●4月15日(水)
*午後、チャリで買い物。
先ず銀行で年金入金確認。
榎町のスーパーで冷凍のホタテとカキ。冷凍ゴボウは売り切れ。最近ゴボウはどこの店にもない。
新大久保でノンアルビールのオールフリーというのを買った。内臓脂肪を減らすとか。
体重もそうだけど、内臓脂肪って結局は「入り」と「出」で、入ってくるエネルギーが消費するエネルギーより多ければ脂肪が増えて太ってしまう。だから摂取カロリーを減らさないでお腹のポッコリをなくすには、食物繊維を多く摂って糖の吸収を抑えるか、運動して脂肪を燃焼させるかだけど、それでも駄目なら内臓脂肪を直接減らすという何かを摂らなければならない。
オールフリーを試してみよう。
中国食材店で棗(なつめ)とイスラム食材店で干いちぢく。
今日は支払いがキャッシュのみという店ばかりで、結構現金を使った。
都の休業要請が始まった4月10日に1000円ヘアカットの店に行ったが、都の休業要請のリストからは理美容業が外されたにもかかわらず閉店だった。今日も閉店。スマホで事前チェックしたが休業の”き“の字もなかった。何のためのホームページだ。顧客に対して失礼だ。
お隣の家はご夫婦のお二人だけだったが、最近たまに他の人も出入りしていた。今日はご主人と若い人とばったり、「息子です」と言われた。
他所(よそ)の家のことながら、どうして同居になったんだろう。コロナが絡んでいるのかな?
*アベが新型コロナに関して、緊急経済対策の中で予定している国民への30万円の給付金。対象は、収入が減って厳しい状況に置かれた世帯、ということらしい。
国民全員に一人当たり10万円を配れという意見がある中で、公明党の山口がアベに、この「10万円」を実行するように迫った。もう「30万円」の方は補正予算を組んでいるので、アベとしては今さら補正予算を組み替えるなんてことは出来ないし、役所の方も実施に向けた準備に入っているからと、山口の要求を突っぱねている。
「30万円」の対象世帯数の見込みは1300万なので、30万円x1300万=3兆9000億円。
一方、全国民への「10万円」は、10万円x1億2500万=12兆5000億円。
山口の「10万円」を取り入れると「30万円」より8兆5000億円も余分に金がかかってしまう。「30万円」の3兆9000億円でさえ、そんな大金はとても払えないと躊躇した末の一大決心だったアベにとって、いくら仲の良いお友だちの言うことであっても、更に8.5兆円なんてとてもじゃないけど無理だ。
補正予算も組んじゃったし、そう簡単に首を縦に振ることは出来ない。
この「10万円」は元々は野党の方からの提案であった。だからアベとしては野党の話なんかに同調するわけにいかないという意地もあるのかもしれない。
アベは気ぐらいが高い。他人の意見を取り入れるなんてことは不得意中の不得意。
野党は(公明も)この「10万円」は所得制限なしで行うべきとの主張だが、自分としては金持ちには「10万円」の配布はしなくても良いという意見だ。ただ、全員なら話は簡単、手続きを出来る限り簡略化して一刻も早く国民に届けさせようという意見も分からなくもない。
経済的に困っている人にとっては、事は急を要す。手続きを単純にすることによって、欧米のように2日、3日、数日でサッと届けられるというのであるのなら、所得制限のない「10万円」もやむを得ないかなとも思う。
とにかく、一番大事なのはスピード。
マスク配布一つをとってみても、政府が新型コロナを巡って政府がいくつもの無様な姿を露呈する様子を見るにつけ、アベ、そして今の日本にスピード感のある対応が出来る能力があるとはとても思えないが・・・ どうだろう。
「30万円」にしろ「10万円」にしろどれだけ時間がかかることやら。
*コロナ、コロナで世の中がガタガタになっているが、そうした中で「行き過ぎでは・・・」という事例が多数あるようだ。
・福島県の某大学では、ある教授が学生達に「福島県外に出ないようにしてください。発覚した場合は退学処分となります」というメールを送ったとか。
・あるトラック運転手が感染拡大地域を仕事で訪れたが、その運転手の子供に対して、小学校から「健康状態の良し悪しに関わらず自宅で待機するように」と言われたとか。子供は入学式を欠席。
・都内の運送会社で働く運転手が関東地方のある郊外のスーパーで積み荷の段ボールを下ろしていたら、通りかかった人がトラックの東京ナンバーを見るなり「トラックでコロナを持ち込んでくるな。国が自粛って言っているのが分からないのか」と叫んだとか。
トラックの運転手さんがいるからこそ、お前のところにも商品が届いているというのに、何たる暴言。酷いにもほどがある。
医師や看護師などの医療従事者本人やその家族、子供までもが、職場や学校で謂(いわ)れのない偏見の言葉を浴びせられたという話もいくつか伝わっている。
出社停止、登校・登園停止、保育園に行っても子供が一人で隔離された・・・
実に嘆かわしい限りだ。
新型コロナのせいで人の心までおかしくなってしまった。
マスク・マスク、消毒・消毒、手洗い・手洗い、自粛・自粛、三密・三密・・・
去年まで、1年間の死者が3200人とも、計算の範囲によっては1万人とも言われるフル(インフルエンザ)について、何も騒がなかった人間が、今じゃコロナで、まるで巨大な隕石が地球に衝突するのではないかというくらいの恐怖に怯えて喚(わめ)き叫んでいる。
人間って何ておかしな動物なんだろう。
●4月16日(木)
*神奈川県がコロナ対策のため職員120名を今日から募集するとか。良いことだと思う。コロナのせいで職を失った人が少なからずいるはずだ。他の自治体も出来る限り職員を採用してほしい。
*何だか寒いがチャリで新宿。いつもの系列とは違う1000円ヘアカットの店。何年も前に一度入ったことがあったけど印象があまり良くなかったので、それ以来一度も来たことはなかったが、いつも行く系列店がコロナで全店休業になってしまったのでしょうがなくやって来た。
券売機でチケットを買おうと思ったら、自分のすぐ後に40才くらいの人がやって来たので、財布からモタモタ金を出してその人をイライラ待たせてはいけないと思ったし、こっちは年寄りで別に特に急ぐわけでもないので順番を譲った。するとその男、ウンともスンとも言わず、こっちの顔を見るでもなく無表情のままでチケットを買って先に座った。
心の中ではお礼なんか言わなくても良いと思っているとはいえ、ただ、“どうも”の一言さえなかったのはやはり気分の良いものではない。こんなのが日本人なのか、譲るんじゃなかったなと後悔したのは言うまでもない。
今日ようやく髪を切った。
甲州街道の大原交差点近くにあるスーパーへ。昨日行った2軒のスーパーとは同じ系列店で、昨日どちらの店にも置いてなかった商品を購入。わざわざ遠くまで来た甲斐があった。
新宿の酒屋、テリーヌなし。船が入れば連休明けには届くだろうとのこと。
ハルクの地下を経由してエレベーターを使ってビックカメラへ。(1階の入り口はコロナで閉鎖) マイクロSDカードを購入。
青梅街道大ガード西交差点角の薬屋で、この前ハイカカオのチョコレートを見かけた時は一箱335円で安いとは言えなかったが、今日は298円だった。今まではある店で262円だったが、最近は何故かもう商品自体置かなくなって、他ではどの店も330円以上。ということで、298円なら買いだ。3箱。
帰宅。
*今日の気温は11度台だったようだ。袖無しTシャツに薄いシャツを1枚羽織っただけだったので、どおりで寒かったわけだ。膝あきのパンツでガッパリ開いているし。
*横浜市で保育園?から新型コロナの感染者が出たそうだが、市から「感染者が出たことは公表するな。園は開け」と言われたとか。
何もなかったことにしろということだ。情報をひた隠しにする体質は国も地方も何も変わらない。
*あしなが育英会は、「貧しい遺児家庭が更に貧しくなっている」として、奨学金を利用する全国の学生約6500人対して1人当たり15万円の支援金を贈ることを決定。
良いことだ。このくらいのことは本当だったら国がサッサとやってもおかしくないことだが、とにかく学生さんにはめげずに頑張ってほしい。
*公明の山口が再びアベに直談判、「10万円」に賛成してくれないなら今後自民との関係を考え直すと脅しをかけた。その結果、収入が半減した世帯主に30万円を給付するという案は中止されて、全国民に一律10万円を支給することを決断したようだ。
「30万円」は既に閣議決定もされ補正予算案も国会に提出されているので、アベとしては異例の組み替えを行うことになる。
今回のコロナショックは国民への影響が大きくて深刻だということなんだろう。
ただ、全国民一律ということは、金持ちにも給付されるということになる。
う~ん・・・
10万円が無くてもどうっていうことがないと思われるお金持ちの人にも給付、というのはどうなのかなあ・・・
余計なお世話かもしれないが、お金持ちは社会的弱者に寄付してあげるのも一つの方法だと思う。
●4月17日(金)
*今月7日に7都府県に出された緊急事態宣言の対象地域が、昨夜、全国に広げられることが決まった。
と同時に、最初の7都府県に北海道・京都府・愛知県などの6道府県を加えた13地域が「特定警戒都道府県」に指定された。全国を対象とした緊急事態宣言の期間は5月6日まで。
また、経済的に困窮した家庭に30万円を支給するとかしないとか、公明党の山口が「いや、そうじゃなくて全国民一律に10万円を支給すべきだ」とアベに直談判していた問題は、結局、一律10万円の支給を行う方向で話が進むことになったようだ。
自分だったら10万円、どうしよう。
以前にも1万円とか1万5000円くらいの給付金が、自分の場合2回(もしかしたら3回?)あったと思うけど、少なくとも2回はどこかに全部寄付した記憶がある。
10万円の内半分くらいはどこかに寄付に回そうかな、どうしようかな。
*14日の日記でも述べたが、トランプは新型コロナで落ち込んだアメリカ経済を立て直すため、何だか、もう新型コロナの感染拡大はもう終わったみたいな言い方をしていて、経済活動再開を段階的に進めようとしている、というかむしろ積極的に進めようとしている。
確かに感染のピークは越えたのかもしれないけど、いまだに毎日新たに何万という感染者が発生していることを考えると、他所(よそ)の国のこととは言え、経済活動再開はまだ早いと思うし、トランプはまさに秋の大統領選挙で自身が有利になるためにかなり強引に進めているという印象を受ける。
選挙ファースト、自分ファースの感を拭(ぬぐ)えない。
確かに経済は大切だが、アメリカの感染者の拡大はかなりの高レベルだ。これ以上死者を出さないためにはもう少し我慢した方が良いのでは。
*中国の今年1ー3月期のGDP伸び率は前年同期比ー6.8%で、データの公表を始めた1992年以降で初めてのマイナスとなったとか。
去年は、第一四半期 +6.4%
第二四半期 +6.2%
第三四半期 +6.0%
第四四半期 +6.0%
だったそうで、かなり大きな落ち込みだ。
更に、先月の小売業の売上高は前年同期比でー15.8%とのこと。
落ち込み、かなり大きい。
*買い物、4軒。袖無しTシャツで出掛けたが、そんな人は誰もいない。マフラーをしている人もチラホラ見かけられる。
階段。ジャンプ300回。
*財布の中を見たら、少なくとも3枚はあると思っていた1000円札が1枚もなくて、所持金733円。さっき銀行で下ろしてくればよかった。土日は現金引き出しに手数料がかかるので、月曜まで心細いけどこのまま。
*東京は201人で、初の200人超え。
新型コロナで外出自粛とか自宅待機とかということになると、暇を持て余した男と女がすることといえばアレしかないだろう。実際、世界的にコンドームが不足しているというし、何十年か前にニューヨークで大停電が起きた時、出生率が上がったとも言われている。
年末には日本でもベビーラッシュか?
新アベノミクスの第三の矢は、希望出生率1.8の実現だが、そのための政策はどうせ何の効果もないものであろう。そんな達成できるとは到底思えないような施策を一生懸命やるより、政府は電力会社に頼んで夜、送電を止めてもらえば良い。「今夜は子作り、停電の日」とか。
その方が下手な政策よりよっぽど赤ちゃんが生まれると思う。
*PCR検査をしてもらいたくてもしてもらえない人がいまだに大勢いるとか。
“患者”は「診療所」を通じて、あるいは直接「保健所」に行き、そこで必要と認められれば何日か待たされた後に「検査外来」に行って検体を取ってもらって、更にその検体は「検査機関」に持って行かれて検査され、ようやく陰性・陽性の結果が判定されるという手順であるようだ。
しかし「保健所」と「検査外来」の間で4~5日も待たされるということもあるようで、あるいは、「保健所」行きたいと直接連絡しても、「保健所」の方からもうちょっと待ってほしいとか来ないでもいいとか言われてしまうということで、検査にやたらと時間がかかってしまって、思うに、これじゃ“患者”が待機中に感染を広げてしまうことがないとは言えない。
何日か待たされた挙げ句、それでも検査を受けさせてもらえればまだ良いが、最悪の場合、医者の要請であるにもかかわらず何だかんだ言われて結局は検査を断られる例もあるということだ。
ということで、このような国のシステムではとても感染拡大を防ぎきれないと危惧した自治体や各地の医師会は独自の「検査スポット」を設け、「保健所」や「検査外来」への経由を外して、家の近くの「診療所」とこの「検査スポット」を直接つなぎ、ここで検体を採取することにより、検体をより迅速に「検査機関」に持ち込もうという動きが出てきたという。
国に任せてはいられないということなのだろう。
ただ、これにも問題があって、「検査機関」自体がもうパンクなんだそうだ。ふん詰まり状態ということ。
もう何をか言わんやである。要するに、一番の肝(きも)である国の検査受け入れ体制自体が全く整っていなくて、今回のような緊急事態に全く対応できない状態であるということ。
過去にSARSやMERS、それに新型インフルエンザなどの直接的・間接的経験があったにもかかわらず、政府はそういった「想定され得た感染症の拡大」の防止策をほとんど何も備えてこなかったということになる。
実に情けない。
しかも、検査体制だけでなく、新型コロナに対する政府の対応は何につけても後手後手に回っている。
国は中小企業やフリーランスに対する給付金だか何だかを配ると言っているけど、その給付金の補正予算が成立するのは4月末ということで、さらに実際に申し込みの受付が始まるのは連休明け以降になるとか。
民間の金融機関を通じた政府の無利子融資も同様。
そんな暢気にやっていたら店はどんどん潰れちゃうよ。海外と比べたら、日本は何をやっても後手後手。
マスクが良い例だ。
緊急事態宣言によって休業要請を受けた事業体への協力金について、国は自治体が主体になってやってくれという態度で、金のない自治体は困惑するばかり。