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迷える古羊、どこへ行く/二階、愚人

2022-07-31 07:05:47 | 日記
●8月24日(火)
★昨日買ったSDカードは初期化できなかった。つまり、ウチのワンセグテレビでは使えないということ。無駄になったということ。これを機会にワンセグで録画するのはもう止めようと思う。

★台湾は自主開発したコロナワクチンを“国民”に接種し始めたとか。
日本は取り扱いに苦慮したアストラゼネカ社ワクチンを“友好的”に台湾に提供したが、そんな中で、日本ではまだ自主開発できない国産ワクチンを台湾の方が先に開発して接種を始めることになった。

去年、アベはオリパラ1年延期を決めた際に、「日本の科学力は落ちていない」「来年のオリンピックは新型コロナに打ち克った証のオリンピックにしたい」みたいなことを言った。
これは、取りも直さず国産ワクチンの開発と今年前半までに全国民にワクチン接種を終えるという意味である。その上で盛大にオリパラを開催しようということである。
大風呂敷を敷いたアベは、台湾が新型コロナワクチンを自主開発したというニュースをどのような気持ちで聞いたであろうか。

日本の科学力・研究力を弱らせたのは、外でもないアベを含めた日本政府だ。アベは第2次の内閣を発足させると、もっと金になるイノベーションに予算を振り向けると言って、基礎研究の予算を削った。
もうあちこちの国でワクチンは開発されている。なのになぜ科学力は落ちていないはずの日本でワクチンが開発できないのか。なぜ中国や台湾に出来ることが日本では出来ないのか。

政府が日本の科学力・研究力を疎(おろそ)かにしたせいだ。

★昨日、東京で今月11日に陽性が確認された女性が、入院調整を続けたにもかかわらず入院先が決まらず、自宅療養のまま19日に亡くなっていたというニュースがあった。
アベが言った通り去年の内に国産ワクチンが出来ていれば、この女性は命を落とさなくて済んだかもしれない。

病院長、「治療可能なのに治療できないなんて状況が日常的になっている」

スガが全力で取り組むと約束したことが、全く出来ていないということ。そして患者が自宅で命を落とした。

★今月は共益費集めの月当番。
★ゴミ、5時ギリギリで出してきた。
★チャリで先ずSさんのアパート。不在。
新目白通りのスーパー。
もう一度Sさんのアパートへ行く途中、Sさんがある店からで出来たところで偶然にバッタリ。外でSさんと会うのは初めてだ。チャリを降りて一緒にアパートへ向かった。Sさんの歩き方、ちょっと前につんのめり気味で、ちょっと危なっかしい。アパートの階段でつまずいて肋(ろっ)骨を痛めたとかで、屈(かが)むと胸が痛いそう。
今日は「やっちゃ場」に行ってきたそう。「やっちゃ場」というのは「野菜市場」のことで、「やさいいちば」を縮めると「やっちゃ場」になる。北新宿に「淀橋青果市場」っていうのがある。散歩するのは良いことだ。

その後イエの近くのスーパーに寄ってから帰宅。

★今日の昼間、パラリンピックの開会式の日ということで、自衛隊のジェット機が飛んだそう。
オリンピックの開会式当日には、コロナ対策ということで、人が集まるのを避けるためジェット機が飛ぶ時間が公表されなかったらしい。ところが国立競技場の周辺にどんどん人が集まってきて、未だか未だかの状態になり、かえって人が集まってしまったとか。(何か笑い話)
そこで今日の飛行時間は予め発表されたとか。

☆小学生、中学生がオリンピック・パラリンピックの観戦をするのが、学校連携観戦プログラム。
オリンピックでは東京をはじめ多くの地域でこのプログラムはコロナを理由に中止されたが、パラリンピックにおいては、東京都は学校連携観戦プログラムは教育的な価値があるとして、実施することにしたそう。
ただ、参加するかしないかの判断は、都や市区町村の教育委員会、もしくは各学校が決定し、最終的な判断は保護者に委ねられるということらしい。

で、この学校連携観戦プログラムに参加予定の自治体は、杉並区・渋谷区・八王子市で、参加を検討しているのは新宿区だそう。参加予定を取り消したところもあるという。参加しようという自治体は多くはないようだ。
自治体の決定以外でも、それぞれの学校単位の希望で参加が決められるのかな?(不明)

自分は6年生の時のオリンピックで、学校から連れられて、出来たばかりの武道館で柔道を観た。

それにしても、子供を参加させるかどうかの最終判断は親だというのは、ちょっと笑える。万が一、子供がコロナに感染してしまった時に、自治体や学校の責任を多少なりとも軽くするためなのかな。
親としては、判断してくれと言われても、迷ってしまうかもしれない。

杉並区のある親、「子供の感染が増えている状況で、各家庭の判断でという進め方は、筋が通ってないような気がして」
ある中学校の校長、「部活動であるとか、あるいは、新学期からの授業をどうしていこうか、そんなことを考えている中で、観戦だけが平気で行われるというのが、非常にチグハグな感じがしていて、~~」

☆政府の「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」は、何もこの学校連携観戦プログラムに限ったことではない。
アベ・スガ政権における新型コロナ対策の「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」度合いは相当なものがある。

二階幹事長、「(スガ総理は)国民の命と暮らしを守る原点に立ち、しっかりした対応を精一杯している」
記者、「二階派として(スガ総裁再選を)支持するのか」
二階、「当然だ。愚問だ」

しかし、スガは国民の命と暮らしを守る原点に立って、本当にしっかりした対応を精一杯してきたのであろうか。
「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」だらけだ。それだけではない。一部では「医療崩壊」だという声も上がる程、医療供給状況は極限に達している。まともに治療を受けられなくて、死者が出るという、あってはならないことすらいくつも報告されている。

今日、京都でコロナ重症者を受け入れている13の医療機関が合同で「災害レベルに達した新型コロナ感染症拡大による医療の危機について」という声明を発表をした。
「首都圏で見られるような、在宅医療者が適切な医療を受けられないまま死亡する事案が京都府でも起こりかねないレベルである。
コロナ感染症の治療のために集中治療室(ICU)を使用せざるを得ないので、術後にICUで管理をしなければならない高難度手術等については、ほとんど停止せざるを得ない状況である。
脳卒中や循環器症をはじめとする救急医療やガン治療などは既にかなり制限を受けており、入院できない事態となっている」

もう、悲鳴に近い。

日赤の医師、「完全に災害だと思います。通常の医療を必要な人に必要なだけ十二分に提供出来る体制はもはや破綻していると思った方が良いと」

急増する新型コロナ患者に力を振り向けなければならないので、他の患者の治療を後回しにせざるを得なくなっている。

いくら二階がスガを続投させたいからといって、全く成果の上がっていないスガのコロナ対策を「一生懸命やっている」と評価するのは如何なものか。
医者からの悲鳴が相次いでいるが、このように誰の目から見ても政府の失策は明らかなのに、二階はさして気にもしてないようだ。
百歩譲ってもし仮にスガが「しっかりした対応を精一杯している」としても、だからと言って「それで良い」ことにはならない。仮にスガが頑張っていたとしても、結果が出なければ政治家としては失格である。

それなのに、二階はスガを担いでいる。あるのは「政治」だ。しかも国民のための「政治」ではなく、派閥争いのための「政治」だ。
スガも二階もコロナそっちのけ、国民そっちのけで票読みをしている。

二階は、総裁選でスガをを支持するのかと問われて「愚問」だと記者に言ったが、日本の医療をこんな“壊滅的”な状態にしたスガを支援するとは、二階は「愚人」だ。

「コロナ対策最優先」が失敗したのだから、スガは直ちに消えるべき。

★上川法相が、「多様性を認め、包摂性のある『誰一人取り残さない社会』を目指し、力を合わせて取り組んでまいりましょう」
これは、人権教育啓発推進センターが行ったキャンペーン「Myじんけん宣言」の中での上川の言葉だ。(で良いのかな。とにかく、上川の言葉)

これに対してあちこちから大ブーイングが起こっているという。

というのも、法務省と言えば、今年3月、名古屋の入管収容施設に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが、体調不良を訴えたにもかかわらず、適切な医療を全く受けられないまま死亡した事件のまさに現場を所管する省庁であるからだ。

法務省に対する批判はそれだけではない。
ウィシュマ・サンダマリさんの遺族が法務省に対して行った情報開示請求では、開示された書類が1万数千ページにわたってことごとく黒塗りだったこと。
そして、監視カメラのヴィデオ映像開示要求に対しては完全拒否。

ウィシュマさんの事件は起こるべくして起こったと言って良い。
日本では、難民認定申請者や日本に家族がいるなどの事情で自国に戻れない人たちを収容施設に長期間収容しているが、その事については、国連の人権関連のいくつかの委員会から再三にわたり改善するよう勧告されている。
昨年には、国連人権理事会の恣意的拘束作業部会から、司法(裁判所)の審査なしに収容できる日本の入管法は「国際人権規約」に反するとの指摘まで受けている。

本来なら人権を一番率先して擁護すべき法務省。それなのに国際的に見て人権を尊重しているとはとても言えない日本の法務省。その大臣が図々しくも「Myじんけん宣言」として心にもない口先だけの綺麗事を偉そうに述べる。
人権無視の法務相が「多様性」だなんて、聞いて呆れる。

「白々しい」
「どの口で言う」
との批判は当然である。

「どの面下げて言う」

黒塗り・映像公開拒否。相変わらずだ。アベ以前から、そしてアベ時代もそういうことは何度も繰り返されて、その度に情報開示はさんざん議論されてきたが、何も変わっていない。

人権無視といい黒塗りといい、日本が民主主義の国だと思ったら大間違い。

●8月25日(水)
★デジタル庁の来年度予算案の概算要求は総額5426億ドルで、
・各省庁のシステム整備・運用経費に5303億円余り
・専門的な知見を持つ人材確保・育成に約25億円
・マイナンバーカードの利便性の向上など、デジタル社会に必要な機能の整備・普及に10億円余り
などとなっているようだ。
後は給料などの経費か。

デジタル庁のというのは、世界から大きく出遅れた日本のデジタル社会化を、何とか世界水準に近づけるために設立されたものだと思っていたけど、概算要求の中でそのための予算と思われるものはどうも10億円だけ? しかも、マイナンバーカードも良いけど、他には何があるの?
今までマイナカードのポイントに何千億円遣ったのか、いくら遣ったのか知らないけど、まだ普及率は3割?

予算の97.7%を占める「各省庁のシステム整備・運用経費」というのは、要するに今まで各省庁が個別にやっていたコンピューターの購入をデジタル庁が一括して行うということ?

こんなんで本当に「デジタル社会に必要な機能の整備・普及」ができるのかな 本当に世界に追い着けるのかな。

よく分からん。

スガの看板政策ではあるが、何だか期待できないなあ。

★政府の御用学者オミが、新型コロナの感染拡大ついて「専門家の分析よりやや楽観的な状況分析をされた」と、政府の新型コロナ対応に苦言を呈したようだ。

以前から自分はオミは政府のただの飾り物くらいにしか思っていなかったが、それでもオリンピック開催前くらいから、一つ二つ苦言を呈することがあった。
そこへもってきて今回の苦言だ。

ただ、本当だったらこんななまっちょろい言い方ではなくもっとハッキリと言わなきゃダメだ。
「スガは一体何を考えているんだよ。お前らが楽観的だから、感染拡大が止まらず何度も『宣言』を延長することになるし、医療提供体制が全く行き届かなくなるし、入院もできずに自宅で死亡する人も出てくるし、重症者も溢れかえっているし、こんなことになったのはお前らの責任だ」くらいのことは言っても良いと思う。

「やや楽観的」じゃなくて「完全に楽観的」くらいのことを言わなければ、今のこの感染状況・医療“崩壊”状況を招いた政府の過失を責めることにはならない。

オミ自身も今一歯切れが悪い。

というか、今頃になって政府に対して多少の文句を言ったからといっても、そもそも今の、と言うか、今までの度重なる感染拡大の責任の一端は、オミら専門家にもある。前回の「宣言」の解除が決まった時点で、すぐに感染拡大が始まるという専門家などの意見は少なからずあった。政府はそれを無視して「宣言」を解除したわけだから、解除を“強硬”したスガも、スガを止められなかったオミも全くの同罪である。

専門家として楽観的でない意見があるのなら、それはちゃんとしかるべき時点で政府に伝えるべきで、というか、専門家として意見があるんだったら、それはちゃんと政府に実行させなければならない。それが専門家の仕事だ。政府の方針をただ追認するだけでは「御用学者」の汚名は拭えない。

オミは今頃になって何か言っているけど、それでは遅い。

オミが政府をそれとなく批判するということは、政府の“独断行動”を許した自身への批判とも受け取れる。後悔の気持ちで自己批判のつもりなのか。
まさか政府に言いなりの自身に対する批判を躱(かわ)すための弁解じゃないだろうな。

とにかく、言うべきことは言うべき時に言え。
後になってチマチマ言うな。

★月末の振り込み(ユニセフ・あしなが・プラン)や買い物など。

★8道県を緊急事態宣言の地域に追加して、全部で21都道府県にすることが決まったようだ。
スガ、また「国民の命を守る」と。その台詞(せりふ)はもう聞き飽きた。ウンザリ。

東京の感染者数は3日連続で前週同曜日を下回っているとか。ただ、重症者数は過去最多だそう。

☆感染の指標には、新規感染者数や重症病床使用率とかがあって、他には療養者数というのもあるそうだ。この療養者数が、人口10万人当たり30人以上だとステージⅣ(感染爆発段階)なんだそうだ。

沖縄  443人
埼玉  351人
東京  306人
大阪  238人
京都  224人
千葉  220人
福岡  201人


ということだそうで、ステージⅣの基準をちょっとどころではない、これほどまで大幅に上回っているだなんて驚き以外の何物でもない。

感染爆発のレベルどころではない。

どう考えても、政府は何もやってないか、何かやっていたとしても効果のある対策を全くとっていないということである。

医療現場はもう一部で崩壊状態、医師や看護師の負担が過大だ。

政府の責任は重大である。

★スガと二階らが30分ほど会談した。会談が終わってスガが姿を表すと、待ち構えていた報道陣が声をかけた。
「総理! 二階幹事長とは何を話されたのでしょうか?」
スガ、「感染拡大が続く中にあって、病床の確保が極めて大事でありますので、党として、政府と一体となって、県連もそうした方向をお互いに協力して確保に努めようという話であります」
そう言って立ち去ろうとするスガに別の記者が、
「解散の時期については話されたのでしょうか?」

スガは無言で去っていった。

30分もコロナの話をしていたなんて、そこにいなくたって誰もがそんなことはないと断言できる。総裁選挙・衆院選についての話がメインであったと誰もが断言できる。
大体「県連」だなんて言葉は、新型コロナの話をするときに出てくる単語じゃない。選挙の話をするときによく出てくる単語だ。

「コロナの話をしました」で誤魔化そうとし、なおかつ、質問を無視して消えて行ったスガの態度からは、政治家って本当に嫌な人種だなあという思いしか湧いてこない。たとえバカ正直に全部は喋れないとしても、せめて「新型コロナ対策と総裁選の話をしましたが、選挙についてはこれ以上は話せません」くらいのことは言えないものなのかな。
政治家というのは、都合の悪いことを質問されたらまともに答えず、はぐらかすものだと分かっていても、やはり気分が悪い。
国民をバカにしているとしか思えない。

政治家は腹の中では何を考えているのか、不気味な人種だ。

スガは「総裁選に立候補するのは当然のこと」と言って、首相を続投するつもりのようだ。
スガには早く消えてほしいと思っていることとは矛盾するが、スガ続投となれば、スガでは秋の衆院選はかなりきついんじゃないかな。自民が議席を減らす可能性があるのでは。そう考えるとスガが続投するのもある意味では悪くはない。

迷える古羊、どこへ行く/横浜市長選

2022-07-22 07:19:34 | 日記
●8月17日(火)
★12時、3人集合。さっきコンビニでコピーしてきた「麻雀の点数の数え方」のコピーを渡す。

★現在、東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・沖縄に出ている緊急事態宣言が、20日からは茨城・栃木・群馬・静岡・京都・兵庫・福岡にも範囲を広げることが正式に決まったようだ。期間は9月12日まで。東京などは結局これに合わせるように期間の延長ということになるようだ。
6道県の「蔓延防止」も更に10県が追加される。

今回は4回目の「宣言」となるのかな。どの「宣言」の時も延長と拡大の繰り返し。最初に“約束”した期限を守った例(ためし)がない。しかも、その度に何だかんだアーだコーだ偉そうな御託(ごたく)を並べて言い訳するから、余計に腹が立つ。うんざりだ。

記者、「総理にお聞きします。総理は先月末の記者会見で『今回の緊急事態宣言が最後になるような覚悟で』と、また『この波をできるだけ早く収めることが一番の私の責任だ』と述べられましたが、宣言は延長・拡大され、そして、感染拡大も続いております。こうした結果になったことに対する総理大臣としての責任を、率直に、今、どのようにお感じでしょうか」

スガ、「先ず、新型コロナとの長引く闘いの中で、国民の命と暮らしを守る、そのために必要なことを考えた上で、今日(こんにち)まで効果のある対策をピンポイントで行ってきました。今般、デルタ株によって世界中に経験のない感染が広がり、我が国の状況も一変しました。私としては、国民の命と安全を守り抜くという覚悟の下に、効果のある対策をやり抜いていくという決意に変わりはありません」

“約束”を守らず御託ばかり並べるから、当然、こういう質問も出ることになる。そして、また御託だ。

記者の質問は「首相の責任」であるが、スガはそれには一切触れず、それどころか、受け取りようによっては「宣言」の延長・拡大をしたのはデルタ株のせいだ、と言っているようにも聞こえなくもない。一生懸命やっているから、自分には責任はない、と言っているように聞こえなくもない。話のすり替えで質問に答えてないのだから。

しかも、言っていることは綺麗事ばかり。「効果のある対策をピンポイントで行ってきました」だなんて、どの口で言うか。

綺麗事の裏では、医師や看護師さんなど医療従事者をはじめとする多くの方が新型コロナと闘っている。そういう方々にとって政府は一体どれだけ役に立っているのだろうか。
政府は医療従事者の負担を増大させただけではないか。もしくは負担を軽減できないでいる。

更に、自宅療養者が激増して未治療で亡くなる人が何十人?も発生するほど。

全ては後手後手の結果。

☆ニュージーランドでは今年2月以来、初めての新型コロナ感染者が出たとかで、半年近くも患者がゼロというのも信じ難いが、感染者確認後に政府がとった措置にもビックリ。
何と、国内全域で3日間の外出制限とかで、外出は食料品の購入などに限られ、飲食店の営業は停止、学校も閉鎖。

素早く徹底的。

日本じゃズルズルと「宣言」や「蔓延防止」を繰り返すだけで、しかも先手先手と言いながら、一体いつになったら「宣言」を出すのかというくらい、手遅れになってからようやく思い腰をあげる。

スガは今回の「宣言」の追加・延長の決定にあたり、
「政府の使命は国民の命を守ることであり、急激な感染拡大の中にあっても、必要な方が必要な医療を受けられる医療体制を確保しながら、自宅に居る方であっても病状が急変した場合には、適切な対応がとれる、そうした命を守るための医療体制を確保することがより急がれます」

医療体制の構築・感染防止・ワクチン接種の3つを柱に対策を進めるとのことのようだが、ワクチン接種は良いとしても、あとの2つは全く上手くいっていない。どの口で言うか。呆れるばかり。

今日も結構な御託を並べまくった。

ニュージーランドに比べたらスガは後手後手で有言不実行。
差は歴然。
どうしてこうも違うんだろう。

●8月18日(水)
★今日は母と一緒に病院(月曜とは別の病院)へ行く予定だったが、シャワーを浴びて軽く食事をしている時、時間を1時間間違えていたことに気が付いた。すぐ電話。
「良いわよ。一人で何とか行ってくるから」

チャリのブレーキの効き具合を調節して出かけたのは良いけど、新宿辺りで何だか疲れるし、そのまま更に走っていると、ますます疲れてくる。朝食がいい加減だったからエネルギーが足りないんだろうなと思って、何とか病院のある下北沢までは頑張ろうと懸命にペダルをこいでいたが、遂に呼吸もできなくなるくらい疲れてきて、幡ヶ谷のちょっと先の小さな公園で休憩しなきゃならないほど疲れた。

下北沢の病院。来なくて良いと言われたけどやって来たが、待合室にいるはずの母がいない。受付で聞いてみたら受付は済ませているみたいだ。いつもは診察まで1時間くらい待たされるのは普通なので、まだ予約時間からそんなに時間は経っていないから待合室にいるはずなのだが。変だなあ。30分くらい待っていたら、診察室じゃないところから出てきた。
脚に負担のかからないような家の中で履く特殊なスリッパを作るために、足の形やサイズを測っていたとか。

診察はこれから。一つ振り込みを予定していてそれも今日やる予定だったが、それは明日、実家の近くでやることにした。自分はチャリだし、母と電車に乗れないので、帰ることにした。

駐輪場に止めたチャリをじっくり見てみると、何と、ブレーキの調節のつまみをきつく締めすぎて、普通に走っていてもブレーキがかかっている状態になっていた。

幡ヶ谷の駅前でザーッと激しい雨が降ってきた。高速道路の下の横断歩道で数分雨宿り。小降りになったので甲州街道を走り始めたら次の初台駅の第二国立劇場のところで、急にさっきよりひどい土砂降りになった。国立劇場の初台交差点側の建物に駆け込んだ。結構多くの人たち(10人くらい)が雨宿りしている。10分くらい雨宿りしていた。母は大丈夫かな。まだ病院かな。

新宿ペペは全館閉館で100均も休み。
大久保通りの100均。
高田馬場のスーパー。
駅前で2軒隣のSさんとAちゃんに会った。
現金引き出し。
イエの近所のスーパー。

★今日は久し振りに蒸し暑かった。
★ブログ、6日分更新。
★新型コロナ新規感染者、全国で2万3917人。(過去最多。27府県で最多)
東京は5386人で過去2番目。大阪は初めて2000人超え。

人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は、40都道府県でステージⅣの目安である25人を超えている。
というか、
 沖縄   311人
 東京   227人
 神奈川  159人
 埼玉   149人
 千葉   138人
 大阪   126人
 福岡   111人
 京都   104人
 兵庫    80人
 熊本    77人

40都道府県でステージⅣで、全国平均では101人。
ということは全国に緊急事態宣言を出してもおかしくはない。
が、現在は1都1府4県に出されていて、明後日から計13都府県に拡大されるものの、政府は全国に広げることには否定的である。
緊急事態宣言の適用要件は、何も10万人当たりの感染者数だけではなく、他の状況も見て総合的に決めるということなのだろうが、でも、これだけ多くの都道府県でステージⅣとなっているにもかかわらず、しかも、基準値を何倍も上回っている県が多数あるのに緊急事態宣言が出ないところが多数あるいうことであれば、もはや新規感染者数は新型コロナが拡大しているのか否かを判断する材料、あるいは、緊急事態宣言を出すべきか否かの指標としては、その存在意義がないということになる。

25人程度じゃどうってことないということになる。

なぜ政府は何とか緊急事態宣言を出さないよう、出さないようにと持っていきたがるのか。先手先手じゃないのか。政府の新型コロナ対策の基本的な姿勢の一端を見るような気がする。
様子見。後手後手。

ワクチンの効果が若干あるようにも思えたが、しかし感染状況は一向に良くならない。
最多を更新し続けている。

●8月20日(金)
★10時半、3人集合。今日は今一。
★全国の新型コロナ感染者数は2万5876人で過去最多。自宅療養者数は何と9万6709人でもうすぐ10万人だ。重症者は昨日より51人増えて1816人となり増える一方。

東京の感染者は3日連続で5000人超え。自宅療養者数は2万6297人で、今月だけで8人の方が自宅療養死している。
「東京は制御不能な状況が続いています」

☆20歳未満の感染者が急増しているという。
7月20日までの1週間 3450人
8月 3日までの〃 1万1589人
8月17日までの〃 2万2960人

年寄りの感染者が減っている中で若い人が増えているということは、ワクチン接種の成果であるということかな。若い世代のワクチン接種も増やした方が良いということなのかな。何か若い人ほどワクチンを受けたくないという人が多いような気がする。まあ、接種するかしないかは個人の問題だけど、接種しなければ本人の感染リスクが高くなったり、重症化リスクが高くなったりするというだけのこと。

☆最近の危機的状況を踏まえて、あちらこちらから、ロックダウン的なことをすべきだという声が上がっているようだ。

去年4月に第1回目の緊急事態宣言が出る前、3月のある頃、東京の小池知事が、
「一方で今後の事態の推移によりましては、都市封鎖、いわゆるロックダウンなど、強力な措置をとらざるを得ない状況が出てくる可能性ががあります。その事はなんとしてでも避けなければならない。~」
と発言してちょっとした騒ぎになったことがあった。

そもそも日本じゃ法律的に都市封鎖をするということは不可能なのだが、これを聞いた都民は、家から出られなくなるとか、買い物ができなくなるとか、仕事ができなくなるとか、不安が広がった。
政府も慌てて打ち消しに躍起になった。

そういうこともあり、最近色々言う人は「ロックダウン的」「ロックダウンのような」という言い方をしているようだ。

いずれにせよ、「宣言」や「蔓延防止」じゃ不十分とばかりに“ロックダウン”議論が出てくるくらい今は危機的状況であるということである。

☆軽症の新型コロナ感染者に早い内に施すと割りと効果があるという「抗体カクテル療法」という治療法があるらしい。ただ、これは点滴なので病院でなければ施すのが難しいとのこと。
つまり、今これだけ病床が足りなくて、軽症者は基本的に全員自宅療養を強いられる状況では、有効な治療を受けることすらできない、ということ。

話にならない。せっかく有効な治療法があるというのに、それを受けられないんじゃ宝の持ち腐れだ。

☆今日ウチに来たお客さん、「オミ会長は全然役に立たないね」
全く同感。何度かブログにも書いた。
オミ自身がもうちょっとしっかりしていればという気もするが、ただ、分科会自体が政府による傀儡(かいらい)組織だとすれば、元々会長とは飾り物にすぎない。つまりオミに期待する方が間違っていると言えなくもない。

オミが頼りないと思うのは自分だけではなかった。

●8月22日(日)
★ビルマ(ミャンマー)のピエ・リアン・アウン選手は、日本での試合において、残虐非道の限りを尽くすビルマ軍に抗議の意思を示す三本指を立てるポーズをとり、帰国を拒否して日本政府に難民申請をして認められることになったが(8月12日既述)、
「スポーツに政治を持ち込むな」
「自己責任だ」
「国に帰れ」
いろいろな批判の声が上がっているという。

アウンさんを受け入れたJ3のサッカークラブにも、
「治安が悪化する」
「悪き前例となる」
との批判が寄せられたとか。

自分とは全く意見が違う。

「治安が悪化する」だなんて、まるで犯罪者扱いだ。アウンさんが近所の家から物を盗んだり、街で人に暴力を振るったりするとでも思っているのか。
「悪き前例」というが、難民を暖かく受け入れることのどこが「悪い」ことなのか。「素晴らしい前例」だ。

ビルマ軍の市民への弾圧は、世界最大級の非人道的行為である。
アウンさんが、悩みに悩んで、やむにやまれず、それこそ命を懸けて軍の極悪非道を日本に、そして世界に訴えることはとても勇気がいることであり、称賛こそすれ非難する理由は何もない。

それなのに「国に帰れ」とは。難民に対する理解の欠片(かけら)もない言葉で、これこそまさに非人間的で島国根性丸出しの未発達な考え方である。

グローバルとかダイバーシティとか言われて久しい。
日本の経済だってどれだけ海外の人たちに支えてもらっているか分からないくらいだというのに、それを知ってか知らずか、ただ「日本は日本人だけのもの」みたいな極めて視野の狭い思考しか持てないのは、実に情けない。

日本は一応平和な国と言われているが、世界では紛争があちこちで絶えることなく、人権侵害が日常茶飯で行われている国だって数多くある。
困っている人がいたら出来るだけ暖かい手を差しのべてあげるのは当たり前。
しかし、難民申請認定率は、
 カナダ   55%
 ドイツ   41%
 アメリカ  25%
 フランス  14%
 日本   0.5%
だそう。

認定率を50%にしろとは言わないが、こんなところにも日本の後進国ぶりが現れている。
政府が島国根性丸出しだから、国民もそこから抜け出せない。
日本人さえ良ければあとはどうでも良いなんて、そんな自己中が良いわけがない。

少なくとも「国に帰れ」はないだろう。情けなくなる。

★ブログを少しやったが、一歩も出ず。
★IH調理器のスイッチを入れても、しばらくするとすぐ切れてしまう。寿命かなとも思ったが、裏側が異常に熱くなっている。冷やしたら何故か生き返った。

★新型コロナの感染者数は相変わらず2万人を超えており、高止まりのままだ。
感染者を年代別に見ると0~50代が93%、60代以上が7%だそう。ワクチン効果は明らかなようだ。若い人もなるべく接種を急ぐことが望まれる。

★横浜市長選は、スガが支援した元大臣の候補が敗けた。これは取りも直さずスガの“退陣要求”に近いものがある。これだけ新型コロナ対策でゴタゴタ続きでは当然の結果であると言える。スガに応援された元大臣も不運だった。
このままスガが首相に居座っていれば、衆院選で自民党が大きく議席を減らす可能性がある。

スガは、次の自民党総裁選では恐らく有力者の支持を取り付けていて、再選の見通しが既についているのだろう。だから「立候補するのは当然」みたいな自信満々の発言も出来たのだろう。

しかし、横浜で大敗。スガは今回の横浜市長選の結果をどう思うのだろう。冷静に考えればもう二度と「立候補は当然」等という言葉は出てこないとは思うが・・・
スガを総裁に再選させようと思っている大物政治家らは、スガではダメだということにどうも気が付いていないように思える。
党利党略ならぬ閥利閥略だ。

とにかくスガはもう早く消えてくれ。

★初めて聞いたけど「イナズマ ロック フェス」っていうのがあるの?
何でも、それが中止になるそうで、主催者が会見を行った。
「今年度中止させていただくことになったことを報告させていただきます。忸怩(じくじ)たる思いはあります。ただ、このような決断も致し方ないと考えております」

「忸怩たる思い」って、そんな難しい言葉は一度も使ったことないけど、ただ、これって「恥ずかしい」っていう意味なのでは?
何が恥ずかしいのかよく分からない。恥ずかしがることかな。よく分からん。

●8月23日(月)
★ブログ、6日分更新。
★新宿駅西口地下1階に某有名チョコレート屋の売店があり、その前から小田急デパートの食品売り場に下りていく階段があるのだが、今日はそこにロープが張ってあって、何やらお知らせも出ている。てっきり「コロナ閉店」だと思い、眼も悪いし、全く読みもせず、母に頼まれた物も買わずに上に戻った。

実家。
母と一緒に郵便局とみずほATMに行く予定だったけど、母が疲れたと言うので一人で行くことに。
まず郵便局で36万円と8140円を別々に引き出した。自分が現金を引き出すときは1000円札か1万円札でしか引き出せなかったと思うけど、郵便局では細かい金額で引き出せるんですね。それと、郵便局ではキャッシュカードがなくても通帳があれば引き出しが出来るんですね。

で、この時点ではウッカリ気づかなかったが、本当だったら郵便局のATMで現金を引き出さずに、直接みずほに預金の中から振り込んじゃえば一番良かったのだが、母が「一旦現金を下ろして、みずほのATMに行って・・・」とか言ったもんだから、ついそうしてしまった。

で、現金を持ってみずほのATMへ行き振り込みをしようと思ったら、どうやら現金では振り込みができないようだ。何で?
買い物をして一旦実家に戻る。

スマホで、現金で振り込みの出来るみずほの支店を探すと、経堂駅の近くだ。そういえば、大昔、富士銀行があった。チャリで行って、36万円を振り込もうとしたら、10万円までしか振り込めないとのこと。そんなあ・・・ 取りあえず8140円の振り込みを済ませて、係員さんに聞いた。

現金ではなくカードでなら振込みが出来ると言うけど、みずほのカードがあるくらいなら、最初っからこんなところに来てはいない。で、手数料が110円余分にかかるけど、他の銀行のカードでも振り込みが出来るというのだが、さっき実家に戻ったときに郵便局のカードは置いてきちゃったし、今あるのは自分の住友のカードだけ。更に聞くと、父の名前のカードでなくても父の名前で振り込みが出来るという。
しょうがない、また行ったり来たりするのは面倒だ。自分のカードで振り込むことにした。振り込み人名が自分になって画面に出てきたが父の名に変更。ようやく頼まれた振り込みを済ますことができた。両方とも室外のガスの湯沸し器の故障修理のため東京ガスへの支払い。

下高井戸駅前の住友で36万円をもらった。

実家に戻る。
やれやれ。最初っから郵便局で振り込みをすれば良かったんだよな。そうでなきゃ引き出した現金をそのままもう一度郵便局のATMで入金して、改めて振り込みをするとか。

それにしても現金だと10万円しか振り込めないというのは、洗浄の問題もあるのかもしれないけど、ちょっと少なすぎるような気もする。せめて、36万円にすべきだ。

色々勉強になった。世の中はどんどん変わっている。特にIT系。年寄りはボーッと生きている間に生きた化石となってしまう。

実家から自宅へ帰る途中、スーパーで卵。
酒屋でラズベリージャム。
ビックカメラでいつものSDカードがないので取り寄せを頼んでいたら、別の店員が、こっちの方が安いですよと言うので、初めてのカードだけどそれを買ってみた。

★子供や職員が新型コロナに感染したために、全面休園となった保育園などは、
7月21日   42ヶ所
8月 5日  108ヶ所
8月19日  165ヶ所

子供にまで広がっている。

☆あるコロナ感染者の話。
陽性と診断された彼女には、リウマチの基礎疾患があり、免疫抑制剤を服用している。重症化が心配されるケースだ。なので彼女は宿泊療養を希望したのだが、認められず自宅療養となった。
自宅では咳が出たり呼吸が苦しかったりで、病状が急変したらどうしようと常に不安な気持ちで一杯だったと言う。お察しする。

で、自宅療養者には無料でパルスオキシメーターの貸与や、希望者には無料で食料品も届けてくれるということなのだが、その食料、頼んでも全然来ないので、親に頼んで食料品を買ってきてもらい、外に置いといてもらったそう。

心配していた重症化することもなく、その内に熱も下がってきたのでそれを連絡すると、保健所からは自宅療養を終了すると告げられたそうだが、支援の食料が届いたのはその3日後だったそう。

保健所もフォローアップセンターもヒッチャカメッチャカなのは分かるが、要するに政府がコーしますアーします、体制を整えますから安心してください、そう約束したことが出来ていない、機能していない、ということである。

☆アストラゼネカ・ワクチンの接種が来月から始まるとか。
日本は、ファイザーやモデルナに続くワクチンとして、アストラゼネカ社のワクチンを輸入したのは良いが、副反応で血栓ができる例が稀にあるということで、実際の接種はせずにしばらく保管していたら、台湾やベトナムでワクチンが足りないということで、これ幸い?厄介払いができる?とアストラゼネカのワクチンを、有償か無償か知らないけど分けてあげた。

そのアストラゼネカのワクチン接種を日本で行うということは、台湾やベトナムにあげた余りがまだあるので、廃棄するわけにもいかないし、早目に使い切っちゃおうということなのかな。

★横浜の市長選でスガが全面的に推す元大臣が“大敗”したことについて、自民党の森山・国会対策委員長は、
「極めて残念であったと思っています。地方自治における選挙の結果が、国政に反映することは私はないと思います」

たかだか地方の選挙なんだから気にすることはないと、表向きはあくまでも冷静を装おうとしているかのようにも思えるが、一方で「極めて残念」と、実は動揺している。

スガは相変わらず、今度の自民党総裁選には出馬すると言って首相を続けるつもりでいるようだ。
しかし、あなたの役目は新型コロナの感染を収束させることであり、それはスガ本人も明言していたはず。結果は何度も緊急事態宣言を出し、その度に“約束”した期限を1回、2回と延長し、今は毎日2万人もの感染者、20人~30人もの死者が続いている。
医療体制が追いつかず、現場は大混乱の中で対応に当たっている。自宅療養者が危険な病状になっても病床が確保できない例が数多く発生しているようだ。これもスガの“約束”違反。
オリンピックもそうだったが、明日から始まるパラリンピックも宣言下での開催だ。

コロナの収束が全くできていないばかりか、むしろ任期中にどんどん感染が拡大していっている。
にもかかわらずスガはまだ生き延びようと必死になっていて、自民党の大方もスガ続投で動いている。今回は、自民党自身にも危機が迫っているのが明らかであるのに、まだ「国政には影響ない」などと呑気なことを言っている。国民を放ったらかしの政治を無頓着に続けるばかりでなく、自分達の足元が揺らいでいるのにも気づかぬとは、自民党の鈍感さにもほどがある。

待てよ。このまま自民党に危機感が無いままで、スガが首相を続けることになれば、秋の衆院選で自民が敗北する可能性があるかもしれない。

変な話だが、スガが総裁選に勝った方が良い?

迷える古羊、どこへ行く/スガ、消えてくれ

2022-07-17 08:23:06 | 日記

●8月8日(日・山の日)
★昨日、野球は悲願の金。
レスリング、男女とも金。

★今日から8県に蔓延防止等重点措置が適用。

★台風10号は関東沖を通過。東京は午前中に多少の雨が降った程度。

★東京の新規感染者数は5日連続で4000人超え。また東京では、第5波になって初めての自宅療養者の死亡者が出たとか。ついに恐れていたことが起きてしまった。政府のせい。ただ、本当に第5波で初の自宅死だったっけなあ。ちょっと記憶が定かでないが、もう既に何人かいたような気がしないでもない・・・

★オリンピックの開会式も閉会式も観なかった。

●8月9日(月・国民の休日)
★長崎原爆の日。
★昨日、バスケ女子、銀。
自転車女子、銀。

★台風10号は昨日、関東沖を通って東の方へ進んでいったが、後を追うようにして台風9号が来ている。九州上陸後、今は広島県を通過中で、その遠い影響で東京でも朝から降ったり止んだり。
実家に行くかどうか天気予報を何度も見ていたが、母から電話で腰が痛いので横になっているとのこと。ゆっくりしたいから来なくて良い、と。

★五輪中の東京の感染者数は、
 7月22日  1979人
   23日  1373人
   24日  1128人
    ・
   28日  3000人超え
    ・
 8月 4日  4166人
    5日  5042人
    6日  4515人
    7日  4566人
    8日  4066人
  
安心・安全のオリンピックにはほど遠い。

東北の食材で選手たちの食事を作ったり東北の花でメダリストへのブーケを作ったり、ほんの一部の競技を東北で開催したり、そんなことをしたからといって「復興五輪」だなんて思ったら大間違い。東北の人自体が「復興五輪」だなんて言葉を使われて迷惑がっている。最低限でも、帰還困難・帰還制限の地域がなくなって、故郷に帰りたい人がみんな帰れて初めて復興の始まりと言える。まだ復興はほど遠い。

オリンピックの理念である多様性を重んじる社会の実現にしたって、折角のオリンピックでちょうど良い機会だからということで、一旦は与野党でまとまったLGBT法案を結局は自民党がぶっ潰して、国会に上程すらされなかった。
これ以外のことも含めて、日本が多様性を重んじる国だとはとても思えない。

オリンピックが終わり次はパラリンピックだ。

★長崎原爆の日式典で、
長崎市長、「核兵器禁止条約に一日も早く条約に署名し批准することを求めます」

一方のスガ、「核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の努力を一歩ずつ着実に前に進めていくことは、我が国の変わらぬ使命です。
核禁条約が目指している核廃絶というゴールは、我が国も共有しているところです。
一方でこの目標実現のためには、核兵器保有国も巻き込んで核軍縮の取り組みを進めていくことが必要不可欠だと考えています。
核兵器保有国と核兵器非保有国各国が共に取り組むことができる具体的な措置を見出だす努力を、引き続き粘り強く続けて参ります」

こうしたら核兵器保有国にも核兵器を減らそうという気にさせる何か具体的な案は見つかったのかい? そもそも、そういう具体的な案を見出だそうと一体どれだけ努力したのかい? 実際に何か本当に努力したのかい? アメリカや中国やロシアに人を送り込んで粘り強く説得し続けたのかい? アメリカの核の傘にすっぽり入っていても、アメリカに対して本当に核軍縮を面と向かって説得することができるのかい?

一体いつになれば核兵器廃絶が実現できると見込んで行動しているのか?

やりもしないこと、できもしないとことを、いかにもしっかりやっているかのように真顔で言わないでほしい。
うわべだけの意気込みを言うだけじゃ、核禁には何の役にも立たない。

☆長崎には「被爆体験者」と呼ばれる人たちがいらっしゃるそうだ。
国は長崎の原爆被災者について、被爆地と認定する地域の外側にいた人については、爆心地から半径12Kmの内側にいた場合には「被爆体験者」として認定し、原爆が原因とみられる疾患の医療費の一部を国が負担する制度を2002年に設置した。

これについて長崎市長、「国には被爆者援護の更なる充実と『被爆体験者』の救済を求めます」

スガ、「今なお原爆の後遺症に苦しんでいらっしゃる方がいらっしゃることも、私自身としては胸に刻んでいかなければならない。
(被爆体験者の救済については)長崎においては現在も訴訟が継続中でありますので、先ずは、その行方を注視をしていきたいと思います」

「今なお原爆の後遺症に苦しんでいらっしゃる方がいらっしゃることも、私自身としては胸に刻んでいかなければならない」と思っているのなら、そもそも裁判なんかで”抵抗“するのは止めろ、と言いたい。

政府は、広島のいわゆる「黒い雨」の判決を巡り、上告せずに原告に被爆者健康手帳を交付することを決めた。(それについては2週間ほど前に述べた)
それはそれで良いのだが、ただ、広島高裁の判決では「汚染された水や野菜を口にしたことによる健康への影響」を幅広く認めている一方で、国は「それは容認できない」としていて、今後、訴訟に加わらなかった“被爆者”についてどの程度の人数の人たちが救済されるのかはまだ未知数となっている。

長崎でも広島の「黒い雨」同様、何だか、地域がどうのこうの、何Kmだとか、そういう国が定めた「地域」が問題になっていて、地域外の人はたとえ原爆の影響があっても被爆者とは認められず、国の支援を受けられずに苦しんでいるという現状がある。

「今なお原爆の後遺症に苦しんでいる人がいることを、胸に刻んでいかなければならない」とスガは言ったが、であるならば、なぜ国は広島・長崎で、少しでも被爆者の範囲を狭めようとし続けるのか。
何だかんだ理由をつけて少しでも認定を拒もうとする。

戦後何十年も経っているのだ。何故いまだにガタガタもめなければならないのか。

「胸に刻む」もそうだし、「核軍縮の取り組みを進めていく」もそうだし、国の言っていることは被爆者の気持ちに寄り添うものではなく、中身のない口先だけのこと。
これから先、被爆者問題は更にズルズルと続くのか。

思えば水俣病だって自分が子供の頃からズルズルと話が続いている。
奇病発生から、国が水俣病を公式認定するまで10数年、その後水俣病認定患者に補償が行われるまで5年、非認定患者への補償は更に20年以上の歳月がかかっているが、水俣病と認定された人であっても当時、魚を食べたことが証明されないと補償されないなど、水俣病問題は発生からそれこそ60年以上もの年月が過ぎているにもかかわらず、未だに終わってはいない。
(2019年10月27日更新、6月9日に「水俣病」の記事あり)

これから先も被爆者問題は延々と続くのであろうか。

★午後、買い物。
飲み物があったので足と背中の重りと合わせると20Kgにはなる。
団地に戻り中庭のベンチでしばらく休憩していた。台風のせいか、風があるので暑さはさほど感じないが、重くて疲れた。

★台風9号は温帯低気圧に変わったみたいだ。
明日はカーッと暑くなりそうだ。東京の予想は37度、熊谷は40度。

●8月10日(火)
★10時、3人集合。

7筒(ピン)が暗刻(アンコー)で、5・8索(ソー)待ちでリーチ。6筒が裏にあれば良いのだがと思っていたが、場に1枚出て2枚目も出て、遂に3枚目も出てしまった。あ~ぁ、7筒がドラになる確率はほとんどないなと思っていたら、ラスヅモで5索をツモり、裏ドラを見ると何と6筒が眠っていた。
こういうこともあるんですね。
ただし、今日は6回の内、1度もトップをとれず、トータルでー65。大敗。

今日は猛暑日。冷房を点け、扇風機やサーキュレーターは計4台。サッシも少し開けてあて換気にも気を遣(つか)う。

★八王子、 39.0度
 練馬、  37.9度
 東京都心、36.8度

★新型コロナのある自宅療養患者は、呼吸状態が悪化したので救急車を呼んで入院先を探したけど、120もの医療機関で受け入れを断られ、入院先が決まるまで5時間かかってようやく入院先が見つかったとか。
5時間・・・ 5時間であろうと1時間であろうと、30分であろうと、入院先が決まるまでの間に万が一のことがあったら一体誰が責任をとるのよ。

今月に入ってから政府は、どのような症状なら入院できるのか、どのような症状なら自宅療養なのかの基準を、立て続けに2度にわたって変更した。
どのように変更するのかが大切なのかもしれないけど、そんなことより何より最も肝心なのは、自宅療養者の症状が悪化したときに医療機関へのアクセスがスムーズに出来るかどうかであって、確かスガ自身も今月2日には「もし病状が悪化すればすぐに入院できる体制を整える」と約束したはずだ。

救急車が病床を探すために何時間もかかって良いはずがない。一昨日は東京で自宅死する人がでた。
スガが言った「体制」はまるで整っていない。

スガは結果的にウソを言ったことになる。

全国の感染者数は1万574人で、8日連続の1万人超えだそう。
重症者は1230人だとか。

自宅死が増えなければ良いけど。

★NHKの世論調査では、スガ内閣の支持率は、
 支持する   29%
 支持しない  52%
だそう。

早く失せろ。

●8月11日(水)
★NYダウ、最高値を更新して3万5200ドルあまり。
★ワクチン接種について、先月末、小池のオバさんが、「若い人にもワクチンを打ってほしい」と言ったところ、「打ちたくても打てない」という声が多く挙がったという。

スガも今月に入って、「若い人への接種を本格化させる」と言ったようだが。

また、NHKが街頭でインタビューを行ったところ、接種について賛否いろんな意見があったが、
「若者は打ちたいのに打てない人が大部分」
「接種しないのではなく、できない」
というような声も数多くあったらしい。

接種券はインタビューしたほとんどの人に届いていたという。
「予約自体がしばらく先。10月。数に限りが出てきているみたいなので」(30代)
「なかなか予約が取れなくて、半ば諦めている」(20代)
「予約が一杯で打てない。まだ20代には厳しいのかなあ」(学生)
「数に限りがあって、予約が始まっていても予約で埋まっている。政府はワクチンの量を増やしているというけど、実際に私たちのところには届いてないです」(学生)

自分たち65歳以上の年寄りへの接種が始まった時に、予約の電話を何十回しても全く電話がつながらなくて、年寄りたちはオロオロしていた。

しかし、役所というところはそういう教訓を経験していたにもかかわらず、全く「学習」することなく、また同じような過ちを繰り返して混乱を繰り返している。

ワクチン供給の目処がついていないのに接種券だけをばらまいても、どういう結果になるかは分かると思うのだが・・・

何という国だ。お粗末というか、情けないというか、みっともないというか。ガタガタだ。

★オリ・パラのボランティアのユニフォームについてだが、全国11の自治体は一昨年、交通や観光などの案内をする「都市ボランティア」のユニフォームを、ポロシャツやシューズなど1セットにつき2万~3万円で購入したとか。
その数は少なくとも4万8000人分、総額で17億円余りになるとか。

ところが大会の1年延期や新型コロナの感染拡大などにより、ボランティアを辞退する人が相次ぎ、1都3県を中心に、1万3000人分の未配布ユニフォームが在庫保管されたままになっているという。

で、このユニフォームには当然オリ・パラのロゴが入っているわけで、大会組織委員会によると、このオリ・パラのロゴやエンブレムなどを使用する場合には、権利関係のルールがいろいろと複雑で、事前の承諾が必要なんだそう。

だから自治体は勝手にどこかに配っても良いという訳にはいかないんだそうだ。

この件に関して大会組織委員会は、
「余剰在庫が生じた場合の取り扱いは、各自治体でおのおの検討していることと存じます」との態度で、要するに組織委としては、明確なルールを示すわけでもなく、関わりたくない、各自治体で勝手に考えてくれ、ということである。

ひどい話だ。
誰が組織委員会の会長をやっているのか知らないけど(オリンピックに出たことがある女の人だったかも)、ロゴやエンブレムの扱いについては自治体のオプションというよりは、どちらかというと組織委員会の方が責任を持つことじゃないのかなあ。仮に組織委員会が対処できないとしても、どう処分したら良いかIOCに確認するのは、やはり自治体じゃなくて組織委員会の方だと自分は思う。
その役目を放棄して、自治体に丸投げして任せて良いものなのか。
何か無責任だ。自分にはよく理解できない。

もしかして、ユニフォームはゴミとして捨てる? 税金が無駄になる?

★東京の重症患者は197人。今月1日は101人だった。わずか10日でほぼ2倍。
重症患者用病床使用率も50%を超えたとか。医療の逼迫(ひっぱく)度ステージⅣ。
東京の自宅療養者は、オリ開会式の7月23日は5172人だったが、昨日は1万7683人。6日連続で1万5000人超え。

東京のある自宅療養者は、病状が悪化したため救急車を呼んであちこちの病院を探してみたものの見つからず、結局、埼玉県の病院に搬送されたとのこと。

厚労省の専門家会議の座長、「公衆衛生体制・医療供給体制が首都圏を中心に非常に厳しくなっていて、もはや災害時の状況に近い局面を迎えている。多くの命が救えなくなるような危機的な状況が危惧される」

こんな状況にまでしてしまったのは誰のせいだ。

2009年の新型インフルの脅威の後、今から10年前には、将来起こり得るであろう今回のような状況に備えるようにとの有識者会議?の議論・提言があったはずだ。
しかし、はっきり言って、その後の政府は何もやらなかった。アベなどは8年も総理をやっていたのに何もやらなかった。何かやるどころか感染症対策に逆行するようなことさえ行った。
しかも、スガに至っては、自らの発言・決意・取り組みとは全く逆、去年の暮れから現在に至るまでの長期間にわたる感染拡大を招いてしまった。

こんな状況にまでしてしまったのは誰のせいか。政府のせいだ。

スガには消えてほしい。

●8月12日(木)
★今日からしばらく全国的にスッキリしない日が続くそう。
午後3時、本当は5~6軒ほど買い物に行きたかったけど、近所のスーパーだけにした。パンなどの他に植木1鉢も買った。
店を出たらザーッと降っていた。1分ほど経ってから雨の中を帰ってきた。近所だったので折り畳み傘の入ったリュックは背負ってこなかったけど、帽子(キャップ)を被っているのといないのとでは大分違う。
2分ほど、イエに戻ってくるとほぼ止んでいた。

玄関横にさっき買った花の鉢を吊り下げた。

★お盆が直前に迫り、帰省の自粛を求める政府要人などの発言が相次いでいるが、その一方で、新型コロナ感染拡大の中でオリンピックを(強引に)開催するために発言されたスガ等の言葉をもじって、政府に当てつけをする投稿がSNS上で増えているとか。
「帰省」を「オリンピック(開催)」に置き換えると、ものすごい皮肉になっている。よく皆そんなこと思いつくなあ。

「中止の考えはない。強い警戒心をもって帰省に臨む」(元ネタ 7月スガ)
「バブル方式で帰省する。感染拡大の恐れはないと認識している」(元ネタ 不明)
帰省に反対するのは反日的な人たち」(元ネタ アベ)
「コロナに打ち克った証として帰省する」(元ネタ アベ・スガ)
帰省することが私の責任で、私はできると思っている」(元ネタ スガか? 不明)
帰省を中止することは一番簡単なこと、楽なことだ。帰省に挑戦するのが国民の役割だ」(元ネタ 7月スガ)
「安心安全な帰省に向けて全力で取り組む」(元ネタ 7月スガ)
「予見できないアルマゲドンでもない限り、帰省できる」(元ネタ IOC委員)
「スガ首相が中止を求めても、帰省は実現される」( 〃 )
「家族に感動を与えたい。帰省はコロナ禍収束の希望の光」(元ネタ 7月小池)
帰省することで、緊急事態宣言下でも帰省できることを世界に示したい」(元ネタ 不明)
帰省について色々な意見があることは承知している。しかし決定権があるのは私ではなく実家だ」(元ネタ 不明)
「我々は帰省の力を信じて今までやってきた。別の地平(立場)から見てきた言葉(意見)をそのまま言っても、なかなか通じづらいのでは」(元ネタ 丸山五輪相)
「スガ首相や小池都知事を含め、オールジャパンで対応すれば何とか帰省できると思う」(元ネタ アベ)
帰省が感染拡大につながったエビデンスはない。中止の選択肢はない」(元ネタ 11月オミ・スガ この発言はオリンピックの話ではなく、GoToキャンペーンの時に「人流が感染拡大につながったエビはない」というような発言だったような記憶がある)

まあ、いずれにせよ、政府はオリンピック開催ありきで、新型コロナ感染がこれだけ拡大している中でもかなり強引に開催したという印象は拭えない。
その一方で、コロナ感染拡大防止のため帰省は自粛しろ、延期しろ、中止しろじゃ、言われた方は当然面白くない。

政府が多少揶揄されるのは当然だ。それだけ強引だったということ。

★重りはリュックの12Kgだけで、足の重りはなし。靴下を履かずサンダルで出かけた。素足で出掛けることはあまりない。チャリでなく歩き。

見守りボラでSさんのアパート。4日前、アパートの外側の階段でつまずいて転び、手の甲や膝などを打ったとのこと。後は暑さの話とか。

高田馬場駅先、新目白通りのスーパー。

帰り道、足の裏がヒリヒリ痛い。イエに帰って足の裏を見ると、何と親指と土踏まずの間、土手の部分に直径3センチちょっとかな、まん丸く皮がほとんど剥(む)けかかっている。しかも、両足とも。
ウチには薬も何もないけど、コロナでたまたまお客さん用の消毒液があったので、それをシュシュッと足裏に吹きかけた。沁みる沁みる。
まっ直ぐ普通に立って歩くとヒリヒリするので、少しガニ股になって歩く。

いつもより少ない重りだったけど、それでも普段いかに重りが足の裏に負担をかけていたか。たまたま裸足で出かけたら、サンダルとの摩擦で皮が剥けてしまうくらいの負担だったんだ。いつもはもっと重い。

★新型コロナ感染者数、全国では1万8889人。昨日より3000人以上増加で、過去最高。
東京は4989人で、過去2番目。東京の昨日の7日間移動平均感染者数は3983人で、「宣言」初日の7月12日の5.26倍だとか。
また、人口10万人当たりの新規感染者数(直近1週間)は、ステージⅣ(25人以上)の地域が、7月12日は東京だけであったが、昨日8月11日では30都道府県に拡大している。例えば、
沖縄   250人
東京   200人
神奈川  100人超
埼玉     〃
千葉     〃
25人どころじゃない。10位の兵庫でさえ50人を超えている。

もう滅茶苦茶。
「制御不能な状態。災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」だそうだ。

もう、スガの顔も見たくない。

★ビルマ(ミャンマー)のサッカー選手が日本政府に難民申請をしていたが、入管は申請を認めることにしたそう。
それはそれで良かったと思うが、彼は運が良かったのだとも思う。日本に来てサッカーの試合に出て、帰国を拒否して、メディアでも大きく取り上げられた。ビルマ軍の自国民弾圧も日本を含め国際社会からは大きな非難を浴びている。ここで選手の申請を認めなかったら日本政府が世界から非難される。日本はただでさえ欧米諸国からは難民問題に積極的・前向きに取り組んではいないと思われている。これ以上非難されるようなことは出来ない。異例の早さ?で申請が許可された。
彼はラッキーだった。

日本に難民申請をする外国人は毎年1万人以上に上るが、その内実際に認定されるのは1%にも満たない数10人程度だそう。国際的に見ても圧倒的な少なさである。

入管は今回の認定を決して積極的に決めたわけではないと思う。
スリランカ人女性が収容施設内で具合が悪かったのにもかかわらず、ろくな手当ても受けられずに死亡するということがあった。

日本は外国人には極めて冷たく、非人道的である。

というか、日本人が「おもてなし」とか言ってチヤホヤするのは肌の色が白い人だけである。白人には何かコンプレックスを持っている一方で、アジア・アフリカなどの非白人系には冷たく、どこかで蔑(さげす)んでいる。

政府も同じだ。

●8月13日(金)
★両方の足の裏、直径3センチくらい丸く皮が剥けて、イエの中を歩くのも歩きづらい。

昨日は雨が降るかもしれないということで、迷った末にチャリは止めた。結果的に買い物から帰ってくるまで雨は全然降らなかったので、チャリにしておけば良かったー。
歩きでも、少なくとも靴下を履いていればこんなことにはならなかった。あ~あ、靴下を履けば良かったー。

後悔している。

★昨日オミは「今後2週間、東京の人出を7月前半に比べ5割削減することが必要」と言ったらしい。
感染の確率が高いデパ地下やショッピングモールなどでの買い物を半減、混んでいる場所に行くことも半減、県境を越える移動を自粛、テレワークを強化・・・

5割削減とは随分厳しい要請だ。それほど状況が深刻だということか。

ただ、オミはかつて「人流で感染拡大したというエビデンスはない」とか言っていた張本人だ。

★体重、58.0Kg。随分減ってしまった。暑さのせいか、あまり食欲もないし。

★テレビを点けたら、高校野球が雨で中止になったせいであろうか、番組の途中ではあったが「あさイチ」をやっていた。オートミールがどうのこうのと喋っていた。オートミールは少しだがほぼ毎日食べている。観ようと思ったけど、その瞬間映像が切り替わって、広島で避難警報とか。西日本は雨が続いていて、災害が心配だ。

★12時、3人集合。5回。国士無双を和(あが)った人がいた。
一人が、これ冷やして食べてと、冷や汁を持ってきてくれた。夜、頂いたが、ミョウガが利いていて美味しかった。

★母から電話。月曜日に一緒に病院に行ってくれないかとのことだったが、予定あり。木曜日なら良いかな?
★「チコちゃん」、半分見逃した。明日は高校野球で再放送はないみたいだし、NHK+は登録してないし。

★東京の新規感染者数、5773人で過去最高。関東では栃木県以外はみな過去最高。17都府県で過去最高。東京の重症者数も過去最高。(227人)
全国の感染者数も2万人を超えて過去最高。全国の重症者数も過去最高。
自宅療養者もどんどん増えている。(全国で7万4000人)

もう危機的状況。

ただ、東京の感染者5773人の内、20~30代が全体の半分以上で、50代以下が約94%だそう。
また、東京の重症者227人の内、40~50代が8割。
要するにワクチン接種の効果が出てきた? 先行してワクチン接種した60代以上の感染が減っていると言って良いのかな。

20~50代の人で、2回接種し終わった人はまだそんなに多くはないのかな。なるべく多くの人が接種すると良いと思うけど、でも、年寄りは割りと従順だけど、若い人は結構何だかんだ言って接種はしないと決めている人も多いからなあ。

本当にワクチンの効果が現れるのは、もうちょっと先になるのかな。

☆政府の分科会のあるメンバー、
「お盆の間に人の動きが激しくなって、都会の感染爆発が地方に広がって、それがまた都会に戻ってくるような悪い循環が出来てしまうことによって、この第5波がさらに増幅される形で進んでいく。そういうリスクを考えておかなければならない」

何だかなあ。

去年の11月だったか12月頃、GoToを止めろ、いや、止めない、と騒いでいた時に、分科会は、
「GoToが感染拡大の主な要因であるとのエビデンスはない」
と言っていたはずだ。
スガも「分科会から『人の移動では感染しない』と言われた」と言っていたはずだ。

今回は全く逆のことを言っている。
「人の移動で感染する」というエビがあったということなのか。

分科会の信頼性が揺らぐ。
というか元々自分は、分科会は政府の方針を追認するだけの形式的なところ、オミは政府の御用学者ぐらいにしか思っていなかったから、今さら分科会なんて別にどうでも良い。あってもなくても同じ。

☆政府のコロナ対策を突っ込まれたスガ、
「世界でロックダウンする、外出に罰金をかけても、なかなか守ることが出来なかったじゃないですか。それに対応するため、やはりワクチンだということで、人流の抑制と同時にですね、そういうこと(ワクチン)をしっかり全力で取り組んでいきたいと思います」

「ロックダウンしてもなかなか守ることが出来なかったじゃないですか」と言うんなら、そもそも「人流の抑制」なんかする必要はないと思うけど、でもやっている。矛盾。
何もやらないわけにはいかないから、しょうがないからやっているということか。

「ロックダウンしても感染拡大を防ぐことは出来ない」という発言は前にもしていたと思う。その時は、緊急事態宣言を巡って、なぜ「宣言」をすぐに出さないんだと批判された時じゃなかったっけな。批判に対して「ロックダウンしてもダメなんだから『宣言』くらいじゃどうにもならない」と、半ば開き直りぎみに反論したと思う。
「『宣言』を出そうと出すまいと、感染が広がるときは広がるんだ」というような意味にも思えた。

コロナ対策に全力をあげると言って首相になった割には、GoTo優先で、感染が拡大してもなかなかGoToを諦めきれず、その結果、年が明けたら感染拡大と「宣言」の発出につながった。それがほぼ継続的に続いていて、今だって「宣言」下のオリ・パラだ。
先手先手が聞いて呆れる。

ワクチンにしたって、そもそも日本は諸外国に対して2ヶ月は遅かったと言われている。スガは全力でワクチン接種に取り組んでいきたいと言うけど、ドタバタ・ゴタゴタ続きで、今だって需要に供給が追い付いていない。政府が十分な供給量を確保していないにもかかわらず、自治体にはどんどん接種しろとせっつくもんだから、自治体が予約をどんどん取ったら政府からは「在庫がありません」・・・

ワクチン接種の効果が、ようやく多少出てきている兆候はあるように見えるが、それにしても相変わらずドタバタだ。

なんかスガの言っていることは言い訳のような開き直りのようなことが多くて、あとは「一生懸命やっている」だ。
せめて一言「どうもすみません」くらい、もう少し謙虚なところがあっても良いと思うのだが・・・

感染拡大は過去最高の規模だ。スガとしてはそれこそワクチン接種が一刻も早く進むことを祈るしかない状況だと言える。

●8月15日(日)
★Iiさんからメール。
「コロナじゃないと思うけど、体調悪い。明日無理かもしれない。帯状疱疹かもしれない。明日は無理しないで・・・」

そこで、こちらからIiさんに電話して様子を確認。「それじゃ、あまり無理しない方が良いね。明日は中止にしよう」

明日はIiさんと一緒にNさん宅にお邪魔する予定であった。まあ、メールの内容からIiさんが言いたいことは大体分かる。

ただ、自分に言わせれば、このIiさんのメールじゃ「中止希望度」が80~90%ぐらいかな。ほんの少しだけれども、中止が無理のようだったら頑張って行っても良いというニュアンスが残っているように感じられた。それは「無理かもしれない」とか「無理しないで・・・」というような書き方のせいだ。

なんだか、ハッキリとイエス・ノーを言わないのが日本人の美徳のように思っている人がいるようだが、この場合は違う。どうしたいのかハッキリと相手に伝えるのが正しいやり方だ。相手に中止するかしないかの判断を任せるのは間違い。こちらから確認の電話をさせるのも間違い

自分だったら「無理だと思うので明日は中止にさせてもらえないでしょうか」とか「申し訳ないけど、体調が悪いので、明日Nさんの家には行けそうにありません。中止にしてもらえれば助かります」とか、もっと「明日は行けない」ということをよりハッキリ伝える。別に失礼でもなんでもない。
「かもしれない」「・・・」はやや曖昧。

ハッキリしたメールだったなら、こちらの方も「分かりました。それじゃ残念だけどまた次の機会に。Nさんには僕から連絡しておきます。どうぞお大事に」と返事できる。確認の電話はしないで済む。

ということで、Nさんに連絡しようと思ったけど、でも誰かIiさんの代役がいれば・・・
Nさんへの連絡は一旦保留。

☆一昨日、母から電話があって、月曜日に一緒に病院に行ってほしいと言われ、予定(Nさん)があったので木曜なら良いと答えていた。母からは月曜の病院の予約を木曜に変更したのかどうかの返事が来ていなかったので、こちらから母に電話。
「月曜は一緒に病院にいけないと言ったけど、明日(月曜)の予定を“キャンセルした”ので一緒に病院に行けることになった」
母は病院にまだ電話をしていなくて、明日の予約はまだ生きているとのこと。ちょうど良い。明日一緒に病院に行くことにした。

代役を探してまで麻雀をするより、今回は、“キャンセルした”とウソを言って、いかにも母を優先しているかのように振る舞うことにしよう。

☆Nさんに電話。「Iiさんの体調が悪いので、明日の麻雀は中止にしてほしいとのこと」
本当はLINE電話をすれば良いのだけれど、何故か「権限がない」と表示が出て使えない・・・

★新型コロナ感染者の重症患者が増え続けている。全国で3日連続して最高を更新。1563人。

★オリで中断していた「大河」が久し振りに放送された。

★今日の最高気温は、8月なのに20度くらいだったらしい。ビックリ。
一歩も出なかった。足の裏の皮が剥けて、3日間、外に出ていない。

●8月16日(月)
★今日の麻雀は中止。
起きてから何度もスマホの天気予報を見る。雨は午前中はなんとか持ちそうだが、午後はかなり怪しい。チャリか歩き(新宿まで歩いて京王線)か。歩くとしても、足裏の皮が剥けている状態では30分歩くのはきついかもしれない。バスという手がないわけではないが、最後に新宿行きのバスに乗ったのはもう5年以上も前になるんじゃないかなあ。乗る気はない。

チャリだ。降られたらその時はその時だ。決定!

10時、実家着。少し待ってから母と一緒に出かける。初台からタクシーに乗って以前母が手術した参宮橋の脊椎病院へ。新宿方向に向かい西参道口の交差点を右折して下さいと説明したのだが、初台交差点の信号を見て「ここを右折して裏道を行きます」と運転手さんが言うので、「お任せします」。信号待ちしないで右折し、よく知っているなというような裏道に入って、あっという間に参宮橋の病院に着いた。優秀な運転手さんだ。

病院というといつもは1~2時間かかるが、今日は30分で会計まで済んだ。

下高井戸まで戻り母は買い物。自分は雲行きが怪しいので、実家のマンションに戻りチャリで帰ることに。一刻も早い方が良いと思い父には挨拶しなかった。
しばらくしてポツリポツリきたが、途中のスーパーで急いで買い物。
新大久保のハラル店。今日から27日まで改装で閉店のようだ。今日からかあ。27日までかあ。長いなあ。干し小エビがもうほとんどない。店は閉まっているけど店の前でマンゴージュースを売っていた。「これ、あげる」と1本くれた。雨模様、思い切ってもう1軒、職安通りのドンキで辛ラーミョン。

多少雨に濡れたけど、ずぶ濡れにはならないで帰ってこられた。チャリで良かった。

★東京の感染者2962人、重症者268人、自宅療養者はなんと2万2166人。
全国の感染者1万4854人、重症者1603人。

東京では自宅療養中の死亡が6人。

ある医師、酸素濃縮装置というコロナに使う機器を苦労して手に入れたがそうだが、
「もう危機的な状況であることには間違いないですね。今、これだけリソースが枯渇した中で、これからは本当に地獄絵図のようになっていくんじゃないかなあと心配しています」

先週にはオミが、「既に深刻な状況になっている。医療の逼迫(ひっぱく)が、更に危機が深まっている」と発言している。

こんな危機的状況に誰がした。

マレーシアの首相は新型コロナ対策に失敗したとして、国王に辞表を提出したとか。

スガも辞表を出した方が良いんじゃないの。早く消えてくれ。

★アフガンのタリバンが首都を制圧。勝利宣言を出した。アッという間だった。

75年4月30日、北ベトナム軍兵士がサイゴン(現在のホーチミン市)の南ベトナム大統領官邸に突入して長い長いベトナム戦争は終結した。
その時は、世界最強・最先端・圧倒的な兵力のアメリカ軍を、ベトナム人は、竹槍一本と言うのは大袈裟だが、圧倒的に少ない兵力で、圧倒的に甚大な犠牲にも屈せず、人海戦術とゲリラ戦で遂に打ち破ったんだという驚きがあった。

ただ、今回はそういう驚きも感動も何もない。タリバンはちょっとなあ。応援はできないなあ。

迷える古羊、どこへ行く/入院基準変更

2022-07-11 08:01:26 | 日記
●8月1日(日)
★昨日、
柔道混合団体、銀。
アーチェリー、銅。
100m、決勝に進めず。
サッカー、PKで準決勝へ。
野球、勝って準々決勝へ。

★8月に入った。相変わらず暑い。まだ1ヶ月以上・・・

チャリで実家へ。10時に着くと両親はもう玄関にいて、出掛ける準備をしていた。3人で2駅電車に乗り、地区センターへ。
父は歩きながらあまりの暑さに「きついなあ」。2年前だったか3年前だったか、父は熱中症で救急車で病院に運ばれたことがあったので「ワクチン接種を受けるのも命がけですね」と言うと、「もう、外出するのはこれが最後だ」。確かに最近は眼も相当悪いし、外出はせいぜい近所の病院くらいだ。
5~6分歩いているうちに速さが段々遅くなって、ようやく歩いているという感じ。
ただ、95歳にしては、この暑さのなか杖もつかずに元気な方だと思う。

2回目のワクチン接種。

下高井戸駅近くでおにぎりを買って戻る。

今度来るときは置時計を買って来てほしいと頼まれた。眼が悪いので文字盤が見づらいとか。時間の調整をするのが面倒なので、出きれば電波時計が良いとのこと。

実家を出た後、2ブロック隣にある老人施設に行ってみた。施設と言っても、老人専用のやや家賃高めのマンションという感じで、何100万円、何1000万円もするような初期費用はない。初期費用は何だかんだで30万円くらいかな。空き部屋が2部屋あるというので話を聞きに来た。ここなら住み慣れた地元だから、今のマンションから引っ越ししやすいかもしれない。看護師がいるわけではないが、日中は社員が常駐していろいろ相談にのってくれるらしい。3食ではないが別途費用で食事もあり、広い共有スペースもある。

一応パンフをもらってきた。でも、父は面倒なことは一切やらなくなった。2ブロックの近さとはいえ、引っ越しだとか、今住んでいるマンションの登記関係だとか、新しいところに入居する手続きとか、面倒なことばかり。
父に話をしてものってこないだろうな。そのくせ、目がもう今年中には見えなくなるかもしれない、どうしよう、どうしよう、と会うたびに言っている。
心配、心配、心配。でも何もしたくないと言われちゃう。何かしてあげようとしても、結局は「面倒臭い」の一言でほとんど無駄足。

帰り途中、スーパーなど。
ビックカメラで、やや大きめの文字盤が見やすいと思われる置時計を買った。

★見守りボラの報告書を書いて投函。

★新型コロナ感染者数、東京は3058人、全国では1万177人だそう。

で、東京では入院できず自宅療養している人は1万人を超えているそう。
5月くらいだったかな、大阪では入院できない自宅療養者が1万人を超え、1万6000人?くらいまでいったんじゃなかったかな。その時、自宅で死亡する未治療死も複数(10人とか20人とか)いたと思う。死ななくて済んだかもしれない人が大勢亡くなった。
医療崩壊一歩手前の状態だったのか、いや、そういう事態が実際に起きたということをもってして、もう既に医療崩壊だったと言うべきか。
入院できずに自宅死なんて絶対にあってはならない。

政府の責任。

東京も似たような状況だ。
自宅死する人が増えないと良いけど。

★「大河」は今日もなし。次回は8月15日。オリンピックめっ!

●8月2日(月)
★ゴルフの松山選手、ボールがカップをかすったのが3回。1つでも入っていれば・・・
水泳の池江璃花子選手のレース後の言葉で、またウルウルしてしまった。

★東京・沖縄に加え、今日から1府3県にも「宣言」が適用された。

★実家に電話。両親ともワクチン接種の副反応は特にないそう。
昨日買った置時計を持っていくつもりだったけど、そのうち涼しい日で良いわよと言われ、内心ホッとした。外はメチャ暑い。

★いつもは台所の椅子でウトウトするのだが、今日は、昼間はほとんど使わない自分の部屋で横になって寝た。しかも2~3時間? ちょっとだけのつもりだったんだけど。
毎日の睡眠時間は5時間くらいかな。一年中何となく頭がボーッとしている。
昼間横になって寝るのはとても珍しいことだ。

★明日ウチに来る女性3人に渡そうと思って、点数の数え方のテストを考えた。眼が悪いので虫眼鏡を使いながら字を書く。かなりきつい作業だ。

★東京の新型コロナ感染者数は2195人。月曜日は他の曜日より人数が少ないみたいなんだけど、今日は月曜としては過去最多人数を更新したそうだ。

★昨日の全国知事会では、お盆の帰省など夏休み中の都道府県をまたぐ旅行や移動について、原則中止か延期を強く呼び掛けるよう国に求めることにしたそうだ。
「夏休み期間、全ての都道府県との往(い)き来を原則自粛」
「徹底的な人流の抑制を行う必要がある」
「県境を越える移動は、これはもう本当に危険です。帰省を今回はやめて下さい」
「苦渋の決断だが、帰省中止と延期を呼び掛けるつもりで準備をしております」
「お盆での民族大移動は、今は感染を広げることと同義語であります」

学生の中には去年も帰省を諦めた人が多かったというのに、今年も帰れないとなると、学生さんが可哀想。
「もう飛行機の切符を取ってあるのに・・・」
「お祭り騒ぎ(=オリンピック)の一方で、一般の人に行動の制限を強いるのは矛盾を感じる」
「(自粛要請が)正月にも出されてお盆にも出されて」

思うに、「県境をまたぐ・またがない」に、何か意味があるのだろうか。
例えば、東京から広島に新幹線で行って、駅の近くでお好み焼きを食べてまた新幹線で帰ってくるのと、百人町からバスに乗って歌舞伎町へ行き、ラーメンを食べて帰ってくるのとでは、一体どれ程の感染リスクの差があるのだろう。マスクをして喋らなければ県をまたぐこと自体に大したリスクはないと思うんだけど。

県境を越えなくても、百人町から歌舞伎町に行き飲み屋で何人かでワーワー賑やかにやっていれば、もしかしたら感染リスクは高くなるかもしれない。

どこへ行くかではなく、何をするかである。

全国の知事が移動は控えてくれと皆で口を揃えて言うのも、今の状況では分からなくもないが、それでも、何だかなあと思ってしまう。東京から自分達の県にコロナを運んでくるなという気持ちが強いんだろう。

だけど、そもそも去年のGoToの頃、オミとかスガなんかは「移動しても感染は拡大しない」「人流で感染拡大するというエビはない」みたいなことを言っていなかったっけ。そう言って国民が旅行するのを必死になって後押ししていたんじゃなかったっけ。
その一方で今年になってから今日に至るまで、東京なんかほとんど「宣言」か「蔓延防止」が出されたままと言って良いくらいだ。効果のあるコロナ対策が十分だったとはとてもとても言いがたい。
こんな最悪の状況を解消できないでいるのは、明らかに政府のせいだ。

何だか国民が割りを食っている。
自粛、自粛、自粛。我慢、我慢、我慢。

★東京では新型コロナ感染者が入院できなくて自宅療養している人が急増しているとか。
7月1日には1006人、それが1ヶ月後の昨日は1万1018人。およそ11倍だ。大阪であったような未治療死(自宅死)が増えないか心配だ。

そんな状況の中、政府は新型コロナ感染者の症状による入院分けの基本方針を変更した。感染が急速に拡大している地域では、
今までは、
・重症      →原則入院
・中等症     →原則入院
・軽症・無症状  →宿泊療養
・やむを得ず宿泊
  療養できない人→自宅療養

であったが、

変更後は、
・重症/重症化リス
  クが特に高い人→入院
・家庭内で感染広げ
  る恐れがある →宿泊療養
・基本的には   →自宅療養

となった。

「家庭内で感染を広げる恐れがある人は宿泊療養」ということだけど、「家庭内で感染を広げる恐れがある人」というのは「家族と同居している人」ということでしょ。毎日何1000人も発生する感染者の内、その多くは中等症・軽症・無症状の人であり、かつ、その内の相当数が家族がいると思われる。
つまり、かなり多くの人が「宿泊療養」に分類されると思われるけど、その感染者を収容するだけの宿泊施設が果たして確保されているのかなあ。
もし、宿泊療養ができなくて患者と家族が一緒に暮らせば、当然家庭内感染は起きるだろう。それを防げるだけの宿泊施設が確保されているのか、甚だ疑問である。家族のいる自宅で療養せざるを得ない患者も多くなるのでは。

それとスガ、「重症患者・重症化リスクが特に高い人には、確実に入院してもらえるよう必要な病床を確保する。それ以外の人は自宅での療養を基本とし、もし症状が悪化すればすぐに入院できる体制を整える」と述べた。

中等症の人でも重症化リスクが特に高くなければ、家に居てくださいということ。リスクが「特に高くない」ということは、リスクが「ある程度高い」人であっても中等症のほとんどの人は自宅ということになる。
何だかんだ言っているが、つまりは、もうお手上げだ、病床が足りなくてどうしようもないから自宅でジッとしていてくれ、と言っているようにも聞こえる。

一番心配なのは、症状が悪化した時、本当に「すぐに入院」出きるのかどうかである。実際、過去には何10人もの人が自宅で未治療のまま命を落としている。

スガは「もし症状が悪化すればすぐに入院できる体制を整える」と言うけど、ということは未だ体制は整っていないということになる。仮に政府が体制を整えたと思っても、実際にそれが100%上手く機能するかどうか、今までの例からすればそれすら大きな懸念は残る。
ただでさえ重症者で病院は目一杯。だから多くの患者が自宅療養に回されているわけで、つまり、自宅療養している人が入院の必要が出てきても入院できる病床自体がもう既にないじゃん。だから、政府は今回、症状による入院基準を変えざるを得なくなった。症状による入院基準ケース分けを変更するのは、何だか辻つま合わせをしているようなもんだ。スガ自身は、病状急変患者が本当にすぐにスンナリと入院できると思っているのかなあ。
自宅死の急増が心配だ。

基本方針を変更せざるを得なくなったのも政府のせい。

●8月4日(水)
★ボクシング女子フェザー級、金。ニコニコ、笑顔が自然で可愛い。
レスリング・グレコローマン、銅。
体操鉄棒、金。
サッカー、決勝には行ける。

★日本人の人口は、今年1月1日現在で1億2384万2701人で、他に外国人が280万人ほどだそう。

★10時半、Nさん宅。今日は初めて赤ドラをいれてやった。
今日は7回。5回目までは全く和(あが)れる感じがしない。ここまでのトータルはー80。だが、7回目は自分が親の時、タン・ピン・ツモ・三色・ドラ3で親倍(8000点通し)をツモるなど、6回目7回目は連続でトップだったので、トータル+1。こんなこともある。

食事休憩中に、テレビで女子スケボーを観た。若い日本人が金と銀。

帰り、スーパー2軒に寄る。

★新型コロナ感染者、東京は4166人。全国では1万4207人、重症者は777人(+23)。
全国の都道府県の約3割に当たる14の都道府県で過去最多の感染者数を記録したそう。

今日の国会閉会中審査で政府分科会のオミ会長は、政府が示した「重症患者などを除き自宅療養を基本とする」という新たな基本方針について、国から事前に相談を受けていなかったことを明らかにした。
「政府とは毎日のように色々なことで相談・連絡・協議しているが、この件に関して相談・協議したことはない」

新たな基本方針を発表したスガは、オミが事前に相談を受けていなかったことについて、
「初耳だ。厚労省で必要な相談をすべきだったと思う」と言ったそう。本当に初耳だったのかどうかは分からない。

自分が思うに、コロナ感染者の症状に応じて病床をどう振り分けていくかなどのような問題については、やはり現場の状況に詳しい専門家の意見を聞くのが当然であると思うし、そのために政府の感染症対策分科会という立派な集まりもあるのだから、政府としてはそこに話を持っていって相談するのがごく自然というか当たり前の流れだ。

しかし、実際はそうでないということのようだ。
厚労省の役人がササッと案をまとめて、大臣もそれを承認してスガに上げ、スガもそれで良しということで発表となる。
これが政府が言うところの「先手先手」ということなのであろうか。分科会に話を通していたら時間がかかるし、反対されるかもしれない。だったらことを早く進めるためには自分達で全部決めた方が「先手先手」になる・・・

これじゃ、何のための分科会かということになる。
というか、自分は以前からオミは政府に言いなりの御用学者くらいにしか思っていなかったけど・・・
まあ、オミ自身の発言で、図らずも分科会が別にあってもなくてもどうでもよい、ただの形式的な組織であることが改めて判明した。

政府は、国民の声を聞くつもりなんかハナからないのは分かっているが、専門家の声もほとんどどうでもいいようだ。

★今日は猛暑日の予想もあったが、35度にはちょっと届かなかったようだ。
それより、台湾に近い沖縄県西部で発生した熱帯低気圧は近い内に台風になることが予想され、進路予想では関東を直撃の予想だ。
さらに、台湾のずっと向こう、海南島近くでは台風9号が発生し、こちらの方も沖縄県の熱帯低気圧の後を追うように日本に近づくかもしれないとのこと。
下手すると来週は東京に2つの台風が続けて来るなんてことがあるかも。
10日と13日に来客予定だ。

●8月5日(木)
★昨日、新しい競技スケボーの女子パーク、金と銀。
スケボー、昨日Nさん宅でたまたま観た。一時は日本選手が1位、2位、3位。ところが、イギリスの選手が3位に上がってきたため、4位に落ちた日本選手(世界ランキング1位)がメダルを目指して大技を思いきって狙ってきた。しかし、転倒。メダルに手が届かないことが決定した。この日本人選手が肩を落として競技場から戻ってくると、そこにいた各国の選手たちがみんな寄ってきて彼女をハグして健闘を讃えた。
良い風景だった。

新型コロナで何だかんだ言われ続ける中で開催されたオリパラ。金とか銀とかじゃなくて、報われる報われないじゃなくて、こういう全力を出し切って少しでも上を目指して努力すること、そのこと自体が認められ評価される、そんなオリ本来のあるべき姿を忘れずにいることが、今回の東京オリンピックの一つの大きなレガシーになってほしいと感じた。

ボクシング女子、銅。
レスリング女子、金。
女子バスケ、1点差で勝ってベスト4へ。

で、野球。
確か昨日、日本は韓国と試合があったはずなのだが、何故かNHKの朝7時のニュースではその事は触れていなかった、と思う。変だなあ。そこで半分壊れていて普段見ることはないけど録画だけはしているというワンセグテレビで6時台のニュースも確認したのだけれども、やはり野球のことは多分何もなかったと思う。

おかしいなあ。昨日は試合がなかったのかなあ。スマホで調べるとあった。昨日の韓国戦、5ー2で勝っている。これで日本の金か銀が決まったそうだ。こんな大切な情報がなぜテレビで結果が放送されなかったのか実に不可解である。何か結果すら言えない事情でもあるのか。

それにしても、何だか複雑な決勝トーナメントだなあ。

★オリンピックの競歩が札幌で始まった。
東京の暑さを避けるため、すったもんだの大騒ぎの末に札幌で行われることになったのは良いけれど、今日の札幌は33度だとか。東京と大して変わらん。

★ブログ、9日分更新。
★新型コロナの感染者は全世界で2億人を超えたそう。

日本では、東京が5042人、7日間平均は昨日時点で3443人だそうで、これは1ヶ月あまり前の7倍近くにもなるそうだ。このペースだと8月18日には1万人を超えるという予測もあるとか。
全国の感染者数は1万5263人。重傷者も毎日のように増えている。

先が見えない。

☆そんな中で、蔓延防止等重点措置の適用対象が8県にも追加されることになった。
政府分科会会長のオミは、「一部の委員からは、今の危機的状況では全国に緊急事態宣言を出した方が良いんじゃないのかという意見もありました。
緊急事態宣言を出しても、出しているところさえ期待される効果がない。
最悪、ロックダウン(都市封鎖)みたいなことを法制化してくださいということさえ議論していかなくてはいけないことになる」

西村、「全国を『宣言』の対象とすることも私自身頭に置いて検討を進めて参りました。
ただ、私権の制約を伴うという中でですね、感染を抑えている県もある中で、これ(全国に『宣言』を出すこと)、知事会でも反対の意見が出た。
そうした中で専門家の皆さんのにも了解いただいたものであります」

また、ある記者、「全国に『宣言』を出すことは考えていないのか」
スガ、「全国の拠点となる地域を中心に(『宣言』適用地域を)指定させていただいた。全国的にということは考えてはおりません」

こうして3人の意見を並べてみると、結局、またオミの負け。また政府に押し切られた格好だ。

去年の4月、まだ今に比べたら第1波なんてまだほんの小規模な感染拡大ではあったが、その時は4月7日に1都1府5県に「宣言」が出された後、4月16日には一気に適用地域が全国に拡大された。
あの時の感染拡大の規模を考えれば、今現在はそれとは比較にならないほど大きな感染拡大であるわけで、全国に「宣言」を適用してほしいという意見があちこちから出てくるのも、決して不思議なことではないと思う。
でも政府はあくまでも拡大する気はないようだ。

それにしても、オミはいみじくも「ロックダウン」という言葉を使ったが、去年の3月だったかなあ、最初の緊急事態宣言を出すか出さないかであちこちで大騒ぎをしている最中に、東京都のオバさんが、
「事態の今後の推移によりましては、都市の封鎖、いわゆる、ロックダウンなど、強力な措置をとらざるを得ない状況が出てくる可能性があります」
と述べ、“誤って”というかウッカリというか、とにかく「ロックダウン」という言葉を使っちゃったもんだから、政府はその否定に躍起になっていたことがあった。(日本ではそもそも法律上ロックダウンはできない、と思う)

今日のオミの「ロックダウン」発言は、去年のオバさんの発言と、時期こそ違うが、全く共通点がないという話ではない。

今後どうなるか分からないけど、オミとしてはそこまで視野に入れているということになる。

☆ある記者、「感染爆発を招いた政治責任については、どのようにお考えでしょうか」
スガ、「ワクチンが65歳以上の方には、もう80%接種されています。一番重症化しやすいところをしっかりと対策を講じている。この事は事実だと思っています。
ワクチン接種と同時にですねしっかりと対策を講じていきたい、こう思っています」

何だかなあ。スガは何を言っているのだろう。
自身の政治責任について問われたのに何も答えていない。

スガは、首相に就任する時、「コロナ対策に全力で取り組む」と言った。誰もが期待を抱いたが、去年11月・12月には対策が後手後手に回ったので、その結果としてその後「宣言」が繰り返され、今年に入ってからは今日までほとんど「宣言」や「蔓防」が出されたままである。今は感染拡大は広がる一方で、手がつけられない状態。
今年1月早々の緊急事態宣言の際には、確か「1ヶ月で終わらせる」みたいなことを言わなかったっけ。しかし、東京で実際に宣言が解除されたのは2ヶ月半後のことであった。
これを解除する時には「感染拡大を二度と起こしてはならない」と言ったと思うが、解除から3週間後には東京に「蔓延防止」が出され、それから2週間も経たずに「宣言」が出されることに。その「宣言」期間はわずか2週間。
この「宣言」時に言ったのが、「短期集中的に対策に取り組む」であった。しかし、実際の期間はその4倍。
そして、ようやくその“長かった”「短期集中」が終わる時には、「感染拡大の兆しが出てきたらすぐ『宣言』に戻る」と言っておきながら、兆候は誰の目にも明らかなのにもかかわらず、なかなか「宣言」を出さず、今日の感染“爆発”を招いてしまった。

緊急事態宣言の下でのオリンピック・・・
スガは医療崩壊にほぼ相当するくらいの大混乱を招いた。スガのやり方次第では死ななくて済んだ人はもっと大勢いたはずだ。

記者が問うたのは、このように何度も何度も「宣言」を繰り返した挙げ句の果てに、過去最多の感染者数を大きくどんどん更新して混乱が収まらない現状に対して、首相としての責任はあると思っているのか、ないと思っているのか、どう思っているのか、それを聞きたかったのである。

その返答が、「ワクチンはちゃんとやってます」だ。
完全に「話のすり替え」だ。「話のすり替え」「はぐらかし」は政治家が習得すべき必須科目。スガは自民党学校で習ったテクニックを上手く使い、質問に答えたような格好をして実は何も答えなかった。

「ワクチン」対策を国がちゃんとやるのは当たり前。そもそもそれ自体だって海外の主要国に比べたら大きく遅れをとった。

自分も、スガがこの危機的状況が発生してしまったことについて、いや、この危機的状況をスガが作り出してしまったことについて、どう責任を感じているのか知りたい。

記者の質問に対する返答として「ワクチン」を持ち出したということは、スガとしては、「ワクチン」をちゃんとやっているから今の感染拡大の責任は自分にはない、とでも言いたかったのであろうか。
だとしたら、無責任極まりない。
自分みたいな人間が見ても、スガは後手後手だらけで、“約束”したことは全然守らないし、自宅で未治療のまま患者が何人も亡くなっているし、スガの責任は重大である。

せめて、「感染爆発を招いて申し訳なかったが、今はワクチン接種に全力をあげている」ぐらいのことを言えば、多少は人間らしきものを感じられたかもしれないけど、こう上手く話をすり替えられたんじゃ、「ああ、やっぱりな。政治家ってそんなもんだよな」と思うしかない。

政治家なんてこんなもんだ。

●8月6日(金)
★広島原爆の日。
★昨日のレスリング女子、姉も金。
男子20Km競歩、銀、銅。
ボクシング、銅。
空手女子・形、銀。
卓球女子団体、銀。

★ある専門家のシミュレーションによると、東京はあと2週間ほどで重症病床が満杯になるとのこと。

★チャリで山手病院。(メディカルセンター)
採血の1時間後、診察・診断。甲状腺(橋本病)は正常範囲をキープ。他も概(おおむ)ね良好だが、血清糖の値がやや高めだとか。
先生、「今朝食事はしましたか」
自分、「はい、何も食べないかどうか迷ったんですけど、野菜と低GIのソイジョイなんかを食べました」
先生、「じゃあ、次回は平均値をとってみましょう」
自分、「HbA1cのことですか?」
先生、「はい、そうです。次回は食事を抜いてきてください」
自分、「はい、分かりました。多分ですけど、6.0を切っていたと思います」

血圧は、111ー71であった。
薬局で甲状腺の薬。

新大久保のイスラム店に行ったが干した小エビは売り切れだった。

★ブログ少々。
★日本国内の感染者数が100万人の大台を超えたとか。50万人超えまでは約1年3ヶ月かかったが、次の50万人は4ヶ月弱。
東京は4515人、全国では1万5645人。急速に感染拡大が進んでいる。
もうスガには一刻も早く消えてくれと言いたい。

☆で、病床が不足し自宅療養が急増する中、政府は新型コロナの症状の程度による入院基準を変更した。

従来は、
    
①   (集中治療室    
重症者 か人工呼吸器  原則入院
       が必要)
────────────
②   (酸素飽和度93
中等症2 以下か酸素    原則
     投与が必要)   入院
────────────
③   (呼吸困難・肺炎  原則
中等症1  の所見など)  入院
────────────

軽症  (肺炎の所見なし) 原則
             宿泊療養
────────────

であったが、感染者急増地域については、8月3日から、

①重症   入院=重症・重症化の
────── リスクが特に高い患者
      ーーーーーーーーーーー
②中等症2
       基本的に自宅療養
──────    ⇩
       (ただし、家庭内で
③中等症1   感染を広げる恐れ
        のある患者は、
──────  宿泊療養とする)
④軽症
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と基準を変えた。

ところが、スガが発表したこの基準変更について、野党や各方面からだけではなく与党内からも、
「中等症なのに入院できないのか」
「自宅で十分フォローできるのか」
などの批判が続出したとのことで(こんな自分でさえ疑問に思ったくらいだ)、結局たった2日で再び変更されることになった。

東京など感染急増地域については、8月5日から、

①重症    原則入院
────── ・重症患者
②中等症2  ・中等症で酸素投与
         が必要
────── ・酸素投与が必要で
         なくても重症化
③中等症1    リスクのある人
       最終的には医師の判断
      ーーーーーーーーーーー
──────入院が必要な患者以外は      
④軽症    自宅療養が基本
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との基準に。

朝令暮改ではないが、まあ、何ともアタフタとみっともない話ではないか。
ドタバタの末のこの再度の変更について厚労省のある幹部は、
「基本的には同じだ」みたいなことを言ったそうだ。

確かにそうだ。「重症化のリスクの高い患者」に若干の説明を加えただけである。「入院以外は自宅」は何も変わらない。

批判があったからといって、こんな小手先の変更で誤魔化してしまう厚労省にも呆れてしまうが、こんな適当な変更で納得して批判を止めてしまう方も何か解せない。

ことの本質は、入院できないで自宅療養せざるを得ない人が急増しているということである。
自宅療養する人の中には、たとえ症状が重くなって医師に診てもらう必要があるのにもかかわらず診てもらうことができず、重症化して命を落としかねないなど、医療体制が患者急増に追い付いてないということである。

医療体制逼迫は、従来の入院基準を変更しようが更に再変更しようが、何をしようが、基本的には何も変わっていない。
新型コロナの感染者の急増に対応しきれない状況は何も変わっていない。

こんな切羽詰まった状況に誰がした。

そして、今回の2度の基本方針変更は、政治家・役人どもが体裁に拘(こだわ)り、形式に拘り、些細なことに拘り、大局に立たず、目先のことを小手先で取り繕うだけの実に器の小さな人間たちであるかを証明したようなものだ。

基本方針を変更しても、何も改善されない。

★原爆の日に当たり、スガは、アベ等もそうだったが、例によって自民党の従来の立場・考え方を繰り返して述べた。相変わらず通り一遍で中身のない平和・正義をもっともらしく振りかざしただけ。
式典に自民党の人間を呼ぶ意味があるのかね。公明だって、平和の党だなんてほざいているけど自民党の金魚のフン。

広島市長は、今年1月に発効した核兵器禁止条約に日本も参加するよう政府に対して求めたが、スガは条約に署名する考えはないと拒否。更には来年1月に行われる核禁条約の第1回締結国会議へのオブザーバー参加についても、「慎重に見極めたい」と事実上の拒否。何が「見極める」だ。最初から出席するつもりなんか、これっぽっちもないくせに。

核禁条約を皆で作ろうよという話が出てきた時、日本は1回目の話し合いの時こそ顔を出したが、2回目以降はバッサリと縁を切って、今でも無視を続けている。

日本政府は「日本は唯一の戦争核被爆国」とことあるごとに強調しているが、政治家がその言葉を口にすると、むしろ空々しささえ感じてしまう。
腹が立つ。

●8月7日(土)
★昨日、レスリング女子、金。
 スポーツクライミング、銀・銅。

★昨夜、小田急線の走行中の列車内で男が刃物を振り回して暴れ、4人が刺された事件があった。
映像では、
「誰か緊急ボタンを押してください」
「救急関係の方はいますか。止血したいです」
「誰かタオルか何か持っていないですか」
と、一人の女性の声が聞こえてくる。
大きくてハッキリした声。
混乱の中でも的確な判断で、何が必要か明確に他の人に伝えることができるなんて素晴らしい。

働くならこういう人と一緒に仕事をしたいものだ。と言っても、自分はもう働く気はないが・・・

で、捕まった犯人は「幸せそうな人を見ると殺したいと思うようになった。誰でも良いから大量に殺したくなった」と言ったそう。

幸せでなくても、一生懸命生きようとしている人間はいくらでもいる。
お前だけが苦しいんじゃない。甘ったれるのもいい加減にしろ。

最近、こういう人が多い。

★洗濯、今日は毛布。汚れすぎて洗濯しても綺麗にならない。

★新型コロナの東京での自宅療養者は1万8000人。
何でこんなに多いの? 誰のせい?