farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

赤とんぼ、恋の季節

2009-09-30 19:47:51 | Weblog
田んぼの水溜りにぴょんピョンはねている赤とんぼ。よく見るとペアーになっていました。水面に尾をつけていました。10組くらいいたでしょうか。カメラをもってちかずくと、飛んでいきます。でもゆっくり撮りました。でも画面に出すと姿が見えない。よく見ると見えるかも。老眼鏡があれば見得るのかもしれない。恋が実らないシオカラトンボは追いかけっこをしていました。赤とんぼの中に一組のシオカラトンボでした。

鹿が鳴いたり、里山は恋の季節なのでしょう。

万葉集からの歌を見つけました。

奥山に
紅葉踏み分け
鳴く鹿の
声聞く時ぞ
秋は悲しき          猿丸大夫

オス鹿がメスをよんでいるのだそうです。
物悲しいようですがそれが生きるってことなのですね。


早春の散歩中、朝靄の中を走り去る鹿の後姿を見たことがありましたが、それはまるで、不思議の国に入ったようでした。思いがけない一瞬でした。
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もったいない精神

2009-09-29 19:24:31 | Weblog
アフリカのマータイさんのもったいない精神、それは日本のもので堅実に今尚息ズいている姿を見て、ほっとしました。

それは、近所の方のもんぺの膝辺りにつくろいのパッチワーク。素敵です。思わず私彼女の膝を触りました。物を大切になさっているのが嬉しいし、とても自然です。ものがたくさんあって、買えば安いものでも、大事に生活に馴染んでいるのがほっとさせました。

昔は母も繕い物をして靴下などよく修理していたようで、私も子育て中、その習慣を堅持?していて、つくろったけれど、息子たちは嫌がった思い出があります。
繕い物は自然なことだったのに、知らぬ間に買えば簡単と済ましてきました。

昔の懐かしい習慣を思い出して嬉しい気分、ものを大切になさっている方の姿は美しいです。この夏二枚もんぺを買いました。安価だったので、片方はすぐ、膝が破れました。もんぺの繕いを見なかったら、多分私は昔の習慣を忘れて、ゴミ箱にポイだったかもしれません。でも私も繕いを楽しく、面白くやってみようと思います。
昨年ネットで手染めの藍染めのもんぺはこの間まで町用にちょっとおしゃれにはいていましたが、ついに畑用にしました。このもんぺはしっかりしているので、長く使うつもりです。一万円近くしたので、なかなか畑におろせませんでしたがついに野良着になりました。やっと本来のところに落ち着きました。


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今日、初めて自分の釣具一式を買いました。さて何時、何匹連れるのでしょうか。女三人の魚釣り。糸がもつれやすいのでリールの扱いを練習しなければですが、さていつしようかな?鯵がたくさん釣れるそうです。
糸を垂れる時間ってきっといい時間だと思います。もし気に入れば、閑を見つけて何処かの海で糸を垂れる事でしょう。新しい趣味っていいですね。60歳代から新たにです。日野原先生は70才代から新たな楽しみを提唱されているから、70から何かも考えながら糸を垂れるのです。
息子達の今不使用のピアノの利用も考えています。
50歳代に習い始めたピアノは中断中。もう指は動きません。毎日の練習がないと駄目のようです。

仕事も大事、でもそれだけではいや。よくばりな私です。
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新しい出会い

2009-09-28 08:07:40 | Weblog
雨が降りそうなので、インショップへの搬入を早めて、6時半ごろでかけました。
朝早くは気持ちがよく、爽快に帰り道を走っていると、田んぼで草取りをされている年配の方が居られ、今朝は車を止めて田んぼの中へ。昨日も同じ事をされていて、気になりながら、走っていましたが、バックしてお話を伺おうと思っていましたが通過。でも今朝は止めました。
蓼の草取りのようで、おひさんの出ない涼しいころにカゴ3杯とったとのことでした。また昔はこんな田の草も野菜がない時、食用にしたとかお話してくださり、隣村の方でも顔と名前が一致せずですが、ずっとお会いしたいと思っていた方でした。地域史に関心があり、冬になると、図書館で調べていたのですが、歴史会のメンバーだということがわかっていたので、いつか話を伺いたいと思っていた方だったです。奥様は母と同じ村なので、奥様は存じていたのですが、旦那様はさっぱり分からなかったのです。簡単な自己紹介をして、村の歴史を農閑期にうかがいたい希望を述べて、お仕事の邪魔をしないよう帰ってきました。
歴史を紐解くきっかけがやっと出来ました。
嬉しい出会いでした。
冬のお話が楽しみになりました。
素敵な方にこれからもたくさん出会いたいと思ったもので、いい方に出会うにはこちらもなるべくいいようにと修行の大切さを思いました。

昨夜はお二人のブログ仲間の方から励ましを頂いたのも、新たな出会いでした。
バーチャルであろうとなかろうと、いい方からの言葉は心にしみます。いくつになっても、いい方には巡り合いたいものです。私も誠実であろうと思います。

さあこれから雨がふりそうなので、レタスやターサイの定植で畑をパッチワーク模様にしてきます。売れ残りの野菜は田に撒いてきます。
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フル稼動

2009-09-27 19:18:56 | Weblog
朝8時から電気柵下の草刈り。その後延長電気柵下の草刈り追加、小字倉庫の草刈り当番、それに加え、今度は畑の電気柵下の草刈り当番を3人でしました。集中しての草刈りです。
午後からお宮さんの祭り前の掃除、これは二村合同です。約1時間、村総出でしました。今年は私達の村の祭り番なのですが、出し物はなしです。皆忙しくて、振りものや神楽の練習が出来ないためのようで、ちょっと寂しい気がします。でも旗は立てられ、村祭りの雰囲気が出ています。太鼓の音もお囃子の音もないお祭りのようです。

こんな具合に一日村用で過ぎました。

毎年感じることですが、さすが田舎の女性は草取りを手早くされて、私はそのスピードについていけませんでした。やはりすごい力を発揮されます。まるで草取り競争のようです。やはり経験の差が出ます。
折角隣村と合流したので、話でもしたらいいのですが不思議と交流がありません。
いつも不思議に見ています。

そろそろまた草刈りの季節です。田の周囲の草を刈って、肥料を施し、鋤いて、一年の作業が終りますが、これからがまた大仕事です。私の代は専業なのでぼちぼちお天気と体と相談してします。

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田んぼに作ってしまった水溜りにペアーの赤とんぼの恋の様子を始めてみましたよ。
尾を水につけて産卵なのでしょうか。たくさんの赤とんぼのペアーが恋の季節を満喫しているようでした。シオカラトンボは追いかけっこをしているようでした。私のビオトープ田んぼです。写真に撮ったけれど、どうかしら?
つゆ草のブルーがとてもきれいと見とれました。彼岸花も赤い色で印象深い。

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農ふれあい教室へ

2009-09-26 19:10:59 | Weblog
第三回目のふれあい教室は秋晴れの下、盛況で終りました。舞鶴特産の万願寺甘唐辛子、紫ずきん(黒豆の枝豆)、これも中丹地方の特産農産物の親子連れの収穫体験、午後から稲刈り。私達生産者はカレー作り、地産地消で地の野菜を使って大なべ、3つのカレー。なす、万願寺甘唐も入れて舞鶴らしい甘口カレー。これに新鮮野菜サラダ。お代わりしようと思ったけれど、一皿で大満足のカレー。たくさんの人と、頂くカレーはおいしい。山に囲まれた静かな里の廃校での一日でした。

話の中で、鯵つりの話になり、近い内女三人で鯵つりに出かけます。釣具をやっと買うことが出来ます。一度息子三人の釣りを見ていて、私にもマイ釣具がいるなとずっと思っていましたが、やっとその機会が来ました。
何匹つれるのか楽しみです。満月の時、たくさんつれるとかです。
新しい趣味として本格的にFishingを始めます。
足首を骨折しても大阪までサイモンとガーファンクルを聴きに行く彼女から又これまでと違った世界が展開しそうです。お花大好きな彼女とはなんとなく気が合うのです。この間はタイに行ってきたとか、行動的です。海の近く育ちの彼女は山育ちとは違った感性を持っておられて面白い。

帰ると母はまだ畑らしく、迎えに行くと、とろとろ乗用耕運機に乗っている。何してるのと聞くと動かないとの事。よく見るとガソリンが無し。これでは走りません。ちょっとあるから走ると思ったのにとの事でした。

たまにはボランティアも楽しやの一日でした。

農文協からの教育ファームの取材もあって、女性の声を聞きたいとの事で、日頃感じていることを話しておきました。

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いい格好しているだけ?

2009-09-25 10:52:37 | Weblog
よぼじいさんと言うまだ会った事のない方がもっとずぼらに、肩の力を抜いてとアドヴァイスをくださいます。そう写っているとすればそれは大違いで、私は抜きすぎていて、ずぼらが積もって家はおもちゃ箱をひっくり返したよう。ブログに書いていることはただの生活の一面で、私のなれない田舎での農作業の悪戦苦戦で感じたことを思いつくままに書いています。 私の息抜きです。現実逃避かもしれません。

目下の悩みは如何に仕事をしながら家事をこなしていくかです。家もすっきりと、人を歓迎できるようにする事です。今ならちょっと待ってねばかり。如何に余裕を持って生活するかが私の課題です。いのししのように走りながら、気持ちよく生活するかです。
だって忙しいものと言えばそれでお終いですものね。

さあこれから祭りの季節になり、持ち場の道路の草刈りをしてきます。
明日は農ふれあい教室のお手伝いに行くので、ゆっくりこれから家事をします。
色々することがあってさあ大変。
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やっと定植

2009-09-22 23:15:10 | Weblog
雨が降るという予報だったので、ターサイ、レタス、エンダイブ、コスレタス、ビーツの定植をしました。がなかなかあめが降らず、幼い根が心配でした。やっと夕方雨が降って、野菜の親になった気持ちでした。良かった。

連休に三男が老女二人の生活をチェック?にきてくれて気になっていた放置畑の草刈りをしてくれて助かりました。本当は脱穀をしてもらおうと思ったのですが、まだ冷蔵保管庫にはお米が残っているので中止。
猫の手も借りたい季節ですから、三男の手は助かります。気ままな女達の生活点検をして、いつもこぼしています。家の整理整頓が出来ていないとイライラするといつも減点されています。家に入れば、やれやれして家事が出来ないからですが、それを言うとそれは言い訳とこんこんとお説教され、立場も変化してきました。子供に言ってきたことを言われるようになり、反省しきりです。ブログを書く暇があれば、掃除でもすればいいのですが、それがなかなかできません。同じ姉妹でも、妹は家事の大ベテランなのに、私にはその能力がないらしい。これを言うと又三男に怒られてしゅんです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

それにしても雨が降ってきて本当に嬉しい。幼い野菜も今夜ホットしている事でしょ。生育を見に行くのが楽しみです。
早く定植したエンダイブはだいぶ葉数を増し、いい展開ぶりで日光をさえぎって、軟白化を試みています。もうすぐ、私の自慢の野菜が生まれます。おしゃれなフリル一杯の野菜です。もう私の野菜に馴染んでくださるお客さんもいるようです。
わさび菜は紹介文を書かずとも売れていました。
もうターサイも売れ筋になりました。最初は本当に売り出すのに苦戦していました。ひょっとしたら、お客様は私のニューフェイス野菜を待っていらしゃるかもしれません。それが私の楽しみであり、喜びです。だから農作業が出来るのです。
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秋、猟師さんうろうろ

2009-09-21 13:18:16 | Weblog
こまめ耕運機で畑を耕していると、幼馴染のおじさんが猟に。わなをかけるらしいです。この間檻でしかが捕れたとか、そう言えば、近所のおじさんがユンボであるいた跡があり、何故かと思えば、多分鹿を埋める穴堀だったのかと納得。
しばらくおしゃべり後、山行きスタイルでかんちゃん(子供の頃の名前)は山へ入っていきました。でもすぐもどってきて、何故かと問えば、栗の木に熊の引っかき傷があるから、熊がとれても困るから中止とのことでした。近くに熊がうろうろしているのですね。でも私はラジオをかけながら、仕事をすることも多いし、ダリもうろうろしているし、安全だとおもっています。でも夕方はいないようにします。

寛ちゃんが帰った後、今度は他の町の猟師さんが来ました。彼はよくうろうろしているが、あまりしゃべりたくないので、無愛想に仕事をしてみていました。

秋が深まるといよいよ猟の季節らしく、猟師さんも忙しそう。
しっかり捕ってくださいよ。最近もう余り期待もしていません。昨年とってあげると言いながら、大変いのししに悩まされた年でしたから、あまりあてにしません。もう関心は里山を如何にするかがわたしの課題だからです。
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秋晴れの中の農作業

2009-09-20 21:00:10 | Weblog
早朝から野菜の搬入。その後公民館の組当番の掃除を約一時間。その後やっと畑鋤きに出ました。小さな畑3区画全て午前中に鋤けました。単純なエンジン音を聞いていると眠くなりました。
明日もう一度ミニ耕運機で畝上げをしてそれから色んな野菜の定植をします。コスレタス、レタス、紫キャベツ、ビーツなどです。雨の前に植える予定です。

午後から田んぼの縁の草刈り、肥料撒き、そして、鋤きました。わらが早く腐植するようにと、株からイネになるのを防止して、株刈りをしなくてもいいように早く走りました。これから少しずつ田んぼを走ります。合間を見て畑へ。
目下母の作る野菜の間引きで大忙し。白菜、大根、カブ、それに加えてなす、マメの収穫。今日はほうれん草もひけそうでした。少し引き、しょうがも出来始め、大忙し。母と秋野菜が私を多忙にします。

綾部に住んでおられるカナダ人のトレイシーさんの陶芸の案内も来ているので、時間を見つけて行きたいし、来週は農協のふれあい農教室のお手伝い。子供達とのふれあいを楽しみにしています。

すっかり秋模様になり、きんもくせいが季節を教えます。虫もよく鳴いています。
夜空の星は高くなり、きれいです。

夜ちょっと本でも読もうと思うと、もう本格的に老眼鏡が必要となり、読み出すと眠くなります。これから夜が長くなり、食べてばかりいないで、いい本をたくさん読みたいし、農業関係の本も読みたい。

人生100年時代へと意識も変えて老い方もしっかり見つめていきたい。
40代の頃は80歳までの人生計画でした。今変更の必要を感じています。
如何に元気で生涯現役として生きていけるか、それには新たな学習も必要になってきます。又語学のブラッシュアップや里山について考えて生きたいと思っています。65歳でもう一度外国にも行きたいと考え始めています。母が元気でいてくれるといいのですが、どうなるのでしょうか。ケセラセラ?その外国もアジアか、ヨーロッパか、アメリカ? 夢を練っていきたいと最近思い始めています。多分これは田舎の生活に慣れて、何とか目途が立ってきたからかもしれません。人生100年ですからやはり準備も必要ですね。

朝が早いから、いやこれから野菜の調整をしようかと考えています。朝か夜か。
やっぱり寝ます。
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稲刈り終了

2009-09-16 20:49:55 | Weblog
やっとコシヒカリが全て刈れました。一日中田んぼの中。朝露がなかなか取れず、又倒れている稲だったので、のろのろ運転でした。水が溜まっているところは前進、バックの繰り返しで刈り取り、要領も会得できています。下の田に降りるとき、コンバインがバウンドして振り落とされましたが、ドンマイでした。上がるときはバックで上がりました。緊張する一瞬です。何とか機械も倉庫にしまって、ネットも外し、田は寂しげになりました。
近くでサルが一匹現れていました。ひょっとしたら仕事中の田の近くにイチジクの木があり、食べにきていたのかも、残念ながら私がうるさくしているので、飛びかえりました。サルの色は私の犬のダリと同じ色でチョコレート色、ダリもうろうろしているとサルと間違われるわ。今日は気が散漫になるのでハウスにつないでおきました。
10月中旬まで稲刈りから解放されます。ほっとです。
今度は秋野菜が私を待っています。日ごとに大きくなるようです。
今度は私の畑へ。
鋤いてから色んな野菜を植えます。先ずはビーツ。だいぶ大きくなってきたので定植。レタスやからし菜も定植待ち。
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