farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

絵本との出会い

2016-09-23 06:47:45 | Weblog

人との出会いもいろいろ面白さがありますが、

本との出会いも、興味深いものがあります。

一瞬に手にする出会い。

いろんな思いが交錯して、手に取る。

昨日はずっと曇天の雨降りの一日。

退屈して近くの本屋さんへ。図書館もいいと思ったけれど、本屋さんへ。

細かい字を追うのも大変に、根気もなくなり、まず、絵本コーナーへ。

こころには、孫に何かないかしらという思いも抱えてでした。

たくさんの絵本の中で、ビニールで封されていた本を開けてもらって、読み、購入しました。

タイトルは、このてはあなたのためにでした。もとアナウンサーの山根基世さんの訳。

きっかけは、孫がビデオの中で、手を眺めて、おててといっていたからです。

それと、徹子の部屋で福山正治さんが思い出の中でみかん作りをされていたおばあさまのごつごつした働く人の手をされている写真を紹介されているのが印象に残っていたのです。私の手もだいぶごつごつしてきて、手には思いがありました。

この夏大阪での絵の鑑賞でも老、農婦の働く手の絵が印象深く残っていたからだと思います。

いろんな思いが心にあったので、本の選択は簡単です。

ヤフーで洋書も検索。歌にもなっていて、楽しい。

英語版も取り寄せたい一冊。

今日二男が来るので、持たせたいと思っています。

出会いって、偶然でなく、必然のような気がします。

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継いでいくこころ

2016-09-20 08:16:28 | Weblog

お彼岸もここ。

台風前の今朝。

雨降りです。

 

畑の様子を見に行ってきました。

ネットを張っても鹿の侵入の形跡在りです。

どこから脱出したのか、追跡不十分なまま帰ってきました。

 

こんなどんよりしたお天気の朝は、彼岸の入りのせいか、ちょっと、家を継ぐということを考えました。

この間書いていた、若狭からこられた先祖にあたる、周吉さんのことを考えました。

この方とは、血縁的につながらないのですが、家を継ぐという点でつながっています。

簡単な調べとして、お隣の若狭、今寺というところから来ておられます。

いつだったか、どんな家なのかと敦賀からの帰り道、立ち寄ったこともありました。

その村は建築材を産出するところで、だから大工さんなのかと察しています。

何故か若狭には大工さんが多いなあという感じです。

偶然にも、その家は、母方とのつながりもあり、縁という不思議に驚かされます。

私も家を通して、縁があるわけです。

蔵に、周吉さんが用意された漆器の箱がいくつかありました。

が、何年か前、蔵を修理した際、誰かが、中身の漆器を持ち去っていたことがありました。

こんなふうに、人の大切にしているものを持ち去るなんてと憤慨したものです。

これがあらためて、犬を飼うきっかけでした。

女所帯は、なにかと隙だらけのようです。

このようなことを通して、家を守ることの大変さを思ったものです。今も蔵に至る角に電灯を用意したのですが、ケースがおかしく

割られています。最近きずいたのです。

長年空家だったおとなりにも、若い一家が引っ越し来られ、て明るくなったので、少し安心。

以前離れた畑にいる頃、前飼っていた犬のダリが異常に吠えていることがありました。

そのころ、誰かが蔵の物色中だったのでしょうか?

狭い、静かな村でもこんなことがあるのです。

こんな環境の中で、家を守り抜くことの大変さを思います。

先人たちがコツコツきずいて、守ってきたたであろう家を守り続けることの大切さを60才後半で思い締めています。

 

お隣の村の古文書に現れた周吉さんとの出会いで、いろいろ考えてみました。

同志のように、身近にかんじられるからふしぎ!

おばあさんになったから思う心模様でしょう。

年を重ねるのも悪くないわ。

 

 

 

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雨、雨、、、、ゆっくりのお休み

2016-09-19 06:45:16 | Weblog

台風のせいで、不順な天気模様です。

半分に縮小した畑のまきものが終わっているので、ゆっくりした気分で過ごせます。

まだ空白もあるので、種をまきましょう。

いろんな種を落として、楽しみたいです。

 

こんな🌂の日は、どう過ごそうかと考えます。

久し振りにプール?

図書館?

資料館?

一番しなくてはならないのは、家の掃除なのに、これが抜けています。

物を捨てることが一番なのに、この選別に時間がかかり、いつも後回しの呈です。

困ったもんだわ。

 

 

 

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不思議な15夜の晩

2016-09-15 22:37:44 | Weblog

今夜は15夜。

不思議な夜になりました。

夜回ってきた回覧板で、地区の古文書の詳細を知りました。今後もっと出るはずです。

わくわくして読みました。

そんな中で、改めて、

舞鶴市から頂いていた  京都府立大学文化遺産草書第11集、舞鶴地域の文化遺産と活用のページを繰っていると、思いがけなく、我家の二代前の先祖がお隣の村の法起菩薩堂、1807年に作られたのを再建に大正4年に入札をした記録が載っていました。若狭から婿入りされた方は大工さんだと聞いていましたが、まさか、今夜出あうとは!金51円で入札されていました。ずっと前、従弟が法起さんの事を色々言っていましたが、他人事のように、聞いていたことがありました、。お隣同士の村で見えぬ悶着があることを聞いていたのです。

 

一昨日は、三代前の方でした。

地域史にどっぷりつかっているので、こんなことがあるのですね。

まさか今夜周吉さんに出会うなんて!

一昨日は旧土地台帳で、近蔵さんでした。

皆さんがとても身近に感じられ不思議です。

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畑では、母の出番で白菜、大根などを撒きました。

母も元気で張り切っていました。

私は畑作りに大忙し、肥糧を撒いて、また鋤いて、母の段取りを考えると、早く畝をあげて。。。。。。。。

母は確実に畝に少しめじくったタネを落としていきました。

久し振りの畑で、母はいきいき、健在です。

93才です。経験って宝です!

畑は、まさに健康道場です。

 

お彼岸もそこ、しっかりお墓掃除をしましょう。

お彼岸を前に、昔の人々の足跡が見えてくるようです。

偶然にも二男は一級建築士なので、話そうと思って電話したけれど、出ません。

そう彼等は、石川県地方に家族旅行中でした。幼い孫にいつかいろいろ話してやりたいものです。

つないで人生のリレーをゆっくり、確実に走りたいものです。

見守られている気がして、家をしっかり守らなければと責任を感じます。

今夜は不思議。

 

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村の歴史

2016-09-15 19:58:40 | Weblog

長年生まれ故郷を離れ、帰ってきたのが、13年前。

狭い閉塞的な古い田舎が何となく好きでなく、学生時代を東京で、一時アメリカで、後ずっと京都で生活をしていた私。

ユーターンしてからは、特に村の歴史に関心を持ち続けてきました。

3年ほど前、お隣の村の古文書の説明会があり、参加していました。

京都府立大学の学生の「研究発表会でのアンケートで、神社の祭祀に関して一村だけでは、研究できず、我村も研究する必要があるようなことをアンケートで答えていました。

神社の祭礼はお隣の村と交代で行っているからです。

このアンケートが効を奏したのか、昨年、我村のお祭りに聞き取りに来られました。

これを機に、我村も研究対象としてとらえられ、文書も多く見つかり、これから、もっと村の歴史が明らかになる筈です。

夏休みの自由研究としていた、てアブラギリも大学で研究テーマとして研究されているとのことです。

これからみつかる文書を通して、我村の歴史のベールが開き始めました。

これに至る、私のアンケート回答にひそかに笑みが浮かびます。

興味が、知的好奇心をもって対していれば、いろんなことが分かってきますね。

火付役が出来た感じです。うれしい!

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旧土地台帳に出会う

2016-09-14 21:43:54 | Weblog

狭い谷筋の村々にも下水道が敷かれるようになり、目下その準備であわただしい昨今です。

今年田植え前、作業場に軽油をとりに行くと、大勢の市からの調査の人々に出会ってしまいました。

その中で、倉庫近辺の地盤が誰々の物だとのこと。初耳です。

まあ、なんということか!

突然この忙しい時ににと、ぷんぷんの私でした。

振り返ってみると、その言っている人は70年前、その方の分家筋から買ってと言われ、親たちが購入したものだということは知らない訳です。

土地の経緯を知らなくて、びっくりするような言葉でした。変遷がお分かりになっていないようでした。

 

母から聞く昔の話がまた続きます。

この辺にも土地があったそうだと。ずっと、わけのわからぬ話に戸惑いでいっぱいでした。

しかしいろいろ調べているうちに、旧土地台帳に出会い、確かに小さな畑4筆の記録がありました。

旧土地台帳の中で、3代前の先祖の名前を発見し、おもわぬ人との出会いでした。

その先祖が鮮やかに浮かび上がってきました。

台帳を通して、記録を通して、いろんなことがわかり、面白いと思いました。

冬休みは、この台帳閲覧をたのしみとしたいと思っています。わずかに残った知的好奇心に火がともったようです。

農業を始めて13年、土に対する思いも深まり、今後土地についての関心を深めて、歴史への興味も深めました。

土地に関して、あーだこうだと言っているうちに、思いがけない拾い物をしたようです。

わずかな土を守るのも、大仕事です。

次世代にバトンタッチするまで、私の様々な関心模索が続きます。

土を通して、いろんなことが解ってきます。

まだ1歳ちょっとの孫にいつか、語ってやる土地の話を温めたい。

まだ彼は、片言をしゃべり始めたばかりなのに。

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畑仕事

2016-09-13 05:35:57 | Weblog

昨日は、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの定植を一人でしました。

いよいよ母からの自立です。

これまで、母の仕事ぶりを見ていて、できるようになりました。

苗はすべて購入です。

苗つくりをしている時間が夏はとれないので、毎年購入。

定植後、鹿の餌にならぬように、掛物をしてピンでとめて、余分の仕事です。

おおく鋤きすぎたので、またタネを買いに。

水菜とラヂッシュを撒いておきました。

縮小した畑とはいえ、まだまだ余白があり、しばらく畑のパッチワークで大忙し。

今秋からいよいよ一人で畑を仕切ります。

母の見よう見まねでコツコツ、ぼちぼちです。

やっと夏かぜも退散して、私の畑デビニューです。

定植後、またまた伸びた雑草をかり、菊芋が伸び、うっとおしく刈りすっきりしたのは、気持ちだけ。

まだまだ雑草刈りは続きます。

すこしずつ畑らしくなっていくのは、単純な喜びです。

 

さて、母は家で、テレビです。犬がいるので、安心です。こころ、お留守番たのみますよと声をかけて出かけます。

オリンピック、小池さん、相撲と、興味の対象が次々で飽きることなく、充実しているようです。

これからは、お天気のいい日、畑の観察を楽しむはずですから、いい畑を作らなければと思っています。

お天気も不順で、次に晴れれば、糯に稲刈りも予定に入れて、お天気の日は畑でゆっくり、こつこつ、ボチボチを心して過ごします。

やっと、母からの自立の秋です。

やっと母のアドバイスにも耳を傾けられそうな秋です。

 

 

この間撒いたすぐきはすべて虫の餌になってしまいました。

このことは、初体験で、次への教訓です。

 

 

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日記代わりのような

2016-09-11 07:11:54 | Weblog

ブログを日記のように利用している私。

日々の思いを余力があれば書き留めています。

衆人にもさらして、こころはクリアーです。

さて、昨年どんな農生活をしていたのかとチェックしてみると、あまり記録がなかったのが不思議です。

昨年はなんとなく体調に変化があり、腿辺りが痛かったり、秋には、乳がんの検査にひっかかり、再検査など、滅入る健康上の

問題が露呈して、年齢を意識させられ、記録もいい加減でした。

毎年、ここが、ここがと体に変化が現れ、心もそれに誘導されて、老化の途上にある身を感じさせられます。

妹のもう70なんやで、と警告電話。

息子の心配電話。

こころとからだのアンバランスが夏かぜとなって発現で元気なようなそうでないような秋口に立っています。

今日は、ゆっくり。

でも母のやる気消失ややる気が出てくる、日々のこころの推移にも、留意し、畑で過ごす時間が多くなります。

 

私の体は、これらの微小な変化に対応が大変なようです。だから、夏かぜ。

これからは、体と心のしずかな声に耳を傾けることが必要と心していますが、

走るのはイノシシだけでなく、猪年生まれの高齢の母娘も走ります。

走れるうちが花。ボチボチしましょう。

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平成28年度のコシヒカリの稲刈り終了

2016-09-10 21:07:36 | Weblog

来週は🌂が続く気配で、稲刈り決行。

乾燥機のモミを排出して、田へ軽トラを回し、四隅を刈ったり、ネットを外したりと大忙し。

犬のこころを散歩を兼ねて連れ出したけれど、ネットに捕まり、助けての甘え声。

あれやこれや準備完了、開始時間は11時頃になり、まだ水滴がついていたけれど、刈りました。

午前と午後に分けて、終了したのが4時前。

4時からは、老人会のお念仏があり、大急ぎで、参加しました。

終わるや否や、軽トラのモミを乾燥機に張込み、次は畑へ、走り、トラクターを倉庫にしまって、忙しい一日の終了でした。やれやれです。

とても充実した一日でした。

明日はゆっくり、母と野菜のタネを買いに行きましょう。

今年は大変遅れているのですが、母のやる気があるうちに、畑仕事もしましょう。

でも規模は縮小、自家用の野菜だけを作る予定です。

毎日、こんな具合に忙しくしています。

昨年はどんな秋を送っていたのか、バックナンバーを覗いてみます。進歩があるのかしら?

 

 

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こころ静かに

2016-09-09 21:34:07 | Weblog

ほとんどの田は刈られて、秋の訪れが感じられて何故か、ほっとする最近でした。

しかし今日は、近所の89才の方のお葬式でした。まるで稲刈りが終わったので、安心されたかのように逝かれた感じでした。

無理したらあかんで!出会う度に言葉をかけてくださったかたでした。

農業一筋で晩年は山ブドウに精をこめられ、愛しそうにブドウの房を見せてくださっていました。

お見舞いに伺いたいと、おもいつつ、夏風邪や稲刈りの多忙で、そろそろ大安の日にと思っていた矢先でしたので、びっくりしました。

こんなことが突然、不意に起こるのだと、心を引き締めた午前中でした。いつか私もなのだと、こころが引き締まります。

こんこん夏かぜのせきをしていると、電話口で、何歳だと思っているの、もう70才やで!心配やわと、妹の声。

はい、これから寝ます!と応答です。

若い若いと思っていたのに、顔はしっかり若さも消えて、お年寄りの顔つきにびっくりします。

しのびよってくる老いを避けているが、避けようもなく、親しんだ方の死には、しんみりいたします。

 

でもそんな、気分を払拭するかのように、午後から、畑を縦、横、トラクターで鋤き、母の希望通り、草山からの大変化です。

肥糧や堆肥を撒いて、近いうち、畝あげをして母にタネを撒いてもらいましょう。今年は遅れているので、白菜は撒かないかもしれないと、母が言いますがどうなるでしょう。

この間まいたすぐきは芽を出していました。大切に育てたいと思っています。鋤いた後の畑は気持ちがいいらしく、犬のこころは散歩です。

 

明日もお天気らしく、最後の稲刈りをしようかと、田んぼへ。

出来そうです。

明日、コシヒカリ、最後を刈ります。

準備完了で明日10時ごろから集中して稲刈り、もうひとり稲刈りも慣れたので、スムーズに終わりそうです。

68才の稲刈りです。

10月になると、羽二重糯をこれは、バインダーで刈り、稲木干しにする予定。

まだまだ多忙ですが、ちょっと目途が立ってきたので、ブログ更新も可能です。

暑かったり、涼しかったり、この変化に対応するのが大変と体が反応していますが、なだめて、なだめて、田や畑で時間をっ過ごしましょう。

秋が深まれば、中学校時代の同窓会、ひょっとするとインドネシアへと楽しみをぶら下げてマイペースで農婦業に精を出しましょう。

 

 

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