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迷える古羊、どこへ行く/鎌倉殿の13人

2022-12-31 18:45:11 | 日記
●2022年1月1日(土・元日)
★8時起床。
LINEで何人かへ新年の挨拶。
軽くチョコレート等いくつか口に入れ、チャリで実家へ。去年の9月にアメ横で買ったコンバースジャパンのちょっと高めの靴を今日初めて履いた。向かい風が強くペダルが重い。

実家。日本酒で乾杯。
おせち料理は、以前は母がほとんど全部自分で作っていたけど、今年は全部生協で買ったものになった。いろんなものが入ってはいるのだが、量はどれもちょこっとずつ。父が最初に好物の数の子と黒豆を食べたあと、「量が少ない、量が少ない」と文句。少なくとも5~6回は「来年は別にもっと買ってこい」としつこく言っていた。1回か2回言えば十分だというのに。

3時、ゴミ出しをしてから帰途。

新宿の歌舞伎町を通ってみた。トー横には、女の子たちは今日今の時間にはいないようだった。
大久保公園には、もうそろそろ終了時間だが、奥の方には年越しの支援を受ける人がまだ結構大勢いた。
昨日と今日、食料を配ったり、仕事がない・住むところがないという人たちの相談を受けたりしている。大晦日・元日だというのにこういう人たちが大勢いる。政治家どもこそこの光景を目にすべきである。努力しないで堕ちた人は論外だが、努力しても上がれない社会構造は正すべきであり、困った人は助けなければならない。政府は十分に役割を果たしていない。

自分なんかは貧乏だけど幸せだ。食べるものは贅沢はできないけど、それでも毎日ちゃんと食べている。住むところもある。
公園入り口の受付で、少しカンパした。
「奥で受け付けています」
と言われたけど、そこで受け取ってもらえばそれで良い。
「お名前は?」
いえいえ、と手を振って公園を離れた。

★録画しておいた今朝のニュース。
新年に当たり、徳仁がビデオメッセージを出したようだ。

「(前略)新型コロナウイルス感染症の影響により仕事を失ったり、苦しい生活状況に陥いる方も多く、心が痛みます。
助けを必要としている方々のところに、多くの暖かい手が差し伸べられることを願ってやみません。
(中略)人と人とのつながりを一層大切にしながら、痛みを分かち合い、支え合って、この困難な状況を乗り越えていくことを心から願っています。(後略)」

さすが天皇。良いことを言う。
自民党の連中なんか、天皇陛下万歳とか言っているけど、やっていることは天皇の“思し召し”とは遠く掛け離れている。岸田みたいな三流政治家が、上辺だけで空疎で中身のない、白々しく何も伝わってこない美辞麗句を並べ立てるのとは暖かみ・誠実さ・真剣度合い・重みが全く違う。
別に皇室が千代に八千代に続いてほしいとは思わないが(なるようにしかならない)、今の皇室は嫌いじゃない。(特に愛ちゃん)

ただ、自分は「人と人とのつながり」なんてことは一番苦手だ。苦手だけど、今日は大久保公園にちょっと寄って、自分ができる範囲のことはした。
政府の手の届かないところで多くの人たちが喘ぎ苦しんでいる。日本で一番の繁華街の一角では、この国の大きな歪みも同居している。

●2022年1月2日(日)
★12時過ぎ、チャリで日暮里の谷中墓地。
今日は母の命日で65年が経つ。墓参りは、お彼岸と命日と自分の誕生日の年4回。出産はとても無理というくらい体が弱かった母が、自分を産んでくれて、遂に4年でこの世を去った。さぞかし無念で心残りであったろう。だから今日は感謝の気持ちで手を合わせる。そして、誕生日も母に感謝する日である。自分にとって誕生日とは皆に祝ってもらう日ではなく、自分を生んでくれた母に感謝をする日である。

上野へ。ABABのダイソーで指先のない手袋を探してみたけどなかった。イエに居ても手が冷たい。いくつか買い物。

上野広小路からだと湯島天神横の坂はかなりきついが、富坂はもっときつい。富坂を迂回するルートを通ることが多いが、今日は富坂を上って安藤坂を下りてきた。
W大学は正月だが正門は相変わらず開けっ放し。というか、そもそも門がない。構内を散歩している人がちらほらと見受けられる。

早稲田松竹の前を通って思い出した。年末にここで予告ポスターを見て、ファンクの映画を観ようと思っていたんだ。元カミさんがいたからというわけでもないけど、スッカリ忘れてしまった。

団地には大小5ヶ所の入り口があるけど、その内の1つの出入口の横に年末から開店準備をしていた餃子店がオープンしていた。外食はあまりしないけど、1人で外食となるとそれこそ滅多にない。腹ペコだったし、思い切って入ってみることにした。
席は5席で、あまり広くない。餃子は中身が何種類もある。牛肉なんとかを選んだ。あとワンタン。
今日、オープンだそうだ。店をやっているのは中国人で、出身は遼寧(りょうねい)省瀋陽(しんよう)だそう。
餃子は蒸し餃子(水餃子)だった。見た目はワンタンとほとんど変わりない。美味しく食べたけど、一品で良かった。あと、餃子というと日本人にはやっぱ焼き餃子かな。それと「ラーメン」もあれば日本人には完璧だと思うけど、まあ、そこはこの店の特色もあるだろうから、しょうがないか。
最近、イエで毎日食事を作るのも面倒くさいというかマンネリで飽きたところだ。団地横、また来るかも。

蛇足だが、百人町4丁目はほとんどが団地で、あとは小・中学校、幼稚園、いくつかの区の施設、労働基準監督署、公園などで、一般の建物はほんのわずかしかない。

●2022年1月3日(月)
★今日はブログを少しやったものの、大して進みもせず、買い物にも出ず、特に前向きなことは何もしなかった。ずっと台所の椅子に座っていた。

★正月で検査体制が100%稼働しているのかどうかよく分からないが、それでも今日の新型コロナの新規感染者数は全国で782人だったそうで、多い。もう「宣言」の検討に入っても良い状況じゃないのかな。経済優先の人たちがいるのも理解できるけど、医療体制が逼迫しても経済優先というのはおかしい。それだけは避けなくては。

●2022年1月4日(火)
★シャワーと洗濯。
★NYダウは、200ドルあまり値上がりして市場最高値を更新したとか。
大発会の日経株も午前の終値は400円弱の値上がりで2万9100円台。
円は115円台半ば。

★風が出てきた。チャリで新宿西武の100均。買い物をしている最中、シニア館の3ヶ月成績上位者・参加者への賞品は100均で揃えたら良いんじゃないかというアイデアが浮かんできた。単に麻雀をやるだけでも良いが、何かお楽しみ的なものがあっても良いと思い、毎回、3万点以上の人は点数を記録しておいた。賞品は今度、改めて買いにこよう。

新大久保のスーパーでナッツ類。
セブン銀行のATMで証券会社の残高を確認。
高田馬場のスーパー。
銀行ATMで通帳記帳。
イエの近くのスーパー。

★四国の叔父に新年の挨拶の電話。
昔DOKKENを長いこと応援してくれていたある女性は、毎年年賀状を送ってくれる。LINEで挨拶。

もう7時だ。

★新型コロナ感染拡大で、昨日、もうそろそろ「宣言」を考えても良いんじゃないかなみたいなことを書いたが、沖縄県からは「蔓延防止等重点措置」の要請を検討しなければならないという発言があったようだ。
もう6波だという発言も増えている。

新規感染者数、全国で1268人。

★日経ダウ、年末より510円高の2万9301円で引けたそう。4年振りの値上がりスタートだそう。

★核保有5ヶ国が共同声明。
「核兵器の保有国同士の戦争回避と戦略的リスクの軽減が、最重要の責務であると見なしている。核戦争に勝者はおらず、決して戦ってはならない。
核兵器は、防衛・侵略抑止・戦争を防ぐ目的のために存在しなければならない。我々の核兵器は他のいかなる国も標的としていない」
「こうした兵器の更なる拡散は防がなければならないと確信している。NPT(核拡散防止条約)の義務を果たしていく」

何だかなあと思う。こんな分かりきった声明は、100回出したって核軍縮には何の役にも立たない。「核を保持し続けますよ」と宣言しているようなもの。
朝鮮の核開発、中露は黙認。イスラエルだって保有している。

日本もNPTのシステムに乗っかっている。

★岸田、「戦後の創業期につぐ日本の第2創業期を実現するため、本年をスタートアップ創出元年として“スタートアップ5ヶ年計画”を設定して、強力に取り組みます」

まあ、ずいぶんと大きな風呂敷だこと。超特大だ。

この手の風呂敷、我々は何十枚も見せられ続けている。

★身の回りの商品の値上げの話は、去年いやというほど聞いたが、今年も小麦粉・パン・冷凍食品・食用油・醤油・マヨネーズなど、値上げ予定のものが目白押しだ。皆、生活に直結するものばかり。

成長なき物価上昇はスタグフレーションだが、賃上げなき物価上昇は何と呼べば良いのだろう。
最近の物価上昇は、アベ・黒田のアベノミクスによる景気の好循環による物価上昇でないことだけは間違いない。何が好循環だ。アベノミクスという大風呂敷は未だに達成されていない。
もうかれこれ9年近い。

●2022年1月5日(水)
★ブログ、5日分更新。5日分だが、文字数はいつもの10日分より多い。
昼過ぎに朝食。
★昨日の新型コロナ新規感染者数は1268人。前のピークと比べるとまだそんなに多くはないかもしれないが、ヨーロッパでは、今では毎日の新規感染者数が何万人とか何十万人という単位の国もあるようで、さらに、アメリカでは100万人を超えたらしい。
当然日本だけがそれに巻き込まれないという保証はない。

★今日の「ガッテン!」は「便秘」がテーマ。その中でもストレスが原因の「過敏性何とか便秘」というのがあるそうだ。
自分は便秘はない。1年365日で365回ちゃんとある。

一応食べるものには気を遣っている。
不溶性食物繊維については、甲状腺機能低下症で服(の)んでいる薬の効果を下げないために、海草を食べるのは控えているが、レジスタントスターチ(ポテトサラダ)は必ず毎日食べる。他には、オールブラン・全粒粉入りブラン食パン・小豆・ひよこ豆・インゲン豆・胚芽小麦粉・発芽玄米・もち麦・オートミールなど、週に何回か食べている。
さらに、乳酸菌とか発酵食品とかにも気を遣っている。

そもそも、有り難いことにストレス自体があまりない。まあ、人と付き合えば多少の摩擦はあるものだが、それでも、仕事もしていないしどちらかと言えばノンビリと暮らしていて、貧乏だがストレスも便秘もなく幸せな方だと思う。

★Nさんから10日に予定していた麻雀を変更してほしいとの連絡。Iiさんに連絡・相談して11日にしてもらうことにした。

★今日の新規感染者数は全国で2638人。昨日の2倍だ。

●2022年1月6日(木)
★今年の初麻雀。生涯学習館で。10月~12月の成績発表。前期は自分はあまり良くなかったので、成績発表は全く興味なかった。昼休みに張り出された成績順位表を見たら、自分は4位だった。そんなに良かった記憶はないのだが、上位(1~3位)まであと一歩だったなあ。
今年の出だしも今一だなあ。

昼前くらいから降りだした雪は、大したことないと思っていたら、4時には10センチくらい積もっていて、まだ降っている。

団地横に1月2日にオープンした餃子屋にまた入ってみた。手打ち麺を注文。水餃子とワンタンがメインというのは、中国料理って何か脂っこっていうイメージがあるけど、それからするとちょっとメニューが地味な気がする。
早稲田通りの方だと日本語学校もあって若い中国人が非常に多いので中国人相手の中国料理店もいくつかあるけど、団地の周辺には中国人はいるのかな。少し日本人受けするメニューがあっても良いと思うけど。

★帰宅。
昼間の気温は0度前後だったようだ。実家に電話。「雪、大丈夫?」

★今日の新型コロナの新規感染者数は、全国で4475人。感染者ゼロの都道府県はなくなった。
日本医師会会長、「第6波に突入した」。

練馬区では高齢者へのワクチンブースター接種(3回目)が始まったそうだが、新宿はまだしばらく先かな?

岸田と小池が会談。「現状においては、まだ重症者・中等者の数は大きく跳ね上がっていないということで、医療逼迫はしていないという評価にはなっていますが、(感染の)スピードの速さを考えた時、しっかりと対応しておかなければならない」

東京は1週間で新規感染者数が何と10倍!とか。

本当に「しっかりと対応」出来るのか、どうしても心配しちゃう。

●2022年1月7日(金)
★今朝の最低気温はー3.5度だったとか。
雪景色の写真を撮ってWeChatで元カミさんに送った。
彼女は今、ホテルで缶詰め状態。元気だけど退屈過ぎて時間を持て余しているそうだ。ホテルでの隔離はまだやっと半分が終わったところ。

★新型コロナの新規感染者数は、全国で6214人。重症者は一気に27人増えて91人となった。病床逼迫にならないと良いけど。

政府は、沖縄・山口・広島3県に蔓延防止等重点措置を適用することを決定したようだ。適用期間は1月9日~1月31日。ちょっと短いんじゃないのかなあ。
3県以外にも「蔓延防止」を適用した方が良いようなところも、結構あるんじゃないのかなあ。

●2022年1月8日(土)
★実家に行くかどうか迷っていたら母から電話。
「京王デパートでフライパン、買ってきてくれる?」
先日、母とデパートに一緒に行ったことがあって、その時フライパンを見ていたので、どんなのを買うかだいたい分かる。
他に小田急デパートで魚の粕漬けも買ってくるよう頼まれた。

団地内ではまだ雪がツルツルの場所もあったが、小滝橋通りも甲州街道もチャリで走るのに差し障りがあるようなことはなかった。気温は低いが風がなかったのでチャリも楽だった。

実家。証券会社のキャッシュカードがないと言っていたが、すぐに出てきた。
食事後、母と一緒に近所へ買い物。

帰宅途中、笹塚のスーパーや新宿ペペの100均に寄った。100均では明日の麻雀会の成績発表の時の賞品を20点ほど買った。(1点ずつ色々な物) この間ここに来た時に、100均で賞品を買うことを思い付いた。

帰宅は7時40分になってしまった。

★新型コロナの新規感染者数は全国で8480人。東京と沖縄だけでも合わせるとほぼ3000人にもなる。
明日から「蔓延防止」適用の3県以外の都道府県でも「蔓延防止」や「宣言」を検討すべきなんじゃないかと思うけど。
まだ病床数に余裕があるとか何とか言っているけど、東京の先週の土曜日の感染者数は79人だったのに、今日は1224人で、14.49倍ということは、平均で毎日約1.48倍のペースで増えていることになる。かなり急勾配だ。医療体制、アッと言う間に一気に逼迫しちゃうわないとも限らない。

その前にそうならないように手を打たなければならないと思う。逼迫してからワーワー言っても手遅れ。多くの人が死ぬ。
もしこの先、医療体制が逼迫するようなことがあれば、それは今、しっかりとした対策をとらなかったからということになる。

●2022年1月9日(日)
★午後、シニア館、今年最初の麻雀会。10月~12月の成績発表。毎回3万点以上の人だけだが点数を記録しておいた。昨日買ってきた賞品を上位の人から好きなものを持っていってもらった。麻雀会、まあ、皆それなりに楽しくやってもらっていると思う。

5時に終わって、本当は見守りボラでSさんのアパートに行く予定だったけど、今日から大相撲が始まっていて、今行ったらSさんも相撲を観ているだろうから邪魔したら悪いなと思ったし、それに自分もついついシニア館のテレビで相撲を観てしまって、行くのが面倒臭くなってしまった。

シニア館からイエの近くのスーパー。
ダウンジャケットのポケットに手を突っ込んで、どのキノコを買おうかなと考えていたら、自分の腕を誰かがそっと掴(つか)んできた。見ると若い女性。一瞬何が起こったのか分からなかったが、どうやらスマホに夢中になって彼氏と勘違いしたと思われる。
「もしもし」、気が付かず。「もしもし」、気が付かず。「もしもし、お間違えじゃないですか」。
カゴを持った彼氏がやって来て、やっと彼女も気が付いたようだ。
「あっ、済みません」
「良いですよ。そんなに悪い気はしなかったので」

★帰宅。
さっきシニア館で気が付いたことなのだが、リュックの中に昨日買った冷凍のサバが入ったままになっていた。3つ買った冷凍品の内、2つは帰宅後すぐに冷凍庫に入れたのだが、何故かサバだけ入れ忘れてしまって、ドリップまで出てきている。
どうしよう。このまま冷凍庫に入れちゃおうかとも思ったけど、結局鍋でお湯を沸騰させ、その中にサバ5切れを全部入れてグツグツ煮ることにした。1切れ食べたが、4切れが鍋に入ったまま辛ラーミョンを煮て食べる。サバ4切れは鍋に入れたままで、明日から1日1切れずつ食べることにしよう。冷凍庫に入れるより火を通した方が良いように思った。

★今日からの新しい大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を楽しみにしていたが、ちょっとウトウトしてしまい、気づいたら3分ほど過ぎていた。
番組の一番最後にドボルザークの「新世界より」の一部が使われていた。源頼朝が北条家にやって来た。やがて頼朝は反旗を翻(ひるがえ)すこととなり、そこから世の中は貴族の世から武士の世に変わる。「新しい世界」到来の始まりの始まりを表現するために「新世界より」を使ったのだと思う。

音楽担当のエバン・コールという人、アメリカ人だけど、若い頃はブラガ(ドイツのブラインド・ガーディアン)やラプソディー(イタリアのラプソディー・オブ・ファイア)なんかのパワメタが好きだったらしい。日本のアニメにはまって、それが切っ掛けで日本に来たそうだ。

それと、本編が終わったあとの、本編の中に関連した場所を訪ねる「紀行」の部分では、ポール・ギルバートのギターが流れた。とは言っても、超絶テクニックではなく、とてもゆったりした落ち着いた曲で、自分は何となくジミヘンの「リトル ウィング」とか、クラプトンの「ベルボトム ブルース」を思い出した。(感想には個人差があります)

●2022年1月10日(月・成人の日)
★ブログ、8日分更新。
★午後徒歩でSさんのアパートへ。
「初詣はどこか行かれましたか?」
「3ヶ所行ったよ。穴八幡と花園神社と浅草」
「大相撲始まりましたね。照ノ富士と大栄翔は見応えありましたね」
体調はあまり変わりないとのこと。

スーパー。飲み物3本はちょっと重い。全部で20Kgくらいか。

★新型コロナの新規感染者数は、全国で6438人。

●2022年1月11日(火)
★雲行きが怪しいので、歩き。傘を差している人もいる。
和菓子屋で豆大福を買ってからNさん宅へ。今日は連荘(レンチャン)がほとんどなかったので、7回。自分は今一。

イエとは逆方向にあるスーパーに寄った。あちこちの支店で売り切れの冷凍ホタテがここにもない。もう10日ほどホタテを食べていない。
帰り道、膀胱が満タン。破裂するかと思った。

●2022年1月12日(水)
★10時前、隣ブロックの6号棟で社協の人と待ち合わせ。電球を取り替えに3階の人の家に行ったが留守。約束を忘れちゃったのかな。どうも認知症らしい。今日は取り止め。

イエに戻ると社協から電話。てっきり今日の代わりの日の連絡かと思ったら別件で、今日の午後はどうかとのこと。OK。

2時、15号棟。腕を骨折したとかで、溜まった新聞紙を紐で結んで玄関に置いた。
ドアの外に出せば新聞屋が持っていってくれるとのことで、玄関からドアの外までなら片腕でも何とか出せるので、それは明日の朝、ご自分でやるとのこと。

スーパー。
通帳記帳。

★NHK世論調査。
・内閣支持率
 支持する  57%(+7%)
 支持しない 20%(ー6%)
・岸田政権は新しい資本主義の実現を掲げているが、経済界には3%を超える賃金の引き上げへの協力を要請している。今年、賃金は全体としてどの程度上がると思うか?
 大いに上がる    1%
 ある程度上がる  20%
 あまり上がらない 58%
 全く上がらない  14%

岸田支持がこんなに多いんですね。岸田に賃上げやら何やら、日本が明るくなるようなことはほとんど出来ないと思うけど。

★新型コロナの新規感染者数は、全国で1万3244人。一昨日は6400人余りだったのに。

迷える子羊、どこへ行く/コロナ予算77兆円

2022-12-24 10:25:57 | 日記

●12月27日(月)
★今朝の東京はー2.2度だったそう。
元カミさんは新大久保の方へ出掛けていった。

自分は3時、近所のATMと郵便局。ユニセフ・あしなが・プランへ振り込み。

見守りボランティアでSさんのアパートへ行ったがお留守だったので、印刷物を郵便受けに入れておいた。

先に帰っていた彼女から「ピータン豆腐を作ったので醤油を買ってきてほしい」とLINEあり。自分のイエには醤油がない。スーパーで買い物をしながら、醤油を買ってもその後は多分全く使わないので、わざわざ買うのは勿体ないなあ・・・ イエには納豆のタレが使わないでいくつかあるので、自分はそれで十分。レジに醤油の小袋が置いてあるのが目に入った。「1つもらって良いですか」「はい、どうぞ」

★帰宅。彼女は夕方、友達と忘年会だということでまた出掛けていった。
★新型コロナワクチンは2回接種しても、3ヶ月ほど経つと中和抗体の値が7~8割落ちるとか。
毎年1回はワクチン接種が必要となる?

★夜遅く、彼女が帰ってきた。

●12月28日(火)
★何故か頭が痛い。スッキリしない。今日は寒いらしいし、実家に行くのは止めた。明日と明後日、2日続けて行けば良いや。
★ボーッとしながらブログ。本当はシャワーも浴びたいし、行きたいところもあるんだけど・・・と思っていたら、元カミさんが出かけると言う。思い切って、一緒に出ることにした。
彼女は高田馬場駅だが、自分は途中まで一緒に歩いて別れた後、見守りボラのSさんのアパート。昨日行ったら留守だったので、郵便受けには印刷物は入れておいたが、万が一にも部屋で倒れていたなんていうことがあってはいけないので念のためもう一度行くことにした。

ご在宅であった。一応ホッとした。
3回目のワクチン接種について聞かれた。「区から通知がくるまで待っていれば良いですよ」

どこにも寄らず帰宅。シャワーも思い切って浴びた。
彼女が出掛けなければ、多分一日中ボーッと何も前向きなことをせずに過ごしたと思う。

★貸金業法違反(無資格で融資の仲介)で起訴された遠山といういう男は、公明党の元国会議員で財務副大臣だったけど、今年1月の緊急事態宣言期間中に、銀座のクラブかどこかで夜遅くまで飲んでいたとか、秘書がキャバクラで飲み食いした費用を政治資金から支出したとか、そんな何だかんだで議員辞職に追い込まれた、あの遠山のことかな。

日本政策金融公庫の特別融資を、資格もないのに企業に仲介して仲介料というか謝礼を荒稼ぎしていたらしい。いわゆる口利きというやつだ。
遠山みたいな国会議員が資格もないのに公庫と企業の仲介をし、公庫には融資を断りにくくするする。そして企業から謝礼を受けとって違法に私腹を肥やす。

口利きというのは、何も遠山に限ったことではないし、政策金融公庫に限ったことではない。
「先生、うちの息子を何とか◯◯大学に入れさせたいのですが、“これ”で宜しくお願いします」
政治家になれば“口利き”をすることによって謝礼が(場合によっては寄付金という形で)懐に入ってくる。
彼らがバッジに拘(こだわ)る理由がここにある。

「政治家」とは実に“美味しい”商売だ。

★見守りボラの報告書を書いて投函してきた。

●12月29日(水)
★元カミさんは帰国のためのPCR検査で駒込に行くとか。
自分はチャリで実家へ。
下高井戸駅構内の1000円ヘアカットで髪を切った。自分は2~3分で順番が来たが、自分が終わった時には店の外にまで人が順番待ちをしていた。年末だから余計に混んでいるんだろう。

実家では窓拭き。またカーテンの留め具が外れたようだ。ガス台の周りの油汚れも落とそうと思ったが、母が正月が過ぎたら自分でやるからやらなくて良いと言うのでやらなかった。

帰り途中のスーパーで買い物。団地を通りすぎて高田馬場のスーパーでも買い物。

★帰宅。彼女からLINEが入っていた。駒込から一度帰ってきたけど、結果を受け取るためもう一度駒込に行くとのこと。カレーを作ったから食べて、とのこと。

折角だから2人で食べようと思い、近所のスーパーに行きレンチンのご飯パックを2つ買ってきた。

けど、彼女が帰ってきて言うには先に食べてと言う。PCR検査も含めて、出入国手続きにはスマホを使うらしいが、それがかなり面倒というか難しいとのことで、必死になっていた。
1人でカレーライス。

★新型コロナの新規感染者数は全国で398人とジワジワ増えているようにも思えるが、今日は通信のトラブルか何かでまだ検疫所で確認された感染者の数が発表されていなくて、最終的な数が出ていないとか。
もしかしたら500人?

★「検証 コロナ予算77兆円」というHNKの番組を見た。

2020年1月 日本で初めての新型コロナ感染者が確認
2020年3月 当初予算成立
2020年4月 補正予算成立
2020年6月 補正予算成立
2021年1月 補正予算成立

2020(令和2)年度の3回にわたる補正予算は、計およそ77兆円。そのほとんどが新型コロナ対策・ポストコロナ対策の予算。
で、コロナ予算と呼ばれる内訳は、
中小企業対策    約26兆円
生活・雇用     約15兆円
医療・感染     約 5兆円
地方自治体     約 5兆円
業界支援        数兆円
防災・減災・防衛    数兆円
ポストコロナ      数兆円
予備費       10数兆円
その他       約 5兆円

ほとんどがコロナ・ポストコロナ関係と言われてはいるけど、防衛費もしっかり組み込まれているし、防衛費を防災費・減災費と抱き合わせて目立たなくなっているし、防災・減災と防衛を一緒くたにするのは違和感がある。
それと、やたらと予備費が多い。これ、問題ないのかなあ。何にでも使えちゃう。

会計検査院は、このコロナ予算で実施された事業について会計検査を行い、問題点を指摘した。
指摘された事業は、持続化給付金・接触確認アプリ(cocoa)・布マスク(アベノマスク)・GoToキャンペーン・資金繰り支援・雇用調整助成金・航空空港支援・サプライチェーン支援の8事業。
アベノマスクとかいくつかは自分にも心当たりがある。

NHKでは、全ての省庁に公開が義務付けられている行政事業レビューシートを調査し、コロナ予算を独自に検証した。コロナ予算における事業の数はおよそ1000。レビューシートには事業の目的や効果・資金の流れ等が記載されている。

NHKが先ず検証した事業の一つが、全ての自治体に交付された「新型コロナ感染症対応地方創生交付金」。規模は約4.5兆円。

三重県◯◯町には、町の年間予算の約1割に相当する5億1000万円の交付金が交付された。
町ではこの交付金でグラウンド整備用のトラクター(360万円)を購入した。
町、「野球をしてもイレギュラーも少ないですし、野球大会の交流人口も増やしたい」
それまでグラウンドは芝刈機で整備していたそうだが、野球大会をよく行うグラウンドの整備状態が良くなれば、他の町からの利用者を呼び込み町を活性化させることができるということらしい。

また、町では農産物販売所にシャッター(370万円)を取り付けた。売り場スペースが拡張できるので、販売促進に繋がり、観光拠点としての魅力アップに繋がるという。
販売所の責任者、「大変立派なシャッターで有り難く思う。ポストコロナ・・・? まあ・・・ どう言ったら良いのかなあ。僕もちょっとはっきり分からないですけども」

この「地方創生交付金」を交付する際、国が自治体に配った文書には、
「新型コロナウイルス感染拡大防止策及びポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現の2つの柱について対応~(中略)~地方創生を図ることを目的とする」
「割り当てられた全額を自治体が受け取れるよう、事業を多目に計上しておくことが望ましい」

ということで、町ではコロナに対応するための対策を色々検討した。
休業要請・依頼に全面的に協力した中小企業等に対する「協力金」、コロナの影響を受けた町内の事業者への支援金等、コロナ感染拡大防止に対応した避難所等に必要な防災資機材としての間仕切り・消毒液・石鹸・仮設トイレ・フェイスシールド・テント・エアコン用発電機・蓄電池・ソーラーパネルセット・給水機材・井戸用手押しポンプ、その他サージカルマスクだとか何だとか、各課から交付金の活用について色々な事業案を募集したけども、それでも5億円の交付金額には届かなかったそう。

そこで、将来予定していた事業の前倒しという形でトラクターやシャッターもコロナ対策・ポストコロナ対策の一貫として実施したということらしい。

因みに2020年度、この町での新型コロナ感染者は2名だったそう。

一方、この町で郷土の特産料理のお弁当を製造販売している、家族経営と思われるある事業者。この店では国の持続化給付金100万円と町からの事業者支援金5万円(たった5万円!)を受け取ったそうだが、しかし、長引くコロナの影響で観光客がいなくなって売り上げも激減、当然その給付金や支援金では全く足りず、厳しい状態が続いているという。
この店では、新しいお弁当を作るため、今までより4時間も早い夜中の2時に起きて総出で作業、何とか赤字を補っているとのこと。

「赤字ですね、赤字。去年はもう、どうしようと思った、もう。このままやったら生活できるのかなって思って」
「先ずコロナ後のことを考えないで、今の現状を見てもらって、先にそっちの方へ給付金を回してほしいですよね。それから後のことを考えたら良いと思う」
別の会社の経営者、「別に国も助けてくれるわけではないですし、家庭も守らないといけないし、子供も2人いるので。みんな本当にカツカツでやっている人も一杯いるので、先にそっちですわ」

町、「公平にまんべんなくとなると、うちでいただいた5億円のお金では足りないんです。今度国の財政支援があった時に、そういう声がしっかり拾えるように検討したいと思います」

5億円では足りないというのもおかしな話だ。NHKにインタビューされて「次、考えます」はないと思う。
国からの文書で「多目に計上しておくように」と“指示”もあった。5億円という“巨額”の交付金をとても使い切れそうもないので、トラクターの購入やシャッターの設置などを行った。
使い途を考えるのに苦労したという割には、事業者支援金はたったの5万円。
この町だけを責めても何にもならないが、他の町では、観光のための巨大なイカのモニュメント、公用車の購入、サル捕獲用の檻(おり)の購入等があったという話もある。
もしかして、あちらこちらの自治体で巨額の交付金を持て余したのであろう。

また、この「新型コロナ感染症対応地方創生交付金」であるが、金額の多い市区町村を見てみると、
       交付額   感染者数
1位横浜市 325億円 2万2千人
2位大阪市 316億円 2万3千人
3位札幌市 243億円 1万2千人
 ・
 ・
 ・
新型コロナの感染者数が多かった大都市が上位に並ぶのだが、ただ、交付金が財政規模に占める割合で見てみると、
     割合  交付額 感染者数
1位徳島県◯◯町
   12.4% 3.6億円 0人
2位静岡県◯◯町
   12.1% 4.3億円 1人
3位長野県◯◯村
   11.4% 1.0億円 0人
 ・
 ・
 ・
1619位 札幌市 2.5%
1666位 横浜市 1.8%
1669位 大阪市 1.8%
(全国の自治体数は1700余り)

やはり、規模の小さな自治体では感染者数が少ないにもかかわらず、普段の予算に比べて多額の交付金をもらってしまった。
「どうしよう、国からこんなにもらっちゃって。何に使おう。余らせるわけにもいかないし」「感染症対策といっても、そんなに感染者が出ているわけでもないしなあ」「じゃあ、トラクターもシャッターもコロナ対策・ポストコロナ対策ということにしておこう」となって、普段なかなかできないことをこの際だから何とか少しでも多く済ませてしまおうとなるのは、ある意味、必然であると言える。

番組に集まった専門家たち。
「コロナのためにやっているのか、地方創生のためにやっているのか。やっぱりやるんだったら目的というか、ビジョンがしっかりしたものじゃないと」
「コロナ禍においても、そういう感染者がいらっしゃらなくて困っていないような所にも、それ相応の予算がつけられてしまうようなスキーム(仕組み?枠組み?)になっているということなんでしょうね」
「結局、両方を見据えてしまったものだから、自治体としては全体的にコロナ対策というよりは、ポストコロナの方に目が行って、だから色んな観光事業であれ、こういったものが進められたということになってしまったと思うんです。一つは純粋なコロナ対策、もう一つは地方創生(の経済対策)という形でやってみても良かったのかな」

事業者の中には生活できないくらいギリギリの状態に陥っている人たちが実際に大勢いる。
やはり、その人たちへの対策を差し置いてトラクター購入やシャッター設置はちょっと違うと思う。

岩手県◯◯町でも巨額の臨時交付金を受け取った。町ではそれを利用して光ファイバーケーブルの設置を進めた。昨年度までの整備率は47%。
ある母親、「リモート授業とかを含めて、タブレットで授業したりとか、おうちで授業ができる環境が整ったというのは、今後また何があるか分からないので、準備を今やっとしてもらえたというのは凄い有り難いですね」

という声がある一方で、山あいの4軒6人の小さな集落にもケーブルが敷設された。
住民、「年だし、インターネットを覚えたってしょうがない。みんな年寄りだから多分使えないと思う、(ケーブルを)敷いても」

なぜこの時期に急いで町内全域で整備を進めたのかというと、臨時交付金の交付に当たり国の特別の取り計らいがあったからだ。
国の文書、「交付金を補助裏に使っても良い。このような負担軽減措置は今後は利用できず、今回は絶好の機会である。光ファイバー支援はこれで終わりにするので、光ファイバーが未整備の自治体においては、この機会に予算の申請をしてほしい」(趣旨を要約)

補助裏というのは、ある事業に対する国の補助金部分ではない、自治体側が負担する部分。だから、例えば、光ファイバーケーブル敷設事業において、自治体は補助裏の金額(自分達の負担)を考えると、良いと分かっていても、利用されるかどうか分からない山あいの敷設については、予算の少なさを考えるとつい後回しになってしまうということもあるであろう。
ところが、今回は国が補助裏の部分にも今度の交付金を使っても良いと特別に認めてくれたわけであるのだから、これは有り難いに決まっている。

この町では補助裏に1億2000万円が交付されたとか。町の財政規模がいくらくらいなのかは分からないが、先程の表から想像しても恐らく、交付金は町の財政規模に比べかなりの巨額に相当するのでは。
町、「やはり町としては飛びついてしまいますね」

また、NHKの検証によると、77兆円のコロナ予算の中には、コロナの前から行われてきた多くの事業がそのまま含まれているとか。
その事業数は712、総額23兆4000億円にのぼるという。しかも中にはコロナ対策としてすぐに行う必要があったのか疑わしいものも多いとのこと。

例えば、「地方創生拠点整備交付金」による事業は5年前から行われているのだが、その「事業の目的」を3年前に遡(さかのぼ)ってレビューシートに記載された文章を調べてみると、コロナ前もコロナ後も3年とも全く同じ文章で、事業の目的・概要がレビューシートで3年間全く同じ文章だったものが89事業あったらしい。
コロナとは余りリンクしていないと思われる以前からあった計画・事業が、なぜか77兆円のコロナ予算の中に組み込まれているとのこと。

コロナ前から事業を行っていて、今回は交付金がコロナ予算から交付されたことについてある市の職員、
「あの~、ま、そこは何と言うかな、うん、コロナだからどうっていうことは余りないかなと。なかなか難しいんですけど、基本的にこの拠点整備交付金というのは地方創生。当然、今、コロナの影響を受けてはいますけど」
コロナに関係ない地方創生事業であることを認めた。

番組に出た専門家、「コロナ以前からある課題に対処すべき事業と、コロナで顕在化した課題に対処するべき事業は、本来ならば分けて考えなければいけなくて、後者こそが本来ポストコロナの事業ということになるはずなんですけど、そこら辺りが恐らく混在してしまっている」
「少しでも役に立つものなら全部ポストコロナだというところで全てを解釈しちゃう、という単純思考ができるスキームになっている」

コロナ予算がなぜ77兆円もの巨額になったのか、ある官僚は、
「コロナの収束の目処が立たない中、政府は『切れ目のない景気対策が欠かせない』と訴えていた。今までは通りにくかった予算も『コロナ』という看板をつければ通りやすいという思惑もあった。
結果、緊急性や有効性が乏しいものも含まれた可能性は否(いな)めない」

まあ、以上長々と述べてきたが、アベ・スガのコロナ対策補正予算は、コロナに対応した部分も勿論あるのだろうけども、むしろ政府が地方創生という名の下に意図的に行った「ばらまき」であったのではないかと自分なんかは思ってしまう。

国が地方を手懐(なず)けるため、77兆円にも膨れ上がった。

番組では他にも、
事務委託費・再契約率の高さ・9次下請けもあるような多重下請け・国と電通の関係・企業が予算使途や活動内容を国に報告しないで済む仕組み・国民1人当たり10万円の給付金を支給した事業においてレビューシートが存在しないこと・EBPM(根拠に基づいた政策立案)・77兆円のコロナ予算がどのくらい検証されるのかなど、様々な問題が提起されていたと思う。

全部紹介することはちょっと大変なので出来ないけど、最後に一つ、公正取引委員会の元局長は、
「多重構造によって業務や経費が重複しているかが分かりにくくなる。今回のように履行体制を十分に確認しないまま執行していると、経済合理性対してかなりのリスクがある」

無駄な部分がかなりあるのではということ。

それは今日述べたコロナ予算に限らない。

国の予算全体に無駄な部分が溢(あふ)れている。

●12月30日(木)
★昨日の空港の検疫所などで確認された新型コロナの感染者数は103人で、都道府県と合わせると501人となった。500人超えは今年10月16日以来だそう。
感染拡大が進んでいる。

★チャリで。新宿デパ地下で母から頼まれた魚の粕漬けを買おうと思ったが、年末年始はその商品は販売しないとのこと。代わりにヒレカツを買った。
実家。部屋を掃除。食事に付き合ったが、母と付き合っていると予定ががどんどん後回しになってしまうので、自分から神棚の掃除をし始めた。
掃除中、母が買い物に出ると言うので一緒に行くことになったが、母が昨日郵便局で下ろした◯万円はまだ家にそのままあって、信用金庫には入金していないとのこと。母はあまり歩きたくないので、自分が先に出て信用金庫に行って入金し、スーパーで会うことにした。
スーパーで待ち合わせして正月の食品など。

戻って神棚掃除の続き。5時を大分過ぎてもう真っ暗。買っていったどら焼きを食べると帰りが遅くなるけど、お茶を飲みながら一緒に過ごすのも親孝行だと思いお茶タイム。元カミさんには7時近くになるとLINE。

夕方になって冷たい風が吹き出した。メチャ寒い。

★帰宅。
大納会終値は115円安の2万8791円。
これでも、32年振りの高値だそう。

★元カミさんは明朝早くイエを出る。今夜は一緒に刺身を食べた。彼女が11月半ば、予定より少し早くアパートを引き払ってウチに来てから、アッという間の1月半だった。

中国に戻ったら2週間ホテルに隔離されて、その後1週間は自宅待機だそう。自宅待機中は1日1回、当局からテレビ電話で確認されるので、外出がバレないためには一歩も出られないとか。中国は厳しいからな。

中国には3月末か4月初めまで居て、その後日本に帰ってくる予定だが、オミクロン株がどうのこうの騒いでいるので、彼女がすんなり戻ってこられるかどうか、若干懸念が残る。日本に戻ったら新しいアパートを探すので、それが決まるまでまたしばらくウチに居ることになる。

昨日彼女はPCR検査を受けたが、その後イエで2~3時間かけて苦労してアプリを操作していた。そのアプリに丸一日経った今日、ようやく陰性証明QRコードが届いたそう。48時間有効だとか。
明日に備えて二人とも早く寝た。

●12月31日(金)
★大晦日。
寝床で横になっていた7時間の内、実際に眠ったのは3時間くらいだったんじゃないかな。

元カミさんはタクシーをアプリだか電話か何かで呼ぶことを自分に期待していたみたいだけど、団地内にタクシーを呼ぶより、団地横の小滝橋通りは早朝でもタクシーはある程度頻繁に走っているだろうから、その方がよっぽど早くタクシーが捕まるということで、予定していた7時30分より15分早く、スーツケースをガラガラ引いて道路に出た。偶然かもしれないが、思った通り1秒でタクシーが来た。

これで3~4ヶ月のお別れだ。独り暮らしの方が絶対に楽だと思ってはいるけど、いざしばらく1人になると思うと、何となく淋しい気がしないでもない。

★最近は、ロックは週一回の政則さんの番組「ROCK CITY」を観たり観なかったりで(録画はしているけど未視聴が溜まっている)、普段ほとんどロックを聴くことはなくなっちゃったけど、それでも最近、LOVEBITESをたまたま知ったのでたまに聴くことがある。「スワンソング」はライブだとショパンの「革命のエチュード」の生演奏から始まる。ピアノの難曲らしい。他の曲でもクラシックの一部を取り入れた曲があるけど、彼女たちは基本はバリバリのメタル。メタルだけど、1曲聞いていると曲のあちらこちらの部分がどことなくクラシックっぽいメロディに聞こえてくるような曲もあったりして、Miyakoというギタリストはそれなりのクラシックの素養があるようだ。

今日は紅白だけど、もう何十年もチラリとも観ていない。紅白の時間は、録画したけど観ていない番組150時間分のごくごく一部を観たり、LOVEBITESをYOUTUBEで聴いたり。今年最後の日をのんびり過ごした。(仕事をしているわけでもないので、毎日がノンビリと言えばノンビリなのだが)

いつもは大抵朝に浴びるシャワーだが珍しく夜に浴びた。

★夜11時45分、彼女からWeChatが来た。
「今、ホテルに着いた」
もうそろそろ着いたかなと思いつつ、連絡がないので、多少は心配していた。

朝8時に新宿からバスに乗ると言っていた。飛行機の出発は午後早目の時間かな。上海までの飛行時間は4時間かそこらだろうだろう。「今、ホテルに着いた」とは言えども実際に着いたのは今から2時間くらい前かもしれない。だとしてもホテルに着くまでの間、上海空港では、コロナ関連のチェックが中心だと思うけど相当手続きが大変だったと想像できる。

中国は感染拡大封じ込めにかなり躍起になっている。彼女はこれから2週間ホテルに隔離、その後自宅に戻れても1週間は外出できないらしい。

春節(旧正月)が終わって3月か4月には日本に戻る予定とのことで、そしたら新しい部屋を探すとか。個人的にはウチにずっと居ても構わないとは思うけど、都営アパートの規則もあるし、自分の両親のこともあるし(バレたら大変なことになる)、まあ、実際にはまた少しの間(1~2ヶ月)居候することになるのかな。

★従弟妹たちから夜中の12時前後、相次いで新年の挨拶が来た。
新年の挨拶は、元旦にするものだ。元旦の「旦」の字は、見れば分かる通り朝日が地平線から昇る様を表している。元旦は、元日の日が上ってからせいぜい午前中までの時間だ。少なくとも夜中ではない。
だから、当然皆には返事を出さなかった。返事は明日の午前中。

コロナは続くのか?
今年終了。

迷える古羊、どこへ行く/アベノマスク破棄

2022-12-13 16:01:26 | 日記
●12月18日(土)
★午前中、元カミさん出かける。多分、目白の病院かな。
自分はブログをやっていたが、フッと思い出した。そういえば、シニア館の2月分の申し込みは、年末なので早目にもう始まっているって聞いた気がする。
申込書をもらいに行ったが、外は風が強くて滅茶苦茶寒かった。明日また来るので今日は申込書をもらっただけ。

寒いけど、駅の方にしめ縄を売っていたところがあったような気がしたので行ってみたけど、その場所自体が見つからなかった。

ちょっと立ち寄ったスーパーで売っていたしめ縄は実家のしめ縄より短いような気がしたので、今日は買わず。

★4時、帰宅。間もなく彼女も帰宅。
★新型コロナの新規感染者数は全国で202人。久し振りの200人超えだ。

●12月19日(日)
★今朝の東京の最低気温は氷点下だったようだ。
★午後、シニア館の麻雀会。2月分の予約申込。
近所のスーパーでマグロのカマ。
元カミさんは、帰国する前に色々買いたい物があるとかで、買い物してきたようだ。

★東京の新規感染者数、久し振りに30人を超えたようだ。

●12月20日(月)
★元カミさんは西川口の友達のところに麻雀をしに行った。明日も麻雀なら今日は帰らないとのこと。
★先月30日に受けた胃カメラ検査の結果を電話で聞いた。組織検査は問題なし。ピロリ菌も陰性。
★国の接種証明アプリの運用が今日から始まったとのこと。自分も出来る? 区の代表電話に電話したのだが、担当部署の電話が全部ふさがっているとのこと。直通電話の番号を教わったけど、午後、電話せずにチャリで区役所に直接行ってみた。
その担当部署があるのは本庁舎ではなくちょっと離れた第2分庁舎の分館の分室、コンビニや一般の会社が入っているビルの9階というので、チャリを置いて歩いて行った。新宿区役所はもう古くて暗くて手狭で、分庁舎だ、分館だ、分室だ・・・ 新宿の名に相応しくないオンボロ建物。豊島区役所のような立派な区役所が必要だ。区内に広い土地はもう無いんだろうか。

電話での問い合わせは結構あったらしいが、実際窓口に来た人は自分が初めてだとか。
で、教えてもらいながら接種証明のアプリをインストールした。途中、マイナカードのデータ読み込みでちょっともたついたが(スマホの機種によりマイナカードとスマホの位置が異なっているようだ)、まあ、何とか出来た。人に教わりながらやったせいかな、思ったより簡単だった。一人じゃできないと思う。

あちこちで色々な証明アプリがあるようだが、国としてようやく運用が始まった。もっと早く出来ないものなのか。海外じゃもうとっくの大昔だ。日本はデジタル後進国。

ゴールデン街を歩いていたら、声をかけられた。今は中断されたままになっている13号棟の麻雀会のメンバーのMさんだった。もう店はやってないけど、週2回、道路の掃除に来ているとのこと。

麻雀をやりたいというので生涯学習館の麻雀会を紹介してあげた。

区役所に停めておいたチャリに乗って新大久保のスーパーへ行き冷凍品他。
その後、高田馬場のスーパーに着いて、さっきのスーパーのサッカー台の上に買ったばかりの物2点を袋に入れたまま置いてきちゃったことに気が付いた。2点で550円くらいかな。店の外のサッカー台だったし、大分時間が経っているし、もう誰かが持っていっちゃったかもしれないけど、上り坂もきついけど、またチャリをこいでダメ元で新大久保に行ってみた。
サッカー台の上にはなかったので、ああ、やっぱりなと思ったけど、レジで聞いたらレジに置いてあった。親切にも店の中に届けてくれた人がいたんだ。感謝。日本人もまだ捨てたもんじゃない。いや、この店の客は恐らく半分は日本人じゃない。どなたにしても、とにかく感謝です。

★株、600円下がって28を割った。

★国会議員に毎月100万円支払われる文書通信交通滞在費について、今の臨時国会で見直しの議論が行われていたが、自民党は日割り計算は認められるけど、領収書を添付するなどしてカネの流れの透明性を高めようとかいう話には非常に消極的というか否定的で、結局与野党の折り合いは付かなかったとか。

自民党に一番似合わない言葉は「透明性」ということか。

★補正予算成立。一般会計総額、35兆9800億円。
1)新型コロナ感染拡大防止対策
・医療体制整備
・住民税非課税世帯へ10万円
・売上減の事業者対策
・時短に応じた飲食店への対策
2)経済活動再開など
・GOTOトラベル
3)新しい資本主義
・半導体製造拠点整備
・マイナカード普及
・18歳以下に10万円相当
・看護師介護師など収入引上げ
4)安心安全の確保
・自衛隊の装備強化など

医療体制整備の他は、感染防止対策というよりむしろコロナ被害者の救済と言った方が良い。
経済活動再開でGOTOをやるのも良いけど、そうゆうのよりもっと根本的な経済浮揚対策が必要なのでは。
で、その経済対策、半導体だけ? 他のマイナカードとか10万円とか看護師などの給料とかって、新しい資本主義と何か直接関係あるの?
安心安全の強化とは結局言い換えれば軍事費の増額ということではないか。本予算では大々的に増やせないから、補正で何気なく盛り込むということか。

まあ、何にしてもまた一段と借金が増える。アベ後期からどんどん増えている。
アベ時代、アベは「自分が首相になってからは、当初予算では新規国債の発行額は毎年下がっている」と言っていたが、その内、補正予算を組むようになって、そこで発行される国債を含めると年間では前年度の発行額を上回るようになってもその台詞(せりふ)をしばらく繰り返していた。「当初予算では減っている」は間違いではないとしても、実際には補正で増えていたのだから、アベの言葉は全く意味も価値もない、ただの虚勢であり誤魔化しであったと言える。

もっと昔から財政再建をしておかなかったせいで、今回も返済の見込みのない借金を重ねるばかり。
日本の国力も落ちるばかり。

★失業保険料が来秋に値上がりすることが決まったとか。可処分所得がまた減る。実質所得が減る。

★香港は死んだ。というか殺された。可哀想に。
中国は嫌いだ。

●12月21日(火)
★NYダウ、35割れ、ナスダックも15割れ。
★元カミさん、池袋の歯医者に行くと言って出掛けていった。
★自分はチャリを甲州街道(新宿駅近く)の歩道駐輪場に停めて、京王線で実家へ。
母とタクシーに乗り下北沢の病院へ。他に患者さんがいなかったわけではないが、いつもよりかなり早く終わった。それと、前々回、1割負担のところを間違えて3割負担にしてしまったので、今日はその日の領収書を持ってきて差額を精算してもらった。

地下にもぐった小田急線の下北沢駅から電車に乗ったのはもしかして初めてかな。
代々木上原駅を通った時、昔を思い出した。この駅は今でこそ10両編成が4本も停まれるような大きな駅だが、自分が上原に住んでいた約50年前は、各駅停車しか停まらない本当に小さな“田舎”の駅で、当時は確か各駅停車は4両編成だったかな。朝のラッシュアワーの時間帯には特別に5両編成の各駅停車も来ることがあるのだけども、その時は1両目は駅からはみ出して踏み切り内に停まっていた。(1両目だけドアが開かない)

50年前に住んでいたマンションはまだあるようだ。電車から見えた。

新宿の京王デパートで3軒にお歳暮を発送してもらった。いくつか買い物。地下で父のためのお弁当。

京王線の改札前で母と別れた。

自分はもう一度デパートに戻り、ぬか漬けを買った。

駐輪場に停めてあったチャリに乗り家の近くのスーパー。この前、たまたま見かけて買ったマグロのカマが美味しかったが、今日も置いてあった。限定的な商品らしい。次の日曜日にも多分また販売するだろうとのこと。じゃあ、買うのは今度の日曜にしようかな。美味しかったので彼女と一緒に食べよう。

★元カミさんは歯医者に行ったのは良いけど、予約していなかったので今日は診てもらえなかったとのこと。明日また行くとのこと。

★臨時国会閉会。
自民は、18歳以下の子どもに10万円相当を支給することについては、お友だちである公明の提案だから、スッタモンダの末何とか話がまとまったが、国会議員がもらう毎月100万円の文通費の見直し・改正については、透明性の確保の部分について反対、結局何だかんだ理由をつけてゴネまくり見直し全部をご破算にしてしまった。

●12月22日(水)
★元カミさん、池袋の病院へ。
★色々なものが捨てられずに置いてあるのだが、明日業者がゴミを引き取りに来てくれるというチラシが入っていたので、良い機会だから、多少お金を払ってでも全部処分しようと思ったけど、明日は朝から出かける予定だ。電話するのは止めた。
要らない物が溜まっている。

★2時前、社協のMさんと待ち合わせて、15号棟11階のお宅へ。エアコンのフィルターを取り替えるボラ。
スーパーで買い物。

★NHKのニュースで「奧に追いやる」というテロップ。「奧」という字は生まれて初めて見た。調べると「奧」は「奥」の旧字体だそうだ。なぜ旧字体を使う。

★オリパラの経費。
・招致決定前 3000数百億円というような数字だったような、そうじゃなかったような・・・やや曖昧。
・2013年の立候補ファイル 7340億円(前の段階↑で示したのは何とかの部分だけとの説明)
・2016年  1兆6000億円~1兆8000億円(3年経って初めて大会の全体像が示された)
・2018年  1兆3500億円 (多すぎるとの批判で削った)
・2020年  1兆6440億円 (1年延長のため経費が増えそうだと説明)
・2021年  1兆4530億円 (規模縮小で予想よりやや減りそうだと説明)

で、この総額の負担割合は、
大会組織委員会 6343億円
東京都     6248億円
国       1939億円

組織委員会、「(IOCに提出した)立候補ファイルの数字(7340億円)と、1兆4530億円という数字を比較できません。
(招致段階では)競技施設そのものの建設費を提示することが求められている訳でありまして、いざ使うということになれば、周辺整備もしなければなりませんし、さまざまな追加支出が出て参ります」

まあ、周辺整備やさまざまな追加予算がありましたと言われても、多少の金額ならいざ知らず、2倍、7000億円も増えたんじゃ、その言葉を素直に「はい、そうですか」と納得できるわけがない。

よく覚えてないけど、招致前後の最初の頃は、経費は最低限に抑えると自信たっぷりに説明していたんじゃなかったかな。確か、非常に低い額に抑えられるって強調していたよな。
だから、周辺整備があるであろうことは分かっていても、2013年から2016年まで3年間も黙っていたのかな。

競技施設そのものの建設費を提示したことは良いとしても、本当は周辺整備もあるのでこれより大分多いですよと予め説明をするくらいの配慮というか誠意はあっても良かったんじゃないかな。何と言っても日本国民が中心となって開催する世界のお祭りだ。国民が気持ちよく協力することなしに大会は成功しない。
開催費用を少しでも小さく見せよう、隠そうと腐心するなど以ての外。
国民に対して実に不誠実。

★4年前に国会の要請を受け、安定的な皇室継承のあり方を検討してきた専門家会議は、最終的な報告書をまとめ、皇族数を確保するための2案を提示した。
1)女性皇族が結婚後も皇室に残る案。(現在は皇籍離脱)
2)旧皇族の男系男子を養子に迎える案。

会議の報告書では、皇位継承の制度的な安定性が極めて重要としつつも、「悠仁以降について具体的に議論するには機が熟していない。悠仁が皇位を継承したときには他に皇族がいなくなることが考えられるので、先ずは皇族数の確保が喫緊の課題である」
ということで1案・2案ということななるわけである。

これが最終報告ですか。国会の要請では女性天皇・女系天皇についての議論も求められていたんじゃなかったっけ。気のせいかな。「機が熟してない」として逃げたことは国会からの要請されたことを拒否したということになるでは。

問題を先送りしてギリギリまで棚上げする、責任を負わないことを最優先させる、これが日本のやり方だ。

★アベノマスク、去年4月~5月に厚労省が検査したところ、約7100万枚の内約1100万枚が不良品であった。実に15%が不良品であったということになる。
その検査の費用は、
厚労省による検品費用         約 6億9200万円
納入事業者が実施した検品費用     約10億7000万円
検品に時間がかかったので追加費用   約 3億3000万円

これだけで軽く20億円を超える。この他に検査業務委託費も7億円?

そもそも、アベノマスク3億1800万枚余りの調達費用は約442億6300万円。
で、この内8130万枚(約113億円相当)が、もらい手がなくて“売れ”残っているそう。希望者には配るとか言っているけど、その数はせいぜい月に20万枚程度らしい。そこで岸田は残りの約8000万枚を今年度末で廃棄することを決めたとか。100億円以上が灰になるわけだ。
今まで(今年3月まで)の保管料が6億円、来年までの保管料が9億円。処理費用だって恐らく100万、200万じゃ済まないだろう。ウン千万円? それともウン億? ウン10億?

廃棄を決めた岸田の言ったことが実にふざけているというか、国民をバカにしているというか、いかにも政治家らしいというか。
「昨年の春、政府が布製マスクを全国民に配布するとしたことで、その後マスクの製造・流通が回復し、今ではマスク不足に対する心配は完全に払拭され、マスク配布の目的は達成されました」

マスクの「製造が回復」というが、日本国内でのマスク生産は全体の約2割程度だそうだ。確かに世界的なマスク不足のせいで日本でもしばらくマスク不足が続いたが、輸入されるマスクの量はというと(前年同月比で)、

2020年1月 115%
  〃  2月  56%
  〃  3月  90%
  〃  4月 257%
  〃  5月 300%超

ということで3月にはほぼ回復、マスクを最初にほんの少しだけ配布し始め、しかも不良品だ、回収だ、検品だと騒いでいた頃には、大量のマスクが輸入されていたのである。実際、我々の手元にアベノマスクが届けられた頃には、街には値下がりしたマスクが大量に出回っていたことは、国民皆が知っている。
岸田の「政府がマスクを配布することにしたから、その後、製造・流通が回復した」との発言は、全くの嘘・デタラメ・フェイク・言い逃れである。

400億も500億もの税金を使っておいて、多少なりとも国民に歓迎されたのならまだしも、世の中に十分な量のマスクが流通してから届いたアベノマスク、しかも、見るからに小さくてチンケで見劣りのする布マスクを、有り難いなんて思った人は誰もいないんじゃないかな。

挙げ句の果てに、アベにしても岸田にしても、この失策に対する謙虚な反省の言葉は全くないばかりか、有りもしない成果を誇らしげに自慢している。
岸田はアベノマスクについてヤンワリとでもアベを非難する勇気もない。そもそも自民党というところはお互いに傷を舐(な)め合って互いの失敗は無かったことにする集団である。

岸田もそうした“使えない”政治家の一人。

国民から付託を受け、大事な税金を預かっているのに、国民のために働くべき公僕の身でありながらなぜ正直に愚策を愚策と言えないのだろう。

日本が良い方向に進まないのは、悪いことを悪いと言わない(言えない)、悪いことを良いと言ってしまう醜い政治家のせいだ。

政治家のまず第一の最低限の仕事は、国民が心配なく、安心して、普通に毎日の食事が出来るようにすることではあるが、先ずその前に「清く、正しく、美しく」あらねばならない。裏の裏があるような汚い世界に棲(す)む不誠実な政治家がやったことでは、どんなに良い政治を行ったとしても、自分としては評価できない。

★新型コロナの新規感染者数は全国で249人。やや増えてきたか。

●12月23日(木)
★元カミさん、出掛けていった。今日は外泊だそう。
★生涯学習館の麻雀会。ここでは今年最後。良いような悪いような。
★まっすぐ帰宅。

★GDPについて。
政府は今年度の経済成長率(実質)見通しを3.7%(7月時点)から2.6%に引き下げた。新型コロナ・緊急事態宣言の影響だとの説明。成長率がコロナ前の水準に戻る時期については、「今年中」から「今年度中」にずらした。

また、来年度の経済成長率の見通しについては、2.2%(7月時点)から3.2%へと上方修正。この内の1%程度は、55兆円の新たな経済対策による効果だという。GDPは556兆8000億円(?)で過去最高の見込みだという。

GDPは、2007年度頃は527.2兆円余りだったが、リーマンショックで500兆円割れ。その後のアベ時代に統計方法・基準値を変更して20兆円~30兆円ほどを“底上げ”したのを含め、2018年度にはようやく554.2兆円余りにまで上昇したが、コロナ前の2019年度にはこれより減少、コロナの影響をもろに受けた2020年度には525.6兆円余りにまで落ち込んでいた。リーマンショック前とほとんど同水準だ。

アベがアベノミクス第2弾として表明した(名目)GDP600兆円は、経済界からも「あり得ない数字」と言われるくらい、アベの大風呂敷・ハッタリであった。600兆円はどこへ行った。

岸田は今年度・来年度で本当に過去最高を記録できるのか。例え達成できたとしても、まだそんな程度でウロウロしているのか、と言えるくらいの低水準であることには変わりない。
日本の競争力は低い。世界からどんどん遅れる。

★新型コロナ新規感染者は全国で295人。日本でのオミクロン株感染者数は200人だとか。ジワジワとオミクロン株に変わりつつあるようだ。

●12月24日(金)
★ブログ、12日分更新。
★今日は日曜じゃないけどシニア館の麻雀。8人だった。7人だと順番待ちが長くなるので一番困るけど、8人で良かった。
高田馬場へ買い物。アマニ油他。

★帰ると元カミさんも帰っていたが、また出かけるとか。

★新型コロナの飲み薬、米社製「モルヌピラビル」が承認された。承認される前に既に20万回分の薬が日本に届いているとか。27日には医療機関や薬局に届くとか。

●12月25日(土)
★デパ地下で母から頼まれた魚の粕漬け。屋上で売っているかもしれないというしめ縄は売ってなかった。
実家では、ガス台の周りやガラス窓の掃除をするつもりだったが、母が面倒臭くなっちゃったと言うので、今日は止め。
やったのは、照明器具を天井から外してホコリを払い、部屋をちょっと掃除した程度。
そして、スーパーに行きしめ縄などを買ってきた。前回のしめ縄より長さがちょっと短いけど、やむを得ない。

母から実家に引っ越してきてほしいと頼まれたけど、困ったなあ。朝の布団上げをやってほしいって言うんだけど、そのために一緒に住むっていうのもなあ。他の時間は何をやっていれば良いの。多少はやることがあったとしても、基本、ほとんどやることがないんじゃないかなあ。百人町で人との付き合いもあるし。
本当はベッドでも買えば良いのにと思うけど、それは父が頑固に絶対嫌だって言うし。

自分の祖母は息子たちの家を数ヵ月ずつたらい回しにされていたが、85才くらいの時だったかな、皆に迷惑をかけたくないと言って、自分から老人ホームに入ると言って千葉県館山にサッサと引っ越していった。
父に、「二人でホームに入ったらどお? お母さんも楽になるよ」と勧めるのだけども、「あんなところに入ったら人生終わりだ」みたいなことを言って、頑として聞き入れない。

父は自分で風呂に入るのが大変なので、介護保険を利用したらと言っているのだけど、それも頑として受け付けないし、家に一日中居るよりデイサービスを利用すれば気も晴れるよと勧めても頑として受け入れないし、とにかく現状維持に少しでも反することは一切ダメ。母が一から十まで父の身の回りを看なきゃダメ。ある意味、とても我がまま。87歳の母も目一杯で、根をあげている状態だ。

でも、だからといって一緒に住んでほしいというのもなあ。困ったなあ。

帰り道、風が滅茶苦茶冷たい。
スーパー。
職安通りのドンキで辛ラーミョン5袋入り。即席ラーメンって塩分が異常とも言えるくらい多いので、以前は食べる間隔をかなり空けていたけど、最近は大分間隔が狭まってきた。1週間か10日で1袋かな。
新大久保のイスラム店でトルコの干しイチヂク。

★帰宅。元カミさん帰っていたけど、余り話しはしなかった。

★東京では誰でも無料で新型コロナのPCR検査か抗原検査が受けられるようになったとか。新宿区にも2ヶ所の検査所があるという。
早期に感染者を見つけられれば、それだけ早く病院につながるなど、感染拡大防止に役立つということらしい。
今度の年末年始に帰省するという学生が、「去年は自腹を切って検査を受けたけど、今年は無料で検査が出来るので助かる」と言っていた。

まあ、念には念を入れて、検査を受けて陰性を確認してから帰省するという気持ちも分からないではない。実家の方から、あるいは実家の近所の家からも、陰性確認をしてから帰ってこいっていう圧力があるのかもしれないし。
もし陽性ならすぐに医療機関にアクセスできて、実家の家族や近所の人への感染拡大を少しでも防ぐことはできると思う。検査の機会が増えるということはそういう意味では悪くはない。

ただ、自分が思うに、彼(学生さん)が検査を受けて陰性が確認された後で新型コロナウイルスに感染しないという保証は何もない。今日、家に帰る途中でうつされるかもしれないし、帰省の列車の中でうつされるかもしれないし、とにかく、検査で陰性であってもそれはあくまでも検査の時点で陰性であったということでしかない。

それに、今日の東京の感染者数は、最近やや増加傾向にあるとはいえ、38人。もし、これが1日50人だとしても、
(1404万人ー40万人)÷50人
=272800日
=約746年
今のペースなら、東京の人間が全員コロナに感染するにはあと700年以上かかるということになる。

1日100人ならあと370年、1日1000人ならあと37年・・・

つまり、今の時点では検査を受けるにしても陽性となる確率は元々ほぼゼロ。熱があるとかいう以外はそんなに神経質になる必要はないと思うけど。
まあ、検査を受ける受けないは個人の自由だし、検査を受けることで安心できるというのであれば受ければ良い。

基本的には余り神経質にならないで良いと思う。

★ソビエト連邦の崩壊から30年だとか。

●12月26日(日)
★昨夜もその前の夜も余り寝られなかった。多分3時間くらいずつくらいか。
シニア館で今年最後の麻雀。
終わったあと、イエの近所のスーパーでマグロのカマを買おうと思ったけど、置いてなかった。店員に今度の日曜日は多分置いておくと言われたけど、無かった。正月用の食品ばかり。元カミさんが帰国する前に一緒に食べようと思ったけど、叶わなかった。代わりにチキンを買った。

★帰ると彼女が鍋を用意して待っていた。
★「大河」の最終回。

迷える古羊、どこへ行く/核禁/赤木裁判/統計

2022-12-07 09:52:07 | 日記

●12月12日(日)
★午後、シニア館の麻雀会。

終了後、見守りボラでSさんのアパート。
再発行してもらったバス券で上野のアメ横に行ってきたとか。テレビが毎日友達だとか。脚とか眼とかの状態は今一だけど、まあ、何とかやっているとのこと。医者からは毎日5000歩は歩くようにと言われているそうだが、初めてお会いした頃は2000歩以上は歩かないように言われていると仰っていたので、少しずつ体調は戻ってきているようだ。

高田馬場のスーパーとイエの近所のスーパー。

●12月13日(月)
★今日は寒いのでチャリでは寒い、歩いて行こうと思っていたら、何だかんだで予定していた時間より5分くらいイエを出るのが遅くなってしまった。このままだとやや遅刻するので、しょうがなくチャリにした。寒かった。

Nさん宅。
一番最初、東の1局目、配牌を見るとトイツが6つで待ちは一索単騎。
ダブリー・チートイ・ツモ・ドラ1(赤ドラ)で、いきなり跳満。その次はゴッパーで、今日は何となく良いかなと思っていたが、1回目こそトップだったものの、2回目以降は何をやってもダメ。最後までほとんどアガれず、トータルでも大きく凹んだ。

麻雀、こんなこともある。人生も同じだ。良いときも悪いときもある。

帰りも滅茶苦茶寒かった。スーパーに寄って買い物。

★彼女が「鍋」を用意して待っていてくれた。体が暖まって有り難かった。
元カミさんが先月アパートを引き払った時の精算明細書がようやく届いたようだ。

★18歳以下への10万円相当の給付を、現金とクーポン券に分ける分けないでかなり揉(も)めていたけど、昨日の西村の発言あたりから何だか様子が変わってきた。
今日の予算委員会で、岸田はどうやら現金のみの支給も容認すると方針を変更したようだ
これだけあちこちから不平・不満・苦情・混乱が起こり、ようやく岸田も世論に押されたか?

★10月31日の総選挙で当選した議員には、10月分の「文書通信交通滞在費(文通費)」100万円が丸々1ヶ月分支払われることになり、維新の議員が「おかしい」と言い出したことがきっかけとなって、文通費について見直しの議論が持ち上がってきた。

しかし、自民党は日割り支給については同意したものの、昔からの懸案である文通費の透明化(領収書の公開)などについては否定的、一旦、日割で合意した後でその他のことはじっくり話し合おうだなんて言い出した。

NHKの世論調査。
文通費について、今の国会でどうすべきと思うか?
 日割り支給だけで
     決めるべき   20%
 公開の義務付けも
     決めるべき   65%
 何も変える必要はない   5%

文通費を勝手に私的に本来の目的とは異なる使い方をしているからこそ、自民党は領収書の公開には強く反対しているんじゃないのか、と疑われても仕方がない。

そもそも、文通費とは、国会議員が議員活動を行う為に必要な経費を歳費(給料)とは別に確保して支給するというのが趣旨であって、給料ではない。
ところが国会議員たちは文通費を歳費と同じ第2の給料ぐらいにしか思ってない。多少は経費として使う部分もあるだろうが、一旦受け取ったら、もう後は何に使おうが勝手だろくらいの感覚しかない。領収書の添付はおろか、余ったら返金するだなんてとんでもないことなのである。給料はちゃんともらっていて、その他に経費分として税金から支給されているのだから、大事な税金、余ったら返すことぐらい本来なら当たり前であり、反対するなんてとんでもないことである。

国会議員がいかに常識にかけた人種であるかの証明でもある。

この文通費問題、何も今に始まったことではないという。
20年前、衆議院改革に関する調査会は、文通費の使途を公表するように求めていた。衆議院議長からの要請で調査会で議論された結果だが、勿論、議員たちはそんな公表だなんてことを受け入れるはずがない。

10年前には、ちょうど今、文通費の日割り支給が問題視されているのと同様、議員の歳費(給料)について、数日しか在職していないのに1ヶ月分の給料を丸々支払うのは如何なものかという議論があって、歳費については日割りへと改善されたものの、文通費についてはそのまま手つかずで、今に至っている。

数日しか在職していないのに1ヶ月分の給料を丸々もらえる会社が、世の中に一体存在するのか。それを思えば、政治家たちは長年“不正”をし続けてきたことになる。それが是正されたのがたったの10年前。
そして、文通費の使途公表に関しては、国会議員どもは20年もほったらかしで、今回もうやむやにしようとしている。
今、自民党は毎月国民からもらっている文通費を、国民の誰からも疑念を持たれることのないような清潔な使い方をしていますよと“証明”することを拒否している。

NHKの世論調査=国民の思いを自民党の連中はどう思う?

自民党は「先ずは各党が一致している日割り支給で法改正をし、使途の公開等についてはそれから議論すれば良いと野党側に提案したが、理解を得られなかった。
残念ながら野党側の理解が得られない以上、法改正案の提出は断念せざるを得ない」
みたいなことを言っている。
使途の公開等を回避するために、「日割り」を人質にとって、さらに“野党”を持ち出して醜い抵抗をしている。
なにが「一旦『日割り』で合意したあとで、その他のことはじっくり話合おう」だ。聞いて呆れる。一旦「日割り」で合意したら最後、後は全力で「透明化」に反対するのが見え見えだ。

「公開の義務付けも決めるべき」が65%。今の日本の不幸は、政府・自民党が国民の声を聞かなくなったことである。

自民党にとって、国民の思いなんか知ったこっちゃない。アベ時代もそうだったし、岸田なんか人の話を聞くとか言いながら、今回、完全無視だ。

岸田が言う「人の話をよく聞く」というときの「人」とは、国民の声ではなく自民党の声であることが、世論調査からも証明された。

●12月14日(火)
★12時、3人集合。今日も全然ダメ。先週後半からかなり深刻なスランプ。
元カミさんがちょっと顔を出してちょっと話をした。

★最高気温は6度台だった?

★国会の衆議院予算委員会で、来年2月だか3月だかに開かれる核兵器禁止条約の締結国会議に日本がオブザーバー参加しないことについて、
野党、「どうして(参加が)ダメなんですか? オブザーバー参加すれば日本の考え方を核兵器禁止条約の参加国に対して、説明する機会だってある。被爆国として核がどういう被害を及ぼすかということについても説明する機会もある」

岸田、「核兵器国を動かさないと現実は一歩も動かないという厳しい現実に何回もぶちのめされた。先ずはバイデン大統領、アメリカと信頼関係が出来ない内に参加するということになってしまうと、肝心の信頼関係そのものを損ねてしまい、現実が動かないことになってしまうのではないか」

何だかなあ・・・
「何回もぶちのめされた」と言うが、今のままじゃこれから先も「ぶちのめされる」事が恐らく永遠に続くのではないか。
バイデンと信頼関係を築く事で一体どれだけ核兵器廃絶に役立つというのであろうか。核兵器廃絶に対して何か意味があるのであろうか。
バイデンと信頼関係を築けたら、オブザーバー参加するのか。もしこの先もオブザーバー不参加を続けるということになれば、それはバイデンと信頼関係を築けなかったということになると思って良いのか。

核禁止条約の締結国会議で、日本が主張する「核兵器国を動かさなければ何も動かない」という考え方を堂々と述べれば良いと思うし、仮にそうしたからといってアメリカの機嫌を損ねることには全くならない。

核兵器禁止条約の締結国は、唯一の戦争核被爆国である日本には是非とも条約に加盟してほしいと願っていると聞く。「なぜ被爆国である日本が核禁止条約に賛同しないのか」と思うのは至極当然・必然である。
日本政府が核兵器禁止条約をガンとして受け付けない考えなら、せめてオブザーバーとして核兵器禁止条約の締結国会議に参加して日本の「核兵器国を動かす」という考え方・立場を説明すべきである。バイデンが大事というのであれば、「核兵器を廃絶するためには、アメリカと信頼関係を築く事が大事だ」という岸田の考えをオブザーバー参加して、堂々と言えばいい。

岸田やアベをはじめ政治家は二言目には「丁寧に粘り強く説明を続ける」が口癖だが、実際には本当に聞きたい説明なんかほとんどしたことがない。国際的にもそうするつもりは全くないようだ。
核兵器禁止条約から逃げまくっている。

ある新聞の調査によると、核兵器禁止条約の締結国会議への参加について、
 オブザーバー参加すべき  85%
 参加すべきでない     12%

核兵器禁止条約への参加については、
 参加すべき        71%
 参加すべきでない     27%

ここでも岸田は「国民の声」から完全に乖離していることが証明された。

NATO加盟国のドイツは、核の傘に守られているという意味において日米安保の日本とは同じ立場にあるが、ドイツの新政権は、締結国会議にオブザーバーとして出席するとのこと。
ドイツに出来て日本に出来ない理由は何か。

本当に心の底から核兵器廃絶を願って已(や)まないというのなら、核兵器保有国や日本も参加するNPTに拘(こだわ)る必要は全くなく、核兵器禁止条約って一体どういうものなんだろうとオブザーバー参加して、少しでも研究してみるくらいの積極さ・熱意があったとしても、別にバチが当たるようなことは何もないと思うが。

要するに岸田が、自分は広島出身だから核兵器廃絶に今までの誰よりも積極的に取り組むなんて言っているのはウソ。積極的でも何でもない。ただの人気取り。
ドイツの方がよっぽどマシ。

●12月15日(水)
★東京の今朝の最低気温は2.6度で初霜だったそう。
★朝10時、元カミさんが出掛けていった。
★ブログ、9日分更新。
★午後、歩きで買い物。酒粕は以前買ったときはフードロスになったと思うが、また買った。
中華料理店をチェックしながら歩いた。10軒くらい。彼女に中国の鍋をご馳走になってばかりなので、お礼にご馳走したい。
背中が重くて、ちょっと歩道脇に腰かけて休憩。

★さっき早稲田通りを歩いていて映画館の前を通ったときに、予告ポスターにスライ・ストーンの姿が写っていた。自分はファンクは聴かないが、スライが素晴らしいミュージシャンであることはよく分かる。
映画のタイトルは「サマー オブ ソウル」。ポスターからしても、ウッドストックと同じ感じのソウル フェスがあって、そのドキュメンタリーかな。知らないアーティストの方が多いけど、スライだけでも観る価値はありそう。観に行くかも。

★森友学園に関する決裁文書の改竄(ざん)に関与させられて自殺した財務省職員赤木さんの妻が国を訴えていた裁判で、国は争う姿勢を示していたが、一転、賠償請求を全面的に受け入れることにしたとか。

赤木さんの妻が求めていたのは、確かに賠償もあったのかもしれないが、そんなことより何よりも、財務省理財局長・佐川らの上司たちが具体的にどのような“業務命令”を出したのか、なぜ赤木さんが自殺に追い込まれたのか、真実を明らかにしたいという思いで裁判を起こしたのである。

しかし、国が賠償請求を受け入れたことにより、裁判が突然終了してしまった。佐川はじめ財務局幹部や赤木さんの上司・同僚らの証人喚問もなくなった。こうして、妻が求めていた夫が自殺を選ぶほど追い詰められた真相の解明は永遠に出来なくなってしまったのである。

国は賠償請求を認めることにより、自ら敗けを認める選択をしたが、国にとっては賠償金をすんなり払ってでも改竄(ざん)指示の真相を隠し通すことの方が重要であったのだろう。真相を明らかにされたらマズかったのである。

国は実に“赤木さん思い”のコメントを出している。
「赤木さんが強く反発した改竄指示への対応を含め、森友学園案件に係る情報公開請求への対応などに忙殺され、精神面などに過剰な負荷が続いて自殺したことについて、国の賠償責任を認めるのが相当であるとの結論に至った。いたずらに裁判を長引かせるのは適切でない」

ものは言い様だ。「裁判を長引かせるべきでない」だと抜かしやがった。反吐が出そうだ。

そもそも、赤木さんが自殺したのは忙しかったというよりは、いくら上司の指示とは言え、やってはいけない公文書の改竄(ざん)に手を染めてしまったことを、悔やんでも悔やみきれず、精神的に追い込まれた末に自らの命を絶ったものであり、国のコメントの中では確かに「改竄指示を含め」という表現にはなっているけど、「対応に忙殺」に話が移っていていて、赤木さんの自殺は「改竄指示」が原因であるという点がボカされているように思えてならない。

巧みな言葉遣いで本質がずらされている。

財相、「私どもとしては、新たな資料の提出を含めまして、可能な限り対応してですね、訴訟を通じて出来る限り丁寧な対応に努めてきたと、そういう風に思っております」

何が「出来る限り」だ。これ以上の資料提出も証人喚問もしたらまずいから、強制的に打ち切ったくせに。反吐が出そうだ。

赤木さんの妻、「ふざけんなと思います」「不意打ちで卑怯だ」「卑怯なやり方で裁判を終えられてしまって、夫は何て言うだろう。こんな形で終わってしまったことが悔しくてしょうがない」

国は、赤木さんに対して改竄の指示があったことは認めているが、誰がどのような言葉で指示したかのかについては、一切明らかにしなかった。証人喚問を拒否した。妻の願いは見事に裏切られた。

真相隠しが見え見えのこんな汚いやり方では、赤木さんの妻ならずとも国民の多くが憤(いきどお)りを覚えるに違いない。
相変わらず国の隠蔽(いんぺい)体質、身内優先、国民無視、不誠実で説明しない政治が続く。

岸田は二言目には「丁寧に説明をする」とか言っているけど、今回も完全に説明拒否。

とにかく、政治家・役人は絶対に信じちゃダメだ。

★国土交通省の「建設工事受注動態統計」は、国から抽出された全国約1万2000の建設業者が、公共機関・民間から受注した工事金額を示すデータである。GDPの計算にも使われ、国の統計の中でも特に重要な「基幹統計」とされている。
調査票は事業者から毎月都道府県を通じて集められるが、期限までに提出がなかった事業者分については、推計の受注額を計上しているそう。しかし、その後、実際のデータが企業から提出されると、推計受注額はそのままにして更に受注実績を計上していたという。つまり、二重計上していたというわけだ。

国交相、「期限を過ぎて提出された過去の調査表の情報を当月分に含めて集計していたことは事実です」

この不適切は取り扱いは少なくとも8年前から続いていたと見られているそうだ。

今年4月以降は、会計検査院の検査を受けて是正され、また、去年4月以降の分については正しく集計し直して適正なデータに修正されたとのことだが、それ以前については統計が実態よりも大きくなっていた可能性が高いとのこと。二重計上されていたとすれば当然そういうことになる。

「統計」といえば数年前のアベ時代にも、厚労省の「毎月勤労統計」で不適切な手法が行われていたことがあって、その時政府は56の基幹統計について一斉点検を行い、全部で22の統計に手続き上のミスなどが見つかっていた。
当時のアベ、「今回の統計をめぐる問題を受けて、各府省が所管する統計について再発防止や統計の品質向上に向けて徹底した検証を行うこととした。そうした結果を踏まえつつ総合的な対策を講じていきたい」などと、大層ご立派なことをほざいていたが、何が「徹底した検証」だ。結局今回の「建設工事受注動態統計」の二重計上という失態は、一斉点検では見落とされたか、あるいは意図的に隠蔽(ぺい)されたことになる。

国交省の担当者、「我々としては法令違反という認識はないが、統計法の所管官庁がどう判断するかは分からない」と言ったらしい。

法令違反の認識がないなんて、何だか極めて無責任な感じがする。
統計の集計をしたのは、まさか素人ではないだろう。それなりの実務経験のある人間が作業をしたはずで、二重集計になるかならないかというのは、そういう人間にとっては基本中の基本であろう。もし統計に素人の自分がやったとしても、このやり方は何かおかしいと感じるであろうくらいの基本であろう。
むしろ、二重計上は意図的であったと考える方が自然である。

もしかしたら実際、法令違反ではないのかもしれないけど、二重計上するかしないかは統計の基本中の基本問題であるはずだし、決して許されて良いはずがない重大問題である。
不正を何年も続けていておいて、「法令違反違反の認識はない」はないだろう。

自分に言わせれば、二重計上はむしろ意図的であったと言って良いくらいだ。

勤労統計の時は、雇用保険の支払いが過少になるということが起きた。
今回の建設工事受注動態統計の二重計上では、GDPが実際より大きくなる可能性が当然のことだが高くなるはずだ。実際の経済成長率も高くなる。

アベは第2アベノミクスの第1の矢でGDPを600兆円にすると豪語したが、その方法の一つとしてGDP算出の統計方法を変更し、それによって20~30兆円を自動的に作り出した。まさか、GDPを少しでも大きくしようとして二重計上を見て見ぬふりをしたわけではないとは思いたいが・・・

絶対に信じちゃいけない政治家・役人ならば、そんなことだってやりかねない。

●12月16日(木)
★9時半、生涯学習館の麻雀会。

★夕方帰宅すると、元カミさんがいない。朝、自分が出掛けるときは彼女はまだ寝ていたので何も話は聞いてないし、そもそも彼女がどこに行こうが外泊しようが別に構わないのだが、ただ、やはり、せめて今日は帰ってくるのかどうかくらいは知りたいよなと思っていたら、7時半に帰ってきた。

独り暮らしが長くなってそれに完全に慣れてしまって、独り暮らしの方が合っていると思うし、独りの方がずっと楽だと思う。それでも、帰ってくるのかこないのか分からないと何となく寂しいというか、心配する自分がいた。

彼女が居候を始めて約1ヶ月、大晦日には中国に帰る。そのくらいの短期間なら良いけど、もし、長期間一緒に居るとなると気持ち的にはちょっときついかな、自信がない。

彼女が居て嫌ではないけど、嬉しい気持ちと面倒な気持ちと半々かな。複雑な気持ちだ。嫌ではない。

★昨日も述べた「建設工事受注動態統計」の二重計上問題の続き。
国交省は「手引き」を作成し、調査を行う都道府県に書き換えを指示していた。そのため、8年前から二重計上が発生した。(「手引き」を作成して書き換えを指示したということは、これ、立派な犯罪じゃないの?)
2019年11月の会計検査院の指摘を受け、20年1月には国交省は都道府県に対して、「上乗せを書き換え」を中止するように指示を出した。

しかし、今年の3月まで、国交省は都道府県から上がってきたデータに修正テープを使って?数字を書き換えていたという。

委員会で野党、「統計書き換え、どうも大臣の答弁が分かりづらい。(書き換え指示を止めてから)都道府県からは正しい統計が上がってきた。しかし、国交省において、これまで書き換えが行われてきた統計の手法を踏襲していた。(書き換え指示が終わっても)書き換え(が続いていた)ということでよろしいでしょうか」

岸田、「従来の方式を正当化させるためとか隠蔽(いんぺい)させるために、これをやったのではない。国土交通省においても第三者委員会をつくり、そして総務省においても統計委員会という第三者委員会においてしっかり検証し、信頼回復に向けて努力していかなければならない」

8年間の「改竄(かいざん)」でさえ決して許されることのない大不祥事であるというのに、それに加えて、問題点が会計検査院から指摘された後も修正テープで数字を「改竄」したというのであれば、これも立派な「犯罪」とは言えないのか。
岸田の「正当化でもないし、隠蔽でもない」との発言はよく分からないなあ。

2019年11月に不正がバレた後、もし、2019年度と2020年度との継続性・整合性や比較のために、今年3月まで不正を意図的にやっていたと言うならば、2019年度を全部正しい数字に書き直せば、何もわざわざ2020年度も不正を意図的に継続しなくたって済んだと思うが。

もう、アベ時代からこんな話はいくつも出てきた。政治は不正だらけ。

政府にも役所にも、多少なりともまともな人間はいないのかね。
何か日本ってレベル低いなあ。

レベルというのは経済力のことではない。道徳のことだ。

●12月17日(金)
★アメリカのFRBは、金利上昇が急速に進んでいることを受け、金融政策の変更時期を早めるようだ。政策金利上げ?

★10時くらいだったかな、元カミさんが目白の美容院でカットをするとかで出掛けていった。

その直後、母から来てほしいとの電話。
「今日は夕方、食事に行こうと思っていたんだけど、う~ん、分かった。朝食が済んだらなるべく早目に行くよ」

1時少し過ぎ実家。マンションの管理費と修繕費の支払いを大分溜めちゃったようだ。振り込みをしようと思ったけど上手く出来なかったとか。
母の代わりに近くのATMで振り込んできた。3人で肉まんを食べた。

元カミさんにLINE。「4時までに帰る」「美容院のあと、病院が昼休みで薬をもらえなかったので、もうイエに帰ってきた」

★4時前に帰宅。
二人で高田馬場の方へ、中国人が入りそうないくつかの中華料理店の前を通って行った。一沐麻辣湯、老四川麺館金満軒、胡家小館、張亮麻辣湯、本格熊猫、そして結局入ったのは沙県小吃という小さな店。
店員も客も皆中国人ばかりのようだ。店員の愛想は良かった。自分は牛肉のビーフン麺みたいなのを頼んだ。まあ、特別美味いというわけではないが、まあ、美味かった。

外食は滅多にしない。一人でとなるとそれこそ稀であるが、たまになら悪くはない。
「中国から帰ってきたら西川口でなくて高田馬場に住んだら」
「西川口は中国人が多すぎる。大宮にしようかと思っている。家賃安いし」
帰り途中、不動産屋の物件情報を見て、「ここら辺は高いわね。また日本に戻るのは来年の3月だから、それから考える」

ということだけど、コロナのこともあるし3月に帰ってこられるかどうかという懸念がないわけでもない。

★群馬で大きなクラスターが発生したようだ。東京の新規感染者数が20人なのに、群馬では52人。全国でも183人だから、いかに群馬が多いか。最近はやや下げ止まりの傾向が続いているし、リバウンドの兆候かと心配されている。
何でも、オミクロン株という変異株の市中感染が確認されたとかどうとか。

★森友学園に国有地が異常な安値で売却され、その時の決裁文書を改竄するように上司から指示されことを苦にして自殺した財務省職員の赤木さん。
赤木さんの妻は、夫が自殺に至る経緯を知りたいと国を訴えていたが、国は卑怯にも「はい、分かりました。要求された請求金はきっちりミミを揃えてお支払いします」と言って、裁判を途中で終わらせてしまうという手に出た。これで真相解明に繋がる財務省の役人らへの証人喚問が出来なくなってしまった。

妻は国が裁判を終結させる手続きをとったことに対して、抗議文を財務省に提出したそうだ。
妻、「国はこれ以上裁判が進むと、国にとって都合の悪い事実が明らかになっていくので、真実を隠すために請求金を支払うことにしたのでしょう。
夫はまた国に殺されてしまったと思います。このまま夫の死の真相を知ることができなければ、夫と同じように自殺に追い込まれる公務員が出てくるでしょう」
「夫が自殺に至った経緯や理由を説明すべきです」
「こんな形でまさか終わるとは思っていなかったので、言いたくなかったんですけど、やっぱり、ふざけんなと思います」

赤木さんは大人でいらっしゃるから「言いたくはなかった」と遠慮しながら仰(おっしゃ)っているけども、自分なんか思ったことを平気で言っちゃう方だから、赤木さん本人でない自分ではあるが、日本の政治家や役人には国民のことを思う気持ちなんか微塵もないと、はっきりと言うことができる。

岸田は「人の話をよく聞くのが特技」とか「よく説明をする」とか何とか言っていたが、全くの嘘であることが今回の一件で明らかになった。

赤木さん(夫)は、非常に無念の思いで詰め腹を切らされたが、国にはそんなことはどうでも良い。人が一人死んでも、国には自分達にとってバレては不味いことを覆い隠すことしか頭にない。
国が国民の側に立った「人間味」のある政治を行っているとはとても思えない。
財務省が森友事件の真相を隠すために公文書を改竄した(赤木さんに指示した)ことと、裁判で真相が明らかになるのを恐れて裁判を強制的に終了させたこととは、元を辿れば全く同じ根っ子であり、政治家や役人の隠蔽体質・汚い本質が何も変わっていないことを証明した。

その事は誰よりも赤木さんの妻が一番よく理解しているはずだ。

「日本、ふざけんな」
(というハッシュタグを作ったらどうなるだろう。以前、「日本 死ね」とかいうのがあった)