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迷える古羊、どこへ行く/110符1翻?

2022-02-23 17:57:20 | 日記

●3月12日(金)
★NYダウは2日続けて最高値を更新して3万2485ドル。

★10時、3人集合。6回で、自分はややマイナス。

★スガの息子が勤める衛星放送関連の会社が、放送事業を管轄する総務省の幹部10数人を接待していたことが判明し先月辺りから問題になっている。

山田・内閣広報官は総務審議官だった当時、やはり会食の接待を受けていた。7万円を超える内容の飲食だったらしい。
彼女は「イベントやプロジェクトに誘われたら絶対に断らない。飲み会も断らない。私自身は仕事も勿論なんですけど、飲み会を絶対に断らない女としてやってきた」という考えの人。

で、彼女は先月の衆院予算委員会で接待を受けたことについて「認識の甘さ、心の緩み」と謝罪した上で、給料の一部を自主返納したようだ。内閣広報官というのは特別職とかで国家公務員の倫理法の対象外なのだが(返納しなくてよい)、元同僚が処分を受けたので山田も自主返納をすることにしたようだ。それで幕引きをしたかったのだろう。

で、その山田、3月1日には2度目の衆院予算委員会に出席するはずだったのだが、前の日に“タイミング良く体調不良”になったとかで入院、辞表届けを出して予算委員会出席はなくなった。

まあ、下の下。総務省だ、内閣広報官だと頭は良いのかもしれないが、自分の立場が悪くなると都合よく“体調不良”になって雲隠れする。アマリもそうだったが、他にも同じようなパターンの政治家はたまにお目にかかる。

叩かれるのが嫌なもんだから雲隠れして幕引き。

☆野田聖子や高市早苗がいずれも総務大臣であった期間にNTTの会長だか社長だかと会食していたことが判明。
「接待を受けたという認識はありません」
「依頼はなかった」

こういうのって、接待なのかそうじゃないかの境目が曖昧だなと思う。本人が「違います」と言えばそれで終わり。それに、もし仮にそういう会食などの場で行政がゆがめられた(依頼や要請や陳情があった)としても誰にも分からない。野田・高市で言えば、NTTから「どうか携帯料金の値下げはなるべく先に延ばしてください」なんて依頼があったかどうか、何も分からない。

実際、そういう場で政治が動くこともあるんだろうな。少なくともご馳走されれば悪い気はしないし、邪険にはしづらくなるというものだ。

まあ、政治なんて所詮こんなもん。企業から接待を受け、寄付金あるいは賄賂という名のカネにyおって政策が左右される。選挙に行って投票するのは有権者の自由だが、政治なんて実にバカバカしいと思っているし、議員を選べば彼らの国民無視のやりたい放題を認めることになるだけだと思っているので、選挙なんか絶対に行かない。

山田広報官は辞任したけど、野田・高市は? 1000%辞めないだろうな。

で、野田聖子と高市早苗が総務大臣在任中、NTTの会長?(社長?)と会食していたことが判明したと思ったら、高市は「昨日、飲食代金7万円を返金した」と表明。
「接待じゃない」「依頼はない」と、何も問題がないようなことを言っておきながらなぜ返金するのか。疚(やま)しいことがなければ金を返す必要はないはずだ。

今回の他にも利害関係者、もしくはそれに近い人間と会食することは少なくないはずだ。たまたまばれてちょっと問題になってヤバそうだなと思えば、問題はないと言いながらも返金する。
返金すれば、もうそれで全てが終わり。

こんなこと、今まで何10回も見ている。政治家や官僚に倫理的意識はない。

政治なんか馬鹿馬鹿しい。

★衛星放送の複数のチャンネルを運営する東北新社メディアサービス。その親会社である東北新社が、放送法の外資規制に違反しているのではとの指摘について総務省は、東北新社から「外資比率は20.75%であった。(放送事業)申請の際に20%未満だとしたのはミスであった」と放送法違反の事実を認める報告があったと発表した。

東北新社、「単純な計算ミス」
総務省、「チェックが甘かった」

東北新社といえば、つい最近、部長であるスガの息子を含む会社幹部が、総務省の幹部を接待していたことが明らかになったばかり。総務省の幹部は倫理規範に違反する形で接待を受けていたことになる。
東北新社側は、数十回にも及ぶ接待により、総務省の衛星放送事業政策に色々と要望を出していたと考えるのが妥当である。

で、東北新社の放送法違反(外資比率オーバー)発覚は、この接待問題がきっかけだったのかどうかは分からないが、しかし、「チェックが甘かった」という総務省の弁明は、文字通り解釈すれば、ちゃんとチェックしたけど見逃してしまったという意味になるが、もしかしたら最初からチェックなんかしていなかったのかもしれない。
というより自分なんか実際は総務省はこの違反を見て見ぬ振りをしていたんじゃないかという疑念すら抱いてしいる。

役人を接待しゴマをすってまでして企業の希望するように政府の政策・方針を変える。そんな世界がまだ日本には存在している。こんな事例がポロポロと発覚する。アキタフーズもそうだ。もう自分の知る限り何十年も何も変わっていない。

今回が特別なことではないと思うと、こんな民主主義後進国、アホらしくなる。

★菅原・前経済産業相の秘書が公職選挙法に違反して香典を配ったとして刑事告発された件で、東京地検は「不起訴処分(起訴猶予)」としたが、これに対して検察審査会は「起訴相当」(=起訴すべき)の議決をした。

東京地検は再捜査をして、改めて起訴か不起訴かの処分を決めることになる。

そもそも東京地検が「起訴猶予」とした理由は、
「菅原氏は2017年7月から2019年10月までの間に、秘書を通じて選挙区内の延べ27人に対して、親族の死去に伴う枕花(まくらばな)や香典の名目で計約30万円相当を寄付したが、これ以外の大半のケースでは菅原氏が自ら弔問(ちょうもん)しており、法を無視する姿勢が顕著とまでは言い難い」
というものだった。

何これ? 検察ってこんな理由をつけて不起訴にしちゃうの? これって無理矢理、ごり押しの屁理屈、詭(き)弁じゃないか。
2年余りの間に本人じゃなくて秘書が香典を持っていった例が27人もあったと認定しているのに、大半は本人が直接弔問しているから特に起訴するほどじゃないと、27人分の違法性には目をつむっている。

これじゃ、秘書が香典を持っていったら有権者への寄付になるという公選法の規定を検察自体が完全に無意味なものにしていることになる。法律の意味がない。

検察の判断の基準、まるでいい加減。
これじゃ政治家は本人が香典を持っていかなくても実際は誰も起訴されないことになりかねない。

検察は果たして公正・中立と言えるのであろうか。

それにしても秘書が香典を持っていったのは2年あまりで27人というが、1回の葬式で香典を何人にも渡すことはないから、27人というのは27回の葬式ということになる。秘書だけで月におよそ1回の葬式だ。で、東京地検は27人はあくまでも「例外」であって、「これ以外の大半」については菅原本人が香典を持っていったと述べている。
「これ以外の大半」と言うからには、27件の葬式以外にもその何倍もの葬式があった、それこそ毎週のように葬式があったということになる。

いくら議員さんで顔が広いとは言え、すごい数の葬式だ。本当かね。

そう考えるとますます東京地検の「不起訴処分」の決定理由が“こじつけの作り話”に思えてくる。

★一歩も出ず。

●3月13日(土)
★体重が61キロを超えた。目標は59~61キロで、割りと長い間維持していた。
★今日は買い物と見守りボランティアに行きたかったけど、朝は雨で、10時頃ちょっと明るくなったものの、スマホを見ると買い物中に雨がまた降ってきそうで、しかも止むのは夕方。見守りボラだけでも行こうと思ったけど、雷雨や強風で結構荒れている。午後になってもずっと迷っていたが結局出掛けるのは止めた。
見守りはもう期限が迫っている。明日麻雀に呼ばれているので、時間は遅くなるけどその帰りにするしかない。10日に行っておけば良かった。

●3月14日(日)
★晴れたが風は強い。
今日は10時30分の予定だったが、「早く来られる?」と電話あり。Ihさん宅で10時スタート。今日は今一だった。

★相変わらず風が強いが、見守りボランティアでSさんのアパートへ。
「一昨日、靖国神社に行ってきたけど、桜はまだだった。でも今日、開花宣言が出たみたいだね」
今回の見守りは期限ギリギリになってしまった。それにしてもずいぶん早い開花だな。

帰宅。

●3月15日(月)
★非常に強い低気圧の影響で、関東地方は一昨日の午後から夜にかけて大荒れだったが、昨日も強い風は一日中続いた。
今朝は風は大分収まったが、それでも時折、強い風の吹く音がイエの中まで伝わってくる。

午前中に買い物に行くことはあまりないが、今日はイエで麻雀なので、その前に行ってきちゃおう。買いたいものが色々たまっている。

★12時20分、3人集合。今日は4回でちょうどゼロ。
手作りのお総菜を頂いた。

●3月16日(火)
★スマホで麻雀のルールなんかを見ていたら、ズルズルと遅くなって、食事は大分手を抜いた。

★杉並の方の牛乳屋さんが、定期購入しないかとサンプルを持って来た。その人が来たのは2度目。
杉並からこんな新宿区までやって来て、きっと17号棟まである団地の中を一軒一軒回っているのだろうな。いや百人町の団地だけでなく杉並区・中野区・新宿区など、あちこちの団地も回っているのだろうな。苦労しているんだろうなとか、大変だなとか思うんだけど、結局今回も申し訳ないけどお断りした。

商売、というか生きるために誰もが必死なんだなあと思うと、貧乏だけど、のんびり遊んで暮らしている自分は幸せな方だ。

働けなくて、家もなく、食べるものさえない人が大勢いる。

しかも日本だけじゃなくて、世界中にいる。

★チャリで榎町のスーパー。半袖1枚でもOK。
W大に寄ってみたけど、もう入試試験はとっくに終わったのかな。構内はそんなに人がいるわけじゃなく、のんびりした感じだった。

階段13階。ジャンプ300回。

★ブログ、7日分更新。

★白鵬が休場したとか。突然で驚いた。今場所はようやく出場したと思ったのに。

★65歳以上の高齢者へのワクチン接種が4月12日から始まるが、もう接種券が届いた地域もあるとか。

★皇位継承問題などを議論する有識者会議のメンバー6人が決まったとか。
皇室典範特例法が出来て何年経つ? “速やか”に安定した皇位継承問題について議論を始めるとか言っていたけど、それから何年経つ。やっとメンバーだ。
政府の「速やか」ほどのんびりしたものはない。何をやってもスローモー。

「女性天皇」・「女系天皇」の議論はどうなる。自分はナマズの息子より愛ちゃんの方が好きだ。

★東電の柏崎刈羽原発で不審者の不正侵入を検知する機器が一年も壊れたままになっていたことが判明。

考えられない。責任感の無さにも程がある。

東電をはじめ原発を担う電力会社の無責任さ・不誠実さは、それこそ今まで何十もの事例を見せつけられてきた。
政府と同じくらい滅茶苦茶なところである。

★麻雀。
・120符1翻はあるのか。(点数早見表は110符まで)(120符2翻であれば7700点でみなし満貫となる)

一九字牌の暗槓4つ(32符X4)なら、そもそも役満。

20符+10符+32符+32符+32符=130符(切り上げ)だが、これは三槓子・三暗刻だからそもそも満貫。

20符+10符+32符+32符+16符(中張牌の暗槓)(+2符)(+2符)=110符/120符(切り上げ)だが、これも三槓子・三暗刻だから満貫。

20符+10符+32符+32符+8符(暗刻)=110符(切り上げ)。これは三暗刻で2翻。

20符+10符+32符+16符(中張牌の暗槓)+16符(同)=110符(切り上げ)。これは三槓子・三暗刻で満貫。

20符+32符+32符+32符+2符+2符+2符(辺張・嵌張ツモで役牌が頭)=130符(切り上げ)。これはツモ・三槓子・三暗刻で満貫。

20符+32符+32符+32符+2符+2符=120符。これも満貫。

20符+32符+32符+16符(明槓)+2符(+2符)(+2符)=110符(切り上げ)。これは三槓子で2翻。16符が中張牌の暗槓なら満貫。

他にもあるかもしれないけど、というか、もしかしたら計算の間違いがあるかもしれないけど、どうやら120符は1翻も2翻もなさそうだ。

・110符1翻はあるのか。

上の例で110符2翻は2通りあったが、じゃあ、110符1翻はあるのか。
連風牌の頭を4符と数えればある。
それは、メンゼンで東東(または南南)と白白(または中中か發發)のシャンポン待ちでテンパイした時に白(または中か發)が出た場合、

基本符         20符
メンゼンロン      10符
一九字(おた)牌の暗槓 32符
   〃     〃  32符
白の明刻         4符
頭(東東または南南)   4符
もう一つの面子は順子   0符

 合計        102符
切り上げて      110符

自分がやっているところではどこも連風牌の頭を4符とするところはない。しかも、ルールによっては東東と白白のシャンポン待ちはリーチをかけないとアガれないというルールのところもあるので、110符1翻は、連風牌の頭を4符とするところで、しかもアリアリのルールなら可能ということになる。

因みにこの例でいうと、字牌の暗槓は「おた」でなくてはならず、役風牌か三元牌が暗槓になると1翻アップとなる。また、順子が暗刻に変わればトイトイ・白・三暗刻で満貫だ。

●3月17日(水)
★金曜日に実家に行くことに。
★午後、徒歩で高田馬場へ買い物。学校帰りの団地のAちゃんと会った。今は小1だから手を振って駆け寄って来てくれるけど、その内目も合わせてくれなくなっちゃうのかな。
13号棟の麻雀会の会長さん夫妻と会った。コロナで集会所が使えず麻雀は中止の状態が続いている。「麻雀、やってるの?」「ええ、たまにウチで。誘っていただければいつでも伺いますよ」

階段13階、ジャンプ300回。

★同性のカップルが、同性同士の結婚を認められないのは憲法に違反するとして国に損害賠償を求めていた裁判で、札幌地裁は同性同士の結婚を認めないのは憲法違反であるとした。

憲法で論点になったのは憲法24条と14条。
24条には「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により維持されなければならない」とある。

これに関して裁判所は、「“両性”や“夫婦”という男女を想起させる言葉を使っていることから、異性同士の結婚について定めた規定である」と判断し、「“婚姻の自由”とは異性同士の結婚に及ぶと解釈すべきである」として、「同性同士の結婚を認めないことは憲法違反ではない」とした。

その一方で、14条に「全ての国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地(家柄)により、政治的、経済的又は社会的関係において差別されない」とある点に関しては、「同性愛者と異性愛者の違いは、人の意思によって選択できない性的指向の違いでしかなく、受けられる法的利益に差はないと言わなければならない。同性愛者が婚姻によって生じる法的利益の一部すらも受けられないのは、合理的な根拠を欠いた差別的な取り扱いである」とし、「“法の下の平等”を判断する憲法14条に違反する」との判断を示した。

賠償については、同性婚問題は比較的最近のことなので、しなくて良いとの判断。

「人の意思によって選択できない性的指向の違いでしかなく」っていうのはどういう意味だろう。個人個人の性的指向は他人から指図されることはないというような意味で良いのかな。

一方の国は「伝統的に結婚は子供を産むことと結びつけて考えられてきた。今でも結婚は男女のものであるという考え方が一般的である」と主張して、同性婚に反対した。

しかし、2018年の電通ダイバーシティ・ラボLGBT調査によると(調査対象は20代~50代)、同性婚の合法化について、
 賛成         24.1%
 どちらかというと賛成 54.3%
 どちらかというと反対 15.4%
 反対          6.2%
という結果であったらしい。

「結婚=出産」・「結婚は男女のものという考えが一般的」という政府の主張は、完全に間違いで時代遅れであることはアンケートからも明白。

それに、給料が低いままに押さえられて結婚もできない環境、出産・子育てもできない環境を政府は長い期間にわたってずっと是正出来ないできた。それを改善してこそ出生率も上がるというもの。
少子化の進行を抑えるために政府がなすべきことは、同性婚に反対することではなく、有効な出生率向上の策を講じることである。一生懸命やっていると言うかもしれないが、結果が出ないのならやってないのと同じ。国に言い訳は許されない。

結果を出すことも出来ずに、「伝統的に結婚は子供を産むことと結びつけて考えられてきた」などとよくも平気で言えたものだ。古い考え方に固執しているだけでは世の中は一歩も前に進まない。

世界的に見ると、同性同士の結婚はヨーロッパや南北アメリカを中心に29の国と地域で認められているという。
札幌地裁の判断について、
英BBC、「同性同士の結婚を認めてほしいと訴えてきた人達にとって、象徴的な勝利である」
米ウォールストリートジャーナル紙、「同性同士の結婚はアジアでは台湾でしか認められていない。同性婚を一般的に認めていない地域において先駆的な決定だ」

同性愛者が抱える大きな問題は、同性を好きになるのはおかしいと周りの人間・社会から思われることにより、自身の存在感や人格まで否定されたように思ってしまう精神的苦痛にある。

最近ではパートナーシップ制度を導入する自治体も若干あるようだが(およそ1700自治体の内79自治体)、ただ、実際にはこの制度ではかなり不十分。
同性婚が認められないと、夫婦のように暮らしていた同性の2人の内の1人が亡くなった場合、異性婚では当然認められている相続の権利が認められないことになる。
同性婚が認められないと、所得税の配偶者控除、健康保険の被扶養者控除や子の親権などの行政サービスにおいても不利な扱いを受けることがある。
また、パートナーが入院した時には、家族ではないとの理由で病状の説明は出来ないと言われたり、アパートの契約の時、同居を断られたりすることもあるそうだ。

同性愛者が増えてこうした問題が表面化している中では、地裁とはいえ今回の判断は画期的と言える。

日本はG7の中では唯一同性婚が認められていない国。
政府・自民党・保守勢力は今後も死に物狂いになって「同性婚」に抵抗するんだろうな。
「同性愛者と異性愛者の違いは、人の意思によって選択できない性的指向の違いでしかない」という当たり前のことを彼らは認めないんだろうな。「性的指向は自分の意思で選択・変更できない性別や人種と同じ」だということが理解できないんだろうな。

ということで個人個人の性的指向についてとやかく言うつもりはないけど、自分個人としての指向はストレート、絶対に相手は女性だ。女性以外考えられない。男に愛されたいとは思わないし、勿論愛したいとも思わない。男とベッドでイチャイチャ・ペロペロするなんて想像できない。嫌だ。ホモを認めないと言っているわけではないが、自分個人としては嫌だ。
でもレズの映像は抵抗がないないし、綺麗だと思う。

あくまでも自分個人の指向・気持ちです。どちら様も好きにしてください。

★今日のNHKの番組の中で、発言者に合わせて字幕スーパーが流れた。
「(新型コロナの影響で)大学にも行けず、図書館などの設備を使えないにも関わらず、学費は普通にかかっています」

「関わらず」はないだろう。

迷える古羊、どこへ行く/東北大震災10年

2022-02-19 12:15:41 | 日記

●3月11日(木)
★10時半、3人集合。今日は今一。

★東北大震災から10年。
自分は割りとボーッと生きている方なので、過ぎたことはどんどん忘れていってしまうが、さすがにあの日の事は覚えている。地震の強い揺れでアルバイトで働いていたレコード屋の棚からCDのほとんどが床にこぼれ落ちて、お客さんはその上を歩いて避難した。奥の事務室にあった高さ2メートルほどの8つの書類キャビネットは全部倒れて書類が散乱し、書類とキャビネットが通路をふさいだ。ここも歩けない状態で机の上を歩いた。
店は閉店。

新宿からチャリで世田谷の2つ目のバイトに向かう甲州街道は、環七辺りまで徒歩で帰宅する人がゾロゾロ絶えなかったのもよく覚えている。

まあ、自分の事はどうでも良い。
最近、テレビでも盛んに震災特集が放送されている。津波の映像は今でも見るのが辛い。被災した方々の多くが今でも苦しみや悲しみから抜け出せない姿を見るにつけ、こちらも心が痛む。

あしなが育英会は震災直後から、不幸にして地震や津波で親を亡くして遺児となった子どもたちへの支援を始めた。自分も被災者の方々に寄り添う気持ちを忘れないために、その月から支援金額をほんの僅かではあるが増やした。増額は10年続けようと思っていたが、実際に10年経った今、考えてみれば当時生まれた子どもはまだ10歳、まだまだ学校へ行かなければならない。まだ増額は止められない。

まだ支援、助け合いの気持ちは必要。東北ではない人間であっても震災の事は忘れてはいけない。

☆NHKの東北3県の住民へのアンケート。
・今の復興の姿は、
 思い描いていたより良い 23%
 思い描いていた通り   20%
 思い描いていたより悪い 53%

・復旧復興を実感するのはどの部分?
 住まいの問題が解決   78%
 学校が元に戻った    74%
 道路が元に戻った    64%
 地域活動が元に戻った  44%
 地域経済が震災の
     影響を脱した  22%

インフラ系はだいぶ元に戻ったと感じている人が多いようだが、住まい(公営住宅)は建っても人が戻って来ず空き家も多いらしい。知らない人ばかりで住民同士の繋がりが出来にくくなり、経済も震災以前の活気のある姿にはほど遠い。企業が国から再建のために借りていた借金の返済もこれから順次始まる。

まだ震災は終わってはいない。

「東北の復興なくして日本の再生なし」を死語にしてはいけないが、政治家や役人にとってはもはや死語になってはいないか?

☆東北大震災から10年、政府は新たな復興基本方針をまとめた。
来年度から5年間の「第2期復興創生期間」の事業費を1兆6000億円程度と見込んでいる。年平均3200億円程度だ。これまでの10年間では32兆円とのことなので、一気に10分の1となる。
まあ、道路や復興住宅などの大規模インフラ整備の費用がなくなれば、予算も低くなるということなのかな。

今、復興税って年間いくらくらいあるの? 所得税からだけでも3000億~4000億円くらいはあるのかな? だとすれば、これからは政府は1銭も出さないで済む?

それにしても国民がこれからまだ15年も復興税を負担し続けるのに対して、企業は最初の1~2年くらいは払ったものの、予定を切り上げて早々と復興税負担はなくなってしまった。
企業の経済活動に支障が出てはいけないからということなんだろうけど、企業に甘い一方で、国民からは平気で徴収する。

そもそも復興予算というと我々国民は東北大震災の復興のために使われる予算と誰もが思うだろうが、それはどうやらかなり見当違いのようで、東北とは関係ない地域の道路をつくったり、東北とは関係ない全国の大学の改修費用だったり、政府庁舎を建て替えたり、公務員の給料だったり、ODA(発展途上国への開発援助)だったり・・・もう実に多くの分野で使われているという。
復興事業を受注したゼネコンが湯水のように使う接待費も問題になった。

そして現状ではまだ帰還出来ない元住民も多い。インフラ的には”復興“出来たところでも、なかなか住民が戻ってこないとか住民同士の社会的繋がりが作れないとか、そういう”復活“が出来てないところがまだまだ多くあるようだ。
国民はまだ15年もこの問題だらけの復興税を払い続ける。折角の復興税、何とか地元住民の役に立つ使われ方となることを願うのだが・・・

☆「除染マネー」の番組があった。
国の事業として福島原発事故で汚染された土や草木を取り除いたり屋根瓦を拭いたりして、放射線量を下げる作業にかかる費用を汚染マネーと言うらしい。

この汚染マネーの話を聞くと、もう政府のやっていることは滅茶苦茶。企業のやっていることも滅茶苦茶。日本という国の裏というか真のというか、実に醜い姿を見せられて、愕然として腸(はらわた)が煮えくり返る。

・汚染作業をするSS社は申告漏れの指摘を受けた。
「3年間の社長への報酬70億円の内30億円は経費として認められない」

SS社の2016年度の決算書では、売上は105.6億円、粗利は53%。普通、建設業の粗利の平均は10数%というから、物凄い利益だ。
更に役員報酬は43.2億円、従業員給料手当は約6000万円、交際費は2億円余り。
目を見張るほどの役員報酬額である。

SS社の注文元は大手ゼネコンSK社。2013年~2016年の49件の注文全てがSK社からの注文。
で、SK社から受注するためにSS社が行っていた接待攻勢が物凄かったらしい。

ゼネコン社員「コンパニオンをバッと並べて、まるっきり別世界ですよ。SS社からチップ代をもらって、気に入った女の子にあげてくださいと言われるんです。一言で言えば派手。金の使い方が派手。湯水より凄いね。スーパーゼネコンの持つ力に群がっているわけですよね。除染の仕事ってこんなに儲かるのかと思いました」

下請け社員「個人(ゼネコン社員)の私腹を肥やす。時計、車、現金とか。(渡した)会社は次の工事の時には大きい現場、実際何件も取っています。復興しようとしているのに、そういうものに使われるのはおかしいなと」

「湯水よりも凄い」接待費を使ってゼネコンから除染の仕事を受注し、さらに莫大な利益を得る。田舎の小さな会社の社長が何億・何十億もの報酬を得るわけである。
まさに「濡れ手で粟(あわ)」。
国民の税金の少なからぬ部分が我々の願いや思いとはかけ離れた使われ方をしている。

この除染事業をどの省庁が担当するのかが問題になった時に、始めは原発行政を所管する経産省か文科省か、それとも大規模事業の経験が豊富な国交省にするか、となったらしい。でも、除染作業は最終的には廃棄物の処理という問題が出てくるわけで、それは環境省だということで、最終的には大規模事業の経験が浅い環境省にお鉢が回ってきたらしい。

大規模事業の経験が少なかった環境省が結局頼りにしたのは大手ゼネコンであった。大手ゼネコン各社はある特定の地域の除染事業をそれぞれ受注。しかも一度受注した地域を継続して受注したので、競争入札の原理が働きにくくなってしまったらしい。

除染費用は大手ゼネコンの言いなり、割高で必要以上に膨らむことになってしまったという。

結局SS社はSK社のある幹部に利益供与を行っていたことが発覚して、SK社との取引を外されることになったとか。

・そんな中、準大手ゼネコンAH社が自治体に不正請求をしたことが発覚。詐欺罪で有罪判決を受けた。
AH社が下請け会社に領収書の改竄(ざん)を依頼したとか。

AH社は下請けに作業員の宿泊費を約3000万円ほど水増しするよう頼んだ上で、
「市の担当者がいちいち領収書をチェックして、それに対してこれはOKとか、そういう能力や人数が足りないんですよ」
「それに、異動が多いから全部の人が詳しいって訳じゃないんですよ」
下請け「漫画みたいな話ですよ。ポンポンポンと数字を弄(いじ)くって、そういうやり取りがずっと続いていたんですよ」
環境省「(人手が不足しているので)一つ一つ書類を見て、本当にその人がハンコを押したのかやる(チェックする)ところまでの体制はないんですよね。そこは元請け業者の責任でお願いしますということでやるしかなかった。それがけしからんと言われればそうですけど、これ以外にどういう方法があり得たのかなと思います」
酷い話だ。

で、除染に関するだけでも詐欺や申告漏れは少なくとも15件に上るそうだ。

ただ、発覚しただけでも15件。不正は実際には小さなものも含めれば本当にこの程度で済むのかと疑問に思わざるを得ない。何10倍?

・大手ゼネコンKK社の汚染事業に関わったある元幹部が下請けから2億円以上の利益供与を受け取った疑いがあるとして、脱税の疑いで強制調査を受けたことも明らかになっている。

企業はどこも接待攻勢、金まみれ。手に入れた多額の利益の中から多額の金がまたゼネコン側に回り、それがまた多額の利益を生み出す。
しかも復興事業に関して金まみれなのはこの除染事業だけではないという話は以前にも聞いている。道路をつくるにしても、住宅をつくるにしても、何をするにしても、復興事業であれば業者は国からはいくらでも金が降ってくると思っている。

復興事業という美名の下で、業者は豊富な国の復興予算(税金)から甘い汁を吸いとりまくっている。

復興事業でなくても日本の公共事業と呼ばれるものは、まあ、基本的にこれとさして変わりない?

・話を除染マネーに戻そう。
この除染事業は当初の予定では、期間は3年、予算は1兆数千億円だったという。

この除染にかかる費用というのは東京電力が負担することが法律で定められていたとか。当初の流れは、東電の代わりに国が金融機関から借金をして立て替え、東電からの返済金で国は借金を返すというもの。
ところが、東電はそれじゃ会社の負担が大きすぎる、国にも原発推進の責任があるだろうと“いちゃもん”をつけ、国に何とかしてくれと頼み込んだ。

そこで政府は2013年12月、国が東電から事故後に購入した1兆円の株式の売却益を除染費用に充てることを決定。
国が東電の株式を購入した価格は1株平均300円で、1050円で売却すれば国は金融機関に返済ができるはずであった。
ところが3年で終わるはずの除染事業はずるずると延びていって、未だに終わっていないばかりか費用もどんどん増えることになった。

除染作業    3兆2552億円*
汚染廃棄物処理   7766億円*
中間貯蔵施設  1兆2501億円
帰還困難区域の
    除染等   2727億円
 合 計    5兆6000億円
(*は政府が金融機関から借金して除染費用に充てた部分。この約4兆円を東電の株式売却で“返済予定”)

1兆数千億円が5兆6000億円だ。ざっと3~4倍にも膨れ上がった。
このため株価も1050円じゃなくて1500円を越えなければ除染費用(4兆円)を賄うことは出来なくなった。これは現在の株価の4倍以上だそう。(ということは、現在は400円にも満たないということか。国が東電から買ったのが300円・・・)
一時は1000円を狙うまで上昇したこともあったらしいが、考えてみれば、こんな原発事故を起こした会社の株価が滅茶苦茶上昇するのは難しいだろうし、1050円にしても1500円にしても、その金額になれば国が大量に株式を売却することが分かっているわけだから、当然その株価で株を買った人は損をする。1500円にはなかなかなりづらいと思う。というか、なるはずがない。

だから、売却益で除染費用を賄うという考えは最初から無理があったわけだ。

経産省は東電の企業価値を創出し株価を上げるとしていたが、この経産省の考え方に対して2016年には、東電の企業価値が本当に生み出されて株価の上昇・除染費用の捻出に繋がるのかどうか難しいのではないかという議論があったらしい。
この議論の中で、株価上昇によって除染費用を賄う方法について経産省の元幹部は、
「世界市場を狙うグローバル企業を目指す。イノベーションをすることによって、新たな価値を生み出して、国民の負担を少なくとも増やさないシナリオになっている」
と、当初の考えを繰り返した。

最近でもこの元幹部は「容易なことでは実現できないという思いは皆あったけど、最大限情報を集めて、全員が賛成できる解(方策)じゃないかも知れないけれど、大きな判断はした」
と語っている。
まあ、弁解であり何とも役人らしい発言だ。しかも“失敗”を反省する様子は全くない。

ある大学教授、「今のスキームはフィクション。絵に描いた餅だと思います。結局先送りなんですよね。(金の)出所(でどころ)がないのに先送りしたんです。(売却益が不足すれば)国費を投入したり、電力料金の一部から払ったりという形で、最終的に消費者、国民の負担になっていく仕組みを作ったんです。将来世代の若者が、次の世代の若者が、一回も原発の電気を使ったことのない、東京電力と関わったこともない若者が払うことになるので、これは著しい不公正だと思いますね」

当時、自民党や関係省庁との調整を担った大島・自民党復興加速化本部本部長(現衆議院議長)は、
「(原子力政策を)進めてきた政治の責任をどう考えたら良いだろうかということが、当時の自分の頭にはあったと。ただし、その財源については一般財源から出すことはいかんと。復興特別会計を使ってもいかんと。(株価上昇の)目標も含めて、ある意味では期待も含めて、そのこと(株式売却方式)を是とする(正しいことと見なす)しかないんだなと思いました」
と、国民の負担を減らすためだったと説明した。
しかし、「是とするしかないと思った」ということは、株式売却方式が当初から問題がある方策で、かつ、実現の可能性に乏しい方法だと認識していたことを意味する。
にもかかわらず、株式売却方式を採用してしまった。

そして、国民の負担を減らすどころか、「最終的に消費者、国民の負担になる」ことになってしまった。

株式売却の仕組み作りを主導した経産省の元幹部、
「株式売却は相当無理なところに踏み込んでいったと思いますよ。しかし、あの当時、紙の上で辻褄(つじつま)が合う形にとにかくまとめなければならなかった」
と、こちらも問題はあるが苦肉の策であったことを認めた。

一方、額賀・自民党復興加速化本部本部長は、問題の先送りではないかという声についてどう思うかと問われ、
「まあ、そういう風にね、物事をですね、期間を区切って限定的に見て、何も出来なかったじゃないかというご批判は受け止めても良いけれど、東京電力が主体的になって、国が支援する形でこれを完遂させようとしているわけです。そういうことを達成できるように仕向けていくことが良いのではないか。まだ途中の過程ではないですか」
現状では巨額の費用を次の世代が負担することになるのではないかという懸念は、この人はあまり考えてないようだ。

反省もなければ、むしろ開き直りに近い。

「途中の過程」と言う。確かに途中と言えば途中であるかもしれないが、しかし、もう7年以上も前に決まったことであり、しかも東電の株価は、グローバル企業だ、イノベーションだなどといくら国が飾りたてても目標額に比べたらほとんどと言ってよいくらい上がっていない。4分の1。
いつまでが「途中の過程」なのか。5年で終わるのか10年で終わるのか、はたまた20年かかるのか、成り行き次第、運を天に任せるだけというのでは困る。とても国がやることとは思えない。
「紙の上でとにかく辻褄が合うようにまとめた」結果がこの曖昧さ・いい加減さ・無責任さに繋がっている。

額賀、クえない男だ。

政府はとんでもないことをしてくれたものだ。
財政再建も先送りし続けてきたが、その結果が1000兆円という想像もつかないほどの借金だ。
何でも先送り。
そして行き詰まる。
除染事業でも我々の政府は次の若い世代に問題を先送りした。

・現在、除染は原発周辺の7市町村の帰還困難区域を除き全て終了したらしい。ただ、この避難困難区域ではまだ2万人を超える住民が故郷に帰れないでいるという。
政府は帰還困難区域も将来的には全て避難指示を解除することとし、その解除の要件としては、日常生活に必須なインフラや生活関連のサービスの復旧とあわせて、子供の生活環境を中心とする除染作業が十分に進捗(しんちょく)することを条件とした。

帰還困難区域もちゃんと除染するということである。

ところが、政府は全域除染の方針を改め、帰還する住民が多いと思われる場所を優先することにしたそうだ。
実際この帰還困難区域の除染はまだほとんど手付かずだそうで、来年度末までに除染が予定されているのは対象地域のわずか8%のみ。その後は未定。

除染が済んだら自宅に帰ろうと10年間思い続けてきたある住民、
「国から除染計画が届いたので、いよいよかなと思ったら、道路に面したごく一部、ここだけなんだ。住宅部分は一切手をつけない。電話で、家の除染はやってくれないんですか?って聞いたら、やりません、図面の部分だけやってそれでもう終わりです、って。家までやるのが約束でしょ。(家もやると)国が言った。誰のための除染だか分からない。もう、捨てられたってことですよね。まさに棄民です」
「普通の元の通りに戻してもらいたい。綺麗にして返してもらいたい」

この方針変更に関わった谷・自民党復興加速化本部事務局長、
「どのエリアから始めればより多くの方が戻っていただけるのかなぁと、あるいは、住む環境としてふさわしい整備が出来るかなぁということじゃないかと思いますね。皆の税金ですからその効果というのは常に考えなきゃなんないことだと思います。
みんなする(全域の除染をする)という判断にはなかなか今の時点では厳しいですね。僕も自信ない。
しかし、そのままというわけにいかないというのも分かっているつもりです」

何だかもう除染が面倒臭そう。

「どのエリアから」はないだろう。他の地域でやったように全域だ。当然だろ。
「より多くの人が戻る」ための一番の方法は、他の区域でも行った全域除染を避難指示区域でも完全履行することである。
何でたったの8%なんだ。今すぐにでも全部やれ。
しかも「8%」の後は何も決まっていないとのこと。これじゃ帰りたいと思っている人に「いつになるか分からないけど、当分の間このままじっと我慢していろ」と言っているようなものだ。

谷の発言、何だか、帰還希望者の気持ちを全く無視した発言だ。この区域にもかつて人が住んで社会活動を行っていたことをまるで考えてない。
帰還を願う人たちの気持ちが最優先でしょ。

「全員帰還」を掲げておきながら、今さら金をケチって、効果がどうのこうのと優先順位をつけるだなんて、まさに約束の反故(ほご)で、住民を裏切ったとしか言いようがない。
まさに“棄民”、住民切り捨てだ。

この方針変更だけではない。

国は除染せずに避難指示の解除が出来る制度を作ったらしい。

避難指示区域っていうのは原発に一番近い地域であり、当然これまで除染を進めてきた地域よりも放射線量は高いはずだ。なのに除染が行われない地域が出るということになる。除染されてないけど、お戻りになっても結構ですよということになる。

住民、「たった16軒ばっか残してよー、国のやり方、分かんねー。
綺麗にしてもらって、孫たちが先ずお墓参りくらいさ来られるやり方をやってもらわなければダメだ。孫たち、線香あげさにも来られないようでは・・・
そういう状態がもう10年続いているのよ。そんな簡単に思われちゃとんでもねえ話だ」

費用対効果の話を持ち出して、何とか除染をしないで済ませようとする国。住民の願いと国の政策とは大きく乖離している。国は住民の気持ちを全く理解できていない。無視している。

国は復興・除染がお荷物になっている感じすらする。

更に、1兆円以上が投じられた中間貯蔵施設は、今後まだ20年以上も事業は続けられるとのこと。
そしてその後の最終処分場はどこに造るのか、どのくらいの費用がかかるのか、それを誰が負担するのか?

まだ何も決まっていない。

・除染問題一つをとってみても問題は果てしなく膨大である。
税金の無駄遣い、株式売却方式、避難指示区域の除染・・・

「復興」の美名の下、巨額の資金(税金)が無駄遣いされ、住民不在・国民不在の政策がこの先も延々と続く。

迷える古羊、どこへ行く/世田谷・八王子から

2022-02-08 08:29:51 | 日記

●3月1日(月)
★10時、3人集合。Aさんは久し振り。今日はハイレベル。自分はトータルでちょいプラス。

★自分がいつワクチン接種がを受けられるかについて、スマホのあるアプリを見ると、
「新宿区で68歳のあなたは、1ヶ月~2ヶ月以内に接種の機会がくると予測されます。(2021年2月15日現在)」
「新宿区全体の内1%~24%の進捗(しんちょく)時点での接種になると思われます」

ということは、新宿区の住民の内1%が医療従事者で、65歳以上の高齢者が23%ということになるのかな。
政府からの2月15日現在の全ての情報により導き出される自分についての接種時期は、3月15日以降で、どんなに遅くとも4月15日には1回目の接種が可能ということになる。

しかし、2月15日以降、いや、もう1月の末には河野は65歳以上のワクチン接種は4月以降だと「遅れ」を表明している。早くても4月12日からか? 4月12日ってアプリによれば新宿区の65歳以上のほとんどがもうとっくに終わっている時期である

アプリを訂正するだけの情報がまだ政府から届いてないのかな。それともアプリ会社の怠慢か?
というか、そもそもワクチン接種開始時期を何度も先に延ばす政府が良くない。

ちょっとアプリが頼りないので、自分がワクチン2回接種が終わるのは今のところは6月末くらいかなと想像しているけど、実際に自分がいつ接種を受けられるのか、いつ2回終えられるのか気になる。

●3月2日(火)
★今日の雨雲は9時頃には新宿を通り過ぎ、そのあと午後2時か3時くらいまでは雲の切れ間もあるようだ。
迷った末、チャリは止めて歩き(と電車)で実家へ行くことにした。

今日は重りは着けずに行こう。雨は既に止んでいたので9時5分に出発したが、歩き出してしばらくしてザーッと強い雨が降ってきた。5分ほどで止む。重りがないので楽だ。新宿まで25分ほど。

新宿から京王線で実家へ。電車の中は暑くて暑くて堪らん。前を肌けて、ずっとセンスで扇いでいた。

父に確定申告書に署名してもらって、ハンコも押してもらって、税務署へ。徒歩で20分あまり。あんまり歩きたくなかったが、雨が心配なのでチャリで来なかった。税務署は空いていた。待ち時間ゼロ。

税務署と東松原駅との間に、自分が数年間勤めていたスーパーがあるので寄ってみた。売り場で2人、レジで1人、知っている人がいた。セルビア人のレジ係は午後からということで、残念ながら会えなかった。

また徒歩で実家に戻る。
雨が降らない内にイエに帰ることにした。新宿から徒歩。今日は全部で1時間半は歩いた。
出掛けるのを少しずらせばチャリで行っても雨には降られなかったと思うが、明日と明後日は来客があるので、今日は歩きでも何でも多少無理してでも税務署は済ませておきたかった。
これで一安心。

★午後、雲行きが怪しくなってきた。急いで近所のスーパーへ。
そして夜、外は強い風がゴーゴー音をたてて吹いている。

●3月3日(水)
★今日も風が強い日になりそう。
★3日前に中古品屋で注文したレコード棚を「今からお届けします」との電話有り。今日の午前中に持ってきてもらえるよう頼んでおいたが、きちんと電話をくれて、それは大変良いことだ。10分くらいで届いた。訳あって知人に預けたレコードを収納するにはちょうどよい大きさだ。
棚自体結構頑丈に出来ていて、重い。

★12時、3人集合。辛うじて1回トップをとったが、後は鳴かず飛ばず。

★1都3県に1月8日から出ていて、期間が1度延長された緊急事態宣言は、3月7日の期限が再度延長されるかもしれない状況のようだ。1ヶ月の“約束”が2ヶ月に延びて、それでも“約束”を果たすことが出来ず、またもや延ばされるというのか。

会社で半年以内に2回の不渡りを出したら、交換所から取引停止処分を受けて会社はほぼ間違いなく倒産する。今はあまり約手なんか切らない会社も多いのかもしれないけど、1回でも支払いが出来なければ会社の信用は間違いなくガタ落ちとなる。

スガは既に1度、不渡りを出しているが、2度目の不渡りか?

★先月始まった大河ドラマ(渋沢栄一)のタイトルを見ていたら出演者・スタッフの名前の中に、テーマ音楽指揮者として尾高忠明の名があるのにふと気が付いた。

尾高家と渋沢家って、お互いに嫁をもらったり嫁に出したりするくらい近い仲なんでしょ。
もしかしてと思ってこの尾高忠明っていう人を調べてみたら、何と渋沢栄一の曾孫ではないか。栄一が関西に居たときに大内くにという女性と出来てしまう。帰郷した後にくにが子を宿したことを知った栄一は、くにを妻の千代と一緒に暮らさせる。やがてくには女の子を産むが、その子が後に尾高家へと嫁ぐわけである。

尾高という姓だったので、ドラマの中に出てくる尾高惇忠(じゅんちゅう)という人と関係があるのかなとふと思って調べてみたら、あるはあるは、関係大有りだった。しかも渋沢栄一とも繋がっていた。

ということでテーマ音楽の指揮者は曾孫以外に考えられないということになったのだろう。

●3月4日(木)
★今日は昨日までの冷たい北風も収まって、日中は14度の予想だ。
近所のスーパーにサッと行き、お客さんのせんべいを買ってきた。

10時半、3人集合。5回トータルでプラス1桁。

●3月5日(金)
★NHKの近江アナが最後の「あさイチ」。
★昼、チャリで新宿税務署へ。
eーTAXっていうのかな、スマホで確定申告をしたいけど、どうやれば良いのか教えてくれるかどうか聞きに行った。そしたら、バスタ新宿の5階の申告書作成会場に行ってほしいとのこと。

10万円給付の時には区役所に行って、スマホでの申請の仕方を職員さんが結構親切に教えてくれたので、税務署でもと思ったけどダメだった。まあ、税務署がそんなに親切なところではないと思ってはいたけれど、しょうがない、急遽バスタに行くことにした。

5階で結構ウロウロしてしまったけど、ようやく見つけた。検温は32.9度、あり得ない。というかこんないい加減な検温機、置いておく意味がない。

パソコンでのeーTAXと、スマホでのeーTAXの部屋が分かれていて、当然スマホ。
4桁じゃない暗証番号は覚えてなかったが、多分暗証番号を入れ直す形になるのかな、とにかく登録してくれて前に進むことが出来た。
QRコードを読み取ったりなんだり、多分1人じゃ出来なかったと思うが、後半は自分でも出来る部分が続き、いよいよこれでほぼ終わりという段階になった時スタッフさんが、
「年金額が400万円以下の人は、国税(所得税)の確定申告はしなくても良いんですよ」などと言い出した。
「ただし、その場合でも、区役所で住民税の手続きをしなきゃいけない場合があって、その時は文書で手続きをするので、今日のスマホでの申告は利用しない」とか何とか。

何だと!

通常の確定申告をすれば、税務署の方から区役所の方に住民税の計算に必要な情報は送ってくれることになっている。eーTAXは利用しないだと! 今日ここに来たことは無駄だった? 場合によっては、区役所で今までやったことのない別の手続きをしなきゃいけない?

だったらeーTAXなんかしないで、最初から普通の確定申告書を税務署に出した方が良かったことになる。

こっちも言い返した。
「一番最初に年収は119万円もないって言ったじゃないの」
「いえ、聞いてません」
「そうかなあ。今年から控除が120万円から110万円に引き下げられたので、今までは確定申告書の一番上に119万と記入するだけで、あとは全てゼロと記入するだけで良かったけど、結果的に納税額がゼロになるのは変わりがないけど、今年は年金額119万円ー110万円で9万円のプラスになっちゃうので、ちょっと申告が面倒になりましたねって言ったと思いますよ。119万円って言ったと思いますよ」
「そうでしたね。うっかりしていました」
とは言ったものの「済みません」の一言はなかった。

まあ、それは良いとして、
「住民税は非課税ですか?」と聞かれた。
「はい、そうです」
「あ、だったら区役所で手続きをすることはないです」
ということらしい。
つまりは確定申告は一切何もしなくて良いということになる。本当? ちょっと不安・・・

それでもって、eーTAXの方は終了の直前のところまで入力したので、たとえ400万円以下は申告の必要ないとはいえ、折角ほぼ最後までやったのだから登録を完了させたいと言って、完了させてもらった。

そうでないとわざわざ来た意味が本当に全くなくなっちゃうし、全てが無かったことになるというのもシャクだし。

★職安通りのドンキ。枕がほしい。一番高いのは4990円。高田馬場店は5990円だったかな。それともマットレスを買った東急ハンズでもう一度見てみるか。今日は保留。

100均。
新大久保のイスラム店を数軒。干しエビとレンズ豆。干しエビは「ちゃんこ鍋」のダシ用。
スーパーでクルミや冷凍品。
高田馬場のスーパー。

階段13階。

★帰宅後、今日のeーTAXの際の職員とのやり取りについて、区役所に行って確認してくれば良かったと後悔した。住民税の非課税証明は家賃の関係で毎年必ず必要となるが、その時に万が一にも非課税証明が取れないということになったら、家賃が4倍に跳ね上がって非常に不味いことになる。
経緯(いきさつ)を説明した上で非課税証明書が必ずもらえるかどうか、多少面倒でも確認する価値はあった。

★東京都の65歳以上の高齢者へのワクチン接種は、世田谷区と八王子市から始まることになったそうだ。

4月12日~ 世田谷区/八王子市
4月19日~ 足立区 大田区 練馬区 江戸川区 板橋区 杉並区/町田市 府中市 調布市 西東京市
4月26日~ 葛飾区 江東区 北区 品川区 中野区 新宿区 墨田区/日野市 多摩市 小平市
5月以降~  この他の40の市区町村

何でも高齢者の人数が多い自治体からのようだ。

何だかなあ。何で高齢者の人口の多いところから始めるのか、理由がよく分からない。
高齢者の絶対数が単純に多いというだけで何か意味があるのかな。

その高齢者の人口だが、多い順に
*世田谷区  18万4512人
 足立区   16万5151人
 練馬区   15万8290人
 大田区   15万8190人
*八王子市  14万0909人
 江戸川区
 板橋区
 杉並区
 町田市   10万9460人
 葛飾区
 江東区   10万5036人
  ・
  ・
  ・
 府中市   5万3564人 
  ・
 調布市
  ・
 西東京市  4万5992人
  ・
  ・
となっている。

つまり、都のやり方は、東京を23区部と市町村部とに分け、それぞれの高齢者の人口が多い順に始めるということのようだ。

何で23区とそれ以外を分ける必要があるの?
14万人の八王子市より高齢者の数が多い区はいくつかある。
高齢者が5万人・6万人くらいの市(府中市・西東京市)と、15万人も16万人もいる区(足立区・練馬区・大田区)とが同じ日程だ。

何で23区とそれ以外を分けるんだ。
こんなわけの分からないことはない。

また、感染者の数(累計)でいえば、多い順に、
 世田谷区  8239人
 新宿区   6604人
 大田区   5907人
 足立区   5297人
 練馬区   4902
 江戸川区  4619人
 杉並区   4494人
 板橋区   4171人
 葛飾区   4028人
 港区    3822人
 ・
 ・
 渋谷区   3343人
 ・
 ・
 八王子市  2343人
 ・
 ・
となっていて、少し前までは「歌舞伎町」の新宿区が一番多かったものの、今は人口が90万人の世田谷区が最多である。

しかし、人口10万人当たりの感染者数を計算してみると、
 新宿区   1977人
 港区    1633人
 渋谷区   1486人
 千代田区  1038人
 世田谷区   912人
 葛飾区    909人
  ・
  ・
 八王子市   406人
などとなっており、10万人当たりでは新宿区は港区の1.21倍、渋谷区の1.33倍であり、世田谷区を含めた他の区とはおおむね2倍~3倍程度、八王子市と比べると何と4.87倍もの高い割合で感染者が多いということになる。
八王子市なんて新宿区に比べたら感染は大して拡大していないのである。

つまり新宿区こそまず一番最初に接種を始めるべきである。その新宿区の順番が3番目であるなんて考えられない。いくら高齢者の絶対数が八王子市より少ないとはいえ、高齢者の率でいえば違いは数%で、10%も20%も違うなんてことはないわけで、新宿にも高齢者はウヨウヨいるし、感染者が多く出ている新宿区に住む高齢者は他のどの地域よりもコロナ感染のリスクに晒されているのである。
新宿区から接種を始めることは、ひいては全国のコロナ感染拡大防止に繋がることである。

仮に感染者が1人も出ていない地域があったとして、しかも、そこは高齢者の数が非常に多い地域だとしよう。
しかし、いくら高齢者が一杯いるからといって、感染者がいない地域であれば、何も慌ててそこからワクチン接種を始める必要はない。

新宿区の高齢者、つまり自分こそ一番最初に接種を受ける権利があると思う。

役所のやることは何か納得できない。

★3月7日まで1ヶ月間延長されていた首都圏1都3県の緊急事態宣言が、更に2週間、再延長されることが正式に決まったようだ。
スガ、2度目の不渡り。

会社なら潰れている。

★ワクチン接種を受けた医療従事者の女性がアナフィラキシーの副反応を起こしたとか。女性は喘息(ぜんそく)と甲状腺機能低下症の基礎疾患があるとのこと。

甲状腺機能低下症なら自分もだ。毎日薬を服(の)んでいる。
まあ、特に心配はないけど。

●3月6日(土)
★Aさんから電話があり「明日はどう?」「良いですよ」
★ワクチン接種予想アプリ、3月1日に見たときは「新宿区に住む68歳のあなたは(2月15日から)1ヶ月~2ヶ月以内に接種の機会が来ると予想される」ということであったが、今日改めて見てみたら3月3日に更新されていて、「2ヶ月~3ヶ月以内に接種の機会が来ると予想されます」に変更になっていた。

最初は、遅くとも「4月15日」には接種出来るとの予想であったが、それが「6月3日」までには接種できるに変わった。

アプリはどういう性格のものか分からない。多分政府は直接関わってはいないのかもしれないけど、AIで判断するようで、当然政府からの情報を基にしていると思われる。

やっぱり先に延びた。

ちょっと前には、6月末までには日本全国の自治体に(高齢者分のワクチンを)配布し終えると言っていたが、本当に配布できるの?という声も大きい。
果たしてどうなることやら。

★買い物。明日お邪魔する家への手土産も買った。
橋から川面を見ると、鴨が5羽、泳いでいた。
階段、13階。

★今日は何と21度まで気温が上がったようだが、明日は何と10度にようやく届く程度だという。

★東北大震災から間もなく10年。東北3県の人を対象にしたNHKのアンケート。

・今の復興の姿は、
 思い描いていたより良い 23%
 思い描いていた通り   20%
 思い描いていたより悪い 53%

・「復興は完了した」「思っていたよりも進んでいる」と思う人の割合は、
 宮城県         59%
 岩手県         45%
 福島県         29%
これは明らかに原発の影響だと思う。

岩手県宮古市のHさんは、自宅と商店が津波で流されるも、半年後に店の営業を再開し、町内会々長などの立場で復興に関わってきた。
Hさんの住む地区では、地震で地盤沈下した土地のかさ上げをして、地震の4年後から住宅再建を開始した。

Hさん、「ポツポツと家が建ってくると、そりゃ、嬉しいんだよね」

しかし、住民は思っていたほど戻っては来なかった。
Hさん、「何戸、何戸って数えるくらいだから『これで復興なのか』と言いたくなるわけよね」
地区に住む人は震災前のまだ半分ほど。
そして、Hさん自身も再建した店を1年前に閉店せざるを得なかった。(営業不振)

Hさん、「あと10年かかるか、あと20年かかるか分かんないけど、やっぱり“復活”してほしいと思うわけだよね」

若い世代を中心に人口流出が続き、あれから10年経っても昔のような賑わいのある街に戻ったとは言えないということ。

「復興」と「復活」とは違うようだ。

★かま石市の「かま」は「釜」だけど、塩がま市の「かま」も「釜」だと思っていたら、「竈」(かまど)だったんですね。

●3月7日(日)
★近所のスーパーでリンゴ酒(シードル)を買おうと思ったら、1本498円。他の店じゃ398円だ。昨日、お土産用にお菓子を買ったので、プラスアルファのリンゴ酒は買うのは止めた。

近くの薬屋の前でAさんと待ち合わせて、一緒にIhさん宅へ。

今日は2回トップ、1回ハコでトータル+1。

帰り途中、産直の八百屋で菊いもを買った。

風が強くかなり寒い。階段、13階。

●3月8日(月)
★12時、3人集合。トータルでー10。

★東京の今日の最高気温は7.9度で寒かった。今年は割りと暖かかったので、2月にもこんな低い気温はなかったとか。

★NHKの世論調査。
緊急事態宣言が出されたままだし、これだけ新型コロナ対策が後手後手で不十分であるにもかかわらず、スガ内閣支持率は上がって、不支持率は下がったとか。

●3月9日(火)
★午後、チャリで実家へ。途中、デパ地下で母に頼まれた魚の粕漬け他。
実家ではレンジフードを掃除。

帰り途中、スーパー。足を伸ばして高田馬場のスーパーへも。

★日本の駐ビルマ(ミャンマー)大使はビルマの外相と会談し、非暴力・拘束者解放・民主的政治体制維持を要求したとか。

更に日本政府は、「今世紀最大の人権侵害」を今なお受けているビルマ国内のイスラム系少数民族ロヒンギャに対して1900万ドル(約20億9000万円)の人道支援を赤十字やWFP(国連世界食糧計画)を通じて行うことを明らかにした。

とても良いことだ。

アウンサンスーチーは、軍の機嫌を損ねたくない、軍と対立したくないという理由で、ロヒンギャ問題にはあまり積極的に取り組んでこなかったわけで、それが結果的には軍のロヒンギャ迫害を促進させたことになり、そういう意味で自分は、ノーベル平和賞受賞者であるアウンサンスーチーにはかなり批判的である。

自分はもう3年ほどになるであろうか、ほんの僅かではあるが、ロヒンギャ支援を行っている。支援というのも烏滸(おこ)がましいくらいの額であるが、支援したい対象が多すぎて、それぞれほんの雀の涙ほどしか応援できないのがなんとも心苦しい。

日本政府の支援が、少しでも現地のロヒンギャの人たちの役に立つことを願うばかりだ。

★ワクチン、京都のある病院ではインスリン用の注射器を使うことによってワクチンの入った容器1本から7回分の接種が出来ているとか。

最初政府は容器1本からは欧米と同じ6回分の接種を想定していたが、日本で多く使用されている注射器では先っちょの方に液が残ってしまう構造なので、5回分しか接種できないことが判明したとかで、慌てて6回分接種出来る欧米型の注射器を増産するよう要請したとか。

またしても政府はドタバタを繰り返したわけであるが、5回分・6回分より当然7回分の方が良いわけで、政府は早速、今度は7回分接種できるインスリン用の注射器を少しでも多く手に入れようと動き出したようである。

ところが、このインスリン用の注射器には針の長さが普通の半分くらいしかないという欠点があって、皮下脂肪の厚い人はワクチンの液が腕の筋肉まで届かないことがあるので、京都の病院では一々皮下脂肪の厚さを測ってから接種しているそうだ。
皮下脂肪が10mm以下が基準だそうだが、259人中37人が基準を外れたそう。7人に1人だ。二の腕が太い?

★イギリスのハリー王子とメーガン妃がアメリカでインタビュー。
メーガン「生まれてくる子どもについて王室内で『肌の色がどれだけ黒いのか』という懸念があった」

この発言に対してイギリスの市民の反応はというと、特に白人は王室びいきだからであろうか、「あまり王室家庭のことを公に暴露するのは如何なものか」という意見が多いようだが、問題は、暴露じゃなくて黒人差別が王室内であったかどうかということである。差別があったのなら隠さずに公にするのは悪いことではない。「臭いものには蓋」というのは日本だけかと思ったが、どうやらイギリスにもあるようだ。

でも、良くないことは良くない。

★千葉県知事選の政見放送。何だか自分のような年寄りには日本はお先真っ暗だ。

KK「私を県知事にしてください。小池都知事と結婚するのが夢です。知事会議でプロポーズします」
KY(千葉県全体を夢と魔法の国にする党 ピエロのような白塗りメイクで)「外房全体をテーマパーク的な“シー”にしたい。ゴミは“星のかけら”と呼ぶ」

何だかなあ・・・ 着いていけないなあ・・・

●3月10日(水)
★昨日の17時までにワクチン接種を受けた人は、医療従事者の10万7558人だそうで、その内、アナフィラキシーの報告があったのは17人(いずれも女性)とか。
およそ6300人に1人の割合だ。

アメリカの報告ではアナフィラキシーは20万人に1人程度。
日米で大分差がある。

とはいえ、6300分の1。自分に言わせれば大した確率ではない。

★午後、風が結構強い。見守りボラは何となく止めた。

★ハリー王子夫妻のアメリカでのインタビューについて、イギリス王室(エリザベス女王)が声明を出した。
「ハリー王子とメーガン妃にとってどれだけ困難な数年間であったかを知り、家族はみな悲しんでいる」

また夫妻がインタビューの中で「王室メンバーから『生まれてくる子どもの肌の色がどれだけ黒いのか』と言われた」と明らかにしたことについては、
「懸念している。記憶と異なる部分もあるかもしれないが、深刻に受け止めている」
人種差別的な発言が実際にあったかどうかについては、今後、家族内で対処するとのこと。

ハリー王子とメーガン妃が王室批判をしたことについて、イギリス国内では、なにも王室の“内輪もめ”を外部にばらすことはないだろうという、夫妻に批判的な意見も少なくないとのことだが、そんなことより一番重要なのは、王室内で人種差別的発言があったかどうかであり、女王自身が冷静に対応していることは評価できる。

別に犯人探しはしなくても良いが、たとえ王室であっても人種差別はあってはならぬ。いや、王室であるからこそ人種差別はあってはならない。内輪もめをばらすことなんて大した問題ではない。むしろ良くないことは良くないと言うべきだ。一番重要なことは人種差別的な言動があったのか、なかったのか。それはきちんと明らかにしなければならない。

イギリス王室の真摯な対応を期待する。

★千葉県知事選の政見放送(2)、
GT「ちなつさん、好きです。(中略)俺と結婚してください」(最初から最後まで)
H某「マスクするな、ワクチン打つな」

千葉、何だかなあ・・・

迷える古羊、どこへ行く/ワクチン4月12日

2022-02-02 08:48:12 | 日記
●2月21日(日)
★ワクチン接種については、優先接種される医療従事者の人数は当初370万人と言われていたが、どうやらそれより100万人も多くなることが判明したようだ。でも、100万人も計算違いすることはまずないはず。医者の人数を数え直したら100万人違っていましたなんてということはいくらなんでもあり得ないから、「従事者」の範囲を広げたのかな?

で、朝の番組でワクチン担当の河野が出演していたが、65歳以上の高齢者のワクチン接種開始時期について「4月から」と言ってはいるものの何だか歯切れが悪い。

ワクチンの工場がヨーロッパにあって、今、増産体制を整えるため一部生産ラインをが止まっているとか。減ってしまった日本への供給を予定通りに戻すのを、何とか5月にはしてほしいと頼んでいる最中らしい。

100万人も従事者が増えたこととヨーロッパの工場のこととかが重なって、本当に4月から高齢者へのワクチン接種が始まるのかどうか怪しくなってきたような気がする。
そもそも当初は3月中には高齢者接種が始まると聞いていたけど、既にその予定がずれている。その上に今日の河野の歯切れの悪さである。2~3ヶ月で全ての65歳以上の高齢者に接種を終了させると聞いたけど本当に出来るのかな。

アベノマスクの時だって、ようやく配布が始まったといっても、何だかモタモタしていて、五月雨式というか、自転車操業的というか、しばらくは東京だけだったというか、不良品は出るし、全部終わるまで結構時間がかかったような気がする。

PCR検査だって、検査能力を1日2万件に拡大します、しますと毎日のように繰り返して言うだけで、なかなか達成しなかったなんてこともあった。

ワクチン接種は高齢者の中でもより高年齢の高齢者から始める自治体もあると聞いたけど、自分はいつになることやら。

★そんなことより、メンバー集めがなかなか上手くいかない。
Uさんは前回の時、多分大丈夫だと思うと言っていたと思う。
Iiさんは毎日暇な人なので、多分大丈夫。

あと1人。
Aさんは明日は習字。
団地のKさんは指を怪我。
Ibさんは電話したけど留守であった。Ibさん次第だ。Ibさんは緊急事態宣言が出た後に少し自粛すると言っていたけど、2~3週間ほど前に偶然会ったときに「また、いつでもやりたい」と言われていた。

突然、何故かIiさんがやって来た。近所のスーパーに買い物に来たついでに来たみたいだ。Iiさんは体調さえ良ければ365日暇なので、Iiさんに承諾を得る連絡は3人が確定した後にしようと思っていたけど、思いがけず来たので取りあえず明日OKとの確認はもらった。

★近所のスーパー。今日も昨日同様暖かい。Tシャツ1枚でも問題なし。とても2月とは思えない。
一度イエに戻り、今度は半袖で高田馬場へ。半袖1枚でも暑いくらい。

★Ibさんと連絡がとれて、明日OKとのこと。Iiさんには「成立しました」とメールした。
ただ、Uさんは前回、22日は大丈夫だと思うとは言っていたけど、万が一ということもあるし、一応念のため確認をとらないといけないと思いLINEをしたけどなかなか返事が来ない。LINE4回、電話3回。電話にも出ないなんて・・・ レス、悪すぎ。「了解」の2文字が欲しいだけなのに。
4時から7回連絡して夜10時にやっとだ。
以前1時間10分も遅刻しておきながら、納得できるちゃんとした連絡がなかなか取れなかったこともあった。

これから先のことを考えると、ちょっとしんどいかな。

自分のイエに人をお招きするというのは、それなりに気を遣うものだ。換気のための扇風機とサーキュレーターが計4台、アルコール消毒液などコロナ対策もそうだが、一番まずいのは当日になってメンバーが揃わないこと。これを避けるためにメンバーには前の日に「明日よろしく」とこちらから念押しをしている。

まあ、自分がやりたいだけと言えばその通りなのだが、こちらもそれなりに気を遣っているのだから、お土産なんかは要らないけど、最低限、スムーズにゲームを始められるよう多少は協力してほしい。
今日は疲れた。

●2月22日(月)
★10時半、3人集合。5回で自分は多少プラス。
緊急事態宣言でIbさんはしばらく中断していたが、今日は約1ヶ月半振り。「また誘って」

★一歩も出ず。今日も暖かくて、20度を超えたそう。

●2月23日(火・天皇誕生日)
★アメリカでのコロナ死者数が累計で50万人を超えたとか。
これは第1次世界大戦・第2次世界大戦・ベトナム戦争でのアメリカ人の死者の数を上回っているそうだ。
3回の戦争期間を合計すれば10年や20年にはなるだろう。一方、コロナの感染は精々1年。
短期間にあまりにも大勢の人が亡くなった。1年前から大統領を辞めるまで、トランプは新型コロナの影響を一貫して過小評価してきた。トランプがもう少しでもコロナ対策に積極的であったならば死ななくても済んだ人は大勢いたはずだ。トランプの責任は小さくない。

★そのトランプ、2016年の大統領選以降、納税記録の公開を一貫して拒否している。ただ、去年の大統領選挙の時に苦し紛れ?に納税記録を公開するとか言っていたが、結局公開には至らなかった。

NY州の検察当局は捜査の一環としてトランプに過去の納税記録を開示するように求めていたが、昨日、アメリカ連邦最高裁判所はトランプに対し納税証明書の開示を命じた。
トランプがずっと納税証明書の公開を拒否してきたのは、脱税だ、資産の粉飾だ、過小申告だなどの疑惑を隠すためではないかとも言われている。

今後、トランプがすんなりと納税証明書を提出するのか、あるいは命令に逆らってあくまでも提出を拒否するのか、そこら辺のところは不明だが、もしトランプが裁判所の命令に応じて検察に納税証明書を提出すれば、今後トランプにとって決定的な致命傷となる可能性がないとも言い切れない。

トランプが二度と政治の世界に戻ってこないことを望む。

★今日は天皇誕生日だが、そういえば「女性天皇・女系天皇を含めた議論をスピード感をもって進めていく」という政府の方針は一体どこに行ってしまったんだろう。
何がスピード感だ。

宮家の復活を議論しようという人もいるようだ。宮家の復活をして、それが天皇即位に繋がるのかどうかは分からないが、ただ、伏見宮家って今の天皇家と枝分かれしたのは南北朝が統一された少し後、今から600年前後も前のことじゃないかな。
宮家を復活しても天皇になるのは無理。宮家出身の天皇では自分を含め国民の納得・理解は得られないだろう。

★「大河」(麒麟)の総集編、午後1時から4時間半。録画にして出掛ける。
★チャリで高田馬場と新大久保へ買い物。
団地に戻ってきて階段13階。ここのところあまり階段上りはしていなかった。そのせいかどうか、筋肉量と骨格筋率が少しずつ下がってきた。
今日、一段飛ばしで階段を上ると(勿論16キロの重りをつけて)、股関節や太ももにかなりの負荷がかかるのが分かる。すっかり息が上がってしまった。体力が落ちた。

★一つ麻雀が成立。
★高野豆腐を食べようと思って鍋でグツグツ煮ていたら、ウトウトして空焚きの警告音で目が覚めた。面倒臭いので鍋を使っても毎回毎回洗っているわけではない。だから鍋にはいろんなカスが残っている。そういうのが空焚きされて鍋の底が真っ黒にガビガビに焦げてしまった。

●2月24日(水)
★朝、食事をしようと思ったら、鍋の底が真っ黒に焦げていたのに気が付いた。底だけじゃなくて、吹きこぼれも鍋の外側にこびりついていて、鍋を洗うのも一苦労。
ついでに、この際だから鍋と同じくらい汚れているIH調理器やステンレス台も綺麗にした。朝食前から大仕事だ。

★テレビで発達障害特集があって、中でも自閉症スペクトラム障害の人には、対人関係が苦手で、自分のやり方・考え方を固持して融通がきかない、怒りっぽい等の特徴があるそうだ。

これって全部自分に当てはまる。

だから人からは好かれない、我がままを絵に描いたような人間だ。

それと、掃除をしないとか、使った鍋を洗わないとかっていうのも一種の病気だと聞いたことがある。

★近所のATMで現金を引き出し、郵便局で振り込み。(ユニセフ・あしなが・プラン)

見守りボランティアでSさんのアパート。
「ワクチンはどうやって受けるの?」
「多分、区から通知が来ると思いますよ。高齢者の中でも年齢がより上の人から受けられるっていう話もあるようですよ」
「僕は腎臓が悪いから、今度病院に行ったらワクチンを受けても良いかどうか聞いてみよう」

高田馬場で買い物他。
階段、13階。

★ピンポーン。不用品を買い取るとか。
時計はないかとか、貴金属はないかとか。彼が持ってきたチラシを見るとテレビや電子レンジの絵が描いてある。パソコンやアンプやモニターや他にも処分したい物はいくつかある。イエの中に入ってもらって色々見てもらった。
貴金属類はないですかと念を押されたので、探してみたけど見当たらない。納戸を開けると、彼が「あれは何ですか?」と言うのでその棺桶型の箱を開けると、むかし身に着けていたアクセサリー等が半分壊れた状態ではあるがいくつか入っていた。さすがプロだね。鼻が利くというか感が鋭いというか。

その中の5~6点を1000円で買い取ってもらって、18年くらい前に買ったCPU一体型の超重量パソコンを無料で引き取ってもらった。本当は他にも引き取ってもらいたい物はあるのだが、この貴金属の量だと持っていけるのは1つだけだと言われた。でも、パソコンはかなり重くて一番邪魔だったのでタダで持っていってもらえるのなら、それはそれで有り難い。ミニリビング、その内ちゃんと片付けようと思ってはいるのだが・・・まだ重いアンプなどもあるし・・・ 滅茶苦茶重いパソコンを持っていってもらっただけでも一歩前進。

★総務省の複数の幹部や管理職が、衛星放送会社に勤めるスガの息子等の社員から、公務員の倫理規範に違反する接待を受けていた問題で、関係者の処分が正式に発表された。

総務相は再発防止だとか信頼回復とか、2度と起こさないとか言っているが、笑わせる。

昔から今まで、同じようなセリフはもう何10回も聞いた。いや、何100回かもしれない。
要するに、政治家や役人の体質は何10年以上も何も変わっていないということだ。

今日の総務省のようなケースは、それこそ氷山の一角、たまたまバレてしまったに過ぎないのであって、政治家・役人にとって業者から何らかの形で接待してもらうことが全くないなんていうことはとても考えられない。

★母に「金曜日は天気悪そうだけど、行くよ」
「じゃあ、お弁当を買ってきて」
人の分まで食事を作るのがきついのだ。

★65歳以上の高齢者へのワクチン接種は4月12日から始めることになったという。
最初は3月中とか聞いたような気もするし、4月1日から始まるとも聞いていた。
まあ、それは置いといて、高齢者へのワクチン接種が一巡するのは2ヶ月3週間だという。ということは自分は遅くとも6月末頃か7月の頭となる。
今まで4月中には接種できるかもと淡い期待を抱いていたが(政府がそう思わせていた)、どんどん後にずれていく。

●2月25日(木)
★コンビニで、自分で書いた「麻雀の符の数え方」をコピー。
12時、3人集合。さっきコピーした符の計算の仕方を渡した。早速「符」「飜」から点数表を使って点数を導き出す方法を教えてあげながら麻雀をした。

●2月26日(金)
★NYダウは最高値の3万1561ドルを記録したと思ったら、昨日は一転、559ドルの値下がり。

日経株は3万円を行ったり来たりしていたが、NYの動きを受けて、今日はいきなり3万円を大きく割り込んで始まった。
アメリカの長期金利が急速に上昇しているとか。
アメリカの金利が上がれば、日本は円安だ。

★新宿まで30分近く歩き。
デパ地下でヒレカツとお惣菜。
下高井戸でマグロの中トロ。

実家。今日は母の87歳の誕生日。

少しだけ確定申告の続き。明後日の日曜日に清書して、来週中には税務署に提出しに行く予定。ただ、麻雀じゃない日は天気が良くなさそう。

帰り、今日はチャリじゃないので途中のスーパーは諦めて、京王デパートで、殻付きエビとぬか漬けを買った。ビックカメラでSDカード。USBメモリーって何なのか聞こうと思ったけど、恥ずかしい気もあったし、面倒臭いので止めた。

また歩いて帰宅。

★東京株式は結局1200円下げて29割れ。

★今、緊急事態宣言が出ている地域の内、6府県は3月7日の予定を切り上げ今月末で解除。首都圏の1都3県は3月7日で解除できるかどうか。去年11月からの感染拡大第3波は多少落ち着いてきたとはいえ、解除するのはまだきついんじゃないかなぁ。

★新型コロナで影響を受けた企業に無利子・無担保の融資をする国の制度は、非常に手続きが複雑なんだそう。融資を受けたい企業ばかりでなく、実際に融資をする金融機関にとっても非常に手間がかかるという。

そこで山形県では手続きをオンラインで行えるように簡略化することにしたそうだ。
同じようにオンラインで手続きができるのは石川県だけで、山形県が全国で2例目だそう。

新型コロナ以降、政府のやることなすこと、日本の仕組みというか、日本の体質というか、日本の国そのものというか、とにかくガッカリすることばかり。
世界からの遅れが目立つ。

先進国だと思っていたら、日本ってこんな程度の国だったんだ。

何をやってもモタモタ・バタバタ・ガタガタ。

企業は営業実績が悪化して何とか資金がほしいと必死になっているが、その一方で、政府は制度を作ったのは良いけど、実際の手続きは煩雑で面倒なものとなっている。ということは国は本心では制度をあまり利用してほしくないのか。

仏を作って魂入れず。

国民の方に目が向いていない。

行政サービスの遅れ、デジタル化の遅れ。

非効率の極み、縦割り行政の弊害。

政府の質の低下、政府の歪み・怠慢。

●2月27日(土)
★今日は10度になるかならないかくらいだそうで、でもちょうど今頃の平均の気温だそうだ。この間は半袖1枚だった。
★チャリで榎町のスーパー。3000円を超えた。ここは現金のみ。支払ったら残りは1000円札が1枚だけになった。

★昨日はチコちゃんの放送はなかった(と思う)。再放送は土曜日の朝なので、今朝はチコちゃんはないと思っていたら、去年の4月に放送されたものが再放送された。
で、観ていると、「イタリア料理でトマトが欠かせないのは何故?」という問題があった。その答えはここでは省略するとして、イタリア料理研究会の会長というイタリア人(有名な人らしい)が出てきて、パスタを作ってNHKのディレクターに食べさせていた。

そのディレクターの食事マナーが超最低最悪。

顔を皿にくっつくくらい近づけ、フォークでスパ麺をすくってズズッと音をたてて口に入れた。
イタリア人が横にいるのにだ。

もう見ているこっちが恥ずかしくなるくらい下品でみっともない最悪の光景だ。

もう一口、皿に顔がくっつくくらいに近づけて、ズズッと音をたてて麺をすすった。

さすがにイタリア人も「食べ方・・・ ヤバいですね・・・」と絶句。

まるで犬のような食べ方、これを犬食いという。
例えば、子どもがご飯茶碗を手に持たずテーブルの上に置いたままで中のご飯を食べたとしたら、どんなに躾(しつけ)に甘い親であっても、まあ、99.9%子どもを注意するだろう。

それほど犬食いは下品なことである。

それと、日本のうどんやそばやラーメンなんかを食べるときにスラート(ズズズーッと音をたてて食べる)するのはまだ有りなのかもしれないけど、フォークを使うような洋食を食べるときには絶対にご法度(はっと)である。まして外国人が見ている目の前でやることではない。

犬食いもスラートもご法度。NHKのディレクターはこの両方を何の躊躇(ためら)いもなくやってのけたのだから、そりゃイタリア人としては一言言いたくなるのも当然だ。内心では呆れ果てたか、軽蔑したに違いない。

麺類を食べる時に日本人だけのところならスラートするのは特にバッドマナーとは言わないが、ただ、犬食いの方は日本人だけのところであっても絶対に不可だ。
自分はそう思う。

犬食いをする人間はお里が知れる。

●2月28日(日)
★テレビを点けたら、琵琶湖マラソンの35キロくらいのところで黒人を含めた3人がトップを争っていた。と思ったら、鈴木健吾選手が抜け出して差をどんどん広げ、何と日本新記録でテープを切った。(2:04:56)
結構ハラハラ・ドキドキして、ゴールの瞬間は涙が出た。

★チャリで実家。確定申告書を清書。添付書類のコピーを近所のコンビニでとってきて、添付用用紙に張り付けた。後は父にサインしてもらいハンコを押してもらって提出するだけ。
今週はちょっと予定が入っていて、空いているのは火曜と金曜。なるべく早く行くとしたら火曜だが、生憎(あいにく)火曜は本降りの雨のようだ。まあ、その時はその時、歩いて税務署に行けば良い。

帰り途中、大久保駅近くの中古品店に寄った。この間新宿へ歩いて行ったときに前を通り、レコードを収納するのにちょうど良さそうな棚があるのに気が付いたが、その日は先を急いでいたので、今日改めて寄ってみたらまだあった。スマホでレコードのサイズを調べると31.5センチで、メジャー(ほとんどいつも持ち歩いている)で棚のサイズを測ると33センチ。元々レコード棚だったと言っても良いくらいレコードを収納するにはピッタリだ。縦に4マス、横に2マス、計8マス。

で、その棚、裏に5900円の値札が付いていたが、こっちが言う前に「4000円で良いですよ」と言ってくれた。良かった。昨日から財布の中は1000円札が1枚だけだったが、立て替えていた3000円を今日、母から返してもらったのでちょうど4000円ならある。と思ったら、消費税が400円・・・ 小銭入れに何とかあった。これでほぼ無一文。配送してもらう。

で、肝心のレコードだがウチにはない。もう15年ほど前だったかな、自分の住む場所がなくなって店に寝泊まりするようになった時に、ある人に“一時的”に預かってもらった。
なるべく早く引き取るつもりだったが15年も経ってしまった。

因みにレコードプレーヤーは持っていない。

★アベは「1~2週間が拡大か収束かの瀬戸際」と宣言して、学校も休校にした。
あれから1年が過ぎた。

そこまで言っておきながら、その後どうなったか、今どういう状況かは説明の必要はない。政府が何もやらなかったとは言わないが、アベノマスクは完全に失敗、何をやってもドタバタで後手後手、痒いところに手が届くと言うにはほど遠いし、逆に折角の施策であっても利用しづらい部分も多々あった。

客が来なくなった店舗や収入が減ってしまった労働者などの困窮者に対して、NPOや民間・市民が食べ物などの生活物資を配布したり、情報提供などの支援を行ったり、とにかく、政府では不十分な部分、政府がカバーできない部分を民間で何とか補おうという活動が、以前に比べより活発になったことは間違いない。

まるで頼れない政府。

★見守りボランティアの報告書を書いて投函してきた。