●12月26日(火)
*診療所で紹介状を2通もらった。
その足で総合病院へ。肝臓内科と循環器科。
肝臓の方は、ビリルビンの値は高いが、心配する種類の高数値ではないとのこと。
心臓の方は右脚ブロックとの結果が出ていた。以前にも何度か右脚ブロックだと言われたことがある。
「身内で突然死した人はいますか」
「いないと思います。母は自分が4歳の時に亡くなりましたが、結婚する前から病弱で数年の命と言われていたのに出産して亡くなったので、突然死ではないと思います」
念のため年が明けたら24時間心電図と負荷心電図という検査をするとのこと。心エコー検査は今月受けたばかりでコンピュータにも映像が保管・記録されているので無し。
*一旦帰宅、食事。徒歩で新宿、京王線で赤堤の実家へ。
母は食欲がないので病院に行って留守だったが、30分ほどで戻ってきた。背中の手術後に服(の)んでいる痛み止めの薬の副作用ではないかとのこと。
ウチは神道。神棚を掃除し、注連縄(しめなわ)を取り替えた。但し、今日は全体の半分。
イエの中を掃除機で掃除。母には前屈(かが)みになる掃除は辛いので。
父は先日からPCで年賀状を作成していたが、プリンターが壊れちゃったとかで、新しいのを買ったり何だりで、今日も自分の部屋に籠もりっきりだった。
因みに自分はPCは全然詳しくない。プリンターなんて殆ど触ったことがない。92歳の父の方がよっぽど詳しい。自分のイエにPCはないし、ブログをやる分にはタブレットだけで十分だし、特にPCを使う必要はないけど、シルバー会でパソコン教室があるから、基礎だけでも教えてもらおうかな。時間はあるし。
新宿から徒歩で帰宅。階段、1段飛ばしで13階。
*今日で第2次アベ内閣発足5年。
アベは名目GDPが約1割増えて過去最高水準、有効求人倍率も過去最高水準、経済成長の継続期間は戦後2番目?の長さ・・・アベノミクスの成果を強調している。
「この5年間経済最優先で取り組み、さまざまな改革に全力で取り組んで参りました。景気回復のうねりが中小企業や非製造業の皆さんにも広がっています。この5年間で経済の好循環が確実に生まれている」
経済の好循環は本当に確実に生まれたのか?
アベノミクスで好循環が達成できているなら、物価上昇率は2%に届いているはずである。確か直近で0.8%だったと思う。GDPの半分以上(6割?)のウェイトを占める個人消費だって今一ピリッとしない。個人は将来不安で消費を控え貯金をしている。
もし好循環が達成できているのなら、デフレ脱却のために来年の春には3%の賃上げをしてほしいと、どうしてわざわざアベ自身が経団連に直接要求する必要があるのか?
それに、「もはやデフレではない状態」という言葉をアベはよく使っているが、ニュースのテロップは「デフレ脱却のため(3%~)」と書いてあった。アベが正確にはどういう言葉を使ったかは不明だが、もしテロップにあるように本当に「デフレ脱却のため」と言ったとすると、アベ自身がまだデフレ中だと認めたことになる。
それはともかくとして、あと、「やれば出来る。やるか、やらないかだ」と啖呵を切って約束した待機児童ゼロは5年経っても達成できずに先送り。
女性の地位向上なんて、「3割」を諦めるなど全く“明後日の方”で口先だけ。
そして他の何よりも大事な財政再建問題、その第一歩であるPBの黒字化2020年達成も諦めたっきりで、新たな財政再建の道筋すら示していない。
福祉はどんどん削られるばかりだし、逆にその負担額は増える一方。
貧困は相変わらずだし、格差の存在も依然大きな問題だ。
加計・森友はどうなった? 多くの国民がアベ・政府の説明には納得していないにもかかわらず、丁寧な説明はもう終わった。
加計・森友は、政府が政策を上手くやっているかいないかという話以前に、そもそも人物・政府が信ずるに足るかどうかという、政治にとって一番基本・根本となる問題を提起した。
信用できない人物・政府が日本を牛耳っている。
自分は、アベが何故デカい顔をして永田町辺りをウロウロできるのか理解できない。
*全国にある子供食堂の草分け的な存在である中本忠子さんが、内閣府から大臣表彰を受けた。
中本さんは、満足に食事も与えられないような家庭環境が非行の背景にあるとして、子供の立ち直りを支援するために自宅を開放し食事を提供する活動を40年以上も続けてこられた。
「先ず空腹と孤独。お腹が空いとるのと孤独になった時に良いことは考えられず、悪いことばかり考えて犯罪に手を染めるということ」
環境を整えてあげれば、どんな子供でも立ち直れると信じて中本さんは活動を続けてきた。
政府は、このような子供や若者の育成支援活動などで功績のあった個人・団体を毎年表彰しているという。
表彰するのも良いけれど、それより政府・自治体が金を出して子供食堂をたくさん作っても良いんじゃないか。中本さんがやっているような子供食堂があちこちにあるということは、裏を返せば、政府の手が子供達に届いていないということである。民間と政府が補い合うという考え方もあるが、本来は政府の役目である。
食堂だけじゃなく、学童を一時預かったり、勉強させたり遊ばさせたり、楽しい企画を催したり、が1ヶ所で出来る・・・そんな公的な施設が全国にあったら良いと思う。おばさん達も働けて生き甲斐も出来るし。
*今年のノーベル平和賞は、国連での核兵器禁止条約の採択に大きく貢献した国際NGO、ICAN(アイキャン)に贈られたが、そのICANの事務局長が1月に日本を訪れる予定だという。
ICANは広島・長崎で講演会を開くほか、アベに会いたい、各党の幹部を集めて討論会をしたいと希望していて、それを政府や各党に打診しているらしい。
日本政府は、核兵器禁止条約は核保有国と核非保有国との亀裂を深めるだけだとして、条約に参加していない。
アベの対応が見物である。
*1月に24時間心電図をとることになったが、風呂・シャワーと電気毛布はダメと書いてある。
自分は電気毛布を使っている。寝具といえば1年を通じて電気毛布1枚だけ・・・ 毛布の中の金属の線が体に着けた心電図に影響を与えるからダメなのであろうが、スイッチをオンにしなければ大丈夫なのかな。オフにすれば金属の線が入っていても良いのかな。病院で訊いてみよう。
もしスイッチが入っていないのに使っちゃいけないとなると、困ったなあ、他には何もない・・・
そうだ! 隣の部屋のベッドに「老婆」の掛け布団があったはずだ。もしもの時はそれを使おう。
●12月27日(水)
*昨日、東京は風が強かったが、北海道や日本海側では大雪で大変なことになっているようだ。留萌では灯台が激しい波と風で倒れて無くなっちゃったとか。
*お客様相談室に電話して、「Cレモで使われている果糖ブドウ糖液糖って人工甘味料とは違うんですか?」
トランプは毎日1ダースものダイエットコークを飲んでいるらしいが、ダイエットコークに使われている人工甘味料アスパルテームを摂りすぎると体に良くないと聞いた。自分はCレモをガブガブ飲むわけではないが、毎日必ず飲んでいる。そこで念のため確認の電話をした。
果糖ブドウ糖液糖の原料はデンプンで、それを酵素で分解して・・・ということで人工甘味料じゃないとのこと。その点は安心して良さそうだが、飲み物のカロリーって結構高いので気を付けなければならない。
*今日も風が強くて寒い。
銀行、郵便局で月末の支払い。
今月の家賃は来年1月4日に自動引き落としされるが、そうすると残高がほぼウン10万円ピッタリとなる。ところがそのためには今日からの年末年始を1261円で生活しなければならない。もし今日1000円でも現金を引き出しちゃうとウン10万円を割り込んでしまう。だけど通帳の1月4日の残高は、切りの良いウン10万円を印字したい・・・
それにしても1261円かあ・・・ 実家に行く交通費くらいしかない。髪の毛を切るのは来年だ。クレジットカードがあるとはいえ、持ちこたえられるかな。今年の年末年始はいつの年にも増して心細く情けない年明けとなりそうだ。
*いつも買い物に行く高田馬場までの途中に、シチズンプラザというところがあり、ボーリング場とスケート場があるのだが、運動と気分転換のため久し振りに(過去30年で1回あったかなかったか?)滑ってみようかなと思い、どんな感じか様子を見ようと中に入ってみた。
自分は子供の頃からスポーツ非万能であまりスポーツは得意ではないが、スケートは何回か行ったことがある。別れたカミさんと最初のデートもスケートだったし、大学の体育の授業の一つはスケートを選択した。まあ、スケートをやるといってもハーフスピードの靴で水族館のマグロのようにただリンクをグルグル回るだけだが・・・
中のリンクでは今人気のフィギュアスケートの練習をしている子達もいた。一番気になる料金は、スケート券が1300円ほど、靴券が500円ほど。1800円かあ・・・
ちょっときついかなあ・・・ やるとしても1年に1回だなあ・・・
*ブログ更新。
今日更新したブログの中で、最近のエルサレム問題を切っ掛けにした中東問題に関して、アベの“積極的平和主義”姿勢を批判したが、ブログを更新した直後に、いま中東を訪れている河野外相がイスラエル首相に対して、東京にイスラエル首相、パレスティナ議長、トランプの娘婿(むこ)が集まって和平の話し合いをするよう提案したとニュースで報じられたのを聞いた。
良いことだ。日本が当事国の仲を取り持つのは当然のことである。自分は以前アベの“積極的平和主義”を非難したとき、日本が中東和平にもっと積極的になるべきだと言った記憶がある。
自分はこの提案を持ち出したのはアベじゃなくて、河野だと思いたい。河野は何と言っても河野洋平の息子だ。その点で多少期待が持てる。
因みに、河野の提案に対するイスラエルの答えは、「アメリカと相談する」だそう。