farm note 農便り

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モンスーン地帯

2024-06-19 05:34:29 | Weblog
早朝5時半起床。外は薄白くもやっている。これを見ると、いつもアジアに住んでいるのだと思わされる。日頃どんな地帯で生きているのか考えたこともないが、この季節になると、アジアに属していると、アジア人を意識する。家の前の稲苗もすくすく成長し、米作りがアジア人のアイデンティていーを呼び覚ます感じがする。周囲の山谷を覆う白い空気。今朝は寒い。雨の後の谷上流は清浄な空気が満たされている。母が長寿を保っているのは、こんな中であるからだと思ってしまう。
昨日は月一の整形科へ。ビタミンDの処方を受け、帰り道、久し振りに図書館に立ち寄り一冊の絵本が目に止まり、借りた。雨の季節なので、かさをささないシランさんという名の手を取りました。作者は谷川俊太郎。唯傘をささないだけで善良な人が逮捕され、ひどい目に遭うと言う内容が語れて絵本なのにと意外な思いでした。変わった意見を持っているだけでひぱっていかれるなんて!それも絵本の中で語られていました。とても重い意味を持った絵本だったので印象深い一冊になりました。絵本紹介テーブルの中の絵本でした。
地域史と若竹さんの本を予約して、リフレッシュな時間でした。

午後から、天気も回復し、ついに出来の悪い田にケイ酸カリ40キロを撒きました。また田用の長靴を出して、田の泥に留意しながら撒けて、ひと段落。雑草も生えていて、暑い日、草を取りに入ろうと思いました。以前奥丹後の田で京都出身の移住者がまるでお風呂で洗うように株元の草を取っておられるのを見ていたからです。まるで子供を洗うようにです。がらがら転がす道具も買ったけれど、不使用。手で海藻のような草取りもしたいと思います。たった一反だけですから容易です。ラジオを聴きながら、せっせ、せっせと子供の成長を楽しむかのようにです。大変な労働も遊びに代えます。
こんな風に充実した昨日。今朝筋肉痛も殆どなしがラッキーです。
まだ米つくりは出来る自信が湧いてきました。
しばらく田の稲苗をごそごそしてやりましょう。
畑はどうなるのか、草だらけでしょう。
まあ、いいや!
アジアの日本の小さな谷筋でバアサン、土泥と奮闘です。
朝靄のなかって本当に、気持ちいい!

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