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迷える古羊、どこへ行く/安田さん会見

2018-11-14 19:13:52 | 日記

●11月1日(木)
*いよいよ11月。
今までよりいくらか涼しくなりつつあるのかな。今朝は今季最低の11.5度だったそう。

*今月の注目。
・先ずはアメリカの中間選挙。
・大谷翔平選手の新人賞は?
・無事帰国の安田さん、会見するか?
・日本とEUのEPAが国会で承認されるか。
・RCEPの交渉は?
・イラン産原油、経済制裁の影響は。

*日本のGNSS「みちびき」の運用が今日から開始された。

*午後、銀行で少し引き出し。

高田馬場駅前の小さな紳士服店でスーツを見た。訳あって、もしかしたら久し振りにスーツを着ることになるかも。
馬場口交差点角のAOKI(アオキ)にも。
今日は見ただけ。

駅周辺まで戻り買い物。
新大久保まで遠いが歩いてスーパー。
家の近所のスーパー。
今日は発芽玄米やオートミール他。

階段。ジャンプは300回。

*風呂や流しなど排水部分の掃除の通知が来ていたが、11月30日は金曜日で麻雀の日。1日前にしてもらった。
社会福祉協議会の見守りボランティアの報告書を郵送。

*ブログ2日分更新。

*いつもは買い物から帰ってくるとパンツを脱ぐけど、今日は夜寝る時まで穿(は)いたままだった。イエの中でパンツを穿いたままなんて5~6ヶ月振りじゃないかな。
夜寝る時でも開いているサッシも、今日は全部閉めた。

もう11月だからな。

●11月2日(金)
*今朝は10.1度。今季最低を更新。

*麻雀会。今一。
買い物。
階段、ジャンプ500回。

*帰った後今日もパンツ穿いたまま。
ブログ、あまり進まず。
麻雀以外、今日は何だかボーッとしていた。

*シリアの武装組織に3年余りにわたって拘束されていた安田純平さんが、解放されて帰国後、初の記者会見を行った。

「今回、私の解放に向けてご尽力いただいた皆さん、ご心配いただいた皆さんに、お詫びしますとともに深く感謝申し上げたいと思います。本当に有り難うございます」

→正直言って、この言葉はトルコでインタビューを受けたとき、もしくは日本に到着した直後に、正式でなくても良いから、これに近いようなことは言ってほしかったなという気持ちは今でも変わりないが、まあ、それは良いや。

拘束中、メモを取ることは認められていたそうで、「拘束から解放までの経緯」という日付入りのまとめが記者に配られたようだ。

始めは待遇は悪くなかったそう。

「(2015年)7月下旬に彼らから「日本政府にカネを要求する」ということを言われました。「アメリカにある日本の領事館にメールを送った」。日本側から「金を払う用意はある」と言ってきた」

(このことについてスガ官房長官は、「詳細については答えは差し控えるが、身代金を払った事実はない」)

ところが、「12月の20日過ぎになっても日本側から返事が来なくなったということで、非常に機嫌が悪くなってきまして」

10ヶ所を転々と移動させられる。
幅1メートル、長さ2メートルほどの部屋に入れられる。
小さな物音を立てるだけでも彼らの気に入らない行為をする度に拷問を受ける。

解放の1週間前、「これ以上は無理だという事を訴えかけて、とにかく40ヶ月、10月22日は、絶対にこれ以上は無理なので、帰すかもしくは殺してくれと、かなり強く訴えました」

→ギリギリの精神状態だったんですね・・・

10月22日、「日本に帰す」と告げられた。

「国家が行動することについて、我々国民はそれで良いと考えるのかどうなのか、ということを判断する材料は絶対に必要だと思います」
「地球上でそういった紛争なりが起きている場所があれば、そこで起きているものを見に行くという、現地に入るジャーナリストの存在というもは絶対的に必要だと思います」

「何が起こったのか可能な限り説明することが私の責任だと思っています」

「(今後も紛争地で取材をするかどうかについては)白紙だ。全く分からない」

NHKの単独インタビュー、
「(自己責任だとの批判については)当然だと思う」
「今回の私の件、私の行動に対して検証・批判をいただくのは当然だと思っておりますし、それと同時に、そういった現場(紛争地)があるというところまで関心を進めていただけると有り難いなというふうに思います」

「日本から離れた場所ですけども、そうした場所にいる人たちがどんな状態にいるんだろうと想像すること、共感することというのは、人として必要なことだろうと私は思っていて、そういうことが出来るような、何か情報なりを提供できればという気持ちでこの仕事をしてきた」

「拘束されている中で見聞きしたものであったり、現地の人々とやりとりしながら得たものであったりというものは、機会があれば提供したいと思います」

自分はジャーナリストとかジャーナリズムとかいうことについてはよく分からないけど、安田さんのようなコアなジャーナリストがいるかと思えば、一方では自分の足を使わず政府の発言だけを鵜呑みにして記事を書くジャーナリストもいる。

どっちが良いのか言うまでもないが、ただ危険すぎるあまり、皆に心配や迷惑をかけるのは良くないと思う。

余談だが、自分はユニセフを通じて毎月シリア難民支援の緊急援助金を送っている。
シリア内戦で最も悲惨な体験を強いられているのは、何の罪もないシリアの普通の市民である。

●11月3日(土・文化の日)
*実家に電話。「後で行くよ」

*アメリカのトランプは、欧米各国とイランとの間で結ばれた核に関する合意から一方的に離脱し、イランに対して「史上最強」の経済制裁を行っているが、イランから原油を輸入する各国にも制裁に同調するように求め、もし11月5日までに完全に輸入を停止しなければ、その国に対して制裁を課すとしていた。

その11月5日を前にアメリカは、日本など8ヶ国に対してある一定期間、一時的にイランからの原油輸入を認めると言ってきたらしい。

本当にトランプは人間じゃない。

何で「一時的に認める」ってなるんだ。
認めるも認めないもない。
イランから原油を買うかどうかは各国の自由だ。
日本がイランから原油を輸入するのに、何でアメリカに認めてもらわなければならないんだ。
何でアメリカから制裁(アメリカの銀行と取引禁止?=アメリカ企業と取引不可能?)を受けなければならないんだ。

本当にトランプは人間じゃない。

*選挙応援かどこかでトランプ、「オバマと違って私は約束を守る」。

オバマの公約にことごとく反対して、成立させなかったのは共和党だ。
トランプは関わってはいないが、TPP・地球温暖化防止パリ協定・イラン核合意などなど以前アメリカが国際的に“約束”した事柄をことごとく約束破棄したのはトランプだ。

*チャリで新宿を走っているとき文化女子大の前を通ったら学園祭のようだ。明日まで。明日来よう。
世田谷・赤堤の実家。掃除、食事。
ラグビーのテストマッチ、世界最強のNZ(オールブラックス)戦を前半終了間際から観た。食事中、テレビの番組を選んでいた母が選んだのがラグビー。両親もこういうのを観るんだ・・・

後半、日本は残念ながらNZにリードの幅を広げられてしまったが、それでも対NZ戦過去最高の5トライで31対69。
過去5回の対戦が、
  0- 74
  4-106
 17-145
  7- 83
  6- 54
だから、実力の差はまだまだ大きいけど、今回の31-69は大健闘だ。

来年9月~11月、日本で開催されるラグビー・ワールドカップが楽しみだ。

父、「11月7日はまともな格好で来いよ」
もう・・・
(3人で出かける)

*プロ野球日本シリーズ、ソフトバンク対広島は、対戦成績4勝1敗1引分けでSBが日本一となった。どちらが優勝しても4勝3敗くらいの接戦という下馬評だっただけに、広島ファンには残念な結果となった。

平成30年間の日本一の回数は、
 7回 ソフトバンク(ダイエー2回を含む)
 6回 巨人
 5回 西武
 4回 ヤクルト
 2回 ロッテ・日ハム
 1回 オリックス・楽天・横浜・中日
 0回 広島・阪神

パ18-セ12でやはりパリーグが優勢のようだ。

●11月4日(日)
*歯医者で歯石を取ってもらった。歯石は勿論あるのだが、綺麗に歯磨きが出来ていますねと言われた。ちゃんと歯磨きが出来ている人とそうでない人では、歯石の質が違うとか。

自分が歯を磨くのは寝る前に1回だけ。糸楊枝の柄の部分を楊枝の代わりにして、次は筆先のような太ブラシ、最後は普通の歯ブラシ。歯磨きペーストはもう10年以上使ってない。大体30分くらいかかるかな。

健康な歯は長生きには欠かせないそうだ。歯磨きは面倒だが、100まで生きるという目標を立てたので、それを思えば歯磨きもさほど苦にならない。

歯石取り、また半年後。

*新大久保で買い物。トマト(箱)、むきニンニク、など。
梅干しを見てみたら合成着色料(赤色102号)が使われている。買わない。
傘も買った。よく傘を盗られる。例え傘であっても他人(ひと)の物を平気で持って行ってしまうような人間には、憐れみを感じてしまう。実に可哀相な人間としか言いようがない。

*何となく涼しいので台所でヒーターを点けた。サッシを閉めるとかパンツを穿くとかすれば、何も今からヒーターを点けることもあるまいに・・・

*卓球女子の伊藤美誠選手、中国の超強豪を次々と破り優勝。

*「大河」、NHKスペシャル「大谷翔平選手のこの1年」、「オクニョ」。

●11月5日(月)
*麻雀会。まあまあ。
高田馬場でYシャツを買った。イエにあるYシャツを見たら、どれもススケていて着られそうになかったので。
スーツを買うのは止めた。イエになくはない。30年くらい前に買ったビジネススーツだが、サイズ的にはまだ十分着られるし・・・

スーパーで買い物。梅干しはどこのスーパーでも塩分が多すぎて失格。
初めて生の大根を買ってみた。冷凍の大根を買ってみようと思ったことはあるけど、皮をむいてあるので買わないでいた。
米糀(こうじ)の甘酒1000ml入り。

階段、ジャンプ500回。

*イランに対して史上最強といわれる経済制裁を行っているトランプだが、今日からはイランから原油を輸入する国に対しても制裁するという。
日本など8ヶ国は一時的に制裁対象国から除外されたが、その期間は120日とかで、その後、期間の延長はしないとのこと。

トランプは異常だ。
何で他の国の貿易を、アメリカだけの勝手で邪魔することが出来るのか。何で他の国を巻き込むのか。
国連の決議があったわけでもないのに。

トランプよ、お前何様のつもりだ。

●11月6日(火)
*そういえば・・・ この間チャリで実家に行くときに甲州街道沿いにある文化女子大の学園祭が2・3・4日に開催ということだったが、行くの忘れた。
ということはW祭も終わってしまったはずだ。

来年だ・・・

*ショボショボと雨。傘立ては交流館の入り口前にある。まさか買ったばかりの傘をまた同じところで盗られることはないだろうな。

火曜だが今日も麻雀会。まあ、こんなもんかな。
会長さんはしばらく新宿区長選挙の手伝いで忙しいので、選挙が終わるまでは自宅では麻雀は出来そうもないと言っていたが、何故か今日は選挙中であるにもかかわらず誘われた。
会長さんだって本当は麻雀をやりたいけど、メンバーがオーバーするとどうしても譲ってしまうので、欲求不満になるというものだ。
それで、たまにお誘いを受ける。

それにしても、今日はまだ選挙期間中なのでお誘いはまずないだろうと思いつつも、イエを出る前にひょっとしてとフッと思い、夜のテレビ番組の録画予約をして出た。
何故か予感が当たった。

こちらの麻雀は2位ばかり。まあ、そんなときもある。

*夜中の12時過ぎに帰宅。
アメリカの中間選挙は今投票が行われているところだろう。
明日は午前中から予定がある。リンゴだけ食べて歯を磨いてサッサと寝た。

●11月7日(水)パート1
*立冬だが、今日はそんなに寒くはないようだ。
*何年振りだろう、最後にスーツを着たのはもしかして20年くらい前か。サラリーマン時代に着ていたグレーのスーツで、ネクタイはしなかったが革靴も履いた。伯父の葬儀の時に急遽買って一応とっておいた靴だ。今日が2度目。

今日は両親と会う。徒歩で新宿、京王線の改札口前に着いてざっと辺りを見回した後、自分はスマホを見ていた。母が近づいてきて会えたが、父が言うには、「あそこにいるのがそうじゃないかと思ったけど、いつもと格好が全然違うのでよく分からなかった」
着たくもないスーツを無理矢理着てくるように言ったのは父だが、「まあ、とにかく会えて良かったですね」と、心を落ち着けた。

新宿の某証券会社へ。父の相続税対策とかで、父と同じ証券会社に自分も口座を開設することに。
別に普段着でも良いと思うけど、自分がいつも着ている物が父は気に入らない。
まあ、それは置いといて、今日こうやって手続きをすることによって、来年の末には普通預金がゼロにならなくて済みそうだし、働かなくても済みそうだし、そう考えれば、格好なんてちょっとの我慢だ。

何だかんだで1時間以上かかった。本当はあまり一緒に食事はしたくなかったが、それじゃ後味が悪くなるかもしれないし、いつまでも根に持っているのも大人気ないし、とんかつをご馳走になった。

スマホを見ると、どうやらアメリカの中間選挙で、下院では野党民主党が多数派を奪還することが確実になったようだ。

食事中も父とあまり口をきかなかったが、選挙の話を伝えた。
「それは良かった」

両親と別れた後、自分はちょっと歩いていつもの酒屋で鶏レバー入りのテリーヌを買った。
帰りも歩き。まだ今シーズン、多少涼しくても上は1枚しか着てなかったと思う。Yシャツと上着、暑い。

*帰宅してスーツを脱ぎ捨てた。1時間半ほどTバック一丁、身も心も軽々。

*近所のスーパー。さっき着たYシャツを店内でクリーニングに出す。次に着るのは何年後?
梅干し、結構種類が多い。塩分3%から22%までで、7~8%のものが多いかな。人工着色料を使っている物は論外。
塩分3%のものは70グラム入りで398円、4%のものは270グラム入りで958円。ざっと計算しただけでも、4%の方が3分の2くらいの安さだ。
どちらもスクラロースという人工甘味料が含まれていて、スマホを見ると、人体への影響が100%ないというわけではないので、絶対に避けた方が良いという意見もあるようだが、どうやら許容量は体重1キロ当たり10~15グラムという事なので、だとしたら大袈裟に騒ぐことはなさそうだ。99.99%はOK。
4%・958円の方を買った。

ただこの間、塩分の多いキムチを買ったばかり。食べ過ぎには注意。

階段、ジャンプ500回。

*立冬の今日気温は20度まで上がったそうだ。平年より高めの気温の日が続いている。

*新語・流行語大賞の候補30が発表された。
「ボーっと生きてんじゃねーよ」がノミネート。ノミネートされると思っていたけど、そうなった。

迷える古羊、どこへ行く/徴用工問題

2018-11-10 15:45:08 | 日記

●10月26日(金)
*サウディアラビア人の反体制ジャーナリスト・カショギ氏殺害事件に関して、サウディ検察当局は、
「トルコ側からもたらされた情報は、事件が計画的であったことを示している」と発表。
今まで政府が、事件は偶発的に起きたものとしてきた見解を覆した。

サウディ政府が今まで事件の真相を覆い隠し、何とか世界を欺(あざむ)こうと浅知恵を働かせて一生懸命作り話をでっち上げたという事だ。

但し、相変わらず皇太子の関与には一切触れていない。皇太子自身も含めて肯定も否定もしていない。
殺害を指示していようがいまいが普通だったら無関係だとハッキリ否定すると思うが、それすらしない。

*麻雀会。今一つ。

来週はもう月末の支払いがあるのだが、月曜火曜はどちらも午後は麻雀なのであまり時間がかけられない。手数料がタダの今日夕方の内に駅の近くの銀行で現金を引き出しておいた。こうしておけば来週は駅まで行かなくても近所の郵便局だけで用が足りる。

買い物少々。
階段、ジャンプ400回。

●10月27日(土)
*夜中には普通に雨が降っていたようだが、どうやら昼間はもう大丈夫そうだ。

*アメリカで、トランプ大統領に批判的なオバマ前大統領など民主党関係先10数ヶ所に爆発郵便物を送りつけた容疑者が逮捕されたとか。

トランプは容疑者の逮捕後、
「メディアによって繰り返される不当な報道や否定的な攻撃は、人々の対立を煽(あお)るだけだ」と述べた。

トランプはどこまでひねくれた人間なんだろう。

事件の原因をメディアに押しつけようとしている。

国民の対立を煽っているのはトランプ自身だ。ウンザリするほど攻撃的な言葉で相手を罵倒するトランプが対立を拡大させた。爆発物郵送事件が起きた一番大元の原因はトランプ自身だ。

にもかかわらず、事件を利用して逆にメディアを批判している。

実に卑怯な男だ。

トランプ人気の理由の一つに、今までの政治家にはない型破りで新鮮な印象というのがある。昔、日本でも小泉が自民党をぶっ壊すと型破りな事を言って人気があったが、それと似ているかな。

ただ、ポリティカル コレクトネス(政治的正しさ)という言葉がある。政治家は公正・公平であるべきで差別や偏見のある言動はしないという考え。
この考えは、今は政治以外もっと幅広い分野で取り入れられていて、例えば、実業家のことをビジネスマンと言わずビジネスパーソンに変えたり(実業家は男だけじゃない)、障害者を障がい者と書いたり(害の字は良くない)とか。

いずれにせよ政治家には言葉遣いのみならず、それなりの品位というか人格が必要だ。

だから、どんなに型破りで新鮮であっても、人間としての品位に欠けて良いということにはならない。
どんなに型破りであっても、礼節は必要。

礼節もなく攻撃的な態度で相手を罵(ののし)る手法を、むしろ自分のウリにしているのがトランプである。

何て浅はかな人間であろう。
人間としての尊厳がどこにあるというのであろう。

国民の対立を煽っているのはメディアではない。トランプ自身だ。

恐ろしいのは、トランプに洗脳された共和党員・共和党支持者がトランプに同調して、自らが対立を煽る主人公になっていること。そして対抗上、民主党も対立の輪に加わってしまったこと。
世界で最もお手本となるべき自由・平等・博愛・民主の国アメリカが、話し合いでなく対立・分断の国になってしまったこと。

対立・摩擦が世界中に広がっている。

トランプのせいだ。

*アベは今訪中中で、来年のシー来日も話が進められているそう。
首脳会談でアベ、「少し気が早いが東京オリンピックにシー主席を招待します」

ピョンチャンじゃないけど、まさかキムを呼ぶ?

*午後は音楽関係。政則さんの番組、1回録れてなかった。
新しい曲も何曲か聴いた。良いバンドだなと思うバンドはいくつかあったけど、ジューダス プリーストやアイアン メイデン、パンテラ、アーチ エナミー、ミクスチャー系など、ロックの新しい大きな波を作り出すような画期的なバンドは今回もなかった。

ロックっていうのは、既成概念にとらわれず常に前進し絶えずアメーバのように変化していく自由奔放な音楽であるはずである。

だから、懐かしいものは、それはそれで良いが、そうじゃない部分においてはロックはマンネリになってはいけない。そういう意味では、新しい分野を切り開くようなこれはというバンドは中々出てこない。

今回、懐かしいところではイングヴェイ マルムスティーンの「ライジング フォース」を聴いた。疾走感があっていつ聴いても良いね。

*一歩も出ず、一声も出さず。

●10月28日(日)
*アメリカ・ピッツバーグのユダヤ教礼拝所で白人の男が銃を乱射し11人が死亡したとか。
犯人は「全てのユダヤ人に死を」と叫んで発砲、いわゆるヘイトクライム(差別・憎悪による犯罪)だったそう。

別に銃乱射事件なんかもう珍しくも何ともないアメリカだが、ただ今回はトランプが大好きに思っている、アメリカ人も皆大好きなユダヤ人が標的にされた。

今まで何度銃乱射事件が起きても、全くと言って良いほど銃規制には賛成しなかったトランプだが、そのせいでということもないだろうが、遂に悲劇はユダヤ人にも及んでしまった。

まあ、もっとも、だからといってトランプが銃規制に取り組むこともないだろうけど。

トランプ、「憎悪に満ちた反ユダヤ主義は排除されるべきだ。全ての宗教や人種に対する偏見はあってはならない。
反ユダヤ主義という憎むべき毒を世界から取り除くため、共に戦わなければならない」

何だかなあ・・・

確かにトランプの言うことは正しい。

但し、世界から取り除くべき毒は何も反ユダヤ主義だけではない。
「全ての宗教や人種に対する偏見はあってはならない」とトランプは言うが、イスラム教徒を誰よりも毛嫌いしているのがトランプであり、人種差別的な言動を繰り返しているのもトランプでる。
反ヒスパニック、反黒人、反イスラムなど、これらトランプが毎日のように叫んでいる毒も反ユダヤと同時に取り除かなければならない。
トランプは女性にも差別的だが、これも取り除かなければならない。

憎むべき毒を世界から取り除きたいのなら、トランプ自身が大統領を辞めるのが一番手っ取り早い。

*31日のハロウィーンの前哨戦が週末である昨日から始まったようだが、一夜明けて渋谷は毎年恒例、ゴミの山だったそう。路地や閉店後の店先とかでおしっこをしたり、瓶を割ったり、ゴミを捨てたり。まあ、日本の恥曝し。そんなことをする親の顔が見てみたい。

一番酷いのは通りかかった軽トラックの上に乗ったうえ横倒させたこと。軽トラは多分うっかり?人通りの多いところに入っていってしまったのかもしれないけど、だからといって軽トラをひっくり返して良いわけがなく、むしろ車道を歩いていた歩行者に非がある。

痴漢や盗撮でも何人か捕まったそう。仮装しているから面が割れないと思って女性の胸に手が伸びちゃうらしい。

もう、最低。

人は、面が割れない時にこそ本当の姿が現れる。普段は普通の人間のように見えても、影でコソコソ悪いことをする人間がいるかと思えば、人知れず人の役に立とうとしている人もいる。
道で拾った財布を猫ばばするか、交番に届けるか。

そういえば自分も2度痴漢に遭ったことがある。
渋谷DOKKEN時代、髪の毛が長かったしヒールのサンダル履いていたし、女と間違えたんだろう、真っ昼間だったが前から来た男が走ってきて胸を触って逃げていった。
もう1回は夜、店からチャリで帰る途中に後ろから来たバイクが自分の行く手を遮って、自分が止まった瞬間胸を触って逃げていった。

男の自分でも腹が立つが、女の人だったら自分とは比べものにならないくらい腹が立つと思う。

痴漢は人間として最低の行為の一つだ。

ハロウィーンの裏で恥曝しなことが多発している。

日本人、情けない。

*麻雀会。ベストメンバーで。今一だが、まあ、こんなもんだろう。一人バカヅキ。ドボン(持ち点がなくなって途中でもビリが確定し、ゲーム終了)の人が2回出てきたが、自分は何とかドボンだけは免れた。

遠いが新大久保まで歩いて買い物。戻ってきて家の近くのスーパーではパンが売り切れ。

階段、ジャンプ450回。

*ブログ4日分更新。
*「大河」。「オクニョ」は益々目が離せなくなってきた。

●10月29日(月)
*今日の日の出は6時00分。
爽やかな秋晴れ。半袖で出かけた。
*近所の郵便局で振込用紙をもらってきたが、今日はそれだけ。振り込みはしなかった。
その足で麻雀会。今一。2回だけはペースが遅すぎる。

高田馬場へ買い物。銀行で通帳記入だけ。
階段、ジャンプ400回。

*ブラジルの大統領選挙で、ブラジルのトランプと呼ばれる極右の候補が当選したとか。

ブラジル第一。
犯罪者から身を守るため銃を持とう。
あなたをレイプしないのは襲う価値もないからだ。
私の息子は育ちが良いので黒人が行くような場所に行くなど有り得ない。(だから息子が黒人女性とつき合うことなど有り得ない)

まあ、トランプ丸写しだね。

オリンピックの後ブラジルじゃ更に治安が悪化して、毎日殺人事件で10人以上も殺されているとか。でも、国民が銃を持ったからといって犯罪はなくならない。より多くの人が死ぬだけ。
犯罪者から国民の生命・財産を守るために一番必要なのは、大統領自身が国から犯罪者を無くすこと。治安の良い国を作ること。国民が犯罪・犯罪組織に走らないよう国を富ますこと。
国民が銃を持たなくても良いように安全な国を作るのが政治家の務め。

女性蔑視、人種差別も酷いね。レイプの話は、もう常軌を逸した人間としか言いようがない。というか人間の資格もない。

こんなのが大統領と思うとぞっとする。

フィリピンのドゥテルテもそうだし、ヨーロッパを含む世界中で物騒な人間が増殖し始めている。

世界の行く末が心配だ。

*母から電話。「11月7日、空けておきなさい」

●10月30日(火)
*郵便局で月末の支払い。(ユニセフ・プラン・あしなが)
その足で麻雀会。今日は火曜だが麻雀会。今日で3日連荘(レンチャン)だ。今一。

買い物せず。階段なし。ジャンプ600回。

*太平洋戦争中に強制的に徴用され日本企業で働かされたと主張して韓国裁判所に訴えを起こしていた韓国人元徴用工に対して、韓国大法院(最高裁)は新日鐵住金に賠償金を支払うよう言い渡した。

太平洋戦争中に日本の支配下にあった朝鮮半島や台湾から、募集や斡旋などによって多くの人が日本にやって来て工場や建設現場で働いていたそうだが、国民徴用令が朝鮮半島や台湾にも適用されたことよって、日本国民と同様に外地の人たちも徴用工として各地で働かされることとなった。強制連行だという議論もあるようだ。

徴用工の労働環境は決して良くなく(そもそも食い物がない)、賃金未払いや暴行が行われ、中には死亡した人もいたとか。
この事実は我々日本人も忘れてはならない。

戦後20年経った1965年、日本と韓国は国交回復を果たすが、このとき日韓基本条約と共に締結された請求権・経済協力協定において、徴用工を含む日韓両国間の一連の請求権問題は「完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」と明記され、話し合いで全てが解決された。

この協定に基づいて日本は韓国に対して5億ドル(無償3億ドル、有償2億ドル)と民間の融資も3億ドル、合わせて8億ドルの経済協力支援を行った。
因みに当時の韓国の国家予算は3.5億ドル程度だったということなので日本がいかに巨額の“賠償金”を支払ったかが分かる。このお陰で最貧国韓国は“奇跡”的な発展を遂げることになる。

韓国政府は、この資金を利用して死亡した元徴用工に1人30万ウォンを支払うなど法的措置を執った。
国交回復から40年経った時点の検証でも、韓国政府は国交正常化に伴い徴用工問題は解決済みとの結論を出していた。

しかしそれに満足できない元徴用工たちは、先ず日本の裁判所に提訴、これが退けられると今度は韓国の裁判所に提訴、やはり敗訴が続いていたが、2012年に最高裁は「未だ解決していない」との判断を示し、解決済みという日韓両政府の考えをひっくり返した。

その後、反日のパックネではあったけど、さすがにやばいと思ったんだろう、裁判所に圧力をかけて話を前に進ませないように画策していたが、更に反日を前面に押し出すムンは、「三権分立の精神に照らし司法府の判断を尊重する」との見解を示し、制約もなくタガが外れた最高裁は遂に今日の判決に至ることとなったわけである。

韓国最高裁、
「日本の植民地支配は不法な強制的な占領であり、植民地支配と直結した不法行為は請求権協定に含まれていない」
として、新日鐵住金に対して元徴用工に賠償金を支払うように命令した。

自分のような馬鹿が考えても、韓国最高裁判事の頭の構造はまるで正常に機能していない。
日本が朝鮮半島を占領・支配したのは紛れもない事実だが、だからといってその当時の徴用工問題を含めた日本の行為が請求権協定の適用範囲に含まれないというのであれば、何もかもが適用除外になるわけで、そもそも請求権協定そのものの意味がなくなる。

国と国とで結んだ条約を50年以上も経って勝手にひっくり返そうだなんて、そんなこといくら裁判所であっても許されるわけがない。
裁判官は法に従うべきで、私情や国民感情や政府の意向に流されるべきではない。

アベ、「本件につきましては1965年の日韓請求権協定によって、完全かつ最終的に解決しています。
今般の判決は国際法に照らして有り得ない判断であります。日本政府としては毅然と対応して参ります」

河野外相は韓国の駐日大使に対して、
「法の支配が貫徹されている国際社会の常識では有り得ないことが起こっています。これまで日韓は未来志向の関係を作っていこうと、そう努力をして参りましたが、今日、大使にこういうことを申し上げなければならないのは極めて心外であります」

一方の韓国の外務省は、
「今回の判決が日韓関係に否定的な影響を及ぼさないように、日韓両国が知恵を出し合う必要がある」

韓国よ、馬鹿いってんじゃねーよ。
何を寝ぼけたことを言ってんだよ。

何で日本が知恵を出さなきゃいけないんだ。日本には抗議するしか道はない。日韓で何とか良い道を探ろうと呼びかける韓国は間違っている。

日本が協定に基づき徴用工に対する賠償金を韓国に払っている以上、徴用工に対する救済措置をとる義務・責任があるのは韓国政府である。
何で今更話し合わなければならないんだよ。

イチャモンと蒸し返しによる話し合いなど一切応じる必要なし。

韓国は、まさか慰安婦と同じような財団・基金を日韓で作ろうなんて考えるんじゃないだろうな。そんなことで全てを丸く納めようと考えている訳じゃないだろうな。
過去には何回か話を蒸し返したあげくに、3年前にやっと「最終的かつ不可逆的に解決」との合意に基づいて立ち上げた元慰安婦支援財団への日本からの拠出金10億円は要らない、財団は解散だなどと難癖を付けてきた韓国のこと、財団なんかで徴用工問題を解決できるわけがない。また蒸し返す。それが韓流。

というか、そもそも徴用工問題は請求権条約で解決済み。日韓で財団を作る必要は全くない。そればかりか、話し合うことすら本来なら筋違い。

先ず日本政府は、韓国政府が徴用工問題について現在どのように考えているのか、徴用工問題は解決済みなのか未解決なのか、どう考えているのかを問い質(ただ)すこと。
韓国政府は自らの立場を速やかに日本及び韓国国民に明らかにすべきである。

もし韓国がぐずぐず訳の分からないことを言うようであれば、日本は直ちに国際司法裁判所に提訴すべきである。
請求権協定では、問題が起きたときに第3国を交えた仲裁委員会の設置が定められているとのことだが、そんな面倒な事する必要なし。

国際司法裁判所だ。

国際裁判所に訴えて、徹底的に韓国を糾弾し追い詰めよう。

もっとも、そうは言っても韓国が素直に国際司法裁判所の提訴に同意するとは思えない。というか、絶対に応じないだろう。何故ならもし裁判にでもなってしまったら、韓国に勝ち目は全くないからである。韓国自身、まずいことになったなと苦慮している。

国際裁判になったら勝てないとハッキリ認識しているから、国際裁判には絶対に同意しない。

竹島もそうだが、韓国は勝ち目がないから卑怯にも国際司法裁判所への提訴に応じようとしない。

実に不誠実極まりない態度だ。
こんなんで国家と言えるのか。

となると、やはり請求権協定に定められた仲裁委員会に委(ゆだ)ねるしかないのかなあ・・・

それでも良いや。まさか仲裁委員会の開催まで拒否はしないだろう。とにかく、然るべきところで韓国という破廉恥な国を徹底的に糾弾すべきである。

NHKの解説委員、「日本人の側にも韓国政府の対応を見守る度量、不幸な過去を直視する謙虚さだけは失わないでいたい」

確かにその通りではあるが、ただ、どんなに我々が過去の植民地支配は良くなかったと認識して謙虚な気持ちになったとしても、逆に韓国は植民地支配された過去をいつまでも根に持って、未来志向に逆行する反日感情をイジイジ・ウジウジ・グダグダといつまでも持ち続け、偏執的で謂(い)われのない理不尽な行動をとり続けている。そんなことが続いている以上、いくら度量だ、寛容だと言われても、そう簡単に「はい、そうですね」と言うことは出来ない。

我慢も限界。

慰安婦だってそうだし旭日旗だってそうだし、腹の立つことばかり。

堪忍袋の緒は切れている。

さっさと韓国にいる日本大使を召還しちゃえ。日本にいる韓国大使を追放しちゃえ。

自分に度量はない。

●10月31日(水)
*日銀の金融政策決定会合では特に大きな動きなし。現状維持。

*「ガッテン!」は第1000回だそう。「ためしてガッテン」から23年半だそう。ショートヘアの小野アナが先代を引き継いだ頃は、とにかく歌が上手すぎて我々視聴者をいたく感動させてくれたものだ。
もうあの歌は聞くことが出来ないのかな。とても残念。

*TPP11が12月30日に発効することになったそうだ。
今年3月に合意・署名された後、各国で国内の批准手続きが進められていて、既にメキシコ、日本、シンガポール、ニュージーランド、カナダが手続きを終えていたが、オーストラリアも国内手続きを終えたと“幹事国”のNZに届け出て、発効に必要な6ヶ国に達したことにより60日後の12月30日の発効が決まった。

トランプがいる間はアメリカがTPPに復帰することはないだろうが、来年早々開始されるであろう日米2国間の”物品貿易交渉”において、日本がどれだけTPP11(6)を利用してアメリカに対抗できるか。

TPP11よりアメリカの強引さの方が上回るだろうなあ・・・

*徴用工問題の大法院(最高裁)判決に関して、韓国カン外相は、
「韓国政府は司法府の判断を尊重しつつ、今回の結果に関わる事項について綿密に検討し、総合的に考慮し、政府の立場をまとめる予定」

韓国は苦慮している。打つ手なし。理不尽で必要以上の反日感情を国民に植え付け続けた結果だ。自分で自分の首を絞めた。

ムンは黙(だんま)りか?

*何だか渋谷での秩序なきハロウィーンを見ていると、あまりハロウィーンを推奨する気になれないが、でも他に日本のあちこちでもハロウィーンを楽しむ子供たちもいるので、ハロウィーンに因んだ1曲を考えてみた。

ロックでハロウィーンというと、ドイツのバンド、ハロウィン(HELLOWEEN)が定番だが、昔、初期ホワイトスネイクに在籍していたギターのバーニー・マースデンがホワイトスネイク参加以前に参加していたバンドにベーブ・ルースというのがあった。

ベーブ・ルースの最後?のアルバムの中に「ジャック オー ランタン」がハロウィーンを歌った曲。

まあ、そんなに名曲というわけではないが(カットされた?)、YOU TUBEでは+50の中に何曲かベーブ・ルースの曲があるので聴いてみて下さい。若干プログレっぽい部分もあるかな。

ハロウィーンは人に迷惑をかけずに楽しみましょう。

*大分涼しくなった。家の中ではまだパンツは殆ど穿(は)いていないし、寝るときでもまだ半分ほどサッシは開けているが、もう11月、そろそろ穿き時・閉め時かな。

*10月の体重(17日の平均)

 体重       59.8Kg
 BMI      20.2
 内蔵脂肪レベル   6.7
 体脂肪率     14.5%
 骨格筋率     43.3%

体重は59~60Kgの目標値内だが、夏に比べてジワジワと増えている。
内蔵脂肪レベルも夏以降ジワジワと上がってきている。
7月・8月には体脂肪率は12%台、骨格筋率は44%台だったのに、どちらも悪い方向に進んでいる。

体脂肪率と骨格筋率のレベルは、「低」「標準」「高」の3つがあって、更にそれが3つに分かれている。つまり9段階。数値とともにどのレベルかが表示される。
体脂肪率の「低の上」と「標準の下」との境目は15%、そして骨格筋率の「高の中」と「高の上」との境目は約43%。

つまり、体脂肪率は下手すると「低」から「標準」になってしまう寸前。
一方の骨格筋率は、今までずっと「高の上」を保ってきたのに、こちらは下手すると「高の中」に転落する可能性がある。

何とか食い止められんものか。

迷える古羊、どこへ行く/安田さん解放

2018-11-01 20:13:49 | 日記

●10月24日(水)
*今日はスッキリ晴れてきた。
*共益費1000円を同じ階の月当番に届けた。
*社協の見守りボランティアでSさんのアパートへ。
「お変わりございませんか?」
数日前に換気扇を掃除したとき台から落ちて流しの角に胸をぶつけ、15分くらい動けなかったそう。肋骨(ろっこつ)にヒビが入ったとか。昨日5時半もここに来たが、その時は電気を点けずに横になっていたとかで、もしかしてお休み中?と思いノックしないで帰ってきて正解だった。
今、5つの病院に通っているとか。
有志が集まるサロンに関する資料はまだ見ていないとかで、そのまま置いてきた。「次回まで見ておいて下さい」

イエの近くのスーパーで、トイペ、鶏レバー、牛乳他。
イエの玄関に買った物を置いて、チャリで新宿の酒屋に鶏レバー入りテリーヌを買いに行った。

階段もジャンプもなし。

*ブログ、3日分更新。
帰宅後ずっと裸(Tバックだけ)でいたが、夜、スースー寒くなってきたので1枚羽織った。

*今日臨時国会が召集され、アベが所信表明演説で継続雇用年齢の引き上げだとか、憲法改定などについて述べた。

アベが政権の最大のチャレンジと位置づける全世代型社会保障への改革については、
「今後3年間で全ての世代が安心できる社会保障制度に改革していく」
→まあ、無理。全部の世代が安心できる社会保障制度なんて絶対に実現しない。耳当たりの良いことばっか言ってるけど、どうせ社会保障費は削減される、そんなところがオチだ。

外交・安全保障政策については、
「北東アジアでは冷戦時代の構造が今なお残されたままになっている。戦後がそのまま置き去りになってきました。今こそ戦後日本外交の総決算を行う」
「朝鮮に対しては、相互不信の殻を破り、拉致・核・ミサル(ミサイル)問題を解決した上で、国交正常化を目指す」
→国交正常化なんて、無理。関係者の気持ちを考えると言いづらいことだが、拉致問題が解決される可能性はとても厳しいと言わざるを得ない。
今も水面下では朝鮮と接触はしているのであろうが、アベはあまり積極的にやっているようには見えない。全面解決する可能性が低いにもかかわらず、もしアベが積極的に突っ込み過ぎて、拉致問題解決に万が一にも失敗しようものなら、それこそ自分の支持率に関わる。
どうせ口先だけ。
(自分は勿論、拉致被害者全員が一刻も早く無事に帰国してほしいと思っている)

改憲。→阻止。

財政再建はどうするの? そこが最も重要。

*トルコにあるサウディアラビア総領事館内で、サウディ人反体制記者のカショギ氏が殺害された事件で、サウディ政府は、
「カショギ氏は館内で面会した人たちと口論から殴り合いに発展し、その結果死亡させた」
と、自分のような凡人でも納得しがたい発表をしたが、その際皇太子の事件への関与については一切言及しなかった。

これに対して当初トランプは、
「サウディの発表は信頼できる」
「「(自分は)事件とは全く無関係で、下の者がやった」と皇太子は強く言っていた」
とコメントしていた。

しかし、どうやらトランプは考えを改めたようだ。
「記者死亡は最悪の隠匿(いんとく)だ」

考えを改めるて当然。
今後アメリカとサウディの関係はどうなる。今まで通りというわけには行かないかもしれないけど、ほとぼりが冷めたら12兆円の武器売却をするのかも。

*イギリスのメイ首相は、EU離脱問題で何人かの身内からも反発を食らって身動きがとれなくなった。内閣が崩壊するかも。

*最新のガソリン価格が全国平均で160円00銭となったそうで、これは8週連続の上昇で4年振りの160円台だそう。
最近のWTI原油先物価格は67ドル前後だと思う。随分下がったなあと思っていたし、円もそんなに大きく動いているようではないので、ガソリン価格の値上がりは意外という気がしなくもない。

WTIの原油価格は先物と言うくらいだから、日本のガソリン価格に反映されるまでタイムラグがあるのかな。仕組みというか流れが分からない。

*イラクやシリアの紛争地域で取材活動をしてきたフリージャーナリストの安田純平さんは2015年6月以降シリアの反政府武装勢力に身柄を拘束されていたが、カタールやトルコが救出に努力してくれたお陰で、無事解放が確認された。

先ずは、おめでとうと言いたい。

さて、安田さんが誘拐されたのは今回が初めてではないらしい。
2004年にもイラクで武装グループに一時拘束されたが、この時は3日ほどで解放されたとか。
安田さん、「現場で見るものを伝えるというのが、私の仕事だと思っています」
「私は彼らの声を伝えたいと思っているだけ。武装組織だけでなく、イラクで出会った多くの人々の姿を知ってほしい」

安田さんは、親交があったジャーナリストの後藤さんが過激武装勢力ISIL(ISIS、IS)に拘束され殺害された時には、
「「紛争地を取材するべきではない」と言っている人たちがいるんですけど、例えば、難民支援なり何なりとかやるわけじゃないですか。その判断が正しいのかどうかって、情報がないと判断できないじゃないですか。
紛争地の取材をしなければいけないという意義について何一つ揺らぐものではない」

安田さんは、その4ヶ月後の2015年6月、内戦を取材するためにトルコ南部からシリアに入った後、連絡が途絶え行方不明となった。
現地の武装組織に拘束されていたと見られていたが、今年の7月31日には、両側から銃を持った黒服・覆面の男に挟まれ、地面に座らされた安田さんの姿がネット上に流れた。
「とても酷い環境にいます。今すぐ助けて下さい」

武装組織はどのような意図でこの映像を流したのだろうか。恐らく、悪化する戦況の中で、解放交渉を成立させて一刻も早く身代金がほしかったのかもしれない。

シリア内戦の情報を集めているイギリスのNGO、シリア人権監視団は、
「カタール政府とトルコ政府が主導した交渉によって、4日前に安田さんが解放された」
「日本政府が身代金を払わなかったにもかかわらず、解放と引き替えに身代金が払われた」との声明を発表した。

ただし、この身代金の情報源は不明で、真偽のほどは未確認だとか。一部報道によると、カタール政府が300万ドル(3億4000万円)の身代金を払ったとの話もある。

スガ官房長官は、解放の条件として身代金の要求はなかったのかという記者からの質問に対して、
身代金を払ったという事実はありません

うーん、どうなんだろう。
武装勢力にしてみれば一番の目的は安田さんを殺すことではなく、あくまでもカネのはずである。そうでなければ3年以上も飼っているわけはない。

例えば、あの7月の映像を見て日本政府は、シリアの反政府武力勢力とパイプのあるカタールやトルコに水面下で安田さん救出の仲介を頼んだのかもしれない。

身代金については、世界で最も裕福な国の一つであるカタールにとってみれば、300万ドルくらい端(はした)金だろうから、イラン人権監視団やスガの言うように、本当に日本からの支払いが無くても、300万ドルは別にどうってことはない。

とは言え、基本的にはカタールが300万ドルは要りませんと言うとは考えづらい。

スガは身代金を払ったという事実はないと言ったが、もしかしたらそれは現時点では未だ払ってないということであって、その内ほとぼりが冷めた頃にコッソリと、内閣官房機密費か外交機密費あたりの中からカタールに払うのかもしれない。

下手に身代金を払いましたなどと公表してしまっては、他の過激派も身代金目当てでまた誘拐事件を次々と起こしてしまうかもしれない。益々誘拐を助長してしまう。
誘拐しても身代金はもらえないと他の武装グループに思わせるためには、例え身代金を払ったとしても、政府は口が裂けても絶対に身代金を払ったと言ってはいけないのである。

ということで、もしカタールに立て替えてもらった身代金を後から払うとすればそれは国民が納めた税金からということになる。

可能性は小さいと思うが、もし仮にカタールが身代金を全額自己負担したとすると、日本にしてみればカタールには借りが出来たわけで、いずれ何らかの形でそれなりの恩返しをしなければならない。
それだってやはり税金だ。

今回の解放を切っ掛けにまた自己責任論とか何とかが持ち上がっているようだ。危険なことは分かっていてシリアに行ったんだから、助ける必要はないというやつである。それについては触れない。

ただ、安田さんには、紛争地で見るものをそのまま伝えるのが自分の使命だという信念がある。

自分もかつて信念というか夢を貫き通して、大卒後17年かけてロックバーを創(はじ)めた経験がある。結局バーは17年余りで潰れてしまったが、信念を貫き通す大事さはそれなりに理解しているつもりである。
ただそれにはやはり他人に迷惑をかけないというのが大原則。

今回、安田さんは誰がどう見てもアチコチに大きな迷惑をかけた。
海外で日本人が生命の危険に晒(さら)されれば、政府は何が何でも身の安全を守らなければならない責務があるが、ただ、それは当然だ、当たり前だという気持ちが強すぎて、自ら無謀な行動に突き進んでゆけば、迷惑は家族や政府だけに留まらず、身代金即ち税金という形で国民全体にもかかってしまう。みみっちい話かもしれないが、飛行機代は一体誰が払うんだろう。本人の後払いかな。でも、色んなところで、色んな費用がかかる。全部税金だ。
どんなに小さく見ても、国民が安田さん誘拐のニュースを聞くたびに、同じ国の人間として皆心配したと思う。

安田さんは解放後「地獄だった」と語ったようだが、地獄を見た安田さんは自分の信念のため今後また紛争地の取材に出かけるのであろうか。

果たして安田さんが今後どう行動するのか楽しみである。

*母から電話。「月曜日に来られる?」
「行けなくはないけど、麻雀だから出来れば水曜か木曜にしてもらえる」
「また、電話する」

*台所の丸椅子でウトウトしていたら、床にドスーンと落ちた。

●10月25日(木)
*NYダウ、25割れ。608ドル下がって2万4583ドル。

・建設機械大手のキャタピラー社の四半期決算は過去最高益を記録したものの、鉄鋼原材料の関税コスト上昇(25%)を受けて、今年通期の利益見通しを据え置いたことが不安材料となった。
・建設関連企業などの経営先行きに懸念が強まる。
・新築住宅に関する指標が予想を大きく下回った。
・半導体大手TI(テキサス インスツルメンツ)の業績見通しが予想より悪かった。

トランプが中国などからの輸入鉄鋼製品に25%の追加関税をかけたことで、アメリカの企業に影響が出始めている。
鉄鋼製品に限らず、米中貿易摩擦による輸入品の価格上昇は明らかに今後の懸念材料だ。1月には追加関税は10%から25%に。

*アメリカでオバマ前大統領、クリントン元大統領、バイデン前副大統領などの民主党関係者、民主党支援(巨額寄付)の投資家、それにトランプに批判的なCNNテレビのビルなどに、爆発物の入った郵便物が届く事件が発生した。

トランプ、「アメリカ政府は総力を挙げて捜査を進めていて今後、どのような努力も惜しまない。こうした政治的な脅迫は、アメリカでは成功しないということを明白にしなければならない。非常に残念で怒りを感じており、真相は必ず究明されるだろう」

何か白々しいなあ。

脅しはトランプの常套手段だ。

トランプはかねてから「民主党は犯罪者の政党」と呼ぶなど、ことあるごとに激しく非難してきた。「民主党はドラッグやギャングどもに国境を開け放とうとしている」

こんな事件が起きた背景には、正にトランプ自身が民主党を激しく攻撃し対立を煽(あお)ってきた結果であるのは、自分のような凡人でも分かる。

トランプ教信者が神のお告げによって犯行に及んだのだ。

民主党の上下両院トップが共同で声明を発表。
「大統領はこれまで何度も暴力を容認するような言動でアメリカの分断を深めてきた。大統領が自らの言動を改めることがなければ、この事件について何を言っても説得力を持たないだろう」

中間選挙を意識したトランプは、こういった民主党の批判をかわすためにある集会で民主党への攻撃を差し控えた上で、
「こんなに礼儀正しい私を見たことがないだろう」と嘯(うそぶ)いた。

そう、我々は今までずっと礼儀正しくないトランプを見てきた。今までずっと礼儀正しくない人間だったことをトランプ自身が認めた。

まあ、もっとも、一時的に礼儀正しくなったとしても、選挙の結果にかかわらずいずれ遠からずトランプは礼儀正しくないトランプに戻るだろう。

何事も全ては選挙のため。攻撃もするし、礼儀正しくもなる。

悲しいのは、トランプが自らとは異なる立場や意見を執拗に攻撃し、それが共和党員、共和党支持者へと伝染したこと、更に対抗上、民主党にも相手を攻撃する流れが広がってしまったということ。

アメリカという国はそんな国になってしまった。

トランプの罪は、部分的であった分断・攻撃・誹謗・中傷を全土に広げたこと

*午後、散歩をかねて大久保駅の1000円カットに。
今日は大久保通りをゆっくり歩いてみた。気がつかなかった店があったりして新発見。猫カフェもあった。
100均で靴下。
スーパーで食料品ほか。

階段。ジャンプ500回。

*NYダウの大幅下落を受けて、東京株も22割れ。823円下落の2万1268円。

*アベが訪中。
自分はアンチ・アベだが、アベが外交に力を入れていて、仕事をしているなとは思っている。
ただ、成果という点ではどうなんだろう・・・

アメリカと仲良くやっているかと言われれば、全くそんなことはない。鉄鋼製品に25%もの関税をかけられ、最近では、EPAやFTAとは全く違うと自らが殊更に強調せざるを得ない“TAG”という名の2国間貿易交渉開始に同意させられた。

ロシア、返還は何か進展ありましたか?

韓国、益々悪い方に向かっている。

朝鮮、拉致問題は最優先だと言っていた。

インドは、良い方に行っているのかな。

中国、やっと中国との距離が一歩縮まったかな。
ただ、これはアベ外交の成果と言うより、米中貿易戦争で苦しくなった中国が活路を求めて日本にすり寄ってきた部分が大きいということらしい。

ただ自分が思うに、たとえ日中友好だ、熱烈歓迎だなんて言って一時的に関係が良くなったとしても、尖閣は解決されてないし、というか、中国が尖閣の領海内外にやってくることはこれからも続くだろうし、日中境界線をまたぐ海底ガス田については日中で共同開発しよう、その話し合いをしようと合意したにもかかわらず、勝手にガスを抜き取って平然としていたり、とにかく、中国は信頼できる相手ではないので、友好なんていずれまた消え去ってしまうことは十分にあり得る。

かつて日中関係が冷え込んだときに、上海の日本総領事館や各地の日系企業が暴徒に襲われたことがあった。
総領事館の修復工事費用は中国政府が負担すべきであるのに、確か自分の記憶が正しければ、費用を負担していないばかりか、謝罪もしていないはずだ。

そんな中国と友好だなんて、まあ、何て人が好いことか。
・・・と考える自分の辞書には未来志向という言葉はないのかもしれない。

自分が言いたかったのは、アベが何10回(100ヶ国にもなるか?)も“海外旅行”をしている割には、日本と繋がりが深い国との間で大きな成果は少ないのでは。

*シリアの武装組織の拘束から解放された安田純平さんは、今夜日本に帰国した。

何かシックリこない。

・昨日、先ず最初に届いた映像で安田さんは、
「私の名前は安田純平、日本のジャーナリストです。シリアで40ヶ月捕らわれていました。今は安全な環境でトルコにいます。有り難う」
と英語で語っていた。

同じく昨夜、NHKが安田さんの奥さん(myu)にインタビューした中では、(多分奥さんは映像を見たんだと思う)
「いやー、もう本当に、あのー、本人だったんだと。今までの、あのー、緊張の糸が切れた瞬間でした。
私たち家族だけでは、とてもここには辿(たど)り着かなかったと思います。なので、本当に、あのー、もう全ての方々に本当に有り難うございますというふうに感謝の気持ちを伝えたいです」

そして安田さん、トルコ南部のアンタキアからイスタンブールに向かう飛行機の中でNHK記者の取材に応じた。
「体調は大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
「このまま日本に戻るんでしょうか?」
「そうですね」
「イスタンブールから?」
「ちょっと私が手配できなかったので、それについてはお任せ状態で」

「今、体調の方は大丈夫ですか?」
「大丈夫です。大変お騒がせして申し訳ないと思っています。体調は大丈夫です」
「解放された今の心境は?」
「非常に嬉しいです。3年間、全く自分自身、前に進んでいないので、世の中がどうなっているのか全く分からない状態です。
これからどうなるか、どうしていこうか、全く分からない状況で、その辺の心配はあるんですけども」
「非常に苦しかったですか?」
「それは地獄ですよ。身体的なものもありますけども、精神的なものも、今日も帰されないと考えるだけで、日々段々と自分をコントロール出来なくなってくる」
「奥様とは既にご連絡は?」
「いや、トルコ側の施設では電話の使用を禁じられていたので」

「解放された瞬間というのはどんな?」
「荷物を全て奪われたので、そのことがとにかく頭に来ている。3年間何も仕事が出来なかった上に、全ての資産であるカメラであったり仕事の道具それまで奪われたというか、そこまでするかという。解放の瞬間は先ずそれですね」
「解放の時は誰かが助けに来たんですか?」
「助けではなくて、彼ら(武装組織)自身が車で国境まで運んできて、それでトルコ側が受け取って、そのまま施設に入れられたんですけど」
「その時の気持ちはどうでしたか? ホッとしたとか?」
「いや、とにかく荷物がないことに腹が立って、ということと、トルコ側に引き渡されると直ぐに日本大使館に引き渡されると。そうなると、あたかも日本政府が何か動いて解放されたかのように思う人が恐らくいるんじゃないかと。それだけは避けたかったので、ああいう形の解放のされ方というのは、望まない解放のされ方だったというのがありまして

「日本に帰って伝えたいことはありますか?」
「伝えたいこと? 40ヶ月殆ど何も出来ない状態で、新しいものが何もない状態になると、何でもっと色んな事をしなかったんだろうとか、何でもっと力を入れてやらなかったんだろうとか、そういう、やれたはずなのにやらなかった事をもの凄く後悔して、何かをやれる時にそのこと自体を大事にしたいなと思いますし、何も出来なくなった時が本当に辛いので、出来る時にもうちょっと何かやってみると良いんじゃないかと(いうことを伝えたい)」

イスタンブールを発つ前の機内では、
「(妻には電話で)有り難うという言葉と、申し訳ないという言葉を伝えました」
「今後もシリアのことを伝えていきたいと思いますか?」
「そうですね、どういう形で出来るかも、自分が(シリアに)入った頃と情勢が全く違ってしまってるんで、どういう形なのか分からないですけども、先ず今は日本のことが、日本で何かしたいという方が、日本の食べ物であったり、そういうものをもっと楽しみたいなというか、というのが今は強いと思います」

日本に無事に着いて報道陣の前を通り過ぎる際、何か一言お願いしますと声をかけられたが、外務省の人間などと共に無言のままドアの向こうに消えた。

奥さんと再会した後、奥さんだけが記者会見場に現れて、
「先ほど、無事に安田と対面できました。ここに来るまで本当にたくさんの皆さんにご心配かけ、ご迷惑をかけ、本当にその件については家族としてこの場を借りて改めてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。(頭を下げる)」
そして奥さんは安田さんのコメントを読み上げた。
「大変なお騒がせとご心配をおかけしました。お陰様で無事帰国することが出来ました。有り難うございます。
可能な限りの説明をする責任があると思っています。折を見て対応させていただきますので、今日のところはご理解下さい」

まあ、色々事情があるのかもしれないから、今日は出来ないかもしれないが、いずれ安田さんは当然何らかの説明は必要であろう。

・ただ自分が思うに、安田さんは奥さんにはトルコから電話で感謝の言葉と申し訳ないという言葉を伝えたということだが、日本人全体に対しても同じような言葉が、正式なものでなくても良いけど、どこかであっても良かったのではないか。むしろ当然あるべきであったと思う。

安田さんは解放されてトルコにいる間に日本のメディアからインタビューを受けていたわけで、その時に日本人に対してハッキリとした感謝の言葉と申し訳ないという言葉を述べても良かったと思うのだが、そのような話をしたようには伝わっていない。
メディアはその部分をカットしたのか? もし何か感謝・謝罪のような言葉を言ったのなら普通ならカットはしないと思うが・・・

奥さんは安田さん解放の知らせが届いた後のNHKの単独インタビューで、「全ての方々に本当に有り難うございますというふうに感謝の気持ちを伝えたいです」と語ったが、最低限そのくらいのことは安田さんの口から語られても良かったのではないか。
奥さんが読んだ安田さんのコメント以前に、感謝の言葉と陳謝の言葉を言うチャンスはあったのではないか。

機内で「日本に帰って伝えたいことはありますか?」と聞かれた時に感謝・陳謝があっても良かったし、もしそう聞かれなくても、一番最初に自ら感謝・陳謝を言っても良いくらいだ。

日本に着いて記者からコメントを求められた時に、もし仮に箝口令(かんこうれい)が敷かれていたとしても、そんなのは無視して、立ち止まって感謝の気持ちと申し訳ないという気持ちを語っても罰(ばち)は当たらないと思う。そんなの10秒もあれば出来る。

結局、トルコから帰国直後までの間に、正式でなくても良いけど感謝と陳謝の言葉を安田さん自身の口から聞くことが出来なかったのは、正直言って不満である。
最初に何かシックリこないと述べたのは、そういうことである。
別に自分が不満に思っても、何の意味もないことかもしれないけど・・・

イスタンブール到着以降、恐らく安田さんには当局から箝口令が出ていて、事情聴取が終わるまでは勝手にベラベラと喋るんじゃないと釘を刺されているのかもしれない。
恐らく、安田さんは当局からこれからどう喋るか“指導”されるのかもしれない。

・安田さんの信念については昨日述べたが、それにしても安田さんはかなり強い信念の持ち主というか、跳ねっ返りというか反体制だね。
「トルコ側に引き渡されると、直ぐに日本大使館に引き渡される、そうなると、あたかも日本政府が何か動いて解放されたように思う人が恐らくいるんじゃないか」「ああいう解放のされ方は望まない解放のされ方だった」

これってかなりの失言だ。
感謝と申し訳ないの言葉がないのは、ここが理由か?

相当政府が嫌いなようだが、もしかしたら過去に政府からかなり行動を制限されたことがあったのかもしれない。
そんな日本政府に助けてもらったんじゃ、反体制の自分の立場がなくなる。死んでも日本政府のお世話にはなりたくない。感謝するなんてとても出来ない・・・

実際に日本政府がトルコやカタールに安田さんの解放を依頼したかどうかは自分には分からないが、ただ、日本政府が何も頼まないのにカタールやトルコが安田さんの解放に一肌脱いだとは考えにくい。

安田さんは武装グループが自分を国境まで車で連れて行ったと言っているが、もしかしたら、そのことをもってして、武装グループが自発的に自分を解放したと思っているのかもしれない。

ということで、解放に至るまでの真相は我々には分からないが、果たして安田さんが今後どのように語るのかそれも楽しみ。