●8月24日(火)
★昨日買ったSDカードは初期化できなかった。つまり、ウチのワンセグテレビでは使えないということ。無駄になったということ。これを機会にワンセグで録画するのはもう止めようと思う。
★台湾は自主開発したコロナワクチンを“国民”に接種し始めたとか。
日本は取り扱いに苦慮したアストラゼネカ社ワクチンを“友好的”に台湾に提供したが、そんな中で、日本ではまだ自主開発できない国産ワクチンを台湾の方が先に開発して接種を始めることになった。
去年、アベはオリパラ1年延期を決めた際に、「日本の科学力は落ちていない」「来年のオリンピックは新型コロナに打ち克った証のオリンピックにしたい」みたいなことを言った。
これは、取りも直さず国産ワクチンの開発と今年前半までに全国民にワクチン接種を終えるという意味である。その上で盛大にオリパラを開催しようということである。
大風呂敷を敷いたアベは、台湾が新型コロナワクチンを自主開発したというニュースをどのような気持ちで聞いたであろうか。
日本の科学力・研究力を弱らせたのは、外でもないアベを含めた日本政府だ。アベは第2次の内閣を発足させると、もっと金になるイノベーションに予算を振り向けると言って、基礎研究の予算を削った。
もうあちこちの国でワクチンは開発されている。なのになぜ科学力は落ちていないはずの日本でワクチンが開発できないのか。なぜ中国や台湾に出来ることが日本では出来ないのか。
政府が日本の科学力・研究力を疎(おろそ)かにしたせいだ。
★昨日、東京で今月11日に陽性が確認された女性が、入院調整を続けたにもかかわらず入院先が決まらず、自宅療養のまま19日に亡くなっていたというニュースがあった。
アベが言った通り去年の内に国産ワクチンが出来ていれば、この女性は命を落とさなくて済んだかもしれない。
病院長、「治療可能なのに治療できないなんて状況が日常的になっている」
スガが全力で取り組むと約束したことが、全く出来ていないということ。そして患者が自宅で命を落とした。
★今月は共益費集めの月当番。
★ゴミ、5時ギリギリで出してきた。
★チャリで先ずSさんのアパート。不在。
新目白通りのスーパー。
もう一度Sさんのアパートへ行く途中、Sさんがある店からで出来たところで偶然にバッタリ。外でSさんと会うのは初めてだ。チャリを降りて一緒にアパートへ向かった。Sさんの歩き方、ちょっと前につんのめり気味で、ちょっと危なっかしい。アパートの階段でつまずいて肋(ろっ)骨を痛めたとかで、屈(かが)むと胸が痛いそう。
今日は「やっちゃ場」に行ってきたそう。「やっちゃ場」というのは「野菜市場」のことで、「やさいいちば」を縮めると「やっちゃ場」になる。北新宿に「淀橋青果市場」っていうのがある。散歩するのは良いことだ。
その後イエの近くのスーパーに寄ってから帰宅。
★今日の昼間、パラリンピックの開会式の日ということで、自衛隊のジェット機が飛んだそう。
オリンピックの開会式当日には、コロナ対策ということで、人が集まるのを避けるためジェット機が飛ぶ時間が公表されなかったらしい。ところが国立競技場の周辺にどんどん人が集まってきて、未だか未だかの状態になり、かえって人が集まってしまったとか。(何か笑い話)
そこで今日の飛行時間は予め発表されたとか。
☆小学生、中学生がオリンピック・パラリンピックの観戦をするのが、学校連携観戦プログラム。
オリンピックでは東京をはじめ多くの地域でこのプログラムはコロナを理由に中止されたが、パラリンピックにおいては、東京都は学校連携観戦プログラムは教育的な価値があるとして、実施することにしたそう。
ただ、参加するかしないかの判断は、都や市区町村の教育委員会、もしくは各学校が決定し、最終的な判断は保護者に委ねられるということらしい。
で、この学校連携観戦プログラムに参加予定の自治体は、杉並区・渋谷区・八王子市で、参加を検討しているのは新宿区だそう。参加予定を取り消したところもあるという。参加しようという自治体は多くはないようだ。
自治体の決定以外でも、それぞれの学校単位の希望で参加が決められるのかな?(不明)
自分は6年生の時のオリンピックで、学校から連れられて、出来たばかりの武道館で柔道を観た。
それにしても、子供を参加させるかどうかの最終判断は親だというのは、ちょっと笑える。万が一、子供がコロナに感染してしまった時に、自治体や学校の責任を多少なりとも軽くするためなのかな。
親としては、判断してくれと言われても、迷ってしまうかもしれない。
杉並区のある親、「子供の感染が増えている状況で、各家庭の判断でという進め方は、筋が通ってないような気がして」
ある中学校の校長、「部活動であるとか、あるいは、新学期からの授業をどうしていこうか、そんなことを考えている中で、観戦だけが平気で行われるというのが、非常にチグハグな感じがしていて、~~」
☆政府の「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」は、何もこの学校連携観戦プログラムに限ったことではない。
アベ・スガ政権における新型コロナ対策の「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」度合いは相当なものがある。
二階幹事長、「(スガ総理は)国民の命と暮らしを守る原点に立ち、しっかりした対応を精一杯している」
記者、「二階派として(スガ総裁再選を)支持するのか」
二階、「当然だ。愚問だ」
しかし、スガは国民の命と暮らしを守る原点に立って、本当にしっかりした対応を精一杯してきたのであろうか。
「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」だらけだ。それだけではない。一部では「医療崩壊」だという声も上がる程、医療供給状況は極限に達している。まともに治療を受けられなくて、死者が出るという、あってはならないことすらいくつも報告されている。
今日、京都でコロナ重症者を受け入れている13の医療機関が合同で「災害レベルに達した新型コロナ感染症拡大による医療の危機について」という声明を発表をした。
「首都圏で見られるような、在宅医療者が適切な医療を受けられないまま死亡する事案が京都府でも起こりかねないレベルである。
コロナ感染症の治療のために集中治療室(ICU)を使用せざるを得ないので、術後にICUで管理をしなければならない高難度手術等については、ほとんど停止せざるを得ない状況である。
脳卒中や循環器症をはじめとする救急医療やガン治療などは既にかなり制限を受けており、入院できない事態となっている」
もう、悲鳴に近い。
日赤の医師、「完全に災害だと思います。通常の医療を必要な人に必要なだけ十二分に提供出来る体制はもはや破綻していると思った方が良いと」
急増する新型コロナ患者に力を振り向けなければならないので、他の患者の治療を後回しにせざるを得なくなっている。
いくら二階がスガを続投させたいからといって、全く成果の上がっていないスガのコロナ対策を「一生懸命やっている」と評価するのは如何なものか。
医者からの悲鳴が相次いでいるが、このように誰の目から見ても政府の失策は明らかなのに、二階はさして気にもしてないようだ。
百歩譲ってもし仮にスガが「しっかりした対応を精一杯している」としても、だからと言って「それで良い」ことにはならない。仮にスガが頑張っていたとしても、結果が出なければ政治家としては失格である。
それなのに、二階はスガを担いでいる。あるのは「政治」だ。しかも国民のための「政治」ではなく、派閥争いのための「政治」だ。
スガも二階もコロナそっちのけ、国民そっちのけで票読みをしている。
二階は、総裁選でスガをを支持するのかと問われて「愚問」だと記者に言ったが、日本の医療をこんな“壊滅的”な状態にしたスガを支援するとは、二階は「愚人」だ。
「コロナ対策最優先」が失敗したのだから、スガは直ちに消えるべき。
★上川法相が、「多様性を認め、包摂性のある『誰一人取り残さない社会』を目指し、力を合わせて取り組んでまいりましょう」
これは、人権教育啓発推進センターが行ったキャンペーン「Myじんけん宣言」の中での上川の言葉だ。(で良いのかな。とにかく、上川の言葉)
これに対してあちこちから大ブーイングが起こっているという。
というのも、法務省と言えば、今年3月、名古屋の入管収容施設に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが、体調不良を訴えたにもかかわらず、適切な医療を全く受けられないまま死亡した事件のまさに現場を所管する省庁であるからだ。
法務省に対する批判はそれだけではない。
ウィシュマ・サンダマリさんの遺族が法務省に対して行った情報開示請求では、開示された書類が1万数千ページにわたってことごとく黒塗りだったこと。
そして、監視カメラのヴィデオ映像開示要求に対しては完全拒否。
ウィシュマさんの事件は起こるべくして起こったと言って良い。
日本では、難民認定申請者や日本に家族がいるなどの事情で自国に戻れない人たちを収容施設に長期間収容しているが、その事については、国連の人権関連のいくつかの委員会から再三にわたり改善するよう勧告されている。
昨年には、国連人権理事会の恣意的拘束作業部会から、司法(裁判所)の審査なしに収容できる日本の入管法は「国際人権規約」に反するとの指摘まで受けている。
本来なら人権を一番率先して擁護すべき法務省。それなのに国際的に見て人権を尊重しているとはとても言えない日本の法務省。その大臣が図々しくも「Myじんけん宣言」として心にもない口先だけの綺麗事を偉そうに述べる。
人権無視の法務相が「多様性」だなんて、聞いて呆れる。
「白々しい」
「どの口で言う」
との批判は当然である。
「どの面下げて言う」
黒塗り・映像公開拒否。相変わらずだ。アベ以前から、そしてアベ時代もそういうことは何度も繰り返されて、その度に情報開示はさんざん議論されてきたが、何も変わっていない。
人権無視といい黒塗りといい、日本が民主主義の国だと思ったら大間違い。
●8月25日(水)
★デジタル庁の来年度予算案の概算要求は総額5426億ドルで、
・各省庁のシステム整備・運用経費に5303億円余り
・専門的な知見を持つ人材確保・育成に約25億円
・マイナンバーカードの利便性の向上など、デジタル社会に必要な機能の整備・普及に10億円余り
などとなっているようだ。
後は給料などの経費か。
デジタル庁のというのは、世界から大きく出遅れた日本のデジタル社会化を、何とか世界水準に近づけるために設立されたものだと思っていたけど、概算要求の中でそのための予算と思われるものはどうも10億円だけ? しかも、マイナンバーカードも良いけど、他には何があるの?
今までマイナカードのポイントに何千億円遣ったのか、いくら遣ったのか知らないけど、まだ普及率は3割?
予算の97.7%を占める「各省庁のシステム整備・運用経費」というのは、要するに今まで各省庁が個別にやっていたコンピューターの購入をデジタル庁が一括して行うということ?
こんなんで本当に「デジタル社会に必要な機能の整備・普及」ができるのかな 本当に世界に追い着けるのかな。
よく分からん。
スガの看板政策ではあるが、何だか期待できないなあ。
★政府の御用学者オミが、新型コロナの感染拡大ついて「専門家の分析よりやや楽観的な状況分析をされた」と、政府の新型コロナ対応に苦言を呈したようだ。
以前から自分はオミは政府のただの飾り物くらいにしか思っていなかったが、それでもオリンピック開催前くらいから、一つ二つ苦言を呈することがあった。
そこへもってきて今回の苦言だ。
ただ、本当だったらこんななまっちょろい言い方ではなくもっとハッキリと言わなきゃダメだ。
「スガは一体何を考えているんだよ。お前らが楽観的だから、感染拡大が止まらず何度も『宣言』を延長することになるし、医療提供体制が全く行き届かなくなるし、入院もできずに自宅で死亡する人も出てくるし、重症者も溢れかえっているし、こんなことになったのはお前らの責任だ」くらいのことは言っても良いと思う。
「やや楽観的」じゃなくて「完全に楽観的」くらいのことを言わなければ、今のこの感染状況・医療“崩壊”状況を招いた政府の過失を責めることにはならない。
オミ自身も今一歯切れが悪い。
というか、今頃になって政府に対して多少の文句を言ったからといっても、そもそも今の、と言うか、今までの度重なる感染拡大の責任の一端は、オミら専門家にもある。前回の「宣言」の解除が決まった時点で、すぐに感染拡大が始まるという専門家などの意見は少なからずあった。政府はそれを無視して「宣言」を解除したわけだから、解除を“強硬”したスガも、スガを止められなかったオミも全くの同罪である。
専門家として楽観的でない意見があるのなら、それはちゃんとしかるべき時点で政府に伝えるべきで、というか、専門家として意見があるんだったら、それはちゃんと政府に実行させなければならない。それが専門家の仕事だ。政府の方針をただ追認するだけでは「御用学者」の汚名は拭えない。
オミは今頃になって何か言っているけど、それでは遅い。
オミが政府をそれとなく批判するということは、政府の“独断行動”を許した自身への批判とも受け取れる。後悔の気持ちで自己批判のつもりなのか。
まさか政府に言いなりの自身に対する批判を躱(かわ)すための弁解じゃないだろうな。
とにかく、言うべきことは言うべき時に言え。
後になってチマチマ言うな。
★月末の振り込み(ユニセフ・あしなが・プラン)や買い物など。
★8道県を緊急事態宣言の地域に追加して、全部で21都道府県にすることが決まったようだ。
スガ、また「国民の命を守る」と。その台詞(せりふ)はもう聞き飽きた。ウンザリ。
東京の感染者数は3日連続で前週同曜日を下回っているとか。ただ、重症者数は過去最多だそう。
☆感染の指標には、新規感染者数や重症病床使用率とかがあって、他には療養者数というのもあるそうだ。この療養者数が、人口10万人当たり30人以上だとステージⅣ(感染爆発段階)なんだそうだ。
沖縄 443人
埼玉 351人
東京 306人
大阪 238人
京都 224人
千葉 220人
福岡 201人
・
・
ということだそうで、ステージⅣの基準をちょっとどころではない、これほどまで大幅に上回っているだなんて驚き以外の何物でもない。
感染爆発のレベルどころではない。
どう考えても、政府は何もやってないか、何かやっていたとしても効果のある対策を全くとっていないということである。
医療現場はもう一部で崩壊状態、医師や看護師の負担が過大だ。
政府の責任は重大である。
★スガと二階らが30分ほど会談した。会談が終わってスガが姿を表すと、待ち構えていた報道陣が声をかけた。
「総理! 二階幹事長とは何を話されたのでしょうか?」
スガ、「感染拡大が続く中にあって、病床の確保が極めて大事でありますので、党として、政府と一体となって、県連もそうした方向をお互いに協力して確保に努めようという話であります」
そう言って立ち去ろうとするスガに別の記者が、
「解散の時期については話されたのでしょうか?」
スガは無言で去っていった。
30分もコロナの話をしていたなんて、そこにいなくたって誰もがそんなことはないと断言できる。総裁選挙・衆院選についての話がメインであったと誰もが断言できる。
大体「県連」だなんて言葉は、新型コロナの話をするときに出てくる単語じゃない。選挙の話をするときによく出てくる単語だ。
「コロナの話をしました」で誤魔化そうとし、なおかつ、質問を無視して消えて行ったスガの態度からは、政治家って本当に嫌な人種だなあという思いしか湧いてこない。たとえバカ正直に全部は喋れないとしても、せめて「新型コロナ対策と総裁選の話をしましたが、選挙についてはこれ以上は話せません」くらいのことは言えないものなのかな。
政治家というのは、都合の悪いことを質問されたらまともに答えず、はぐらかすものだと分かっていても、やはり気分が悪い。
国民をバカにしているとしか思えない。
政治家は腹の中では何を考えているのか、不気味な人種だ。
スガは「総裁選に立候補するのは当然のこと」と言って、首相を続投するつもりのようだ。
スガには早く消えてほしいと思っていることとは矛盾するが、スガ続投となれば、スガでは秋の衆院選はかなりきついんじゃないかな。自民が議席を減らす可能性があるのでは。そう考えるとスガが続投するのもある意味では悪くはない。
★昨日買ったSDカードは初期化できなかった。つまり、ウチのワンセグテレビでは使えないということ。無駄になったということ。これを機会にワンセグで録画するのはもう止めようと思う。
★台湾は自主開発したコロナワクチンを“国民”に接種し始めたとか。
日本は取り扱いに苦慮したアストラゼネカ社ワクチンを“友好的”に台湾に提供したが、そんな中で、日本ではまだ自主開発できない国産ワクチンを台湾の方が先に開発して接種を始めることになった。
去年、アベはオリパラ1年延期を決めた際に、「日本の科学力は落ちていない」「来年のオリンピックは新型コロナに打ち克った証のオリンピックにしたい」みたいなことを言った。
これは、取りも直さず国産ワクチンの開発と今年前半までに全国民にワクチン接種を終えるという意味である。その上で盛大にオリパラを開催しようということである。
大風呂敷を敷いたアベは、台湾が新型コロナワクチンを自主開発したというニュースをどのような気持ちで聞いたであろうか。
日本の科学力・研究力を弱らせたのは、外でもないアベを含めた日本政府だ。アベは第2次の内閣を発足させると、もっと金になるイノベーションに予算を振り向けると言って、基礎研究の予算を削った。
もうあちこちの国でワクチンは開発されている。なのになぜ科学力は落ちていないはずの日本でワクチンが開発できないのか。なぜ中国や台湾に出来ることが日本では出来ないのか。
政府が日本の科学力・研究力を疎(おろそ)かにしたせいだ。
★昨日、東京で今月11日に陽性が確認された女性が、入院調整を続けたにもかかわらず入院先が決まらず、自宅療養のまま19日に亡くなっていたというニュースがあった。
アベが言った通り去年の内に国産ワクチンが出来ていれば、この女性は命を落とさなくて済んだかもしれない。
病院長、「治療可能なのに治療できないなんて状況が日常的になっている」
スガが全力で取り組むと約束したことが、全く出来ていないということ。そして患者が自宅で命を落とした。
★今月は共益費集めの月当番。
★ゴミ、5時ギリギリで出してきた。
★チャリで先ずSさんのアパート。不在。
新目白通りのスーパー。
もう一度Sさんのアパートへ行く途中、Sさんがある店からで出来たところで偶然にバッタリ。外でSさんと会うのは初めてだ。チャリを降りて一緒にアパートへ向かった。Sさんの歩き方、ちょっと前につんのめり気味で、ちょっと危なっかしい。アパートの階段でつまずいて肋(ろっ)骨を痛めたとかで、屈(かが)むと胸が痛いそう。
今日は「やっちゃ場」に行ってきたそう。「やっちゃ場」というのは「野菜市場」のことで、「やさいいちば」を縮めると「やっちゃ場」になる。北新宿に「淀橋青果市場」っていうのがある。散歩するのは良いことだ。
その後イエの近くのスーパーに寄ってから帰宅。
★今日の昼間、パラリンピックの開会式の日ということで、自衛隊のジェット機が飛んだそう。
オリンピックの開会式当日には、コロナ対策ということで、人が集まるのを避けるためジェット機が飛ぶ時間が公表されなかったらしい。ところが国立競技場の周辺にどんどん人が集まってきて、未だか未だかの状態になり、かえって人が集まってしまったとか。(何か笑い話)
そこで今日の飛行時間は予め発表されたとか。
☆小学生、中学生がオリンピック・パラリンピックの観戦をするのが、学校連携観戦プログラム。
オリンピックでは東京をはじめ多くの地域でこのプログラムはコロナを理由に中止されたが、パラリンピックにおいては、東京都は学校連携観戦プログラムは教育的な価値があるとして、実施することにしたそう。
ただ、参加するかしないかの判断は、都や市区町村の教育委員会、もしくは各学校が決定し、最終的な判断は保護者に委ねられるということらしい。
で、この学校連携観戦プログラムに参加予定の自治体は、杉並区・渋谷区・八王子市で、参加を検討しているのは新宿区だそう。参加予定を取り消したところもあるという。参加しようという自治体は多くはないようだ。
自治体の決定以外でも、それぞれの学校単位の希望で参加が決められるのかな?(不明)
自分は6年生の時のオリンピックで、学校から連れられて、出来たばかりの武道館で柔道を観た。
それにしても、子供を参加させるかどうかの最終判断は親だというのは、ちょっと笑える。万が一、子供がコロナに感染してしまった時に、自治体や学校の責任を多少なりとも軽くするためなのかな。
親としては、判断してくれと言われても、迷ってしまうかもしれない。
杉並区のある親、「子供の感染が増えている状況で、各家庭の判断でという進め方は、筋が通ってないような気がして」
ある中学校の校長、「部活動であるとか、あるいは、新学期からの授業をどうしていこうか、そんなことを考えている中で、観戦だけが平気で行われるというのが、非常にチグハグな感じがしていて、~~」
☆政府の「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」は、何もこの学校連携観戦プログラムに限ったことではない。
アベ・スガ政権における新型コロナ対策の「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」度合いは相当なものがある。
二階幹事長、「(スガ総理は)国民の命と暮らしを守る原点に立ち、しっかりした対応を精一杯している」
記者、「二階派として(スガ総裁再選を)支持するのか」
二階、「当然だ。愚問だ」
しかし、スガは国民の命と暮らしを守る原点に立って、本当にしっかりした対応を精一杯してきたのであろうか。
「チグハグ」「アタフタ」「ドタバタ」だらけだ。それだけではない。一部では「医療崩壊」だという声も上がる程、医療供給状況は極限に達している。まともに治療を受けられなくて、死者が出るという、あってはならないことすらいくつも報告されている。
今日、京都でコロナ重症者を受け入れている13の医療機関が合同で「災害レベルに達した新型コロナ感染症拡大による医療の危機について」という声明を発表をした。
「首都圏で見られるような、在宅医療者が適切な医療を受けられないまま死亡する事案が京都府でも起こりかねないレベルである。
コロナ感染症の治療のために集中治療室(ICU)を使用せざるを得ないので、術後にICUで管理をしなければならない高難度手術等については、ほとんど停止せざるを得ない状況である。
脳卒中や循環器症をはじめとする救急医療やガン治療などは既にかなり制限を受けており、入院できない事態となっている」
もう、悲鳴に近い。
日赤の医師、「完全に災害だと思います。通常の医療を必要な人に必要なだけ十二分に提供出来る体制はもはや破綻していると思った方が良いと」
急増する新型コロナ患者に力を振り向けなければならないので、他の患者の治療を後回しにせざるを得なくなっている。
いくら二階がスガを続投させたいからといって、全く成果の上がっていないスガのコロナ対策を「一生懸命やっている」と評価するのは如何なものか。
医者からの悲鳴が相次いでいるが、このように誰の目から見ても政府の失策は明らかなのに、二階はさして気にもしてないようだ。
百歩譲ってもし仮にスガが「しっかりした対応を精一杯している」としても、だからと言って「それで良い」ことにはならない。仮にスガが頑張っていたとしても、結果が出なければ政治家としては失格である。
それなのに、二階はスガを担いでいる。あるのは「政治」だ。しかも国民のための「政治」ではなく、派閥争いのための「政治」だ。
スガも二階もコロナそっちのけ、国民そっちのけで票読みをしている。
二階は、総裁選でスガをを支持するのかと問われて「愚問」だと記者に言ったが、日本の医療をこんな“壊滅的”な状態にしたスガを支援するとは、二階は「愚人」だ。
「コロナ対策最優先」が失敗したのだから、スガは直ちに消えるべき。
★上川法相が、「多様性を認め、包摂性のある『誰一人取り残さない社会』を目指し、力を合わせて取り組んでまいりましょう」
これは、人権教育啓発推進センターが行ったキャンペーン「Myじんけん宣言」の中での上川の言葉だ。(で良いのかな。とにかく、上川の言葉)
これに対してあちこちから大ブーイングが起こっているという。
というのも、法務省と言えば、今年3月、名古屋の入管収容施設に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんが、体調不良を訴えたにもかかわらず、適切な医療を全く受けられないまま死亡した事件のまさに現場を所管する省庁であるからだ。
法務省に対する批判はそれだけではない。
ウィシュマ・サンダマリさんの遺族が法務省に対して行った情報開示請求では、開示された書類が1万数千ページにわたってことごとく黒塗りだったこと。
そして、監視カメラのヴィデオ映像開示要求に対しては完全拒否。
ウィシュマさんの事件は起こるべくして起こったと言って良い。
日本では、難民認定申請者や日本に家族がいるなどの事情で自国に戻れない人たちを収容施設に長期間収容しているが、その事については、国連の人権関連のいくつかの委員会から再三にわたり改善するよう勧告されている。
昨年には、国連人権理事会の恣意的拘束作業部会から、司法(裁判所)の審査なしに収容できる日本の入管法は「国際人権規約」に反するとの指摘まで受けている。
本来なら人権を一番率先して擁護すべき法務省。それなのに国際的に見て人権を尊重しているとはとても言えない日本の法務省。その大臣が図々しくも「Myじんけん宣言」として心にもない口先だけの綺麗事を偉そうに述べる。
人権無視の法務相が「多様性」だなんて、聞いて呆れる。
「白々しい」
「どの口で言う」
との批判は当然である。
「どの面下げて言う」
黒塗り・映像公開拒否。相変わらずだ。アベ以前から、そしてアベ時代もそういうことは何度も繰り返されて、その度に情報開示はさんざん議論されてきたが、何も変わっていない。
人権無視といい黒塗りといい、日本が民主主義の国だと思ったら大間違い。
●8月25日(水)
★デジタル庁の来年度予算案の概算要求は総額5426億ドルで、
・各省庁のシステム整備・運用経費に5303億円余り
・専門的な知見を持つ人材確保・育成に約25億円
・マイナンバーカードの利便性の向上など、デジタル社会に必要な機能の整備・普及に10億円余り
などとなっているようだ。
後は給料などの経費か。
デジタル庁のというのは、世界から大きく出遅れた日本のデジタル社会化を、何とか世界水準に近づけるために設立されたものだと思っていたけど、概算要求の中でそのための予算と思われるものはどうも10億円だけ? しかも、マイナンバーカードも良いけど、他には何があるの?
今までマイナカードのポイントに何千億円遣ったのか、いくら遣ったのか知らないけど、まだ普及率は3割?
予算の97.7%を占める「各省庁のシステム整備・運用経費」というのは、要するに今まで各省庁が個別にやっていたコンピューターの購入をデジタル庁が一括して行うということ?
こんなんで本当に「デジタル社会に必要な機能の整備・普及」ができるのかな 本当に世界に追い着けるのかな。
よく分からん。
スガの看板政策ではあるが、何だか期待できないなあ。
★政府の御用学者オミが、新型コロナの感染拡大ついて「専門家の分析よりやや楽観的な状況分析をされた」と、政府の新型コロナ対応に苦言を呈したようだ。
以前から自分はオミは政府のただの飾り物くらいにしか思っていなかったが、それでもオリンピック開催前くらいから、一つ二つ苦言を呈することがあった。
そこへもってきて今回の苦言だ。
ただ、本当だったらこんななまっちょろい言い方ではなくもっとハッキリと言わなきゃダメだ。
「スガは一体何を考えているんだよ。お前らが楽観的だから、感染拡大が止まらず何度も『宣言』を延長することになるし、医療提供体制が全く行き届かなくなるし、入院もできずに自宅で死亡する人も出てくるし、重症者も溢れかえっているし、こんなことになったのはお前らの責任だ」くらいのことは言っても良いと思う。
「やや楽観的」じゃなくて「完全に楽観的」くらいのことを言わなければ、今のこの感染状況・医療“崩壊”状況を招いた政府の過失を責めることにはならない。
オミ自身も今一歯切れが悪い。
というか、今頃になって政府に対して多少の文句を言ったからといっても、そもそも今の、と言うか、今までの度重なる感染拡大の責任の一端は、オミら専門家にもある。前回の「宣言」の解除が決まった時点で、すぐに感染拡大が始まるという専門家などの意見は少なからずあった。政府はそれを無視して「宣言」を解除したわけだから、解除を“強硬”したスガも、スガを止められなかったオミも全くの同罪である。
専門家として楽観的でない意見があるのなら、それはちゃんとしかるべき時点で政府に伝えるべきで、というか、専門家として意見があるんだったら、それはちゃんと政府に実行させなければならない。それが専門家の仕事だ。政府の方針をただ追認するだけでは「御用学者」の汚名は拭えない。
オミは今頃になって何か言っているけど、それでは遅い。
オミが政府をそれとなく批判するということは、政府の“独断行動”を許した自身への批判とも受け取れる。後悔の気持ちで自己批判のつもりなのか。
まさか政府に言いなりの自身に対する批判を躱(かわ)すための弁解じゃないだろうな。
とにかく、言うべきことは言うべき時に言え。
後になってチマチマ言うな。
★月末の振り込み(ユニセフ・あしなが・プラン)や買い物など。
★8道県を緊急事態宣言の地域に追加して、全部で21都道府県にすることが決まったようだ。
スガ、また「国民の命を守る」と。その台詞(せりふ)はもう聞き飽きた。ウンザリ。
東京の感染者数は3日連続で前週同曜日を下回っているとか。ただ、重症者数は過去最多だそう。
☆感染の指標には、新規感染者数や重症病床使用率とかがあって、他には療養者数というのもあるそうだ。この療養者数が、人口10万人当たり30人以上だとステージⅣ(感染爆発段階)なんだそうだ。
沖縄 443人
埼玉 351人
東京 306人
大阪 238人
京都 224人
千葉 220人
福岡 201人
・
・
ということだそうで、ステージⅣの基準をちょっとどころではない、これほどまで大幅に上回っているだなんて驚き以外の何物でもない。
感染爆発のレベルどころではない。
どう考えても、政府は何もやってないか、何かやっていたとしても効果のある対策を全くとっていないということである。
医療現場はもう一部で崩壊状態、医師や看護師の負担が過大だ。
政府の責任は重大である。
★スガと二階らが30分ほど会談した。会談が終わってスガが姿を表すと、待ち構えていた報道陣が声をかけた。
「総理! 二階幹事長とは何を話されたのでしょうか?」
スガ、「感染拡大が続く中にあって、病床の確保が極めて大事でありますので、党として、政府と一体となって、県連もそうした方向をお互いに協力して確保に努めようという話であります」
そう言って立ち去ろうとするスガに別の記者が、
「解散の時期については話されたのでしょうか?」
スガは無言で去っていった。
30分もコロナの話をしていたなんて、そこにいなくたって誰もがそんなことはないと断言できる。総裁選挙・衆院選についての話がメインであったと誰もが断言できる。
大体「県連」だなんて言葉は、新型コロナの話をするときに出てくる単語じゃない。選挙の話をするときによく出てくる単語だ。
「コロナの話をしました」で誤魔化そうとし、なおかつ、質問を無視して消えて行ったスガの態度からは、政治家って本当に嫌な人種だなあという思いしか湧いてこない。たとえバカ正直に全部は喋れないとしても、せめて「新型コロナ対策と総裁選の話をしましたが、選挙についてはこれ以上は話せません」くらいのことは言えないものなのかな。
政治家というのは、都合の悪いことを質問されたらまともに答えず、はぐらかすものだと分かっていても、やはり気分が悪い。
国民をバカにしているとしか思えない。
政治家は腹の中では何を考えているのか、不気味な人種だ。
スガは「総裁選に立候補するのは当然のこと」と言って、首相を続投するつもりのようだ。
スガには早く消えてほしいと思っていることとは矛盾するが、スガ続投となれば、スガでは秋の衆院選はかなりきついんじゃないかな。自民が議席を減らす可能性があるのでは。そう考えるとスガが続投するのもある意味では悪くはない。