DOKKENBARへようこそ

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迷える古羊、どこへ行く/1票の格差・感染拡大

2021-09-23 08:40:11 | 日記

●11月10日(火)
*東京株、午前中25超え。

*チャリで買い物。主な目的は、この間からあちこちで下見をしている「棚」。
大久保の中古屋。棚は3つほどあって、1000円から4000円だが、今一決めかねる。
新宿のビックカメラは駐輪取り締まり員がいたので行くのは止めた。
東急ハンズは、8階から1階ずつ降りてきた。出来合いのスチールパイプの棚が6050円。デザインは良いけど、やや予算オーバー。
明治通りを北上して諏訪町交差点のホームセンター。東急ハンズにあったようなスチールパイプのラックが4000円弱であった。デザイン的にはハンズの方が良いけど、ここら辺が落とし所かな。

高田馬場のスーパー。
見守りボラでSさんのアパート。
「インフルエンザの予防接種が無料で受けられますよ」
「予防注射は一度もやったことがないなあ」
新潟出身なので寒いのは平気だそうだ。
今日は天気が良かったので、バスに乗って上野に行き、鮭のカマを買ってきたとか。
相撲は照ノ富士を応援しているとか。

*歩いていて、シニア館の麻雀メンバーであるSさんと会った。「麻雀はやっているの?」とサグリを入れられたので、素直に「やってるよ」と答えたが、ウチでやっている麻雀には誘わなかった。前にすごくトラブったことがあったので、それはもう過去のことだが、まあ、誘うのは止めておいた。

*実家に明日行こうと思って電話したが、父が帯状疱疹だとのことで、来なくて良いと言われた。

*全労連の調査によると、冬のボーナスについて、調査した企業の半分近くが去年より支給金額が下がるとのこと。

半分近くが下がるということは、半分ちょっとはほぼ変わらないか、むしろ増えるのではという事になる。新型コロナでこれだけガタガタになってしまったので、変わらない人が結構多いっていうことにはビックリ。もっと悪いのかと思った。
下がった人には申し訳ないが、こんな状況でもそれなりにやっているところが半分もあるんだあ。

*スポーツ自転車の売り上げが増えているとか。どういうのをスポーツ自転車というのかよく分からないけど、とにかく、新型コロナによる通勤の三密を避けるために自転車を買うらしい。

自分は、93年に脱サラして、渋谷で当時としては画期的なビデオロックバー「DOKKEN」を創めた。最初の2年?くらいは幡ヶ谷からバスで通っていたけど、体力維持のため、埃(ほこり)をかぶっていたドロップハンドルのチャリを引っ張り出してきて、それで通うことにした。16年ほどのサラリーマン時代にもしばらく通勤で使っていたことがあるチャリだ。

自宅を三宿や代田に変えた時も、店を六本木や赤坂に変えた時も、ほとんどチャリ(この頃はクロスバイク)で通い続けた。(1~2年ほど住む家がなくなって店に寝泊まりしていた事もあったが)

DOKKENがついに潰れて、自宅近くの東松原のスーパーでバイトをしていたが、若林に引っ越した時、そして今の都営アパートが当たって新宿(百人町)に引っ越してきてから4年ほどの間もずっとチャリで通勤していた。百人町から東松原まで片道約35分ほどの距離を週5日チャリで通っていた。

カンカン照りの真夏の日中も、冷たい北風がビュービュー吹く真冬の夜中も、雨が降ってくる中も、99%チャリだ。我慢強くもなるというものだ。

チャリ通勤の方々、くれぐれも交通事故には遭わぬようお気を付け下さい。

*アメリカの製薬会社ファイザー社が開発し臨床試験中の新型コロナワクチンについて、90%以上の予防効果があったと、暫定的ではあるが、研究の結果が公表された。

この好結果を受けてダウも大きく上昇したとか。

ファイザー社が開発したワクチンは、今まで存在するいろいろなワクチンとは違った原理でつくられたらしい。

ただ、ワクチンというのは、接種すればそれで100%安心というものばかりではなく、例えば、インフルエンザのワクチンがあってもインフルエンザは毎年流行るし、エイズもワクチンや治療法があるにもかかわらずエイズはなくなっていない。以前からある季節性コロナも消滅したわけじゃない。

今は誰もが新型コロナワクチンを心待ちにしているが、ワクチンが出来たとしても必ずしも完全に終息するのではなく、しぶとく生き残っていく可能性があるんだそうだ。

*東京株、結局25には届かず終わった。

●11月11日(水)
*ブログ、3日分更新。
*昨日も行った諏訪町のホームセンターへ、今日は歩いて行った。
スティールパイプ製のラックを買い、それを手で持って再び歩いて、どこにも寄らずに帰ってきた。
背中と足の重りは全部で16キロ、それにこの軽くはない荷物を持って20分。

*少し休憩した後、今度はチャリで買い物。
新大久保の100均で麻雀部屋用の小物。
高田馬場のスーパー。

*さっき買ったラックを組み立て。難しくはなかったけど、何だかんだで1時間近くかかってしまった。麻雀部屋に置く。

*株は終値でも25を超えたとか。29年振りとか。
ということは、バブル崩壊後の1991年以来ということか。89年12月の3万8900円を超えるのには、あとさらに10年~20年くらいはかかっちゃうのであろうか? 下手したら自分は生きてないかも。

*日本医師会の会長、「新型コロナ感染拡大は第3波であると考えて良いのではないか」

今日の東京の感染者は300人超、大阪は250人超、北海道は200人超、埼玉は100人超。全国では1500人を超え、8月の第2波のピークの時とあまり変わらないレベルだ。
今月の5日には2ヶ月半振りに感染者が1000人を超えるなど、その辺から何だか急に感染拡大が進んでいる。

感染拡大のリスクを、それこそアベが辞職表明した頃からずっと心配してきた自分の懸念が、“第3波到来”でいよいよ現実のものとなってきたようだ。

アベは、7月・8月の感染拡大第2波の時には、4月の第1波よりも感染者が多かったにもかかわらず、病床に余裕があるとか何とか言って、結局緊急事態宣言は出さずに、逆にGoToキャンペーンを始めて人の動きを盛んにする政策をとった。

今の感染拡大はGoToキャンペーンのせいだかどうだかハッキリとは分からないけど、でも人の動きが増えれば感染拡大のリスクが高くなるというのが常識なんでしょ。人と会うのを7割・8割減らしてくれと頼んでおきながら、感染拡大中の7月にはGoToを始めたアベ。そして、8月下旬、感染者数がまだ4月の第1波の最多人数よりも多かったにもかかわらず、第2波の感染者数はグッと下がってきたのでと言って、総理の辞職を表明したアベ。
その時の負の遺産がここに来て復活しつつある。

できるだけ早く緊急事態宣言を出すなど徹底した対策をとらないと、大変なことになってしまう。

●11月12日(木)
*大統領選挙後、トランプが公の場に姿を現さなくなってから何日か経ったが、昨日、ベテランズ デイ(祝日)の式典に出席したそうだ。
ただ、選挙については何も言及せず。

何故何も言わないのか。

家族の説得があったのかなかったのか、ようやく観念した?

いずれにせよ、トランプとは何と潔くない男なんだろう。

*10時半、3人集合。今日はまあまあかな。
ホットカーペットを点けていたけど何だか足元だけがスースーする。換気のため窓(右左)と部屋の入り口は少しずつ開けてあるので、風が通り抜けるせいか。
後で聞いた話では今日の最高気温は13度だったそうで、かなり低かった。

*新型コロナの今日の感染者、1600人超で、過去最多とか。
アベが辞意を表明した頃は、第2波のピークは過ぎたとはいえ、4月の第1波の最多人数720人より多い800人以上の感染者を出していた。9月・10月はそれより下がったとはいえ、ずっと数百人の感染者数が続き、いつまた第3波が来てもおかしくない状態が続いていた。

昨日、日本医師会の会長が“第3波”を口にした途端に、過去最多を更新だ。

今、本格的に対策をとらなければ、とんでもないことになる。呑気にGoToなんかやっている場合じゃない。

●11月13日(金)
*10時半、3人集合。今日は5時半終了、4回。自分は鳴かず飛ばずだった。

*先日ウチに来た人から和菓子をいただいた。明日Nさんのお宅にお邪魔するが、自分もその和菓子を手土産に持っていこうと思い、スマホで店の場所を調べ、もう真っ暗だったがチャリで行ってみた。
「明日の9時半、お店はやっていますか?」
やっているとのこと。

●11月14日(土)
*9時半、Nさん夫妻のお宅へチャリで出かける。途中で昨日確認した和菓子屋に寄って2種類4個ずつ。
Iiさんと公園で待ち合わせてNさん宅。
今日は可もなく不可もなく。

スーパー2軒で買い物。

*アメリカ全州で選挙結果が確定し、バイデン306、トランプ232となった。

トランプは公の場で、コロナについては言及したものの、大統領選挙に関して、裁判や敗北宣言については何も喋らなかったそうだ。

いまだに敗北宣言を出していない。
実に醜い男だ。

トランプ側が、選挙の不正ややり直しを訴えていくつかの州で起こした裁判でも、各州で訴えが却下された上、訴訟を担当した法律事務所も撤退を決めたところが1つ2つあるとかで、どんなにカネを積まれてもトランプには着いていけないといったところか。

アメリカでは大統領選挙で政権交代が確定すると、大規模(数千人規模?)の引き継ぎ作業(担当者の交代)が行われるらしいが、今回はその引き継ぎ作業に必要な予算が使用出来ない状態になっているそうで、引き継ぎが全く出来ないとか。

この状態が続くと、各方面で政策執行の潤滑性が失われ、特に安全保障の面では、万が一の緊急時(攻撃された)に対して万全な対応をとることができなくなるなど、大きな支障が出るという。

トランプは、意地悪をしてそういう危険な状況を敢えて作り出してまで、「勝ち」に拘(こだわ)り、抵抗を続けている。
つまりトランプの頭の中にあるのは「国」ではなく「自分」である。
アメリカファーストと言いながら、実は、アメリカを安全保障上の重大な危機に晒すことになっても何とも思わない“非国民”である。

かつてトランプは自らのことを「アメリカが生んだ最高の大統領」だと豪語したが、実は、国の安全にすら考えを巡らすこともできない「アメリカが生んだ最低・最悪の大統領」であった。
負けを認めることの出来ない、「アメリカ史上最も卑怯で最も醜い大統領」であった。

●11月15日(日)
*朝はゆっくり起きて、のんびり過ごした。
*チャリで実家へ。2時間くらいの日本映画をテレビで観て、買っていったたい焼きを食べ、何も手伝いをしないで帰ってきた。

帰り途中、新宿の酒屋に寄った。今日もない・・・
以前、ラズベリージャムが何回か続けて置いてなかったので店員に聞いたら、メーカーの在庫切れだとか何とか言われた。その後もその店の前を通る度に何度も入荷しているかどうか確認していたが、全部で10回は行っただろうか、その度に無駄足となった。

あまりにも長いこと欠品が続くので、仕方なく何日か前、自分でメーカーに電話して本当に品切れなのかどうか聞いてみた。すると、何の話ですかみたいな口ぶりで、製造もしているし、出荷もしているという。

それならば今日こそは酒屋に置いてあるだろうと期待してやってきたが、今日も置いてない。

メーカーで普通に生産を続けているということは、店の方で一時的に欠品したということがあったのかもしれないが、その後、ずっと放ったらかしで欠品のまま一切在庫管理をしていなかったという事になる。

店員に今までのことを全部説明したら、すぐに発注するとか何とか言っているが、まあ、今まで今日はあるかな、今日はあるかなと期待して何度も何度も店に来たのは一体何だったんだろう。
店の怠慢でメーカーなり問屋なりに発注しなかったせいで、自分は何度も無駄足を運ぶことになった。

正直頭に来る。

ワインがメインの酒屋で海外の食料品も数多く置いてある店で、従業員も一応ピチッとしていると思ったが・・・

ビックカメラでSDカード。
薬屋で、ハイカカオ チョコレートを7箱。期間限定で298円と、他の店より1割以上安い。
高田馬場のスーパーで、リコピン2倍の野菜ジュース他。

帰宅。ジャンプ250回。

*RCEP(東アジア地域包括的経済連携協定)が正式合意され、巨大な自由貿易圏が生まれることに。日本を含む15か国の署名だが、今回はインドは署名を見送った。

*「大河」

●11月16日(月)
*母から電話。「昨日来たとき言うのを忘れちゃったんだけど、明日証券会社が来るので、あんたも来てくれる」
明日はしっかり予定が入っていたけど、しょうがない、実家優先。3人には明日は中止と連絡した。

*3時過ぎ、半袖Tシャツの上に長袖のYシャツを羽織って出掛けたが、5分も歩いたら暑くなってきてYシャツは脱いだ。11月とは思えない暖かさだ。

銀行の後、また杜仲茶を買った。杜仲茶を飲んでお腹が凹んだという人に勧められて飲んではみたけど、今のところ自分には余り効果はないようだ。

初めて来てみたスーパー。一番遠いけど一番よく利用するスーパーの更に30メートルくらい先にある。どこのスーパーにもある特保系のお茶って300円以上、結構良いお値段なのだが、ここには似たような特保のお茶が230円であった。試しに1本買ってみた。

暑くて脱いだTシャツ、脇に挟んでいたのだが、いつの間にかなくなっていた。500円で買ったYシャツ、縁がなかった。

いつものスーパー。
ドンキで野菜ジュース。
あとスーパー2軒。

*紅白にBABYMETALが出場するとか。観てみたい気はするけど、紅白なんかもう何年、いや、何十年も観ていないし、BABYMETALを観るために最初から最後まで紅白を観るつもりもない。
誰かに録画を頼もうか、どうしようか。

●11月17日(火)
*ダウは2万9950ドル。今年2月につけた最高値を更新したとか。ワクチン期待がどうのこうの。
日経も、1991年6月以来の26台を回復してスタート。

午後、チャリで実家。
証券会社の人が2人来て、相続の話。相続税を低く抑えるにはどうしたら良いか。一時相続の時、相続資産の割合を変えれば良いとのこと。一次と二次のトータルで考えるとのこと。

冷凍食品を買って帰宅。

*日経株、終りも26超え。29年5ヶ月振りとか。1週間で1000円以上の値上がりだ。
今、そんなに景気が良いとは思えないけど。

●11月18日(水)
*新型コロナの影響で、離れて暮らす親に会いに行けないと悩む人が多くいるとか。
親自身が、子供が来るとコロナを移されちゃうんじゃないかしらと心配するということもあるらしいが、それより何よりも、子供が都会から親元にやって来ると、地域にコロナをばらまきにやって来たと憤慨する近所の人が結構いるようで、親がそういう近所の目を気にして子供に帰省しないで頼むことが多くあるとか。

親に会いたくて子供が都会から帰省した家を、近所の人が非難して遠ざけるような行為はいくらなんでも行き過ぎ、やり過ぎだと思う。
子供が帰省した家とは口もきかなければ、付き合い禁止、村八分にしちゃう。そんなことが今でも実際にあるんですね。

何だかギスギスした世の中だなあ。

自分の両親は95歳と86歳で、月に数回会いに行くが、別にマスクもしないし、何の気を遣うこともない。

*今日は、業者が来て水回りの掃除をする。その前に自分で風呂場をざっと掃除。髪の毛が凄い。こんなに抜けてる。

*10時、先月もあったが、隣の棟へ行き脚がちょっと悪いTさんから古着を預かり、それを大久保駅近くのキリスト教団体の事務所へTさんからの寄付として届けた。社協のちょこっとボランティア。

終わったあと新大久保のセコハン店で500円のシャツを買った。一昨日シャツをどこかでなくしたので。
中国店で棗(なつめ)。

*帰宅して12時、朝食をしていたら、排水口掃除の業者さんが窓から「予定は午後ですけど、もし良かったら今やっても良いですか」「良いですよ」

こんなこともあるかと思って、わざと窓を開けて、自分は居ますよと分かるようにしておいた。今日は勘が冴えてる。
台所の流し、風呂場、洗濯機の下、トイレ、洗面台の排水口の掃除。

*4時前、買い物へ。シャツ1枚だけだが、長袖では暑いくらい。
今日は若干近道で帰れる店が最後になったのだが、明日のお客さん用のせんべいを買い忘れたのを思い出して、いつもの早稲田通りに戻るとIiさんとバッタリ。「明日、宜しく」

*東京の新型コロナ感染者は500人弱、全国では2000人を上回るまでになってしまった。
今月に入ってジワジワと増えてきている。5日に1000人を超えてからたった2週間で倍増だ。GoToなんかやっている場合じゃない。

*去年行われた参議院選挙での“1票の格差”が3.002倍であったことについて、最高裁判所大法廷は「憲法に違反しない」との判断を示した。

この裁判で訴えを起こしたグループは、
「今の制度は、憲法が保障する『投票価値の平等』に反する」
「今のような1票の格差では、国政に民意が正しく反映されず、国民主権に反する」

訴えられた側の選挙管理委員会は、
「どのような選挙制度にするのかは国会の裁量に委ねられる。多くの国民が帰属意識を持つ都道府県は、政治的にまとまりのある単位として重要な意義があり、合理的な区割りである」
「埼玉県の定員を増やすことで、前々回の選挙に比べ、僅(わず)かながら格差を縮小させた」

最高裁判所、
「国会には更なる是正を図ることが求められているが、その取り組みが大きな進展を見せているとは言えない」
しかし「違憲の問題が生じる程度の著しい状態にあったとは言えない」
「合区の解消を強く望む意見がある中で、合区を維持し、(前回は)僅かではあるが格差を是正しており、慎重な考慮を要することに鑑(かんが)みれば、是正を目指す姿勢が失われたとは言えない」

参議院の区割りは、元々は都道府県単位であったが、当時の1票の格差は5倍という状態が続き、2012年と2014年、さすがの最高裁も「違憲状態」と判断した。
その結果アベは、人口の少ない鳥取県と島根県を合区、また徳島県と高知県も合区することによって1票の格差を3.08倍にまで縮めざるを得なくなった。
それから更に時が経って次の参院選が刻々と迫る中、更なる格差是正を迫られた政府が苦し紛れに行ったのが、埼玉県の定員を増やすという全く子供だましで小手先の改正である。これによって1票の格差は3.002倍となった。

先ず、選管。「どのような選挙制度にするかは国の裁量」と言うのであれば、後はゴチャゴチャ言うな。国が決めた通りにやっているだけだと言えば良いものを、やれアーだ、やれコーだと、政府の言うことをなぞっている。

それから、1票の格差が3.08倍から3.002倍になったことについてだが、最高裁も選管も「僅かに是正」と言っているが、本当に「是正」と言うに値するのか。
自分は「是正」があったと認められるレベルではないと思う。3.08倍が3.002倍になったことを「変化」があったと考えることは出来ない。これは「変化なし」だ。とても「是正」という言葉が使えるレベルではないと思う。

そして、最高裁は「僅かではあるが格差を是正しており、是正を目指す姿勢が失われたとは言えない」などと言っているが、しかし、埼玉県の定数増は、格差是正の話し合いがまとまらず、ギリギリになってやむを得ず行ったあくまでもその場しのぎの「方便」である。
それなのに「是正している」とか「姿勢は失われてない」と認めているのは、自分にはちょっと信じがたいことである。苦し紛れの方便なのに、それを良しとするのか。

最高裁自体、「国会には更なる是正を図ることが求められているが、その取り組みが大きな進展を見せているとは言えない」と認めている。「進展していない」のに「是正されている」とはどういうこと?

そもそも、この3.002倍という数字だが、これ自体、自分には納得しがたい格差であると思わざるを得ない。
都道府県単位にしているというのは、地域の声や色々な職業など多様な意見を国会に伝えるという意味があるのかもしれない。しかし、だからといって1票の重みに3倍もの差があって良い理由にはならない。

今の最低賃金は、最高が1013円、最低が792円である。約1.28倍の差だ。都市と地方では物価の水準が全然違うので、都会の人間にしてみればもっと上げてくれと言うかもしれないけど、一方の地方の人にすれば“この程度”の差でも不愉快に思っているに違いない。

1票の格差と最低賃金とを一緒の土俵で論じることはできないとは思うが、それでもやはり3倍もの差は妥当なものであるとは到底思えない。
不愉快だ。

今、話を単純化するために地方の人はみな農業や漁業や林業に従事する人だけだと仮定しよう。さらに都市の人は会社員や工場労働者やサービス業や自由業に携わる人だと仮定しよう。

かなり強引ではあるがそう仮定したとして、地方と都市との1票の格差が2倍・3倍あるということは、それだけ農家の人の意見が多く国政に反映されるということであって、サラリーマンの意見が反映されにくいということになる。
しかも今、第2次産業・第3次産業は目まぐるしい勢いでどんどん新しい分野が誕生している。音楽家や芸術家も多いだろう。当然そういった分野の人たちの意見も吸収していかなければ、国政に民意が反映されたとは言い難く、国のバランスのとれた発展もない。

であるにもかかわらず、相変わらずの「3倍」である。最高裁は「違憲の問題が生じる程度の著しい状態にあったとは言えない」と言っているが、本当にそうであろうか。
5倍が3倍になってもまだかなり「問題」だと思う。半人前と言われて喜ぶ人間など一人もいないが、それどころか実際はもっと酷い3分の1人前だ。
「違憲とは言えない」だなんて何だか裁判所も政府のお先棒を担いでいるようなな気がする。「是正が必要」とは言いつつも、結果的には政府・政党・政治家の怠慢を許している。

2年後の参院選はどのような形で行われるのだろうか。
また切羽詰まった期限ギリギリ直前になって、今回は2.99倍に「是正」しましたと言うのであろうか。

●11月19日(木)
*10時半、3人集合。最後の2回、ドボンになってしまった。リーチをかけてもほとんど和(あが)ってないと思う。しかも突っ張って振り込む。まあ、こういう時もある。

*今日は24.9度まで上がったとか。窓を開けていても全然寒くはなかった。
*今日の東京の感染者は500人超え、全国では2200人を超えた。
*一歩も出ず。

●11月20日(金)
*10時半、3人集合。3人が+20台で、自分の一人負け。
親の四暗刻(スーアンコー)が出た。その人続けてインパチをアガる。これだけで6万6000点だ。
自分は2回倍満を和ったがダメだった。

*東京の感染者は今日も500人超え、で、全国は2400人を超えたとか。政府は何をやってるの。今月に入って感染拡大は加速度的に続いている。黙って見ている気かよ。そんなんで良いのかよ、スガ。

*今日は朝、ゴミを捨てに出ただけで、昨日は一歩も出なかったし、二日間、ほぼ引きこもり。

●11月21日(土)
*チャリで買い物。スーパーを何軒か。
階段13階。

●11月22日(日)
*頭が痛いのを堪えながらブログを少々。

*千秋楽の結びは、貴景勝(13勝1敗)と照ノ富士(12勝2敗)で照ノ富士が圧勝。優勝決定戦は貴景勝が不利かと思ったけど、今度は貴景勝が圧勝。

初場所は両横綱は出てくるんでしょうか。

*夜、ブログを2日分更新。

*「大河」

迷える古羊、どこへ行く/バイデン勝利

2021-09-18 20:52:06 | 日記

●11月1日(日)
*チャリで実家へ。2日続けて。今日はレンジフードの掃除。油がなかなか取れない。
母がもう疲れちゃったと言うので、水曜日にまた来ることにした。

帰りのスーパーで冷凍品他。
小田急のデパ地下で明日用のお菓子。

高田馬場のスーパー。十割そばや野菜ジュース他。野菜ジュースはリコピン(自分は買い物リストにメモる時はライコと書く)の含有量が2倍と言われるもの。
自分の善玉コレステロール値は基準を何とか満たしているが、悪玉コレステロールがほんの少しだけ基準を越えている。それを何とかしたいと思って飲んでいるのが「リコピン2倍」。

*早稲田際はネットでの開催らしい。

*「大河」

*見守りボランティアの10月分の報告書を書いて投函してきた。

*「大阪都構想」は住民投票の結果、反対多数で否決。今まで通り大阪市は存続。

●11月2日(月)
*夕方から雨が降るようだったので、チャリでなく歩きで。小滝橋の交差点にあるATMで現金を下ろし、そのまま落合交差点のちょっと先にあるNさん宅へ。20分はかからなかったかな。新宿よりは近い。
Nさん宅前の公園でIiさんと待ち合わせしてからNさん宅へ。
10時半、スタート。6回の内、5回目と6回目がトップだったので、何とか格好はついた。

ポツポツ、雨が。傘を差して帰ってきた。チャリでなくて正解。スーパーでパンと牛乳。

●11月3日(火・文化の日)
*1人がやや遅れ。
前々回、4人分のお弁当を買っきたので、はっきりと「次回はお弁当は買ってこなくて良い」と釘をさしておいたにもかかわらず、前回も4人分の弁当を買ってきちゃうなど、色々と気を遣う人がいたので、自分としては何も持ってこない方がよっぽど気が楽だとは言ってあって、昨日もメールでお願いしていたけど、今日もその人、わざわざ紙コップを買ってきて、もう紙コップは食器棚に入らないくらい一杯あるので、なぜ余計な気を遣うのか、正直言って有り難迷惑である。

5回の内、2回トップ。

*一歩も出なかった。

*4で割り切れる年の11月の第一月曜日の次の日はアメリカ大統領選挙の日。
トランプには絶対に再選してほしくない。

●11月4日(水)
*アメリカ大統領選、順次開票が始まる。トランプがなってはダメ。

*昨日麻雀をやったある人から電話。
「今度は13日と言っていたけど、それって今月?、それとも来月?」
う~ん、何だかなあ。どこから「来月」という発想が出てくるんだろう。今月はもうやったから、次は来月かなと思ったというが、昨日の前は1週間前だったし、5週間も6週間も先のことを今から決めるか? 
それに、13日と決めたときに「13日の金曜日だね」と言っていたし。
やたらと気を遣いすぎる人だし。
何だかなあ。やりづらい人だなあ。

*母から電話。
父が眼医者に行くから今日は来なくて良い、と言われた。
じゃあ、いつにするか。木曜日(明日)は自分がダメだし、金曜日は両親が歌の会だし、土曜日は自分がダメだし、ということで日曜日に決まりかけたけど、今日の眼医者は2時には帰ってこられるとのこと。
今日の3時に行くことにした。

実家に行くのが午後になったので、ブログを5日分更新。もう1ヶ月くらい更新していなかったんじゃないかな。もう半年以上の遅れだ。う~ん、ちょっと遅れすぎ。

*アメリカ大統領選、激戦州と言われている12の州の内、フロリダ州だけでなくバイデンが有利だと予測されていた州でも思ったよりトランプが票を伸ばしているようだ。

マジかよ。

トランプの再選だなんて絶対に嫌だ。

「レッドミラージュ」とか「ブルーシフト」とかいう言葉があるそうだ。

保守的と言われる共和党(シンボルカラーは赤。トランプが所属)の支持者はどちらかというと都市部より人口密度の少ない地域に多いらしい。一方、リベラル的と言われる民主党(シンボルカラーは青。バイデンが所属)はどちらかというと都市部で強いとか。
また、開票に時間がかかる郵便投票については、利用する人はどちらかというと民主党の支持者が多いとか。

で、開票が始まると、まずは人口の少ない地域の開票が進み、早めに結果が出る。そこは共和党の支持者が多いから、先ずは“赤”が優勢と伝えられる。これを「レッドミラージュ」(赤い蜃気楼)と言うそう。
しかし、人口の多い都市部の開票が進んできて、また郵便投票の開票も徐々に進んでくると、次第に“青”が票を伸ばしてきて、やがて逆転する。これが「ブルーシフト」。

今進められている開票は、結果が出た州もあるが、接戦州では、トランプが思いのほか善戦していると聞くと、いくら「レッドミラージュ」とか「ブルーシフト」とか言われても、ひょっとしたらまたトランプか?と思うと、やはり不安になる。

トランプ、絶対ダメ。

*2時過ぎ、チャリで実家へ向かう。
台所のテーブル、母が手紙やらチラシやら色々なものを重ねていって、それが溜まって収拾がつかなくなっている。それを整理しに来た。
遅めの食事が終わったところだったが、食器洗いは後にしてもらって、テーブルの上の片付けを一緒にやった。2時間くらいやったかな。疲れたというので、そこで止め。食器は自分が洗った。

帰り道のスーパーで、冷凍品、もち麦、プルーン他。
西武ペペの100均でマルチビタミンのサプリ。ただ、100均のサプリだとビタミンKは入っていない。
高田馬場のスーパーで、紅鮭、歯磨きペースト、ソイジョイ他。ソイジョイは前は88円じゃなかったかな。今日は105円。もう、ここじゃ買えない。

*アメリカ大統領選(2)。
トランプが頑張っているように見える。ヤバい。

今まで獲得した選挙人の数は、
 バイデン   225人
 トランプ   213人
で、バイデンは過半数まであと45人だそう。

まだ開票中の州が9州で、残りの選挙人の数は合計100人。
          B   T 
アラスカ  (3)33% 63%X
ネバダ   (6)49% 49%△
アリゾナ (11)51% 48%○
ジョージア(16)48% 50%X
ノースカロライナ
     (15)49% 50%X
メーン   (4)53% 44%○
ペンシルベイニア
     (20)45% 54%X
ウィスコンシン
     (10)50% 49%○
ミシガン (16)49% 49%△

( )内は選挙人の人数。全部合計すると101だが、テレビでは100と言っているような・・・ メーン州の選挙の仕組みが例外的なのが理由かもしれない。
Bはバイデン、Tはトランプのそれぞれの得票率。

単純に数字だけを見て、バイデンが優勢な州には○、トランプが優勢な州はX、49%ずつの州は△を付けてみた。

アメリカの大統領選挙っていうのは基本的には総取り方式というやつで、1票でも多くの票を得た候補者が、人口に応じてその州に割り当てられた選挙人のすべてを獲得する。その選挙人の獲得人数が過半数の270人以上となった候補者が大統領になることになる。

で、バイデンについて、○と△の州の選挙人の数を合計すると47人で、既に獲得した選挙人と合わせて合計272人。かろうじて過半数となる。

ただ、△の州の内、ネバダ州はバイデンが7600票ほど優勢だが、逆にミシガン州ではトランプが1万3000票ほど優勢だとか。「ブルーシフト」があるとしても、まだ楽観はできない。

さらに、今後、トランプが優勢な州の中でも「ブルーシフト」が起きて逆転すると良いのだが、予断は禁物。

●11月5日(木)
*今朝は8時間近く寝たかもしれない。そんなに寝るのは滅多にない。いつも寝不足でボーッと生きている。

*アメリカ大統領選挙。
バイデン、253人。
トランプ、214人。

バイデンがミシガン州(16人)とウィスコンシン州(10人)を取ったようだ。(あとメーン州の2人か?)
ミシガンとウィスコンシンは民主党の優勢州なのだが、2016年にはトランプに取られてしまった州だ。奪還したことになる。
開票が始まってしばらくはトランプがややリードしていたが、「ブルーシフト」で民主党が勝利した。

後はネバダだ。
元々トランプの共和党が強いアリゾナ州で、民主党のバイデンがリードしているようだし、49%対49%で接戦のネバダ州をバイデンが制すれば、両州合わせて17人だから、トータルで過半数の270人の獲得となるはずだ。

バイデン、もう一息。

*お客さんが来る前にゴミを出してこようと思ったら、電話。シニア館から。
昨日シニア館に電話して、今月は麻雀で部屋を借りられるかどうか確認したのだが(やはり今月も利用不可)、その時、今はコロナのため利用が認められていない麻雀サークルでも部屋を借りられるよう、シニア館の方から区に頼んでほしいと言ってみた。
その事で館長さんから電話が来たというわけ。

館長、「どういう理由でシニア館の利用を希望するんですか?」
自分、「これこれの理由です」
館長、「それは一応納得の出来る理由だと思います。今言ったことを紙に書いてもらえますか。そしたら私の方から区へメールでお伝えします」
自分、「明日、お届けします」

まあ、自分が要望書を書いたとしても、それくらいで区が麻雀グループの部屋利用を認めてくれるとは思わないが、まあ、皆のために一肌脱ぐとするか。

*10時半、3人集合。
6回でちょいプラス。

*アメリカ大統領選(2)
トランプ、「選挙で不正が行われている」
トランプ支持者も「選挙で不正が行われている」

民主主義を冒涜(とく)し、そう言うことでしかバイデンに対抗する手段を持たないトランプに対しては、実に可哀想としか言いようがないが、トランプの言うことを鵜呑みにして信じ切っている米国民に対しては、トランプ以上に、むしろ危機感すら覚える。

トランプは「不正」の根拠・証拠を明確に何一つ示していないという。
にもかかわらず、そんなトランプの「フェイク」を無批判に無条件で信じ込んでしまう人間はむしろ危険でさえある。
トランプが右を向けと言えば右を向く、左を向けと言えば左を向く、といったような他人(ひと)の言うことを盲目的に受け入れてしまうロボットみたいな人間がアメリカ国民の半分もいる。

危険だ。
もしトランプが、アジア人が不穏な動きをしていると言ったとしたら、恐らく白人のトランプ支持者は町でアジア人を皆殺しにしてしまいかねない。

トランプも危険だが、たとえ「フェイク」であっても、教祖の言うがままに動かされるトランプ教の信者がアメリカ人の半分もいるということの方がもっと危険だ。

*東京株の終値は410円アップの2万4100円だとか。

*各地でクラスターが発生しているが、その発生予防対策について日本感染症学会の理事長が、
「濃厚接触者だけではなく、その周りの人たちも広く迅速にPCR検査を行うべき」と言ったとか。

これねえ、至極当たり前のことじゃないですか。

実際、あるデイサービスの施設を利用していた女性が陽性と確認されたときに、施設側は保健所に対して濃厚接触者と判断された人だけでなく、濃厚接触者と判断されなかった人、ほとんど接触しなかった人も含めた施設関係者全員のPCR検査をするように頼んで検査をしてもらったところ、新たな陽性者4人の内3人が濃厚接触者ではなかったという。

施設の男性職員、「症状が何もなかったんで陰性だと思っていたんですね。ところが陽性になっちゃったんで、周りの方、全ての方に移しちゃうような可能性があるんで、とても恐怖を感じますね」

自分は3月、4月頃、何も全国民にPCR検査を受けさせろとは言わないが、まさにこの職員と同じ事を思って、PCR検査の実態について政府や専門家を何度か批判した。

その頃は必要な人でさえなかなか検査を受けられない人がいて、政府は毎日のようにPCR検査数を1日当たり最大で○○件まで増やしますよと言っていたが、実際はなかなか可能検査数が増えない、思ったように検査数が増えないという状態が続いた。

その一方で専門家らは、検査件数が増えないことについて、PCR検査は誤陰性にしても誤陽性にしても、何割かの割合で誤判定が出てくるから、希望者全員に検査しても無駄であるとか、心配して病院に検査を受けに行った人から院内感染する可能性があり、医療崩壊に繋がる可能性があるなどと、自分にとっては全く意味不明の理由で検査人数を出来るだけ絞るようにしていた。

全くおかしな話である。

今日の感染症学会の理事長の発言といい、デイサービスの職員の発言といい、3月・4月頃の自分の考えがあながち間違いではなかったということになる。
当時、専門家と言われるような人たちでも、多くの人が政府のPCR検査体制整備の遅れを擁護するような発言をしていた。

検査を受けられずに陽性と知らないままその人がうろつき回れば、感染がより広がるであろうことは子供でも分かる。

先手先手、かつ本気で感染拡大阻止に取り組むつもりならば、感染者の周りの人たちに関しては少しでも多くの人がPCR検査を受けられるようにするのが当然だと、素人のこんな自分でも思うことなのに、むしろ、何故今頃になって今回の専門家の発言となったのかという気持ちもある。

7月の感染ピークは確かに収まったように見えるが、実際は4月のピークよりも多い人数の陽性者数が今でもずっと続いている。
今日は気のせいか9月・10月より僅(わず)かではあるが感染者が増えたようにも見える。というか、1000人を超えたが、それは8月21日以来のことだそう。
10月からはGoToも拡大された。
だんだん冬も近づいてくる。

本当に大丈夫なのか。

それと、そもそも日本においてPCR検査体制の拡充がなかなか進まなかったのは何故なのか。
SARSやMERS、新型インフルエンザの経験があるのに、政府は何も学ぶことなく、つまり、またいつか起こるであろう感染症の脅威に備えるための対策は何もとってこなかったし、準備してこなかった。

明らかに政府の怠慢。

●11月6日(金)
*アメリカ大統領選挙、両候補の獲得選挙人数は昨日の朝と全く変わっていない。

バイデン  253
トランプ  214
(バイデン、過半数まであと17)

残りは5州。
両者の得票率は(%)、
        バイデン トランプ
アリゾナ    50.5 48.2
 (11)
ネバダ     49.4 48.5
  (6)
ジョージア   49.3 49.5
 (16)
ペンシルベイニア48.6 50.2
 (20)
( )内は選挙人数
あとノースカロライナ州(選挙人15)はトランプが多分優勢。

アリゾナ州とネバダ州でバイデンが優勢。少なくともこの2つの州でこのまま逃げ切れば過半数の270にギリギリ達することが出来る。

その後の昼のニュースでは、ジョージア州では両者の得票率は共に49.4%となったそうで、まだトランプが2000票ほど上回っているとのことだが、未開票の約5万票は共和党が強い地域の票だそうで、「ブルーシフト」(バイデンの民主党が逆転)が期待できそう。

*自分が代表を務める麻雀の会では、毎週シニア活動館の部屋を借りて長いこと活動をしていたが、コロナでシニア館の使用が中止となり、その後一部のサークルでは利用が可能になったものの、麻雀と囲碁は相変わらず利用不可が続いている。
一応毎月1日前後にはシニア館に「今月は利用できますか」と確認して、その度に「今月も区からは許可がおりてません」と言われ、その度に会員の皆に連絡をして、その度に皆から不満が出てくる。

その不満の声を代弁する形で、シニア館に「会員からこういう声があります」と伝えたところ、「それではそれを文章にしてもらえれば、私の方から区に伝えます」と言われたので、今日何とか文書にまとめた。
あとでシニア館に届けるつもり。

*それと今日は東新宿にある都営アパート事務所に行って、家賃の減額手続きをするつもりでいた。
その時、8・9・10月の3ヶ月分の病院の領収書があればさらに減額される。そこで保存してあるはずの領収書を出そうとしたら、あるはずの場所にも他のどこを探しても8月分が見つからない。

血の気が引いた。

領収書があるかないかで、家賃が4分の1になるか、半分にしかならないか、毎月10万円未満で生きている貧乏人にはその差は非常に大きい。

病院に行って8月の領収書を再発行してくれるように頼んでみるか。
もしそれがダメでも、もう一つ手がないわけでもない。今月に減額手続きをする人は8・9・10月の領収書か、もしくは9・10月・11月の領収書があれば75%の減額を受けられる。つまり今月中に何でも良いから病院に行けば良いわけだ。

*チャリで、取りあえず8月に行った病院へ行って、領収書を再発行してもらえるか聞いてみた。ダメとのこと。大きなところは融通が利かないなあ。
でも支払い証明書なら出せると言うので、1100円払って出してもらった。

区役所の6階まで階段を上り、非課税証明をもらう。1階にあった住民票を発行する機械がなくなっちゃいましたねと言うと、住民票は窓口かコンビニで取得出来ますとのこと。区役所の窓口は混んでいるからコンビニで挑戦してみよう。ちなみに今もらった非課税証明もコンビニで取得できるそう。コンビニなら100円安いとか。

近所のコンビニに行き、コピー機の「行政」ボタンを押してマイナカードを使い、何とか一人で住民票を手に入れることができた。200円。

いよいよ都営住宅の事務センター。支払い証明書では領収書の代わりはできないとのこと。というか、これだともしかしたら本部で跳ねられるかもしれないから、11月の領収書を付けた方が間違いないとのこと。
しょうがない、眼の調子も悪いし、頭も痛いし、どこか病院に行こう。

職安通りのドンキや中古屋にちょっと寄って、棚がほしいので見てみた。DIYの店にも。
あと、初めてのところだが明治通り沿いにある店舗用厨房用品専門店に寄ってみたが、やはりきっちり厨房用品だけで、棚や麻雀卓なんかはなかった。
スーパーで冷凍品や生シイタケ他。

シニア館に寄って今日ウチで書いてきた利用要望書を館長に渡した。館長から、区に対してこういう意見があるということを伝えてもらう。ただ、区は何も変わらないだろう。自分みたいな人間が要望書を出しても、それで区が動くとは思えない。コロナであちこちの区の施設の利用が中止された後、聞くところによると他区では、区の施設の部屋利用が再開された時に、麻雀でも利用がOKになったところが既にあるというが、新宿区では相変わらず麻雀は利用不可が続いている。

まあ、利用要望書を提出するということは、麻雀会のメンバーに対しては、代表者として再開への努力はしてますよというジェスチャーにはなると思う。というか自分も再開を望んでいる。

*アメリカ大統領選挙(2)
(B=バイデン T=トランプ)
最後まで残っている激戦5州。

アリゾナ(開票率90%)
 B 50.1% T 48.5%

ネバダ(開票率84%)
 B 49.4% T 48.5%

ジョージア(開票率99%)
 B 49.4% T 49.4%

ノースキャロライナ(開票率94%)
 B 48.7% T 50.0%

ペンシルベイニア(開票率98%)
 B 49.○% T 49.○%

ビックリ! 日本時間18時30分、ジョージア州ではバイデンが逆転して900票ほどトランプを引き離したとか。

ビックリ! 日本時間23時、ペンシルベイニア州でもバイデンが逆転して5500票ほどトランプを引き離したとか。

まさに「ブルーシフト」。

アリゾナもネバダもバイデンがリード。

バイデン、かなり濃厚。
あと一息だ。

●11月7日(土)
*午前中、近所のスーパーで来客用のお菓子。
同じビルの3階にある眼医者で予約をとろうと思ったら、予約はしてないとの事。時間がないので今日は帰宅。

*扇風機の一つを棚の上にのせて、風が直接人に当たらないようにした。サーキュレーターを点け、エアコンは送風にして、窓を適当に開け、ホットカーペットを点け、加湿器を点け・・・

12時、3人集合。Iiさんがもらったからと言ってプッシュ式のハンドソープをくれた。
今日は4回。
終わった後、手巻き寿司を皆で食べた。

*う~ん、5日・6日・7日の3日連続で感染者が1000人を超えている。確かに9月・10月より少し増えている。
ヤバイんじゃないかい?

●11月8日(日)
*アメリカ大統領選挙は、バイデンがネバダとペンシルベイニアを制し、バイデンが過半数の270を超える279人の選挙人を獲得。

メディアはバイデンが当選を確実にしたと報道。

勝利宣言を控えていたバイデンもようやく勝利宣言をした。

トランプの再選を阻止、一先ずホッとした。

イギリスやドイツなどのヨーロッパ各国の首脳は、早々とバイデン勝利に祝意を表した。まるで、自国の事しか考えないトランプは早く引っ込めと内心では言いたげな祝意表明である。
いずれスガも「おめでとう」を言うのだろう。

ここで普通の敗者なら潔く敗北宣言を出して、勝者を称えるのがアメリカ式であるのだが、トランプは未練たっぷり、いまだにまだブチブチ言っている。
実にみっともないし、卑怯だし、哀れにさえ感じてしまう。

今後も絶対に敗北を認めないで、裁判を起こすだなんて話も絶えない。こんな最低な男がアメリカの大統領だったなんて・・・ 
アメリカの半分の人間が、そんな最低なトランプを支持しているというのも信じがたい話である。

グズればグズるほど、自らを貶(おとし)め卑(いや)しめる事になる。
多分、まだしばらくは自らを貶め卑しめ続けるのだろう。

トランプの家族はどう思っているのだろうか。
トランプみたいな男が自分の夫・自分の父であることに何の恥ずかしさも感じないのであろうか。

以前、子どもと一緒に不法入国した移民に対して、トランプは子供を引き離して親子別々に収容することにした。すると、いくら不法入国であっても、親子を引き離すだなんて、そりゃいくらなんでも酷すぎるだろう、人権侵害だとの批難の声が上がり、メラニアもトランプを諌(いさ)め、その結果、トランプが親子別々収容政策を取り止めたと聞いた。

今回はどうなんだろう。トランプは選挙に不正があると主張して、自分の負けを絶対に認めない姿勢を変えていない。裁判を起こしてでも自分の勝利を勝ち取ろうと狙っている。民主主義への挑戦である。
こんなにも醜い姿のトランプを、メラニアやイヴァンカはどう思っているのだろう。もし自分がメラニアなら離婚に値するくらいの酷い夫だ。(そう言う自分も離婚に値する酷い男だった)

人の主義主張はそれぞれで、それはそれで尊重しなければならないのかもしれない。
ただ、最も大切なのは、人間としての矜持(きょうじ)を持って、人として恥ずかしくない生き方をしているかどうかである。
トランプは人として恥ずかしくない生き方をしているようには思えない。

そんなトランプに対して、悪いことは悪い、やってはいけないことはやってはいけない、と家族は諌めることはないのだろうか。家族は、傍若無人のトランプを何とも思っていないのだろうか。

トランプのこれ以上の暴走を止め、素直に敗北を認めさせるため、メラニアの良心に期待する。

*ナマズ(秋篠宮)の立皇嗣宣明の儀が行われたそう。
愛ちゃんが天皇になれるとかなれないとかいう話しはどうなったの。明仁の譲位を決めた時(だったかな)、法律だか何だかで女性天皇や女系天皇について議論を進めると決められていたはずだ。しかも「速やかに」だ。

何をやっても日本政府のやることは遅い。遅すぎる。

というか、この男女平等の世の中にあっても、女性天皇ですらとんでもないと思っている人間が未だに山ほどいる。そういう人たちのほとんどは、男子直系が2600年以上も続いているのは、世界広しと言えども日本だけだと言っている人間どもだ。

この2600年というあり得ない数字の基になっているのが辛酉(しんゆう)革命説である。革命とは何の関係もない推古天皇の辛酉の年(601年)から60年X21=1260年遡った年(紀元前660年)に、革命的出来事とて太陽神である天照大神の子孫の神武天皇が即位したというのである。この年から2600年以上にわたり皇系が続いているというのである。

ただ、この紀元前660年を皇紀元年とした結果、初代神武天皇と、仲哀天皇を除く第5代~第16代までの天皇がいずれも100歳を優に超える長生きをしたということにせざるを得なくなった。
また、仲哀天皇の没後、神功(じんぐう)皇后が70年近くも政治を司り、その後、仲哀の息子が跡を継いで天皇になったというのもほぼあり得ない話である。
まあ、それなのに「記紀」を基にした皇紀2600年と日本神国説を信じて疑わない人間が未だに多くいるというのは、全く驚きというしかない。

旧約聖書では、独りぼっちのアダムが寂しそうで可哀想だと思った神が、アダムの肋骨からイブをつくったということになっているが、それを信じるのと同じくらい日本神話を信じるのも馬鹿げている。神話はあくまでも「お話」であって、「史実」ではない。

継体天皇の王朝交代説については置いておくとしても、そもそも何の意味もない辛酉革命説に基づいた皇紀については明らかに間違いであり、従って皇系が2600年も続いていると信じることも明らかに間違いである。

このようなあり得ない説を根拠にして女性天皇・女系天皇のついての議論にさえ消極的であることも間違いである。

女性天皇は今までに確か8人(10代)くらいいたと思う。女系をあくまでも拒否する人間の中には、宮家復活などと、全く訳の分からぬことを言い出す者もいるらしい。
伏見宮って確か南北朝時代の北朝、崇光天皇の辺りまで遡るんじゃなかったっけ。もし伏見宮から天皇が出るなんてことになっても誰も天皇だなんて思わないだろう。継体が応神天皇の5世孫どころじゃない。

女系が嫌で宮家復活を唱える人間もいる。
一体どうなっているの。

女性天皇・女系天皇に反対する人間どもは、ナマズの息子に男児が出来るまで時間稼ぎをしているのであろうか。かなり前から、遅々として進まない。

自分は愛ちゃん天皇も女系も良いと思う。

*午後、チャリで中野にある大きなホームセンター島忠へ。この間からあちこちで適当な棚を探している。今日は見ただけだったが、その代わり湿度計を買った。一番安い1000円。前に100均で買ったアナログの湿度計は小さくて見にくいし、正確かどうか分からないので、今日はデジタルでやや大き目の物を買った。加湿器も買ったし、これで湿度を測る。一応コロナ対策。

新大久保のスーパー。
高田馬場のスーパー。リコピン2倍の野菜ジュース他。

階段上り13階まで。久し振りで息が切れた。

*大相撲は今日から。白鵬も鶴竜も休場。

*「大河」

●11月9日(月)
*近所の眼医者へ。金曜日に行ったら予約は受けてないとのこと。スマホを見たら月曜は割りと空いているようだし、時間もあるし、今日来てみた。

30年以上も前から右目には黄斑変成の人にあると言われるのと同じような大きな斑点というか影があって、右目だけだと人の顔も分からない。
久し振りに眼を診てもらおうと思って来たが、発症した時にももう治らないと言われたし、その後、別のところで2~3回診てもらったけども、やはりもう治らないというのは変わらなかった。
今日診てもらって、もしかしたら何か新しく治療法でも出来たかなと思って来たが、やはり黄斑変成の治療法は自分には当てはまらず、治療法はないとのこと。

領収書をもらった。

今日の診察は最初から結果は分かっていて、むしろこの領収書が欲しかったから来たとも言える。
8月の支払証明ではダメと言うので仕方ない。

*一旦帰宅。

*チャリで東新宿の都営アパート事務センターへ。金曜日に不備だった点を完璧にして手続きのやり直し。
都営アパートの家賃って、同じ一つの部屋でも固定ではなく、入居者の所得によって4段階とか家賃に差があり、基準を超える人はそもそも入居できない。
自分は元々一番貧乏のレベルだったので、4段階の内でも当然一番安い家賃を払っていたのだが、アルバイトを辞めてわずかばかりの年金暮らしになったら、一般に比べたらかなり安い家賃ではあるがそれでも支払いが楽ではなくなってきた。事務センターに来て、前よりさらに年収が少なくなっちゃったけど、何か良い方法はありませんかと相談したら、特別に半額になる方法があるという。しかも、病院にかかっている人は条件が合えば、半額のさらに半額(75%オフ)になると言われた。自分は甲状腺機能低下症で病院に通っているので、その病院に行かない月には歯医者に行って領収書をもらい条件に合うようにしているので、75%オフとなっている。

今月になって事務センターに行って年に一度の減免手続きをしようと思ったら、病院の領収書でちょっと問題があった。そこで今日の午前中に眼医者に行って領収書をもらってきたというわけだ。50%オフと75%オフとでは、自分にとっては死活問題なので、条件に合うように必死である。

この間はちょっと問題があったが、今日は受け付けてもらえた。

*職安通りのドンキ。
北新宿のオリンピック。オリンピックの店ってホームセンターかと思っていたけど、今日初めて入ってみた北新宿のオリンピックはフツーのスーパーであった。

昨日も来た中野のホームセンター島忠。棚は保留で、結局、傘立てと丸椅子を買った。丸椅子は、ウチに来たお客さんが、帰る時に玄関で座って靴を履きやすくするための椅子。
ついでに、傘立てを取り替えようと思う。
それにしてもどうやってこの二つを持って帰ろうか。店員さんにちょっと手伝ってもらって、傘立ては持ちやすいように取っ手をつけてもらって、さらに自分が持ってきたヒモで補強して、丸椅子ははだかでリュックに入れてヒモで固定した。大久保通りをチャリでゆっくりと走る。
バス代を節約するために、まあ、自分でもよくやると思う。
途中で一度、傘立てが手から滑って道路に落ちたが、まあ、何とか家にたどり着くことができた。

*大統領選で、トランプは負けを認めないばかりか、法廷闘争に持ち込む構えと伝えられているが、もう何日も公の場に姿を現していないとか。
陰に隠れてワーワー言うことを、犬の遠吠えという。立派な大人であるはずのトランプが何とまあ恥ずかしいことか。大統領ともあろうお方、勝っても負けても正々堂々と立派な紳士であるべきなのに、何てみっともないんだろう。

人前に姿を現せないのは、強がるのがいけないことだと自覚している証拠である。負け犬が意地を張っている。

昨日の日記で自分は、アメリカ大統領選挙に関して、負けを認めないトランプに家族は何も言わないのか、というようなことを書いたが、アメリカの一部のメディアは、トランプの家族が素直に敗北を認めるようトランプを説得していると伝えた。

詳しくは分からないが、家族というのはメラニアか、それともイヴァンカか。
今のトランプは、喋れば喋るほど自らを卑しめることになる。良識のある家族なら、もうこれ以上トランプが落ちぶれれるのは見たくないはず。家族の説得に期待しよう。

迷える古羊、どこへ行く/日本学術会議3

2021-09-09 07:34:28 | 日記

●10月23日(金)
*今日は時々雨。
3時過ぎ、雨の合間をぬって出掛ける。
見守りボラでSさんのアパート。
「最近、どこか行きましたか?」
「浅草寺に行ってきた。池袋からバスに乗って雷門まで。あなたは食事は自分で作っているの?」
「ええ、毎朝いろんな物を鍋に入れて、グツグツ煮て食べてますよ」
コロナの話が出た。「今のペースだと日本人全員がコロナに罹(かか)るには何100年もかかりますけどねえ」
とは言え、見守りで会う時はなるべく手短にするように言われているので、手短にした。

スーパー。あるスーパーを出た時、店に入る時には手に持っていたハンドタオルがないことに気が付いた。一度店に戻ってグルッと回り、また外に出ると落としたことに気が付いたその場所に落ちていた。

横断歩道で信号が変わるのを待っている人たちとライブハウスの入店待ちの人とで、歩道が狭くなっていた。
その間を自分の前の人が通り抜けて行ったので自分も通り抜けようと思った時、向こう側からこっちに来ようとしてライブハウス側で待機している人がいるのに気づいた。
そこで自分はその人を先に通してあげようと思ってサッと左側に寄った。向こうで待っていた人もこっちに来ようと足を一歩前に出したその瞬間、自分の後ろから歩いてきた男がスーッとすり抜けて行った。しかも、「エッ、何で」と思っている間に3人もの奴らが次々と通りすぎて行った。思わず「なんだ、こいつら」と叫んでしまった。当然、さっき待っていた人はさらに待たされることになった。

自分は、恥ずかしながら普免も持ってないような人間だが、「互譲」という言葉は知っている。
向こうからこっちに来ようとしている人がいたら「どうぞ」と譲ってあげても良いのでは。ましてや、人(自分の前を歩いていた人)が通りすぎるのをその人は待っていたんだから、順番でその人が自分より先に通るのは当たり前。その人を先に通してあげるのは当たり前。
だから自分はサッと左に寄った。
なのに自分の後ろから来た奴らはことごとく「互譲」の精神を無視して、向こう側からこっちに来ようとしていた人より先に通りすぎて行った。

まあ、何と情けない。

「互譲」は何も自動車だけではない。社会のごく基本的な「ルール」だ。「ルール」が大袈裟ならちょっとした気遣いだ。

自分が子供の頃は、電車から降りる人がまだいるにもかかわらず、それを無視して我先にドドッと電車の中になだれ込むのが当たり前の時代であった。戦後の荒廃から立ち直ったにもかかわらず、精神的にはまだまだ未成熟であったと言える。
その後、東京ではそういうことはなくなったが、たまに東京でそういうことをする人を見かけると、「あれは大阪の人間に違いない、大阪に行ったときは、みんな滅茶苦茶だったから」とよく言われたものだった。それもようやくなくなり、たまにそういうことがあると、今度は、あれはきっと中国人だよ、というような時期もあった。今は日本で暮らす中国人も多くなって、日本の風習を学んで、そういう人はいなくなったと思うが(そもそも、自分は混んだ電車に乗ること自体ほとんどなくなってしまったから、最近の状況はあまり知らないけど)、とにかく、何にせよ、電車から降りる人が先に降りられないような社会は異常であり、あってはならない。もしあったとしたら、それは未成熟な社会だ。

「互譲」は社会を暮らしやすくするために必要な基本的な「ルール」であって、社会の成熟度を示すバロメーターであるとも言える。

なのに、今日、その大切な「互譲」の精神が見事に打ち破られる光景を目の当たりにしてしまった。

情けないと言うか、ガッカリと言うか、ショックと言うか。

まだ日本は未成熟な社会だ。

弱い人、困っている人を助ける。これも「互譲」の精神に通じるところがあると思う。

*最近は、全国の新型コロナの1日の新規感染者数は大体600人~700人程度で推移している。日本の人口が1億2500万人だとして、
1億2500万人÷700人/日
=17万8571日

17万8571日÷365日/年
=489年

つまり、毎日700人の新型コロナ感染者がこれからも続くとして、日本人全員が感染するのには489年かかるということだ。

東京都の1日の新規感染者数は180人くらいか。人口が1400万人だとして、
1400万人÷180人/日
=7万7777日
=213年

新宿区での1日の感染者数は東京都の1割だとして18人(そんなにいないと思うけど)。人口はおよそ34万5000人だから、
34万5000人÷18人/日
=1万9166日
=52年

マスクが手に入らないなんてことがあったが、今のところ、そんなにコロナを怖がることはない。冷静な対応を。

●10月24日(土)
*12時ちょっと過ぎ、3人集合。
2回終わったら4時を過ぎている。この人達だとちょっとペースが遅いかな。
自分は4回中3回トップだったが、ミスも多かった。
人には三暗刻(アンコウ)が出来ている時にはリーチをかけるなと言っているが、今日、自分は三暗刻・ドラ1の辺3索(ソー)待ちでリーチをかけてしまった。索子(ソーズ)はそれなりにばらまいておいたので、辺張(ペンチャン)でも和(あが)れる可能性はあると思ったが、案の定、リーチ後に1索を持ってきて、挙げ句の果てに頭だった6筒(ピン)もツモった。リーチをかけなければ四暗刻だ。三暗刻の時はリーチをかけるな・・・
他にも、和り損ねがいくつかあった。
4回目には、親が四暗刻(単騎待ち)を他家からロン和り。その人はその前にもツモリ四暗刻をテンパっていた。

*今月は共益費集金の月当番。新聞受けに3軒分の集金袋が入っていた。

●10月25日(日)
*2日連荘(チャン)、10時半、3人集合(Tさん他)。
ウチに来る人みんなには、気を遣わないでと何度も言っているのだが、わざわざ、みんなの分のお弁当を買ってくる人がいる。折角なので前回はしょうがなく頂いたが、当然、こういうことはしないでと釘を差しておいた。であるにもかかわらず、今日も4人分のお弁当を買ってきた。
今日は、自分は食べる物には結構神経質だからと言って、折角だがお返しした。
有りがた迷惑。前にも止めてくれとハッキリ言っておいたのに。

4回、今日は皆、大きなプラスマイナスはなかった。

人を呼ぶ以上、特に換気には十分に気を遣っている。

*1週間ほど後頭部の頭痛が続いたが、その後の1週間ほどは頭痛が止まってホッとしている。どうして頭痛になるのかなあ。気圧のせいかなあ。

*「核兵器は人道に反する違法な兵器」とした核禁止条約が署名され、その後ようやく50ヶ国で批准されて、いよいよ来年1月に発効することになった。

日本は、核禁止条約もNPT(核不拡散条約)も最終的に目指す目標は同じであり、日本はこのNPTの枠組みの中で、核兵器保有国と核兵器非保有国とが協調して核兵器廃絶に取り組むべきとの方針を掲げている。
しかしその結果、いつまで経っても世界中に大量(1万3000発?)の核兵器が存在し続けるという「現状維持」に“積極的”に一役買っている。

核兵器保有国と核兵器非保有国との間に立って核廃絶を呼び掛けたくらいじゃ、誰も何とも思わないということを一番よく知っているのは日本政府自身であり、だからこそ日本政府は現状の維持を図るため「両者が協調して核廃絶を目指す道を模索する」などという無意味な妄想を繰り返し述べているのである。

政府は事あるごとに「日本は世界で唯一の戦争被爆国」という言葉をよく使う。しかし、口では核兵器削減と立派なことを言うものの、実際には、そこに向かって積極的な行動をとっているとはとてもとても思えない。

政府が「核兵器廃絶に向かって」などと言う度に腹が立つだけである。

*「大河」

●10月26日(月)
*昨日の晩、ある家の新聞受けに「共益費をお願いします」というメモを入れておいた。今朝、ウチの新聞受けを見てみると共益費の袋が入っていた。これで全員済み。ノートに記入して会計責任者さんに現金を届け、ノートにはんこを押してもらった。

これで落ち着いて麻雀が出来る。と言うか、そのために昨日、メモを入れておいた。

*3連荘(チャン)。山手通りの落合交差点のほんのちょっと先、Nさん宅。
10時半からスタート。6回で、特に良くはないが、まあ、まあ。

「次回を決めておきましょうか」と言われた。自分のイエでやるのなら、自分から「今度はいつにする?」と聞けるけど、今日みたいにお邪魔している立場だと、こっちからはいつにしましょうかとは言いづらいものである。あちらから言われると嬉しい。

一緒にお邪魔したIiさんと一旦別れて、自分はこの近くのスーパーで買い物。
小滝橋と落合との間の早稲田通りは結構長い距離の坂道で、Nさん宅に行く時は、自分のような年寄りはヒーヒー、ゼーゼー言いながら上っていくが、逆に帰りはほとんどペダルをこぐことなく、爽快な気持ちで帰ってこられる。

帰宅してしばらくして、さっき一旦別れたIiさんがやって来て、前に来た時に預かっていた物を取りにきた。

今日の麻雀で、他家が、
7788999 999 999
万万万万万万万 索索索 筒筒筒
(しかも9索がドラ)
と、メンゼンでテンパっていたところに、自分が8万を振り込み、トイトイ・三暗刻・三色・ドラ3で倍満だと思ったのだが・・・

これ、待ちは7万、8万の他に6・9万もあるんですね。7万8万ならトイトイで、9万ならイーペーコーがあるけど、6万だと無役。
で、ここのルールは完全先付けルール(ここ3年間で自分がやった麻雀は全て完先ルール)で、無役の待ちを含む場合はダマではロンはできない。つまり、リーチをかけない限り(それかツモるか)、例え7万8万が出ても和(あが)れない。
この場合、ロンをするとチョンボ。
命拾いをした。6・9万に気付いて良かった。

●10月27日(火)
*4連荘(チャン)。10時半、3人集合。

1回目はトップだったが、後はトップをとれそうでとれない。4回目は、自分はオーラスでほぼトップをとれそうな感じで、しかも割りと早目にタンヤオ・三色をテンパったのでダマっていた。で、対面(トイメン)が国士無双をやっていたのは分かっていたが、9筒を持ってきて、まだ早いし、当然ツモ切りしたら、何と13面待ちにぶち込んでしまった。3万2000点、一瞬でトップが入れ替わってしまった。

6回トータルでちょいマイナス。

4連荘だったが、次回は来週、6日後だ。
最近、頭痛がしなくなったと思っていたけど、さっき麻雀中に後頭部が痛くなってきた。理由は不明。病気なのかも。卒中? それは嫌だ。

*新型コロナは、比較的軽症であっても後遺症が残る場合が結構多くあるそうだ。
中には、PCR検査を受けたくても基準が厳しかったので、コロナに感染していたにもかかわらず検査を受ける事が出来ず、医療機関での治療も受けられないままいつの間にか“治った”けど、後遺症が残ったという人もいるとか。そういう人たちは、自分の具合が悪くなった原因が何だったのかよく分からないまま苦しんでいたことになる。
後遺症の症状は、肺の障害ならまだ分かりやすいけど、計算・記憶力が落ちるとか、倦怠感とか、手足のしびれ、筋力低下、聴覚障害、不安感、うつ、など色々なものがあって、症状は数ヶ月、半年以上、もしかすると年単位?、と長く続くケースも多いとか。

ところが、以前は医師でさえ新型コロナ後遺症はないと思っていたくらいで、社会的にはまだあまり認知されていなくて、家族に理解されない、職場で理解されない、仕事を辞めざるを得ない、仕事を解雇される、医療費の負担が大きい、など、後遺症の人は生活を維持するのも何かと大変だという。

自分としては、お気の毒としか言えないが、ただ、検査を受ける基準が厳しくてPCR検査すら受けられなかった人がいるというのは、ちょっと憤(いきどお)りを感じざるを得ない。

一時期、体制が整わなくて非常に多くの人がPCR検査を受けられない時期があった。

●10月28日(水)
*6時半、目覚ましで起床。眠い。
シャワーを浴び、ソイジョイを3本食べ、支度(したく)して、チャリで実家へ。走っている最中も寝不足でボーッとしている。
9時、母と一緒に電車に乗り、下北沢にある足の病院へ向かう。
母が2階に行った後、10時~12時半まで1階の待合室で一人で待っていた。足に負担の少ない靴とかインソールがどうのこうの。結構数万円もするらしいが、後で区の補助金もあるとか。

帰り途中、スーパーで寿司を買ったが、あん肝巻きというのがあったので買ってもらった。あん肝は、青魚に多いと言われるDHAやEPAといったω3がさらに多く含まれていて、ウチの近くのスーパーでも売っているところがあったので、以前何度か買って食べたことがあるのだが、生は勿論、鍋で煮ても何だか食感がグチャーッとして非常に気持ち悪いし、一人で食べるにはやたらと量が多いし、いつの間にか買わなくなってしまった。あん肝巻きなら量はそんなに多くないし、今日は久し振りに食べてみたい。

実家に戻る。
あん肝巻き、美味しかった。
12月の生前贈与の契約書などを作成。父は目が悪いので自分の名前を書くのも一苦労だ。

5時を過ぎるともう真っ暗。

スーパーに寄ったが冷凍のブロッコリーがない。東中野店にも、榎町店にも、新大久保店にも、そしてここ笹塚店にもない。
高田馬場のスーパーにもちょっと寄った。

団地の駐輪場まで戻ってくると、階段から母娘が降りてきた。2軒隣の小1のAちゃんだ。ハロウィーンの仮装をしている。「メチャ可愛いね」
母娘、仲が良さそう。

*「ガッテン!」
今日のテーマは魚肉ソーセージ。魚肉ソーセージって健康に良さそうなイメージがあって、手軽だし、自分も何度か食べたいと思ったことはあるけど、実際に店で手に取ってみると「何、これ!」というくらい、やたら塩分が多いんだよなあ、というのが真っ先に頭に浮かんだ。

魚肉ソーセージが生まれたのは今から70年近く前の事らしいが、もしかしたら最近は塩分の少ない魚肉ソーセージも売っているかもしれないから、今度買い物に行ったらチェックしてみようと思いつつ番組を観ていた。

すると案の定、番組の中で、魚肉ソーセージ1本当たりの塩分量は大体1.5gくらいで、高血圧で塩分制限のある人はくれぐれも食べ過ぎには注意をしてくださいとの事。

やっぱりそうだ。やっぱり塩分多いんだ。

1.5gって、高血圧の人じゃなくても多くないかい。
厚労省は塩分の摂取量について、1日当たり7g以下にしましょうって推奨していると思う。7gを3食で割ると1食当たり約2.3gだ。その中で、魚肉ソーセージたった1本で1.5gはないだろう。独り暮らしの人なんか1本くらいアッという間に食べちゃうでしょ。

聞いた話だと、塩分や糖分は人間にとっては“麻薬”なんだそうだ。塩分や糖分が入っていると美味しく感じられるから、ついついまたその食べ物に手が出ちゃうそうだ。だから、食品メーカーとしては塩分や糖分を多目に入れて、また次も買ってもらおうというのが戦略だ。

でも、それじゃ、いつまで経っても国民の健康は良くならない。

自分に言わせれば、お惣菜であれ加工食品であれ、売られている食品の非常に多くのものが塩分多すぎである。
「1日7g以下」に最初に取り組むべきは、勿論個々人の意識も大切であるが、むしろ食品メーカーの方ではないだろうか。個人でいくら気を付けようと思っても、買ってくるもの自体に元々塩分が多いのでは、なかなか減塩は出来ない。

塩分が多ければ、高血圧だ、動脈硬化だ、心筋梗塞だ、脳疾患だということになる。糖分が多ければ糖尿病だ。その治療のために費やされる医療費は国家の財政危機を招くほどの莫大な額である。
国より何よりも、塩分の摂りすぎ、糖分の摂りすぎは、そもそも我々個人の命に関わる問題である。

であるにもかかわらず食品メーカーは、まるで日本人の不健康化や財政危機に一役買っているのではないかと自分には思えるくらいである。

健康は個人の自覚が最も大切だが、食品メーカーも国民の健康と命を守るという自覚をもってほしいものだ。

魚肉ソーセージの塩分が1.5gなら、自分のためにも、国のためにも、買わない。

(因みに、自分の血圧は大体113~114/70で、「至適血圧」という理想的と言われる状態を保っている)

●10月29日(木)
*NYダウ、900ドルの値下がり。今月だけでずいぶん下がった。
新型コロナ感染が欧米で再び拡大しているからだそう。大統領選にも影響があるかもとのこと。

*チャリで、先ず、郵便局。(ユニセフ、あしなが、プラン)
新宿西武ペペの100均。
新大久保のイスラム店で干しイチヂクと干しエビ。
スーパーで胚芽押麦他。
100均で亜鉛のサプリ。
職安通りのドンキで辛ラーミョン。5袋で299円と、ここが一番安い。即席麺は塩分が多いが2~3ヶ月に1袋のペースで食べている。でもスープは90~100%使わない。かつお節味。「辛」ラーミョンの意味がないけど買うとしたら、何故かいつも辛ラーミョン。
高田馬場の100均でゴミ袋。100均によって枚数が違う。たかがゴミ袋でもあちこちの100均でチェックして一番割安なのを選ぶ。

*日本学術会議の新会員について、学術会議側から推薦された候補者の内の一部の承認をスガが拒否した問題は、今月になって、このブログでも2回ほど述べたが、その続編。

承認拒否の理由について、政府は具体的な説明を一切拒否しているが、承認しなかった人物はいずれも安保法制や特定秘密保護法(共謀罪)について政府を批判していたから任命拒否したのであるというのは疑う余地はない。

政府自身は、「政府に批判的な人物だから任命しなかったのでは?」という指摘に対して、「それは全く関係ない」と否定はしているものの、それじゃあ、どうして拒否したのかと聞かれれば、「総合的・俯瞰的に判断した」「人事に関することなので言えない」を繰り返すのみ。
こんな不誠実なことが世の中にあって良いわけがない。ましてや、政府自身がとった行動である。ちゃんと説明してこそ国民を代表する人間というもの。
全く狂った人間どもだ。しかも自民党の中ではもはや今回の“事件”についてスガを批判する人間は誰もいない。

狂った政府に狂った党。

で、そもそも、以前から政府と学術会議側との間には何かと溝があったという。
会員の任命方法については過去に2度の改定がなされている他、アメリカの原子力潜水艦が日本に寄港することに反対したりと、特に安全保障や軍事についての学術会議の声明には政府は苦い思いをしてきたたようである。

軍事物資(兵器、防衛装備品)に関する両者の軋轢(あつれき)の発端は、防衛省・防衛装備庁が2015年に設けた「安全保障技術研究推進制度」であるようだ。

防衛省は、将来の軍事物資開発につなげる目的のために、大学や民間の研究機関を公募して、適当であると認められた機関には資金を提供する制度を始めた。
研究機関による軍事物質研究に際しては防衛省の職員が研究の進捗(ちょく)を管理するなどの介入も行われる。

これに対して日本学術会議は2017年に声明を出し、
「政府による介入が著しく、問題が多い」
「研究成果は科学者の意図を離れて軍事目的に転用され、攻撃的目的にも使用され得るため、研究の入り口で資金の出所等に関する慎重な判断が求められる。大学等の研究機関は、軍事的安全保障研究とみなされる可能性のある研究について、技術的・倫理的審査制度を設けるべきだ。学協会等(○○学会とか○○協会とかのことか?)にもガイドラインの設定が求められる」との考えをまとめた。

これにより政府と学術会議との対立が決定的となる。

安全保障技術研究推進制度が導入された当時の防衛大臣は、
「何でこういうことが学術会議から言われなくてはならないのか。政府の関わった機関(学術会議)がですね、この国の防衛について抑制をかけるようなことを言ったりですね、「国立」大学ですよ、国立大学でもそういった研究を慎重にしなければならないという(ようなことを言う人がいる)国は、あまり見たことないですね。
各国はやはり国の防衛、安全保障に必要な研究は他国にも遅れないようにですね、国としてもやらなければならないということがありますから」

当時の学術会議の会長は、
「これは日本にとって重要な、特に憲法9条を持っている日本人にとっては重要なテーマでもあるので、大学においてもきちんとした審査基準を設けて判断してくださいと言っているんですね。
私は、これはそんなにおかしいものではないというふうに今でも思っています」

当時の防衛大臣、
「(学問の自由と言っていながら)反対に、安全保障とか防衛の研究をすることは慎重であるべきであるとかですね、審査をしろとかですね、ガイドラインを作れとかですね、それによって研究者が研究出来なくなってしまっている。応募出来なくなっています。
ですから、反対に学問の自由を奪っているのは学術会議じゃないかという気がします」

そもそも、日本学術会議が設立された背景には、前身の学術研究会議が時の政府や軍部によって自由を奪われ、国の政策に無条件に従って戦争に協力してきたことへの反省がある。

その基本に基づいて学術会議は過去に、「戦争を目的とする科学の研究は絶対にこれを行わない」、また「軍事目的のための科学研究を行わない」旨の声明を発している。
その流れからすると「審査基準を作る」「ガイドラインを作る」という提言は、自然なことであると思う。
特に安全保障技術研究推進制度に真っ向から反対したということでもない。重要な問題なので審査基準を設けたらどうかと提言したことに、なぜ政府はムキになって噛みつくのか。

自分が問題であると思うのは、元大臣が「政府が関わった機関が」という部分である。
これは、政府が金を出している機関なんだから政府の言うことを素直に聞くのは当然だ、と言っているのに等しい。
金を出しても、政府の機関であっても、学術会議の独立性は法律で保証されているはずである。元大臣の発言はその観点が全く無視された暴論である。

学術会議は独立した立場から、政府に対して自由に科学者としての意見を述べる事が出来る。そのための機関である。
元防衛大臣はその観点に欠ける。そして政府はというと、学術会議に対して圧力をかけ続けてきていて、特に今回の会員任命拒否は、今までの政府見解を無視して行われた暴挙である。

「公平・中立」という名の下に、政府にとって邪魔なものは排除する。
人の意見を聞かない。都合の悪い意見は切り捨てる。
こんなことを政府がするようになったら民主主義はお仕舞いだ。

スガはとんでもない事をしてくれた。
(明日も学術会議の記事あり)

●10月30日(金)
*病院。甲状腺機能低下症は基本、薬を一生服(の)み続ける。

入り口でマスクをして玄関に入ると、今日はアルコールで手指消毒をしてくれと言われた。新型コロナ拡大以降でここに来るのは3度目だが、消毒を強制されたのは今日が初めてだ。
スーパーなんかの入り口にも消毒液が置いてあるけど、自分は基本的には消毒なんかしない。消毒をする意味がないと思っているからだ。

そもそも、こういったアルコール液の手指消毒には、正しい消毒の仕方というのがある。

片方の手のひらでひしゃくのような形を作り、その中にアルコール液を少し浸(ひた)す程度に入れ、もう片方の指先を5本ともアルコール液の中に入れる。
そして左右を入れ替えてもう一度。
さらに、手のひら、手の甲、10本の指と、指の間にもアルコール液をまんべんなく塗るように両手を擦(こす)る。
手のひらや手の甲も大切だが、それより何よりも、一番肝心な指先を消毒しなければ意味がない。

ウイルスが接触感染するときに経由するとしたら、一番考えられるのは指先である。つまり手指消毒にしても石鹸で手を洗うにしても、一番重要なのは指先ということである。

しかしながらスーパーに入るとき、何気なく消毒をしている人をたまに見るけど、正しい手指消毒の仕方をしている人なんか誰もいやしない。見たことない。みんな適当だ。
自分に言わせれば、意味のない消毒をしているということであり、指先を消毒しない不完全な消毒をしただけであり、何となく消毒をした気持ちになって安心しているだけである。
一方の店側としても、客が“消毒”している姿を見て安心しているだけであり、消毒液を置いておくことで「うちの店はちゃんとコロナ対策をとっていますよ」とアピールしているだけであり、正しい消毒をしてくださいと言うわけでもないし、ましてや正しい消毒の仕方を教えるわけでもないし、ただ、手を消毒するようにとテープが流れるだけである。

接触感染には手のひらや手の甲よりも、指先の消毒が一番重要ということなのだが、ただ、そもそも、新型コロナウイルスの感染において、接触感染で感染するリスクは非常に低いと言われている。

で、病院の入り口。ここもスーパーと同じである。
消毒しなきゃ困ると言われたので、立ち止まって消毒する人を見ていた。大病院なので次から次と人が来るけど、通る人でちゃんと手のひらでひしゃくを作って、溜めたアルコール液で指先を消毒する人なんか誰もいない。自分に言わせれば、誰も皆、いい加減だ。

病院の人間なら皆がやっているようなやり方じゃ駄目なことは一番よく分かっているはずなのに、チェックもしないし指導もしないし、ただ、不十分でいい加減であっても、アルコール液を手に付けて両手を合わせる格好をしさえすれば、それで“合格”ある。

病院も、消毒しているらしい姿を見て安心しているだけ。病院は正しい手指消毒のやり方を知っているだけに、適当なやり方であっても“合格”させてしまうのは、スーパーより性(たち)が悪い。
手指消毒をしなければ中に入(はい)れないと言っておきながら、ちゃんと指先を消毒出来てない人を次々と病院の中に入れさせている。
病院として正しい消毒をさせないのであれば、わざわざ人を立たせて“監視”する意味も全くない。

ちゃんとやるべき事をやらないでおいて、手指消毒をしなければ中に入れないだなんて、お役所じゃあるまいし、何でそんなに形式に拘(こだわ)るのか。
馬鹿馬鹿しいったらありゃしない。

そういえば、政府自身も正しい手指消毒の方法を知ってもらおうと努力しているようには思えない。
「マスクと手洗い」とか言っておきながら、実は、新型コロナウイルスは接触感染のリスクはほとんどないということを本当は知っている、だから正しい手指消毒の仕方を今さら周知しないのかもしれない。

立っている職員に正しい手指消毒の方法を教えてやった。「こうしない手指消毒は意味がないですよ」

採血の後、1時間15分ほどが経って、診察。前回もそうだったので気を付けてはいたのだが、ヨウ素の摂りすぎから起こると思われる数値の上昇が一つ、まだあるとのこと。
ヨウ素とは海草に多く含まれる。水溶性の食物繊維を摂るためによく食べていたが、前回の指摘を受けて海草はかなり控えていたが、まだ控え足りないようだ。

そういう話の他に、次回の予約と1年ぶりのエコー検査の予約とか、そういった事務手続きも結構時間を取る。いわゆる雑用。学校の教師も雑用に忙殺されているとか。
お医者さんも大変だ。

待っている間に計った血圧は118/71。上がいつもよりやや高め。それでも120未満で至適範囲内。

*買い物は何となく止めた。
明日実家に行くことになった。

*国会の代表質問で野党、
「学術会議の改革努力によって特定大学への集中も是正されてきています。人文科学系の研究者だけを任命拒否したのは、『総合的・俯瞰的な観点』に反するのではありませんか」

スガ、「現在の会員は、いわゆる『旧帝国大学』と言われる7つの国立大学に所属する会員が45%を占めています。(それ以外の)137の国立大学・公立大学で合わせて17%、615ある私立大学は24%にとどまっています。
特定の分野の研究者であることをもって任命を判断したことはありません」

わざわざ大学種別の構成割合を示し、かつ「私立大学は24%にとどまっている」と言った。「とどまっている」と言ったということは、旧帝国大学の占める割合を減らして、もっと私立大学やその他の国公立大学の割合を増やした方が良いと思っているということである。
野党議員が言った「学術会議の改革努力によって特定大学への集中も是正されてきている」という言葉に対しては、「まだ是正が足りない」と思っているということである。

しかしながら、今回任命を拒否された6人は、
A氏(京大/キリスト教学・安保法に反対)
B氏(東大/政治思想史・共謀罪批判)
C氏(早大/行政法・安保法に反対。辺野古移転批判)
D氏(慈恵医科大/憲法学・安保法に反対)
E氏(東大/日本近現代史・立憲デモクラシーの会他)
F氏(立命館大/刑事法・共謀罪批判)
ということであり、
旧帝国大学系の人が3人、私立大学が3人であるので、スガは旧帝大系の割合を減らそうという意図は全くなかったと言える。

さらに、立命館大は現在1名しか会員がいないのに今回1名が任命拒否。慈恵医科大に至っては今現在1名も会員がいないのに今回1名の任命が拒否された。

所属大学の構成に偏りがあるから是正するだなんて真っ赤な嘘。

「特定分野の研究者だけを拒否したわけではない」というが、これだけ人文科学系の学者ばかり6人が拒否されているということは、あり得ないくらいの「偶然」だったのであろうか。

というか、政府は口が裂けても理由を明らかにしないとの態度だが、どうひっくり返って見ても明らかに「政府批判グループ」という「特定分野」の学者を拒否したと断言できる。

政府は「総合的・俯瞰的」というが、今回、人文科学系の学者は6名が任命されないので64名となってしまう。一方、自然科学系や工学系はそれぞれ70名。
どこが総合的・俯瞰的なんだろう。どうしてこんな「偏り」を敢えて作ったのだろう。理解できない。

チョコチョコと出てくる後付け理由、それらはどれも理解不能。

やってはいけないことをやっておきながら、納得できる説明もしようとしない。

人間として持つべき誠実さの欠片(かけら)もない。

政治家、最低の人種だ。
 
●10月31日(土)
*チャリで実家。途中のデパ地下で、母から頼まれた魚の粕漬けとヒレカツ他。
今日はサッシ窓の掃除。網戸も掃除。
母と一緒に駅の向こう側にあるスーパーへ買い物。
また明日も実家に来ることに。

帰り途中、スーパーに入ったが、買いたいものが有ったような無かったような・・・
新宿の酒屋。ラズベリージャムは今日もない。他のジャムはあるけど、相変わらずラズベリージャムだけがない。もう10回くらい確認しに来たかなあ。

*10月の体重(5回の平均)
 体重      59.2Kg
 BMI     20.3
 内臓脂肪レベル  3
 体脂肪率    13.0%
 骨格筋率    49.6%

体重は目標の範囲内だが下限に近い。
7月に新しい体組成計になって以降、体脂肪率が少しずつ上がっている。

迷える古羊、どこへ行く/日本学術会議2

2021-09-01 08:39:06 | 日記

●10月14日(水)
*10時、隣の棟のあるお宅へ行き、寄付の古着が入った2袋を預かって、それを大久保駅に近いキリスト教会の事務所に届けた。社協のちょこっとボランティア。隣の棟の人は足があまり丈夫でない。

新大久保のスーパー、冷凍品他。
100均、靴下。
イスラム店、レンズ豆。

診療所の前を久し振りに通った。9月9日に受けた区の健診の結果を聞きに寄ってみた。待合室で待っているとHさんに会った。
「さっきバス停でKさんに会ったよ」
HさんもKさんも13号棟集会所の麻雀会で副会長をやっていた人。今は2人とも滅多に会わないけど、同じ日に会うなんて実に偶然だ。

*午後、高田馬場へ買い物。いろいろ。

駅から西友ストアーまでの間は駐輪するのが難しい。係員がいつの間にかやって来て警告シールを張っていく。買い物だけだからチャリを持っていかれたことはないけど、何となく止めづらい。
ところが、西友ストアーから10メートル先になると全く規制がない。建設中の建物のせいで歩道がかなり狭くなっているが、そんなところにもチャリが止めてあって歩行者の邪魔になっている。
自分もチャリに乗る人間なので、もちろん駐輪はする。でも、言い訳ではあるが、同じ駐輪でも他人(ひと)の迷惑になるような駐輪もあれば、迷惑にならないような止め方というのはあると思う。迷惑になると思った時には、違反駐輪に変わりはないが、ガードレールの向こう側の車道側、でもギリギリ歩道上に止めることもある。

だから駐輪をしてはいるが、迷惑駐輪には反対である。

で、西友のすぐ先からどっと駐輪が増えるのは、そこから先は区の駐輪規制の対象区間ではないからだ。対象区間ではないから、区の委託係員も見回らない。
区のやり方は簡単だ。「ここからここまで、1年間いくらで委託する」である。でも、その区間の認定が明らかに適切でないと思う。

1メートルでも区間から離れれば、もう歩きづらい。どんなに迷惑でも、係員は来ない。

自分も駐輪するので、なかなか言いづらいけど・・・

*NHK「ガッテン!」で、パン粉は英語でもPANKO(パンコウ)だそう。

シカゴ(シカゴ トランジット オーソリティー)のホーンセクションにジェームズ・パンコウっていう人がいたなあ。
まだバンドはあるみたいですね。パンコウも在籍しているようだ。自分よりも年上の70代のはず。
シカゴ トランジット オーソリティーがデビューしたのは1969年で、自分がまだ高校生の時。
シカゴの初期のヒット曲というと「長い夜」であるが、出来ればデビューアルバム(2枚組)を最初から最後まで聴いてみて欲しい。
テリー・キャス(故人)のギターにも注目。この頃は結構ヘビーだ。

*夜9時、昼間買い忘れたお客さん用のお煎餅を近所のスーパーに慌てて買いに行った。
*最近は朝から晩まで後頭部が痛い。

*学術会議問題。

NHK世論調査で、
スガが、日本学術会議側が会議の会員として推薦した候補者の内の6人の任命を拒否したことについて、政府の説明をどう思うかと尋ねたのに対して、
 大いに納得     10%
 ある程度納得    28%
 どちらかというと
   納得出来ない  30%
 全く納得出来ない  17%

とのことで、自分としては「納得」が38%もいることにはかなり驚いた。

日本学術会議は戦後の1949年に設立された。
日本学術会議法の前文には、「科学が文化国家の基礎であるという確信に立って、科学者の総意の下に、わが国の平和的復興、人類社会の福祉に貢献し、世界の学会と提携して学術の進歩に寄与することを使命として設立される」とある。
科学者として政府へ助言・提言を行うことにより、日本の行政・産業・国民生活の向上に寄与しようとするのが目的である。

また、同法の第1章第1条・第3条では、「内閣総理大臣が所轄しその経費は国の予算で負担されるが、その活動は独立して行われる」と記されている。

第1回の総会において、吉田首相の代理として出席した法務総裁(法相)も、「その使命の達成には、そのときどきの政治的・行政的便宜というようなことの掣肘(せいちゅう=干渉して、人の自由な行動の邪魔をすること)を受けることのないように高度の自主性が与えられており、ここに本会議の重要な特色があります」と述べている。

前身の学術研究会議が、時の政府・軍部により「掣肘」を受け、それに無条件に従って戦争に協力してきたことへの反省から生まれたのが、高度の自主性を有する日本学術会議である。

欧米においては、学術会議(アカデミー)はそのほとんどが民間の組織であるが、政府から多額の助成金を受けているにもかかわらず、政府からは独立した活動が保証されているという。

イギリスの王立協会は、政府からは独立した民間組織で、予算・財源については、政府からの助成金と基金からの収入と寄付金、総額約9900万ポンド余り(約135億円)の内で半分近い約64億円が政府からの助成金が占めている。

また、アメリカの科学アカデミーなど3つの学会は、イギリス同様、いずれも政府からは独立した民間組織で、予算・財政については、連邦政府からの収入と助成金や寄付金を合わせた約2億5500万ドル(約277億円)の内、約218億円が連邦政府からとなっている。

因みに、日本の学術会議は政府の組織であって(非民間)、予算・財源は全額政府からの10億円ほどで賄われているが(少ないなあ・・・)、その独立性は法律で担保されていることは先程も述べた通り。

さて、今回のスガによる新会員任命拒否問題。
スガは 学術会議側から新メンバーとして推薦された105名の内、6名の任命を拒否した。
スガは「自分には会員の任命権があるから拒否をした」と述べ、一方、拒否の理由はについては「総合的・俯瞰的に判断した」、「人事に関することなので言えない」、を繰り返すのみ。具体的にどのような点が会員として不適切であるのか、理由は一切明らかにしない姿勢を貫き通している。

だが、拒否の理由は単純明快。拒否された6人が安保法制や共謀罪の問題に関して、いずれも政府に批判的な言動をとっていたからである。

だから拒否したのである。
断言しても良い。

任命拒否については、1980年代、会員の選出方法を変えて首相が任命権を持つような法改正が行われた際、政府(中曽根)は国会において、任命権はあくまでも形式的なものであって、推薦されたものは全部そのまま承認・任命する、みたいなことを言ったんじゃないのかな。実質的には何も変わりませんよ、と。
さらに、2000年代、再び選出方法が変わったときも、「内閣総理大臣が、日本学術会議の推薦に基づき、会員の任命を行うことになるが、その際、日本学術会議から推薦された会員の候補者につき、内閣総理大臣が任命を拒否することは想定されていない」ということだったんじゃないの。

にもかかわらず、今回スガは、日本学術会議法で謳われた学術会議の独立性と、これまでの政府の見解と、両方とも一方的に無視して会員の任命を拒否した。
会員の任命拒否は立派な法律違反である。しかも拒否の理由を説明していない。

滅茶苦茶である。

元々、日本学術会議と政府との間には、いろいろと意見の対立があったらしい。
アメリカの原子力潜水艦が日本に寄港することには反対。また軍事物資の開発につながる大学などでの研究に資金を提供する制度については、「問題があり、重要なテーマでもあるので、各大学においてはガイドライン・審査基準を作成した上で対処して欲しい」と国の政策にブレーキをかけるような考えを出した。

日本学術会議は発足以来、政府に対していくつもの提言を行い、最近では、東日本大震災からの復興の道筋を示す提言するなど、さまざまな活動をしてきたが、一方で、政府にとっては目の上のたんこぶ的な存在となっていたわけである。

そういうことが積み重なってついにスガの任命拒否につながったと言える。

中には、国が金を“出してやってる”国の組織なのだから、国がメンバーを選べるのは当然だし、メンバーは国の言うことを素直に聞いて言う通り仕事をしていれば良い、というようなことを言う人間もいるようだ。

いわゆる、「金も出すが(額は少ないが)口も出す」というやつかな。

しかし、国が金を出すのは、科学者が自由に活動して自由な意見を述べられるだけの余裕をもってもらうためであって、科学者を政府の意向に従わせるための「給料」ではない。カネで妾(めかけ)を囲うのとは全く違う。

今回の任命拒否は、明らかに民主主義の理念とは相容れない暴挙である。
本来、政府がまとめる政策はいろんな意見の集約であるべきであって、政府が考えた政策が最高のものであるとは限らないし、間違っていることだってある。

政府として、意見が分かれる問題では、相手の言うことに耳を傾けてこそ民主主義というものであり、お互い、自分の意見を堂々と述べてこそ民主主義というものだ。

それなのに、気に入らない奴は、最初から意見を述べる場から排除してしまおうなどという考えは、民主主義にとってはまさに反逆的な行為である。

我々としても、正しいと思うことはちゃんと言い、良くないと思うことは良くないと言わないと、結局は、いつの間にか自分で自分の首を絞めることになってしまう。戦前のように。

日本における今回の件に関して、海外からは、
イギリスのネイチャー誌は「ネイチャーが今まで以上に政治を報じる必要がある理由」とのタイトルを付け、
「厄介なことに、政治家たちが科学の自由を守るという原則に反する兆候がある」
「科学者の声を代弁するための独立した組織の学術会議で、2004年に首相が学会員指名を承認するようになって以来、任命拒否は初めてのこと」
「科学と政治の関係を導いてきた習慣が驚異にさらされていて、黙って見ているわけにはいかない」

アメリカのサイエンス誌のタイトルは「日本の新首相、学術会議との戦いを選ぶ」

フランスのル・モンド紙のタイトルは「日本の首相が知的世界と戦争」
「日本のスガ新首相は、批判的な声がお嫌いのようだ」
「首相は、その分野では極めて著名な候補者たちを排除するにあたり、ほんの少しも理由を説明していない」
「学術会議会長が任命拒否撤回と説明を求めたが、加藤官房長官は実質的に拒んだ」

イギリスの経済紙、フィナンシャルタイムズは、
「ソフトイメージを植え付けようとしていたスガ総理の「非情な政界の黒幕」という評判が明るみに出るだろう」
「加藤官房長官は、この任命拒否は合法だと言い張っている」

とまあ、スガの立場に立つ意見は皆無である。

ル・モンドのような「批判的な声がお嫌いなようだ」では済まされない陰湿な事例が、自民党政権からはやたらと見受けられるようになった気がする。

特にアベ以降。

反対意見・反対勢力は、手を変え品を変え、見える場所、見えない場所、あらゆる機会をとらえて、抑え、潰し、消す。
「忖度」なんていう言葉が流行ったのもそういう事があるからこその裏返しだ。

日本学術会議の前身であった学術研究会議は、時の政府・軍部の考えを国民に伝えるだけの組織に成り下がってしまったが、今それと同じように政府・自民党は反対勢力を一つ一つ潰しにかかって、自分達の思い通りになるような組織に変えようとしている。
政府の意に沿わない人間は学術会議の会員になれないのであれば、いろいろな角度から、総合的・俯瞰的な立場から意見を述べるべき学術会議なんて、そもそも必要ないということになる。

日本から少しずつ民主主義が消えていく。

恐ろしいことだ。

そう思うとNHK世論調査の、スガの説明に「納得」が38%もいるというのは本当に驚きだ。
というより、実に恐ろしいことだ。

このままじゃ、戦争放棄のはずの日本が戦争することだってないとは言えない。

●10月15日(木)
*世界の公的債務はGDPの98%だとか。予算の98%じゃなくてGDPに対してだ。予算の98%でもギリギリの線だと思うのに・・・ どこの国からデフォルトが起こっても不思議ではない。

そして、日本は266%、アメリカは130%だそう。

健全ではない。

*自分の部屋にあるホットカーペットは何年もの間、全く使ってない。買った後、1回使ったか使わなかったか。
それで、麻雀ルームに移動することにした。座卓をどかしてカーペットの下からホットカーペットを取り出して、隣の部屋の麻雀卓をどかして、カーペットをどかして、ホットカーペットを敷いて、またカーペットを敷いて、麻雀卓を置いて・・・

10時半、3人集合。今日は6回。自分は全然ダメ。

今日と同じメンバーでまた会うことが決まったが、他にも違うメンバーでいくつか話が出てきた。一つは調整中だが、下手すると、20、22、24、26、27なんて可能性もなくはない。ただ、メンバーの一人はどの日もIさんに来てもらうことが前提なのだが、Iさんは帯状疱疹の後遺症で必ずしも体調は万全でなく、余り続けて活動するのはちょっと辛(つら)い時もあるとか。
なのでまだ未定。

●10月16日(金)
*7月に新しい体組織計(体重計)を買ったが、体重については60Kgプラマイ1Kgを目標にしている。
今日は59.0Kgだったので、目標範囲ギリギリであった。これ以上減らないようにしなくちゃ。

*Sさんから「麻雀やりたい」。Sさんと仲の良いTさんも昨日「麻雀やりたい」。
もう一人のメンバーを探したり、日にちを調整したり、メンバー集めも楽じゃないが、まあ、好きな麻雀のためだから、良いか。
ここ2~3日で決まったのは、22日・24日・25日・26日・(多分)27日、となった。この内1回はよそのお宅でだが、あとはウチで。

*ちょっと麻雀のルールをまとめて書いてみた。
・なしなし
・振りてんリーチについて
・カンについて
・2翻しばりについて
などなど。
ウチのルールを統一しておいた方が、何かと良いかなと思う。

*マイナカードと免許証の一本化を図るとか。早ければ2026年には実施とのことだが、6年もかかるんかい。まあ、政府のやること、出来るか出来ないか楽しみだ。

*大久保駅の1000円ヘアカット。2ヶ月分カットしてもらった。

新宿ペペの100均でカレンダーを見た。麻雀の予定が多くなって、ちょっと管理しづらくなってきたのでカレンダーがほしかったのだが、もう全部来年のものばかりで、今年のは無し。今10月だから、まあ、当然か。
何とケロケロケロッピ グッズが2~3あった。100均だからそんなに立派なものはないが、今時ケロッピなんて珍しい。シールを買った。麻雀部屋の窓にでも張るか。

以前、100均で偶然に湿度計を見たことがあったが、今、麻雀ルームに加湿器を置こうかと考えているので、湿度計を探してみたけどどこだったかなあ。冬になって乾燥してくるとウイルスに罹りやすいとのこと。
今までは、窓を少し開けて、扇風機とサーキュレーター(計4台)を回し、もちろんエアコンも点けて、そんな感じだったが、これから季節は冬に向かう。自分の部屋にあったホットカーペットは麻雀部屋に移したけど、次は加湿器だ。

麻雀ルームには今まで、椅子を買って、テーブルを買って、買ってきたテーブルが気に入らなかったので麻雀台を手作りして、電子レンジ(お客さんが持ってくるお弁当温め用)を買って、サーキュレーターを買って、飲み物用の保冷温庫を買って、その他、時計やら何やら、細かいものも色々買って、高いものじゃないけどお菓子も買って・・・
多少費用もかかっているけど、お客さんを呼ぶからにはある程度のことをしなくては。特に今はコロナなので、ウチにある扇風機を全部使った上にサーキュレーターを買うなど、換気には気を遣っている。

ということで高田馬場のドンキ。加湿器は置いてなかった。

スーパーで黒酢他。
銀行で通帳記帳。6時にギリギリ間に合った。年金、入っていたけど、次の年金が入るまで全部使っちゃうかも。外はもう真っ暗。

*家に戻り、玄関に荷物を置いて、玄関の外でジャンプをしてまたイエの中に入ると、スマホが鳴っていた。歯医者から。
「今日、予約入ってましたよね」
「済みませ~ん。5分で行きます」
6時に予約していたことは、買い物の前までは覚えていたんだけど、あちこち寄っている間に完全に忘れてしまった。

*歯医者。歯石取り&チェック。チェックは、全く問題がないわけではないが、毎日のケアは割りとちゃんと出来ているとのこと。年相応の歯だとか。
また半年後。

●10月17日(土)
*今日は最高気温が15度くらいらしい。ちょっと低い。今にも雨が降りそうな感じのドンヨリした雲だし、出掛けるのは止めた。
ブラブラ、何もせず、台所でボーッとテレビを見たり、スマホで何となく調べものをしたり。
その内、眼が痛くなって、後頭部も痛くなって・・・
チョコチョコと何かを口に入れて、昼食と夕食の区別がよく分からない。
ブログをやっても、頭が痛いし、疲れるし。
何だかなあ。

●10月18日(日)
*しばらく天気は悪いと思っていたけど、今日は晴れた。
チャリで新宿の酒屋。テリーヌを買ったが、今日も相変わらずラズベリージャムはなし。

ビックカメラで、電気カミソリを見た。B社のシリーズ7は2万円弱だった。明日買うつもり。
サーキュレーターはもう置いてなくて、売れ残り?の扇風機が3つあっただけ。
加湿器は、1人用、3畳用、6畳用、それ以上の広さ用があって、さらに、スチーム式、ハイブリッド式、超音波式などがある。スチーム式の小さいものだと3000円~7000円くらいだが、電気代が高くつくようだ。かといって、電気代が安い他の方式だと、1万、2万、3万、4万・・・ お客さん用に万単位はちょっときついなあ。

職安通りのドンキ、加湿器もサーキュレーターもなし。

職安通りから榎町に行くには・・・初めての道だが多分、抜弁天の三叉路を左に行って、柳町交差点を左折すれば行けるはず・・・ 行けた。
榎町のスーパーで冷凍品他。
小豆も買ってみた。缶詰の甘い小豆じゃなくて、生の豆。区の健診で腎臓の値がやや良くなくて、昔からもちょっと気にはなっていた。今回、腎臓のeGFRが56.6。
スマホで見ると腎臓に良い食べ物は特になくて、ただ塩分やタンパク質やカリウムなどに注意せよとのこと。以前、中国の藤茶が良いと聞いたことがあるけど、中国店にも売ってなくて、元カミさんに聞いても、そんなの聞いたことないというし。で、最近、もしかしたらキクラゲや黒豆や小豆が腎臓に良いような、そうでないような事をどこかで見たような、見なかったような。キクラゲは毎日食べているから、今日は小豆を買って、他の雑穀と一緒にグツグツ煮て食べてみようかなと思った次第。

高田馬場のスーパー。納豆をひきわり納豆に変えてみた。

イエの近くまで戻ってきた時、駅で質問してみる予定だったのを思い出して、背中は重いし、面倒臭いけどUターンした。
駅のみどりの窓口。
「8月にスイカを初めて買って、新規会員登録をして、マイナポイントの申し込みもして、9月には合計2万円のチャージをしたので、新規登録の1000ポイントとマイナポイントの5000ポイントと合わせて6000ポイントがどこかにあるはずなんですけど、どうしたら使えるようになるでしょうか」

調べてくれた。
「ここの○○の予約というところで予め操作してから、駅のチャージ機でまた操作するんだと思います」

みどりの窓口の仕事じゃないかもしれないけど、スイカに関係することなので、恥を忍んで聞いてみた。有り難うございました。

*母に電話して、明日一緒に出掛ける打ち合わせ。
*虫眼鏡が見当たらない。あるはずのハンドバッグの中にない。どこを探してもない。
92年10月、ロンドンに行った時に見かけて、その時は買わなかったが、翌年、ロンドンに行く人に頼んで買ってきてもらった、いかにも英国調の虫眼鏡だ。5000円ちょっとだったと思う。

非常に残念。

スマホなど細かい文字を見るときには必要なもの。すぐに買わなければ。

*「大河」

●10月19日(月)
*11時半、傘が要らない程度の雨。
歩きで新宿。地下街のATMで現金引き出し。ビックカメラで父から頼まれた電気カミソリを購入。

京王線で実家へ。母がまだ準備ができていなかったので、足の重りを外して靴を脱ぐのも面倒なので、玄関で15分ほど待っていた。
母と一緒に参宮橋にある脊椎の病院へ。以前、母が背中の手術をした。
雨が土砂降りになってしまった。

実家に戻った後、母が証券会社に電話して、明日、人が来ることになった。自分も一緒に話を聞くことに。

新宿から傘をさして歩いて帰宅。重りがずしりと重い!

●10月20日(火)
*体重がついに58Kg台に落ちた。去年新しい体重計を買ってからは初めてだと思う。ちょっと無理してでも食うか。

*食事抜きで病院。区の胃の検診の結果を聞きに来た。1時間以上病院にいたが、先生と会ったのはそれこそ15秒だけ。「特に異常はありません。受付でお待ちください」

*帰宅。食事。
*チャリで実家へ。3時、証券会社の人が来た。
両親、特に母が聞きたいことがあるとのことで来てもらった。
ついでに、自分も聞きたいことがあったので、父に固定資産税納付書を探し出してもらった。相続税対策。

帰り途中、新宿の酒屋に寄ってみたが、今日もラズベリージャムがない。メーカーの在庫切れだと聞いているけど、長いなあ。
もう真っ暗。買いたい物はあるけど、後はどこにも寄らず帰宅。

*スガが8年前に出版した本の改訂版が出たらしい。「スガ総理、おめでとう」ということで改訂版が出たんだろう。
ところが、その8年前の本では、民主党政権が東日本大震災の会議の記録を残していなかったことを批判する部分があったらしいのだが、今回の改訂版ではその部分がスッポリ削除されているとのこと。

スガが官房長官を務めていたアベ時代にも公文書管理の問題が幾度か問題になり、文書を作成していなかったり、保管していなかったり、意図的に破棄していたり、挙げ句の果てには、改竄(ざん)、捏(ねつ)造まで、当たり前のように行われていたことが明らかになった。

この本と同じ本かどうかは不明だが、そのアベ時代、文書管理問題が起きて大問題になったとき、
野党議員が国会でスガ官房長官に対して、「ある本に『会議の記録は最も大切なこと』と書いてありますが、これは誰が出した本に書かれていると思いますか」と尋ねたところ、スガは答えることができなかった。

何を隠そう、その文章を書いたのはスガ自身であった。
お笑いだ。スガはとんでもない偽善者であるということ。

自分の書いたとてつもなく立派なことは忘れてしまって、自分達が残すべき文書は何も残してないことについては、言い訳と言い逃れを繰り返す。

そして都合の悪い部分は全て削除して本を出し直す。(これもお笑い)

どこにもスガの誠実さを見出だすことは出来ない。

そして、何よりも問題なのが、自分達に都合の悪いことは記録に残さないこと、まさにその事であり、今回の日本学術会議新会員の任命拒否問題とあわせ、日本の民主主義の危機を思わざるを得ない。

早くもスガの化けの皮が剥がれた。

与謝野が亡くなって、自民党に歯止めをかける人間がいなくなった。

*今日から日の入りは17時前に。
5時には暗くなる。

●10月21日(水)
*朝の番組で「セロトニン」をテーマにしていた。セロトニンは幸せホルモンとも言われる物質だそうで、今の日本人にはセロトニンが不足しているらしい。
セロトニンは、
・日光を浴びる(網膜)
・呼吸は腹式呼吸(歌を歌う)
・運動はリズム運動(単純な運動)
・肉などのたんぱく質を摂る
と良いそう。

自分はセロトニンが足りているのか、足りてないのか、それは分からないけど、ただ、脱サラして好きなように生きてきて、今は仕事もしてなくて気楽な年金暮らし。貧乏人だが毎日食べるものにはそんなに苦労はしてないし、住むところもあって、コロナ禍であっても週に何回か麻雀なんかやっている。

贅沢はできないけど、これを幸せでないと誰が言えようか。

*今年1月~7月に自治体が受理した妊娠届けは、前年同期比でマイナス5.1%だったそう。

外出自粛が盛んに言われていた春頃、自分は、男と女が外に出ずに家の中に籠(こも)っていれば、やることは一つ、“あれ”しかない。たとえ子供をつくる気がなくて目一杯注意していても何故か「出来ちゃたみたい」というのが“あれ”である。なので年末には出産ラッシュが起こると思っていたが、実際は全く逆であった。

夫婦あるいは恋人同士でも、感染を避けるため“あれ”を控えたのであろうか。

何でも、特に緊急事態宣言以降の5月~7月に限ってみると、前年同期比11.4%の減少だったらしい。
どうやら、雇用情勢が悪化し、収入減の中で安心して子供を産み育てる見通しが立たなくなったのが、妊娠届け減少の理由ではないかということらしい。
他にも、妊娠しても病院で新型コロナを移されちゃうんじゃないかとか、そう心配する理由もあるようだ。

新型コロナで経済が落ち込めば、出生数にも影響するんですねえ。

*榎町に行こうと思ってチャリで走り出したが、行き先変更して職安通りのドンキへ。
電気代の安い超音波式の加湿器は、ビックカメラでは本体価格が結構高かったが、ドンキには2980円とか3980円という比較的安いものがあった。良いかも。

大久保通りの中古屋には加湿器なし。

諏訪町交差点のホームセンターにも加湿器があった。ドンキと同じような感じのものがあって、値段はドンキより若干安かった。これが良いかな。

榎町のスーパー。
高田馬場のスーパー。オールブランは品切れ。
別のスーパー。

*一旦帰宅。買ったものを冷蔵庫や冷凍庫へ。
少し休憩して、再びチャリで諏訪町交差点のホームセンター。
加湿器を購入。箱から出してもらって中身だけ、何とかリュックに入った。

もう真っ暗。団地まで半分くらい戻ってきたところを走っていた時、「こんにちは」と声をかけられた。暗くて顔まではよく分からないけど2軒隣りのAちゃんだ。前をお母さんも走っていた。二人は歩道、自分は車道だったが、一緒に帰ってきた。
Aちゃんは小1だけどアッという間に自転車に乗れるようになった。運動神経は良さそうな活発な女の子だ。
団地に戻ってきてお母さんに、「お子さん2人を育てていらして、大変ですね」と言うと、「いえ、3人なんですよ」 知らなかった。もう1人、6年生の長男がいるとのこと。そういえば、以前、この子はどこの子だろうと思ったことがある。
Aちゃんは以前、お父さんは死んだ、と言っていた。本当に亡くなったのか、そういうふうに聞かされているのか、そこら辺のところは分からないが、祖母と母と3人兄妹の5人家族、大変なことには変わりない。

それにしてもファッショナブルで若々しいお母さんだ。誘惑したいくらい。

●10月22日(木)
*今日は1週間ぶりの麻雀。長かった。
皆が来る前に1台の扇風機のカバーを外して、ホコリを掃除した。
今までは窓を少し開け、扇風機やサーキュレーターを計4台とエアコンの送風、さらに暑い時はエアコンの冷房も使いながら換気していたが、これからは段々気温も低くなってくるので、扇風機の風が体に当たるだけでも寒く感じるようになる。調整が難しい。
新たにホットカーペットを敷いて下から暖められるようにした。これから先は暖房も点けることになるだろう。扇風機などは「強」から「中」とか「弱」にするけど、でも窓を少し開けるのは基本で、あくまでも換気は徹底。後は買ったばかりの加湿器。
快適な環境で遊んでもらえるように気を遣う。

今日はIbさんの一人勝ち。