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迷える古羊、どこへ行く/10万円給付

2020-11-28 07:52:18 | 日記

●4月15日(水)
*午後、チャリで買い物。
先ず銀行で年金入金確認。
榎町のスーパーで冷凍のホタテとカキ。冷凍ゴボウは売り切れ。最近ゴボウはどこの店にもない。
新大久保でノンアルビールのオールフリーというのを買った。内臓脂肪を減らすとか。
体重もそうだけど、内臓脂肪って結局は「入り」と「出」で、入ってくるエネルギーが消費するエネルギーより多ければ脂肪が増えて太ってしまう。だから摂取カロリーを減らさないでお腹のポッコリをなくすには、食物繊維を多く摂って糖の吸収を抑えるか、運動して脂肪を燃焼させるかだけど、それでも駄目なら内臓脂肪を直接減らすという何かを摂らなければならない。
オールフリーを試してみよう。
中国食材店で棗(なつめ)とイスラム食材店で干いちぢく。

今日は支払いがキャッシュのみという店ばかりで、結構現金を使った。

都の休業要請が始まった4月10日に1000円ヘアカットの店に行ったが、都の休業要請のリストからは理美容業が外されたにもかかわらず閉店だった。今日も閉店。スマホで事前チェックしたが休業の”き“の字もなかった。何のためのホームページだ。顧客に対して失礼だ。

お隣の家はご夫婦のお二人だけだったが、最近たまに他の人も出入りしていた。今日はご主人と若い人とばったり、「息子です」と言われた。

他所(よそ)の家のことながら、どうして同居になったんだろう。コロナが絡んでいるのかな?

*アベが新型コロナに関して、緊急経済対策の中で予定している国民への30万円の給付金。対象は、収入が減って厳しい状況に置かれた世帯、ということらしい。

国民全員に一人当たり10万円を配れという意見がある中で、公明党の山口がアベに、この「10万円」を実行するように迫った。もう「30万円」の方は補正予算を組んでいるので、アベとしては今さら補正予算を組み替えるなんてことは出来ないし、役所の方も実施に向けた準備に入っているからと、山口の要求を突っぱねている。

「30万円」の対象世帯数の見込みは1300万なので、30万円x1300万=3兆9000億円。
一方、全国民への「10万円」は、10万円x1億2500万=12兆5000億円。
山口の「10万円」を取り入れると「30万円」より8兆5000億円も余分に金がかかってしまう。「30万円」の3兆9000億円でさえ、そんな大金はとても払えないと躊躇した末の一大決心だったアベにとって、いくら仲の良いお友だちの言うことであっても、更に8.5兆円なんてとてもじゃないけど無理だ。
補正予算も組んじゃったし、そう簡単に首を縦に振ることは出来ない。

この「10万円」は元々は野党の方からの提案であった。だからアベとしては野党の話なんかに同調するわけにいかないという意地もあるのかもしれない。
アベは気ぐらいが高い。他人の意見を取り入れるなんてことは不得意中の不得意。

野党は(公明も)この「10万円」は所得制限なしで行うべきとの主張だが、自分としては金持ちには「10万円」の配布はしなくても良いという意見だ。ただ、全員なら話は簡単、手続きを出来る限り簡略化して一刻も早く国民に届けさせようという意見も分からなくもない。

経済的に困っている人にとっては、事は急を要す。手続きを単純にすることによって、欧米のように2日、3日、数日でサッと届けられるというのであるのなら、所得制限のない「10万円」もやむを得ないかなとも思う。

とにかく、一番大事なのはスピード。
マスク配布一つをとってみても、政府が新型コロナを巡って政府がいくつもの無様な姿を露呈する様子を見るにつけ、アベ、そして今の日本にスピード感のある対応が出来る能力があるとはとても思えないが・・・ どうだろう。

「30万円」にしろ「10万円」にしろどれだけ時間がかかることやら。

*コロナ、コロナで世の中がガタガタになっているが、そうした中で「行き過ぎでは・・・」という事例が多数あるようだ。
・福島県の某大学では、ある教授が学生達に「福島県外に出ないようにしてください。発覚した場合は退学処分となります」というメールを送ったとか。
・あるトラック運転手が感染拡大地域を仕事で訪れたが、その運転手の子供に対して、小学校から「健康状態の良し悪しに関わらず自宅で待機するように」と言われたとか。子供は入学式を欠席。
・都内の運送会社で働く運転手が関東地方のある郊外のスーパーで積み荷の段ボールを下ろしていたら、通りかかった人がトラックの東京ナンバーを見るなり「トラックでコロナを持ち込んでくるな。国が自粛って言っているのが分からないのか」と叫んだとか。

トラックの運転手さんがいるからこそ、お前のところにも商品が届いているというのに、何たる暴言。酷いにもほどがある。

医師や看護師などの医療従事者本人やその家族、子供までもが、職場や学校で謂(いわ)れのない偏見の言葉を浴びせられたという話もいくつか伝わっている。
出社停止、登校・登園停止、保育園に行っても子供が一人で隔離された・・・

実に嘆かわしい限りだ。

新型コロナのせいで人の心までおかしくなってしまった。

マスク・マスク、消毒・消毒、手洗い・手洗い、自粛・自粛、三密・三密・・・
去年まで、1年間の死者が3200人とも、計算の範囲によっては1万人とも言われるフル(インフルエンザ)について、何も騒がなかった人間が、今じゃコロナで、まるで巨大な隕石が地球に衝突するのではないかというくらいの恐怖に怯えて喚(わめ)き叫んでいる。

人間って何ておかしな動物なんだろう。

●4月16日(木)
*神奈川県がコロナ対策のため職員120名を今日から募集するとか。良いことだと思う。コロナのせいで職を失った人が少なからずいるはずだ。他の自治体も出来る限り職員を採用してほしい。

*何だか寒いがチャリで新宿。いつもの系列とは違う1000円ヘアカットの店。何年も前に一度入ったことがあったけど印象があまり良くなかったので、それ以来一度も来たことはなかったが、いつも行く系列店がコロナで全店休業になってしまったのでしょうがなくやって来た。
券売機でチケットを買おうと思ったら、自分のすぐ後に40才くらいの人がやって来たので、財布からモタモタ金を出してその人をイライラ待たせてはいけないと思ったし、こっちは年寄りで別に特に急ぐわけでもないので順番を譲った。するとその男、ウンともスンとも言わず、こっちの顔を見るでもなく無表情のままでチケットを買って先に座った。
心の中ではお礼なんか言わなくても良いと思っているとはいえ、ただ、“どうも”の一言さえなかったのはやはり気分の良いものではない。こんなのが日本人なのか、譲るんじゃなかったなと後悔したのは言うまでもない。
今日ようやく髪を切った。

甲州街道の大原交差点近くにあるスーパーへ。昨日行った2軒のスーパーとは同じ系列店で、昨日どちらの店にも置いてなかった商品を購入。わざわざ遠くまで来た甲斐があった。
新宿の酒屋、テリーヌなし。船が入れば連休明けには届くだろうとのこと。
ハルクの地下を経由してエレベーターを使ってビックカメラへ。(1階の入り口はコロナで閉鎖) マイクロSDカードを購入。

青梅街道大ガード西交差点角の薬屋で、この前ハイカカオのチョコレートを見かけた時は一箱335円で安いとは言えなかったが、今日は298円だった。今まではある店で262円だったが、最近は何故かもう商品自体置かなくなって、他ではどの店も330円以上。ということで、298円なら買いだ。3箱。

帰宅。

*今日の気温は11度台だったようだ。袖無しTシャツに薄いシャツを1枚羽織っただけだったので、どおりで寒かったわけだ。膝あきのパンツでガッパリ開いているし。

*横浜市で保育園?から新型コロナの感染者が出たそうだが、市から「感染者が出たことは公表するな。園は開け」と言われたとか。
何もなかったことにしろということだ。情報をひた隠しにする体質は国も地方も何も変わらない。

*あしなが育英会は、「貧しい遺児家庭が更に貧しくなっている」として、奨学金を利用する全国の学生約6500人対して1人当たり15万円の支援金を贈ることを決定。

良いことだ。このくらいのことは本当だったら国がサッサとやってもおかしくないことだが、とにかく学生さんにはめげずに頑張ってほしい。

*公明の山口が再びアベに直談判、「10万円」に賛成してくれないなら今後自民との関係を考え直すと脅しをかけた。その結果、収入が半減した世帯主に30万円を給付するという案は中止されて、全国民に一律10万円を支給することを決断したようだ。
「30万円」は既に閣議決定もされ補正予算案も国会に提出されているので、アベとしては異例の組み替えを行うことになる。

今回のコロナショックは国民への影響が大きくて深刻だということなんだろう。

ただ、全国民一律ということは、金持ちにも給付されるということになる。

う~ん・・・
10万円が無くてもどうっていうことがないと思われるお金持ちの人にも給付、というのはどうなのかなあ・・・
余計なお世話かもしれないが、お金持ちは社会的弱者に寄付してあげるのも一つの方法だと思う。

●4月17日(金)
*今月7日に7都府県に出された緊急事態宣言の対象地域が、昨夜、全国に広げられることが決まった。
と同時に、最初の7都府県に北海道・京都府・愛知県などの6道府県を加えた13地域が「特定警戒都道府県」に指定された。全国を対象とした緊急事態宣言の期間は5月6日まで。

また、経済的に困窮した家庭に30万円を支給するとかしないとか、公明党の山口が「いや、そうじゃなくて全国民一律に10万円を支給すべきだ」とアベに直談判していた問題は、結局、一律10万円の支給を行う方向で話が進むことになったようだ。

自分だったら10万円、どうしよう。
以前にも1万円とか1万5000円くらいの給付金が、自分の場合2回(もしかしたら3回?)あったと思うけど、少なくとも2回はどこかに全部寄付した記憶がある。
10万円の内半分くらいはどこかに寄付に回そうかな、どうしようかな。

*14日の日記でも述べたが、トランプは新型コロナで落ち込んだアメリカ経済を立て直すため、何だか、もう新型コロナの感染拡大はもう終わったみたいな言い方をしていて、経済活動再開を段階的に進めようとしている、というかむしろ積極的に進めようとしている。
確かに感染のピークは越えたのかもしれないけど、いまだに毎日新たに何万という感染者が発生していることを考えると、他所(よそ)の国のこととは言え、経済活動再開はまだ早いと思うし、トランプはまさに秋の大統領選挙で自身が有利になるためにかなり強引に進めているという印象を受ける。

選挙ファースト、自分ファースの感を拭(ぬぐ)えない。
確かに経済は大切だが、アメリカの感染者の拡大はかなりの高レベルだ。これ以上死者を出さないためにはもう少し我慢した方が良いのでは。

*中国の今年1ー3月期のGDP伸び率は前年同期比ー6.8%で、データの公表を始めた1992年以降で初めてのマイナスとなったとか。

去年は、第一四半期  +6.4%
    第二四半期  +6.2%
    第三四半期  +6.0%
    第四四半期  +6.0%
だったそうで、かなり大きな落ち込みだ。

更に、先月の小売業の売上高は前年同期比でー15.8%とのこと。
落ち込み、かなり大きい。

*買い物、4軒。袖無しTシャツで出掛けたが、そんな人は誰もいない。マフラーをしている人もチラホラ見かけられる。

階段。ジャンプ300回。

*財布の中を見たら、少なくとも3枚はあると思っていた1000円札が1枚もなくて、所持金733円。さっき銀行で下ろしてくればよかった。土日は現金引き出しに手数料がかかるので、月曜まで心細いけどこのまま。

*東京は201人で、初の200人超え。

新型コロナで外出自粛とか自宅待機とかということになると、暇を持て余した男と女がすることといえばアレしかないだろう。実際、世界的にコンドームが不足しているというし、何十年か前にニューヨークで大停電が起きた時、出生率が上がったとも言われている。

年末には日本でもベビーラッシュか?

新アベノミクスの第三の矢は、希望出生率1.8の実現だが、そのための政策はどうせ何の効果もないものであろう。そんな達成できるとは到底思えないような施策を一生懸命やるより、政府は電力会社に頼んで夜、送電を止めてもらえば良い。「今夜は子作り、停電の日」とか。
その方が下手な政策よりよっぽど赤ちゃんが生まれると思う。

*PCR検査をしてもらいたくてもしてもらえない人がいまだに大勢いるとか。

“患者”は「診療所」を通じて、あるいは直接「保健所」に行き、そこで必要と認められれば何日か待たされた後に「検査外来」に行って検体を取ってもらって、更にその検体は「検査機関」に持って行かれて検査され、ようやく陰性・陽性の結果が判定されるという手順であるようだ。
しかし「保健所」と「検査外来」の間で4~5日も待たされるということもあるようで、あるいは、「保健所」行きたいと直接連絡しても、「保健所」の方からもうちょっと待ってほしいとか来ないでもいいとか言われてしまうということで、検査にやたらと時間がかかってしまって、思うに、これじゃ“患者”が待機中に感染を広げてしまうことがないとは言えない。

何日か待たされた挙げ句、それでも検査を受けさせてもらえればまだ良いが、最悪の場合、医者の要請であるにもかかわらず何だかんだ言われて結局は検査を断られる例もあるということだ。

ということで、このような国のシステムではとても感染拡大を防ぎきれないと危惧した自治体や各地の医師会は独自の「検査スポット」を設け、「保健所」や「検査外来」への経由を外して、家の近くの「診療所」とこの「検査スポット」を直接つなぎ、ここで検体を採取することにより、検体をより迅速に「検査機関」に持ち込もうという動きが出てきたという。

国に任せてはいられないということなのだろう。

ただ、これにも問題があって、「検査機関」自体がもうパンクなんだそうだ。ふん詰まり状態ということ。

もう何をか言わんやである。要するに、一番の肝(きも)である国の検査受け入れ体制自体が全く整っていなくて、今回のような緊急事態に全く対応できない状態であるということ。
過去にSARSやMERS、それに新型インフルエンザなどの直接的・間接的経験があったにもかかわらず、政府はそういった「想定され得た感染症の拡大」の防止策をほとんど何も備えてこなかったということになる。

実に情けない。

しかも、検査体制だけでなく、新型コロナに対する政府の対応は何につけても後手後手に回っている。

国は中小企業やフリーランスに対する給付金だか何だかを配ると言っているけど、その給付金の補正予算が成立するのは4月末ということで、さらに実際に申し込みの受付が始まるのは連休明け以降になるとか。
民間の金融機関を通じた政府の無利子融資も同様。

そんな暢気にやっていたら店はどんどん潰れちゃうよ。海外と比べたら、日本は何をやっても後手後手。

マスクが良い例だ。

緊急事態宣言によって休業要請を受けた事業体への協力金について、国は自治体が主体になってやってくれという態度で、金のない自治体は困惑するばかり。

迷える古羊、どこへ行く/時代遅れの政府

2020-11-22 18:49:34 | 日記

●4月12日(日)
*SB(ソフトバンク)が中国の電気自動車メーカーと提携して、月産3億枚のマスクを供給すると発表。SBは中国自動車メーカーからマスクを買い上げ、利益は上乗せしないとかで、供給は来月になるとか。

日本のマスク不足は2月の上旬からもう2ヶ月以上も問題になっていて、政府は転売を禁止したりとか、全く手を打っていないとは言わないが、実際には今でもマスクを手に入れようとしたら、薬局が開店する前から行列に並ばなければならないということで、自分も街を歩いていて見かけるのは「申し訳ございません(=売り切れ)」の文字だけである。

マスク不足の解消一つをとってみても満足に解決が出来ないでいるアベである。

*「検査を受けさせて!」
母親が新型コロナに感染したというある女性が、NHKの電話インタビューで、
「(母親は)人工呼吸器をつけて治療をしているところです。意思の疎通はとれない状態で、何か容体の変化があった時には病院の方から連絡が来るというような状態です。祈りながら待つしかないです」

で、この女性、自身も一昨日から微熱と激しい倦怠感に襲われているという。
「保健所の方に連絡をしたんですが、PCR検査の対象にはならないと。最前線で頑張っていらっしゃる病院関係者の方々や保健所の方々を責めるつもりは本当に一切ないんですけれども、先ずは検査を受けさせてほしいです。
このまま私がもし陽性か陰性か分からない状態でこのまま良くなって戻った時に、体の弱い方、高齢者の方々にもし病気を移してしまったらっていうことを考えると、本当にそれは凄く恐ろしいです」

PCR検査については今までにも、あまりにも件数が少なすぎるのではと政府の検査体制の不十分さに言及してきた。

院内感染を防ぎ医療崩壊を防ぐため、そして、ただ単に多くの人数を検査することには意味がないから、というのが検査件数を絞っている理由だが、今日の例を見たら、政府の説明は全くの言い訳でしかないことがよく分かる。

親が感染しているんだよ。濃厚接触者じゃないか。しかも娘も体調が悪いと訴えているんだよ。
37.5度以上ないとダメなの。それが4日以上続いてないとダメなの? 微熱じゃダメなの。何で検査要件にこだわるの? この人は感染の可能性が極めて低いと言い切れるの? 実際には無症状の感染者も大勢出ているというのに・・・
それなのに保健所が検査を受けさせてくれないというのは、自分にはどう考えても理解できない。もし万が一、この娘さんが新型コロナに感染していて、近所に買い物に行ったときに他の人に感染させないという絶対的な保証はあるのか。買い物でなくても、何かの拍子に他の人に移すことは絶対にないと言い切れるのか。

この娘さんのような例に一つ一つ丁寧に対処していくことこそが、最終的に医療崩壊を防ぐことに繋がるのではないのか。
医師がこの人はPCR検査が必要だと判断して保健所に連絡しても、保健所からは検査対象じゃないとして検査を受けられない例がいくつも報道されている。そういう人達の検査も確実に行うことこそが何よりも必要なんじゃないのか。

この娘さんのような例ですら対応することがが出来ないくらい保健所が目一杯と言うのであれば非常にそら恐ろしい。これが日本という「先進国」の現状だと思うと実に嘆かわしい。

自分は別に、希望者であれば猫も杓子も誰にでも検査を受けさせるべきだと言っているわけではない。
しかし、こういった例ですら検査ができないほど国の検査体制は機能していないのかと思うと愕然とする。

しかも政府は「最大でこれだけの検査能力がありますよ」と懸命に喧伝することによって、必死に検査体制の不備と自らの無能さを覆い隠そうとしている。“誇大広告”に何の意味もない。

昨日も述べたが、保健所がパンパンになっているのであれば、それを解消させるのが政府の仕事だが、相変わらず保健所はパンパンのままだ。

政府はやるべき仕事をしていないばかりか、”誇大広告”で、必死に”一生懸命“を取り繕っている。

問題は保健所の体制不備やいつまでも続くマスク不足だけではない。

韓国では1万人を超える感染者を出したが、無症状者や軽症者を収容する大規模な生活医療センターというのがあって、医療崩壊を防ぐ体制が整っているという。
日本じゃ感染者は7500人くらいかな、それでも病院がパンクしかかっていて、東京都がホテルを借り上げて軽症者を搬入させる対応をとったところだが、本来なら国の責任でやることではないのか。

もっと言えば、本来なら国が韓国のようなそういう体制を整えておかなければならなかったことではないのか。国の責任で率先してやっておくべきことだったのではないのか。保健所の混乱はなぜ起きたのか。

今さら出来ない、出来ない、足りない、足りないなどと慌てふためいても後の祭りだ。
アベ、7年以上も何をやっていたんだ。

それは置いとくとしても、アベは「先手先手」と言う割には「後手後手」だ。
国がやらないから、7都府県が「休業要請と補償をセット」にした。

*「大河」

●4月13日(月)
*夜中から雨。今日は一日中雨のようで、気温も最高で11度予想とかなり低そう。なるべく出かけるように心掛けているけど、今日は引きこもりかな。

*中野江古田の病院で、今月の昨日までで計87人が新型コロナウイルスに感染したとか。(江古田は子供の頃から「えごた」か「えこだ」か、どっちなのかよく分からないままでいる。NHKでは「えごた」と言っていた) 江古田はウチからは近くはないが遠いとも言えない。
1ヶ月くらい前かな、江古田よりはずっと近い東中野駅前のスーパーで感染者が出たり、2~3日前には池袋のデパートでも感染者が出たらしいが、江古田の病院のようなクラスターにはなってないようだ。

自分の周りでコロナというと今のところそんな感じで、特に知っている人が罹ったという話もない。

最近は買い物にしても散歩にしても何だかそのこと自体を罪悪視する人が一部で見受けられる気がする。
ちょっとヒステリックすぎる気がするが・・・

*スガ、「未だに通勤者の減少は十分でない、事務所の仕事は原則自宅でするように、出勤が必要であっても7割は減らすように、テレワークの推進を後押ししたい」
一口に7割減らせと言うけど、なかなか大変だ。出来るところ出来ないところ色々あるだろう。テレワークもやはり業種・職種で出来る人、出来ない人、色々だろう。小売店や飲食店などは基本的に無理だ。

働いている人も大変だ。

*厚労省はPCR検査について、現在より大幅に拡充する方針だとかで、そのために検討しているのがドライブスルー方式だという。この方式では、検査を受ける人は屋外のテントのような仮設の施設で車に乗ったまま数分で鼻から検体を採取するので、医療機関での院内感染リスクを減らしながら効率的に行えるという利点があるとのことだが、この方式って韓国では確か1ヶ月半くらい前、既に2月の終わり頃にはあって、その後韓国国内で大々的に行っていたんじゃないかな。日本でも3月に入って新潟の病院が実施するなど、その有効性は早くから伝えられていたことだ。

ずいぶん前にもドライブスルー方式を検討するとか言っていたのを聞いたけれども、その割にはグズグズと話が前に進まないで、今回、ようやく厚労省が真剣(?)に検討を始めるということのようだ。
ただ、その実施時期については「具体的には決まってないが、出来るだけ早く達成したい」とのこと。
まあ、「先手先手」とアベが一生懸命言う割には何とのんびりした話であることか。

あまり期待しない方が良さそうだ。

そもそも、国は大量検査はしないと言っていたんじゃなかったっけ。少しでも検査件数を絞り込むのが基本方針だったんじゃなかったっけ。
こんなにも感染が拡大、爆発寸前のところまで来て検査を増やそうとしても、もう後の祭り、間に合わないということになりかねないよ。

何をやるにしても、実にお役所仕事だ。

*外出自粛要請が出て、自分としては精々毎日出かけてやろうと思っていたけれど、今日は雨だし寒いし、諦めた。

普段あまり食べることはないが、今日は寒いし、久し振りに辛ラーミョンを食べた。辛ラーミョンって麺の量が多いんだよね。(麺107g) 結構腹一杯になる。

気になるのは、今まで買い物や散歩は構わないと言われていたのに、何だかそれさえも控えるようにと言わんばかりの発言がテレビからもチラホラ聞こえてくることだ。

麻雀もしてないし、昨日も今日も一言も喋ってないし、感染より前に自分の方が先に爆発しそうだ。外出を控えて家にこもって鬱々(うつうつ)とした気分で食べてばっかりだと、絶対に体に良くないし、心にも良くない。

●4月14日(火)
*雨は止んで晴れたが、風が強い。
*全国で294人。東京は100人を割ったようだ。期待して良い?

*日本では新型コロナに関して、経済的に苦境に陥った世帯に30万円を給付するとかで既に補正予算も組んでいるようだが、それでも全国民に10万円を配れとかいう話があって、何だかもめている。

ドイツでは特定の業種に限らず、「新型コロナ感染による経済状況の悪化」を条件とする補償金制度が今とても有効に働いているとか。
ネットで請求して、入金は数日後。
例えば、従業員5人以下の事業所・個人事業主の場合、最大9000ユーロ(約110万円)の補助金・助成金となるようだ。

ドイツに住む日本人ピアニストMさんは、コンサート会場が閉鎖されて演奏活動が出来ず収入が減ったため、ネットで納税者番号・住所・氏名などを入力、約10分ほどの手続きで、州によっても違うがMさんの場合は2日後に3ヶ月分の約60万円が入金されたとか。
何と素早い対応であることか。必要な人、必要なところにすぐお金が届けられる。

また、アメリカでは230兆円の緊急経済対策の一つとして、大人一人当たり最大1200ドル(13万円)の現金給付を始めたとか。子供には500ドル(5万円あまり)。夫婦と子供2人の4人家族だと3400ドル(37万円)の現金が今週水曜日までに直接給付されるらしい。

また、失業者には週6万円を“上乗せ”して支給するとか。週6万円と言えば月24万円にもなる。

日本のモタモタが目につく。

海外の話を聞くと、日本の政府や役所の行政サービスがいかに時代遅れで使えない存在であるかがよく分かる。
どいつもこいつもエリート風を吹かしているが、実際には新型コロナ感染拡大に直面してアタフタ・オタオタするばかり。先進国だなんて意識だけは高いが、一皮剥(む)けば日本のトップなんてこんな程度。スピード感がまるでない。行政がカチコチに動脈硬化を起こしている。後進国日本が先進国に追い着くには、あと何10年かかることやら。

そもそも、都が協力金だか何だかやるようだが、国は「そんなことを国レベルでやっているところはない」と言ったとか言わなかったとか。

NHKの世論調査によると、
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントや活動を自粛した事業体の損失を国が補償することへの賛否について、

 賛成       76%
 反対       11%

・全国全ての世帯を対象に、一つの住所に付き布製のマスクを2枚ずつ配布する政策をどの程度評価するか。

 大いに評価する   5%
 ある程度評価する 18%
 あまり評価せず  29%
 全く評価せず   42%

・政府が緊急事態宣言の対象地域の住民に呼び掛けている、人との接触を7割から8割減らすことについて、

 出来ると思う   41%
 出来ないと思う  48%

*ブログ、4日分更新。

*買い物、色々。
チョコレートについては、M社のハイカカオ72%チョコレートが、ある店では他より40円くらい安いのでいつもそこで買っていたのだが、もう1ヶ月か2ヶ月くらい前から棚から消えたままになっている。何箱か買っておいたがもうそろそろ新しいのがほしい。もう売らないのか。
買い物リストにオールフリーと書いてあったが、「あれ、オールブランをオールフリーと書き間違えちゃった。オールブランならこの間買ったばかりだ」と訳の分からない勘違いをしたせいで、オールフリーは買わなかった。
オールフリーはノンアルコールビールで、内臓脂肪を減らす効果があるとかないとか。何とか腹のポッコリを減らしたいけど、そういう訳で買い忘れた。
梅干を変えた。今までよりやや小粒で割高だが、塩分が4%から3%に減ったし小粒になったし、以前より塩分量が半分くらいになったと思う。140gで598円。

コンビニが閉店していた。張り紙によればコロナ絡みによる人手不足のためだそうだ。

階段。ジャンプ250回。

*母にご機嫌伺いの電話。

*福岡市が休業や時短要請に応じた中小企業・小規模事業の店舗には、50万円を限度に家賃の最大8割を支給することにしたそう。良いことだと思う。

自分もリーマンショックの後も2010年までロックバーをやっていたので、家賃の負担の重さ・苦しさは身に染みて味わっている。

アメリカの3月27日の緊急経済対策では、テナントが賃料を滞納しても家主は120日間は延滞料を徴収しないし、この期間を過ぎても30日以内の立ち退きを強要できないということになっているらしい。

イギリスで先月成立した法律では、賃料が支払われなかった場合でも少なくとも3ヶ月間は立ち退き要求はできない。

ドイツでは今月1日、これまでの法律に新しい規定が追加されて、6月30日までの3ヶ月間の賃料について借り主が滞納した場合でも立ち退きの要求は出来ない、とされた。更に支払いは最長で2年間猶予されるとか。

一方、我が日本国では「ビルのオーナー・家主さんに対して要請をしていまして、家賃はできるだけ猶予するなり配慮してほしいと・・・」
日本はあくまでも「お願い」ということである。またしても日本政府の対応は諸外国と比べ著しく低レベルであることが判明。

さっきも述べたばかりだが、日本はどうしてこうも情けないんだろう。悲しくなるくらいガッカリする。

*IMFの予測。
2020年の世界全体の経済成長率はー3.0%まで落ち込む。

先月発表した予測では+3.3%だった。短期間で一気に変わった。
ー3.3%はリーマンショックが起きた翌年2009年のー0.1%を大幅に下回る予想で、1927年に起きた世界恐慌以降で最悪となる見込みとか。

国別では、
米 ー5.9%(1947年以来か)
中 +1.2%(1976年以来か)
日 ー5.2%(2009年以来か)
伊 ー9.1%
独 ー7.0%
英 ー6.5%

滅茶苦茶な数字だが、まあ、よく考えてみたらー9.1%というのは、100のものがおよそ90になるということであるから、その程度なら考えようによっては大したことないと言えなくもない。
ただ、しわ寄せは弱い個人・零細に行く。そこが問題だ。どれだけ救済できるか。

とはいえ、さっきから言っているように日本の政府には何も期待出来ないしなあ・・・

*アメリカのトランプは、
「ウイルスに対する我々の戦略が成果をあげているのは明らかだ」として、経済活動再開への指針を近く策定することを明らかにした。

実際、ニューヨーク州では今月11日までの6日間の1日当たりの死者の平均が700人台であったものが、ここ数日は600人台に下がったとか。(NY州だけで!) またアメリカ全体では新規感染者数がピーク時より1~2割程度減ってきたようである。

しかし、いくら新規感染者数や死者が減ったように見えても、それは1~2割程度であるし、今でも毎日2万~3万人もの感染者が出ている。
日本に比べたら50倍とかそのくらい圧倒的な数字だ。

国によって事情は様々であると思う。経済の落ち込みを食い止めるために、多少の感染者発生には目をつぶって外出制限を緩和させる国もあるだろう。

ただ、アメリカはどうなんだろう。今の時点で直ぐに外出制限緩和・経済活動再開に踏み切っても良い状況なんだろうか。
経済の落ち込みを心配する気持ちは分からないでもないが、感染者、とりわけ死者の数が今月に入ってから急増、アッという間に2万人を超えた。
他の国のこととはいえ、この死者の急増を無視して経済を優先させることにはかなりの違和感を感じる。

トランプといえば、アメリカでも新型コロナウイルスの感染者が拡大し始めた頃、その重大さを軽視するような言動が目立った。
いくら軽視するといっても、現状は既に日本とは比較にならないほど感染拡大の規模は大きい。軽視できる範囲を越えていると思う。
「成果をあげている」と言うが、本当にそうなのか自分のような人間が見ても甚(はなは)だ疑問である。

アメリカでは誰もが気軽に医療サービスを受けられるという仕組みにはなっていない。トランプの強気が、アメリカ国民、取り分け弱者の命の軽視に繋がっているのでは。

この先どうなることやら。心配だ。

迷える古羊、どこへ行く/PCR検査(2)

2020-11-17 10:30:56 | 日記

●4月9日(木)
*ブログ、3日分更新。
*日銀の支店長会議(テレビ会議)。
全国の景気判断を引き下げ。引き下げはリーマンショック以来11年3ヶ月振りとか。

クロダ、「経済の先行きは不確実性が極めて高い」
「必要があれば躊躇(ちゅうちょ)なく追加的な金融緩和措置を講じる」

「躊躇なく」はもう何万回も聞いた台詞(せりふ)だ。
それにどう見ても、「景気の先行き」は「不確実性が極めて高い」ではなく「不確実」であり、「必要があれば」と言うがもうとっくに大胆な追加的措置は「必要」である。

相変わらず「やるぞ、やるぞ」と口先だけ。

*アメリカ大統領候補者選びの選挙で、野党民主党で立候補していた左派サンダース氏が撤退を表明したことにより、元々有力と思われていた中道派のバイデン・元副大統領が民主党の大統領候補者となり、トランプと対決することが確定的となった。

*厚労省によると、昨日時点におけるPCR検査の実施可能件数は1日当たり最大1万2000件だそうだが、これを最大2万件出来るように拡充する方針だとか。

何かよく分からない。

実際に検査した件数は、今月6日までの1週間の平均で1日当たりおよそ4000件だとか。
1万2000件の検査能力があると言っているが、実際には4000件しか検査されていないという。元々4000件しか必要がないのならそれでも良いけど、だったら、そもそも1日で最大で1万2000件可能と必死になって宣伝する必要はないし、4000件の検査数に対して1万2000件の能力があるなら、余裕は十分にあるということであり、当然わざわざ2万件に増やす必要もない。

仮に実際の検査件数が1万2000件で、それじゃ足りないから2万件にします、というのなら話は分かるけど、実際には4000件しか検査が出来てない上に、検査が必要と思われる“患者”でさえ保健所で拒否されるケースがいくつも報道されていて、だったら先ずは可能だと言っている1万2000件の検査が出来るよう努力すべきではないのかなあ。
可能件数のわずか3分の1しか検査できてない今の時点で、何故2万件に増やしますだなんて言うんだろうか。
“2万”より“1万2000”の方が先だ。

いずれにせよ、2万件の目標を掲げるということは、今の実施件数じゃとても足りないということを認めたことになる。

厚労省としては大きな数字を示すことによって国民を安心させようというか、一生懸命頑張っているとアピールする意図があるのか。

最大で2万件の検査が可能になる日は一体いつになることやら。
というか2万件が可能になったとしても、今のように実際には3分の1しかしか活用されてないなら、あまり意味のない数字だということになる。

緊急事態に直面して、政府はあたふた、あたふたしている。

*緊急事態宣言の対象地域となった7都府県の内、東京を除く6つの県と国が一緒になって、都が検討中の要請対象業種や要請内容を少しでも緩めようと懸命になっている、という印象を受けた。

休業要請にしても営業縮小要請にしても、それをタダで頼むわけにはいかない。要請すれば少なからぬ協力金を払わなければならない。
ただ、国にも地方にも金はないから、本心では金がかかる休業要請は避けられるものなら避けたい。ケチれる金はできるだけケチりたい。
まあ、地方に金がないのは分かるし、地域経済も大事だというのも分かるが、国までもが金をケチって対策をズルズルと先延ばしにしているのは何とも情けない話だし、そもそも対策が遅れて感染が広がりますます死者が増えてしまっては本末転倒だ。

一方、東京は辛うじて若干の金があるから、感染者の拡大を一刻も早く抑えるためにも国と早急に休業要請についての内容を詰め、一刻も早く実施したい。そのために一生懸命国をせっついている。

感染拡大を一刻も早く抑えなければいけないというのに、国はどうにも後手後手だ。

*5時、買い物へ。高田馬場駅のガード下で若い外人女性がバイオリンを弾いていた。きっとコロナで大変なんだろう。苦労しているに違いない。この先のスーパーに行った帰りにまだ演奏をしていたらちょっと考えてみよう。

スーパーで、いつもは長芋を買うけれど、今日はそれよりちょっと高いヤマト芋(イチョウ芋)にした。ヤマト芋の方が粘っこいらしい。

戻ってきたらまだ外人女性はバイオリンを演奏していた。ガード下のガードレールに腰掛けてしばらく女性の曲を聴こうとしたが、電車が通る度に物凄い騒音だ。1000円をバイオリンケースの中に入れた。既に1000円が2枚入っていた。
スペインの人だそう。
「エスパニョーラ!」
「イエス」
「何か困ったことはありますか?」と滅茶苦茶な英語で聞いたら、最初は通じなかったけどやっと通じて、「国に帰れない」とのこと。
まあ、確かにそれが一番の問題だ。
飛行機が飛ばなくなって困っている人がいるのは聞いて知っていたけど、実際自分の身近でそういう人を見たのは初めてだ。もう少し身近な困り事だったら手助けできる事もあるかもしれないけど、「帰れない」ということは自分じゃどうにもしてあげられない。
それ以上話をしようとして、逆に怪しい奴だと思われるのは嫌だし・・・ それに、そもそも英語が全く不得意の自分としてはコミュニケーション自体が難しい。これ以上の会話は無理だ・・・

でもこの人、偉いよな。もし自分が外国に行って、もしこんな風に突然帰国できない状態になったら、自分には何も才能がないから路上パフォーマンスなんてできないし、途方に暮れちゃうと思うけど、この女性は自分の力で何とか生活費を稼いで生き延びようとしている。感心する。

蕎麦(ソバ)はずっと二八蕎麦だったけど、最近は高いけど十割で無塩の蕎麦に変えた。

最近、脂肪の燃焼を促進するといういくつかのお茶の中から、値段も含めてどれが良いか色々検討していたが、特保ではないんだけど「ガレート型カテキン2倍 実は体脂肪減らす」と、いかにも消費者に商品を買う気を起こさせるようなフレーズが書いてあるお茶があった。ちゃんとした根拠があるのかどうか知らないが、まあ、特保のお茶よりは格安だし、騙されたと思ってしばらく飲んでみようかな。

腹の出っ張り、何とかしたい。

階段。ジャンプ300回。

*新型コロナ感染者、全国で500人超、東京181人。
減る気配がまるでない。
PCR検査の件数を意図的に減らそうとしていることもそうだけど、国にはコロナの感染拡大を本気で抑えようという気持ちがあるのかな。感染拡大抑制とは逆行すると思われるような動きさえしているふうに見えるし、マスクで証明済みだがスピード感が全くない。

今、新型コロナ感染症の影響で、毎日の生活がままならない人が大勢いる。

まあ、自分はもうとっくに65を過ぎて、少ないながらも年金をもらっているので、毎月赤字の貧乏暮らしであっても何とかアルバイトもせず、世の中の動きに振り回されることなくのうのうと生きている。
でも、世の中は自分みたいな人間ばかりではなく、仕事をクビになっちゃったとか、店に客が来なくなっちゃったとか、病院勤めの人もいるし、みんな本当に大変だと思う。

誰もがみんな状況は厳しいかもしれないけど、ただ、自分の経験から一つだけ言えることがあるとしたら、年金保険料はどんなに苦しくてもちゃんと払い続けた方が良いと思う。
自分は脱サラして17年ほどロックバーなんかをやって、滅茶苦茶苦しくて利息29%のサラ金にも手を出して多重債務者になったりしたが、それでも年金保険料は払い続けたし、いよいよ払えないとなっても、年金事務所に行って国民年金保険料支払い免除の手続きをして、それなりの手を打った。

よく、若い人で今の生活が苦しいからという理由で、「自分の将来は自分の責任で備える」と言って国民年金保険料を払わない人がいる。
確かに国の年金制度はお世辞にも十分とは言えないし、折角保険料を納めても年金は貰えないのではという不安を抱くのは当然かもしれない。実際、もしかしたら目減りしちゃうかもしれないし、自分のように老後の生活には足りないかもしれない。「2000万円」は必要なのかもしれない。

ただ、それでもやはり保険料はどんなに苦しくても払い続けた方が良いというのが持論だ。自分で貯めるなんて言ったって、そんなことが実際にできる人はあまりいないと思う。「アリとセミ(キリギリス)」じゃないけど、苦しくてもコツコツと将来に備えることが肝心。国民年金は今、1人当たり最大でも精々6万数千円だ。それじゃ生きていけないけど、だからといって保険料を払わなければゼロだ。
自分は、厚生年金分と合わせても生活保護より少ないけど、歯を食い縛って国民保険料を払い続けたからこそ今の自分がある。

今の生活も大切だが、老後のこともしっかりと頭の中に入れて一歩一歩生きていかないと、仕事がなくなったら死ぬまで惨めに暮らすことになりかねない。
あの時ああしておけば良かった・・・
後悔先に立たず、だ。

年金保険料の支払いを止めてしまう人が出ないように、新型コロナの感染拡大を一刻も早く収束させることが政府の役目で、新型コロナで苦境に立った人に一刻も早く手を差しのべるのが「先手先手」と言うアベの仕事ではないのか? アベはそれをちゃんとやっていると言えるのか? アベは、アベはちゃんとやっていると国民が思ってくれていると確信が持てるか?

●4月10日(金)
*NY金、オンス1715ドル。17を回復。

*休業要請リストにネットカフェが候補に挙がっているようだ。ネットカフェが休業になったら、下手したら“難民”はガード下か公園ということになりかねない。

やるせないなあ。

*大久保駅改札前の1000円ヘアカットに行ったけど、「4月10日より当分の間休業いたします」。
今日からじゃんか。
確か、理容業は都の休業要請の業種から外れたんじゃなかったっけ。
まあ、しょうがない。やってないものはやってない。

スーパーで冷凍品・ココア他。
新宿八百屋。
最近はどこに行っても納豆が売り切れていることが多い。

*東京都は新型コロナ拡大防止について国と話し合いを進めてきたが、休業要請に応じた中小企業事業者へ感染拡大防止協力金として、50万円~100万円(店舗などが複数の場合)を支払うことを決めたとか。休業要請の実施は明日から。

何だか決定まですったもんだ、ずいぶん時間がかかった感じだ。休業要請をするなら補償もするのが筋で、本来なら国がもっと率先してやることであるが、金がかかるからとか経済にマイナスだとか言って、モタモタして中々話が前に進まないし、このままじゃ手遅れにもなりかねない状態だった。都が焦るのも当然だ。

西村経済再生相(新型コロナ対策担当)、「今の時点ではですね、幅広く協力の要請をして、どうしても感染拡大防止の観点から、さらに要請をしなきゃいけない、あるいは指示をしなきゃいけないという段階になりましたらですね、(特措法)45条を使っていくことになると思います」
「一定期間待って、それまでこの措置(45条)を使わないということではなく、今後の感染拡大防止のために何が必要か、日々専門家の意見を聴(き)きながら、それぞれの都道府県知事に適切に判断してもらえるよう、しっかり連携をとって対応していきたい」

「先手先手」の割には「のんびり」しているなあ。何か総論的で全然積極的だとは思えない。何か他人任せだし。本当に頼りないなあ。

東京都の休業要請は新型コロナ特別措置法24条に基づいて行われる協力要請で、国の45条に基づく緊急事態宣言が出ていなくても国が指定した自治体の知事の権限で行うことが出来る措置だそう。そこで都はどこか積極的でない国と打ち合わせをしてきたわけだ。

で、今日の東京都の決定は、
・当初案でも今日の決定でも休業要請をする施設
 ナイトクラブ・バー・ネットカフェ・カラオケボックスなど
 体育館・スポーツクラブなど
 パチンコ・ゲームセンター・雀荘など
 劇場・映画館など
 美術館・集会場など
 大学・学習塾など

・微妙なのが、社会生活を維持する上で必要と認められたものの、居酒屋やバーを含む飲食店・料理店・喫茶店(いずれも宅配や持ち帰りサービスは除く)については、営業時間は朝5時~夜8時で、酒類の提供は夜7時までとすることを要請

・当初は休業要請をするつもりだったけど、社会生活を維持する上で必要と認められた施設
 百貨店(生活必需品売り場)・ホームセンター(同)
 理髪店・質屋

・休業要請をしない施設
 病院・薬局・食料品売り場・コンビニ・公共交通機関・宅配など・工場・銭湯・コインランドリー・銀行・役所・事務所などなど

休業要請や営業時間短縮に応じた施設については、最初に述べたように50万円~100万円の協力金が払われるということのようだが、都の要請はあくまでも要請であって、どうやら要請を断られても都にはそれ以上の権限はないようだ。

一方、特措法45条に基づく緊急事態宣言では、休業要請を行う際には個別の施設管理者を特定して行われ、要請が受け入れられない場合にはその施設管理者に対して更に「指示」というより厳しい対応がとれるということらしい。

ただ、どちらにしても休業を要請されて、「はい、分かりました」と素直に快く従ってくれるはずはなく、内心では休みたくないというのが本音だろう。

そこで協力金の支給ということになるわけだが、これって国からは払われないの? 各自治体の負担なの? どうやら国は基本的には払うことはないようだ。自治体の方で支払う必要があると考えるのなら、どうぞ自治体の負担で支払ってください、ということのようだ。

東京都は感染拡大防止のため、自腹を切ってでも休業要請に踏み切ったということになる。

そういう点でも国の対応は実に情けない。
要するに金はない。

で、東京の隣の神奈川・埼玉・千葉の各県だが、こちらの対応も色々だ。
神奈川は3日前、「東京と神奈川は一体。足並みが揃うことはとても大事」
 昨日、「東京は事態が切迫しているので話を進めているようだが、これは我々の歩調とは明らかに違う」
 今日、「国と都の歩調が合ったのであれば、我々も歩調を合わせ東京と全く同じ基準に合わせたい」

埼玉、「東京と神奈川で施設の使用制限が行われるということなので、埼玉としても首都圏が一体となって対応すべきだと思う」

千葉、「財政事情などが違うので、千葉は東京と同じようにはできない」

神奈川は、要するに国から金が出ないことが分かって、急に東京とは同じように出来ないと考えを変えたが、東京が最終的に休業要請と補償を決断したので、歩調を合わさざるを得なくなった。

千葉なんかははっきりしている。金がないから東京と同じようには出来ません。

東京は多少は金があるから思いきって出来るけど、他はどこも国が特別に金を出してくれないかなと期待するのみである。
東京基準が全国基準になるのかな。

本当に国のやることはショボい。情けない国だ。

国には「休業要請と補償」はセットであるという考えがないから、国のモタモタと自治体の戸惑いの中で、新型コロナの感染拡大がどんどん進んでいる。

日本には金がない。やるやると言っていた財政再建が思うように進まないから、いざという時にこのザマである。

まあ、とにかく世の中どこもかしこも大変なことになったものだ。

それにしても、都の案で当初は休業要請リストに入っていた質屋が「社会生活を維持する上で必要と認められる施設」に変わった。
コロナで生活に困窮した庶民が質屋に行って金を借りるために残したのかな。

それと居酒屋。「7時で酒類提供は終わり 8時閉店」では、ほとんど商売にならない。飼い殺しだ。

●4月11日(土)
*ブログ、3日分更新。

*母から電話。「こういう時期だから今日は来なくて良いわよ。あまり人と会わないで」
「分かった。最近は麻雀も全部なくなっちゃったしね」

政府は、家に居て外出は控えるようにとか三密は避けるようにとか言っているが、自分はなるべく外出するようにしている。別に買い物や散歩が悪いとは思わないし三密でもないし、気にすることは何もない。
でも母には、分かったと言っておいた。

ということで、なるべく一日に一回は外に出るようにしてはいるけど、それ以外でイエに居るときはほとんど台所の椅子に座って過ごしている。
すると、ついついそこら辺にある食べ物に手が伸びてしまい、ついつい口に入れてしまう。
その内、今よりもさらに腹のポッコリが進行しかねない状況である。

*埼玉県さいたま市では、昨日までの2ヶ月間で新型コロナの検査した件数が170件と、非常に少ない件数にとどまっていたという。

2ヶ月で170件はいくらなんでもないだろう。土日を除いたら1日に精々4件だ。人口は埼玉県の県庁所在地ともなれば100万人は下らないだろう。4件だなんてあり得ない数字だ。

これについて保健所所長は、「病院が溢(あふ)れるのが嫌だったので、少し厳し目に、本当に陽性になりそうな人を検査する方針があった」

開いた口が塞がらないとはまさにこの事だ。呆れ果てる。4件でも病院が溢れちゃうのか。

以前、郵便配達員が面倒臭いので配達すべき郵便物を捨てちゃったなんてことがあったが、それと同じだ。
保健所の人も大変なのは分かるが、「本当に陽性になりそうでない人」でも感染していないという保証は何もないわけで、検査を受けられなかった感染者が感染を広げてしまう可能性は大いにあるのでは。

今回の件に対して市は、「誤解を与えかねない表現ではあるが、医療崩壊を招かないこと、何よりも死者を増やさないことを前提に取り組んできた。
一方、検査件数が他と比べて少ないということも事実で、新たな機器を購入するなどして検査体制の強化に努めたい」

何だかなあ。全く話にならない。

医師が、新型コロナに感染している可能性があると判断された患者がいるので検査をしてほしいと保健所に依頼しても、保健所が拒否する例については以前のブログでも述べた。
市は検査件数を減らした理由は「何よりも死者を増やさない」ためであったと言うが、検査が必要と判断された感染者すら検査が受けられずにいる状況では、そういう人達が周囲に感染者を広げてしまう可能性がないとは言えないわけで、それは取りも直さず「死者を増やす」ことに繋がるではないか。

「死者を増やさないため」と言いながら、死者を増やしかねないことをしていたのである。

検査件数を意図的に減らすなんてとんでもない話だ。

もしかしてさいたま市の保健所のこういった後ろ向きな姿勢は、日本中、他の多くの保健所にも共通しているのではないか。心配である。

「新たな機器を購入するなどして検査体制の強化に努めたい」と言うが、要するに、予算がなくて検査体制が不十分であったということではないか。
金がないのだ。新型コロナに対処する金がないのだ。
情けない話だ。

「病院が溢れるのが嫌だったので」と言っているが、国も「感染者や重症者が多くなると医療崩壊を招く」と似たようなこと言っている。

でも、検査が遅れて、その間に感染を広げてしまうことだってあるだろう。それは取りもなおさず感染者や重症者を増やすことになるのでは。
必要な人も検査を受けられない状況で「医療崩壊」を云々(うんぬん)すれば、それはもはや言い訳にしか聞こえない。

医者のPCR検査依頼を保健所が断っているというニュースがいくつもあることを考えると、恐らくどこの保健所も検査件数を厳しく絞っていると思われる。
保健所も大変だと思うけど、保健所の負担を少しでも軽減するのが政府の役目だと思う。

だとすれば、政府はやるべきことをやってないか、あるいは少なくとも何の効果も出していない。

*自分は食パンを食べるときには、鶏レバー入りテリーヌとラズベリージャムを塗って、シナモンパウダーをかけてスライスチーズをのせる。
そして、人と会わない日、つまり先月までだったら麻雀のない日には更にきざみにんにくのオイル漬けも塗るのだが、最近は毎日のようににんにくを塗っている。つまり、麻雀がない。

*いつも通り重りを背負って買い物へ。
K社のシリアル「オールブラン オリジナル」が、先月だったかな、どこのスーパーの商品棚からも消えたので、生産中止かどうかメーカーに確認したら、4月中旬にはまた出るとのことだった。
で、今日、シリアルの棚を見たら見たことのない新しいパッケージのオールブランが置いてあった。手に取ってみると「オールブラン ブランリッチ」となっている。成分表を見ると40g当たり11gの食物繊維。確か前の「オリジナル」も40g中11gだった。ほぼ同じものだと思われる。買い。
「オリジナル」が消えたあと、しょうがなく代わりに買った「オールブラン フルーツミックス」は50g当たり食物繊維が4.9gの食物繊維しか入っていなくて、しかも、ベタベタするくらいやたらと甘くて好きじゃなかった。

昨日買ってみた“実は体脂肪を減らす”というキャッチの「お~いお茶 濃い茶」は2リットル入り1本が159円だったが、今日別の店で見た「濃い茶」は1本が138円。まだ昨日のが残っているけど、今日は2本買った。
2本=4kgが加わり、さすがに肩に食い込んで重い。

ノンアルコールビールで「サッポロ+」というのがあって、食物繊維の働きで糖の吸収を緩やかにするというので買ってみて、今、3本残っている。
今日発見した「サントリー からだを想うオールフリー」というノンアルは、中に含まれる成分が内臓脂肪を減らす効果があると書いてある。もう既に溜まってしまった内臓脂肪を直接減らす方が効果があるかも?
次はサントリーにしてみよう。腹の出っ張りは何とか減らしたい。
ただ、350mlって結構腹がゲボゲボになっちゃうんだよな。

買い物途中で生涯学習館のTさん、シニア館のTさん、Sさんと別々に会った。皆、麻雀がなくなって暇を持て余しているようだ。

見守りボランティアでSさんのアパート。
色んな話をしたけど新型コロナの話が多かった。
昨日、国立国際医療センターへ病気の治療で行ったときに、防護服を着た人を初めて見たそうだ。裏の別の入り口から入っていったそうだ。新宿区内にあるこの病院は新型コロナで一気に有名になった病院だ。

Sさん、「皆に10万円ずつ配れば良いのにね」
確かに108兆円(真水は30~40兆円?)の経済対策なら全国民に10万円ずつでも12兆円だ。あり得る。

Sさん、「コロナには気を付けてね。安い姉ちゃんを買って病気を移されないように気を付けてね」
コロナは当然だが、他の病気も移されないように気を付けなきゃね。

帰宅。階段だけ。ジャンプなし。

*東京、197人。全国で630人? 共にこれまでの最高。どんどん拡大。

店舗などへの営業自粛要請を東京が出すことになって、首都圏では隣の神奈川や埼玉が東京に歩調を合わせると表明。
金がないからとの理由で自粛協力金は払えないと言っていた千葉は、今日、東京スタンダードを受け入れて渋々ながら“仲間入り”することを決断。千葉だけが自粛要請をしないと、千葉にバーッと人が押し寄せて、かえって感染が広まるからと言っていたが、そんなにバーッと人が押し寄せることはないと思うけど・・・

アベも遅まきながら、東京スタンダードに近い形の対応を取ることを決めたようだ。
緊急事態宣言が出た7つの都府県以外の全国の道府県でも、接客を伴う飲食店に営業自粛の要請をするという。

先手・先手のはずのアベだが、何だかんだ、すったもんだの末ようやくここまで来た。

「今後の1~2週間が、感染が拡大するか収まるかの瀬戸際」と言ってからもう1ヶ月半も経っているけど、感染者は増える一方。死者も増える一方。

*ノンアルビールで酔ったような気分だ。

迷える古羊、どこへ行く/緊急事態宣言

2020-11-11 10:41:26 | 日記

●4月6日(月)
*緊急事態宣言を明日出すとか言っている。世の中、いよいよ大変なことになってきたなあ。
自分の過去の経験からすると、飲み屋なんかは一番大変な業種の一つかもしれない。

ただ、少なくとも今の自分に関して言えば、今までとあまり変わりないと思う。

*1時、半袖1枚で歩いて高田馬場まで。
ビッグボックス横のセブンATMで証券会社の口座から少しまとめて引き出し。

スーパーのレジ、滅茶苦茶混んでいる。緊急事態宣言が出るだろうというだけで、もうこれだ。別にスーパーが閉店になるわけでもないし、ましてや外に出ちゃいけないというわけでもない。
マスクだけでなく、消毒液やトイペやパンやインスタント麺なんかもそうだけど、まあ、何でこんなに慌てて右往左往するんだろう。自分に言わせれば実に滑稽である。フル(インフルエンザ)で去年・一昨年はそれぞれ3300人前後の人が亡くなっている。(数え方の範囲によっては万単位とか) 何を今さら新型コロナごときで付和雷同するんだろう、というのが自分の正直な思いである。

銀行の口座にさっきのお金を入金。10日にクレジットカード代金の引き落としがあるけど、このままだとショートするので。
15日には年金が入るけど、そこまで持ちこたえられなかった。

別のスーパーの2階でガラスポットを買おうと思ったけど、何故かコーヒーメーカーを買ってしまった。特にコーヒーを飲んでいるわけでもないし、飲みたいと思ったわけでもないのだが、杜仲茶を飲むにはどうしたら良いだろうと思い、つい何となくコーヒーメーカーを買ってしまった。ウチにはヤカンがないからかもしれない。杜仲茶用に使えるかな。飲めるかな。

別のところで赤菊芋。菊芋ももうそろそろシーズンオフかな。

階段。ジャンプ300回。

*やっと緊急事態宣言を出すことが決定したようだ。出すならもっと早くサッサと出すべきだったと思う。
それにしても明日にも宣言が出るというのに、日経株価は700円だか800円だか大幅に値上がりしたそう。

*母に電話。「明日、行くよ」

*アベが法解釈を勝手に変え、東京高検の黒川検事長の定年を延長させた問題で、日弁連の会長は定年延長を認めた閣議決定の撤回を求める声明を発表した。
「(今まで検察官の)定年延長が適用されなかったのは、政治家をも捜査の対象とする検察官の人事に、政治の恣意的な介入を排除し、その独立性を確保するためである」
「(今回の)定年延長は法解釈の範囲を逸脱し、法の支配と憲法の基本理念である権力分立を揺るがすものである」

アベには過去において、集団的自衛権についてそれまでの歴代の政権が維持してきた法解釈を、十分な国民的合意がないまま無理矢理に変更したことをはじめ、憲法や法律や過去の解釈を勝手に変更してしまう強引さが目に余るところがある。

要するにファッショ。

民主主義にとってアベは極めて危険な人物だ。そして自民党自体もどんどん危険な方向に突き進んでいる。

●4月7日(火)
*NYダウ、1627ドル上昇の2万2679ドル。過去3番目の値上がり幅だそう。
トランプは「コロナの勢いが少し弱まったのかな」みたいな発言。
いくら多少は勢いが弱まったとはいえ、そんなに楽観できる数字では全くないと思うけど。トランプ、新型コロナに甘過ぎ。

*中小企業助成金は実際には受け取りにくいとのこと。そもそも申請手続きが非常に面倒な上に、申請から受け取りまで2ヶ月もかかるとかかからないとか。
何なんだろうね。2ヶ月もかかったんじゃ、お金が届く前に会社自体がとっくに無くなっているなんてことも十分に有り得る。

新型コロナの感染拡大で、日本の行政はいざという時の対応がガックリするほど遅いということが次々と明らかになっている。

*チャリで、先ず新宿。小田急百貨店のデパ地下で母から頼まれた魚の粕漬け。
実家へ。テレビでは毎日コロナの話ばかりだが、両親と話すこともコロナのことが多い。
掃除。

帰り途中で寄ったスーパーでは棚から即席ラーメンがほぼ消えていた。緊急事態宣言が出るせいだろうが、だからといって何故ラーメンが店から無くなるのか理解に苦しむ。スーパーが閉店になるわけでも何でもないのに。
新宿で寄った酒屋ではまたテリーヌが売り切れていた。これはコロナとは関係ないと思うが、去年テリーヌが売り切れたときには、フランスから船が着くまで2~3ヶ月かかったような気がする。まさかまたそのくらい売り切れ状態が続くんじゃないだろうな。

イエから5分くらいのところまで戻ってきた時、超悪路に突っ込んでしまい、ガタガタガタとチャリが揺れた瞬間にフラットタイヤだ。空気をちゃんと入れておかなかった自分も悪いが、あの悪路はないだろう。チャリを手で引いて帰宅。イエからそんなに遠くないとこだったのがせめてもの救いだ。
それにしてもさっき実家を出て最初の信号のところでタイヤを指で押して空気の残り具合をチェックして、早い内に空気を入れといた方が良いなと思ったばかりの出来事。
タイミングが良いというか悪いというか。

小滝橋交差点にある自転車屋に行き、念のためフラットタイヤの修理代はいくらか聞いてみたら3000円とか言いやがった。普通どこでも1800円から2000円止まりだった。次回は多少遠くても別のところに行く。ここにはもう二度と来ない。

*アベ、夜7時から記者会見。緊急事態宣言を発出。明朝発効とか。この緊急事態宣言は新型コロナ特別措置法第24条に基づくもので、今回は7都府県が対象となる。

都のオバさんなんかは、もっと早い段階から、国は緊急事態宣言を出すべきだと言ってきたんじゃないかな。そうしないとますます感染が広がって取り返しがつかなくなると。
やっとだ。

「これからの1~2週間が瀬戸際・分岐点」とか言っていたのは2月下旬。今、このように緊急事態宣言が出るということは、早い話が感染拡大の抑え込みに失敗したということではないか。成功していれば緊急事態宣言は出さずに済んだはずで、失敗したので遅まきながら緊急事態宣言を出さざるを得ない羽目になったということ。

国は2月末時点でいくつか手を打ったのは分かるが、結果が出なかったのは事実。北海道は思い切って道独自の緊急事態宣言を発出したが、2月末時点で国には更に別の感染拡大防止に有効な何らかの厳しい対応をとることも必要だったのでは。
結果的には政府の対策が手緩(ぬる)かったということになる。
結果が全てである。

それに何と言っても、アベは先手先手と言っていたのである。
それから1ヶ月以上が経ち、感染拡大が止まらず結果がでないので、このままじゃまずいと切羽詰まってようやく、緊急事態宣言となった。

こういうのを後手後手と言う。

そもそも、やはり自分には、政府が何だかんだ理由をつけて躍起になってPCR検査の人数を極力抑えようとしていることが気になる。
医師が必要と判断した患者でさえPCR検査を受けられないようなお粗末な医療体制を政府はなぜ今まで改善しなかったのか。なぜ感染症拡大防止体制をこれほどまで貧弱なままで長年放置してきたのか。

アベは7年間、何を遊んでいたのか。

遊んでいた結果がこの様(ざま)だ。

参考までに、人口10万人に対する病院のICU(集中治療室)のベッド数は、
 日本    5床程度
 イタリア 12床程度
 ドイツ  29床程度
だそう。

それと、アベは「感染を抑えるのは国民一人一人にかかっている」と言ったが、確かにそうも言えるから協力は全くしないというわけではないが、ただ、2月24日に「1~2週間が瀬戸際」と言っていたわけで、当然その時政府は感染拡大を抑えるため最大限ありとあらゆる対策をとるべきだったはずで、本来ならもうとっくに収束に近づいていなければならないのに、そうなっていないばかりか、今さら一人一人にかかっていると言われても、それじゃまるで政府が感染拡大阻止に失敗した責任を国民に擦(なす)り付けているようにも受け取れる。

自分はというと、3つの麻雀会全部が開催できない状況になって、接触する人数は激減した。7割とか8割程度、人との接触を減らせという。嫌々ではあるがちゃんと政府に協力した格好になっていて、知人に会う機会はゼロである。取りあえずはなるべく大人しくしているつもりだ。

ただ、だからといってイエの中にじっと引きこもっているなんてことはしない。そうしなければならないとは到底思えないし、道を歩いたり買い物することがそんな三密だとも思えない。
毎年数千人もの(数える範囲によっては万単位も)人が亡くなっているフル(インフルエンザ)に対して今まで何とも思わなかった人達が、何を今さら戦々恐々としてマスク・マスクとか不要不急の外出は控えろだとか叫んでいるんだろう。

筋が通らない。

国が麻雀はダメというなら、その内、最近はあまり利用率が高くないウチの麻雀部屋で、国には内緒で麻雀をやるのも良いかもしれない。

それから、政府の緊急経済対策、結局はほとんど借金だ。一部は建設国債の発行で賄うと言っているが「建設」の文字が付こうが付くまいが、借金には変わりがない。
財政再建目標として政府は2025年?にはPB(財政的基礎収支)を黒字化させるなどと、初めからとても達成出来そうもないような目標を立てていたが、コロナ対策のための大借金で期限内目標達成が完全に消えた。
そもそも2025年?の目標達成期限だって元々は確か2019年だったんじゃないかな。それを一気に6年も7年も延ばした。

政府はPB黒字化の目標が達成できない理由を、これ幸いとばかりコロナのせいにするだろうが、元々達成できると言い張る人間は政府・自民党の人間しかいなかった。

まあ、政府にとっては誰もが納得できる都合の良い言い訳が天から降ってきた。

*で、改めて緊急事態宣言と緊急経済対策について。
○緊急事態宣言
・知事は、不急不要の外出自粛を要請出来る。
・知事は、学校の休校などを要請出来る。
・知事は、施設や店舗の使用制限を法律に基づいて要請出来る。(映画館・劇場・デパート・ショッピングモール・ホテルなど)
○緊急経済対策
・中小企業などへの資金繰り対策として、無利子・無担保の融資。(民間金融機関でも可能)
・中小企業などの事業継続への支援として新たな給付金の創設。中小企業へは最大200万円、フリーランスなど個人事業主へは最大100万円。
・生活に困っている世帯・個人への支援として、収入が減少した世帯へは30万円を給付。児童手当受給世帯へは児童1人当たり1万円上乗せ。
・雇用対策として、休業などしても従業員を解雇しない企業へは雇用調整助成金を拡充して支払う。(パートや新入社員も助成)
・税制面では中小企業や個人事業主の
  法人税・消費税の納税猶予
  固定資産税の減免
  社会保険料の支払い猶予
  (26兆円の負担軽減)

まあ、対策が何もないよりは良いのかもしれないけど、納税猶予とか支払い猶予っていうのは結局はいつかは払うわけだし、銀行からいくら無利子で融資を受けたとしても結局は借金が増えることになりいつかは返済しなければならない。

給付金とか助成金とかも、欧米だともう既に申請者の手元に届いているという話も聞くけど、日本でもとにかく困っている人達へは一刻も早く手元に届けてほしい。困窮世帯への「30万円」も受付開始が5月開始とか言っているけど、更にそれから実際に支払われるまで何週間も何ヵ月もかかってしまうんじゃ有りがたみも半減だ。

どうだろう。アベ、そこら辺のところはちゃんと上手くやってくれるんだろうか。スピード感をもって対応してもらいたいが、「マスク」や「PCR検査」のモタモタを見ていると大きな不安が過(よぎ)る。

*レイディ・ガガがWHO(世界保健機関)の定例記者会見にテレビ会議システムで参加して(普通の人の格好していた)、
「新型コロナウイルスに立ち向かうために連帯を示そう」
「今月18日にポール・マッカートニーさんらと一緒にコンサートを企画している」

日本じゃ、コンサートなんて以ての外ということになるだろう。

*新型コロナの発生源地、中国のウーハン(武漢)は2ヶ月半ぶりに封鎖が解除されたとか。

●4月8日(水)
*緊急事態宣言が発効。
*ブログをやっていたら12時になってしまった。それから朝食の準備。
*3時過ぎてから買い物。先ず、現金引き出し。甘エビ唐揚げ、アサイージュース他。
今さらだが脂肪燃焼系のお茶って結構値段が高いなあ。腹がポッコリ出ているのを何とか凹ませたいんだけど。

一昨日テレビの中で、コロナで窮地に立たされている飲食店の一例として、高田馬場駅近くのイタリア料理店が紹介されていたのでちょっと探してみたけど、アイドルタイムで休憩中だった。

今日はリュックが肩に食い込む。いつもより重い。歩道脇に腰掛けてリュックをおろして3~4分休憩。

団地のすぐ近くまで戻ってきて、ゴーッという音に気が付いて上を見上げると、団地のほぼ真上を飛行機が飛んでいる。
飛行機が団地のほぼ上空を飛ぶようになるというのは、それが発表された時から知っていたが、最近航行が始まってから実際に飛んでいるのを見たのは今日が初めてである。騒音はウチの中では全然気にならなかったし、今、外では多少音はするけどやはり気になるほどではない。

海外旅行の帰りには3000フィート上空から自分のイエ(団地)が見えるかも。

*内閣府は先月の景気ウォッチャー調査の結果を発表した。働く人に景気の実感を尋ねた「景気の現状を示す指数」は14.2で、前月より一気に13.2ポイント下落。
14.2はリーマンショック直後を下回っていて、統計が比較できる範囲内では過去最低だそう。

*米中貿易摩擦が続く中、今度は新型コロナ感染症をめぐっても米中がぶつかっている。

トランプは、WHO(世界保健機関)は中国寄りなので拠出金は払わないと脅しをかけている。

気に入らなければ、ユネスコであろうとWTO(世界貿易機関)であろうと国連そのものでさえもカネは払わないとか脱退するとか、まあ、要するに「アメリカ第一」の実践に他ならない。

*政府は新型コロナ感染拡大を防ぐため、人との接触を「出来れば8割、少なくとも7割は減らす」よう国民に要請している。

自分は今まで3つの麻雀会に参加していて、週に50人以上の人と会っていた。8割減らせということは40人には会うのを止めろ、会うのは10人までにしろということになる。
であるならば、自宅で週に3回(3人x3回=9人)まで麻雀をやっても政府の要請に反することにはならないということになる。

*新型コロナの一日の感染者、全国で500人超。東京は144人で過去最高。

迷える古羊、どこへ行く/アベノマスク

2020-11-04 10:03:56 | 日記

(久し振りです。のんびり行きます)

●4月1日(水)
*今日から新年度。
新型コロナで先の見えない年となっている。今年ばかりか来年もどうなることやらと思わせるようなコロナ感染の拡大である。

自分なんかもうリタイアしていて、生活するにはちょっと(かなり)足りないけど、それでも幾ばくかの年金をもらって、死なない程度の食事もしている。
でも、ただでさえ楽じゃないのに、この新型コロナの感染拡大によって仕事がなくなったり収入が減ったりして、ますます生活が苦しくなって、今日の食事にも困るくらいの家庭があるのも事実。
現役の人たちは大変だ。同情する。

他人事のようで申し訳ないが、人生はまさに七転び八起き。良いときもあれば悪いときもあって、色んなことが起こる。自分は経済的にはオイルショックやバブル崩壊、リーマンショックなど、個人的には駆け落ちや離婚、脱サラやDOKKENの開店・閉店・借金など、多少の経験はある。ただ、自分よりも何十倍も辛い経験を味わった人は多いだろうし、そういう人達に比べれば自分は他人(ひと)に話せるような挫折はほとんど何も経験してないと言えるが、それでも長く生きてきた分多少の起伏はあったし、それなりに何とか自分なりに頑張ってやってきた。

今、苦境に立っている人たちにはとにかく乗り切ってもらうしかない。法に触れて人に迷惑をかけるようなことは絶対にダメであるのは言うまでもないが、場合によっては今までとは違う何か他の道もあるかもしれない。とにかく泣き言は言っていられない。
落ち着くまで数年かかるくらいの覚悟と見通しをもって、じっくりと冷静に何とか生きていってほしい。

*志村けんさんが一昨日、新型コロナ感染症で亡くなられたというニュースが流れて、それまで新型コロナについて他人事のようにしか思っていなかった人たちにも一気にコロナは怖いという認識が広まったようだ。

ただ、一つ非常に残念というか憂うべきは、「中国人が志村けんさんを殺した」というような意味の人種差別的な書き込みが山のようにあると聞いた。

自分はそういう短絡的で冷静さを欠きかつ差別的な考えには賛同しかねるし、与(くみ)することはない。

そういうことを言うなんて実に嘆かわしいことだし、そういうことを言える人は自分からすればむしろ可哀想でさえもある。

*日銀の短観。
大企業の製造業では、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指標は、前期(3ヶ月前)の0(ゼロ、「良い」と「悪い」の割合が同数)から8ポイント下がりー8だったそうで、7年ぶりのマイナスだそう。

それ以前から既に4期連続で下がり続けていて(今回で5期連続)、2017年暮れの+25をピークにほぼ2年間一貫して下がり続けてきた。

政府は指標がマイナスになった理由を新型コロナのせいにするかもしれないが、もう既に2年も下がり続けていて、コロナ前にはゼロ、マイナスになるのは時間の問題だったと言える。

大企業の非製造業では、前回の+20から今回は+8まで落ちた。特に宿泊・飲食サービス部門は+11からー59へと大幅に悪化。
大企業でこれだから中小・零細・個人は更に大打撃に違いない。

また、政府の月例経済報告からもついに「回復」の文字が消えた。

雇用がどうなるか心配だ。

*明日(木曜日)の麻雀会の幹事さんから、明日と来週の集まりが中止との連絡あり。思うに、2回の中止だけじゃ済まないんじゃないかな。
いずれにせよ、これで3つの会全部が中止になってしまった。

残念だけど、しょうがない。

ただ、あまり出掛けるなと言うけど、独り暮らしでイエに引きこもっていても気持ちがクシャクシャするだけ。ということで気分はどこかに出かけたいけど、外はショボショボ雨。
買い物にも行けない。

仕事の人も通勤や職場、どこに行ってもコロナ・コロナで大変だろうけど、台所にずっと独りで座っているのも楽じゃない。
明日は晴れのようだし、思い切ってどこかに行こう。

*店内禁煙について。
IOC(国際オリンピック委員会)の基準に沿う形で、難産の末にようやく成立した改正健康増進法が今日から施行される。

とは言え、自分に言わせればまだ半分骨抜き。(改正前は完全に骨抜き)
自民党にとってはオリンピック・パラリンピックよりJT(日本たばこ産業)の方が大事。多額の献金をもらっているから国民の健康よりJTと党の利益の方が優先される。

でも、東京都では国の基準よりも厳しい基準の受動喫煙防止条例が、やはり今日から施行された。これなら恐らく多くの店でタバコの煙を吸わされなくて済む。同窓会とか何かの食事会・飲み会の時にタバコなんか喫(す)われたんじゃ、こっちはもう気分が悪くて生きた心地がしない。たまったもんじゃない。

国の基準ではまだまだ受動喫煙による健康被害は続く。

*アベは2ヶ月経った今頃になってもまだマスクがどうのこうの言い続けている。
「マスクは洗濯可能で、拡大するマスク需要に極めて有効である。全国の全世帯を対象に1つの住所に2枚ずつ配布する」
「国民の皆様の不安解消に資する(役立つ)ように速やかに取り組みたい」

えっ? どういうこと? 一つの住所に2枚っていうことは4人家族でも2枚っていうこと? 一人住まいなら一人で2枚だ。何か変。

約5000万世帯に2枚ずつだと全部で1億枚かあ。(もし国民1人1人に1枚ずつだと1億2600万枚。2枚ずつだと2億5200万枚)

マスクが足りないなんて言われ始めてもう2ヶ月は経っている。2ヶ月の間、政府は何度も何度もマスク供給について述べてきた。
台湾では、同じような問題が起きたときにはアッという間に買い占めが出来ないシステムを作り、マスク不足に対応した。

日本じゃやっと今頃になって、アベ自らががわざわざ発表した内容がこの程度だ。
マスク問題でずっとグジャグジャ、あーだこーだ言ってきた挙げ句の果てに出てきたのがこれだ。国民1人当たり1枚も配れない。

もうバカ丸出し。

政府の無能さは明白。

何が不安解消に資するだ。

笑わせる。

東京から配り始めて、東京全体が終わるのには1ヶ月かかるそうだ。全国で配り終えるのはいつになることやら。

*今日はかかってきた電話でちょっと喋っただけ。外には見守りボランティアの報告書を投函するために団地から2メートル出ただけ。

●4月2日(木)
*昨日のコロナ感染者は266人で、東京は66人。一向に減る気配がない。
*ブログ、8日分更新。
*今日は久し振りに晴天だが、風がやたらと強い。
今日のも含めて麻雀会は3つとも休みになっちゃうし、新型コロナで世の中が重い空気に包まれているせいで自分も何だか気持ちが晴れないし、ブログをしようと思っても何故か頭が痛いし、外に出れば気分が変わって頭痛も止まると思うけど、強風で買い物に出るのも億劫(おっくう)だし。

録画したテレビを頭痛を堪(こら)えて観ているだけ。
なるべく頭のことは意識しないようにしているけど、参ったな。ずっと台所の椅子に座っていて、手の届くそこら辺の食べ物を引っ張り出して食べてばかりだし。
イエにいて食べてばかりでは間違いなく腹が更に出る。

*母に電話。「今度来るときに京王百貨店で煮干しを買ってきてほしいって言っていたけど、京王は土日が休みだから、明日行くよ」
「煮干しはね、買っちゃったからいいわ」
「じゃあ、多分土曜に行くよ」

一歩も出ず。

●4月3日(金)
*まだちょっと頭が痛いけど、まあ何とか。今日は風も収まり晴天。
いつもより少し早目に食事。
*昼前、バスの始点である小滝橋車庫に行き上野公園行きのバスを待っていると、Aさんが通りかかったので、しばらくベンチで話をしていた。
「もう麻雀会は三つとも自粛だし、イエでやることもないし、悶々としていてもしょうがないので上野にでも行こうと思って。麻雀やるんだったらいつでも時間ありますよ。呼んでください」
一緒にバスに乗り、Aさんはスーパーで買い物をするため3つ目の停留所で降りていった。
上野公園の北側にある谷中墓地には年に4回ほどチャリで行くので別にバスに乗る必要はないのだが、いつも早稲田通りを走っている上野公園行きのバスを見るたびに、一度乗ってみたいなと思っていた。
バスは、途中までは自分が谷中墓地へチャリで行く道とあまり変わりないが、春日からは自分にとっては初めての道。春日駅、本郷三丁目駅、湯島駅、そして上野広小路駅。その上野広小路の次の停留所が上野公園の不忍池前の終点。

そこで降りた。かかった時間は丁度1時間くらいかな。
池は通り過ぎて上野の山への階段を上る。人はあっちに2人、向こうに2人、そんな感じで、コロナのせいかまばら。桜はまだ咲いてはいるけど一部はもう葉桜混じりという状態。
先月22日、墓参りの帰りにも上野公園に来たがその時には噴水のある北側から入って、今日は上野駅に近い南側から。
一番の桜の名所であるメインストリートは前回は通行できていたけど、今日は噴水へ向かうメインストリートの入り口にはバリアが。人混みを防いでコロナ感染拡大を防ぐのが目的のようだが、そもそも桜のピークは過ぎて人なんかほとんどいない。前回は物凄い人だったけど通行禁止はしてなかった。今日のこの閑散とした状態で何で通行禁止なのか理由がよう分からん。

西郷さんがどこにいるのか気が付かないまま公園を出て、アメ横に入った。こちらも人はまばら。店員さんは誰もが手持ち無沙汰の様子。
鮭のカマが500円。安い! 買い。
デーツ(なつめやし)は、一般的にはあまり見かけないが、ナッツ類の店に置いてあった。1300円のを買った。

靴屋が多い。コンバースのハイカットを去年の暮れからずっと探し続けているので、何軒か覗いてみたが、何故かどの店にも適当なのがない・・・

ABABに行ってみた。昔、何回か来て下着を買ったことがあったので来てみたが、地下に降りると食料品売り場に変わっていた。上の階へ上がってみると、ある店で1枚300円くらいだったので3枚買った。
多いときにはTバックが60枚くらいはあったけど、もうほとんど買わなくなったし、もうビロビロに伸びちゃったりして、実際に履くのは今じゃ10枚くらいかな。
ここにはたまにはTバックを買いにまた来るかもしれない。

3時。上野には2時間ほどいた。何も食べることなく、またバスに乗って戻ってきた。高田馬場で下車して、何軒かで買い物。
ビッグボックス内のATM(証券会社も使える)で少し現金を下ろそうと思ったが、来週でもいいや。まだ早い。ただ、来週にはクレジット代金の引き落としがあるのでその前には銀行に少しお金を入れておかないとショートする。

*帰宅。
麻雀をやっているシニア館から連絡があり、自粛期間が1ヶ月以上延長されて5月10日までになった。次回は早くても5月15日となる。新型コロナの影響は長引きそうだ。
皆に連絡しなくちゃと思ったが、テレビを観ていたりして気が付いたら9時になっていた。取りあえずショートメールの人だけ連絡した。

*母から電話。「今朝9時半から歌の会の役員会があって、終わったら2時よ。もう疲れちゃったわよ」
ということで明日行くのは中止。

*新型コロナの感染者数、東京は87人、全国では300人超。

*河井アンリが診断書を提出して国会と世間から消えた。

去年の自身の参議院選挙で、夫(元法務大臣)と一緒になって、地元広島県の県会議員や市長や市議会議員らに票の取りまとめ依頼の金を配ったのではとの疑いで、苦境に立った二人。
アンリなんかは、もう痩(こ)けてゲッソリ、生気のないゾンビのような、惨めで哀れな顔つきになってしまった。当選したときとはまるで別人。

で、選挙資金として自民党からアンリ側に1億5000万円の金が流れたそうだ。これは他の立候補者が大体1000万~2000万円だったのに比べてもとてつもなく異例の多さだという。自民党が何がなんでもアンリを当選させようとしたことになる。
党から立候補者に金を支給すること自体は別に違法ではないが、ただ、政党には国民が支払った税金の中から政党助成金とか何とかいう名の金が支払われている。
つまり、アンリに払われた1億5000万円の一部は国民の税金であるとも言える。

その金の一部が広島の県議や市長・市議らへ買収のため配られたということになる。
つまり、この夫婦はいかにも自民党らしい実に汚いやり方で選挙を戦って買ったというわけだ。
二人は未だに往生際悪く非を認めずにシラを切り通し、そして今度は病気だとか言って国会から雲隠れして生き残りを図っている。

人間として心の底から腐りきっている。

政治と金の問題は大昔から延々と続いている。こんな状況を見て、こんな人間どもを見て、我々国民が選挙に行って投票するのは義務だか権利だか知らないけれど、とてもじゃないけど自分は政治に参加しようという気にはなれない。角栄のロッキード疑獄(ぎごく)以降、投票なんて二度とご免だ。

*アベが1世帯に2枚のマスクを配ると発表したことについて、アメリカでは「アベノマスク」と揶揄(やゆ)して冷笑しているそうだ。
うまい言葉を考えるものだ。
「アベノマスク」に座布団3枚。

元々欧米人は普段あまりマスクをつける習慣はないようで、そんなもの着けても新型コロナウイルスを防げるわけないだろうという気持ちが基本にあるのかもしれない。
だが、もしそういった気持ちからアベを嘲(あざ)笑うのであれば、それは間違いである。

本当に嘲笑うべきは、アベが、マスク不足を解消できないまま日にちだけがどんどん過ぎた末に、結局は1世帯にマスク2枚の配布というこんなにもお粗末な結果しか出せなかった、その事こそ嘲笑うべきである。

日本の政府はこれほどまでに緊急事態対応能力に欠けているということを嘲笑うべきである。

マスク配布の費用が250億円だかいくらだか知らないが、マスクの配布でもって新型コロナウイルス感染拡大防止対策に一生懸命に取り組んでいますよと必死ににアピールする姿を見るにつけ、本当にガックリする。

●4月4日(土)
*シニア館の団体利用中止期間が延長になったので、麻雀会メンバーに昨日の晩から今日にかけてメール・LINE・固定電話で連絡。
5月半ばまでやらないと麻雀忘れちゃいそう。

*元カミさんの定食屋は営業しているということなので、朝食は腹6分目にしておいた。
ウトウトしちゃって気が付いたら2時40分。246の三宿にあるその定食屋は4時まで。急いで出掛けた。

気温は半袖Tシャツでも大丈夫なくらいだが、風が強いので帽子は被らなかった。
初台交差点から山手通りに入るつもりだったけど、間違えて一つ手前の西参道入り口交差点を左折してしまった。このルートだとどう考えても上り坂がある。昔だったらちょっとくらいの坂ならきついギアのままグイグイ上って行く自信はあったけど、今はもう坂があると思うだけで気が引けちゃう。そもそも今はギアが壊れていて、ギアチェンジが出来ない。一つのギアに固定されたまま。だから余計に坂はきつくて嫌だ。無理に坂を上るとギアが外れちゃうし。坂ではチャリを降りて歩くこともある。
チャリを買おうと思ったこともあるが、クロスバイクでタイヤが23Cという細いものは今ではスポーツ車以外はまず存在しない。買いたいけど23Cでなくちゃ嫌だし、今のはもう限界だし、どうしたものやら。

ということで、3時半、定食屋に着いた時には結構疲れた。
店には他のお客さんや元カミさんの再婚相手もいたので、ほとんど話もしなかったし、子供たちのことを聞くことも出来なかった。娘は元気なのか、息子は仲良くやっているのか。

帰りはちょっと遠回りだが、上り坂がほとんどない道を選んで戻ってきた。
新大久保で冷凍品他。1~2ヶ月ずっと欠品だった青ネギがようやく入っていた。やっぱり原産国は中国。コロナの影響かもしれない。

ジャンプだけ300回。

*生涯学習館も団体利用中止期間が延長されて、次回の麻雀は早くても5月14日だ。

*コロナで緊急事態宣言が出るとか出ないとか。
ただ、宣言が出ても、家から出たら罰金を取られちゃうわけでもないし、電車が止まっちゃうわけでもないようだし、ライブハウスなどはもう既に営業がほとんど出来ない状況のようだし、自分はもう麻雀が出来ない状態だし、少なくとも自分個人に関して言えば何を今さらという気がしないでもない。スーパーがやってさえいればそれで良い。

というか、自分のことはどうでも良いけど、実際に非常事態宣言を出すとなれば、営業活動の制限などを含むので経済に対する影響も非常に大きいものになる。ただ、やるんだったら早目にやった方が良いんじゃないの。
北海道ではもう1ヶ月以上も前の2月には国とは別にサッと宣言を出したが、そのせいかちゃんと効果が出てきたようだ。

非常事態宣言を出すか出さないかでいつまでも迷ってダラダラと先延ばしにすればする程、ドンドン感染者が増えていって、かえって取り返しがつかなくなってしまう。

アベは先手先手と言っているんだから、サッサとやれば良い。

何か日本の仕組みって、「アベノマスク」で証明済みだが、何をやってもササッと動かない。

●4月5日(日)
*東京都の新型コロナ感染者は100人を超えたとか。全国でも367人で、どちらも最高。

*ポーランドのウォッカにスピリタスというのがある。
30代の頃、ウォッカが好きで週に何回かストレートで飲んでいたことがあったのだが、ある時この噂のスピリタスをやっとのことで探しだして飲んでみたことがあった。とてもじゃないけど自分なんかには飲めるような代物ではなかった。それもその筈、自分がそれまで飲んでいたウォッカのアルコール度数は40%か精々50%だったのに、このスピリタスは何と96%で世界最高濃度の酒。アルコールというのは度数が98%を超えると自然に蒸発してしまうという。

スピリタスはほぼアルコールそのもの。

で、そのスピリタスの売り上げが今伸びているとか。

理由は、コロナ対策のアルコール消毒液が手に入りにくくなっていて、その代わりにアルコール度数が96%のスピリタスで消毒をするためだとか。

これについて日本薬剤師会は取材に対して「濃度が高すぎると揮発する時間も早くなります。で、アルコール消毒をする時に霧状でシュッと噴(ふ)く程度で摩擦・塗擦しても、効果は余りないんですよね」
「正しい手洗いをすればアルコール消毒と同じ程度の効果を出すことが出来ます。小まめな手洗いを心がけて欲しい」
と言っていたが・・・

何かすっきりしないなあ。

濃度が高いから駄目なのか。だったら少し薄めれば良いのか。一般の消毒液と同じ濃度にすれば良いのか。
霧状でシュッと噴いても余り効果はないと言うが、薄めたスピリタスだったらシュッと噴霧して使うのは良いのか。それとも、そもそも、一般に売られているシュッと噴くスプレータイプの消毒液は余り意味がないということなのか。スピリタスが使えるのか使えないのか。スピリタスを薄めてスプレーじゃない方法でならアルコール消毒液として代用出来るのか。

自分が記者っだったら薬剤師会の答えでは納得しない。もっと突っ込んで疑問を解こうとするだろう。
記者は一体何のために薬剤師会まで行ったんだろう。一番肝心なことが分からない。

というか、自分だったらそもそもアルコール消毒液に飛び付くこともないだろうし、しかもいくら品不足だからといって、一番度数が濃いウォッカならコロナに効くんじゃないかなと自己判断して買うこともないだろう。

手を洗えば良い。

コロナ、コロナ。マスク、マスク。消毒、消毒。
世の中、何だかなあ・・・
どうなってるの。

因みにスピリタスは生(き)で飲まない方が良いと思う。体を壊す。

*新型コロナの感染者は、東京が140人以上、全国では300人以上。
「感染が拡大するのか収束するのか、ここ1~2週間が最も重要な瀬戸際の時期」と言ったのが2月24日。その最も重要な時期にとった対応の結果が分かるまでさらに2週間が必要ということであったので、もうその時期もとっくに過ぎた今になっても一向に感染者が減る気配がないどころか徐々に増えているということは、政府が瀬戸際の時期にとった対応策が上手くいかなかったということになる。

医師がこの患者はPCR検査をした方が良いと判断して保健所に連絡しても、保健所の方のから連絡が来るまで何日もかかった挙げ句に、検査を拒否される例が数多く報告されているとのことで、そんな点からしても、ちゃんとした対応策など全く覚束(おぼつか)ず、これじゃ感染が上手く収束に向かうことが出来るわけがない。

緊急事態宣言なり何なり、思い切った手段を躊躇なく一刻も早くとらないと感染が爆発しちゃうよ。

先手先手と言っていたアベ、実際は後手後手だ。

*新型コロナの感染者が全世界合計で100万人を超えたとか。
国連のグテーレス事務総長、
「第2次世界大戦以降で最大の難局だ」
「日本のコロナウイルス対策を注視している。日本への期待は大きい。世界の対応力を高める上で日本には非常に重要な役割がある」

日本は他の国に比べれば感染拡大の勢いが緩やかであるようだが、それなら日本のコロナ対策を教えて欲しいということなのかもしれない。

実は、日本は、横浜に入港したクルーズ船のコロナ感染者の数を日本の国内の感染者の数とは別々にカウントして欲しい、日本の感染者数と一緒にしないで欲しいと要請して、それと同時にかなり多額の資金を国連の感染対策計画に拠出したという話を聞いた。その甲斐あってか、クルーズ船内の感染者は日本の数には含まないことになったということを聞いた。嘘か本当か知らないけど、一緒にすると数字がドーンと上がって日本のイメージが悪くなっちゃうからとも聞いた。

多額拠出の目的がどうであったにせよ、グテーレスが期待する日本の貢献って、結局は金なのかな。日本はPCR検査すらまともに出来ない国だ。感染症対策で他の国に貢献できることが何かあるようにも思えない。

それに今の日本にはそんなホイホイと金を出せるほどの余裕はない。日本も苦しい。日本の中でも仕事がなくなるなどで今日の食事もままならない人が大勢いる。
余り調子にのってホイホイと金を出しちゃうと後で困るのは外ならぬ日本であり日本国民である。

*一歩も出ず。