地方の人のどれだけの人が喜ぶんだろうか。どれだけ「復興」と関係あるんだろう。勿論有り難いと感じる人もいるだろうけど・・・
東北の人でも人それぞれの意見があろうが、NHKが去年12月~今年1月にかけて、東北3県の住民に行ったアンケート調査によれば、
地域の復興状況について、
 復興は完了した    12.0%
 思ったより進んでいる 33.7%
 思ったより遅れている 43.3%
 全く進んでない     7.4%
と、まだまだ十分に復興が進んでいるとは言えない状況である。

被災者Aさん、「復興を前面に押し出したオリンピックでないことは明らかですけど、被災地のことを忘れないでほしいとアピールできるのであれば、復興(五輪)という言葉にも意味があると思う」
被災者Bさん、「オリンピックに対して『復興』という言葉は使ってもらいたくない。生活再建に対して恩恵を受けたという思いはないですし、復興五輪の『復興』、被災者のためとは到底思えないですね」

Bさんなどはハッキリと「復興五輪」には否定的だし、そんなにきついことは言わないAさんですら「復興を前面に押し出したものではない」と述べている。

ある准教授、「最初からかなり復興五輪という理念が曖昧であって、『復興五輪』という言葉からイメージするものに幅があったのかなと。日本政府や大会組織委員会が意図するような意味の復興五輪は、復興した様子を世界に発信する“PRをする”という意味合い。それに対して被災地の人たちが主に期待していたのは人々の生活復興を促進するための事業。その部分はやや扱いが低かった」

要するに、今回政府が掲げた「復興五輪」は地元住民の復興達成感を伴わない「復興五輪」であったことは明らかである。
政府は東京にオリンピックを誘致するため、世界に効果的にアピールできるであろうワードとして「復興五輪」を持ち出して“利用”したのではないか。そんな気持ちにすらなってしまう。

東京オリパラの基本方針である「被災地が復興を遂げつつある姿を世界に発信する」・「復興を世界にPRをする」つもりが、実際は、むしろ「復興はまだ道半(なか)ば」ということを発信してしまったのではないか。

聖火リレーを福島からスタートしたり、東北の食材を選手村で提供することも、それはそれで良いけど、何よりも多くの東北の人たち自身が震災から復興できたと心から思えるようにならなければ、本当の「復興五輪」とは言えない。

1964年に行われた東京オリンピックは1959年のIOC総会で開催が決定した。戦後10年ほどが過ぎた1956年の経済白書の中で使われた「もはや戦後ではない」という言葉が、50年代後半、一般でも盛んに使われるようになっていた。戦争で焼け野原、徹底的に破壊された日本が復興を果たし、大きく成長していく時期であった。
だからオリンピックにもそれこそ日本は「ワンチーム」で臨むことができた。戦後復興を果たし、みんな将来に明るい希望を抱いていた時代でもあった。

「復興五輪」をスローガンにした以上、政府は東北地方を震災から復興させる義務があったのは言うまでもないが、東北大震災から10年、政府は「もはや震災は克服できた」と声高らかに宣言することは出来るか。

出来ないなら、「復興五輪」は果たせなかったことになる。
出来ないなら、今回のオリンピックは「復興五輪」に値しない。

というか、「被災地が復興を遂げつつある姿を世界に発信する」というけど、政府はどのくらい真剣になって発信してきたのだろう。思うに、世界の人たちは今回のオリンピックでどのくらい東北大震災のことを思ってくれるのだろうか。

☆アベは去年3月、オリンピックの1年延長を決めた際、
「今後、人類が新型コロナウイルス感染症に打ち克った証として、完全な形で東京オリンピック・パラリンピックを開催するために、日本は、日本として開催国責任をしっかりと果たしていきたいと思います」
「世界のアスリートの皆さんが最高のコンディションでプレーでき、そして観客の皆さんにとって安全で安心な大会とするために、概(おおむ)ね1年程度延期をバッハ会長に提案し、同意を得た」

この「1年延長」発言の根拠になっているのが、国産ワクチンの開発だと言われている。

大会組織委員会の森・前会長によれば、
森が「2年の延長にしておいた方が良いのではないですか」と心配して言ったところ、
アベは「(国産)ワクチンの開発はできる。日本の技術は落ちていない。大丈夫」と言ったらしい。
つまり、去年の末までには国産のワクチンが開発され、今年の前半までには国民全員にワクチン接種を終えるというシナリオだ。
このシナリオがあったのでアベは1年で「安全で安心な大会」ができると言ったことになる。

しかし、国産のワクチンは“約束”の期限を半年以上も過ぎたけど、どうなったことやら。いつの間にか外国製のワクチンに切り替わった。

アベは非常に楽観的であったということになる。

かつ、日本の感染症対策は、それはそれはお粗末なものであったと言わざるを得ない。

先ず国は、保健所の数を激減させ、職員の数も減らした。今回の新型コロナ感染拡大で、保健所がパンクした最大の原因だ。

そして、2009~2010年に発生した新型インフルエンザの流行を受けて2010年6月に出された政府の有識者会議の報告書では、
「国家の安全保障という観点から、ワクチン製造業者への支援や開発の促進、生産体制の強化」が提言されていた。
(この報告書では医療体制の見直しなど他にもいくつかの提言があり、また、その後も同様の会議において、有識者の議論は重ねられていた)

そんな中で(第2次)アベ政権が2012年12月に発足した。しかし、早速2013年には「日本の科学技術開発においては『科学研究』から『イノベーション』に重点を移す」と発表。
コツコツ基礎研究なんかやってもいつ役に立つか分からないし、それより目に見える成果があって手っ取り早く儲かる方に予算をつぎ込んだ方が良い、ということである。

2014年、日本では、鶏卵を使用せずより早く生産が出来るという遺伝子組換え技術を使ったワクチンが開発され、アメリカではこれが評価されて承認されたにもかかわらず、日本政府は国内での使用を認めなかった。

また、今日本でも接種されているファイザーやモデルナのワクチンではm―RNAという技術が使われているのだが、この技術は日本国内でも開発が進められていたものである。政府はこの予算をカットした挙げ句、2018年には計画自体を凍結してしまった。

2019年かな、イギリスの科学雑誌ネイチャーは、
「日本は世界で最もワクチンの信頼のない国の一つだ」と断定した。

海外から指摘されるまでもなく、山中伸弥氏や益川敏英氏をはじめノーベル賞を受賞した日本人学者の多くが口をそろえて言っていたのは「日本の科学技術研究費の少なさ」である。
「このままじゃ、日本は世界からどんどん取り残されていって、ノーベル賞どころじゃなくなっちゃいますよ」と訴えた。

アベが「日本の技術力は落ちていない」と本当に言ったのであれば、ずいぶん酷い話だ。
国はこれまで毎年のようにどんどん科学技術研究費減らしてきた。その“主役”がアベである。しかも、2010年の有識者会議でいみじくも使われた「国家の安全保障という観点から」という言葉をアベは気にも留めなかったようだ。つまりは、政府がよく口にする「国民の生活と命を守る」ということも別に関心がなかったのであろう。

10年~数10年おきに起こると分かっている新型の感染症に対して、アベは備えの対策を疎(おろそ)かにしてきた。
そのくせ、「日本の技術は落ちていない」ときた。

「新型コロナに打ち克った証のオリンピック」だなんて、よくも言えたもんだ。

☆今月8日、スガは東京に4回目の緊急事態宣言を発出し、その期間は、オリパラ期間を含む7月12日~8月22日と発表したが、その時、
「新型コロナという大きな困難に直面する今だからこそ世界が一つになれること、人類の努力と英知によって難局を乗り越えていけることを、東京から発信したい」
「今回の大会は多くの制約があり、これまでの大会と異なりますが、だからこそ、安心・安全な大会を成功させ、未来を生きる子どもたちに夢と希望を与える、歴史に残る大会を実現したいと思います」
と述べた。

オリパラ大会のことを言うのであれば、本来まず言わなくてはならないのは「復興五輪」である。全く触れなかった(と思う)。

しかもだ、何が「難局を乗り越える」だ。何が「安心・安全」だ。笑わせるな。
難局を乗り越えられずに最悪の状態を自らが作り出しておきながら、何で今さら「乗り越えよう」なんて言えるのか。「努力と英知」だなんて聞いて呆れる。その結果が緊急事態宣言下での大会開催だ。「不安・危険」な状況を作り出し「宣言」を復活させておきながら、何で今さら「安心・安全」だなんて言えるのか。誰も「安心・安全」だなんて思ってない。
感染者が急増し、“ほぼ無観客”で開催することも決まった。無観客にせざるを得なくしておいて、何が「歴史に残る」だ。「乗り越える」ことも出来ず、「安心・安全」でもない、歴史に残る「最悪」の大会ではないか。

スガの発言は今月8日だが、思い出しても腹が立つ。
この期に及んでも綺麗事ばかり。

でも、選手の皆さん、頑張ってください。

迷える古羊、どこへ行く/政府の脅しとずさん

2022-06-11 05:47:01 | 日記

●7月10日(土)
★ブログ、7日分更新。
★九州南部はまた大雨のようだ。九州で大雨というと、ちょうど1年前の熊本豪雨を思い出す。
今月は熱海での土石流の映像にショックを受けたばかりだが、異常気象に加え、新型コロナの感染も緊急事態宣言が繰り返し発出されて全く収まる気配がなく、世の中、暗く重い雲がなかなか晴れない。

今明るいことと言えば大谷選手くらいじゃないかな。
オリ・パラについては、1964年の時は日本国民が一つになって明るい未来が拓けていくような、そんな希望に満ちあふれたものであったと断言できるが、今回はアカン。あまり期待するものがない盛り上がりに欠けた開催のような気がする。応援はするが、日本人が一つにまとまるようなワクワク感はないし、世の中を覆っている重苦しい空気を吹き払うこともないと思う。

で、その大谷選手は33号HRをかっ飛ばしたそう。
オリ・パラより大谷選手の方がワクワクする。

★今日は33度との予想。
チャリで榎町のスーパー、高田馬場のスーパー。
アマニ油を買ったのだが、この間はアマニ油を買うつもりが間違えてオリーブ油を買ってしまい、しかも、それをイエではてっきりアマニ油だと思って開けてしまったので、封を開けたオリーブ油が2本になってしまった。

帰宅。階段13階、ジャンプ250回。

★5時だけどまだ蒸し暑くて、体がベタベタ気持ち悪い。明日朝の予定だったシャワーを浴びた。
★夜8時すぎ、雷がゴロゴロ鳴っている。大気、不安定。

●7月11日(日)
★昨日豪雨だった南九州は、今日は梅雨明けしたようだ。
★9時15分、チャリで実家に。両親と一緒に京王線を2駅乗って上北沢駅。さらに駅から6~7分歩いて、区民センターで1回目のワクチン接種。2回目は3週間後の8月1日。
父は10月で96歳。目がかなり悪いので普段はほとんど家にいて、たまに近所の病院へ行く程度。今日一緒に歩いて、以前より大分ゆっくりになったし、たまにヨロッとするけど、でも杖もないし一人で歩いている。

下高井戸駅で母は買い物、自分は父に付いて一緒に家まで。途中、大分疲れているようなので、ベンチで一休みしましょうと言うと、道端で休むなんてそんなミットもないこと出来ないと、95にもなっても頑固そのものだ。

母が買い物から帰ってきたが、スマホを見ると雨が降る予想。1時20分だが早々に帰ることにした。

新宿ビックカメラの酒売り場に、尿酸値を下げるノンアルビールがなくなっている。高田馬場のスーパーから消え、高田馬場のドンキから消え、そして最後の頼みの綱であったビックカメラからも消えた。
ただ、話を聞いてみると、どうやら取り寄せは出来るとのこと。最小ロットは6缶(1パック)だそうで、それじゃ2パック頼もうかと思ったけど、何だか、スマホで登録すると8000円以上の買い物で送料が無料になるとか。よく分からないけど、手伝ってもらってスマホを操作すると、ビックの会員登録だった。ビックカードが不要となって、スマホにポイントが貯まるとか。
で、8000円分のノンアルビールというと70~80本か。4ケース(96本)頼んだ。

新大久保のイスラム店で干しイチヂク。

★2時半、帰宅。
3時半頃から雲行きが怪しくなって、4時には土砂降り。雷も鳴っている、というか、すぐ近くですごい音がして雷が落ちたようだ。
予報によると、明日も明後日も雷がありそう。昨日の夜も雷が鳴っていた。「雷3日」と言う。もうそろそろ梅雨明けか。

★G20の財相・中央銀行総裁会議で、
・巨大企業の課税逃れを防ぎ、各国の法人税引き下げ競争を防ぐため、法人税率を各国共通で15%以上とする。
・工場や支店などの拠点がなければ課税されないという現在の制度を改め、巨大多国籍企業への課税を強化する。
などで大筋合意したとか。

10月のG20サミットで最終合意なるか。

●7月12日(月)
★国産ワクチンの開発は、第一三共(メッセンジャーRNA式)とアンジェス(DNA式)の臨床実験がそれぞれ今行われているそうだが、ただ、この分だと実際の承認はまだ年内とか来年の春とか当分先のようで、アベが思い描いていたというシナリオとは程遠いようだ。

★東京は今日から再び緊急事態宣言が適用された。
今年に入ってからの東京は、
1/1 ~1/7 ( 7日) なし
1/8 ~3/21(73日) 宣言
3/22~4/11(21日) なし
4/12~4/24(13日) 蔓防
4/25~6/20(57日) 宣言
6/21~7/11(21日) 蔓防
そして
7/12~8/22(42日) 宣言
(今日) (予定)
ということで、今年1月1日から8月22日までの234日間の内、「宣言」期間が172日、「蔓延防止」期間が34日、合わせて実に206日間が規制期間ということになる。

去年の11月・12月、スガは経済を優先させるあまり、感染が拡大しているにもかかわらず、GoToを止めようとはせず、「宣言」の発出も大幅に遅れてしまった。
その結果、8月の下旬までほとんど行動制限期間となってしまったと言って良い。

「1ヶ月で終わらせる」とか「短期集中で」とか“ウソ”を言って「宣言」を発出したけれど、それもズルズルと延長を繰り返した。

ワクチン接種は今一生懸命やっているところで、それはそれで当然であるが、だた、国産のワクチンはまだ出来ないばかりかまだまだ当分時間がかかりそうな状況である。

「宣言」下でのオリ・パラ開催となり、アベ・スガが目標にした「新型コロナに打ち克った証のオリンピック」は、完全に吹っ飛んだ。影も形もない。

★重りを着けて歩きで出かける。外はやたら蒸し暑い。帰るまで雷は大丈夫そうかな。

先ず、見守りボラでSさんのアパート。1回目ワクチン接種の副反応は特に大きなものはなく、次回は23日だそう。
照ノ富士が全勝で嬉しいとのこと。今日は午前中に上野行きのバスに乗り、アメ横で鮭のカマを買おうと思ったけど、いつもの店が臨時休業だったのでガッカリだとのこと。

高田馬場先のスーパー。
今日もブラン(小麦外皮のシリアル)が品切れ。自分はこういう仕入れの仕事のことはよく分からないけど、今のこのPOSの時代、在庫管理はリアルタイムで出来るはずだ。しかもパソコンの画面に「商品が少なくなったので発注してください」とのマークなり何なりが自動的に表示されるということは、今の時代なら朝飯前で出来る初歩的なことなんじゃないのかなあ。これはあくまでも想像なので、実際にそうなのか違うのか自分には分からないが、いずれにせよ、2度も商品が切れたままなんで考えられない。
もしかしたら、何らかの理由でメーカーの方で生産できてないのかなあ。だったら何かしらの「お知らせ」があっても良いはずだ。
買ったのはリコピンの多い野菜ジュースなど。
他の店では明日訪問するNさん宅用に4人分のコーヒーゼリーを買った。

途中でほんの少しポツリポツリきたけどドシャーッと降ることはなかった。
階段13階、ジャンプ200回。

★スガ内閣、
 支持する   33%
 支持しない  46%

支持率33%は今までの最低、不支持率46%は今までの最高ということらしいが、自分に言わせれば、これだけコロナで失敗を続けてきても、支持する人がまだ33%もいるんだという思いが強い。

●7月13日(火)
★雷、今日は大丈夫そうかな。チャリでNさん宅。
今日は6回。今一で、1回ドボン(ハコ)になった。

★何だか、またワクチンでゴタゴタしているようだ。国は何をやってんだか・・・

国から自治体へのワクチンの配送が遅れているらしい。
しかも、ワクチンが不足している状況だとか配送が遅れる状況だとかいう国からの連絡さえ遅れたとか。
接種の予約を必死に受け付けていた自治体は「はしごを外された」格好で、予約を制限せざるを得ないところとか、中には取り消しするところもあるらしい。

自治体は国に対してワクチンの在庫量を報告しているらしいが、十分なワクチン量を確保できない国は、一定量のワクチン在庫があると見なした自治体に対しては配送量を1割削減したらしい。
どころが、その報告は事務的な理由で数日~1週間分まとめてする自治体も多く、ということは報告が1週間遅れることもあるわけで、その間に接種を行えば在庫も減っているわけで、在庫がないのに国からは在庫があると見なされて、十分に供給してもらえないということも起こるらしい。
つまり、予約を受け付けたのはいいが、予約分のワクチンを十分に確保できない自治体が続出することになってしまった。

このような事態になったのは、そもそも国がワクチンの輸入量を十分確保していなかったからであり、そのような状況であるにもかかわらず、ワクチン接種の対象を64歳未満に広げたり職場接種を始めたため、申し込みが殺到したことが原因であろう。

国はとにかく接種率を上げることしか頭になく、自治体の尻を叩くだけで、肝心の現物を十分に確保しなかった。
自治体が振り回されている。

河野ワクチン担当相、「大変申し訳なく思います。お許しをいただきた~い。もうちょっと早いところ(時点)で供給量をお示しして、予約を少し落としてもらう必要があったんだと思います」

★政府は、緊急事態宣言の対象地域などの飲食店に対して酒類の提供を停止するよう要請している。
この要請に関して西村は、「応じていただけない飲食店について、こういう情報をですね、金融機関に対してしっかり情報を共有しながら、順守の働きかけを行っていただく」と発言していた。

これ、「金融機関に飲食事業者への働きかけを行ってもらう」ということは、つまりは国の酒類提供停止要請を守らない飲食店に対しては融資をしない、金を貸さないと脅すように金融機関に指示したと解釈していいのかな。少なくとも自分にはそう受け取れる。
だとしたら、とんでもない発言だ。

国は自分達が決めた方針に逆らうような態度を示した相手に対しては、じゃあ、もう予算はつけない、補助金は出さない、免許は取り消すぞ、もうお前のところには発注しない、今後お前のところには便宜をはかってやらない、などと嫌がらせをするわけである。

国と居酒屋1軒とではさすがにそういう話にはならないだろうけども、その代わりに今回はこともあろうに、この嫌がらせの役目を金融機関に押し付けようとしたわけである。
銀行に脅しのお先棒を担がせようとした。
力尽くで政策を進める政府・自民党らしい発想だ。

さすがに批判があったのだろう、西村、
「決して融資を制限したりする等の趣旨ではございませんでしたけど、さまざまな指摘を重く受け止めまして、また飲食店の皆様の不安を払拭するためですね、この金融機関への働きかけは行わないということにいたしました」

実に白々しい弁解だ。
あまりにも露骨なのでさすがに今回は引っ込めたが、「脅し」「圧力」というのは、これは政府や官僚のやり方の一つだ。

政府は、この金融機関に協力してもらって飲食店を締め上げようという方針の他に、「宣言」の対象地区などの酒類販売事業者に対しても「酒の提供を止めない飲食店とは取引をしないように」との“お触れ”を出していたが、それも撤回することにしたそうだ。

これも金融機関への要請と根っ子は同じ、「嫌がらせ」だ。

大体、そもそも、なぜ飲食店が抜け駆けをしてまで営業をして酒類を提供しているのか。そうせざるを得ないのか。
それはこれだけ長い期間にわたって休めだとか、早く終われだとか、酒は出すなとかと言っておきながら、十分な休業保証をしないからだ。こんな状態で楽に生きていける店なんかそうそうあるわけがない。
生きるか死ぬかなら営業した方が良いと思う店が出てきても不思議はない。
自分も17年間バーをやっていて、リーマンショックを乗り越えられずに閉店した経験を持つので、飲食店の人たちの苦労が身にしみて痛いほどよく分かる。

抜け駆けする気持ちもよく分かる。背に腹は換えられない。
しかも、支援金だか給付金だか知らないけれど、不十分ながらあるにはあっても、手続きが複雑で面倒だったり、申請してもなかなか貰えなかったり。

これじゃ抜け駆けをしても不思議ではないというのに、政府は飲食店を力尽くで押さえ付けようとあの手この手だ。

抜け駆けは良くないのかもしれないけど、飲食店経営者は下手したら首を吊らなければならない。そこまでいかなくても、街金(サラ金)・ヤミ金に手を出すこともあるだろう。自分も借金で苦労した。

飲食店に酒類を提供している業者だって飲食店とは一蓮托生。なのに酒類販売事業者には飲食店ほどの補償はない。だから、国から「酒の提供停止要請を拒否するような飲食店とは取引をするな」と言われても、「はい、分かりました」なんて素直に言えるものではない。

「宣言」は出すけど「補償」は不十分。
言うことを聞かない奴は脅す。

それが日本の政府。

●7月14日(水)
★実家に電話。ワクチン接種後、父も母も、ちょっと腕が痛かった程度で、別に何ともないとのこと。

★厚労省の審議会は、最低賃金を28円引き上げて全国平均で930円にすることで意見がまとまったようだ。
昨日は話し合いがなかなかまとまらず、今日の未明まで話し合いが続いたそうで、休憩後、今日の午後3時にようやく合意したとか。
去年はコロナ禍で、経営者側に配慮して平均でわずか1円の引き上げにとどまっていたが、今年は、それじゃ生活できないとのアルバイターの意見が強く、自分の予想を大きく上回る結果となった。

自分が働いていた時は、東京は2015年10月に900円超え、翌年は930円ぐらいになって、その後、半年ほどで退社したと思う。
現在は2年連続で1013円だから、東京は今年の10月には1040円前後になると思われる。

賃金を引き上げれば、アルバイトなどの非正規労働者は有りがたいだろうけど、経営者、特に中小企業の社長などからすれば、下手すると倒産にもなりかねないくらい、大変なことだと思う。

どっちに転んでも誰かが大変だ。
韓国では、ムンが若者の支持を得るための人気取りで、最低賃金をボンボンボンと一気に上げたもんだから、中小企業は上を下への大騒ぎになった。

企業としては給料を上げた後にやることといったら、ただ一つ、経費の削減しかない。電気代とか事務費の節約なんかもうとっくにやっている。
後は“賃金の節約”しかない。従業員のクビを切って少ない人数で今までと同じ、もしくは今まで以上の仕事をさせるか、サービス残業をさせるか。

賃金が上がっても一概に良いことばかりとは言えない。

そもそも、最低賃金が少しくらい上がっても、非正規の労働者にとって今の社会は元々そんなに暮らしやすい状況ではない。最低限度ギリギリの生活を維持するのが精一杯。余裕の実感はないだろう。
安心した老後なんて絶対無理。

こんな世の中にしたのは何10年もの間政権を担ってきた政治家どもだ。

★職安通りのドンキで扇風機を見た。前に自分の部屋で使っていた扇風機は麻雀部屋に持っていった。もうじき梅雨が明ければ自分の部屋は今以上に暑くなって、夜は寝苦しくなるだろう。一番安いので良いのだが。
天井に取り付ける照明器具で、丸くてドーナツのようなライトの真ん中に扇風機(ファン)が付いていて、真上から風が降りてくるものがあった。昔、東南アジアをグルッと回ったときに、冷房はないけど天井に扇風機があって、それが結構快適だった。悪くない。ファン付き照明、興味がある。考えてみよう。

新大久保のドンキにはほとんど入ったことがないけど、ちょっと入ってみたら1980円の小さな扇風機があった。でも高田馬場のドンキに行ってからだ。ということで高田馬場のドンキに行ったが、そこには1880円の扇風機があったけどクリップ式だったので、新大久保に戻り1980円の扇風機を買った。段ボール箱から出してもらって中身だけをリュックに入れた。

また、高田馬場。(行ったり来たり) スーパーでは、この間から小麦外皮のシリアルが切れたままだ。もう3回は欠品のままになっている。本当にお客のことを思うなら、せめてお詫びなり欠品理由なり、ちゃんと表示しておくべきだと思うけど。

階段13階、ジャンプ250回。

★今日の「ガッテン!」はキクラゲがテーマ。食物繊維が豊富だと。今日もスーパーに置いてなかった小麦外皮のシリアルもそうだが、自分は多少は食物繊維に気は遣っている。キクラゲはほぼ毎日食べている。

★広島原爆の「黒い雨」裁判二審は、去年7月の一審に続き、原告全員を被爆者と認め、被爆者手帳を交付するよう命じた。また、国が定めた「黒い雨」地域以外でも雨が降ったと認定した。

国も早くサッサと認めちゃえば良いものを、まだしぶとく抵抗している。

★今日の東京の新型コロナ新規感染者数は1149人で、5月8日の第3波のピーク1121人を超えた。

政府が6月20日で緊急事態宣言を解除すると決定した時点から、たとえデルタ株の影響が少ないと仮定しても、8月12日、条件によっては8月2日には東京の感染者数は1000人を超すとのシミュレーションが示されていた。

もうとっくに1000人を超えている。シミュレーションを遥かに上回るスピードだ。デルタ株のせいか、それとも政府の無策か、それとも両方か。
いずれにしても政府が6月20日で「宣言」を強引に解除したのは明らかに間違いだったと断定できる。

★飲食店の中には、政府の酒類提供停止要請を無視する店があるのだが、政府はこれを改めさせるため、金融機関に対してはこのような飲食店には融資しないようにと要請、更に酒類を販売する業者に対してはこのような店には酒を販売しないようにと要請した。

「融資しないよう要請」というのは正確ではなく、「酒類提供停止を守るように金融機関の方から飲食店に働きかけをしてほしい」というのが正しいと思うが、ただ、わざわざ金融機関に的を絞って協力を求めたということは、非協力的飲食店には融資しないとちらつかせてほしいという意味に外ならない。

このような政府の手口が問題になり、結局政府はこの要請を取り下げたのだが、東京都や大阪府では政府からの通達を受け、コロナで打撃を受けた酒類販売業者が支援金を受ける際には「政府の要請に反して客に酒類を提供する飲食店とは取引を止めます」というような内容の誓約書を業者に書かせていたとのこと。

政府はあらゆる手段でもって、飲食店が酒を出さないように躍起になっていたのが分かる。
政府のやり方、実に陰険でさえある。

●7月15日(木)
★天気図を見ると、梅雨前線が消えている。
★10時30分、3人集合。何か今日はあまりのめり込めない、楽しくない、やる気がしない。何でだろう。他の人のせいという訳じゃないんだけど。

★東京、今日は1308人。今のペースが続けば4週間後には2400人(7日間平均)を超えるとの分析。
今から4週間前のシミュレーションでは、8月12日(今日から4週間後)には1000人を超えるとの予測であったが、最初の予測の2.4倍の感染拡大している。

★一昨日と昨日、政府が飲食店に対して酒類を提供しないよう要請したことを巡り、それにともなって政府がとったやり方が陰険だというようなことを述べた。

要請を発表したのも、要請撤回を発表したのも加藤・西村だ。
西村は内閣官房新型コロナ感染症対策推進室を担当しているとか。だから“本業”は経産相なのに、コロナ関連でよく顔を出してきて何だかんだ喋っているんですね。

で、自分が陰険だと思うのは、飲食店がお客に酒類を提供しないことを徹底させるために、政府は金融機関や酒類販売業者に協力を依頼し、抜け駆けをする飲食店には融資をしないよう(⊗)、酒を販売しないよう、協力を求めたというそのやり方。
(⊗ 正確には、酒類提供停止を守るように金融機関の方から飲食店に働きかけをしてほしい、ということなのだが、わざわざ金融機関に協力を求めたということは、飲食店に融資しないとちらつかせることに外ならない)

この協力依頼に当たって内閣官房(西村)は、金融庁、財務相、経産省中小企業庁と事前にすり合わせ、調整、検討していたそうだ。つまり政府ぐるみということ。

酒類販売業者が国の支援金を受け取る際の受給要件に、「酒類提供を止めない飲食店とは取引しない」と一筆書かせることも内閣官房の発案だったそう。

食べログなどを使って、店の感染症対策が十分かどうか客に点数をつけてもらおうという発案も西村だ。

これでもか、これでもか。
陰険かつ執拗だ。

●7月16日(金)
★10時、3人集合。今日は4人ともプラスマイナス一桁。
途中でピンポーン。2軒隣に越してきた人が袋を持って挨拶に来た。礼儀正しい人だ。

★東京は今日、梅雨明けしたようだ。
普通、梅雨明けというと南の方、西の方から明けてくるものだが、今年は四国や近畿より関東・東北の方が先に明けた。しかも、豪雨の後に一足先に梅雨明けしたはずの南九州はここ数日雨が続いていて、四国も雨だ。被害がでなければいいが。

★森友学園への国有地売却問題で、ある大学の教授が財務省に対して関連文書の情報公開を求めたところ、財務省は実際は文書があるのに「存在しない」として開示しなかった。
大学教授は訴えを起こし、その2審で大阪高裁は、「財務省の文書管理は極めてずさん」として国の控訴を棄却した。

また、高裁は国に対して、国会で文書の存在が取り上げられた直後に文書が破棄された状況を明らかにするように求めたが、国は「不明」との回答をしていた。
高裁、「ずさんな文書管理の結果、違法に不開示とされた文書の数などが明らかにされなかった」

1審では、「文書の一部を廃棄し、残っていた文書も不開示とした国の姿勢は意図的であり、違法行為であるのは明らか。国会で質問される材料を極力減らすために文書を廃棄したという理由は不適切であり、情報公開法の目的に反し、意図的に不開示にしたことは相当に悪質だ」としていた。

ここまで滅茶苦茶だと、これはもはや犯罪レベルである。

これが日本の現状だ。
日本はこの程度の国でしかない。
日本が民主主義の国だなんて思っている人は、その考えは今すぐ変えた方が良い。

財務省は「再発防止に努めて参ります」と抜かしやがった。
国民をバカにするのもいい加減にしろ。こういう言葉を聞く度に虫酸(むしず)が走る。
この問題は、そんな通り一遍のコメントで済まされる問題じゃない。財相が辞めたくらいでも済まされない。

日本の民主主義の根幹を揺るがす大問題である。

政治家も役人も絶対信じちゃいけない。

●7月17日(土)
★チャリで実家へ。昨日梅雨が開けて、言うまでもなく蒸し暑い。
今日はクリーニング屋に2週間ほど預けたままになっているという物6点を引き取りにいった。母も一緒に行く予定であったが、腰の具合が良くないということで、自分一人で取りに行った。

実家からの帰り途中、スーパーで冷凍品他。
ビックカメラでSDカード。この前ビック会員になったばかりで、スマホにポイントを付けてもらうのは初めてだ。
本屋と無印に寄りたかったけど、暑さにメゲて止めた。

階段13階。

★出かける前と帰ってきてからと、2度シャワー。

★今日の東京の新型コロナ感染者数は1410人とかで、7日間平均でついに1000人を超えてしまった。1000人超えは1月27日以来だそう。

6月20日で緊急事態宣言を終わらせると決定した6月17日には早くも、条件によるが8月12日とか8月2日とかには1000人を超えるとのシミュレーションが出ていた。その早い方より更に半月も早いのに予想に達っしてしまった。

解除前から1000人を超えるのは時間の問題と多くの専門家が指摘していたにもかかわらず、政府は宣言解除を“強行”した。
そして、政府の分科会はその政府の方針をいとも簡単に認めてしまった。
そして、解除から1ヶ月も経たないというのに1000人を超えた。

自分が分科会のオミ会長を、政府に言いなりの御用学者と呼ぶ所以(ゆえん)である。

スガは「国民の命と安全を守る」と繰り返し繰り返し言っているが、感染者が増えるということはそれに比例して亡くなる人も増えるということである。
1000人超えが十分に予測されていたのに「宣言」を解除してしまったスガ。それを簡単に認めてしまったオミ。

そして、亡くならずに済んだかもしれない人が亡くなっている。

スガは「1ヶ月で終わらせる」「短期集中で」・・・色々「約束」したけど全然守らなかった。

感染拡大・死者増加の責任は政府にあり、オミにも責任の一端はある。

迷える古羊、どこへ行く/東京、やはり宣言

2022-06-03 05:41:11 | 日記

●7月1日(木)
★今年も半分が過ぎた。
★昨日から、そして今日も、何度もスマホの天気予報で雨雲の動きをチェック。
今日はチャリは99%ダメだろうなと思っていたけど、予報がちょっと変わって、昼から夕方まで雨がギリギリ降りそうもないようなので、チャリで出掛けることにした。

表に出るとミンミン蝉が鳴いていた。セミの声を聞いたのは今年初めてだ。

西武ペペの100均で靴の中敷きとタオル。中敷きは、コンバースの底にどうも穴が開いているようなので(雨水が染みてくる)、雨の日に備えて。タオルは、明日も強目の雨のようだが、お客さんが来た時に濡れた脚元や肩などを拭いてもらうため。

下高井戸駅の1000円ヘアカット。
銀行で現金引き出し。
実家。古新聞を出したり掃除したり来客の準備。今まで母が受けていた介護サービスの会社を止めて新しい会社に変えたそうで、新しいケアマネさんと介護福祉士がやって来た。書類作成。
1時間くらいで終わるかと思っていたけど、たっぷり2時間以上かかった。

帰り、雨が降りだしてきた。最初はあまり大した降りではなかったけど、だんだん強くなってきて、歩いている人も全員傘をさしている。自分も濡れてきた。買いたいものが無くはなかったけどまっすぐ帰宅した。

★東京の新型コロナ新規感染者数は、先月の「宣言」解除日の前から12日間連続して、前週の同曜日を上回っているそう。最近じゃ500人とか600人とかいう日が多いし、レベルⅣの10万人当たり25人を超えている。
スガは「宣言」解除前に、「感染拡大の兆しが出たらすぐに『宣言』に戻す」と明言したが、誰がどう見ても兆しが出ているにもかかわらず、何もする気はないようだ。

★大谷投手、NYで1回もたずボコボコにされてしまった。
昼間、自分が知っていたのは、3回表で3対7でエンジェルズが負けていた。ところが夜のニュースでは、その後9回の表にエンジェルズが一挙7点を奪って11対8と大逆転。大谷投手の負けはなくなった。
ボコボコにされたショックはあるかもしれないけど、負け投手にならなかったのはある意味非常にラッキー。
気を取り直して次回から勝利を重ねていってほしい。

●7月2日(金)
★10時半、3人集合。結構強い雨で、ウチに来るだけでも大変だったと思う。タオルを渡して濡れた部分を拭いてもたった。
Ibさんの奥様が転んだそうで、だったら無理して来なくても良かったのにと言ったけど、約束は守らなきゃということで来たとのこと。
今日は6回だったけど1回目が北入したので、全部終わったのは8時を過ぎてしまった。

★田村厚労相、「『宣言』の発令や『蔓延』の延長に消極的であるわけではなくて、必要であれば、効くのであれば、これはやろうと」

政府は先月の21日に緊急事態宣言を解除して蔓延防止等重点措置に移行した際に、専門家の一部からリバウンドが起きる可能性が高いとの指摘が多数あったこともあり、「感染拡大の兆しが出たらすぐに『宣言』に戻る」と明言した。
その後の10日あまり、自分みたいなバカでさえも「兆し」はハッキリと出ているだろうと思えたので、何故言葉通り「宣言」に戻らないんだとさんざん政府を批判してきた。恐らく同じような意見・批判が専門家からも数多く出ていたのだろう。
それで田村が政府を代表して言い訳をしたのだろう。

自分が言うまでもなく「兆し」はあるし、しかも日に日に「兆し」は大きくなっている。すぐに「宣言」に戻すと言ったにもかかわらず、政府はただただ無為に時を過ごし、日にちだけが過ぎ、リバウンドも現実味を帯びてきた。

田村はやる時はやると言ったが、もうやるべき時はとっくに過ぎている。
田村は消極的ではないと言ったが、自分に言わせれば消極的以外の何ものでもない。政府は「宣言」の発出に消極的であると言わざるを得ない。

先手先手が聞いて呆れる。

★大阪府知事が河野ワクチン担当大臣やスガに会って、「長期に『宣言』が出た地域などに集中的にワクチンを提供してほしい」と要望。

65歳以上の高齢者にワクチン接種が始まった時、全国の自治体にほぼ均等の量のワクチンを配送した。
先月、自分はそれを聞いて、それはちょっと違うんじゃないのと2度ほどブログに批判の記事を書いた。

もしもの仮定の話だが、仮に東京都の感染者数が全国の9割であるとしよう。だとしたらワクチンの配送を全国47都道府県に一律に同数のワクチンを送るようなことがあるであろうか。
実際の各都道府県ごとの感染者数はそんなに単純ではないにしても、政府がやった配布方法は極端に言えばそれに近い。
人口の多い自治体も少ない自治体も同じ量のワクチン配送だなんて、素人からしても考えられない。
感染拡大の大きな自治体と比較的少ない自治体とが同じ量のワクチン配送だなんて、どうしてそんなことをするんだ。

府知事の要望はもっともなことである。
府知事が大阪からわざわざ東京に出てきて、政府に“直訴”したということは、今でもワクチン配送の「公平」という名の「不公平」が続いているということを表している。

感染拡大の程度によってワクチンの配送量に差をつける、というこんな簡単なことをやらない政府はどうかしてると思う。

★ワクチンの職域接種など、政府はワクチン接種を拡大する方策を色々やろうと必死になっているが、何のことはない、職域接種の申し込みが政府の予想を大幅に超えたとかで、ワクチン供給が追いつかないらしい。
政府のワクチン供給の体制が整っていないのに、接種率を上げることしか考えてない、焦るあまりの結果である。
政府は毎日のように弁明に追われている。

何やっても、政府はバタバタとみっともない。

★15~79歳の2万3000人を対象とした最近のアンケート調査で、ワクチン接種について、

 接種したい     35.9%
 様子を見てから
    接種したい  52.8%
 接種したくない   11.3%
だったそう。

まあ、接種を受けるか受けないかはあくまでも個人の自由ということではあるが、それにしても様子見の人がなんと多いことか。

どうなんだろう、他の国の人たちもこのように気弱というか優柔不断なんだろうか。

副反応が心配だとか、そんなにビクビク臆病になって怖がることかなあ。

こんなこと言うと怒られるかもしれないけれど、きっと、ご両親様から過保護すぎるくらい大事に大事に育てられたんだろう。

●7月3日(土)
★熱海の土石流の映像は衝撃的だった。息を呑む。
10数秒の映像だけれども、NHKでは昼から午後にかけて数10回、いや、100回は流れたんじゃないかな。
ほんの数秒、アッという間の瞬間に家が壊れてバラバラになって流されていく。
20人ほどの人と連絡がとれないとのこと。

★大谷翔平選手が2打席連続となる29号・30号(2ラン)のホームラン。
しかもだ、9回裏、四球で出塁後に二盗、そしてライト前の浅いヒットだったが俊足を活かしてスライディングのクロスホームイン。キャッチャーとは微妙なタイミングだったが、判定はセーフ。大谷選手は仰向けの大の字に転んだまま、両手を高く掲げてガッツポーズ。

劇的な大逆転の生還であった。

★熱海の災害のため、「大河」の再放送が明日に延期となった。それほどの大惨事だ。行方不明の方の安否が心配だ。

★4時過ぎ、チャリで買い物。
新大久保のスーパー、冷凍品・クルミなど。
職安通りのドンキ、辛ラーミョン5個入り298円。
100均でテーブルクロス。来客時の昼食用。
高田馬場のスーパー。買い物メモには3点だけだったが、何だかんだ10点くらい買った。

帰宅、階段13階。

●7月4日(日)
★ブログ、9日分更新。
★今朝、薬を服(の)んだような服まなかったような。記憶がない。

★アベは雑誌(hanada)で、「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の(東京オリ・パラ)の開催に反対している」と述べ、中止を訴えている共産党や社説で中止を求めた朝日新聞の名を挙げたようだ。

更に、「(日本人選手のメダル獲得など)感動を共有することは、日本人同士の絆を確かめ合うことになる」
「自由と民主主義を奉じる日本がオリンピックを成功させることは歴史的な意味があり、日本にはその責任がある」
とも述べ、他にも野党批判がズルズルと続いていたらしい。

首相を辞任した後、おとなしく引っ込んでいたと思っていたけど、またチョロチョロと露出してるみたいだ。

それにしても、アベのタカ派ぶり・強引さ・傲慢さには首相在任当時から目に余るものがあったが、自由の身となった今、これらの言葉からも分かるように更に磨きがかかったようだ。

「歴史認識などで一部から~」
何が“一部”だ。アベ自身のことじゃないか。アベ自身が「左」を嫌っているんじゃないか。それに歴史認識ってなんだ。まさか日本が朝鮮・中国に侵略したことを是認するわけじゃないだろうな。

日本人選手が活躍すれば勿論それは嬉しい。だけど、スポーツは何も日本人だけのものではない。世界のどこの国の人であろうと、正々堂々と力を発揮して感動させてくれればそれで良い。「日本人同士の絆」でなく「世界の絆」だ。アベはなぜ日本人の活躍と愛国心・ナショナリズムとをことさらに結び付けようとするのか。

何でオリンピックと「自由と民主主義」とが関係あるのだろう。日本と体制が違う国だってオリンピックを大切に思う気持ちには変わりないだろう。オリンピックと政治とは本来何の関係もないはずだが、そこを無理矢理に結びつけて話を展開し、国威発揚につなげようとするところがいかにもタカ派である。

日本のことしか頭にないのか。

オリ・パラ開催についての世論調査。
    (数字は%)
《NHK》 2月  5月  6月
 中止   38  49  31
 観客数
  を制限
  で開催 29  19  32
 無観客で
   開催 23  23  29

《朝日》  4月      6月
 中止   35      33
 再延期  34      27
 夏開催  28      38

《読売》  5月      6月
 中止   48      59
 制限で  24      16
 無観客  26      23

《毎日》  5月
 中止   40
 再延期  23

こうしてみると、オリンピックの開催に反対しているのは3割~5割という感じかな。
これって共産党のせいかな、朝日新聞のせいかな。それはないだろう。共産党や朝日新聞にそんなオピニオンリーダーの力はない。それでも、少なからぬ国民がオリンピック中止の意見を持っている。
これは、新型コロナの感染拡大が続く中で、果たしてオリ・パラを開催して本当に大丈夫なのか、感染が拡大して自分達の健康が危険にさらされるのではないか、と多くの国民が心配しているのである。
それなのにアベは大袈裟にも「反日」の言葉を持ち出してきて、オリ・パラ開催に反対する共産・朝日を攻撃してきた。
アベからしてみれば国民の3割~5割は「反日」・非国民・非愛国者ということになるのかな。

オリンピック中止を「反日」に結びつけられた国民はさぞや戸惑っているだろう。

小泉の下で大臣もやったことがあり、小泉と共に今の格差社会を生み出した張本人とよく言われる竹中平蔵が、最近、オリンピックの中止や再延期を求める世論が高まっていることについて、「世論が間違っている」と言ったと聞いた。

どうなんだろう、本当に「中止の世論は間違い」なのであろうか。間違いと決めつけるほど単純なのであろうか。新型コロナの影響でこれほどまでに不安定な状態で開催するかしないかというのは、やはりいろんな意見が出てきても至極当たり前のことなんじゃないかなあ。

例えば、竹中やアベは、観戦者の人数についてはどうしたら良いと思っているのだろうか。100%でやれという意見もある。観客は50%だ、いやこれくらいが良いんじゃないかという意見だって、学童・生徒をどうするかも含めて千差万別であり、無観客開催という意見もある。
アベや竹中にも意見があるだろう。
中止や再延期もそういった意見の延長線上でしかない。

「中止は間違い」は「間違った」発言であり、「中止は反日的」と言わんばかりの発言も間違い。

アベは「自由と民主主義」などとほざいたが、そうやって「中止」の意見を「反日」を持ち出してまで批判し潰そうというのはどうなのかな。アベほど自身の考えと異なる意見の人間を排除しようと執念深く躍起になる人間はいない。改竄・隠蔽・うそ・誤魔化し、何でもござれのアベにそもそも「自由と民主主義」という神聖な言葉を軽々しく使ってもらいたくない。

大体、アベの時代に庶民の暮らしは良くなったのか。どれだけ実質賃金が上がったのか。どれだけ貧富の格差が解消されたのか。今ごろ顔を出して偉そうに野党の批判をどの面下げて出来るというのだ。

そもそもアベは去年の春、オリ・パラの開催を1年延長すると決めた際、年末までに国産のワクチンが開発でき、今年の前半でワクチン接種が完了し、新型コロナの感染を収束させることが出来るとの見通しがあったからこそ、1年の延期を決断したんじゃなかったっけ。
「日本にはワクチン開発ができる科学技術力がある。新型コロナに打ち克った証としてオリンピックを開催する」とか何とか言ったような言わなかったような。

いくら途中で辞任した(何もかも投げ出した?)からといって、その後、国産ワクチン開発の話は全くなく、ワクチン接種にしても、今年も半分が過ぎてオリンピック開催目前になっても輸入ワクチンを必死になって接種している段階である。1回でも接種した人の割合はまだ3割に届いていない程度かな。
今でも蔓延防止等重点措置が出ていて、しかもリバウンドの可能性が高いと危惧されている非常に不安定な状況である。アベの想定したシナリオとは程遠い。「打ち克つ」どころかコロナ真っ最中である。

新型コロナの感染拡大が収まらない中で、オリンピック中止論が出るのは、国民の中からであれ、政党の中からであれ、新聞社の中からであれ、沸き上がるのは当然であって、アベは、文句があるなら政権誕生にアベ自身も加担したスガに文句を言うべきである。スガがちゃんとした新型コロナ対策をやっていれば、中止論など出てこなかったはずだ。
アベはスガに文句を言わずに、代わりに「反日」を持ち出した。

オリンピックの理念に反してアベ、オリンピックを“政治利用”している。
実にエゲツない政敵攻撃だ。アベこそ日本の民主主義を潰しかねない「反日」勢力だ。

何だかアベを見ていると、偏(かたよ)った人間が、日本を少しずつ偏った方向に引っ張っているような気がしてならない。日本が戦争をした時代があったが、そういう時代にだけはなってほしくない。

一番怖いのはアベみたいな人間がアベの周りにもウジャウジャと居ることだ。
流れというのは恐ろしい。誰もそんな気がなくても、望まない方向に世の中が流れるなんてことは、日本を含め歴史上どこの国でも数多く起こったことだ。
その内、大政翼賛会、特高(秘密警察)・言論統制だなんてことにいつなるか分からない。

気を緩めるとアッという間に世の中は変わることがある。
油断大敵、気を緩めてはいけない。

★大相撲が始まった。白鵬が久し振りに出てきた。

★オリンピックのために来日する外国人選手・役員の中から、空港の検疫で新型コロナウイルス陽性が判明する例がいくつか出てきているという。何で感染した人が来るのよ。例えば、来日の前に2度のワクチン接種を受け、飛行機搭乗の1週間前には人と接触しない形となってPCR検査を受けて、搭乗前にもPCR検査を受ければ、感染した状態で日本に来ることはないと思うけど。それでも空港で陽性が確認されるということは、これらの内のどれかが欠けていたと考えるのが妥当。
来るなとは言わないが、他の国に行くのだから、対策はちゃんと済ませてから来てほしい。

★都議選の開票、自公は両党で過半数獲得を目標にしていたが、達成できなかった。自民は第1党ではあったものの、過去2番目の少なさ。都ファが小差で第2党だそう。

●7月5日(月)
★雨かもということで少し早目に出る。前回もそうだったが、チャリで、重りはいつも通り全部で16キロ。
大手町の大規模接種センター。1回目はチャリを止められた空きスペース(人の通行に関係ない)に今日は職員がいて「止めるな。歩道に止めろ」とのこと。いかにも役人らしい。一台くらい止めさせてくれたってどうってこと何もないのに。血の通わない人たちだ。チャリをそれこそ何10台も止められるスペースにわざわざ綱を張っている。自転車で来られる人はどうぞ来てください、くらいのことがあっても良いと思う。場所がない訳じゃないんだから。

接種が終わり、15分の静養中に天気予報を見ると、帰り、雨に降られそう。

中で少しゆっくりしていたけど、外に出ると薄日がさしている。さっさと帰れば良かった。
飯田橋駅前から大久保通りに入り、前回は大久保通りと早稲田通りの交差点を直進して大久保通りで帰ってきたけど、今日は早稲田通りを行ってみようと思い交差点を左折したのだが、本当はそこを右折しなければならなかった。しばらくしてまた飯田橋に逆戻りして間違ったことに気が付いた。

ワクチン接種直後で、本当はあまり運動はしちゃいけないということだけど、重りを背負ったまま、また坂道をヒーコラ言って上らなければ・・・

高田馬場辺りでパラパラ降ってきた。1軒だけスーパーに寄って急いで帰宅。
イエに入るとどうやら雨は止んだようだ。

★非正規公務員のおよそ半数が年収200万円以下だとか。正規と同じような仕事をしたとしても「歴然」とした格差があるそうだ。
政府としても労働者を安く働かせるのはメリットがあるようだ。国の経費を減らすことが出来る。

労働者派遣法について政府は、労働者を守るものだとか言っているけど、最初の内こそ専門性の高い一部の限られた職種だけだとか言っておきながら、結局は範囲をどんどん広げていっていつの間にか誰でも派遣社員だ。派遣法とは何のことはない、生きていけるかいけないかくらいの低賃金で労働者を酷使できる、経営者・雇用主にとっては非常に有難い法律だ。

労働者を守るもへったくれもない。格差は小泉と竹中が作ったこの法律から更に広がることになった。

●7月6日(火)
★昨日買ったカツオのたたきは、リュックに入れたままであった。最初はそのまま生で食べちゃおうと思ったけど、やっぱり止めておこう。
全部鍋に放り込んで煮て食べたけど、煮たカツオはモソモソして全然美味しくなかった。

★何だか頭が痛い。ただ、この痛さは昨日接種したワクチンとは関係ない。何故なら同じ場所、同じ痛さの頭痛はしょっちゅうあるから。ワクチン接種で起こるという発熱もだるさもないんだけども、ただ、この頭の痛さはなあ、実家に行くにはちょっときついかなあ。
昨日、Nさんに連絡したら、ご夫婦ともワクチン接種の翌日に熱が出たとのことで、自分も熱が出ないとも限らない。チャリで行くか、大事をとって新宿まで歩きで行くか。歩くといっても、それはそれでメチャきつい。

前回、1回目接種の後は特に発熱も何もなかったしなあ、う~ん、それに今までだと、頭が痛くなってもチャリに乗ると気分が変わってスッキリすることも多い。チャリにしよう。ただし、重りはいつもの16キロから10キロ減らして6キロだけ。これなら体に負荷も少ないし、何とか行けると思う。

実家。レンジフードの掃除。母が買ってきた新しい油汚れ洗剤液はかなり良い。ある程度綺麗になったけど、上を向いてゴシゴシするのはやりづらいというか疲れるというか。ワクチン接種後は安静にと言うけど全く安静ではなかった。

帰ろうとしたら、父が「今度来たときで良いけど、扇風機を組み立てるのと、書斎のエアコンのリモコンの調子が悪いので見てほしい」
扇風機はオフシーズンにはバラして掃除して箱に入れる。組み立ては慣れている。今度じゃなくて、すぐにササッと組み立てた。リモコンも恐らく乾電池だろう。やはり乾電池を取り替えたらエアコン、動いた。
あまりにも手際よくやったので、父が一言、「(自分は)何の役にも立たないなあ・・・」と悲しげに言う。
「そんなことないですよ」
母も、「お父さんがいないと皆困るんですよ」

自分も将来80歳90歳になれば、こういう心境になるのかもしれない。ちょっと切ない気になった。
金がない訳じゃないんだから、両親二人でどこかで気楽に暮らせる施設にでも入れば良いと思うんだけど、父が頑固に拒否する。

帰り途中、ビックカメラ、イエの近所のスーパー、高田馬場のスーパー。
帰宅するとドアの前に紙コップが置いてあった。きっと、いつも麻雀を一緒にやるIiさんだろう。

★Nさん宅で来週13日で麻雀成立。Iiさんは99.99%時間は空いているので、麻雀の話が出たときは、本人には確認せず勝手に話を成立させてしまって、事後承諾をもらう。
ということでIiさんに電話。紙コップのお礼と13日の麻雀のこと。勿論Iiさんも麻雀OK。

●7月7日(水)
★ブログ、少々。ブログで少し根を詰めてタブレットに向かっていると、大抵頭がズキズキしてくるのだが、今日はそうでもなかった。

外に出るつもりでいたけど、ムシムシするし、ベトベトするし、何となく後回しにしていたら、ゴミ出し終了時間の17時を過ぎてしまった。予定していたことは全部明日にしちゃおうと思ったけど、明日は天気が悪そう。

ということで、思い切って出掛けようとしたら従妹からLINEがあり、何だかんだやっていたら8時半だよ・・・それから出掛けた。こんな時間に外に出ることは滅多にない。
100均のあと、コンビニでコピー。

コピーは明日来る人たちへの麻雀テスト。今まで符や点数の数え方等を色々書いて説明しようとしてきたけど、難しいのか教え方が悪いのか何なのか、今一覚えてもらえない。そこで覚えてもらうためのテスト。門前(メンゼン)か鳴きか、30符と40符、あるいはそれ以上、どういう形でどう点数が変わるのか、ケースを分けて設問した。自分で言うのもなんだが、このテストが出来れば、一応、符と点数の数え方はマスターしたことにはなるというくらい、完璧な設問だ。
自分は大学時代、勉強そっちのけで麻雀(と音楽サークル)に一生懸命だったので、社会人になってから何とか点数も覚えられたけど、年齢がある程度行ってから始めた人には、点数はなかなか覚えづらいかもしれない。
テストが点の数え方を覚える助けになれば良いけど。

●7月8日(木)
★12時、3人集合。
テストを渡した。宿題。
今日は+100を超えた。

★東京に緊急事態宣言解除後も引き続き出されていた蔓延防止等重点措置の期限が7月11日に迫るなか、政府は、7月12日~8月22日の期間、東京に再び「宣言」を適用することを決定した。
これにより、7月23日~8月8日の東京オリンピックは「宣言」期間中の開催となる。

スガ、「東京都に『宣言』を発出すること、沖縄県の『宣言』は延長することとし、期間をそれぞれ8月22日までとする」
(他の道府県の『蔓延防止』は、地域により8月22日まで延長するものと、予定通り7月11日で解除するものと)

「首都圏においては感染者の数は明らかな増加に転じています。その要因の一つが人流の高まりに加えて、新たな変異株であるデルタ株の影響であり、デルタ株が急速に拡大することが懸念されます。東京の感染拡大は全国に広がり得るものであります。夏休みやお盆で多くの人が地方へ移動することが予想されます。ここで再度東京を起点とする感染拡大を起こすことは絶対に避けなければなりません。
そうした思いで、先手先手で予防的措置を講ずることとし、東京に『宣言』を今一度(たび)発出する判断をいたしました」

「先手先手」ですか。笑えるというより腹が立つ。何が「先手先手」だ。よくもまあ言えたものだ。聞いて呆れる。

先月20日で「宣言」を解除すると決めたのが17日。しかし、その時点で既にデルタ株の拡大は当然起こり得るものと想定されており、仮にデルタ株の「影響が少なかったとしても」東京の新規感染者数は遅くとも8月12日には1000人を超えるとのシミュレーションが示されていた。
スガが今日言った「人流の増加とデルタ株の影響」は、「宣言」が解除される前から当然視されていたということだ。

因みに、8月12日には東京の新規感染者数は1000人を超えるであろうというシミュレーション、まだその日付まで1ヶ月以上もあるというのに今現在はもう既に900人前後だ。

スガが今日述べたことはもう先月の17日には全部当てはまっていたものだ。もうその時点で、今日の「宣言」復帰は分かっていたのだ。そもそも「宣言」は解除すべきではなかったのだ。

先月17日には「感染拡大の兆しが見えたら『宣言』に戻る」と言っておきながら、自分に言わせれば先月の内からとっくに感染拡大の兆しは現れていたと思わざるを得ないくらいジリジリと感染は広がっていたのに、ようやく今日、「宣言」の発表だ。

ジリジリどころか急速に感染が広がりつつあるのを目の当たりにして、スガはようやく今ごろ「先手先手」などと臆面もなくぬかしやがった。
実にに呆れる。

●7月9日(金)
★アーでもないコーでもない騒いだ末に、ようやく「無観客」に決まったようだ。(1都3県のオリンピック会場)

5000人だ、いや1万人だ。再抽選するとかしないとか。いやいや、無観客だ。いや、教育的価値は高いから児童・生徒はOKだ・・・
バタバタした挙げ句に「無観客」。チケットを持っていた人はさぞかし気をもんだことだろう。
国民が政府に振り回されている。

何だか、復興五輪だとか、新型コロナに打ち克った証のオリンピックだとか、もうそんなものみんな完全に霞(かす)んじゃっている。復興五輪って言うけど、東北の人も日本人全体も、結局はアベにただ踊らされただけだった。

★10時半、3人集合。
今日の自分の一番大きな和(あが)りは、
白ポン、中ポン、南ポン、四萬ポンで、發単騎かドラ(八萬)単騎か。どちらも倍満。八萬切りで發をツモった。上家が發をトイツっていたのでラス牌ツモだ。
トータルでー5。

★平井デジタル改革担当大臣は、保有していたIT企業株式の記載漏れがあったとのことで、2014年以降の資産報告関係書類を訂正することにしたとか。
「隠すつもりはなかった。不注意で適正に管理できていなかった。深く反省する」
「(株式売却で利益があったことは)初めて認識した」
所得税を申告したそう。

まあ、誰でもそうだと思うけど、人が株を売れば一番気になるのは儲かったか儲からなかったかである。というか、普通は利益が出るから売るのだと思う。

平井は、利益が出ていたかどうか、最近になって初めて知った、なんて嘯(うそぶ)いている。
普通ならどう考えてもあり得ない。

それに、「後になったけどちゃんと税金を払ったから良いでしょ」、という問題ではない。

何だか、この平井という男、昔から問題ばかり起こしているらしい。(wiki)