farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

丹後半島へ軽トラでドライブ

2008-05-31 20:34:31 | Weblog
田植えも終わり、畦の二回目草刈も殆ど終わったので、予報で雨とのことなので、私のレク。先ず朝スーパーに野菜、殆どキャベツを搬入してから、9時半自宅出発。帰宅7時半。10時間の自由時間である。目的は大宮町のあるスーパー見学と丹後町のラベンダーを見に行くことでした。知らない土地を歩くって楽しいですね。同じ丹後人の舞鶴の人間も奥丹後に行くと異邦人的。それが私は好きである。
変わったものを買って、近くの温泉にあまりゆっくりもせず、入り、爽快気分。でも目的はラベンダーなので、それを見るまでは気ぜわしいドライブ。地図も見ず、行き会ったりばったりでした。何でも土地の人に聞きます。土地の言葉を聴くのがすきなのです。道の駅で働いている方に尋ねたら、帰る道なのでつれて行ってあげるとのこと。女性なので安心して山道を付いていきました。山の中腹の素敵なログハウスに止まられたので、少しびっくりしました。素敵なハウスが2棟。ご主人は炭を焼いておられるとのこと。また山に上がって田んぼを見せてもらいました。無農薬で4反くらいをされていました。段々の田んぼの先は日本海がぼんやりみえました。やまがあり海が見えうらやましい環境で、桃源郷のようです。でも冬はどうでしょう。ぜひまた伺いたい方でした。人生の新たな出会いになりました。偶然にも知っている方と懇意にされていて、出会いって縁のものだと思います。何か無意識ではあるが、つなっがているのでしょう。私はいのしし年であまり深く考えず行動しています。でもそのほうが、つまり直感に従うほうが人生大変かも知れないが変化があって、楽しいと思っています。このドライブ中、何回人に聞いたことでしょう。
これも旅の面白さですよ。とても楽しい一日で、明日の草刈りにも精が出せそう。
たまには脱日常でエネルギーをチャージしましょう。またあの無農薬の山の上の海の見える田を見に行きます。
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循環

2008-05-30 20:33:10 | Weblog
深くなってしまった田んぼにいくら上手に植えても水に浸かって成長しない。だからといって、ほって置くとなんらの改善がない。ある方に相談してみたら、いくら深くても植えたほうがいいとのこと。根が長く伸び、成長することにより、土も活性して循環がよくなって土は生きるってことなのかと私の低い理解。循環することにより、よくなる。体だって、食べて、排出していると、気分も体調もいい。稲だって、田んぼだって同じことだと思われる。何でも回っていないと滞ってよくないものね。いじけたような苗を植え替えて、なるべく深いところに植えて田んぼをいい状態にしたい。改良することが楽しみになっています。欠点を放置せず、いい田んぼにしたい。何でも手を加えて、愛情を注げば、結果はわかりますね。一歩一歩の前進です。
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そろそろ草引き

2008-05-30 13:37:43 | Weblog
今年初めてつくった田んぼにも苗が何とか根付きはじめた。除草剤を少し投げ込んだが、水を流してばかりいるので草は生えてくる。水の見回りに行くと、つい気になり手でかき回してやる。やっぱり除草機で歩こう。わたしの好きな泥エクササイズである。稲も喜ぶし、私の運動にもなる。株の張り付きもよくなると思う。
毎夕の犬の散歩で見て回るとき、いつもサギや鴨が田んぼのそばにいる。犬は走って追うが鳥は飛び立つか、田んぼの真ん中に逃げ込む。ネコを追う時も犬はただ走るので、猫がひょいと柿の木に登って見ていても、きずかぬ、わが犬、ダリ。まるでいのしし年の私のようだなあと、いつも恥かしく思う。犬のことはさておいて、私も田んぼを歩き回ろう。日々苗がしっかりしてくるのが見えて、楽しい。一時の忙しさが嘘のよう。5月下旬から6月はなんとなくゆっくり気分になれていいわ。
草引きだってゆっくり楽しもう。
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2008-05-29 20:53:14 | Weblog
昨晩、暗闇に光るものがあるので、良く見たら蛍が一匹舞っていました。
今夜は涼しいので多分カエルの合唱だけで舞っていないと思うがその内蒸し暑い夜蛍が玄関先でみられる。ちょっと贅沢な暮らしです。
昔と言っても50年ほど前、菜種のガラで箒みたいにしてもらって蛍狩りによくいったものです。ほーほー蛍来い、こっちの水はあまいぞ、そっちの水は苦いぞ、と歌いながら蛍を取って、ねぎの中に入れたり部屋に放して光を楽しんだことがあった。今は昔話。
今は水がきれいはずなのにすくなくなった。多分洗剤のせいかもしれない。
川はきれいにと思います。関心を持って蛍の数を眺めたいと思っています。
メルヘンに満ちた田舎になりますように。
先ほど、玄関に出たらちらほら光っています。まだ誰もきずいていない光景です。
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地産地消

2008-05-29 10:53:26 | Weblog
小雨の中、スパーマーケットへ野菜の搬入に行ってきた。本日の目玉はキャベツ98円、宮崎産なので家の自慢野菜、キャベツは冷蔵庫に保管してもらう。そんな安い値段では割りに合わぬ。大量安価な野菜がこんな地方にでまわる。宮崎県の農家の収入はいかほどになるのかしら?大きな農地での生産であろう。当地舞鶴は全体的に農地が少しなのでほとんどが中、零細農家である。だから高めに誰しも売りたいと思う。それでも野菜があふれ出すと、安売り競争化して私の怒りがこみ上げてストを起こしたくなる。高い交通手段で遠くからやってくる野菜。お味の程はいかがでしょうか?
長年都会暮らしをしていた私は、田舎の野菜のおいしさにびっくりしました。それはなぜか?
先ず、新鮮、生産者の顔が見えることです。この顔が見えることは安心につながります。誰々さんの野菜の価値を見直すことが大事だと思います。
学校給食にも搬入しています。安心して食べていける野菜作りにそろそろ私も積極的にかかわりたいと思っています。私らしさをどんどん織り込んでいきたいと思っています。
みんながその土地で出来た野菜を食べていればいいのに。もっとスローな生活スタイルを見直す時が来ているのです。
本日店に出した野菜は、じゃがいも、山椒の実、春キャベツ、ほうれん草でした。
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へびがやっぱり

2008-05-28 14:08:08 | Weblog
田の草刈をしているとやはりへび。昔はいやでひゃっとしたものだがこの年になるとしっかり近い距離で観察できる。蛇も強いものでいくら草刈機の円盤を近ずけても無視。昔は道でよく通せんぼをされたものだが、今はそんなに気にならない。でも好きではない。
昨夏、蛇のすごい光景を目撃した。それは、
水路の近くでカエルも丸呑みしている様子。じわじわと飲み込み、静かに、カエルがおとなしくなるのを待つ。静かになったところで丸呑み。それを目撃している私とカエル。そのカエルは子供なのか、奥さんなのか、恋人なのか?すごい光景でした。何気なく過ぎる時の中で生存競争が密やかに行われている。それが生きるっていうことなのですね。
いくら慣れたといっても好きにはなれぬへびについての感想でした。
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山椒の実

2008-05-28 10:27:07 | Weblog
たった一本の木にたわわに毎年実る。田植えが終わる頃が収穫適期。硬くならない内。昨夕は少し採った。触るとスパイシーな香りがする。一キロ二千円。高い気がする。でも採るのって大変だから仕方がないであろう。冷凍しておけばいつまでも保存可能で、この間はヤマブキと炊いたけれど、おいしかった。お魚と炊いてもいいし、醤油で炊いておけば夏の食欲減退期には嬉しい一品になる。子供の頃はこんなものどこがおいしいのかと思ったが、いいお年になるとああこれだけで十分なんって思うときもあるから不思議。日本の大切は香味ですね。
ラジオを聴きながら緑の草の香りに包まれながら採る仕事って贅沢である。
こんな穏やかな時間もあっていい。
これから田んぼの草刈。午後はまた山椒と付き合おうっと。

★サンショウ(山椒)
 サンショウ(Zanthoxylum piperitum)はミカン科サンショウ属の日本の代表的な香辛料です。北海道から本州、四国、九州の山地に自生しています。落葉の低木で葉には長楕円形の小葉が5~9対あり、雌雄異株で花弁のない緑黄色の花を咲かせます。



 サンショウの仲間は中国や朝鮮にも自生しています。中国のサンショウに「蜀椒(しょくしょう)」があります。神農本草経に「邪気、咳逆を主とり、中を温め、骨筋、皮膚の死肌、寒湿痺痛を逐い、気を下す」薬として記されています。また、「秦椒」というものも記されており、これらは日本のサンショウと同じミカン科サンショウ属の果実で、主に果皮を用いたようです。中国のサンショウは日本のサンショウとは異なり、輸入されているものは「花椒」が主となっています(Zanthoxylum ブンゲアヌム)。このサンショウは日本のサンショウより辛味や麻痺作用が強く、四川料理の主要な風味となっています。「青花椒」はイヌザンショウ、「紅花椒」はカホクザンショウまたはフユザンショウの果実と思われます。
 日本では江戸時代に但馬国の朝倉郷の今滝寺で発見された刺のないアサクラサンショウが多く栽培されています。近年になり、和歌山県で果実が房状につくブドウサンショウが開発されています。日本ではサンショウは七味唐辛子にも使われ、国産では不足するため、中国からの輸入品を使っています。
 サンショウの辛味成分はサンショオール等で漢方では駆虫薬や胃痛・歯痛に用いています。また、虫刺されにはサンショウの葉を塩で揉んでつけることもされたようです。

上記は参考になればの知識です。
一年に一度の山の恵みを楽しんでありがたく頂こう。

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石ころ

2008-05-27 21:16:13 | Weblog
今年は深い箇所がある、やや問題ありの田んぼに始めて植えつけた。冬の間、溝を掘り、真ん中にあったあぜを取り壊し、一枚のすっきりした田に整えた。一反二畝ぐらい。冬の農閑期のいい運動になった。そんなに苦にならない仕事であった。でも他人が見たら,まあお気の毒にと思われるだろう。私にはきれいな澄み切った冬の空気の中で、ものを改善していく喜びと、いい運動になって苦痛ではなかった。まるで子供の水遊びのように掘っては流しの繰り返しで、なかなか面白かった。川遊びのようであった。ラジオを聴きながら、犬のダリを遊ばせながらである。
少しずつ改良していく過程は楽しい。よくなるだけだから。
今年の冬の課題が出来た。深いところを掘って石を敷き詰めて、沈まないようにしよう。石がこんなにも有用だとは思わなかった。この間まで、ただの石ころだった。でも今年は石の大切さを知った。石も光る。来春代かきをした後、石を投げ込むのもいいアイデアである。
石ころにも大切は役割があるのです。始めて石のことを考えた春でした。

毎年課題が自然に上ってきます。
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さわやかな緑の季節

2008-05-27 10:42:35 | Weblog
雨のあとのお天気のさわやかなこと!この間の腹立ちは何だったのだろうと思う。
人間って本当に自然の影響をうけているのですね。
昨夕田んぼの水の見回りでカッコウがカッコウ、カッコウと鳴いていた。その前はふくろうがホーホーと鳴いていた。田んぼには、つがいの鴨がすいすい。ここ多門院はまだまだ自然豊か。春には、水色のかわせみを見た。水をきれいに守りたいものです。そこで洗剤の問題。このことは村の方に理解していただいて、泡の流れない川にしたい。そしたら昔のように蛍が乱舞するだろう。
長年都会暮らしをしていた私には、この自然が宝石のように光る。でも田舎の人はそれが当たり前すぎて価値の理解に乏しいようだ。家の前に走る高速道路は本当に目障りだが、まだ残されている自然の美しさに感動する。守らなければね。
さあ、これから田んぼのあぜの草刈にいこう。
蛇が待っているかな。
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自慢のアスパラガス畑

2008-05-25 22:10:33 | Weblog
三年前からはじめたアスパラ栽培。有機で試みている。そのためにミミズがうようよし始めて、嬉しい。勝手に畑を耕してくれる?今年は少しだけ収穫。あせらず、地道に栽培しよう。それにしても草は良く生える。いそがしい。生でも食べられる私のアスパラ。いい香り。青いにおい。卵とパン粉にまぶしてあげたアスパラっておいしいです。
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